JP2007292680A - 振動ジャイロセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】温度および電源電圧の変動に対しても安定した出力信号を提供する。
【解決手段】振動ジャイロセンサ1は、振動子100と、モニタ回路110と、振幅調整回路114と、駆動回路112と、振動子の検出電極から得られる信号を増幅し検出信号を出力する増幅回路202、204と、2つ以上の検出信号を差動増幅し差動増幅信号を出力する差動増幅回路206と、差動増幅信号をモニタ信号で同期検波し検波信号を出力する同期検波回路208と、検波信号のノイズを取りフィルタ信号を出力するフィルタ回路216と、環境温度に依存した温度信号を出力する温度センサ214と、感度信号に対して、温度補正と電源電圧の変動に対して比例に変動する温度補償型レシオメトリック回路300と、からなり、振動ジャイロセンサ内のオフセット電圧を調整するオフセット調整回路を有し、静止時電圧とオフセット電圧がレシオメトリック特性となるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、角速度を検出するのに使用される振動ジャイロセンサに関する。
近年、カーナビゲーション装置において自立航法によって自車位置を特定する場合、ジャイロセンサからの角速度情報を元に進行方向を検出している。このようなジャイロセンサは、通常、角速度の大きさに応じたアナログ信号を出力している。そのアナログ信号をA/Dコンバータによってデジタル信号に変換して、ナビゲーションシステムに取り込み、演算処理している。
アナログ信号をデジタル信号に変換する場合、A/Dコンバータの電源電圧の変動によってその分解能あたりの電圧幅、あるいはその基準電圧が変動する場合がある。そのため、ジャイロセンサから出力されるアナログ信号も電源電圧に依存して変動することが必要となる。また、車載用途のため温度に対しても、高安定な出力信号が必要となる。
この問題を解決するために、例えば特許文献1には、検出信号を電源電圧に依存させるレシオメトリック機能を持つジャイロセンサが提案されている。
特開2006−10408号公報
しかしながら、特許文献1では、感度信号に関してレシオメトリック回路はあるが、温度補償がないため、感度信号が温度に対して不安定である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、温度および電源電圧の変動に対しても安定した出力信号を生成できる振動ジャイロセンサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の振動ジャイロセンサでは、振動子と、前記振動子を駆動するための1対の駆動電極と、前記振動子に加わるコリオリ力を検出する2つ以上の検出電極と、前記1対の駆動電極の一方の電極に接続しモニタ信号を出力するモニタ回路と、前記モニタ信号を増幅して前記1対の駆動電極の他方の電極に出力する駆動回路と、前記駆動回路の出力信号の振幅を一定に調整する振幅調整回路と、前記振動子の前記検出電極から得られる信号を増幅し検出信号を出力する増幅回路と、2つ以上の前記検出信号を差動増幅し差動増幅信号を出力する差動増幅回路と、前記差動増幅信号を前記モニタ信号で同期検波し検波信号を出力する同期検波回路と、ノイズ除去用のフィルタ回路と、からなる振動ジャイロセンサにおいて、前記振動ジャイロセンサは、さらに、環境温度に依存した温度信号を出力する温度センサと、前記フィルタ回路から出力される感度信号に対して、温度補償と電源電圧の変動に対して比例に変動する温度補償型レシオメトリック回路と、を有し、さらに、前記振動ジャイロセンサ内のオフセット電圧を調整するオフセット調整回路と、前記増幅回路と前記差動増幅回路と前記同期検波回路と前記フィルタ回路と前記温度補償型レシオメトリック回路の基準電圧が電源に依存する回路構成になっており、前記オフセット電圧と前記振動子にコリオリ力が加わっていない状態である静止時電圧がレシオメトリック特性となるようにした、ことを要旨とする。
この構成によれば、温度補償型レシオメトリック回路により、環境温度に依存した温度信号に基づき感度信号を温度補償することができるので、感度信号の温度変動による影響を極力抑えることができる。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記温度補償型レシオメトリック回路は、電源電圧に依存する基準電圧と前記温度信号の電圧に基づき、前記感度信号のレシオメトリック特性と、前記感度信号の温度補償と、を行なう。
この構成によれば、温度補償型レシオメトリック回路により、電源電圧に依存した基準電圧に基づき感度信号をレシオメトリック特性にすることができるので、電源電圧の電圧変動によって比例して変動することができる。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記温度補償型レシオメトリック回路は、乗算器である。
この構成によれば、温度補償型レシオメトリック回路として乗算器を用いることにより、回路設計を容易にできる。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記温度補償型レシオメトリック回路は、ギルバートセル乗算器である。
この構成によれば、温度補償型レシオメトリック回路としてギルバートセル乗算器を用いることにより、回路設計を容易にできる。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記温度補償型レシオメトリック回路は、各回路の基準電圧を電源電圧に依存することで、前記静止時電圧をレシオメトリック特性にした。
この構成によれば、前記静止時電圧をレシオメトリック特性にすることができるので、電源電圧の変動によって比例して前記静止時電圧を変動することができる。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記オフセット調整回路は基準電圧を電源電圧に依存する基準電圧とし、前記オフセット電圧がレシオメトリック特性にした。
この構成によれば、温度補償型レシオメトリック回路により、電源電圧に依存した基準電圧に基づき感度信号を温度補償することができるので、電源電圧の電圧変動によって比例して変動する事ができる。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記振動子は、基部と、前記基部から突出する駆動振動系および前記基部から突出する複数の検出振動系を備えている。
また、本発明の振動ジャイロセンサでは、前記フィルタ回路は、スイッチドキャパシタフィルタ、LCフィルタ、RCフィルタ、オペアンプを使ったアクティブフィルタを含む。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
(第1実施形態)
<振動ジャイロセンサの構成>
まず、第1実施形態に係る振動ジャイロセンサの構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る振動ジャイロセンサの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、振動ジャイロセンサ1は、振動子100と、モニタ回路110と、駆動回路112と、振幅調整回路114と、増幅回路であるチャージアンプ回路202、204と、差動増幅回路206と、同期検波回路208と、フィルタ回路216と、0点オフセット調整回路210と、温度補償回路212と、温度センサ214と、温度補償型レシオメトリック回路300と、バンドギャップリファレンス回路320と、基準電圧発生回路322と、から構成されている。
ここで、振動子の構成について、図5を参照して説明する。図5は、振動子の構成を示すブロック図である。
振動子100は、図5に示すように、基部10、一対の駆動振動系30A、30Bおよび一対の検出振動系31A、31Bを備えている。本例の基部10は、振動子の重心GO(振動子が振動していないときの重心)を中心として四回対称の略正方形をなしている。各駆動振動系30A、30B、各検出振動系31A、31Bは、それぞれ、基部10の周縁部10aの各辺から突出している。
各駆動振動系30A、30Bは、それぞれ、基部10の周縁部10aから径方向に突出する細長い支持部15A、15Bと、支持部15A、15Bの長手方向に直交する方向に向かって延びる各一対の駆動振動片16A、16B、16C、16Dとを備えている。本例では、各駆動振動片の先端に幅広の重量部ないしハンマーヘッド17A、17B、17C、17Dが設けられており、各重量部内に貫通孔12が設けられている。
各検出振動系31A、31Bは、それぞれ、基部10の周縁部10aから径方向に突出して延びる細長い検出振動片20からなっている。各検出振動片20の先端にはそれぞれ幅広の重量部ないしハンマーヘッド18A、18Bが設けられており、各重量部内に貫通孔13が設けられている。
次に振動子100の動作について述べる。後述の駆動電極を使用し、駆動振動片16Aと16Bとを同位相で矢印Aのように共振させ、駆動振動片16Cと16Dとを同位相で矢印Aのように共振させる。屈曲振動片16A〜16Dの駆動振動の全体の重心が、振動子の重心GO上か、またはその近傍に位置するようにする。
この状態で、振動子100を所定面(X−Y面)内でωのように回転させると、回転中にコリオリ力が振動子100に作用する結果、各支持部15A、15Bは、矢印Bのように、その基部10への付け根15aを中心として屈曲振動する。この際、支持部15Aと15Bとの各屈曲振動の位相は、重心GOを中心として周方向に見たときに反対向きになる。これに対応して、各検出振動片20は、矢印Cに示すように、その基部10への付け根を中心として屈曲振動する。各検出振動片20が屈曲振動すると、後述の検出電極に信号電圧が発生するので、この信号電圧から回転角速度を算出する。
好ましくは、各駆動振動系が、重心GOを中心として回転対称の位置にある。これは、重心GOを中心として、問題とする複数の駆動振動系が、それぞれ所定面内で同じ所定角度離れている状態を意味する。従って、一つの駆動振動系を所定面内で所定角度回転させる操作を行なうと、他の振動系の位置に位置する。例えば、図5においては、振動系30Aと30Bとは、180°離れているので、振動系30Aを180°回転させる操作を行なうと、振動系30Bの位置にくる。回転対称は、2回対称、3回対称、4回対称であることが好ましい。
次に、図1のモニタ回路110は、振動子100の駆動振動系30Aに接続され、駆動振動系30Aの電位V1をモニタし、モニタ信号V7を出力する。駆動回路112は、振動子100の駆動振動系30Bと接続され、モニタ信号V7から駆動信号V2を出力する。振幅調整回路114は、駆動回路112と並列に接続され、駆動信号V2の振幅を一定に調整する。モニタ回路110と駆動回路112と振幅調整回路114は、バンドギャップリファレンス回路320の出力電位Vref1で動作する。
チャージアンプ回路202は、振動子100の検出振動系31Bと接続され、信号V3を増幅し、検出信号V5を出力する。チャージアンプ回路204は、振動子100の検出振動系31Aと接続され、信号V4を増幅し、検出信号V6を出力する。差動増幅回路206は、チャージアンプ回路202、204と接続され、検出信号V5、V6を差動増幅し、差動増幅信号V8を出力する。
同期検波回路208は、差動増幅回路206及びモニタ回路110と接続され、差動増幅信号V8をモニタ信号V7で同期検波し、検波信号V9を出力する。
0点オフセット調整回路210は、検波信号V9に対し、静止時信号のオフセットを調整する。温度センサ214は、環境温度に依存した電圧の温度信号Vtempを出力する。温度補償回路212は、温度センサ214と接続され、温度信号Vtempにより検波信号V9を温度補償する。
フィルタ回路216は、同期検波回路208と接続され、ノイズを除去したフィルタ信号Vin+Vrefを出力する。
温度補償型レシオメトリック回路300は、フィルタ回路216及び温度センサ214と接続され、温度信号Vtempと基準電圧Vrefとフィルタ信号Vin+Vrefから感度信号Vout+Vrefを出力する。
チャージアンプ回路202、204と差動増幅回路206と同期検波回路208と0点オフセット調整回路210と温度補償回路212とフィルタ回路216と温度補償型レシオメトリック回路300は、基準電圧発生回路322の出力する基準電圧Vrefで動作する。
<振動ジャイロセンサの出力信号>
ここで、振動ジャイロセンサの出力信号について図4を参照して説明する。図4は、振動ジャイロセンサの出力信号を示すグラフ図である。
図4に示すように、角速度センサの出力信号は、大きく分けて感度信号、静止時電圧、オフセット電圧の3つの信号から構成される。
感度信号は、コリオリ力によって振動子100から発生する電荷をチャージアンプ回路202、204、差動増幅回路206、同期検波回路208、フィルタ回路216によりフィルタ信号Vin+Vrefとして出力する。静止時電圧は、電源電圧VddのVdd/2、もしくは、使用者が所望する電圧とし、角速度が加わっていない状態の電圧であり、振動ジャイロセンサ1の基準電圧としている。オフセット電圧は、振動子100からの漏れ信号や、振動ジャイロセンサ1の増幅器などから発生したオフセット電圧である。
<温度補償型レシオメトリック回路の構成>
次に、温度補償型レシオメトリック回路の構成について図2を参照して説明する。図2は、温度補償型レシオメトリック回路の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、温度補償型レシオメトリック回路300は、演算増幅器308と、抵抗R5、R6、R7、R8と、アナログ乗算器306と、電圧−電流変換器310と、から構成されている。
基準電圧発生回路322は、演算増幅器302と、抵抗R1、R2と、から構成されている。また、バンドギャップリファレンス回路320は、演算増幅器304と、抵抗R3、R4と、から構成されている。
電源電圧Vddと接地電位の間に、抵抗R1とR2が直列に接続され、抵抗R1とR2の接続点に演算増幅器302の+端子が接続されている。また、演算増幅器302の−端子と出力端子が相互に接続されている。演算増幅器302の出力電圧である基準電圧Vrefは、Vref=Vdd×R1/R2となる。
電源電圧Vddと接地電位の間に、抵抗R3とR4が直列に接続され、抵抗R3とR4の接続点に演算増幅器304の+端子が接続されている。また、演算増幅器304の−端子と出力端子が相互に接続されている。演算増幅器304の出力電圧である補助電圧Vref1は、Vref1=Vdd×R3/R4となる。
電圧−電流変換器310は、電源電圧Vddとアナログ乗算器306の間に接続され、さらに電圧端子側に、温度センサ214の出力電圧である温度信号Vtempが入力され、温度信号Vtempを電流に変換した電流値Itempがアナログ乗算器306に出力される。
アナログ乗算器306は、フィルタ回路216の出力電圧であるフィルタ信号Vin+Vrefと、演算増幅器302の出力電圧Vrefと、演算増幅器304の出力電圧Vref1が入力されている。
演算増幅器308は、+端子が抵抗R5を介してアナログ乗算器306と、−端子が抵抗R6を介してアナログ乗算器306と、接続されている。さらに−端子には、演算増幅器302の出力電圧Vrefが抵抗R7を介して接続され、+端子は、出力端子と抵抗R8を介して接続されている。演算増幅器308の出力端子は、感度信号Vout+Vrefを出力する。
gmをスケールファクタとすると、アナログ乗算器306の出力端子間の電位差ΔVは、ΔV=gm×{(Vin+Vref)−Vref}×(Vref1−Vref)=gm×{(Vin+Vref)−Vref}×(R3/R4−R1/R2)×Vddとなる。さらに、演算増幅器308がA倍であるとすると、Voutは、Vout=A×gm×Vin×(R3/R4−R1/R2)×Vdd+(R1/R2)×Vddとなる。
これにより、Voutは、gmを形成するパラメータのItempが変動することで温度補償がかかる。また、電源電圧Vddに対しては、(R3/R4−R1/R2)×Vddによってレシオメトリック化される。
以上に述べた前記実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態では、温度補償型レシオメトリック回路に温度依存電圧を設け、感度信号を温度補償したことにより感度信号の温度変動を極力抑えることができ、温度補償型レシオメトリック回路内に温度補償回路を入れたことにより回路の小型化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることができる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)本発明に係る振動ジャイロセンサの第1変形例について説明する。前記第1実施形態では、図2のような温度補償型レシオメトリック回路300を提案したが、図3に示すような温度補償型レシオメトリック回路300でも実現できる。図3は、変形例1に係る温度補償型レシオメトリック回路の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、変形例1に係る温度補償型レシオメトリック回路300は、温度依存定電流源324と、第1差動増幅器326と、電源依存定電流源328と、第2差動増幅器330と、電流−電圧変換回路332と、から構成されている。
バンドギャップリファレンス回路320は、固定電圧Vref1を出力する。基準電圧発生回路322は、基準電圧Vref=(R9/R10)×Vddとなる。
温度依存定電流源324は、Vddと固定電圧Vref1と温度信号Vtempが入力される。第1差動増幅器326は、フィルタ信号Vin+Vrefと基準電圧Vrefと、温度依存定電流源324の2つの出力信号が入力される。
電源依存定電流源328は、Vddと基準電圧Vrefが入力される。第2差動増幅器330は、第1差動増幅器326の2つの出力信号と、電源依存定電流源328の出力信号が入力される。電流−電圧変換回路332は、第2差動増幅器330の2つの出力信号と、基準電圧Vrefが入力され、感度レシオメトリック及び感度温度補償された感度信号Vout+Vrefが出力される。
第1実施形態に係る振動ジャイロセンサの構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る温度補償型レシオメトリック回路の構成を示すブロック図。 変形例1に係る温度補償型レシオメトリック回路の構成を示すブロック図。 角速度センサの出力信号を示すグラフ図。 振動子の構成を示すブロック図。
符号の説明
1…振動ジャイロセンサ、100…振動子、110…モニタ回路、112…駆動回路、114…振幅調整回路、202、204…チャージアンプ回路、206…差動増幅回路、208…同期検波回路、210…0点オフセット調整回路、212…温度補償回路、214…温度センサ、216…フィルタ回路、300…温度補償型レシオメトリック回路、302、304、308…演算増幅器、306…アナログ乗算器、310…電圧−電流変換器、320…バンドギャップリファレンス回路、322…基準電圧発生回路、324…温度依存定電流源、326…第1差動増幅器、328…電源依存定電流源、330…第2差動増幅器、332…電流−電圧変換回路。

Claims (8)

  1. 振動子と、
    前記振動子を駆動するための1対の駆動電極と、
    前記振動子に加わるコリオリ力を検出する2つ以上の検出電極と、
    前記1対の駆動電極の一方の電極に接続しモニタ信号を出力するモニタ回路と、
    前記モニタ信号を増幅して前記1対の駆動電極の他方の電極に出力する駆動回路と、
    前記駆動回路の出力信号の振幅を一定に調整する振幅調整回路と、
    前記振動子の前記検出電極から得られる信号を増幅し検出信号を出力する増幅回路と、
    2つ以上の前記検出信号を差動増幅し差動増幅信号を出力する差動増幅回路と、
    前記差動増幅信号を前記モニタ信号で同期検波し検波信号を出力する同期検波回路と、
    ノイズ除去用のフィルタ回路と、
    からなる振動ジャイロセンサにおいて、
    前記振動ジャイロセンサは、さらに、
    環境温度に依存した温度信号を出力する温度センサと、
    前記フィルタ回路から出力される感度信号に対して、温度補償と電源電圧の変動に対して比例に変動する温度補償型レシオメトリック回路と、
    を有し、
    さらに、前記振動ジャイロセンサ内のオフセット電圧を調整するオフセット調整回路と、前記増幅回路と前記差動増幅回路と前記同期検波回路と前記フィルタ回路と前記温度補償型レシオメトリック回路の基準電圧が電源に依存する回路構成になっており、前記オフセット電圧と前記振動子にコリオリ力が加わっていない状態である静止時電圧がレシオメトリック特性となるようにした、
    ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  2. 請求項1に記載の振動ジャイロセンサにおいて、前記温度補償型レシオメトリック回路は、電源電圧に依存する基準電圧と前記温度信号の電圧に基づき、前記感度信号のレシオメトリック特性と、前記感度信号の温度補償と、を行なう、ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  3. 請求項1に記載の振動ジャイロセンサにおいて、前記温度補償型レシオメトリック回路は、乗算器である、ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  4. 請求項1に記載の振動ジャイロセンサにおいて、前記温度補償型レシオメトリック回路は、ギルバートセル乗算器である、ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の振動ジャイロセンサにおいて、各回路の基準電圧を電源電圧に依存することで、前記静止時電圧をレシオメトリック特性にした、ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の振動ジャイロセンサにおいて、前記オフセット調整回路は基準電圧を電源電圧に依存する基準電圧とし、前記オフセット電圧がレシオメトリック特性にした、ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の振動ジャイロセンサにおいて、前記振動子は、基部と、前記基部から突出する駆動振動系および前記基部から突出する複数の検出振動系を備えていることを特徴とする振動ジャイロセンサ。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の振動ジャイロセンサにおいて、前記フィルタ回路は、スイッチドキャパシタフィルタ、LCフィルタ、RCフィルタ、オペアンプを使ったアクティブフィルタを含む、ことを特徴とする振動ジャイロセンサ。
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