JP2007299487A - 抜き加工用保護シートおよび光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードコートフィルムの抜き加工時にハードコート層に生じるクラックを防止・低減することのできる抜き加工用保護シート、および光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】基材の厚さが30〜120μmであり、基材の硬度が0.1GPa以下であり、ハードコート層に対する粘着力が1500mN/25mm以下である抜き加工用保護シート1を、ハードコートフィルム2のハードコート層22に載置または貼付し、その抜き加工用保護シート1を介して、ハードコートフィルム2に対し抜き加工を施す。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハードコートフィルムに抜き加工を施すときに使用する抜き加工用保護シート、および光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法に関するものである。
近年開発されたブルーレイディスク(Blu−ray Disc)においては、25GBという高記録容量を実現するために、短波長レーザおよび高開口率のレンズを使用して記録密度を向上させている。
ブルーレイディスクも、既存の光ディスク(CD,DVD等)と同様に、情報記録層を保護するためにポリカーボネートからなるカバーフィルムが情報記録層に接着されているが、上記のようにブルーレイディスクの記録情報は極めて大容量・高密度であり、カバーフィルムに僅かな傷が付いただけであっても、情報の読出または書込にエラーが生じるおそれがあるため、表面保護用のハードコート層が必要不可欠になっている。
一般的に、カバーフィルムは、光ディスクの形状、すなわちドーナツ状に打ち抜かれてから、または剥離シート上でハーフカットされてから、光ディスクの情報記録層等に貼付される(特許文献1)。
特開2004−35836
しかしながら、ハードコート層を有するカバーフィルム(ハードコートフィルム)においては、上記抜き加工で刃が直接ハードコート層に接触して切断が行われるため、ハードコート層に微細なクラックが発生し、その破片が異物となって製品中に混入し、歩留り・生産性が低下するという問題があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、ハードコートフィルムの抜き加工時にハードコート層に生じるクラックを防止・低減することのできる抜き加工用保護シート、および光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、ハードコート層を備えたハードコートフィルムに抜き加工を施して光記録媒体用ハードコートフィルムとするときに、前記ハードコート層に載置または貼付される抜き加工用保護シートであって、前記抜き加工用保護シートの基材の厚さが30〜120μmであり、前記抜き加工用保護シートの基材の硬度が0.1GPa以下であり、ハードコート層に対する粘着力が1500mN/25mm以下であることを特徴とする抜き加工用保護シートを提供する(請求項1)。
なお、本明細書における「光記録媒体」とは、光学的に情報を記録・再生することのできる媒体をいい、主として再生専用型、追記型または書換え型のディスク状の媒体(例えば、CD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、LD、Blu−ray Disc、HD DVD、MO等;いわゆる光ディスク(光磁気ディスクを含む))が該当するが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
また、本明細書において、「シート」にはフィルムの概念、「フィルム」にはシートの概念が含まれるものとする。
上記発明(請求項1)に係る抜き加工用保護シートは、基材のみからなるものであってもよいし(請求項2)、基材と粘着剤層とからなるものであってもよい(請求項3)。
上記発明(請求項1〜3)に係る抜き加工用保護シートをハードコートフィルムのハードコート層に載置または貼付して抜き加工を行えば、抜き加工時の入刃の衝撃を抜き加工用保護シートが緩和するため、ハードコート層にクラックが発生し難い。
第2に本発明は、ハードコート層を備えたハードコートフィルムと、前記ハードコート層に載置または貼付された、請求項1〜3のいずれかに記載の抜き加工用保護シートとを備えたことを特徴とする保護シート付きハードコートフィルムを提供する(請求項4)。
上記発明(請求項4)に係る保護シート付きハードコートフィルムをそのまま抜き加工に付すと、抜き加工時の入刃の衝撃を抜き加工用保護シートが緩和するため、ハードコート層にクラックが発生し難い。
第3に本発明は、ハードコート層を備えたハードコートフィルムと、前記ハードコート層に載置または貼付された、請求項1〜3のいずれかに記載の抜き加工用保護シートとを備え、前記抜き加工用保護シートが前記ハードコート層に載置または貼付された状態で光記録媒体の形状に抜き加工されてなることを特徴とする保護シート付きハードコートフィルムを提供する(請求項5)。
上記発明(請求項5)に係る保護シート付きハードコートフィルムにおいては、抜き加工時の入刃の衝撃を抜き加工用保護シートが緩和し得たため、ハードコート層がクラックの少ないものとなっている。
第4に本発明は、ハードコート層を備えたハードコートフィルムの前記ハードコート層に、前記抜き加工用保護シート(請求項1〜3)を載置または貼付し、前記抜き加工用保護シートを介して、前記ハードコートフィルムに対し抜き加工を施すことを特徴とする光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法を提供する(請求項6)。
上記発明(請求項6)によれば、抜き加工時の入刃の衝撃を抜き加工用保護シートが緩和するため、ハードコート層にクラックが発生し難い。
本発明によれば、ハードコートフィルムの抜き加工時にハードコート層に生じるクラックを防止または低減することができ、光記録媒体用ハードコートフィルム、ひいては光記録媒体の歩留り・生産性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
〔抜き加工用保護シート〕
本実施形態に係る抜き加工用保護シート(以下単に「保護シート」という場合がある。)は、ハードコートフィルムの抜き加工時にハードコート層に生じるクラックを防止または低減するためのものである。
本発明の第1の実施形態に係る保護シート1aは、図1(a)に示すように、基材11のみからなるものであり、本発明の第2の実施形態に係る保護シート1bは、図1(b)に示すように、基材11と、基材11の片面(図1中では下面)に積層された粘着剤層12とからなるものである。以下、保護シート1aおよび保護シート1bを纏めて、保護シート1という場合がある。
保護シート1aおよび保護シート1bのいずれの場合でも、基材11の厚さが30〜120μmであり、基材11の硬度が0.1GPa以下であり、ハードコート層に対する粘着力が1500mN/25mm以下であることが必要である。
基材11の厚さが30μm未満であると、抜き加工時における入刃の衝撃が保護シート1によって緩和されないため、ハードコート層クラック防止効果が得られない。また、基材11の厚さが120μmを超えると、抜き加工時に保護シート1が大きく変形し、ハードコート層に加わる応力が増大するため、ハードコート層クラック防止効果が得られない。基材11の好ましい厚さは40〜100μmであり、特に好ましい厚さは40〜80μmである。
また、基材11の硬度が0.1GPaを超えると、抜き加工時における入刃の衝撃を緩和する能力が小さくなり、またハードコート層への追従性も低下するため、ハードコート層クラック防止効果が得られない。基材11の好ましい硬度は、0.01〜0.08GPaであり、特に好ましい硬度は、0.01〜0.03GPaである。
ここで、本発明では、抜き加工用保護シートを介してハードコートフィルムに抜き加工用の刃を入刃するため、ハードコート層のクラックを防止するには刃の入り始めの硬度が重要であり、当該硬度によって入刃の衝撃を緩和する能力の程度を表すことができる。硬度としては押込み試験による硬度が適しており、本発明では、基材表面の硬度を測定できるナノインデンターによって硬度を測定した。ナノインデンターは、ダイヤモンドチップからなる三角錐の圧子を材料表面に押し込み、その時の圧子にかかる荷重と圧子の下の射影面積から硬度(押込み試験による硬度)を求める測定器である。
また、保護シート1のハードコート層に対する粘着力が1500mN/25mmを超えると、粘着剤層12が凝集破壊を起こし、粘着剤がハードコート層に転移するため、歩留まり・生産性が低下する。保護シート1のハードコート層に対する好ましい粘着力は、0〜1250mN/25mmであり、特に好ましい粘着力は、0〜600mN/25mmである。なお、本明細書における粘着力は、後述する試験例における測定方法による値で示すものとし、粘着剤層12を有しない保護シート1aにおいても同様にして測定される値である。
基材11の材料は、以上の条件を満たすものであれば特に限定されることはなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリウレタン;ポリ塩化ビニル;ポリ酢酸ビニル;エチレン酢酸ビニル共重合体;ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等の成分を含む熱可塑性エラストマーなどの樹脂を主成分とするフィルムまたはそれらの積層フィルム等を使用することができる。樹脂フィルムは、自己接着性を有するものであってもよいし、自己接着性を有しないものであってもよい。
また、保護シート1bにおいて使用される粘着剤層12の材料も、上記条件を満たすものであれば特に限定されることはなく、例えば、アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、ゴム系、シリコーン系、エチレン−酢酸ビニル系等の粘着剤を使用することができ、エネルギー線硬化性の粘着剤であってもよい。
上記粘着剤層12の厚さは、0〜80μmであることが好ましく、特に0〜70μmであることが好ましい。
保護シート1bは、常法によって製造することができ、例えば、粘着剤層12を構成する粘着剤と、所望によりさらに溶媒とを含有する塗布剤を調製し、キスロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター、ダイコーター等の塗工機によって基材11の片面に塗布するか、別に用意した剥離シートの剥離処理面に塗布し、形成した粘着剤層12と基材11とを貼り合わせればよい。
なお、保護シート1bの粘着剤層12には、剥離シートを積層してもよい。剥離シートとしては、特に限定されることなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂からなるフィルムまたはそれらの発泡フィルムや、グラシン紙、コート紙、ラミネート紙等の紙に、シリコーン系、フッ素系、長鎖アルキル基含有カルバメート等の剥離剤で剥離処理したものを使用することができる。剥離シートの厚さは、通常10〜250μm程度であり、好ましくは20〜200μm程度である。
〔光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法〕
本実施形態に係る光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法では、あらかじめ、図2に示すような、基材フィルム21と、基材フィルム21の一方の面(図2中では上面)に形成されたハードコート層22と、基材フィルム21の他方の面(図2中では下面)に積層された粘着剤層23と、粘着剤層23に積層された剥離シート24とからなるハードコートフィルム2を製造する。
基材フィルム21としては、通常、情報の読出または書込のための光の波長域に対し十分な光透過性を有するとともに、光ディスクを容易に製造するために、剛性や柔軟性が適度にあり、なおかつ、光ディスクの保管のために、温度に対して安定なものが使用される。このような基材フィルム21としては、ポリカーボネート、シクロオレフィン系ポリマーまたはポリメチルメタクリレートからなる光透過性フィルムが好ましく用いられる。
基材フィルム21の厚さは、光ディスクの種類や光ディスクのその他の構成部位の厚みに応じて決定されるが、通常は10〜300μm程度であり、好ましくは20〜150μm程度であり、さらに好ましくは25〜100μm程度である。
ハードコート層22は、特に限定されないが、例えば、特開2005−133026号公報に記載の組成物、すなわち、無機酸化物粒子に、分子内に1個以上の重合性不飽和基を有する有機化合物が化学的に結合してなる反応性粒子と、分子内に2個以上の重合性不飽和基を有する有機化合物のモノマーまたはオリゴマーと、分子内に1個以上の重合性不飽和基を有する重量平均分子量1500以上の有機化合物と、所望によりさらにジメチルシロキサン骨格を有するシロキサン系化合物とを含有する組成物を、基材フィルム21の表面に塗布し硬化させることにより形成することができる。上記組成物を使用する場合、ハードコート層22の厚さは、2〜20μmであることが好ましく、特に5〜10μmであることが好ましい。
粘着剤層23は、特に限定されることなく、通常用いられるアクリル系、ウレタン系、シリコーン系等の粘着剤によって形成することができる。粘着剤層23の厚さは、通常は5〜60μm程度であり、好ましくは10〜30μm程度である。
剥離シート24としては、特に限定されることなく、例えば、前述した保護シート1bの粘着剤層12に積層し得る剥離シートと同様のものを使用することができる。
上記ハードコートフィルム2は、常法によって製造することができる。例えば、基材フィルム21の片面にハードコート層22を形成する一方、粘着剤層23を構成する粘着剤と、所望によりさらに溶媒とを含有する塗布剤を調製し、キスロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター、ダイコーター等の塗工機によって剥離シート24の剥離処理面に塗布して粘着剤層23を形成し、その粘着剤層23と、基材フィルム21におけるハードコート層22の反対側の面とを貼り合わせればよい。
次に、上記ハードコートフィルム2に対して、目的とする光記録媒体の形状、例えばドーナツ状に抜き加工を施す。そのとき、図2に示すように、ハードコートフィルム2のハードコート層22に、上記保護シート1を載置(保護シート1が粘着性を有しない場合)または貼付(保護シート1が粘着性を有する場合)し、その保護シート1を介して、ハードコートフィルム2に対し刃Cを入刃する。なお、保護シート1をハードコート層22に貼付した場合には、保護シート1とハードコート層22との間への異物の侵入を防止することができ、生産性をより向上させることができる。
上記の抜き加工によって、ハードコートフィルム2を完全に打ち抜いてもよいし、剥離シート24の途中まで切断するハーフカットを行ってもよい。また、ドーナツ状の外周部分はハーフカットにし、内周部分(センターホール)は打ち抜いてもよい。かかる抜き加工は、ダイカットロール等を備えた打ち抜き装置等を使用して行うことができる。
上記のようにして抜き加工を行うことにより、光記録媒体用ハードコートフィルムを得ることができるが、本方法ではハードコート層22上に保護シート1が存在し、刃Cはハードコート層22に直接接触することなく、入刃の衝撃が保護シート1によって緩和されるため、ハードコート層22にクラックが発生し難い。すなわち、本方法によれば、ハードコート層22に生じるクラックを防止または低減することができ、光記録媒体用ハードコートフィルム、ひいては光記録媒体の歩留り・生産性を向上させることができる。
なお、一例として、上記のようにして得た光記録媒体用ハードコートフィルムを使用して光ディスク(片面一層式)を製造するには、光記録媒体用ハードコートフィルムの剥離シート24を剥離して露出した粘着剤層23と、ドーナツ状の光ディスク基板の凹凸面上に形成された情報記録層とを貼り合わせればよい。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、ハードコートフィルム2は、基材フィルム21およびハードコート層22のみからなるものであってもよい。この場合には、粘着剤層を別途基材フィルム21側または情報記録層側に塗布・形成することにより、光記録媒体を製造することができる。
以下、実施例等により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例等に限定されるものではない。
〔実施例1〕
シリカ微粒子に、分子内に1個以上の重合性不飽和基を有する有機化合物が化学的に結合してなる反応性粒子および分子内に2個以上の重合性不飽和基を有する有機化合物の混合物としてのハードコート剤(JSR社製,デソライトZ7524,重合開始剤含有,固形分濃度:75重量%)100重量部と、重量平均分子量3500のウレタンアクリレート(日本合成化学工業社製,UV−7000B,固形分濃度:100重量%)10重量部と、ジメチルシロキサン骨格を有するシロキサン系化合物(東レ・ダウ・コーニング・シリコーン社製,SH28PA,固形分濃度:100重量%)0.1重量部とを混合し、さらに固形分濃度が40重量%になるように希釈溶剤としてエチルセロソルブを加えて、これをハードコート層用のコーティング用組成物とした。
得られたコーティング用組成物を、基材フィルムとしてのポリカーボネートフィルム(帝人化成社製,ピュアエースC110−75,厚さ:75μm)の一方の面に、バーコーター#12によって乾燥後の厚さが5μmになるように塗布し、70℃で1分間乾燥させた後、紫外線を照射し(照射条件:照度310mW/cm2,光量300mJ/cm2)、ハードコート層を形成した。
一方、ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面をシリコーン系剥離剤で剥離処理した剥離シート(リンテック社製,SP−PET381031,厚さ:38μm)の剥離処理面に、アクリル系粘着剤(リンテック社製,LS231KP)を乾燥後の厚さが20μmになるようにナイフコーターによって塗布し、100℃で3分間乾燥させた。このようにして形成した粘着剤層に、上記ハードコート層を形成した基材フィルムの当該ハードコート層を形成した面と反対側の面を重ねて圧着し、粘着剤層付きハードコートフィルムとした。
次に、上記ハードコートフィルムのハードコート層上に、保護シートとしてポリウレタンシート(セイコー化成社製,ラックスキンF4258−40C)を載せ、打ち抜き装置(マークアンディー社製,マークアンディー910)を用いて、上記保護シートを介してハードコートフィルムをドーナツ状(外径:120mm,内径:15mm)に打ち抜き、光ディスク用ハードコートフィルムを得た。
〔実施例2〕
保護シートとして、ポリエチレンシート(ジェイフィルム社製,PEワダトウメイカイ7)を使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例3〕
保護シートとして、ポリ塩化ビニルシート(リンテック社製,SK901)を使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例4〕
保護シートとして、ポリエチレン層とポリ酢酸ビニル層とからなる2層シート(サンエー化研社製,PAC3−70)を、ポリ酢酸ビニル層(自己接着性あり)がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例5〕
保護シートとして、ポリエチレン層とポリ酢酸ビニル層とからなる2層シート(サンエー化研社製,PAC3−70)を、ポリエチレン層(自己接着性なし)がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例6〕
保護シートとして、ポリエステル系熱可塑性エラストマーシート(倉敷紡績社製,ES−9300BK)を使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例7〕
保護シートとして、ポリエチレン−メタクリル酸共重合体層とポリエチレン層とからなる2層シート(アキレス社製,HUSL1301)を、ポリエチレン層がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例8〕
保護シートとして、ポリウレタンシート(セイコー化成社製,ラックスキンF5895P−100C)を使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例9〕
保護シートとして、ポリエチレン層とポリ酢酸ビニル層とからなる2層シート(サンエー化研社製,PAC3−70)のポリ酢酸ビニル層側の面に、アクリル系粘着剤(リンテック社製,LS231KP)からなる厚さ20μmの粘着剤層を形成したものを、当該粘着剤層がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例10〕
保護シートとして、ポリエチレン層とポリ酢酸ビニル層とからなる2層シート(サンエー化研社製,PAC3−70)のポリ酢酸ビニル層側の面に、アクリル系粘着剤(リンテック社製,LS349MP)からなる厚さ20μmの粘着剤層を形成したものを、当該粘着剤層がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例11〕
保護シートとして、実施例9の粘着剤層の厚さを40μmに変えたものを使用する以外、実施例9と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔実施例12〕
保護シートとして、実施例9の粘着剤層の厚さを60μmに変えたものを使用する以外、実施例9と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔比較例1〕
保護シートを使用しない以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔比較例2〕
保護シートとして、ポリエチレンテレフタレートシート(三菱化学ポリエステルフィルム社製,PET25 T−100)の片面に、紫外線硬化型アクリル系粘着剤(リンテック社製,LS313JP)を厚さ10μmで塗布し、紫外線を照射(照射条件:照度240mW/cm,光量90mJ/cm)して形成した粘着剤層を、当該粘着剤層がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔比較例3〕
保護シートとして、ポリウレタン層とポリエチレン層(自己接着性あり)とからなる2層シート(セイコー化成社製,ラックスキンF4150−25HM)を、ポリエチレン層がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔比較例4〕
保護シートとして、ポリプロピレンシート(王子製紙社製,アルファンPP40)を使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔比較例5〕
保護シートとして、ポリエチレン層とポリ酢酸ビニル層とからなる2層シート(サンエー化研社製,PAC3−70)のポリ酢酸ビニル層側の面に、両面テープ(藤産業社製,#101,厚さ:20μm)を貼付したものを、当該両面テープがハードコート層に貼付されるようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔比較例6〕
保護シートとして、ポリエチレン層とポリ酢酸ビニル層とからなる2層シート(サンエー化研社製,PAC3−70)を2枚重ね、ポリ酢酸ビニル層(自己接着性あり)がハードコート層に接するようにして使用する以外、実施例1と同様にして光ディスク用ハードコートフィルムを製造した。
〔試験例〕
1.厚さの測定
実施例または比較例で使用した保護シートの基材および粘着剤層の厚さを、定圧厚さ測定器(TECLOCK Corporation社製,PG−02)を使用して測定した。結果を表1に示す。
2.粘着力の測定
実施例または比較例で作製した保護シート付きハードコートフィルム(ハードコートフィルムのハードコート層上に保護シートを載置または貼付したもの)を幅25mmの短冊状とし、これを試験片とした。ORIENTEC社製のTENSILONを使用し、23℃、50%Rhの環境下で、試験片のハードコートフィルムから、180°の方向に300mm/minの速度で保護シートを引き剥がし、保護シートの粘着力を測定した。結果を表1に示す。
3.硬度の測定
実施例または比較例で使用した保護シートを、23℃、50%Rhの条件下で1週間調湿した後、10mm×10mmに裁断し、これをサンプルとした。得られたサンプルを、アルミニウム製の台座に接着したガラス板上に固定し、ナノインデンター(MTS社製,機種名「NanoIndentor Test Works−4」)により、基材の表面から厚さ方向0.2μmの位置の硬度を測定した。結果を表1に示す。
4.クラックの有無の測定
実施例または比較例で得られた光ディスク用ハードコートフィルムの内周切断面をデジタル顕微鏡(Keyence社製,VHX−100)で観察し、クラック(ヒビ)の有無を確認した。結果を表1に示す。クラックが発生していなかったものを○、クラックが発生していたものを×で表す。
Figure 2007299487
表1から明らかなように、本発明の条件を満たす光ディスク用ハードコートフィルムにおいては、クラックの発生がなかった。
本発明は、ブルーレイディスク等の光ディスクに用いるハードコートフィルムの製造に好適である。
本発明の第1の実施形態および第2の実施形態に係る抜き加工用保護シートの断面図である。 本発明の一実施形態に係る光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法を示す断面図である。
符号の説明
1,1a,1b…抜き加工用保護シート
11…基材
12…粘着剤層
2…ハードコートフィルム
21…基材フィルム
22…ハードコート層
23…粘着剤層
24…剥離シート
C…刃

Claims (6)

  1. ハードコート層を備えたハードコートフィルムに抜き加工を施して光記録媒体用ハードコートフィルムとするときに、前記ハードコート層に載置または貼付される抜き加工用保護シートであって、
    前記抜き加工用保護シートの基材の厚さが30〜120μmであり、
    前記抜き加工用保護シートの基材の硬度が0.1GPa以下であり、
    ハードコート層に対する粘着力が1500mN/25mm以下である
    ことを特徴とする抜き加工用保護シート。
  2. 基材のみからなることを特徴とする請求項1に記載の抜き加工用保護シート。
  3. 基材と粘着剤層とからなることを特徴とする請求項1に記載の抜き加工用保護シート。
  4. ハードコート層を備えたハードコートフィルムと、
    前記ハードコート層に載置または貼付された、請求項1〜3のいずれかに記載の抜き加工用保護シートと
    を備えたことを特徴とする保護シート付きハードコートフィルム。
  5. ハードコート層を備えたハードコートフィルムと、
    前記ハードコート層に載置または貼付された、請求項1〜3のいずれかに記載の抜き加工用保護シートとを備え、
    前記抜き加工用保護シートが前記ハードコート層に載置または貼付された状態で光記録媒体の形状に抜き加工されてなることを特徴とする保護シート付きハードコートフィルム。
  6. ハードコート層を備えたハードコートフィルムの前記ハードコート層に、請求項1〜3のいずれかに記載の抜き加工用保護シートを載置または貼付し、
    前記抜き加工用保護シートを介して、前記ハードコートフィルムに対し抜き加工を施すことを特徴とする光記録媒体用ハードコートフィルムの製造方法。
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