JP2007300373A - 機器情報管理システム - Google Patents

機器情報管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007300373A
JP2007300373A JP2006126422A JP2006126422A JP2007300373A JP 2007300373 A JP2007300373 A JP 2007300373A JP 2006126422 A JP2006126422 A JP 2006126422A JP 2006126422 A JP2006126422 A JP 2006126422A JP 2007300373 A JP2007300373 A JP 2007300373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
device information
storage unit
operation setting
management system
information storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006126422A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Kataoka
太郎 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2006126422A priority Critical patent/JP2007300373A/ja
Publication of JP2007300373A publication Critical patent/JP2007300373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】機器情報の安全性が確保されるとともに、機器情報が蓄積される機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作の追加、変更又は削除が容易な機器情報管理システムを提供する。
【解決手段】機器情報管理システム1は、機器情報テーブル73と操作設定ファイルフォルダ42aとクライアントコンピュータ31,50と表示用サーバ43とを備える。機器情報テーブル73には、機器情報が蓄積され、操作設定ファイルフォルダ42aには、外部から機器情報テーブル73に対して特定の操作を行うことを可能にする操作設定ファイルが格納される。クライアントコンピュータ31,50は、操作設定ファイルを操作設定ファイルフォルダ42aに登録することを可能にする。表示用サーバ43は、操作設定ファイルを参照して、外部から機器情報テーブル73に対して行うことが可能な操作を表示するアクセス画面60を作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器に関する機器情報を蓄積し、必要に応じて機器情報を外部に提供する機器情報管理システムに関する。
近年、空調設備等の機器に関する機器情報を収集し、収集した機器情報に基づいて機器を管理するサービスが導入されるケースが増加している。こうしたサービスの具体的な内容としては、機器の異常監視、故障予知、機器の使用に伴う電気料金等の料金管理、データ解析による機器の使用態様の改善提案、各種報告書の作成等が挙げられる。
そして、このようなサービスを実現するために、多くの場合、機器の配備された物件の遠隔に存在する情報収集センター等に、機器情報を蓄積するためのデータベースが用意される。こうした場合、顧客情報の保護という側面からは、たとえ情報収集センターの職員等が上述のサービスを顧客に提供することを目的としている場合であっても、データベースへのアクセスには適切な制限を設けることが要求される。
この点、特許文献1では、1のデータベースに多数の機器に関する機器情報が収集される構成が開示されており、外部からこのデータベースにアクセスを試みた者は、所定のアクセス画面上に表示された操作を選択することによって機器情報を取得するという構成が採られている。すなわち、利用者に許可される操作が制限されることになり、機器情報の安全性が考慮されることになる。
特開平2004−318333号公報
しかしながら、特許文献1の場合、データベースにアクセスを試みた者に提供されるアクセス画面(特許文献1の図11参照)は、予め定められた操作の選択のみを受け付けるように設計されている。従って、例えば、利用者に許可すべき操作を新たに追加しようとすると、その都度、その追加に係る操作を実現する機能モジュールを開発することに加えてアクセス画面を修正しなくてはならず、開発コストが嵩むことになる。かといって、アクセス画面を用意せず、利用者がデータベースに直接アクセスすることを無制限に許可する構成としてしまうと、機器情報の安全性が害される虞がある。
本発明の課題は、機器情報の安全性が確保されるとともに、機器情報が蓄積される機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作の追加、変更又は削除が容易な機器情報管理システムを提供することにある。
第1発明に係る機器情報管理システムは、機器情報蓄積部と、操作設定情報格納部と、操作設定情報登録部と、画面作成部とを備え、機器に関する機器情報を蓄積し、必要に応じて機器情報を外部に提供する。機器情報蓄積部には、機器情報が蓄積される。操作設定情報格納部には、操作設定情報が格納される。操作設定情報は、外部から機器情報蓄積部に対して特定の操作を行うことを可能にする情報である。操作設定情報登録部は、操作設定情報を操作設定情報格納部に追加し、変更し、又は、操作設定情報格納部から削除することを可能にする。画面作成部は、操作設定情報格納部を参照して、アクセス画面を作成する。アクセス画面は、外部から機器情報蓄積部に対して行うことが可能な操作を表示する。
この機器情報管理システムでは、機器情報蓄積部に機器情報が蓄積される。そして、外部からこの機器情報蓄積部へのアクセスは、画面作成部により作成されるアクセス画面を介して行われる。画面作成部は、このアクセス画面の作成に当たり、操作設定情報格納部に格納されている操作設定情報に基づいて外部から機器情報蓄積部に対して行うことが可能な操作を判断し、アクセス画面上に外部から機器情報蓄積部に対して行うことが可能であると判断された操作を表示する。すなわち、この機器情報管理システムでは、外部から機器情報蓄積部に対して取り得る操作が操作設定情報により制限されることになり、操作設定情報登録部を介して操作設定情報を操作設定情報格納部に追加、変更又は削除することにより、外部から機器情報蓄積部に対して取り得る操作を登録することが可能となる。これにより、この機器情報管理システムでは、機器情報の安全性が確保されるとともに、機器情報が蓄積される機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作の追加、変更又は削除が容易となる。
第2発明に係る機器情報管理システムは、第1発明に係る機器情報管理システムであって、特定の操作とは、機器情報蓄積部から機器情報の少なくとも一部を抽出する操作である。
この機器情報管理システムでは、外部から機器情報蓄積部に格納される機器情報を抽出することについて制限を課することができる。
第3発明に係る機器情報管理システムは、第1発明又は第2発明に係る機器情報管理システムであって、操作設定情報は、特定の操作に特定の利用者を対応付ける情報を含む。画面作成部は、アクセス画面を利用者に応じて作成する。
この機器情報管理システムでは、外部から機器情報蓄積部に対して取り得る操作がその操作主体となる利用者に関連づけられて登録され、利用者ごとにその利用者に許可される操作を表示する専用のアクセス画面が作成される。すなわち、この機器情報管理システムでは、利用者ごとにその利用者に許可される操作を制限することが可能となる。
第4発明に係る機器情報管理システムは、第1発明から第3発明のいずれかに係る機器情報管理システムであって、操作設定情報格納部は、操作設定ファイル格納部と、操作リスト格納部とを有する。操作設定ファイル格納部には、特定の操作の内容を所定の形式で記述した操作設定ファイルが格納される。操作リスト格納部には、操作設定ファイルに基づいて作成される操作リストが格納される。操作リストは、外部から機器情報蓄積部に対して行うことが可能な操作のリストである。操作設定情報登録部は、操作設定ファイルを操作設定ファイル格納部に追加し、変更し、又は、操作設定ファイル格納部から削除することを可能にする。画面作成部は、操作リスト格納部を参照して、アクセス画面を作成する。
この機器情報管理システムでは、外部から機器情報蓄積部に対して取り得る操作の内容を所定の形式で記述した操作設定ファイルが操作設定情報格納部に登録されると、その操作設定ファイルの内容に基づいて外部から機器情報蓄積部に対して取り得る操作のリストが作成され、この操作リストに基づいてアクセス画面が作成される。すなわち、外部からは、アクセス画面が作成される際に画面作成部により参照される操作リストに直接手を加える必要のない構成となっている。従って、登録作業を行うに際しては、操作の内容を所定の形式で記述して所定の場所に格納するだけで足り、機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作の追加、変更又は削除がより容易となる。
第5発明に係る機器情報管理システムは、第1発明から第4発明のいずれかに係る機器情報管理システムであって、操作要求情報作成部と、操作要求情報格納部と、操作実行部とをさらに備える。操作要求情報作成部は、アクセス画面上に表示された外部から機器情報蓄積部に対して行うことが可能な操作のうち少なくとも1の操作を行うことが外部から要求された場合に、その旨を示す操作要求情報を作成する。操作要求情報格納部には、操作要求情報が格納される。操作実行部は、操作要求情報格納部を参照して、外部から要求された操作を実行する。
この機器情報管理システムでは、外部からアクセス可能なアクセス画面上に、外部から機器情報蓄積部に対して取り得る操作が表示される。そして、アクセス画面を介してある操作が選択されると、操作要求情報が作成されて操作要求情報格納部に格納される。一方、操作実行部は、この操作要求情報格納部に格納された操作要求情報に基づいて、アクセス画面を介して選択された操作を順次実行してゆく。このように、この機器情報管理システムでは、アクセス画面を介して選択された操作を操作実行部に実行させることが可能となる。
第6発明に係る機器情報管理システムは、第5発明に係る機器情報管理システムであって、操作実行部は、操作要求情報に対応する操作の実行経過に関する情報を操作要求情報に関連付けて操作要求情報格納部に格納する。画面作成部は、操作要求情報格納部を参照して、実行経過表示画面を生成する。実行経過表示画面は、操作実行部により実行される操作の実行経過を表示する。
この機器情報管理システムでは、アクセス画面を介して選択された操作の実行経過に関する情報が、その操作に対応する操作要求情報に関連づけて操作要求情報格納部に格納される。そして、操作要求情報格納部に格納されたこの実行経過に関する情報に基づいて、画面作成部により操作の実行経過を表示する実行経過表示画面が作成される。これにより、選択された操作の実行経過を外部から把握することが可能となる。
第1発明に係る機器情報管理システムでは、機器情報の安全性が確保されるとともに、機器情報が蓄積される機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作の追加、変更又は削除が容易となる。
第2発明に係る機器情報管理システムでは、外部から機器情報蓄積部に格納される機器情報を抽出することについて制限を課することができる。
第3発明に係る機器情報管理システムでは、利用者ごとにその利用者に許可される操作を制限することが可能となる。
第4発明に係る機器情報管理システムでは、機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作の追加、変更又は削除がより容易となる。
第5発明に係る機器情報管理システムでは、選択された操作を操作実行部に実行させることが可能となる。
第6発明に係る機器情報管理システムでは、選択された操作の実行経過を外部から把握することが可能となる。
<機器情報管理システムの全体構成>
図1に、本発明の一実施形態に係る機器情報管理システム1を示す。機器情報管理システム1は、主として情報収集センター20内で稼働しており、所定の通信機能を有する空調設備14から空調設備14に関する機器情報を収集し、収集した機器情報を適切に管理するためのシステムである。
情報収集センター20は、空調設備14が配備された物件10の遠隔に存在しており、機器情報管理システム1により収集された空調設備14に関する機器情報に基づいて、空調設備14のメンテナンスに関連するサービスを空調設備14の管理者等に提供するために設けられている。空調設備14のメンテナンスに関連するサービスとしては、空調設備14の異常監視、故障予知、空調設備14の使用に伴う電気料金等の料金管理、データ解析による空調設備14の使用態様の改善提案、各種報告書の作成等が挙げられる。なお、本実施形態の説明においては、情報収集センター20には複数の物件10に配備された複数の空調設備14から機器情報が収集されることとするが、サービスの立ち上げ時においては1の空調設備14のみから機器情報が収集されることもあり得る。
また、物件10の遠隔には、空調設備14のメンテナンスに関連するサービスを提供する機関として、情報収集センター20の他にサービスセンター30が設けられている。サービスセンター30は、情報収集センター20からの要請を受けて、情報収集センター20において必要と判断された空調設備14のメンテナンス作業を行うためにその異常に係る空調設備14の配備された物件10までサービスマンを派遣したり、或いは、情報収集センター20から空調設備14に関する機器情報の提供を受けて、独自に空調設備14の管理者等に対して空調設備14のメンテナンスに関連するサービスを提供したりする。なお、情報収集センター20を運営する事業者とサービスセンター30を運営する事業者とは、同じであってもよいし、別であってもよい。
そして、機器情報管理システム1は、主として、物件10内に設置される設備管理装置13と、情報収集センター20内に設置されるサーバコンピュータ40及びクライアントコンピュータ50と、サービスセンター30内に設置されるクライアントコンピュータ31とから構成される。以下、機器情報管理システム1を構成するこれらの構成要素について詳述する。
<機器情報管理システムの構成部品の詳細>
(1)設備管理装置
設備管理装置13は、物件10内に設置され、同じ物件10内の空調設備14の管理者等からの指令により空調制御を行ったり、空調設備14の管理者等に対して空調設備14又は空調設備14を構成する部品の状態を提示したりする役割を果たす。設備管理装置13は、空調設備14との通信機能を有する他、インターネット回線6への接続が可能であり、空調装置14から空調装置14に関する機器情報を収集し、収集した機器情報を加工し又はそのままの状態で情報収集センター20内のサーバコンピュータ40にインターネット回線6を介して定期的に送信する(本実施形態では、1日1回所定の時刻に1日分の機器情報を送信する)。ここでいう機器情報には、例えば、空調設備14の稼働時間、消費電力量、稼働時の運転モード、空調設備14に取り付けられたセンサ等で検出された室内温度・室外温度、及び空調設備14を構成する部品の状態が含まれる。さらに、設備管理装置13において空調設備14における異常が検出されることもあるが、そうした場合には、異常の検出後、その旨を示す情報が機器情報として直ちにサーバコンピュータ40へと送信される。
なお、空調設備14は、複数の室内機及び室外機を備えるマルチタイプの空調設備であってもよいし、熱源機器及び二次側空調機器を備えるセントラル空調設備であってもよい。また、大型のビルに導入される業務用の空調設備であってもよいし、家庭用の空調設備であってもよい。すなわち、空調設備14は、外部との通信機能を有しているのであれば、どのような種類の空調設備であってもよい。
(2)サーバコンピュータ
図2に示されるように、サーバコンピュータ40は、情報収集センター20内に設置される複数のコンピュータから構成されるコンピュータ群である。サーバコンピュータ40には、以下に説明するデータベースサーバ(以下DBサーバ)41、登録用サーバ42、表示用サーバ43、及び実行用サーバ44が含まれる。これらのサーバ41〜44を含むサーバコンピュータ40を構成する各コンピュータは、それぞれLAN7で接続されており、互いに通信することが可能である。
a)DBサーバ
DBサーバ41には、機器情報テーブル73、操作設定テーブル70及び操作要求テーブル71が記憶されている。
そして、機器情報テーブル73には、各物件10の設備管理装置13からインターネット回線6を介して定期的に又は異常の検出時に送られてくる空調設備14に関する機器情報が、逐次、時系列データとして蓄積されてゆく。そして、この機器情報テーブル73に蓄積される膨大な量の機器情報は、必要に応じて同じく情報収集センター20内に設置されているクライアントコンピュータ50又はサービスセンター30内に設置されているクライアントコンピュータ31に配信され、情報収集センター20の職員又はサービスセンター30の職員によって空調設備14のメンテナンスに関連するサービスの遂行のために利用されることになる。但し、この機器情報テーブル73には顧客情報が管理されているため、この機器情報テーブル73へのアクセス権限は厳重に管理されており、フルアクセス権限は情報収集センター20及びサービスセンター30の一部の管理者のみに与えられている。情報収集センター20及びサービスセンター30の一部の管理者以外の一般職員は、機器情報テーブル73に直接アクセスすることはできないようになっており、これらの一般職員による機器情報テーブル73へのアクセスは、全て以下に説明する表示用サーバ43により提供されるアクセス画面60〜63(図6〜図9参照)を介して行われることになる。また、同じ一般職員であっても、その業務内容等に応じて、機器情報テーブル73へのアクセス権限は異なるものとなっている。
図3に示される操作設定テーブル70には、一般職員が機器情報テーブル73に対して取り得る操作に関する情報、すなわち、一般職員の機器情報テーブル73へのアクセス権限に関する情報が格納されている。そして、操作設定テーブル70に格納される1のレコードは1の操作に対応し、操作設定テーブル70は全体として一般職員が機器情報テーブル73に対して取り得る操作のリストとなっている。より具体的には、操作IDフィールドにはその操作のIDが格納され、VALIDフィールドにはその操作を有効とするか無効とするかを示す情報が格納され、操作設定ファイルフィールドにはその操作を定義するために管理者により作成された操作設定ファイルが圧縮されて格納され、操作設定ファイル名フィールドにはその操作設定ファイルのファイル名が格納され、更新日時フィールドにはその操作設定ファイルの更新日時が格納され、見出しフィールドにはその操作がアクセス画面60〜63上に表示される際の見出しが格納され、表示順フィールドにはその操作がアクセス画面60上に表示される際の表示順が格納され、JSPファイルフィールドにはその操作の実行に必要なパラメータの入力を促す入力画面(アクセス画面61)を定義するJSPファイルが圧縮されて格納される。
また、図4に示される操作要求テーブル71に格納される1のレコードは、一般職員によりアクセス画面60〜62を介して実際に要求された1の操作に対応する。より具体的には、要求IDフィールドにはその要求のIDが格納され、操作IDフィールドにはその要求された操作のID(操作設定テーブル70における操作IDに同じ)が格納され、状態フィールドにはその要求された操作の実行経過(実行待ち、実行中、正常終了、異常終了)が格納され、異常理由フィールドにはその要求された操作が異常終了した場合にその理由が格納され、開始時刻フィールドにはその要求された操作の開始時刻が格納され、終了時刻フィールドにはその要求された操作の終了時刻が格納され、ユーザ名フィールドにはその操作を要求した一般職員のユーザ名が格納され、パラメータフィールドにはアクセス画面61を介して一般職員により入力されたその操作の実行に必要なパラメータの内容が格納され、結果ファイル名フィールドにはその要求された操作の実行により作成される結果ファイルに付されるファイル名が格納され、ダウンロードフラグフィールドにはその結果ファイルがクライアントコンピュータ31,60等にダウンロードされたか否かを示すフラグが格納される。なお、結果ファイルには、例えば、一般職員により機器情報テーブル73から機器情報を検索し抽出することが要求された場合には、その操作の実行により検索され抽出された機器情報が記録される。
b)登録用サーバ
登録用サーバ42は、一般職員の機器情報テーブル73へのアクセス権限を設定するためのものであり、情報収集センター20及びサービスセンター30の一部の管理者からのアクセスのみを受け付けている。すなわち、この登録用サーバ42へのアクセス権限を有する管理者は、一般職員に機器情報テーブル73に対して特定の操作を行うことを許可することができる。
そして、これらの管理者が一般職員に機器情報テーブル73に対して特定の操作を行うことを許可しようとする際には、操作設定ファイルを所定の形式で記述して作成し、作成した操作設定ファイルを登録用サーバ42に用意されている所定のファイルフォルダ(以下、操作設定ファイルフォルダ)42a内に格納する。なお、この操作設定ファイルは、操作設定テーブル70の操作設定ファイルフィールドに圧縮されて格納されることになる操作設定ファイルと同じものである。
一方、登録用サーバ42は、所定の間隔で又は要求を受けた時に操作設定ファイルフォルダ42a内をチェックして、操作設定ファイルフォルダ42a内に変更があればその変更を操作設定テーブル70に反映する。
c)表示用サーバ
表示用サーバ43は、HTTPプロトコルに対応するWWWサーバであり、表示ブロック43aと、操作要求テーブル72を操作する操作ブロック43bとを有している。表示ブロック43aは、DBサーバ41に記憶されている操作設定テーブル70を参照して、一般職員が機器情報テーブル73にアクセスする際のアクセス画面60〜63を作成する。そして、表示ブロック43aが、一般職員からアクセス画面60〜62を介して機器情報テーブル73に対する操作の要求を受け取ると、操作ブロック43bが、その要求された操作に関する情報を作成して、DBサーバ41の操作要求テーブル71に格納する。また、表示ブロック43aは、一般職員からアクセス画面60〜62を介して要求された操作の実行経過を一般職員に表示する。
d)実行用サーバ
実行用サーバ44は、DBサーバ41に記憶されている操作要求テーブル71からレコードを順次読み出して、そのレコードに対応する操作を実行してゆく。そして、実行用サーバ44は、その実行経過を操作要求テーブル71に反映させる。また、実行用サーバ44は、一般職員からの要求に応じて、操作の実行により作成された結果ファイルを一般職員に配信する。
(3)情報収集センター内のクライアントコンピュータ
情報収集センター20内に設置されたクライアントコンピュータ50は、LAN7に接続された1又は複数台の通常のパーソナルコンピュータであり、マウスやキーボード等の入力装置51を備えている。クライアントコンピュータ50にはブラウザがインストールされており、情報収集センター20の一般職員が機器情報テーブル73にアクセスする際には、このブラウザを介して表示用サーバ43に接続し、表示用サーバ43の表示ブロック43aからアクセス画面60〜63の提供を受ける。また、表示ブロック43aから提供されたアクセス画面60〜62を介して機器情報テーブル73に対する操作を要求した一般職員は、ブラウザを介してその操作の実行により作成された結果ファイルをダウンロードすることができる。
(4)サービスセンター内のクライアントコンピュータ
サービスセンター30内に設置されたクライアントコンピュータ31は、LAN7ではなくインターネット回線6を介してサーバコンピュータ40に接続されている点を除き、情報収集センター20内に設置されたクライアントコンピュータ50と同様の構成を有している。なお、クライアントコンピュータ31は、クライアントコンピュータ50の入力装置51に相当するものとして、入力装置32を備えている。
<一般職員に許可される操作が登録される際の処理の流れ>
次に、一般職員が機器情報テーブル73に対して取り得る操作が登録される際の処理について説明する。
上述したように、登録用サーバ42へのアクセス権限を有する管理者は、一般職員に機器情報テーブル73に対して特定の操作を行うことを許可することができ、許可しようとする際には、所定の形式で記述した操作設定ファイルを登録用サーバ42の操作設定ファイルフォルダ42a内に格納する。
このとき用意される操作設定ファイルは、XML形式で記述される。この操作設定ファイルには、許可しようとする操作を実行するためのクエリ、その操作を許可する一般職員を制限する場合には許可する又は許可しない一般職員のユーザ名、その操作に関連してアクセス画面60〜63上に表示されるコメントに関する情報、その操作がアクセス画面60〜63上に表示される際の見出し、その操作がアクセス画面60上に表示される際の表示順、その操作の実行にパラメータの入力が必要とされる場合にはそのパラメータの入力を促す入力画面61を定義する情報、その操作の実行により作成される結果ファイルに付されるファイル名、及びその結果ファイルを整形するためのXSLTスタイルシートを指定する情報等が、所定の開始タグ及び終了タグに挟まれて記述される。なお、この操作設定ファイルにおいては、許可しようとする操作を実行するためのクエリに代えて、そのクエリを記述したSQLファイルのファイル名を記述することも可能である。この場合、管理者は、クエリを記述したSQLファイルを別途用意し、実行用サーバ44内の所定のファイルフォルダ内に格納する。また、この操作設定ファイルにおいては、パラメータの入力を促す入力画面を定義する情報に代えて、その入力画面を定義するJSPファイルのファイル名を記述することも可能である。この場合、管理者は、入力画面を定義するJSPファイルを別途用意し、登録用サーバ42内の所定のファイルフォルダ内に格納する。また、管理者は、操作設定ファイルにおいてXSLTスタイルシートを指定した場合には、そのXSLTスタイルシートを別途用意して登録用サーバ42内の所定のファイルフォルダ内に格納する。
一方、登録用サーバ42は、所定の間隔で又は要求を受けた時に図5に示すフローチャートに係る処理を実行することにより、操作設定ファイルフォルダ42a内の変更をチェックして操作設定テーブル70に反映する。
すなわち、ステップS51では、登録用サーバ42は、操作設定テーブル70に格納されている全てのレコードのうち、VALIDフィールドの値が「有効」となっているレコードの操作設定ファイル名フィールド及び更新日時フィールドの値を全て読み出す。
次に、登録用サーバ42は、操作設定ファイルフォルダ42a内に格納されている全ての操作設定ファイルについて、以下のステップS52〜S57を繰り返す。
ステップS52では、登録用サーバ42は、操作設定ファイルフォルダ42a内に格納されている操作設定ファイルのうち、チェック未了の1の操作設定ファイルを選択する。
次に、ステップS53では、登録用サーバ42は、ステップS51で読み出された情報に基づいて、VALIDフィールドの値が「有効」であり、かつ、操作設定ファイル名フィールドの値及び更新日時フィールドの値がそれぞれステップS52で選択された操作設定ファイルのファイル名及び更新日時と等しいレコードが操作設定テーブル70内に存在しているか否かを判断する。存在していないと判断された場合には、フローはステップS54に進み、存在していると判断された場合には、フローはステップS54〜S57をスキップして進む。
ステップS54では、登録用サーバ42は、ステップS51で読み出された情報に基づいて、VALIDフィールドの値が「有効」であり、かつ、操作設定ファイル名フィールドの値がステップS52で選択された操作設定ファイルのファイル名に等しいが、更新日時フィールドの値がステップS52で選択された操作設定ファイルの更新日時と異なるレコードが操作設定テーブル70内に存在しているか否かを判断する。存在していると判断された場合には、フローはステップS55に進み、存在していないと判断された場合には、フローはステップS55をスキップしてS56に進む。
ステップS55では、登録用サーバ42は、ステップS54において存在していると判断されたレコードのVALIDフィールドの値を「無効」とし、フローはステップS56に進む。
ステップS56では、登録用サーバ42は、ステップS52で選択された操作設定ファイルの形式をチェックし、所定の形式で記述されていると判断された場合には、フローはステップS57に進み、所定の形式で記述されていないと判断された場合には、フローはステップS57をスキップして進む。
ステップS57では、登録用サーバ42は、ステップS52で選択された操作設定ファイルに基づいて、操作設定テーブル70に1のレコードを新規に追加する。このとき、登録用サーバ42は、操作設定ファイルにおいて指定されているJSPファイルが登録用サーバ42内の所定のファイルフォルダ内に格納されている場合には、そのJSPファイルを圧縮してJSPファイルフィールドに格納し、操作設定ファイルにおいてパラメータの入力を促す入力画面(アクセス画面61)を定義する情報が記述されている場合には、その情報に基づいてその入力画面(アクセス画面61)を定義するJSPファイルを作成して圧縮しJSPファイルフィールドに格納する。
次に、ステップS58では、登録用サーバ42は、操作設定テーブル70に格納されている全てのレコードのうちVALIDフィールドの値が「有効」となっている全てのレコードについて、操作設定ファイルフォルダ42a内にそのレコードに対応する操作設定ファイルが存在しているか否かをチェックする。そして、対応する操作設定ファイルが存在しないレコードが発見された場合には、そのレコードのVALIDフィールドの値が「無効」とされる。
このように、管理者は、操作設定ファイルを新規に作成して操作設定ファイルフォルダ42a内に追加し、操作設定ファイルフォルダ42a内に既に格納されている操作設定ファイルの内容を更新し、又は、操作設定ファイルフォルダ42a内に既に格納されている操作設定ファイルを削除することにより、一般職員に許可される操作を新たに追加し、現在一般職員に許可されている操作の内容を変更し、又は、現在一般職員に許可されている操作の登録を抹消することができるようになっている。
<一般職員が機器情報テーブルから機器情報を取得する際の処理の流れ>
(一般職員が機器情報テーブルに対して操作を要求するまでの処理の流れ)
次に、情報収集センター20の一般職員がクライアントコンピュータ50を介して機器情報テーブル73から空調設備14に関する機器情報を取得する際の処理について説明する。なお、サービスセンター30の一般職員がクライアントコンピュータ31を介して機器情報テーブル73から空調設備14に関する機器情報を取得する際の処理についても、同様に説明される。また、以下の説明においては、操作設定ファイルフォルダ42a内に現在登録されている操作設定ファイルは、情報収集センター20の一般職員が機器情報テーブル73から機器情報を検索し抽出することを可能にするためのものであるとする。
一般職員は、機器情報テーブル73から機器情報を取得するに際しては、まず、クライアントコンピュータ50にインストールされているブラウザ上で表示用サーバ43のURLを指定して、表示用サーバ43にアクセスする。一方、クライアントコンピュータ50からアクセスを求められた表示用サーバ43の表示ブロック43aは、一般職員にユーザ名及びパスワードを入力させる認証画面をブラウザに送信し、その認証画面を介して送られてきたユーザ名及びパスワードに基づいて一般職員を認証する。そして、表示ブロック43aは、その一般職員が機器情報テーブル73へのアクセス権限を有することを確認すると、その一般職員に応じたアクセス画面60(図6参照)を作成し、ブラウザに送信する。
表示用サーバ43においてこのアクセス画面60が作成されるに際しては、操作設定テーブル70が参照されることになる。表示用サーバ43の表示ブロック43aは、操作設定テーブル70に格納されている全てのレコードのうち、VALIDフィールドの値が「有効」となっているレコードの操作設定ファイルフィールドに格納されている操作設定ファイルを全てチェックする。続いて、表示ブロック43aは、操作設定ファイルにおけるユーザ制限に係るタグ内の記述と認証画面を介して送られてきたユーザ名とに基づいて、操作設定テーブル70内においてVALIDフィールドの値が「有効」となっているレコードのうち、現在アクセスを求めている一般職員に許可される操作に対応するレコードを選択する。そして、表示ブロック43aは、このようにして選択されたレコードに対応する操作選択ボタン102をアクセス画面60上に表示する。なお、選択された1のレコードは、アクセス画面60上に表示される1の操作選択ボタン102に対応する。ここで、アクセス画面60上において表示される操作選択ボタン102に付されるボタン名及びアクセス画面60上における複数の操作選択ボタン102の表示順は、それぞれ操作設定テーブル70の見出しフィールド及び表示順フィールドの値が参照されることにより決定される。このように、表示ブロック43aが提供するアクセス画面60は、一般職員に応じて作成されることになる。
そして、一般職員が、入力装置51を介してこのアクセス画面60上に表示される操作選択ボタン102を選択すると、その操作選択ボタン102が選択された旨を示す情報がブラウザを介して表示用サーバ43に送信される。
このとき、表示ブロック43aは、その選択された操作選択ボタン102に応じてさらなるアクセス画面61,62(図7及び図8参照)を作成し、ブラウザに送信する。アクセス画面61は、選択された操作の実行にパラメータの入力が必要とされる場合の画面であり、アクセス画面62は、選択された操作の実行にパラメータの入力が必要とされない場合の画面である。具体的には、表示ブロック43aは、操作選択ボタン102が選択された旨を示す情報をクライアントコンピュータ50から受け取ると、操作設定テーブル70からその選択された操作選択ボタン102に対応するレコードを読み出す。
ここで、表示ブロック43aは、読み出されたレコードのJSPファイルフィールドにJSPファイルが格納されている場合には、そのJSPファイルに基づいてパラメータの入力を促す入力画面であるアクセス画面61をブラウザ上に表示し、一般職員からのパラメータの入力を受け付ける。アクセス画面61上には、一般職員により選択された操作選択ボタン102に対応する操作の見出し200、その操作に関連するコメント201、その操作の実行に必要なパラメータを一般職員に入力させるためのテキストエリア202、及び実行ボタン203が表示される。そして、一般職員がテキストエリア202にパラメータを入力して実行ボタン203を押下すると、その旨を示す情報が入力されたパラメータとともに表示ブロック43aに送信される。
一方、表示ブロック43aは、読み出されたレコードのJSPファイルフィールドにJSPファイルが格納されていない場合には、予め表示用サーバ43に記憶されているJSPファイルに基づいて確認画面であるアクセス画面62をブラウザ上に表示する。アクセス画面62上には、一般職員により選択された操作選択ボタン102に対応する操作の見出し300、その操作に関連するコメント301、及び実行ボタン303が表示される。そして、一般職員が実行ボタン303を押下すると、その旨を示す情報が表示ブロック43aに送信される。
続いて、表示ブロック43aが、実行ボタン203,303が押下された旨を示す情報をクライアントコンピュータ50から受け取ると、操作ブロック43bが、実行ボタン203,303の押下により一般職員から要求された操作に対応するレコードを新規に作成し、DBサーバ41の操作要求テーブル71に追加する。なお、操作要求テーブル71にレコードが追加された直後の状態においては、状態フィールドには「実行待ち」が格納され、異常理由、開始時刻、終了時刻及びダウンロードフラグフィールドには「NULL」が格納され、ユーザ名フィールドにはその操作を要求した一般職員のユーザ名が格納される。また、パラメータフィールドには、アクセス画面61を介して操作が要求された場合には、そのアクセス画面61を介して一般職員により入力されたパラメータが格納され、アクセス画面62を介して操作が要求された場合には、「NULL」が格納される。
(機器情報テーブルに対して要求された操作が実行される際の処理の流れ)
実行用サーバ44は、操作要求テーブル71に格納されているレコードのうち、状態フィールドの値が「実行待ち」となっているレコードを順次読み出して、そのレコードに対応する操作を実行してゆく。そして、実行用サーバ44は、操作の開始時には操作要求テーブル71の開始時刻フィールドに開始時刻を格納するとともに、状態フィールドに「実行中」を格納し、操作の終了時には操作要求テーブル71の終了時刻フィールドに終了時刻を格納するとともに、状態フィールドに「正常終了」又は「異常終了」のいずれかを格納する。このとき、操作が異常終了した場合には、推定される異常理由を異常理由フィールドに格納する。
ここで、再度、図6に示されるアクセス画面60を参照する。表示用サーバ43の表示ブロック43aは、実行用サーバ44により時々刻々更新される操作要求テーブル71を参照して、アクセス画面60上の領域100,103に一般職員が過去の所定の期間に要求した操作についての実行経過を表示する。さらに、アクセス画面60上には、正常に終了した操作について、その操作の実行により作成された結果ファイルのダウンロードを一般職員が要求するためのダウンロードボタン104が表示される。このダウンロードボタン104は、操作要求テーブル71のダウンロードフラグフィールドの値が「NULL」となっている場合にのみ表示され、一般職員によりダウンロードボタンが押下されて結果ファイルのダウンロードが終了すると、操作要求テーブル71のダウンロードフラグフィールドの値が「済み」に変更される。
さらに、アクセス画面60上には再表示ボタン101が表示されており、一般職員によりこの再表示ボタン101が押下されると、表示ブロック43aは、操作設定テーブル70及び操作要求テーブル71を参照して、アクセス画面60を作成し直す。これにより、一般職員は、最新の情報に基づいたアクセス画面60をいつでも閲覧することができる。
図9に示されるアクセス画面63は、一般職員によりアクセス画面60上に表示されるダウンロードボタン104が押下された際にブラウザ上に表示される画面である。このアクセス画面63上には、見出し400、コメント401、結果ファイルをダウンロードする際のファイルフォーマット(CSV形式、TXT形式、XML形式)を一般職員に選択させるためのラジオボタン402、ZIP形式で圧縮した状態でダウンロードするか否かを一般職員に選択させるためのチェックボタン403、及び実行ボタン404が表示される。そして、一般職員が実行ボタン404を押下すると、その旨を示す情報がラジオボタン402及びチェックボタン403の選択状況を示す情報とともに表示用サーバ43に送信される。続いて、実行用サーバ44は、表示用サーバ43を介してこれらの情報を受け取ると、一般職員により選択されたファイルフォーマット及び圧縮形式で結果ファイルを用意し、クライアントコンピュータ50に向けて送信する。なお、ラジオボタン402によりXML形式が選択されていた場合には、結果ファイルは、登録用サーバ42内の所定のファイルフォルダ内に格納されているXSLTスタイルシートとともに送信されることになる。
<特徴>
(1)
この機器情報管理システム1では、一般職員は、表示用サーバ43の表示ブロック43aにより提供されるアクセス画面60を介してのみ、機器情報テーブル73にアクセスすることが可能になっている。そして、このアクセス画面60は、一部の管理者により作成された所定の形式の操作設定ファイルに基づいて、表示ブロック43aにより自動的に作成されることになる。すなわち、一般職員が機器情報テーブル73に対して取り得る操作が一部の管理者により制限されることとなるため、機器情報の安全性が確保されることになるとともに、管理者は、一般職員に機器情報テーブル73に対して特定の操作を行うことを容易に許可することができる。
(2)
一般職員が機器情報テーブル73に対して特定の操作を行うことを可能にする操作設定ファイルには、その特定の操作を許可しようとする又はその特定の操作の許可を認めない一般職員のユーザ名を記述することができる。これにより、情報収集センター20及びサービスセンター30の管理者は、利用者ごとに許可する操作を制限することができる。
(3)
一般職員は、機器情報テーブル73から検索され抽出された機器情報が記録される結果ファイルを、CSV形式、TXT形式又はXML形式のうち自らが選択した形式で取得することができる。これにより、一般職員は、ダウンロードした機器情報をMicrosoft EXCEL(登録商標)等の汎用のアプリケーションで容易に利用することができ、空調設備14のメンテナンスに関連するサービスを提供する際の作業性が向上する。
<変形例>
(1)
サーバコンピュータ40が1台のコンピュータから構成されていてもよい。また、サーバコンピュータ40が複数台のコンピュータから構成される場合において、それぞれのコンピュータの担う役割が上述の実施形態と異なるものとなっていてもよい。例えば、登録用サーバ42の機能と実行用サーバ44の機能とを併せ持つ1台のコンピュータが用意されてもよい。
(2)
物件10、情報処理センター20及びサービスセンター30がインターネット回線6ではなく、専用回線等の他の通信回線で接続されていてもよい。
(3)
上記実施形態では、一般職員が機器情報テーブル73に対して取り得る操作としては機器情報テーブル73に蓄積されている機器情報を検索し抽出する操作のみが例示されたが、一般職員に許可される操作の種類はこれに限定されず、例えば、一般職員に機器情報テーブル73に格納されるデータの更新等が許可されてもよい。
(4)
上記実施形態では、機器情報管理システム1により管理される機器としては空調設備14のみが例示されたが、本発明は給湯機、照明機器等の他の種類の機器にも適用可能である。
(5)
DBサーバ41内に操作設定テーブル70を用意せず、機器情報テーブル73に対する操作が要求された際には、実行用サーバ44が登録用サーバ42の操作設定ファイルフォルダ42a内の操作設定ファイルを直接読みにいく構成としてもよい。
あるいは、登録用サーバ42に操作設定ファイルフォルダ42aを用意せず、一般職員に許可される操作を追加、変更又は削除等する際には、管理者が操作設定テーブル70に直接アクセスする等してその操作に対応するレコードを追加、変更又は削除する構成としてもよい。
本発明は、機器情報の安全性が確保されるとともに、機器情報が蓄積される機器情報蓄積部に対して外部から取り得る操作を容易に追加、変更又は削除することができ、機器に関する機器情報を蓄積し、必要に応じて機器情報を外部に提供する機器情報管理システムとして有用である。
本発明に係る機器情報管理システムの構成を示す図。 情報管理センター内の構成を示す図。 操作設定テーブルの構造を示す図。 操作要求テーブルの構造を示す図。 登録用サーバにおいて実行される一般職員に許可される操作の登録処理を示すフローチャート。 アクセス画面を示す図。 アクセス画面を示す図。 アクセス画面を示す図。 アクセス画面を示す図。
符号の説明
1 機器情報管理システム
14 空調設備
32,51 入力装置
42a 操作設定ファイルフォルダ
43a 表示ブロック
43b 操作ブロック
44 実行用サーバ
60 アクセス画面
70 操作設定テーブル
71 操作要求テーブル
41 機器情報テーブル

Claims (6)

  1. 機器(14)に関する機器情報を蓄積し、必要に応じて前記機器情報を外部に提供する機器情報管理システム(1)であって、
    前記機器情報が蓄積される機器情報蓄積部(73)と、
    前記外部から前記機器情報蓄積部(73)に対して特定の操作を行うことを可能にする操作設定情報が格納される操作設定情報格納部(42a,70)と、
    前記操作設定情報を前記操作設定情報格納部(42a,70)に追加し、変更し、又は、前記操作設定情報格納部(42a,70)から削除することを可能にする操作設定情報登録部(32,51)と、
    前記操作設定情報格納部(42a,70)を参照して、前記外部から前記機器情報蓄積部(73)に対して行うことが可能な操作を表示するアクセス画面(60)を作成する画面作成部(43a)と、
    を備える、
    機器情報管理システム(1)。
  2. 前記特定の操作とは、前記機器情報蓄積部(73)から前記機器情報の少なくとも一部を抽出する操作である、
    請求項1に記載の機器情報管理システム(1)。
  3. 前記操作設定情報は、前記特定の操作に特定の利用者を対応付ける情報を含み、
    前記画面作成部(43a)は、前記アクセス画面(60)を利用者に応じて作成する、
    請求項1又は2に記載の機器情報管理システム(1)。
  4. 前記操作設定情報格納部(42a,70)は、
    前記特定の操作の内容を所定の形式で記述した操作設定ファイルが格納される操作設定ファイル格納部(42a)と、
    前記操作設定ファイルに基づいて作成される、前記外部から前記機器情報蓄積部(73)に対して行うことが可能な操作のリストである操作リストが格納される操作リスト格納部(70)と、
    を有し、
    前記操作設定情報登録部(32,51)は、前記操作設定ファイルを前記操作設定ファイル格納部(42a)に追加し、変更し、又は、前記操作設定ファイル格納部(42a)から削除することを可能にし、
    前記画面作成部(43a)は、前記操作リスト格納部(70)を参照して、前記アクセス画面(60)を作成する、
    請求項1から3のいずれかに記載の機器情報管理システム(1)。
  5. 前記アクセス画面(60)上に表示された前記外部から前記機器情報蓄積部(73)に対して行うことが可能な操作のうち少なくとも1の操作を行うことが前記外部から要求された場合に、その旨を示す操作要求情報を作成する操作要求情報作成部(43b)と、
    前記操作要求情報が格納される操作要求情報格納部(71)と、
    前記操作要求情報格納部(71)を参照して、前記外部から要求された操作を実行する操作実行部(44)と、
    をさらに備える、
    請求項1から4のいずれかに記載の機器情報管理システム(1)。
  6. 前記操作実行部(44)は、前記操作要求情報に対応する操作の実行経過に関する情報を前記操作要求情報に関連付けて前記操作要求情報格納部(71)に格納し、
    前記画面作成部(43a)は、前記操作要求情報格納部(71)を参照して、前記操作実行部(44)により実行される操作の実行経過を表示する実行経過表示画面(60)を生成する、
    請求項5に記載の機器情報管理システム(1)。
JP2006126422A 2006-04-28 2006-04-28 機器情報管理システム Pending JP2007300373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006126422A JP2007300373A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 機器情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006126422A JP2007300373A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 機器情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007300373A true JP2007300373A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38769502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006126422A Pending JP2007300373A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 機器情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007300373A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181073A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Toshiba Carrier Corp 空調管理システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318333A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Seiko Epson Corp 接続機器情報閲覧サーバー、接続機器情報管理サーバー、構内情報閲覧サーバー、構内情報管理サーバー、接続機器情報閲覧方法、構内情報閲覧方法およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2005242516A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Nomura Research Institute Ltd データ統合管理システム及びデータ統合管理プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004318333A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Seiko Epson Corp 接続機器情報閲覧サーバー、接続機器情報管理サーバー、構内情報閲覧サーバー、構内情報管理サーバー、接続機器情報閲覧方法、構内情報閲覧方法およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2005242516A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Nomura Research Institute Ltd データ統合管理システム及びデータ統合管理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010181073A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Toshiba Carrier Corp 空調管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7917412B1 (en) Method and system for collecting information
US20070022141A1 (en) System and method for acquiring and assembling real property data
JP6012727B2 (ja) 設備管理システム、設備管理装置、設備管理方法及びプログラム
JP2010165187A (ja) 電子クーポン処理システム
JP2011198109A (ja) Id管理方法、id管理システム、およびid管理プログラム
JP2008102567A (ja) 文書管理システム、文書管理装置、プログラム
JP5125593B2 (ja) 機器管理システムおよび機器管理プログラム
JP4445941B2 (ja) 顧客データベース管理装置及び顧客データベース管理プログラム
KR102129963B1 (ko) 자산 관리 장치
JP2023120271A (ja) デバイス管理装置及びプログラム
JP7119769B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
US7702999B1 (en) Network-based, information management system and method
JP2007300373A (ja) 機器情報管理システム
JP2002073743A (ja) 工事状況提供装置および工事状況提供システム並びにそれらのプログラム記録媒体
JP4894781B2 (ja) 機器管理システムおよび機器管理プログラム
JP5641175B2 (ja) 検索対象管理システム及び検索対象管理方法
JP2007272444A (ja) コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法およびコンテンツ管理プログラム
JP3677448B2 (ja) 認証関係管理システム及びこれに用いるサーバ装置、認証関係管理方法、記録媒体
JP4300149B2 (ja) 現場監視システム、現場監視方法及び現場監視プログラム
US20230037825A1 (en) Information processing system, information processing apparatus, method and program
JP2000348035A (ja) データベース検索システム、データベース検索方法及び記憶媒体
JP2004021949A (ja) モバイル監視システム
JP2000231568A (ja) 文書検索装置および文書検索方法
JP2003203145A (ja) 人事管理支援システムおよび方法
US20210191917A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802