JP2007264815A - 保守情報提供システム、保守情報提供方法及び保守情報提供プログラム - Google Patents

保守情報提供システム、保守情報提供方法及び保守情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】保守対象部品並びに該保守対象部品を含む装置全体の保守情報を正確かつ効率良く保守センタの保守担当者が利用し得るようにすることを課題とする。
【解決手段】ATM100を形成する各部品101〜107にあらかじめICタグ101tg〜107tgをそれぞれ付設しておき、監視部110bが異常若しくは異常の予兆を検知したならば、この異常若しくは予兆に関連する部品のICタグ(例えばビルバリユニット106である場合にはICタグ106tg)を選択して、この異常若しくは予兆を示す保守情報をICタグライタ108によりICタグに格納する。そして、この保守対象部品が保守センタ200の保守用パソコン201に近接されたならば、ICタグリーダ・ライタ202がICタグから保守情報を読み取って表示部上に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、現金自動預け払い機(以下「ATM(Automatic Teller Machine)」と言う)等の各種装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供システム、保守情報提供方法及び保守情報提供プログラムに関し、特に、保守対象部品並びに該保守対象部品を含む装置全体の保守情報を正確かつ効率良く保守センタの保守担当者が利用し得るようにする保守情報提供システム、保守情報提供方法及び保守情報提供プログラムに関する。
従来、ATM等の各種装置を形成する部品に障害が生ずると、修理又は保守の対象となる保守対象部品が保守センタに配送され、この保守センタ内で保守担当者により保守対象部品が保守されることになる。
ここで、各部品の保守履歴を効率良く管理するために、各部品の保守履歴をICタグに記録する従来技術が知られている。例えば、特許文献1(特開2005−322124号公報)には、部品毎にICタグを取り付けておき、部品を保守する都度この部品に設けられたICタグ内の保守履歴を更新するとともに、サーバにおいてこの保守履歴を記録管理することにより、履歴情報の更新を確実かつ容易に行うことを可能とした電子機器の保守/再生システムが開示されている。
特開2005−322124号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、あくまでも保守履歴を効率良く管理するための従来技術であり、保守担当者が実際の保守の場で保守対象部品を保守する際に必要となる情報(以下「保守情報」と言う)を受け渡しするものではないため、かかる保守情報は、従来から紙ベースで受け渡しされているのが現状である。
具体的には、該装置にどのような異常若しくは予兆が発生したか、利用者がいかなる操作を行ったのか、保守対象部品を含む装置全体がどのような挙動をしたのか、保守対象部品の障害が他の部品にどのような影響を与えたのか等の保守情報が、保守依頼時に受け渡される保守依頼票の用紙に記述されることになる。
このように、この保守情報が紙ベースで受け渡しされる場合に、仮に保守情報が正確に記述されていなければ、却って保守担当者による保守業務が阻害されるおそれがある。
加えて、保守担当者は、保守センタで保守対象部品を保守する際に、たとえ本来の装置と同様の装置を保守センタ内に配設し、この装置内に保守対象部品を組み込んで検査を行ったとしても、障害等を再現できるとは限らないため、保守に要する時間が遅延し、保守担当者による障害等の再現並びに原因の究明に多大の労力を要しているのが現状である。
また、ATMの場合には、該ATMを管理する管理センタにおいて保守情報を管理することもできるが、この管理センタで管理された保守情報を保守センタに送信することはセキュリティの観点から見て望ましくないため、結果的に保守担当者が保守情報を入手できない原因となっている。
これらのことから、保守対象部品並びに該保守対象部品を含む装置全体の保守情報が、いかにして保守センタの保守担当者が効率良く利用できるようにするかが、装置のアベイラビリティ並びにリライアビリティを高めるうえで極めて重要な課題となっている。なお、かかる課題はATMについてのみ生ずる課題ではなく、装置を形成する各種部品を保守センタで修理する場合に同様に生ずる課題でもある。
この発明は、上記課題(問題点)に鑑みてなされたものであり、保守対象部品並びに該保守対象部品を含む装置全体の保守情報を正確かつ効率良く保守センタの保守担当者が利用し得るようにする保守情報提供システム、保守情報提供方法及び保守情報提供プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供システムであって、前記装置には、該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視手段と、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御手段とを備え、前記保守管理装置には、前記保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた保守情報を所定の表示部に表示制御する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記格納制御手段は、装置の異常若しくは異常の兆候の種別と該異常若しくは予兆に関係する部品に付設されたICタグとの対応関係を記憶するテーブルに基づいて、前記保守情報の格納対象となるICタグを特定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記格納制御手段は、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、前記装置を操作する操作者による該装置の操作に係る操作情報を前記保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御することを特徴とする。
また、本発明は、装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供方法であって、前記装置が、該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視工程と、前記監視工程により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御工程と、前記保守管理装置が、前記保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取る読取工程と、前記読取工程により読み取られた保守情報を所定の表示部に表示制御する表示制御工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、装置に、前記装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する処理を実行させる保守情報提供プログラムであって、前記装置に、該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視手段と、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、前記保守管理装置が読み取り可能な形式で、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御手段とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視しておき、異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御し、保守管理装置は、保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取り、読み取った保守情報を所定の表示部に表示制御するよう構成したので、単なる保守履歴ではなく、保守員による保守に必要となる保守情報を保守管理装置の表示部に上に効率良く表示制御させ、もって再現しずらい情報を的確に保守担当者に把握させ、保守効率を高めることができる。
また、本発明によれば、装置の異常若しくは異常の兆候の種別と該異常若しくは予兆に関係する部品に付設されたICタグとの対応関係を記憶するテーブルに基づいて、保守情報の格納対象となるICタグを特定するよう構成したので、異常若しくは異常の兆候が発生した場合に、対象となるICタグを迅速かつ効率良く特定することができる。
また、本発明によれば、異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、装置を操作する操作者による該装置の操作に係る操作情報を保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御するよう構成したので、本来的に異常の原因となり易く、かつ、後ほど操作者の記憶が曖昧になり易い操作手順を保守情報として表示制御し、もって保守効率を高めることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る保守情報提供システム、保守情報提供方法及び保守情報提供プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、ここでは本発明をATMを形成する部品の保守を行うケースに適用した場合を示すこととする。
まず、本実施例に係る保守情報提供システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る保守情報提供システムの概念を説明するための概念図である。図1に示すように、本実施例に係るATM100の各部品にはそれぞれICタグが設けられており、ここでは紙幣を処理するビルバリユニット106にICタグ106tgを付設した状況を示している。なお、説明の便宜上、ここではビルバリユニット106のみ図示したが、他の部品に対してもそれぞれ別個にICタグが付設される。また、本実施例で用いるICタグは、非接触型のICタグであるものとする。
ICタグライタ108は、ビルバリユニット106に付設されるICタグ106tg等に対して保守情報を書き込む装置であり、制御部110によって制御される。具体的には、このICタグライタ108は、制御部110から書込対象となるICタグ並びに保守情報を受け取ったならば、該当するICタグに対して保守情報を書き込む。
なお、かかるICタグライタ108は、ATM100を形成する各部品に付設された複数のICタグから特定の部品に付設されたICタグを選択して書き込みを行っている。かかる選択的な書込処理を実現するためには、例えばICタグライタ108は、格納対象となるICタグの識別情報(以下「ICタグID」と言う)を書込データである保守情報とともに送信し、ICタグ側では、自らのICタグIDを受信した場合にのみ受信した保守情報をメモリに記憶するよう構成すれば良い。ただし、かかる選択的な書込制御は、いかなる方式によるものでも構わない。
ここで、上記保守情報とは、保守担当者が保守センタ200内で保守対象部品を保守する際に必要となる情報のことであり、具体的には、装置に生じた異常若しくは異常の予兆に関する情報のうち特に保守対象部品に関連のある情報を示している。なお、かかる異常又は予兆の原因となることが覆い利用者の操作情報も含まれる。ただし、通帳番号、カード番号又は暗証番号等の秘密にすべき個人情報については、ダミーとなる疑似情報に置換される。
このようにして、ATM100に異常又は予兆が発生する都度、その異常又は予兆に関連する保守対象部品に付設されたICタグ内に保守情報が書き込まれることになる。
その後、保守担当者が保守対象部品(ここではビルバリユニット106を保守対象部品とする)を保守センタ200に持参して保守用パソコン201に近接させたならば、この保守用パソコン201に接続されたICタグリーダ・ライタ202がビルバリユニット106に付設されたICタグ106tgから保守情報を読み取り、読み取った保守情報を保守用パソコン201の表示部に表示する。
これにより、保守担当者は、利用者による操作履歴、異常履歴、予兆の履歴等を踏まえて異常が生じた原因を判断することができ、保守対象部品の保守を効率良く行うことが可能となる。なお、ここでは保守情報そのものを表示部に表示する場合を説明したが、保守情報そのものではなく、この保守情報に基づいて診断処理を行い、その診断結果を保守情報とともに表示することもできる。
次に、図1に示したATM100の内部構成について説明する。図2は、図1に示したATM100の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このATM100は、入力部101、表示部102、通帳制御部103、レシート発行部104、コインメック105、ビルバリユニット106、通信I/F部107、ICタグライタ108、記憶部109及び制御部110を有する。なお、図中に示したように、かかるATM100を形成する各部品には、それぞれICタグ101tg〜107tgが付設されている。
入力部101は、取引種別の選択並びに暗証番号の入力等を行う際に利用されるテンキー等の入力デバイスであり、銀行カードを受け付けるカードリーダ等も含まれる。表示部102は、液晶パネル等の入力デバイスであり、ここには操作者に入力を促すガイダンス等を表示する。なお、この入力部101及び表示部102をタッチパネル式液晶パネルとして構成することもできる。
通帳制御部103は、銀行により発行された通帳の受付及び記帳等に係る制御を行う制御部であり、レシート発行部104は、必要に応じて通帳に対する記帳以外の取引結果を示すレシートを発行する処理部である。例えば、振り込みを行う場合等でレシートを発行する。
コインメック105は、硬貨の受付、金種判定及び金種毎の収納等の硬貨に係る各種処理等を行う処理部であり、ビルバリユニット106は、紙幣の受付、金種判定及び金種毎の収納等の紙幣に係る各種処理等を行う処理部である。通信I/F部107は、管理コンピュータとの間で通信を行うためのインターフェース部であり、この通信I/F部107を介して口座残高の問い合わせ等が行われる。
ICタグライタ108は、ATM100を形成する各部品に付設されたICタグ101tg〜107tgに保守情報を書き込む処理部であり、すでに説明したように、このICタグライタ108は、異常若しくは異常の兆候に関連するICタグIDを制御部110から受け取ったならば、該ICタグIDとともに保守情報をICタグ向けに送信して保守情報の書き込みを行う。ただし、選択的に保守情報を書き込むことができさえすれば、その方式はいかなるものであっても良い。
記憶部109は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、ここには取引ログデータ109a、異常ログデータ109b及び格納先管理テーブル109cを記憶する。
取引ログデータ109aは、ATM100の本来の機能である取引処理を実行した際のログデータであり、異常ログデータ109bは、ATM100に生じた異常若しくは異常の兆候を示すログデータである。かかる異常ログデータ109bを記憶部109に記憶した理由は、各ICタグ101tg〜107tgに格納した異常データのバックアップするとともに、異常ログを定期的に管理コンピュータに送信するためである。
格納先管理テーブル109cは、図3に示すように、異常若しくは異常の兆候の種別と、この異常若しくは兆候のデータを格納すべきICタグIDを対応づけたテーブルであり、後述する制御部110内の異常ログ格納処理部110cによって参照される。同図では、エラーコードE001の異常が発生した場合には、ICタグ番号1,4,5に該異常に係るデータを格納し、エラーコードE002の異常が発生した場合には、ICタグ番号1,6,8に該異常に係るデータを格納し、エラーコードE003の異常が発生した場合には、ICタグ番号2,3に該異常に係るデータを格納すべき旨を示している。
制御部110は、ATM100の全体制御を行う制御部であり、ATM処理部110a、監視部110b及び異常ログ格納処理部110cを有する。なお実際には、かかるATM処理部110a、監視部110b及び異常ログ格納処理部110cに対応するプログラムがROM等からCPU上にロードして実行され、ソフトウエアプロセスとして機能することになる。
ATM処理部110aは、通帳又は銀行カードを用いた口座への入出金、他口座への振込等の現金自動預け払い機としての本来の機能を司る処理部であり、取引される都度記憶部109内の取引ログデータ109aを更新する。例えば、利用者が、通帳及び銀行カードを挿入するとともに暗証番号を入力して所望の出金額の出金操作を行ったならば、ATM処理部110aは、この利用者の口座残高を管理コンピュータに問い合わせ、管理コンピュータから出金指示を受け付けたならば、出金、レシート発行及び取引ログデータ109aの更新を行うことになる。
監視部110bは、ATM100の異常若しくは異常の予兆を監視するとともに、何らかの異常若しくは予兆が発生した際に、その異常に係る情報を異常ログ格納処理部110cに通知する処理部である。
異常ログ格納処理部110cは、監視部110bから異常若しくは予兆に係る情報を受け取った際に、この常若しくは予兆に関連する部品に付設されたICタグに異常若しくは予兆に係る情報を格納するとともに、かかる情報をもとに異常ログデータ109bを更新する処理を行う。
具体的には、監視部110bから異常若しくは予兆に係る情報を受け取ったならば、まず格納先管理テーブル109cに基づいてATM100を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品を特定することになる。例えば、監視部110bから異常若しくは予兆に係る情報としてエラーコードの通知を受け、かつ、図3に示した格納先管理テーブル109cが存在する場合には、エラーコードに基づいて保守情報の格納先となるICタグを特定することができる。なお、かかる異常若しくは予兆が発生した場合に、この異常若しくは予兆に関連する部品を一つに特定することは難しく、複数の部品が絡むケースが多いため、ここではエラーコードごとに複数のICタグを関連付けることを許容している。
次に、図2に示した各ICタグ101tg〜107tgに格納された保守情報の一例について説明する。図4は、図2に示した各ICタグ101tg〜107tgに格納された保守情報の一例を示す図である。同図に示すように、これらのICタグ101tg〜107tgには、ロット番号、製造年月日及び搭載装置ID等の固有情報300と、日時、エラーコード、異常部品等の保守情報310とが格納される。
同図では、ICタグ106tgのロット番号が「ABC12345」であり、製造年月日が「2005.12.1」であり、搭載されるATMのIDが「ATM001」であり、2006年3月1日10時2分にエラーコード「E003」の異常がビルバリユニット106に発生するとともに、2006年3月1日10時50分にエラーコード「E003」の異常が紙幣搬送路に発生した状況を示している。
ただし、ここでは異常の一例を示したものにすぎず、例えば「紙幣搬送に所定時間以上の時間を要している」等の異常の予兆についてもICタグ内に格納することになる。また、異常発生時に利用者により操作された操作に係る情報を併せてICタグ内に格納することもできる。この際、暗証番号やカード番号等の個人情報については、個人情報保護の観点からダミー情報に置換される。
次に、図2に示したATM100内の各ICタグに保守情報を格納する処理手順について説明する。図5は、図2に示したATM100内の各ICタグに保守情報を格納する処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このATM100では、監視部110bが異常若しくは異常の予兆の発生を監視しており(ステップS101否定)、何らかの異常を検知したならば(ステップS101肯定)、異常ログ格納処理部110cが記憶部109内の異常ログデータ109bを更新するとともに(ステップS102)、格納対象となるICタグを選択する(ステップS103)。
具体的には、異常ログ格納処理部110cは、記憶部109に記憶した格納先管理テーブル109cと監視部110bから受け取ったエラーコードに基づいて格納対象となるICタグを選択することになる。
その後、ICタグライタ108が、選択されたICタグに対して異常ログを格納することになる(ステップS104)。具体的には、格納対象となるICタグIDと保守情報を各ICタグ101tg〜107tgに向けて送信し、ICタグIDに該当するICタグのみが該保守情報を記憶することになる。
次に、保守対象部品が保守センタ200に搬送され、該保守センタ200内の保守用パソコン201の表示部に保守情報を表示する場合の処理手順について説明する。図6は、保守センタ200内の保守用パソコン201の表示部に保守情報を表示する場合の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、この保守用パソコン201は、ICタグの近接待ちの状態にあり(ステップS201否定)、いずれかの保守対象部品に付設されたICタグが近接して通信可能状態となると(ステップS201肯定)、このICタグから保守情報を読み取る(ステップS202)。本実施例では、ICタグ101tg〜107tgが非接触ICタグである場合を想定しているため、ICタグリーダ・ライタ202がICタグとの無線通信により保守情報を読み出すことになる。
その後、保守用パソコン201は、ICタグから読み出した保守情報を表示部上に表示する(ステップS203)。ただし、この保守情報に基づいて診断処理を行う場合には、その診断結果を保守情報とともに表示することもできる。
そして、保守担当者による保守対象部品の保守が終了し、その旨の操作入力を受け付けたならば(ステップS204肯定)、保守対象部品に付設されたICタグ内の保守情報を削除する(ステップS205)。このように、保守終了後に保守情報を削除する理由は、ICタグの記憶容量は制限されており、かつ、この保守情報を含む異常ログデータ109bが別途ATM100の記憶部109に記憶しているためである。
上述してきたように、本実施例では、ATM100を形成する各部品101〜107にあらかじめICタグ101tg〜107tgをそれぞれ付設しておき、監視部110bが異常若しくは異常の予兆を検知したならば、この異常若しくは予兆に関連する部品のICタグ(例えばビルバリユニット106である場合にはICタグ106tg)を選択して、この異常若しくは予兆を示す保守情報をICタグライタ108によりICタグに格納する。そして、この保守対象部品が保守センタ200の保守用パソコン201に近接されたならば、ICタグリーダ・ライタ202がICタグから保守情報を読み取って表示部上に表示するよう構成したので、保守センタ200内の保守担当者は保守情報を効率良く把握することができる。
なお、本実施例では、本発明をATMに適用した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、部品を保守センタに持ち込んで保守する各種装置にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、説明の便宜上ICタグ内に記憶する固有情報300の簡単な一例のみを示したが、実際には部品名、仕様、号機、版数等のきめ細かな情報を格納することもできる。さらに、ICタグ内に記憶する保守情報に関しても、異常兆候回数(リトライ回数を含む)、動作回数(若しくは通電時間)等の情報を含めることができる。
また、本実施例では、保守情報に基づく診断処理の具体的態様についての説明を省略したが、かかる診断処理に関しては本発明の特徴をなす部分ではないので、周知の各種診断処理技術を用いることができる。
また、本実施例では、保守対象部品の修理後にICタグ内の保守情報を削除することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、保守完了後に保守に係る情報をさらにICタグ内に書込処理し、次回の保守時に活用するよう構成することもできる。例えば、次回以降も継続して修理可能な場合にはランク「A」とし、次回までで修理が不可となる場合にはランク「B」とし、次回以降の修理ができない場合にはランク「C」とするランク情報をICタグ内に書き込むこともできる。
(付記1)装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供システムであって、
前記装置には、
該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視手段と、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御手段とを備え、
前記保守管理装置には、
前記保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた保守情報を所定の表示部に表示制御する表示制御手段とを備えた
ことを特徴とする保守情報提供システム。
(付記2)前記格納制御手段は、装置の異常若しくは異常の兆候の種別と該異常若しくは予兆に関係する部品に付設されたICタグとの対応関係を記憶するテーブルに基づいて、前記保守情報の格納対象となるICタグを特定することを特徴とする付記1に記載の保守情報提供システム。
(付記3)前記格納制御手段は、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、前記装置を操作する操作者による該装置の操作に係る操作情報を前記保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御することを特徴とする付記1又は2に記載の保守情報提供システム。
(付記4)前記格納制御手段は、前記操作情報に個人情報が含まれる場合に、該個人情報を疑似情報と置換した操作情報を前記保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御することを特徴とする付記3に記載の保守情報提供システム。
(付記5)前記保守管理装置は、前記読取手段により読み取られた保守情報に基づいて前記保守対象部品の診断処理を行う診断処理手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記診断処理手段による診断結果を前記所定の表示部に表示制御することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の保守情報提供システム。
(付記6)装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供方法であって、
前記装置が、該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視工程と、
前記監視工程により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御工程と、
前記保守管理装置が、前記保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取る読取工程と、
前記読取工程により読み取られた保守情報を所定の表示部に表示制御する表示制御工程と
を含んだことを特徴とする保守情報提供方法。
(付記7)前記格納制御工程は、装置の異常若しくは異常の兆候の種別と該異常若しくは予兆に関係する部品に付設されたICタグとの対応関係を記憶するテーブルに基づいて、前記保守情報の格納対象となるICタグを特定することを特徴とする付記6に記載の保守情報提供方法。
(付記8)前記格納制御工程は、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、前記装置を操作する操作者による該装置の操作に係る操作情報を前記保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御することを特徴とする付記6又は7に記載の保守情報提供方法。
(付記9)前記格納制御工程は、前記操作情報に個人情報が含まれる場合に、該個人情報を疑似情報と置換した操作情報を前記保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御することを特徴とする付記8に記載の保守情報提供方法。
(付記10)前記保守管理装置が、前記読取工程により読み取られた保守情報に基づいて前記保守対象部品の診断処理を行う診断処理工程をさらに含み、前記表示制御工程は、前記診断処理工程による診断結果を前記所定の表示部に表示制御することを特徴とする付記6〜9のいずれか一つに記載の保守情報提供方法。
(付記11)装置に、前記装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する処理を実行させる保守情報提供プログラムであって、
前記装置に、
該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視手段と、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、前記保守管理装置が読み取り可能な形式で、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御手段と
を実行させることを特徴とする保守情報提供プログラム。
本発明にかかる処理手順監視システムは、銀行の店舗において複数の手順からなる処理を業務規定通りに行員に実施させる場合に有用である。
本実施例に係る保守情報提供システムの概念図である。 図1に示したATMの内部構成を示す機能ブロック図である。 図2に示した格納先管理テーブルの一例を示す図である。 ICタグ内に格納する保守情報の一例を示す図である。 ATM上の各ICタグに保守情報を格納する処理手順を示すフローチャートである。 保守センタの保守用パソコンに保守情報を表示する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ATM
101 入力部
102 表示部
103 通帳制御部
104 レシート発行部
105 コインメック
106 ビルバリユニット
107 通信I/F部
108 ICタグライタ
109 記憶部
109a 取引ログデータ
109b 異常ログデータ
109c 格納先管理テーブル
110 制御部
110a ATM処理部
110b 監視部
110c 異常ログ格納処理部
101tg〜107tg ICタグ
200 保守センタ
201 保守用パソコン
202 ICタグリーダ・ライタ
300 固有情報
310 保守情報

Claims (5)

  1. 装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供システムであって、
    前記装置には、
    該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視手段と、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御手段とを備え、
    前記保守管理装置には、
    前記保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた保守情報を所定の表示部に表示制御する表示制御手段とを備えた
    ことを特徴とする保守情報提供システム。
  2. 前記格納制御手段は、装置の異常若しくは異常の兆候の種別と該異常若しくは予兆に関係する部品に付設されたICタグとの対応関係を記憶するテーブルに基づいて、前記保守情報の格納対象となるICタグを特定することを特徴とする請求項1に記載の保守情報提供システム。
  3. 前記格納制御手段は、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、前記装置を操作する操作者による該装置の操作に係る操作情報を前記保守情報に含めて該当するICタグ内に格納制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の保守情報提供システム。
  4. 装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する保守情報提供方法であって、
    前記装置が、該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視工程と、
    前記監視工程により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御工程と、
    前記保守管理装置が、前記保守対象部品に付設されたICタグに格納された保守情報を読み取る読取工程と、
    前記読取工程により読み取られた保守情報を所定の表示部に表示制御する表示制御工程と
    を含んだことを特徴とする保守情報提供方法。
  5. 装置に、前記装置を形成する各部品のうちの保守対象となる保守対象部品を保守する保守センタ内に設けられた保守管理装置に対して該保守対象部品の保守に要する保守情報を提供する処理を実行させる保守情報提供プログラムであって、
    前記装置に、
    該装置に生じた異常若しくは異常の予兆の発生を監視する監視手段と、前記監視手段により異常若しくは異常の予兆の発生が検知された場合に、該装置を形成する各部品のうちの異常若しくは異常の予兆に関係する部品にそれぞれ付設されたICタグ内に、前記保守管理装置が読み取り可能な形式で、少なくとも当該異常若しくは異常の予兆に係る保守情報を格納制御する格納制御手段と
    を実行させることを特徴とする保守情報提供プログラム。
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