JP4445941B2 - 顧客データベース管理装置及び顧客データベース管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は顧客データベース管理アプリケーションシステムに関し、特に複数のアプリケーションシステムで同一の顧客データベースを利用するための構成に特徴を有するものである。
従来、顧客データベースを用いる用途別に構築したアプリケーションシステムでは各システム内に顧客データベースを用意し、各々のデータベースに対してデータの登録、更新、参照等を行なう構成となっていた。特に、昨今のコンピュータ技術の動向として、サーバコンピュータやデータベースサーバの負荷分散のため、データベースの分散化の流れがあり、データベースを個々のアプリケーションシステムで保有する構成が多くなっていた。しかしながらこのような構成では、セキュリティ対策やバックアップ等は、各システムで個別に実施することになり、運用効率が低減していた。
また顧客情報全体の集計・分析を行なうとき、各顧客データベース上のデータを各々集計して分析結果を出力し、各出力結果を収集して再度集計する必要があり、効率の悪い作業となっていた。さらに、各システムが有する顧客データベースには、同一人物の情報がそれぞれ格納されるため、全体としては重複して格納されることになり、顧客データベースの正確性や最新性が確保できていない場合もあった。
また特許文献1(特開2004−127006号公報)には、マーケティング情報として顧客情報を一元管理するためのシステムが開示されているが、顧客情報所有者からの情報登録方法が開示されているだけに留まり、複数のアプリケーションからの処理を統合し、顧客情報を運用する構成に関する開示はない。また、顧客情報が重複する場合もありうるが、それに対応するための技術的思想の開示はない。
特開2004−127006号公報
本発明は、従来の顧客管理アプリケーションシステムの課題を解決するために構成し、重複しないように顧客情報を登録し、また利用者が意識することなく利用可能な顧客データをアクセスできるように構成することを課題とする。
本願発明に係る顧客データベース管理装置は、ネットワーク接続されたクライアント端末から処理要求を受け付け、処理結果を返信する第1のアプリケーションが登録、更新または参照の処理対象とする顧客情報が記憶される統合顧客データベースと、利用者毎に利用可能とするアプリケーション情報が記憶される認証テーブルファイルと、上記統合顧客データベースに記憶された顧客情報に対する処理に関して、利用者毎の認可・不認可情報が記憶される認可テーブルファイルと、上記第1のアプリケーションから共通形式に形成された処理要求を受信し、この処理要求情報を、上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した、処理要求情報に書き換える共通通信手段と、上記クライアント端末から上記第1のアプリケーションの利用要求情報を受信すると、上記認証テーブルファイルに記憶されている利用可能情報に基づき、該当の利用者に対して上記第1のアプリケーションの利用を認証するかどうかを定め、該当の利用者の利用を認証するときは第1のアプリケーションへ起動情報を送信する認証手段と、上記第1のアプリケーションが、上記認証手段から送信された起動情報に基づき起動され、上記第1のアプリケーションが、上記クライアント端末に操作画面情報を送信し、この操作画面情報を上記クライアント端末が操作画面として表示し、上記利用者から処理要求を受け付けることにより、上記クライアント端末から送信された上記統合顧客データベースに対する処理要求を、予め定めた共通形式に合致する処理要求情報に形成し、上記共通通信手段に送信する共通通信I/F手段と、上記認可テーブルファイルを参照することにより、上記共通通信手段が受け付けた利用者の処理要求を認可するか否かを定める認可手段とを備え、上記共通通信手段は上記認可手段が処理要求を認可した後、上記統合顧客データベースに対して上記クライアント端末から要求された処理を行い、この処理結果を上記第1のアプリケーションに受け渡し、上記第1のアプリケーションは上記クライアント端末に、上記処理結果を送信することを特徴とするものである。
さらに上記統合顧客データベースへの処理要求情報を受付けると、この処理要求情報で特定される顧客情報の中で人物を特定できる情報を検索キーとして、上記統合顧客データベースを検索し、該当人物と同一の人物に関するデータを取り出し、上記共通通信手段に取り出したデータを受け渡す名寄せ手段を備え、上記共通通信手段は、上記第1のアプリケーションから共通形式に合致する処理要求情報を受信し、この処理要求情報を上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した処理要求情報に書き換えた後、処理要求情報を上記名寄せ手段に受け渡し、上記名寄せ手段から受け渡されたデータに対して指定された処理要求を行うことを特徴とするものである。
本願発明に係る顧客データベース管理プログラムは、ネットワーク接続されたクライアント端末から処理要求を受け付け、処理結果を返信する第1のアプリケーションが登録、更新または参照の処理対象とする顧客情報が記憶される統合顧客データベースと、利用者毎に利用可能とするアプリケーション情報が記憶される認証テーブルファイルと、上記統合顧客データベースに記憶された顧客情報に対する処理に関して、利用者毎の認可・不認可情報が記憶される認可テーブルファイルとを有するコンピュータを、上記第1のアプリケーションから共通形式に形成された処理要求を受信し、この処理要求情報を、上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した、処理要求情報に書き換える共通通信手段と、上記クライアント端末から上記第1のアプリケーションの利用要求情報を受信すると、上記認証テーブルファイルに記憶されている利用可能情報に基づき、該当の利用者に対して上記第1のアプリケーションの利用を認証するかどうかを定め、該当の利用者の利用を認証するときは第1のアプリケーションへ起動情報を送信する認証手段と、上記第1のアプリケーションが、上記認証手段から送信された起動情報に基づき起動され、上記第1のアプリケーションが、上記クライアント端末に操作画面情報を送信し、この操作画面情報を上記クライアント端末が操作画面として表示し、上記利用者から処理要求を受け付けることにより、上記クライアント端末から送信された上記統合顧客データベースに対する処理要求を、予め定めた共通形式に合致する処理要求情報に形成し、上記共通通信手段に送信する共通通信I/F手段と、上記認可テーブルファイルを参照することにより、上記共通通信手段が受け付けた利用者の処理要求を認可するか否かを定める認可手段として機能させ、上記共通通信手段は上記認可手段が処理要求を認可した後、上記統合顧客データベースに対して要求された処理を行い、この処理結果を上記第1のアプリケーションに受け渡し、上記第1のアプリケーションは上記クライアント端末に、上記処理結果を送信することを特徴とするものである。
さらに上記統合顧客データベースへの処理要求情報を受け付けると、この処理要求情報で特定される顧客情報の中で人物を特定できる情報を検索キーとして、上記統合顧客データベースを検索し、該当人物と同一の人物に関するデータを取り出し、上記共通通信手段に取り出したデータを受け渡す名寄せ手段として機能させ、上記共通通信手段は、上記第1のアプリケーションから共通形式に合致する処理要求情報を受信し、この処理要求情報を上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した処理要求情報に書き換えた後、処理要求情報を上記名寄せ手段に受け渡し、上記名寄せ手段から受け渡されたデータに対して指定された処理要求を行うことを特徴とするものである。
本発明の顧客管理アプリケーションシステムによると、同一顧客情報を重複しないように顧客データベースに登録するため、各アプリケーションシステムでデータの正確性や最新性が確保でき、また利用者が意識することなく定められた利用可能範囲のデータをアクセスするため、操作性とセキュリティが向上する。
実施の形態1.
本実施の形態では、マンション等の不動産売買において、マンションのモデルルームやその対象物件に来場した顧客、あるいは不動産を購入した顧客情報を蓄積、管理し、営業活動に役立たせるための分析を行うシステムを例にして説明する。
図1は、本実施の形態のシステム構成図である。図1に示すように、顧客データベース管理装置(管理装置)2は、クライアント端末1及びアプリケーション装置3とネットワーク接続されているサーバ装置である。アプリケーション装置3は図1に示すように、クライアント端末1及び管理装置2と、複数台接続されていることが考えられ、それぞれ異なるアプリケーション(アプリケーションA〜C)20が格納されている。またアプリケーション装置3に複数のアプリケーション20が格納されている場合もある(例えば、1つのアプリケーション装置3にアプリケーションA、アプリケーションBが格納される)。
クライアント端末1は、営業担当者等の利用者からの操作を受け付ける端末であるが、処理手段4、表示手段5、入力手段6が備えられ、表示手段5は図示しない表示装置に操作画面や処理結果の表示処理を行う手段であり、入力手段6は図示しないK/B(キーボード)、マウス等の入力装置から入力を受け付ける手段である。処理手段4は、アプリケーション装置3に処理要求を送信し、処理要求の結果である処理結果を受信する。
アプリケーション装置3は、図示しない記憶装置にアプリケーション20を格納し、アプリケーション20はオペレーティングシステム(OS)の管理下で特定の機能を提供するソフトウェアである。アプリケーションA、アプリケーションBは、特定の機能として、登録更新参照手段16を備え、アプリケーションCは、特定の機能として、集計分析手段18を備える。またアプリケーションA、アプリケーションB内には、クライアント端末1から送信された処理要求(登録、更新、参照または、集計)を予め定めた共通形式に合致する処理要求情報に形成する共通通信I/F手段15を備える。アプリケーションC内には、クライアント端末1と処理要求データ及び処理結果の通信を行う通信I/F手段17を備える。また図示していないが、アプリケーションA,B内にもアプリケーションCと同様に、クライアント端末1と処理要求データ及び処理結果の通信を行う通信I/F手段17を備える。
次に、顧客データベース管理装置(管理装置)2の構成について説明する。認証手段7は、認証テーブルファイル8に記憶されている利用可能情報に基づき、クライアント端末1から特定のアプリケーション20(第1のアプリケーション、例えばアプリケーションA)の利用要求情報を受信すると、該当の利用者が特定のアプリケーション20の利用を認証するかどうかを定め、利用を認証するときは特定のアプリケーション20へ起動情報を送信する。
認可手段9は、統合顧客データベース13に記憶されている顧客情報に対する処理に関して、利用者毎の認可・不認可情報が記憶される認可テーブルファイル10を参照することにより、利用者の処理要求を認可するか否かを定める。
共通通信手段11は、アプリケーション20から共通形式に合致するように形成された処理要求を受信し、認可手段9が処理を認可した後、統合顧客データベース13に対する処理結果をアプリケーション20に受け渡す。その後共通通信手段11は、統合顧客データベース13に記憶されている顧客情報を処理(登録、更新または参照)するためのアクセス言語に対応した、処理要求情報に書き換え、この処理要求情報を名寄せ手段12に受け渡す。名寄せ手段12は、統合顧客データベース13への処理内容を受付けると、この処理内容で特定される顧客情報の中で人物を特定できる情報を検索キーとして、統合顧客データベース13を検索し、該当人物と同一の人物に関するデータを取り出し、共通通信手段11に取り出したデータを受け渡す。共通通信手段11は、名寄せ手段12から受け渡されたデータに対して指定された処理を行うことになる。
また分析手段14は、アプリケーションCの集計分析手段18からの要求に基づき、統合顧客データベースの分析を行う手段である。
次に、図2〜図4を用いて、本実施の形態で用いるデータベースのファイル形式について説明する。図2は、認証テーブルファイル8(以下、認証テーブルともいう)の形式を示しているが、ユーザID(利用者)毎に利用可能とするアプリケーション名が指定されている。例えば、ユーザID 001は、AppAと、AppBが利用可能、ユーザID 002は、AppBが利用可能と規定されている。アプリケーションの種別としては、統合顧客データベース13に対して、登録、更新、参照処理を行う販売状況管理アプリケーション、アンケート情報入力アプリケーション、顧客データ分析アプリケーションなどが考えられる。
また図3は、認可テーブルファイル10(以下、認可テーブルともいう)の形式を示しているが、ユーザ、物件毎に認可する処理が指定されている。ここで物件とは、例えばマンションを示すものであり、マンションA、マンションB、マンションCと置き換えて考えることができる。また、一斉に分譲される複数の宅地または戸建住宅の場合もあり、分譲地A、分譲地B、分譲地Cとすることもできる。マンションとした場合、マンションAの戸数が60件だとしたら、60件の戸数に関する顧客情報が統合顧客データベース13に登録されていることになるが、顧客情報のレコード単位で認可情報を定めるのではなく、物件という固まりで認可情報を定めることにより、認可テーブル10に関する指定と、認可手段9による認可判断が簡単なものになる。営業担当者は物件毎に決まることが多く、1物件に関する情報はその物件を担当する営業担当者が把握できる必要があるため、物件による指定は実業務にも則していると言える。しかしながら、もちろんレコード単位で定めてもよいし、その他の集合体を構成して定めてもよい。
認証テーブル8と認可テーブル10の指定は、システム管理者等により予め行われているものであり、また都度変更可能である。
図4は、統合顧客データベース13の一例を示すものであるが、物件毎に、顧客を特定する情報と、アンケート情報とにより構成されている。顧客を特定する情報としては、来場者名/顧客名、来場者名/顧客名(カナ)、住所、電話番号を例示しているが、その他顧客を特定できる情報であれば何でもよい。またアンケート情報(アンケート1・・・アンケートn)とは、家族構成、趣味、希望購入価格、希望間取り、購入条件等、顧客がアンケート用紙に記入した項目や、営業担当者が顧客から聞き取りをした内容が登録される。
次に、図5〜図10を用いて、顧客情報を登録・更新・参照する処理の流れについて説明する。図5は、登録・更新・参照処理の全体の流れを示している。処理を開始し、クライアント端末1の処理手段4は、入力手段6を介してユーザ(営業担当者)が入力したアプリケーション利用要求情報を管理装置2に送信する(ステップS1)。アプリケーション利用要求情報とは、ユーザを特定するユーザIDと、アプリケーション名を含み、例えば「ユーザID 001、アプリケーション名 AppA」と指定される。アプリケーション利用要求情報を受付け、管理装置2の認証手段7は、認証テーブルファイル8を参照することにより、認証処理を行い(ステップS2)、認証されたら該当のアプリケーション20へ起動情報を送信し(ステップS3)、アプリケーション装置3のアプリケーション20はクライアント端末1へ操作画面情報を送信する(ステップS4)。クライアント端末1の処理手段4は、アプリケーション装置3から送信された操作画面情報に基づき操作画面を表示し、操作画面に入力された利用者の処理要求情報を、ユーザIDとともにアプリケーション装置3に対して送信する(ステップS5)。
アプリケーション装置3のアプリケーション20と共通通信I/F手段15とにより、クライアント端末1から送信された処理要求を共通形式に対応する処理要求に変換(形成)して、ユーザIDとともに共通通信手段11に送信し(ステップS6)、共通通信手段11では受信した共通形式の処理要求を統合顧客データベース13をアクセスできるDB(データベース)アクセス言語仕様に則ったDBアクセス要求に作り変える(翻訳する)(ステップS7)。認可手段9は、共通通信手段11から受け渡されたDBアクセス要求に対して、ユーザの処理権限を確認し(ステップS8)、共通通信手段11は認可手段9が認可した後、DBアクセス要求(処理内容)を名寄せ手段12に受け渡す(ステップS9)。名寄せ手段12は、名寄せ処理を行い、その結果を共通通信手段11に受け渡し(ステップS10)、共通通信手段11は名寄せした結果、統合顧客データベース13内の同一人物に関するデータ(レコード)と決定したレコードに対して、処理(登録/更新/参照処理)を行う(ステップS11)。
その後共通通信手段11は、アプリケーション20に処理結果を送信し(ステップS12)、アプリケーション20はクライアント端末1に処理結果を送信し(ステップS13)、クライアント端末1の処理手段4は処理結果を表示する(ステップS14)。なお登録・更新・参照処理を行うアプリケーションとは、登録更新参照手段16を含むアプリケーションAまたはアプリケーションBを示す。
図6は、管理装置2における前処理を示している。認証手段7は、ユーザ毎に利用可能とするアプリケーション名を認証テーブル8に登録する(ステップS21)。また認可手段9は、ユーザ毎にグループ分けしたデータに対する処理権限を認可テーブル10に登録する(ステップS22)。なお上述したとおり、ステップS21とS22に示した処理は、システム導入時に行う必要があるが、都度ユーザが追加になったときや、ユーザに付与する処理権限が変更になったときに、システム管理者等が管理装置2にネットワーク接続された、管理端末(図示せず)を用いて行う。
次に図7を用いて、図5の全体フローチャートの中で、認証手段7によるステップS2〜S3の処理について詳細を説明する。処理を開始し、認証手段7はクライアント端末1からの利用要求情報を受付ける(ステップS31)。利用要求情報は、ユーザIDと利用するアプリケーションを特定する情報(アプリケーション名またはアプリケーションID)を含むものであり、例えばユーザID 001のユーザがアプリケーションAを利用したいと要求するときは、ユーザID 001とアプリケーションAのIDであるAppAとが利用要求情報に含まれる。次に認証手段7は、認証テーブルファイル8を参照し、受付けた利用要求情報に含まれるユーザIDが指定のアプリケーションを利用できるかどうかを確認する(ステップS32)。具体的には、ユーザID001は、AppAの利用権限があるため、利用が認証されるが、ユーザID001がAppCを要求したときは利用が認証されない。認証手段7は利用権限があると判断したときは(ステップS33)、該当のアプリケーション20を起動するための要求情報をネットワークを通じてアプリケーション20に送信し、また起動情報としてユーザ情報(ユーザ名と、クライアント端末1の識別情報(IPアドレス等)を含む)をアプリケーション装置3のアプリケーション20へ引き渡す(ステップS35)。ステップS33で利用権限がないと判断したときは、エラー情報として認証されずに利用できないことを示すメッセージをクライアント端末1へ送信して、処理を終了する(ステップS34)。
続いて一連の処理の中で、クライアント端末1に関する処理の流れについて図8を用いて説明する。クライアント端末1では、処理手段4がユーザの特定アプリケーションへの利用要求処理を管理装置2に送信するところから処理が開始されるが(ステップS41)、入力手段6を用いて、入力された情報に基づき、処理手段4が処理を行い、結果は表示手段5により表示装置(図示せず)に表示される。ステップS41の後、管理装置2で利用が認証されると、アプリケーション20からシステム操作画面用の情報が送信され、処理手段4はその情報に基づき、操作画面を表示する(ステップS42)。ユーザがシステム操作画面に特定の顧客データを登録/更新/参照する情報を入力すると、その処理要求をアプリケーション20に送信し(ステップS43)、管理装置2及びアプリケーション装置3での処理の後、アプリケーション20から送信された処理結果を受け取り、システム画面に表示する(ステップS44)。クライアント端末1側から見ると、1処理要求毎にステップS41〜S44の処理を繰り返すことになる。またステップS43で送信される処理要求は、処理内容、対象データ、対象項目、変更項目を含む。具体的に、登録処理の場合は、「処理内容=登録、物件名=A、対象データ=小林 花子、対象項目=来場者名/顧客名、来場者名/顧客名(カナ)、住所、電話番号、アンケート1、・・・アンケートn、変更項目=小林 花子、コバヤシ ハナコ、○△□、○○○○―△△−○○○○、・・・」等の情報を含む。なお登録/更新処理を共通的に示すために、「変更項目」と記しているが、「登録」の場合は「追加項目」を意味している。また、更新処理の場合は、「処理内容=更新、物件名=B、対象データ=秋田太郎、対象項目=アンケート項目n、変更項目=×××」等の情報を含む。
アプリケーション装置3側の処理については、図9を用いて説明する。図9は、図5のステップS6を詳細に記している。ステップS43でクライアント端末1から処理要求を通信I/F手段17が受信すると、統合顧客データベース13への処理要求を取り出す(ステップS51)。処理要求の中には統合顧客データベース13への処理要求以外にもアプリケーション20に対する要求が含まれるため、上述したように、「処理内容=登録、物件名=A、対象データ=小林 花子、対象項目=来場者名/顧客名、来場者名/顧客名(カナ)、住所、電話番号、アンケート1、・・・アンケートn、変更項目=小林 花子、コバヤシ ハナコ、○△□、○○○○―△△−○○○○、・・・」または、「処理内容=更新、物件名=B、対象データ=秋田 太郎 アキタ タロウ、対象項目=アンケート項目n、変更項目=×××」というように、統合顧客データベース13への処理要求を取り出す。その後、共通通信I/F手段15により、取り出した処理要求を共通形式に一致させるように作り変えて、共通通信手段11に送信し(ステップS52)、処理を終了する。
取り出した処理要求を共通形式に一致させるように作り変える処理について、補足する。アプリケーションA、Bは、同一機能を有する共通通信I/F手段15を有するが、登録更新参照手段16の機能は、アプリケーションによって異なる。アプリケーションの機能が異なるのであれば、クライアント端末1から送信される処理要求のフォーマットが異なるのが通常のアプリケーション構成であり、クライアント端末1間との処理要求送信/結果送信フォーマットは、アプリケーションA、Bが認識できるフォーマットであれば、独自のフォーマットで構わない。しかし、統合顧客データベース13をアクセスするときは、一定の形式で処理要求を送信する必要があり、それぞれのアプリケーションが受信した処理要求フォーマットを一定の形式(共通形式)に作り変えるのが共通通信I/F手段15の処理になる。共通形式(共通フォーマット形式)は、共通通信I/F手段15と共通通信手段11との間で、予め決められている形式である。
一例を用いて、その流れを説明する。
(1)クライアント端末1から送信された処理要求
「処理内容=更新、物件名=B、対象データ=秋田 太郎 アキタ タロウ、対象項目=アンケート項目n、変更項目=×××」
(2)共通形式(共通フォーマット形式)
「処理内容=処理内容種別、物件名=物件種別、対象データカナ=顧客名カナ、対象データ漢字=顧客名漢字、変更対象項目=対象データ項目名、変更項目=変更するデータ内容」
(3)共通フォーマットに基づき変換した(1)の処理要求
「処理内容=更新、物件名=B、対象データカナ=アキタ タロウ、対象データ漢字=秋田 太郎、変更対象項目=アンケート項目n、変更項目=×××」
(1)〜(3)については、簡単な例であるが、共通通信I/F手段15による処理要求フォーマットの変換は、(1)の処理要求情報を(2)の共通フォーマット形式に合致するように(3)の処理要求情報に変換(作成)することになる。
次に、図10を用いて、図5のステップS7〜S10に示した処理について詳細を説明する。処理を開始し、共通通信手段11は共通通信I/F手段15から送られた処理要求データ(共通形式の処理要求)を受取り、受け取った処理要求をDBアクセス言語に則った処理要求に翻訳し、翻訳した処理要求を認可手段9に受け渡す(ステップS61)。認可手段9は、統合顧客データベース13に記憶されている顧客情報に対する処理に関して、利用者毎の認可・不認可情報が記憶される認可テーブルファイル10を参照することにより、利用者の処理要求を認可するか否かを定め(ステップS62)、定めた結果により処理の認可情報または不認可情報を共通通信手段11に返却する(ステップS63)。ステップS63で、認可手段9が処理を認可する情報を返却したときは、共通通信手段11は要求情報(登録、更新、または参照の詳細情報)を名寄せ手段12に受け渡す(ステップS64)。
名寄せ手段12は顧客情報をキー項目(住所、漢字氏名、カナ氏名のいずれか、または組合せによる)として、統合顧客データベース13を検索し、翻訳された処理要求に含まれる処理しようとする、顧客名と同一の顧客名情報が既に登録されているかどうかを確認する。名寄せの結果、同一顧客名情報が存在していなければ、新規登録可能であることを、同一顧客名情報が存在していれば、更新可能であることと、該当のレコードを共通通信手段11に返却し(図5のステップS11に戻る)、処理を終了する(ステップS65)。ステップS63で、認可手段9が処理不認可情報を共通通信手段11に返却すると、共通通信手段11は不認可情報をアプリケーション装置3に送信し、処理を終了する(ステップS66、図5のステップS12に相当する)。ステップS65で更新可能とするとき、該当のレコードは複数あることも考えられ、そのときは、複数レコード情報を共通通信手段11に返却する。また漢字氏名、カナ氏名が異なっていても、住所が同じであるならば、更新対象となる該当レコードとみなすように(同一の顧客名情報とみなすように)処理を行うこともできる。そのように処理することにより、例えば1つの家族に関するアンケート情報を合わせて最新情報に更新することができ、最新の情報を営業活動を行なうことが可能となる。
ステップS61〜S62の処理について、一例を用いて説明する。
ステップS61で、共通フォーマットの処理要求を(11)のように受信したとする。
(11)「処理内容=更新、物件名=B、対象データカナ=アキタ タロウ、対象データ漢字=秋田 太郎、変更対象項目=アンケート項目n、変更項目=×××」
ステップS61で、共通通信手段11は統合顧客データベース13をアクセスするプログラム言語仕様(例えば、SQL)に合わせたソースコード(処理文)に変換(翻訳)する。その結果、例えば(12)のように変換される。
(12) update 、B アキタ タロウ 秋田 太郎、アンケート項目n、変更項目=×××
その後ステップS62で、認可手段9は、(12)のソースコードの内容とユーザIDとの共通通信手段11から受け渡され、認可テーブルファイル10を参照して、該当のユーザIDが対象となる物件を処理する権限があるかどうかを確認する。具体的には、認可手段9は認可テーブルファイル10により、(11)に記載した処理要求がユーザ001から送信された場合は認可しないが、(11)に記載した処理要求がユーザ003から送信された場合は認可する。
またステップS65で示した名寄せ手段12による処理は、名寄せの既存技術を用いて実現する。同一人物のレコードであるかどうかを確認するとき、対象範囲を物件種別が同じ範囲とする、特定の範囲とする、または全レコードを対象とする、いずれかを選択することができる。対象範囲を選択可能とすることにより、対象物件を限定した範囲で更新追加することができるし、一方、全レコードを対象として更新した方がデータベースの活用性を向上されることができるもの(顧客の希望販売価格帯の変更など)は全レコードを対象とするなどの使い分けができる。対象範囲は、管理装置2上で予め決めておくように運用することができ、また処理が参照のとき、利用者側で対象範囲を指定できるように構成することにより、使用用途に応じた参照をすることができる。
次に図11を用いて、本実施の形態による集計・分析処理の流れについて、説明する。本実施の形態では、説明を簡単にするためにアプリケーションCを集計・分析用のアプリケーションと定義しているが、1つのアプリケーションが登録・更新・参照機能とともに、集計・分析機能を有していてもよい。処理を開始し、クライアント端末1の処理手段4は、入力手段6を介してユーザ(営業担当者)が入力したアプリケーション利用要求情報を管理装置2に送信する(ステップS71)。アプリケーション利用要求情報とは、ユーザを特定するユーザIDと、アプリケーション名を含み、例えば「ユーザID 001、アプリケーション名 AppC」と指定される。アプリケーション利用要求情報を受付け、管理装置2の認証手段7は、認証テーブルファイル8を参照することにより、認証処理を行い(ステップS72)、認証したら該当のアプリケーション20へ起動情報を送信し(ステップS73)、アプリケーション装置3のアプリケーション20はクライアント端末1へ操作画面情報を送信する(ステップS74)。クライアント端末1の処理手段4は、アプリケーション20から送信された操作画面情報に基づき操作画面を表示し、操作画面に入力された利用者の処理要求を、ユーザIDとともにアプリケーション20に対して送信する(ステップS75)。
アプリケーション装置3のアプリケーション20は、通信I/F手段17を介してクライアント端末1から受信した処理要求を管理装置2の分析手段14に受け渡し(ステップS76)、分析手段14は送信された集計(または分析)条件を編集し、DBアクセス言語に翻訳する。その後、統合顧客データベース13に対して、要求に基づくデータの集計・分析処理を行う(ステップS77)。その後分析手段14は、アプリケーション20に集計(または分析)の処理結果を送信し(ステップS78)、アプリケーション20は分析手段14から受け渡された集計結果をグラフデータに編集し、編集した集計結果をクライアント端末1に送信する(ステップS79)。クライアント端末1の処理手段4は、グラフ作成ツールを起動し、送信されたグラフデータに基づき、画面に処理結果を表示し(ステップS80)、処理を終了する。処理結果をグラフ表示させることにより、分析結果が一目で確認できる効果があるが、グラフ表示によらず表形式で表示されることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザは何ら意識することなく、定められた利用可能範囲のデータをアクセスすることができ、システム全体の操作性とセキュリティが向上する。また顧客データの登録・更新処理を行うとき、名寄せ処理を行うため、同一人物の情報を複数登録することを防止することができ、データの集計や分析を行うときに、より正確な結果を得ることができる。
統合顧客データベース13は、アプリケーションA〜Cが個別に管理していた顧客データベースを統合し、統合した後は、アプリケーションA〜Cを通じて登録/更新/参照/集計/分析の処理が行われる。最初の統合処理を行う際、名寄せ手段12により名寄せを行ってから統合を行えば、データの重複を防ぐことができる。
またアプリケーション20(A及びB)には、登録更新参照手段16と共通通信I/F手段15が備えられているが、既存の登録更新参照手段16に共通通信I/F手段15をアドイン(アドオン)する形式で、アプリケーション20を構成することができるため、アプリケーション装置3側の変更点が少なくてすむという利点もある。
さらに、集計・分析機能を有するアプリケーション20(C)が統合顧客データベース13をアクセスするように構成することにより、登録・更新・参照・集計・分析処理の操作が連携される。
実施の形態2.
実施の形態1では、アプリケーション装置3に、アプリケーションA〜Cが格納されている構成を例示した。本実施の形態では、アプリケーションA〜Cは、顧客データベース管理装置2内に格納され、動作される。
図12は、本実施の形態におけるシステム構成図である。図12に記載した構成は、図1に記した図番の構成と同一機能を有する。実施の形態1では、アプリケーション20は管理装置2とは異なるアプリケーション装置3に格納されているが、本実施の形態では、アプリケーション20は管理装置2に既存で存在している。また、図1と図12で示した構成図を複合させた、一部のアプリケーション20はアプリケーション装置3に存在し、一部のアプリケーション20は管理装置2に存在する構成でも、本発明を実現することができる。処理の流れについては、実施の形態1で説明したとおりです。
ユーザがクライアント端末1を用いて、処理要求を送信し、処理結果を受信するまでの間、管理装置2とアプリケーション装置3(またはアプリケーション20)との間は、処理要求認証、認可、結果送信等の通信が行われているが、それらの通信をユーザに意識させることがない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザは何ら意識することなく、定められた利用可能範囲のデータをアクセスすることができ、システム全体の操作性とセキュリティが向上する。また顧客データの登録・更新処理を行うとき、名寄せ処理を行うため、同一人物の情報を複数登録することを防止することができ、データの集計や分析を行うときに、より正確な結果を得ることができる。
またアプリケーション20(A及びB)には、共通通信I/F手段15が備えられているが、既存の登録更新参照手段16に共通通信I/F手段15をアドインする形式で、アプリケーション20を構成することができるため、アプリケーション20の変更点が少なくてすむという利点もある。
以上の各実施の形態で、顧客管理アプリケーションシステム(クライアント端末1、管理装置2、アプリケーション装置3)は、コンピュータで実現できるものである。また図示していないが、それぞれの装置は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信ボード、表示装置、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続されている。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
前述した実施の形態の各装置が扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、装置の各部により、記録され読み出されるものである。
また、通信ボードは、例えば、LAN、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されている。磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。
プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記各装置の各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜手段」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
実施の形態1におけるシステム構成図を示したものである。 認証テーブル8の構成について示したものである。 認可テーブル10の構成について示したものである。 統合顧客データベース13の構成について示したものである。 実施の形態1において顧客情報の登録・更新・参照処理の流れについて、示したものである。 管理装置2における前処理の流れについて、示したものである。 管理装置2における認証手段7の処理の流れについて、示したものである。 クライアント端末1の処理手段4に関する処理の流れについて、示したものである。 アプリケーション装置3のアプリケーション、共通通信I/F手段15の処理の流れについて、示したものである。 管理装置2における共通通信手段11、認可手段9、名寄せ手段12の処理の流れについて、示したものである。 実施の形態1において顧客情報の集計・分析処理の流れについて、示したものである。 実施の形態2におけるシステム構成図を示したものである。
符号の説明
1 クライアント端末(ユーザ端末)、2 顧客データベース管理装置(管理装置)、3 アプリケーション装置、7 認証手段、8 認証テーブルファイル、9 認可手段、10 認可テーブルファイル、11 共通通信手段、12 名寄せ手段、13 統合顧客データベース、15 共通通信I/F手段、20 アプリケーション。

Claims (4)

  1. ネットワーク接続されたクライアント端末から処理要求を受け付け、処理結果を返信する第1のアプリケーションが登録、更新または参照の処理対象とする顧客情報が記憶される統合顧客データベースと、
    利用者毎に利用可能とするアプリケーション情報が記憶される認証テーブルファイルと、
    上記統合顧客データベースに記憶された顧客情報に対する処理に関して、利用者毎の認可・不認可情報が記憶される認可テーブルファイルと、
    上記第1のアプリケーションから共通形式に形成された処理要求を受信し、この処理要求情報を、上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した、処理要求情報に書き換える共通通信手段と、
    上記クライアント端末から上記利用者を特定する情報を含む上記第1のアプリケーションの利用要求情報を受信すると、上記認証テーブルファイルに記憶されている利用可能情報に基づき、該当の利用者に対して上記第1のアプリケーションの利用を認証するかどうかを定め、該当の利用者の利用を認証するときは第1のアプリケーションへ起動情報を送信する認証手段と、
    上記第1のアプリケーションが、上記認証手段から送信された起動情報に基づき起動され、上記第1のアプリケーションが、上記クライアント端末に操作画面情報を送信し、この操作画面情報を上記クライアント端末が操作画面として表示し、上記利用者から処理要求を受け付けることにより、上記クライアント端末から送信された上記統合顧客データベースに対する処理内容、対象データを含む処理要求を、予め定めた共通形式に合致する処理要求情報に形成し、上記共通通信手段に送信する共通通信I/F手段と、
    上記認可テーブルファイルを参照することにより、上記共通通信手段が受け付けた利用者の処理要求を認可するか否かを定める認可手段と
    を備え、上記共通通信手段は上記認可手段が処理要求を認可した後、上記統合顧客データベースに対して上記クライアント端末から要求された処理を行い、この処理結果を上記第1のアプリケーションに受け渡し、上記第1のアプリケーションは上記クライアント端末に、上記処理結果を送信し、
    上記共通形式とは、上記第1のアプリケーションに含まれる上記共通通信I/F手段と上記共通通信手段との間で予め定められた形式であることを特徴とする顧客データベース管理装置。
  2. さらに上記統合顧客データベースへの処理要求情報を受付けると、この処理要求情報で特定される顧客情報の中で人物を特定できる情報を検索キーとして、上記統合顧客データベースを検索し、該当人物と同一の人物に関するデータを取り出し、上記共通通信手段に取り出したデータを受け渡す名寄せ手段を備え、
    上記共通通信手段は、上記第1のアプリケーションから共通形式に合致する処理要求情報を受信し、この処理要求情報を上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した処理要求情報に書き換えた後、処理要求情報を上記名寄せ手段に受け渡し、上記名寄せ手段から受け渡されたデータに対して指定された処理要求を行うことを特徴とする請求項1に記載の顧客データベース管理装置。
  3. ネットワーク接続されたクライアント端末から処理要求を受け付け、処理結果を返信する第1のアプリケーションが登録、更新または参照の処理対象とする顧客情報が記憶される統合顧客データベースと、利用者毎に利用可能とするアプリケーション情報が記憶される認証テーブルファイルと、上記統合顧客データベースに記憶された顧客情報に対する処理に関して、利用者毎の認可・不認可情報が記憶される認可テーブルファイルとを有するコンピュータを、
    上記第1のアプリケーションから共通形式に形成された処理要求を受信し、この処理要求情報を、上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した、処理要求情報に書き換える共通通信手段と、
    上記クライアント端末から上記利用者を特定する情報を含む上記第1のアプリケーションの利用要求情報を受信すると、上記認証テーブルファイルに記憶されている利用可能情報に基づき、該当の利用者に対して上記第1のアプリケーションの利用を認証するかどうかを定め、該当の利用者の利用を認証するときは第1のアプリケーションへ起動情報を送信する認証手段と、
    上記第1のアプリケーションが、上記認証手段から送信された起動情報に基づき起動され、上記第1のアプリケーションが、上記クライアント端末に操作画面情報を送信し、この操作画面情報を上記クライアント端末が操作画面として表示し、上記利用者から処理要求を受け付けることにより、上記クライアント端末から送信された上記統合顧客データベースに対する処理内容、対象データを含む処理要求を、予め定めた共通形式に合致する処理要求情報に形成し、上記共通通信手段に送信する共通通信I/F手段と、
    上記認可テーブルファイルを参照することにより、上記共通通信手段が受け付けた利用者の処理要求を認可するか否かを定める認可手段と
    して機能させ、上記共通通信手段は上記認可手段が処理要求を認可した後、上記統合顧客データベースに対して要求された処理を行い、この処理結果を上記第1のアプリケーションに受け渡し、上記第1のアプリケーションは上記クライアント端末に、上記処理結果を送信し、
    上記共通形式とは、上記第1のアプリケーションに含まれる上記共通通信I/F手段と上記共通通信手段との間で予め定められた形式であることを特徴とする顧客データベース管理プログラム。
  4. さらに上記統合顧客データベースへの処理要求情報を受付けると、この処理要求情報で特定される顧客情報の中で人物を特定できる情報を検索キーとして、上記統合顧客データベースを検索し、該当人物と同一の人物に関するデータを取り出し、上記共通通信手段に取り出したデータを受け渡す名寄せ手段として機能させ、
    上記共通通信手段は、上記第1のアプリケーションから共通形式に合致する処理要求情報を受信し、この処理要求情報を上記統合顧客データベースに記憶されている顧客情報を処理するためのアクセス言語に対応した処理要求情報に書き換えた後、処理要求情報を上記名寄せ手段に受け渡し、上記名寄せ手段から受け渡されたデータに対して指定された処理要求を行うことを特徴とする請求項3に記載の顧客データベース管理プログラム。

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