JP2007257057A - 文書管理システム、情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】文書管理システムにおいて、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な文書管理システム等を提供すること。
【解決手段】文書データを管理する文書管理機能を有する複数の文書管理サーバと、利用者が端末として使用する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された文書管理システムであって、文書管理サーバは、文書データを格納する文書管理データベースと、前記利用者からの要求に応じて、前記文書管理データベースの文書データを処理するデータ処理手段とを有し、情報処理装置は、前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段61と、接続用プログラム取得手段61により取得した接続用プログラムを用いて、文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段63とを有する。
【選択図】図5
【解決手段】文書データを管理する文書管理機能を有する複数の文書管理サーバと、利用者が端末として使用する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された文書管理システムであって、文書管理サーバは、文書データを格納する文書管理データベースと、前記利用者からの要求に応じて、前記文書管理データベースの文書データを処理するデータ処理手段とを有し、情報処理装置は、前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段61と、接続用プログラム取得手段61により取得した接続用プログラムを用いて、文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段63とを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、文書管理システムにおいて、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な文書管理システム、情報処理装置及び情報処理プログラムに関するものである。
オフィス環境で取り扱われる文書は、文書管理システムにより管理・運用されているが、電子や紙といった様々な形で存在する文書は、取り扱われる量も多く、その管理は複雑化しおり、利用者環境に最適な情報の共有化や効率的な利用環境の構築等、利用者環境に応じて解決しなければならない問題点が多い。そのため、現在では、この問題点を解決するドキュメントソリューションと言われるサービスが提供されている。その中の1つが、文書作成、文書管理、印刷ジョブ管理、保守運用までのトータルサービスを実現した統合文書管理システムである。文書の作成から保管や保存・廃棄に至るまでの一連のルールに従い、利用者環境の問題点に応じて文書管理・運用の基本システムを見直し、ネットワークに対応した新しい文書管理システムである。電子化された文書やスキャナから読み込んだ原稿のイメージファイル等、一般OA文書を手軽に効率よく管理・運用できるようになっている。
この統合文書管理システムは、利用者が使用する複数の利用者端末(クライアントPC)と複数の文書管理サーバ(文書管理機能を備えたプリンタや複写機等を含む)で構成されており、利用者は、複数の文書管理サーバ上の電子化された文書データを操作するための共通ユーザインタフェースを有する利用者用統合文書管理アプリケーションと、システム上の各種管理サーバに応じた複数の接続用インタフェースプログラムがインストールされた利用者端末により、統合文書管理システムのサービスを使用することができる設計になっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2001−51840号公報
しかしながら、特開2001−51840のような統合文書管理システムは、新しい文書管理サーバがシステム上に構築された場合、その文書管理サーバに対応した接続用インタフェースプログラムを、各利用者端末へインストールしなければ使用することができないため、利用者用統合文書管理アプリケーションや各種管理サーバ接続用インタフェースプログラム等を含む、最新インストールパッケージが収められたCD-ROM等の記憶媒体や、インターネットからの最新インストールパッケージのダウンロードにより、必要なプログラムを入手し、インストールを行わなければならない。
上記のような、文書管理サーバ毎に必要なプログラムの新規機能追加や変更といった作業は、利用者環境によって、プログラムの入手方法やインストール方法が異なり、作業完了まで手間がかかる。また、不必要なプログラムまでインストールすることよる作業時間の浪費や、誤ったプログラムを入手し、インストールしてしまう場合等の問題点がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を鑑み、文書管理システムにおいて、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な文書管理システム、情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバと、利用者が端末として使用する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続され、前記文書管理サーバが、文書データを格納する文書管理データベースと、前記利用者からの要求に応じて、前記文書管理データベースの文書データを処理するデータ処理手段とを有し、前記情報処理装置が、前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段と、前記接続用プログラム取得手段により取得した接続用プログラムを用いて、前記文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段とを有するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な文書管理システムを提供することができる。具体的には、利用者が接続しようとしている文書管理サーバから、接続に必要な接続用プログラムを容易に利用者端末へ取得することができ、利用者が、誤った接続用プログラムを導入することなく、利用者端末を接続可能な環境に更新することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、前記接続用プログラム取得手段において、ネットワーク上に接続された全ての前記文書管理サーバを検索する管理サーバ検索手段と、前記文書管理サーバが保持している、前記文書管理サーバへ接続を行うための管理サーバ接続情報を取得する管理サーバ接続情報取得手段と、前記文書管理サーバに、前記管理サーバ接続情報取得手段により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて、前記接続用プログラムの取得を要求する接続用プログラム取得要求手段とを有するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、文書管理サーバの検索により、ネットワーク上の最新の文書管理システムの接続状況を、利用者端末から把握することができ、新規追加された文書管理サーバに対し、接続を行う場合、管理サーバ接続情報に基づき、接続に必要な接続用プログラムを判断し、文書管理サーバへ接続用プログラムの取得を要求でき、誤った接続用プログラムを利用者端末へ取得することがない。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、前記文書管理サーバにおいて、前記接続用プログラム取得要求手段による、接続用プログラムの取得要求を取得する接続用プログラム取得要求取得手段と、前記接続用プログラム取得要求取得手段により取得した、接続用プログラム取得要求に応じて、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを送信する接続用プログラム送信手段とを有するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、利用者端末からの接続用プログラムの取得要求に応じた接続用プログラムを利用者端末へ送信することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、前記接続用プログラム取得手段において、前記管理サーバ接続情報取得手段により取得した、前記管理サーバ接続情報を保持する管理サーバ接続情報保持手段を有し、前記管理サーバ接続情報保持手段で保持した、前記管理サーバ接続情報に基づき、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムが、前記情報処理装置へ導入済みであるか否かを判断し、導入済みでない場合、前記文書管理サーバから、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを取得するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、利用者端末の各文書管理サーバの接続用プログラムの最新の導入状況を把握することができ、新規追加となった文書管理サーバを使用する場合においても、必要最小限の作業時間で、利用者端末を接続可能な環境へ更新することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、前記情報処理装置において、表示装置を有し、前記管理サーバ検索手段により検索された、全ての前記文書管理サーバの一覧を前記表示装置へ表示するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、ネットワーク上の文書管理サーバの最新の接続状況を利用者が対峙する表示画面を通して表示し、利用者へ最新の接続状況を容易に知らせることができる。また、本発明の文書管理システムは、表示画面にネットワーク上の文書管理サーバの検索結果を一覧表示し、利用者が接続したい文書管理サーバを容易に選択することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、前記情報処理装置において、利用者が、前記文書管理サーバを利用可能か否かの判断を要求する利用者認証要求手段を有するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、利用者の文書管理サーバを利用可能か否かの判断を要求することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理システムは、前記文書管理サーバにおいて、利用者が、前記文書管理サーバを利用可能か否か判断する利用者認証手段を有するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理システムは、利用者の文書管理サーバを利用可能か否かの判断することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバと、ネットワークを介して接続され、前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段と、前記接続用プログラム取得手段により取得した接続用プログラムを用いて、前記文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段とを有するように構成することができる。
これによって、本発明の情報処理装置は、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な情報処理装置を提供することができる。具体的には、利用者が接続しようとしている文書管理サーバから、接続に必要な接続用プログラムを容易に利用者端末へ取得することができ、利用者が、誤った接続用プログラムを導入することなく、利用者端末を接続可能な環境に更新することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の文書管理サーバは、利用者が端末として使用する情報処理装置と、ネットワークを介して接続され、前記情報処理装置から接続用プログラムの取得要求を取得する接続用プログラム取得要求取得手段と、前記接続用プログラム取得要求受信手段により受信した、接続用プログラム取得要求に応じて、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを送信する接続用プログラム送信手段とを有するように構成することができる。
これによって、本発明の文書管理サーバは、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な文書管理サーバを提供することができる。具体的には、利用者端末からの接続用プログラムの取得要求に応じた接続用プログラムを利用者端末へ送信することができ、利用者が、誤った接続用プログラムを導入することなく、利用者端末を接続可能な環境に更新することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理プログラムは、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバと、ネットワークを介して接続された、利用者が端末として使用する情報処理装置における、情報処理プログラムにおいて、コンピュータに、前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段と、前記接続用プログラム取得手段により取得した接続用プログラムを用いて、前記文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段とを機能させることができる。
これによって、本発明の情報処理プログラムは、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な情報処理プログラムを提供することができる。具体的には、利用者が接続しようとしている文書管理サーバから、接続に必要な接続用プログラムを容易に利用者端末へ取得することができ、利用者が、誤った接続用プログラムを導入することなく、利用者端末を接続可能な環境に更新することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理プログラムは、利用者が端末として使用する情報処理装置と、ネットワークを介して接続された、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバにおける、情報処理プログラムにおいて、コンピュータに、前記情報処理装置から接続用プログラムの取得要求を取得する接続用プログラム取得要求取得手段と、前記接続用プログラム取得要求受信手段により受信した、接続用プログラム取得要求に応じて、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを送信する接続用プログラム送信手段とを機能させることができる。
これによって、本発明の情報処理プログラムは、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な情報処理プログラムを提供することができる。具体的には、利用者が接続しようとしている文書管理サーバから、接続に必要な接続用プログラムを容易に利用者端末へ取得することができ、利用者が、誤った接続用プログラムを導入することなく、利用者端末を接続可能な環境に更新することができる。
本発明は、文書管理システムにおいて、新規追加された文書管理サーバに対する接続用プログラムを、利用者が容易に入手可能な文書管理システム、情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施例1に係る文書管理システムの構成例を示す図である。
図1に示す文書管理システムは、利用者が端末として使用する情報処理装置(クライアントPC:Personal Computer)101、10n、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバや画像形成装置(「プリンタ」、「複写機」を含む。)201、20n(以降、管理サーバと言う。)が、LAN(Local Area Network)、公衆回線及び無線回線等のネットワーク30上に接続されており、情報処理装置(以降、利用者端末と言う。)10から、ネットワーク30を介して、管理サーバ20が管理する文書データを作成、保管及び保存、破棄等の操作を行うことができ、オフィス環境で使用される様々な文書データを、効率よく管理・運用するものである。
このように、図1に示す文書管理システムは、利用者環境に最適な文書データの共有化や効率的な利用環境構築等、文書作成、文書管理、印刷ジョブ管理、保守運用までのトータルサービスを実現している。
図2は、本実施例1に係る利用者端末10及び管理サーバ20に導入(インストール)された文書管理ソフトウェアの構成例を示す図である。
図2における利用者端末10に導入された文書管理ソフトウェア40は、ユーザインタフェース41、データ処理プログラム42、接続用プログラム43を備えている。
ユーザインタフェース41は、利用者が利用者端末10から、管理サーバ20が管理する文書データを操作するための文書データ操作用インタフェースである。ユーザインタフェース41は、図3に示すように、複数の管理サーバ20に対し、1つに共通化されたインタフェース機能を有しており、管理サーバ20が文書管理システムのネットワーク30上に複数存在する場合においても、管理サーバ20毎にデータ操作用インタフェースを変えることなく、利用者が使用可能な操作環境を実現している。
データ処理プログラム42は、管理サーバ20から利用者端末10へ読み取った文書データの編集、加工等のデータ処理を行うものである。また、データ処理プログラム42は、利用者が、ユーザインタフェース20を介して、管理サーバ20が管理する文書データの操作を行うための操作命令の生成等の処理を行う。
接続用プログラム43は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40と管理サーバ20の文書管理ソフトウェアを接続するプログラムである。接続用プログラム43は、データ処理プログラム42からの操作命令を解読し、接続先の管理サーバ20が有する文書管理機能に対応した命令へ変換、変換後の操作命令を管理サーバ20へ送り、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40と管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50とを接続する。よって、接続用プログラム43は、管理サーバ20の文書管理の機能仕様(文書管理データベース仕様)、通信用インタフェースの機能仕様等、管理サーバ20の機能仕様に対応して、1つの管理サーバ20に対し、専用の接続用プログラム43が用意されている。そのため、利用者端末10に、管理サーバ20毎に対応した接続用プログラム43が導入されていなければ、管理サーバ20の文書管理機能を、利用者端末10から使用することはできない。
また、接続用プログラム43は、文書管理ソフトウェア40等の文書管理システムにおけるアプリケーションに共通して利用されるため、DLL(Dynamic Link Library)としてモジュール化し、必要に応じて、利用者端末が備えるメモリ上へ読み出され実行されるものである。
このように、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40は、ユーザインタフェース部41により、利用者から、文書データのデータ操作を受け付け、データ処理プログラム42により、受け付けたデータ操作に従った処理を行い、データ操作命令を生成し、生成された操作命令を接続用プログラム43へ渡し、接続用プログラム43により、管理サーバ20の文書管理機能に応じた命令へ変換され、変換後の操作命令が管理サーバ20へ送られることで、管理サーバ20が管理する文書データを操作することができる。
次に、図2における管理サーバ20に導入された文書管理ソフトウェア50は、データ管理プログラム51、データ処理プログラム52を備えている。
データ管理プログラム51は、管理サーバ20が管理する文書データに対し、利用者からのデータ操作命令に従い、文書データの操作を行うものである。データ管理プログラム51は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から送られるデータ操作のための操作命令に従い、管理サーバ20内において、文書データの保管や保存、破棄等の操作を行う。
データ処理プログラム52は、管理サーバ20が管理する文書データに対し、利用者からのデータ操作命令に従い、文書データの編集、加工等の処理を行うものである。
このように、管理サーバ20文書管理ソフトウェア50は、データ管理プログラム51により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から送られた、データ操作命令に従って、管理サーバ20が管理する文書データに対し、保管や保存、破棄等の操作を行い、データ処理プログラム52により、データ操作命令に従って、管理サーバ20が管理する文書データに対し、編集、加工等の処理を行うことで、利用者に対し、管理サーバ20の文書管理機能を提供することができる。
このような環境下において、文書管理システムに新しい管理サーバ20が追加された場合、利用者は、新規追加された管理サーバ20の文書管理機能を、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から利用するため、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を利用者端末10へ導入しなければならない。この作業は、利用者環境によって、プログラムの入手方法や導入方法が異なり、作業完了まで手間がかかり、知識の浅い利用者にとっては、不必要なプログラムまで導入することよる作業時間の浪費や、誤った接続用プログラム43を入手し、利用者端末10へ導入してしまう等の問題点がある。
本発明では、上記の問題点を解決するため、新規追加された管理サーバ20に対する接続用プログラム43を、利用者が接続しようとしている管理サーバ20から利用者端末10へ取得し、導入する機能を有する文書管理システムを提案するものである。
図4は、本発明の実施例1に係る利用者端末10及び管理サーバ20の機能構成例を示す図である。
図4(a)は、利用者端末10の機能構成例を示している。
図4(a)の構成は、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム取得部401、接続用プログラム導入部402、管理サーバ接続処理部403を備えている。
制御部11は、利用者端末10に導入されたOS(Operating System)により、キーボード入力や画面出力といった入出力機能やハードディスク(Hard Disk)やメモリの管理等、利用者端末10に導入された各種アプリケーションから共通して利用される基本的な機能を提供し、利用者端末10のシステム全体を管理するものである。
通信部12は、LAN、公衆回線および無線回線等のネットワーク30上の通信機器を有する装置(画像処理装置や画像形成装置を含む管理サーバ20や利用者端末10)との間で、文書データ及び文書データに関する情報、印刷ジョブ及び印刷ジョブに関する情報等を双方向通信によって授受するための通信を制御するものである。
補助記憶部13は、ハードディスク等の記憶媒体であり、OS、各種アプリケーションソフトウェア(文書管理ソフトウェア40を含む)及び各種アプリケーションソフトウェアに関連するデータ等、また、各種アプリケーションで作成されたデータ、管理サーバ20から読み取ったデータ等を、ディスク領域に格納し保持するものである。
画面表示部14は、文字や図形及び画像等を表示する装置で、利用者端末10と接続ケーブル(ディスプレイケーブル)で接続することで、画面上に、利用者端末10に導入された各種アプリケーションが生成する操作画面を表示するものである。
文書管理ソフトウェア40は、接続用プログラム取得部401、接続用プログラム導入部402、管理サーバ接続部403を備えている。
接続用プログラム取得部401は、管理サーバ20から接続用プログラム43を取得するものである。接続用プログラム取得部401は、管理サーバ20へ接続用プログラム43の取得を要求し、その要求に応じて、管理サーバ20から接続用プログラム43が、利用者端末10へ送られる(ダウンロードされる)。よって、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40は、利用者が、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができる。
接続用プログラム導入部402は、接続用プログラム取得部401より取得した接続用プログラム43を、利用者端末10に新規導入、変更や更新を行うものである。接続用プログラム導入部402は、補助記憶部13へ格納されたINIファイル等の、接続用プログラム43に関するプログラム名及び導入時の格納場所を示すプログラム格納パス等が、テキスト形式のデータとして記載されている導入時構成設定情報に基づき、接続用プログラム43のDLLファイル(例えば、DocManA.dll)を、設定情報に記載されたプログラム格納パス(例えば、「C:\ProgramFiles\DocMan」等のパス。)のフォルダ(ディレクトリ)内に格納することで、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入、変更や更新を行っている。
管理サーバ接続部403は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続するものである。管理サーバ接続部403は、接続用プログラム導入部402により導入された接続用プログラム43であるDLLファイルを、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行することで、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続を行っている。
このように、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40は、接続用プログラム取得部401により、管理サーバ20から接続用プログラム43を取得し、取得された接続用プログラム43を、接続用プログラム導入部402により、利用者端末10へ導入し、導入された接続用プログラム43を、管理サーバ接続部403により、利用者端末10が有するメモリ上へ読み出し、実行することで、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続することができ、管理サーバ20の文書管理機能を利用することができる。
図4(b)は、管理サーバ20の機能構成例を示している。
図4(b)の構成は、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202を備えている。
制御部21は、管理サーバ20に導入されたOSにより、キーボード入力や画面出力といった入出力機能やハードディスクやメモリの管理等、管理サーバ20に導入されたアプリケーションから共通して利用される基本的な機能を提供し、管理サーバ20のシステム全体を管理するものである。
通信部22は、LAN、公衆回線および無線回線等のネットワーク30上の通信機器を有する装置(利用者端末10や管理サーバ20以外の画像処理装置や画像形成装置を含む管理サーバ20)との間で、文書データ及び文書データに関する情報、印刷ジョブ及び印刷ジョブに関する情報等を双方向通信によって授受するための通信を制御するものである。
補助記憶部23は、ハードディスク等の記憶媒体であり、OS、各種アプリケーションソフトウェア(文書管理ソフトウェア50を含む)及び各種アプリケーションソフトウェアに関連するデータ等、また、文書管理機能の文書管理ソフトウェア50が管理する文書データ等をディスク領域に格納し保持するものである。
管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202を備えている。
接続用プログラム管理部201は、接続用プログラム43を、管理サーバ20が備える補助記憶部23に保持するものである。接続用プログラム管理部201は、管理サーバ20に文書管理ソフトウェアが導入される際、接続用プログラム43を、管理サーバ20が備える補助記憶部23に格納することで、接続用プログラム43を保持している。
接続用プログラム送信部202は、接続用プログラム管理部201により保持された接続用プログラム43を、利用者端末10へ送るものである。接続用プログラム送信部202は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から送られる、接続用プログラム43の取得要求を、受け取ることで、管理サーバ20が備える補助記憶部23に保持している接続用プログラム43を、利用者端末10へ送っている。
このように、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から送られた、接続用プログラム43の取得要求を受け取ることで、接続用プログラム管理部201が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム送信部202により、利用者端末10へ送ることができる。
図5は、本発明の実施例1に係る主要部の構成例を示すブロック図である。
図5の構成は、利用者端末10が有する接続用プログラム取得手段61、管理サーバ接続手段63と、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73に分かれている。
接続用プログラム取得手段61は、利用者端末10で行われる手段であって、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するものである。接続用プログラム取得手段61は、接続用プログラム取得要求手段614を有している。
接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614は、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するため、接続しようとしている管理サーバ20へ、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送り、接続用プログラム43の取得を要求し、管理サーバ20から、接続用プログラム取得要求に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ送られる。
これによって、接続用プログラム取得手段61は、利用者端末10へ、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を取得することができる。
接続用プログラム取得要求取得手段72は、管理サーバ20で行われる手段であって、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614から送られる、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を受け取るものである。これによって、接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得を要求されたか判断することができる。
接続用プログラム送信手段73は、管理サーバ20で行われる手段であって、管理サーバ10が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により受け取った制御命令に従い、接続用プログラム43の取得要求先である利用者端末10へ、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を送るものである。これによって、接続用プログラム送信手段73は、接続用プログラム43の取得要求先の利用者端末10へ、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を送ることができる。
管理サーバ接続手段63は、利用者端末10で行われる手段であって、利用者端末10が有する接続用プログラム取得手段61により取得し、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40が、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行するものである。これによって、管理サーバ接続手段53は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40と管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50とを接続することができる。
このように、文書管理システムは、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができ、取得した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入することで、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続可能な環境を実現している。
図6は、本発明の実施例1に係る利用者端末10及び管理サーバ20における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示すフローチャートである。
図6(a)は、利用者端末10における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示している。
まず、利用者端末10における文書管理ソフトウェア40は、図7に示すユーザインタフェース41を、利用者端末10が備える画面表示部14へ表示し、利用者が、ユーザインタフェース41を介して、接続する管理サーバ20の指定先(例えば、IPアドレス等。)を入力することで、接続する管理サーバ20を指定する(S1011)。
次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、接続用プログラム取得要求手段614により、利用者が、ユーザインタフェース41を介して、接続する管理サーバ20を指定した入力情報を基に、指定された管理サーバ20へ、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送る(S1012)。
次に、接続用プログラム取得手段61は、接続する管理サーバ20から、利用者端末10へ送られた接続用プログラム43を、利用者端末10で取得された後に、導入時の格納場所を示すプログラム格納パスに従い、所定のフォルダ(ディレクトリ)内へ格納される(S1013)。
次に、文書管理ソフトウェア40が有する管理サーバ接続手段63は、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。
図6(b)は、管理サーバ20における接続用プログラム取得要求の取得から送信までの処理を示している。
まず、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50が有する接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得要求の制御命令が送られたか否かを判断する(S1021)。接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得要求がない場合(S1021がNO)、再び、接続用プログラム取得要求の制御命令が送られたか否かを判断し、送られてくるまで待つ。また、接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得要求があった場合(S1021がYES)、接続用プログラム取得要求の制御命令を取得し、文書管理ソフトウェア50が有する接続用プログラム送信手段73により、取得した制御命令に従い、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を送る(S1022)。
このように、文書管理システムは、利用者端末10及び管理サーバ20において、接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を実行することで、管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができ、取得した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入することで、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続している。
以上のように、本実施例1によれば、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から接続しようとした場合、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、利用者が、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ、容易に取得することができ、取得した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入することで、利用者が、誤った接続用プログラムを導入することなく、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続可能な環境を実現している。
実施例2は、利用者が接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が導入済みであるか否かを判断し、必要に応じて、接続用プログラム43を利用者端末10へ取得する機能を実現するものである。
実施例1では、利用者が接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が導入済みであるか否かを判断せず、利用者の接続先指定に従い、接続する管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入するものであったが、実施例2では、利用者が、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40を使用する際の初期動作を短時間で実現することを考慮したものである。
よって、以降の実施例2の説明では、図1の文書管理システムの構成例、図2の利用者端末及び管理サーバに導入された文書管理ソフトウェアの構成例、図3の文書管理ソフトウェア40の表示例が、実施例1と同様の構成及び表示例であるため、図1〜3を用いると伴に、同一構成には、同一符号を付与して説明を省略する。
また、実施例2の説明の中で示す、図8の利用者端末及び管理サーバの機能構成例、図9の主要部の構成例は、一部、実施例1と同様の機能及び主要部の構成が含まれるため、同一の機能及び主要部については、図4の利用者端末及び管理サーバの機能構成例、図5の主要部の構成例を用いると伴に、同一構成には、同一符号を付与して説明を省略する。
図8は、本実施例2に係る利用者端末10及び管理サーバ20の機能構成例を示す図である。
図8(a)は、利用者端末10の機能構成例を示している。
図8(a)の構成は、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム導入部401、接続用プログラム取得部402、管理サーバ接続処理部403、管理サーバ接続情報取得部404、利用者端末接続情報管理部405、管理サーバ接続情報解析部406を備えている。また、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム導入部401、接続用プログラム取得部402、管理サーバ接続処理部403は、実施例1の図4(a)において説明を行った機能構成例と同じである。よって、図8(a)では、管理サーバ接続情報取得部404、利用者端末接続情報管理部405、管理サーバ接続情報解析部406についてのみ説明する。
管理サーバ接続情報取得部404は、図9(a)に示す、管理サーバ20に保持されている管理サーバ接続情報を利用者端末10に取得するものである。管理サーバ接続情報取得部404は、利用者端末10に、管理サーバ20から取得する接続用プログラム43が既に導入済みであるかを判断するために、接続用プログラム43を取得する前に、管理サーバ20に保持されている管理サーバ接続情報を、管理サーバ20へ取得要求し、管理サーバ20から送られてきた管理サーバ接続を利用者端末10に取得する。
以下に、管理サーバ接続情報取得部404が取得する管理サーバ接続情報(管理サーバ20が保持する接続用プログラム43に関する情報)例について説明する。
管理サーバ接続情報は、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43と管理サーバ20に関する情報で構成されており、図9(a)に示す管理サーバ接続例では、管理サーバ名、管理サーバアドレス、管理サーバ種別ID、管理サーバ種別名、接続用プログラムバージョンとなっている。
管理サーバ名は、「文書管理サーバ1」のようにテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20のサーバ名を示す情報である。
管理サーバアドレスは、「123.456.789.100」のようにテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20のIPアドレスを示す情報である。
管理サーバ種別IDは、0x00000111のように8桁の16進コードで表し、管理サーバ20の種別を識別する情報であり、接続プロクラム43により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40と管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50を接続する際に、使用される。
管理サーバ種別名は、「文書管理サーバ TYPE A」のようにテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20の種別名を示す情報である。
接続用プログラムバージョンは、「2.0.0.3」のようにテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20に対応する接続用プログラム43のバージョンを示す情報である。
また、管理サーバ接続内の構成については、文書管理システムを設計する段階において、システムが有する機能の実現や保守・運用を考慮し、構成するものであって、図9(a)に示す構成及び設定内容は、その一例であるため、その構成及び設定内容に限定されるものではない。
利用者端末接続情報管理部405は、図9(b)に示す、利用者端末10に導入された接続用プログラム43に関する情報(以降、利用者端末接続情報と言う。)を管理するものである。利用者端末接続情報管理部405は、利用者端末10に文書管理ソフトウェア40を導入した際、利用者端末10が備える補助記憶部13に利用者端末接続情報を格納する。その後、利用者端末接続情報管理部405は、利用者端末10に、新規接続用プログラム43を導入した場合、利用者端末接続情報へ、新規接続用プログラム43に関する情報を追加し、既存の接続用プログラム43を更新した場合、既存の接続用プログラム43に関する利用者端末接続情報を変更し、最新の情報へ更新する。
以下に、利用者端末接続情報管理部405が管理する利用者端末接続情報(利用者端末10に導入された接続用プログラム43に関する情報)例について説明する。
利用者端末接続情報は、利用者端末10に導入された接続用プログラム43と、対応する管理サーバ20に関する情報で構成されており、図9(b)に示す利用者端末接続情報例では、管理サーバ種別ID、管理サーバ種別名、接続用プログラムバージョン、接続用プログラム導入パス、接続用プログラムファイル名となっている。
管理サーバ種別IDは、0x00000111のように8桁の16進コードで表し、管理サーバ20の種別を識別する情報である。
管理サーバ種別名は、「文書管理サーバ TYPE A」のようにテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20の種別名を示す情報である。
接続用プログラムバージョンは、「2.0.0.3」のようにテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20に対応する接続用プログラム43のバージョンを示す情報である。
接続用プログラム導入パスは、「C:\ProgramFiles\DocMan」のようにテキスト形式の文字列データで表し、利用者端末10における接続用プログラム43の導入先を示す情報である。
接続用プログラムファイル名は、「DocManA.dll」のようにファイル名(DocManA)とDLLファイルの拡張子(*.dll)をテキスト形式の文字列データで表し、管理サーバ20に対応する接続用プログラム43のファイル名を示す情報である。
また、管理サーバ接続情報内の構成については、文書管理システムを設計する段階において、システムが有する機能の実現や保守・運用を考慮し、構成するものであって、図9(b)に示す構成及び設定内容は、その一例であるため、その構成及び設定内容に限定されるものではない。
管理サーバ接続情報解析部406は、利用者端末10に、管理サーバ20から取得する接続用プログラム43が、既に導入済みであるか否かを判断するものである。管理サーバ接続情報解析部406は、管理サーバ接続情報取得部404により、接続しようとしている管理サーバ20から取得した図9(a)に示す管理サーバ接続情報の管理サーバ識別ID、接続用プログラムバージョンと、利用者端末接続情報管理部405により最新の情報に更新された図9(b)に示す利用者端末接続情報内の全ての管理サーバ識別ID、接続用プログラムバージョンとを比較し、管理サーバ20から取得する接続用プログラム43が、既に導入済みであるかを判断する。管理サーバ接続情報解析部406は、利用者端末接続情報の全ての管理サーバ識別IDと、管理サーバ接続情報の管理サーバ識別IDを比較し、一致するIDがなければ、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入されていないと判断し、一致する管理サーバ識別IDが利用者端末接続情報内にあれば、一致した情報項目の中の接続用プログラムバージョンを比較し、管理サーバ接続情報の接続用プログラムバージョンが新しい場合、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入された接続用プログラム43より新しいプログラムであると判断する。この判断結果の場合、管理サーバ20から接続プログラム43を所得し、利用者端末10へ導入する。
このように、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40が有する管理サーバ接続情報取得部404により、管理サーバ20から取得した管理サーバ接続情報と、利用者端末接続情報管理部405により、利用者端末10に保持された利用者端末接続情報を、管理サーバ接続情報解析部406により比較し、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入されているか否かを判断することで、必要な接続用プログラム43のみ取得するように制御することができ、接続用プログラム43を取得する必要がない場合、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、短時間で接続することができ、管理サーバ20の文書管理機能を利用することができる。
図8(b)は、管理サーバ20の機能構成例を示している。
図8(b)の構成は、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202、管理サーバ接続情報管理部203、管理サーバ接続情報送信部204を備えている。また、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202は、実施例1の図4(b)において説明を行った機能構成例と同じである。よって、図8(b)では、管理サーバ接続情報管理部203、管理サーバ接続情報送信部204についてのみ説明を行う。
管理サーバ接続情報管理部203は、図9(a)に示す管理サーバ接続情報を、管理サーバ20が備える補助記憶部23に保持するものである。管理サーバ接続情報管理部203は、管理サーバ20に文書管理ソフトウェア50が導入される際、管理サーバ20及び管理サーバ20が保持する接続用プログラム43に関する情報を、管理サーバ20が備える補助記憶部23に格納する。
管理サーバ接続情報送信部204は、管理サーバ接続情報管理部203より保持された管理サーバ接続情報を、利用者端末10へ送るものである。管理サーバ接続情報送信部204は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から送られる、管理サーバ接続情報の取得要求に従い、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を、利用者端末10へ送る。
このように、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報の取得要求が送れた場合、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50が有する管理サーバ接続情報管理部203により保持された、管理サーバ接続情報を、管理サーバ接続情報送信部204により、利用者端末10へ送ることができる。
図10は、本発明の実施例2に係る主要部の構成例を示すブロック図である。
図10の構成は、利用者端末10が有する接続用プログラム取得手段61、管理サーバ接続情報保持手段62、管理サーバ接続手段63と、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73に分かれている。また、管理サーバ接続手段63、接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73は、実施例1の図5において説明を行った機能構成例と同じである。よって、接続用プログラム取得手段61、管理サーバ接続情報保持手段62についてのみ説明する。
接続用プログラム取得手段61は、利用者端末10で行われる手段であって、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するものである。接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ接続情報取得手段613、接続用プログラム取得要求手段614を有している。
接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613は、接続しようしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入されているか否かを判断するため、その判断に必要な情報となる、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報(管理サーバ20が保持する接続用プログラム43に関する情報)を取得する。
また、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614は、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するため、接続しようとしている管理サーバ20へ、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送り、接続用プログラム43の取得を要求し、管理サーバ20から、接続用プログラム取得要求に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ送られる。
これによって、接続用プログラム取得手段61は、利用者端末10に導入された接続用プログラム43の状態に応じて、利用者端末10へ接続用プログラム43を取得することができる。
管理サーバ接続情報保持手段62は、利用者端末10で行われる手段であって、接続用プログラム取得手段61の中で、管理サーバ接続情報取得手段613より、管理サーバ20から取得される管理サーバ接続情報に基づき、利用者端末が保持する利用者端末接続情報を最新の情報へ更新するものである。接続用プログラム取得手段61では、利用者端末10に保持される利用者端末接続情報の全ての管理サーバ識別IDと、管理サーバ接続情報取得手段613により、管理サーバ20から取得した管理サーバ接続情報の管理サーバ識別IDを比較し、一致するIDがなければ、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入されていないと判断し、一致する管理サーバ識別IDが利用者端末接続情報内にあれば、一致した情報項目の接続用プログラムバージョンを比較し、管理サーバ接続情報の接続用プログラムバージョンが新しい場合、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入された接続用プログラム43より新しいプログラムであると判断し、この判定結果の場合に、管理サーバ20から接続用プログラム43が取得され、利用者端末10へ導入される。よって、管理サーバ接続情報保持手段62は、接続用プログラム取得手段61により判断され、導入された際に、管理サーバ接続情報に基づき、該当する利用者端末接続情報を更新(新規の場合は追加)する。これによって、管理サーバ接続情報保持手段62は、利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を最新の情報へ更新することができる。
このように、文書管理システムは、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613により、管理サーバ20から管理サーバ接続情報を取得し、取得した管理サーバ接続情報と利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を基に、接続用プログラム取得手段61により、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ、導入されていすか否かを判断し、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がある場合のみ、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができることから、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がない場合、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、短時間に接続可能な環境を実現している。
図11は、本発明の実施例2に係る利用者端末10及び管理サーバ20における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示すフローチャートである。
図11(a)は、利用者端末10における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示している。
まず、文書管理ソフトウェア40は、図7に示すユーザインタフェース41を、利用者端末10が備える画面表示部14へ表示し、利用者が、ユーザインタフェース41を介して、接続する管理サーバ20の指定先(例えば、IPアドレス等。)を入力することで、接続する管理サーバ20を指定する(S1011)。
次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ接続情報取得手段613により、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を、管理サーバ20から取得する(S1031)。
次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ接続情報取得手段613により取得した管理サーバ接続情報と、利用者端末10が保持する利用者端末接続情報に基づき、それぞれの接続情報に含まれる管理サーバ識別ID、接続用プログラムバージョンを比較し、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ導入されているか否かを判定する(S1032)。接続用プログラム取得手段61は、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、既に利用者端末10へ導入されていた場合(S1032がYES)、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。また、接続用プログラム取得手段61は、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、既に利用者端末10へ導入されていない場合、もしくは、導入されているが、プログラムバージョンが古い場合(S1032がNO)、接続用プログラム取得手段61における接続用プログラム取得要求手段614により、利用者が、ユーザインタフェース41を介して、接続する管理サーバ20を指定した入力情報を基に、指定された管理サーバ20へ、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送る(S1012)。次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、接続する管理サーバ20から、利用者端末10へ送られた接続用プログラム43を、利用者端末10で取得された後に、導入時の格納場所を示すプログラム格納パスに従い、所定のフォルダ(ディレクトリ)内へ格納される(S1013)。次に、文書管理ソフトウェア40が有する管理サーバ接続手段63は、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。
図11(b)は、管理サーバ20における接続用プログラム取得要求の取得から送信までの処理を示している。
まず、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10から、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を取得するための取得要求が送られたか否かを判定する(S1041)。文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10から管理サーバ接続情報の取得要求がない場合(S1041がNO)、再び、管理サーバ接続情報の取得要求が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10から管理サーバ接続情報の取得要求があった場合(S1041がYES)、管理サーバ接続情報の取得要求に従い、管理サーバ接続情報の取得要求先の利用者端末10へ、管理サーバ20が保持している管理サーバ接続情報を送る(S1042)。次に、文書管理ソフトウェア50が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得要求の制御命令が送られたか否かを判定する(S1021)。接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得要求がない場合(S1021がNO)、再び、接続用プログラム取得要求の制御命令が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得要求があった場合(S1021がYES)、接続用プログラム取得要求の制御命令を取得し、文書管理ソフトウェア50が有する接続用プログラム送信手段73により、取得した制御命令に従い、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を送る(S1022)。
次に、文書管理ソフトウェア50は、再び、接続用プログラム取得要求の制御命令が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。
このように、文書管理システムは、利用者端末10及び管理サーバ20において、接続用プログラム43の取得から管理サーバ接続までの処理を実行することで、管理サーバ20へ接続するために必要な接続用プログラム43を判断し、管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができ、取得した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入することで、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続している。
以上のように、本実施例2によれば、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から接続しようとした場合、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613により、管理サーバ20から管理サーバ接続情報を取得し、取得した管理サーバ接続情報と利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を基に、接続用プログラム取得手段61により、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ、導入されていすか否かを判断し、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がある場合のみ、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができることから、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がない場合、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、短時間に接続可能な環境を実現している。
実施例3は、実施例2における、必要に応じて接続用プログラム43を利用者端末10へ取得する機能に加え、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20を検索し、利用者端末10から接続可能な管理サーバへ、自動的に接続する機能を実現するものである。
実施例1、2では、利用者が接続しようとしている管理サーバ20を、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40が有するユーザインタフェース41により、指定するものであったが、実施例3では、利用者が、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40を使用する際、効率よく、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続することを考慮したものである。
よって、以降の実施例3の説明では、図1の文書管理システムの構成例、図2の利用者端末及び管理サーバに導入された文書管理ソフトウェアの構成例が、実施例1と同様の構成及び表示例であるため、図1〜3を用いると伴に、同一構成には、同一符号を付与して説明を省略する。
また、実施例3の説明の中で示す、図12の利用者端末及び管理サーバの機能構成例、図13の主要部の構成例は、一部、実施例2と同様の機能及び主要部の構成が含まれるため、同一の機能及び主要部については、図8の利用者端末及び管理サーバの機能構成例、図10の主要部の構成例を用いると伴に、同一構成には、同一符号を付与して説明を省略する。
図12は、本実施例3に係る利用者端末10及び管理サーバ20の機能構成例を示す図である。
図12(a)は、利用者端末10の機能構成例を示している。
図12(a)の構成は、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム導入部401、接続用プログラム取得部402、管理サーバ接続処理部403、管理サーバ接続情報取得部404、利用者端末接続情報管理部405、管理サーバ接続情報解析部406、管理サーバ検索部407を備えている。また、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム導入部401、接続用プログラム取得部402、管理サーバ接続処理部403、管理サーバ接続情報取得部404、利用者端末接続情報管理部405、管理サーバ接続情報解析部406は、実施例2の図8(a)において説明を行った機能構成例と同じである。よって、図12(a)では、管理サーバ接続情報取得部404、管理サーバ検索部407についてのみ説明する。
管理サーバ検索部407は、文書管理システムのネットワーク30上に接続されている管理サーバ20を検索するものである。管理サーバ検索部407は、文書管理システムのネットワーク30上に接続されている管理サーバ20に対し、同一のネットワーク30上に接続された利用者端末10から、ネットワーク接続の応答を要求し、その応答要求に対する管理サーバ20からの結果を基に、ネットワーク30上に接続されている管理サーバ20を検索する。
このように、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40が有する管理サーバ検索部407により、文書管理システムのネットワーク30上に接続されている管理サーバ20に対し、ネットワーク接続の応答を要求し、その応答要求に対する管理サーバ20からの結果を基に、ネットワーク30上に接続されている管理サーバ20を検索することで、文書管理システム内の動作している管理サーバ(電源が投入された管理サーバ)20を自動的に見つけ、利用者による、管理サーバ20への接続指定をすることなく、検索により見つけられた管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、効率よく接続することができ、管理サーバ20の文書管理機能を利用することができる。
図12(b)は、管理サーバ20の機能構成例を示している。
図12(b)の構成は、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202、管理サーバ接続情報管理部203、管理サーバ接続情報送信部204、管理サーバ検索応答部205を備えている。また、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202、管理サーバ接続情報管理部203、管理サーバ接続情報送信部204は、実施例2の図8(b)において説明を行った機能構成例と同じである。よって、図12(b)では、管理サーバ検索応答部205についてのみ説明を行う。
管理サーバ検索応答部205は、ネットワーク30を介して、利用者端末10より送られた、ネットワーク接続応答の要求に対し、利用者端末10へ応答するものである。
このように、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から、ネットワーク接続応答が送れた場合、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50が有する管理サーバ検索応答部205により、利用者端末10へ応答することができる。
図13は、本発明の実施例3に係る主要部の構成例を示すブロック図である。
図13の構成は、利用者端末10が有する接続用プログラム取得手段61、管理サーバ接続情報保持手段62、管理サーバ接続手段63と、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73に分かれている。また、管理サーバ接続情報保持手段62、管理サーバ接続手段63、接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73は、実施例2の図10において説明を行った機能構成例と同じである。よって、接続用プログラム取得手段61についてのみ説明する。
接続用プログラム取得手段61は、利用者端末10で行われる手段であって、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するものである。接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ検索手段611、管理サーバ接続情報取得手段613、接続用プログラム取得要求手段614を有している。
接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611は、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバを、自動的に見つけるため、ネットワーク30上に接続された管理サーバ20に対し、同一のネットワーク30上に接続された利用者端末10から、ネットワーク接続の応答を要求し、その応答要求に対する管理サーバ20からの結果を基に、ネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20を見つける。
また、接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613は、接続しようしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入されているか否かを判断するため、その判断に必要な情報となる、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を取得する。
また、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614は、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するため、接続しようとしている管理サーバ20へ、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送り、接続用プログラム43の取得を要求し、管理サーバ20から、接続用プログラム取得要求に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ送られる。
これによって、接続用プログラム取得手段61は、文書管理システム内で動作している管理サーバ20を、自動的に見つけ、利用者端末10に導入された接続用プログラム43の状態に応じて、利用者端末10へ接続用プログラム43を取得することができる。
このように、文書管理システムは、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611により、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20を検索し、その中から動作している管理サーバ20を自動的に見つけ、管理サーバ接続情報取得手段613により、文書管理システム内で動作している管理サーバ20全てから管理サーバ接続情報を取得し、取得した管理サーバ接続情報と利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を基に、接続用プログラム取得手段61により、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ、導入されていすか否かを判断し、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がある場合のみ、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができることから、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がない場合、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、効率的に接続可能な環境を実現している。
図14は、本発明の実施例3に係る利用者端末10及び管理サーバ20における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示すフローチャートである。
図14(a)は、利用者端末10における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示している。
まず、利用者端末10における文書管理ソフトウェア40の接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611は、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20に対し、同一のネットワーク30上に接続された利用者端末10から、ネットワーク接続の応答を要求し、その応答要求に対する管理サーバ20から応答を受け取る(S1051)。
次に、管理サーバ検索手段611は、管理サーバ検索手段611により受け取った応答結果を基に、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20があるか否かを判定する(S1052)。接続用プログラム取得手段61は、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20がない場合(S1052がNO)、文書管理ソフトウェア40から利用できる管理サーバが動作していないと判断し、文書管理ソフトウェア40を終了する。また、接続用プログラム取得手段61は、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20があった場合(S1052がYES)、接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613により、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を、該当した管理サーバ20から取得する(S1031)。
次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ接続情報取得手段613により取得した管理サーバ接続情報と、利用者端末10が保持する利用者端末接続情報に基づき、それぞれの接続情報に含まれる管理サーバ識別ID、接続用プログラムバージョンを比較し、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ導入されているか否かを判定する(S1032)。接続用プログラム取得手段61は、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、既に利用者端末10へ導入されていた場合(S1032がYES)、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。その後、管理サーバ検索手段611のS1052へ戻り、次に該当する管理サーバ20があれるかを判定し、該当する管理サーバ20に対する接続処理が終わるまで繰り返される。また、接続用プログラム取得手段61は、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、既に利用者端末10へ導入されていない場合、もしくは、導入されているが、プログラムバージョンが古い場合(S1032がNO)、接続用プログラム取得手段61における接続用プログラム取得要求手段614により、利用者が、ユーザインタフェース41を介して、接続する管理サーバ20を指定した入力情報を基に、指定された管理サーバ20へ、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送る(S1012)。次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、接続する管理サーバ20から、利用者端末10へ送られた接続用プログラム43を、利用者端末10で取得された後に、導入時の格納場所を示すプログラム格納パスに従い、所定のフォルダ(ディレクトリ)内へ格納される(S1013)。次に、文書管理ソフトウェア40が有する管理サーバ接続手段63は、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。その後、管理サーバ検索手段611のS1052へ戻り、次に該当する管理サーバ20があれるかを判定し、該当する管理サーバ20に対する接続処理が終わるまで繰り返される。
図14(b)は、管理サーバ20における利用者端末10からのネットワーク接続応答要求の取得から応答までの処理を示している。
まず、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、ネットワーク30を介して、利用者端末10から、ネットワーク接続応答要求が送られたか否かを判定する(S1061)。文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10からネットワーク接続応答要求がない場合(S1061がNO)、再び、利用者端末10から、ネットワーク接続応答要求が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10からネットワーク接続応答要求があった場合(S1061がYES)、ネットワーク接続応答要求に従い、要求先の利用者端末10へ応答する(S1062)。
次に、文書管理ソフトウェア50は、再び、利用者端末10から、ネットワーク接続応答要求が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。
このように、文書管理システムは、利用者端末10及び管理サーバ20において、接続用プログラム43の取得から管理サーバ接続までの処理を実行することで、文書管理システム内で動作している管理サーバ20を見つけ、該当した管理サーバ20へ接続するために必要な接続用プログラム43を判断し、管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができ、取得した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入することで、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続している。
また、本実施例3では、管理サーバ検索手段611により、文書管理システム内の管理サーバ20を検索し、動作している管理サーバ20に対し、順次接続を行っていたが、その変形例として、検索結果を一覧表示させる処理を、図15に示す。
以下に、実施例3と違う点について説明する。
文書管理ソフトウェア40における接続用プログラム取得手段61は、S1051により、管理サーバ20を検索する。次に、接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ20からの応答結果を、利用者端末10が備える画像表示部14へ表示する(S1071)。
このように、変形例では、利用者が、利用者端末10が備える画像表示部14へ表示された、図16に示す検索結果一覧を基に、接続したい管理サーバ20を指定することができ、文書管理システムの環境を理解していない利用者にとっては、接続先を容易に指定することができる。
以上のように、本実施例3によれば、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から接続しようとした場合、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611により、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20を検索し、その中から動作している管理サーバ20を自動的に見つけ、管理サーバ接続情報取得手段613により、文書管理システム内で動作している管理サーバ20全てから管理サーバ接続情報を取得し、取得した管理サーバ接続情報と利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を基に、接続用プログラム取得手段61により、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ、導入されていすか否かを判断し、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がある場合のみ、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができることから、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がない場合、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、効率的に接続可能な環境を実現している。
実施例4は、実施例2における、必要に応じて接続用プログラム43を利用者端末10へ取得する機能、実施例3における、文書管理システム内の管理サーバ20検索機能に加え、接続用プログラムを取得する際、管理サーバ20が有する認証機能を用いて、不正使用による管理サーバ20への接続を防ぐ機能を実現するものである。
実施例1、2及び3では、管理サーバ20から、接続用プログラムを取得する際、利用者制限を行っていなかったが、実施例3では、管理サーバ20が有する利用者認証機能を用いて、管理サーバ20の不正使用を防ぐことを考慮したものである。
よって、以降の実施例4の説明では、図1の文書管理システムの構成例、図2の利用者端末及び管理サーバに導入された文書管理ソフトウェアの構成例が、実施例1と同様の構成及び表示例であるため、図1〜3を用いると伴に、同一構成には、同一符号を付与して説明を省略する。
また、実施例4の説明の中で示す、図17の利用者端末及び管理サーバの機能構成例、図18の主要部の構成例は、一部、実施例3と同様の機能及び主要部の構成が含まれるため、同一の機能及び主要部については、図12の利用者端末及び管理サーバの機能構成例、図13の主要部の構成例を用いると伴に、同一構成には、同一符号を付与して説明を省略する。
図17は、本実施例3に係る利用者端末10及び管理サーバ20の機能構成例を示す図である。
図17(a)は、利用者端末10の機能構成例を示している。
図17(a)の構成は、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム導入部401、接続用プログラム取得部402、管理サーバ接続処理部403、管理サーバ接続情報取得部404、利用者端末接続情報管理部405、管理サーバ接続情報解析部406、管理サーバ検索部407、利用者認証要求部408を備えている。また、制御部11、通信部12、補助記憶部13、画面表示部14、接続用プログラム導入部401、接続用プログラム取得部402、管理サーバ接続処理部403、管理サーバ接続情報取得部404、利用者端末接続情報管理部405、管理サーバ接続情報解析部406、管理サーバ検索部407は、実施例3の図12(a)において説明を行った機能構成例と同じである。よって、図17(a)では、管理サーバ接続情報取得部404、管理サーバ検索部407についてのみ説明する。
利用者認証要求部408は、管理サーバ20へ、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者の認証を要求するものである。利用者認証要求部408は、管理サーバ20へ、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者の認証要求を送り、管理サーバ20の認証結果を受け取る。
このように、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40が有する利用者認証要求部408により、管理サーバ20へ利用者の認証要求を送り、管理サーバ20の利用者認証機能により、利用者の認証が判断され、その結果を受け取ることで、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者が、管理サーバ20の利用を許可された利用者か否かを判断し、管理サーバ20の利用許可対象である利用者に対してのみ、利用者端末10へ接続用プログラム43を取得することができる。
図17(b)は、管理サーバ20の機能構成例を示している。
図17(b)の構成は、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202、管理サーバ接続情報管理部203、管理サーバ接続情報送信部204、管理サーバ検索応答部205、利用者認証部206を備えている。また、制御部21、通信部22、補助記憶部23、接続用プログラム管理部201、接続用プログラム送信部202、管理サーバ接続情報管理部203、管理サーバ接続情報送信部204、管理サーバ検索応答部205は、実施例3の図12(b)において説明を行った機能構成例と同じである。よって、図17(b)では、利用者認証部206についてのみ説明を行う。
利用者認証部206は、利用者端末10より送られた、利用者認証要求に対し、利用者端末10へ、認証結果を送るものである。利用者認証部206は、利用者端末10より送られた、利用者認証要求を受け取り、管理サーバ20が有する利用者認証機能を用いて、利用者認証要求の対象である利用者が、管理サーバ20に対して利用許可されているか否かを判断し、その結果を、利用者端末10へ送る。
このように、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から、利用者認証要求が送れた場合、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50が有する利用者認証部206により、利用者の管理サーバ20における利用許可を判断し、利用者端末10へ認証結果を送ることができる。
図18は、本発明の実施例4に係る主要部の構成例を示すブロック図である。
図18の構成は、利用者端末10が有する接続用プログラム取得手段61、管理サーバ接続情報保持手段62、管理サーバ接続手段63と、管理サーバ20が有する利用者認証手段71、接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73に分かれている。また、管理サーバ接続情報保持手段62、管理サーバ接続手段63、接続用プログラム取得要求取得手段72、接続用プログラム送信手段73は、実施例3の図13において説明を行った機能構成例と同じである。よって、接続用プログラム取得手段61、利用者認証手段71についてのみ説明する。
接続用プログラム取得手段61は、利用者端末10で行われる手段であって、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するものである。接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ検索手段611、利用者認証要求手段612、管理サーバ接続情報取得手段613、接続用プログラム取得要求手段614を有している。
接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611は、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20を、自動的に見つけるため、ネットワーク30上に接続された管理サーバ20に対し、同一のネットワーク30上に接続された利用者端末10から、ネットワーク接続の応答を要求し、その応答要求に対する管理サーバ20からの結果を基に、ネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20を見つける。
また、接続用プログラム取得手段61が有する利用者認証要求手段612は、接続用プログラムを取得しようとしている利用者が、管理サーバ20の利用を許可された利用者か否かを判断するため、利用者認証機能を有する管理サーバ20へ、対象となる利用者の認証要求を送り、管理サーバ20が有する利用者認証機能により判断された、認証結果を受け取る。また、利用者認証要求手段612は、管理サーバ20から受け取った認証結果に基づき、接続用プログラム43の取得を制御する。
また、接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613は、接続しようしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10に導入されているか否かを判断するため、その判断に必要な情報となる、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を取得する。
また、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614は、管理サーバ20が保持する接続用プログラム43を取得するため、接続しようとしている管理サーバ20へ、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送り、接続用プログラム43の取得を要求し、管理サーバ20から、接続用プログラム取得要求に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ送られる。
利用者認証手段61は、管理サーバ20で行われる手段であって、利用者端末10で行われる利用者認証要求手段612により送られる、利用者認証要求に対し、管理サーバ20が有する利用者認証機能を用いて、利用者認証要求の対象である利用者が、管理サーバ20に対して利用許可されているか否かを判断し、その結果を、利用者端末10へ送る。
これによって、接続用プログラム取得手段61は、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者に対し、管理サーバ20が有する利用者認証機能を用いて認証し、認証結果に基づいて、管理サーバ20の利用許可対象である利用者に対してのみ、利用者端末10へ接続用プログラム43を取得することができる。
このように、文書管理システムは、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611により、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20を検索し、その中から動作している管理サーバ20を自動的に見つけ、利用者認証要求手段612により、該当する管理サーバ20へ、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者認証を要求し、管理サーバ20における利用者認証部71により、要求のあった利用者の認証を行い、利用者認証要求手段612により、認証結果を受け取り、その認証結果に基づいて、利用許可対象である利用者に対してのみ、管理サーバ接続情報取得手段613により、文書管理システム内で動作している管理サーバ20全てから管理サーバ接続情報を取得し、取得した管理サーバ接続情報と利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を基に、接続用プログラム取得手段61により、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ、導入されていすか否かを判断し、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がある場合のみ、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができることから、接続用プログラム43の取得可能な利用者が制限され、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50の不正使用を防ぐ環境を実現している。
図19は、本発明の実施例4に係る利用者端末10及び管理サーバ20における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示すフローチャートである。
図19(a)は、利用者端末10における接続用プログラム取得から管理サーバ接続までの処理を示している。
まず、利用者端末10における文書管理ソフトウェア40の接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611は、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20に対し、同一のネットワーク30上に接続された利用者端末10から、ネットワーク接続の応答を要求し、その応答要求に対する管理サーバ20から応答を受け取る(S1051)。
次に、管理サーバ検索手段611は、管理サーバ検索手段611により受け取った応答結果を基に、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20があるか否かを判定する(S1052)。接続用プログラム取得手段61は、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20がない場合(S1052がNO)、文書管理ソフトウェア40から利用できる管理サーバが動作していないと判断し、文書管理ソフトウェア40を終了する。また、接続用プログラム取得手段61は、文書管理システムのネットワーク30上に接続され、動作している管理サーバ20があった場合(S1052がYES)、接続用プログラム取得手段61が有する利用者認証要求手段612により、管理サーバ20へ、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者の認証要求を送る(S1081)。次に、利用者認証要求手段612は、管理サーバ20から認証対象者の認証結果を受け取り、利用者が管理サーバ20に対し、利用許可された利用者か否かを判定する(S1082)。利用者認証要求手段612は、利用者が許可されていない場合(S1082がNO)、管理サーバ検索手段611のS1052へ戻り、次に該当する管理サーバ20があれるかを判定し、該当する管理サーバ20に対する接続処理が終わるまで繰り返される。また、利用者認証要求手段612は、利用者が許可されていた場合(S1082がYES)、接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ接続情報取得手段613により、管理サーバ20が保持する管理サーバ接続情報を、該当した管理サーバ20から取得する(S1031)。
次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、管理サーバ接続情報取得手段613により取得した管理サーバ接続情報と、利用者端末10が保持する利用者端末接続情報に基づき、それぞれの接続情報に含まれる管理サーバ識別ID、接続用プログラムバージョンを比較し、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ導入されているか否かを判定する(S1032)。接続用プログラム取得手段61は、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、既に利用者端末10へ導入されていた場合(S1032がYES)、管理サーバ接続手段63により、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。その後、管理サーバ検索手段611のS1052へ戻り、次に該当する管理サーバ20があれるかを判定し、該当する管理サーバ20に対する接続処理が終わるまで繰り返される。また、接続用プログラム取得手段61は、接続用としている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、既に利用者端末10へ導入されていない場合、もしくは、導入されているが、プログラムバージョンが古い場合(S1032がNO)、接続用プログラム取得手段61における接続用プログラム取得要求手段614により、利用者が、ユーザインタフェース41を介して、接続する管理サーバ20を指定した入力情報を基に、指定された管理サーバ20へ、接続用プログラム43の取得を要求する制御命令を送る(S1012)。次に、文書管理ソフトウェア40が有する接続用プログラム取得手段61は、接続する管理サーバ20から、利用者端末10へ送られた接続用プログラム43を、利用者端末10で取得された後に、導入時の格納場所を示すプログラム格納パスに従い、所定のフォルダ(ディレクトリ)内へ格納される(S1013)。次に、文書管理ソフトウェア40が有する管理サーバ接続手段63は、利用者端末10へ導入された接続用プログラム43を、利用者端末10が備えるメモリ上へ読み出し、実行する(S1014)。その後、管理サーバ検索手段611のS1052へ戻り、次に該当する管理サーバ20があれるかを判定し、該当する管理サーバ20に対する接続処理が終わるまで繰り返される。
図19(b)は、管理サーバ20における利用者認証要求の取得から送信までの処理を示している。
まず、管理サーバ20における文書管理ソフトウェア50の利用者認証手段71は、利用者端末10から、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者に対し、利用者認証要求が送られたか否かを判定する(S1091)。利用者認証手段71は、認証要求がない場合(S1091がNO)、再び、利用者認証要求が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、利用者認証手段71は、認証要求があった場合(S1091がYES)、利用者認証要求を受け取り、管理サーバ20が有する利用者認証機能を用いて、要求された利用者に対し認証を行う(S1092)。次に、利用者認証手段71は、認証結果を、利用者端末10へ送る(S1093)。次に、利用者認証手段71は、認証結果に基づき、利用者認証要求対象の利用者が、管理サーバ20の使用許可された利用者か否かを判断する(S1094)。利用者認証手段71は、利用者が許可されていない場合(S1094がNO)、再び、利用者認証要求が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、利用者認証手段71は、利用者が許可されていない場合(S1094がYES)、利用者端末10から、管理サーバが保持する管理サーバ接続情報を取得するための取得要求が送られたか否かを判定する(S1041)。文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10から管理サーバ接続情報の取得要求がない場合(S1041がNO)、再び、管理サーバ接続情報の取得要求が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、文書管理ソフトウェア50は、利用者端末10から管理サーバ接続情報の取得要求があった場合(S1041がYES)、管理サーバ接続情報の取得要求に従い、管理サーバ接続情報の取得要求先の利用者端末10へ、管理サーバ20が保持している管理サーバ接続情報を送る(S1042)。次に、文書管理ソフトウェア50が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、利用者端末10から、接続用プログラム43の取得要求の制御命令が送られたか否かを判定する(S1021)。接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得要求がない場合(S1021がNO)、再び、接続用プログラム取得要求の制御命令が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。また、接続用プログラム取得要求取得手段72は、利用者端末10から接続用プログラム43の取得要求があった場合(S1021がYES)、接続用プログラム取得要求の制御命令を取得し、文書管理ソフトウェア50が有する接続用プログラム送信手段73により、取得した制御命令に従い、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を送る(S1022)。
次に、文書管理ソフトウェア50は、再び、接続用プログラム取得要求の制御命令が送られたか否かを判定し、送られてくるまで待つ。
また、実施例4における管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50で行われる、管理サーバ20における利用者端末10からのネットワーク接続応答要求の取得から応答までの処理についは、実施例3の図14(b)と同じ処理の流れであるため、説明を省略する。
このように、文書管理システムは、利用者端末10及び管理サーバ20において、接続用プログラム43の取得から管理サーバ接続までの処理を実行することで、管理サーバ20へ利用者の認証要求を送り、管理サーバ20の利用者認証機能により、利用者の認証が判断され、その結果を受け取ることで、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者が、管理サーバ20の利用を許可された利用者か否かを判断し、管理サーバ20の利用許可対象である利用者に対してのみ、利用者端末10へ接続用プログラム43を取得することができ、取得した接続用プログラム43を、利用者端末10へ導入することで、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ接続している。
以上のように、本実施例4によれば、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50へ、利用者端末10の文書管理ソフトウェア40から接続しようとした場合、利用者端末10における接続用プログラム取得手段61が有する管理サーバ検索手段611により、文書管理システムのネットワーク30上に接続された管理サーバ20を検索し、その中から動作している管理サーバ20を自動的に見つけ、利用者認証要求手段612により、該当する管理サーバ20へ、接続用プログラム43を取得しようとしている利用者認証を要求し、管理サーバ20における利用者認証部71により、要求のあった利用者の認証を行い、利用者認証要求手段612により、認証結果を受け取り、その認証結果に基づいて、利用許可対象である利用者に対してのみ、管理サーバ接続情報取得手段613により、文書管理システム内で動作している管理サーバ20全てから管理サーバ接続情報を取得し、取得した管理サーバ接続情報と利用者端末10が保持する利用者端末接続情報を基に、接続用プログラム取得手段61により、接続しようとしている管理サーバ20に対応した接続用プログラム43が、利用者端末10へ、導入されていすか否かを判断し、接続用プログラム43を利用者端末10へ導入する必要がある場合のみ、接続用プログラム取得手段61が有する接続用プログラム取得要求手段614により、接続用プログラム43を取得する要求が管理サーバ20へ送られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム取得要求取得手段72により、接続用プログラム43の取得要求が受け取られ、管理サーバ20が有する接続用プログラム送信手段73により、受け取った取得要求に従い、管理サーバ20が保持している接続用プログラム43を、接続用プログラム取得要求先の利用者端末10へ送ることで、新規追加された管理サーバ20に対応した接続用プログラム43を、利用者端末10へ取得することができることから、接続用プログラム43の取得可能な利用者が制限され、管理サーバ20の文書管理ソフトウェア50の不正使用を防ぐ環境を実現している。
各実施例に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施例に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。
これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10n 情報処理装置
20n 文書管理サーバ及び画像形成装置
30 ネットワーク(LAN)
20n 文書管理サーバ及び画像形成装置
30 ネットワーク(LAN)
Claims (11)
- 文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバと、利用者が端末として使用する情報処理装置とが、ネットワークを介して接続された文書管理システムであって、
前記文書管理サーバは、
文書データを格納する文書管理データベースと、
前記利用者からの要求に応じて、前記文書管理データベースの文書データを処理するデータ処理手段とを有し、
前記情報処理装置は、
前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段と、
前記接続用プログラム取得手段により取得した接続用プログラムを用いて、前記文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段とを有することを特徴とする文書管理システム。 - 前記接続用プログラム取得手段は、
ネットワーク上に接続された、全ての前記文書管理サーバを検索する管理サーバ検索手段と、
前記文書管理サーバが保持している、前記文書管理サーバへ接続を行うための管理サーバ接続情報を取得する管理サーバ接続情報取得手段と、
前記文書管理サーバに、前記管理サーバ接続情報取得手段により取得した前記管理サーバ接続情報に基づいて、前記接続用プログラムの取得を要求する接続用プログラム取得要求手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記文書管理サーバは、
前記接続用プログラム取得要求手段による、接続用プログラムの取得要求を取得する接続用プログラム取得要求取得手段と、
前記接続用プログラム取得要求取得手段により取得した、接続用プログラム取得要求に応じて、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを送信する接続用プログラム送信手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記接続用プログラム取得手段は、
前記管理サーバ接続情報取得手段により取得した、前記管理サーバ接続情報を保持する管理サーバ接続情報保持手段を有し、
前記管理サーバ接続情報保持手段で保持した、前記管理サーバ接続情報に基づき、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムが、前記情報処理装置へ導入済みであるか否かを判断し、導入済みでない場合、前記文書管理サーバから、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを取得することを特徴とする請求項1、2に記載の文書管理システム。 - 前記情報処理装置は、
表示装置を有し、
前記管理サーバ検索手段により検索された、全ての前記文書管理サーバの一覧を前記表示装置へ表示することを特徴とする請求項1、2に記載の文書管理システム。 - 前記情報処理装置は、
利用者が、前記文書管理サーバを利用可能か否かの判断を要求する利用者認証要求手段を有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記文書管理サーバは、
利用者が、前記文書管理サーバを利用可能か否か判断する利用者認証手段を有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。 - 文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバと、ネットワークを介して接続された、利用者が端末として使用する情報処理装置において、
前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段と、
前記接続用プログラム取得手段により取得した接続用プログラムを用いて、前記文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 利用者が端末として使用する情報処理装置と、ネットワークを介して接続された、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバにおいて、
前記情報処理装置から接続用プログラムの取得要求を取得する接続用プログラム取得要求取得手段と、
前記接続用プログラム取得要求受信手段により受信した、接続用プログラム取得要求に応じて、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを送信する接続用プログラム送信手段とを有することを特徴とする文書管理サーバ。 - 文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバと、ネットワークを介して接続された、利用者が端末として使用する情報処理装置における、情報処理プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記文書管理サーバに接続するために必要な処理を実行する、接続用プログラムを取得する接続用プログラム取得手段と、
前記接続用プログラム取得手段により取得した接続用プログラムを用いて、前記文書管理サーバへ接続する管理サーバ接続手段とを機能させる情報処理プログラム。 - 利用者が端末として使用する情報処理装置と、ネットワークを介して接続された、文書データを管理する文書管理機能を有する文書管理サーバにおける、情報処理プログラムにおいて、
コンピュータに、
前記情報処理装置から接続用プログラムの取得要求を取得する接続用プログラム取得要求取得手段と、
前記接続用プログラム取得要求受信手段により受信した、接続用プログラム取得要求に応じて、前記文書管理サーバに対応した接続用プログラムを送信する接続用プログラム送信手段とを機能させる情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2006077235A JP2007257057A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 文書管理システム、情報処理装置及び情報処理プログラム |
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JP2013525871A (ja) * | 2010-04-29 | 2013-06-20 | 日本電気株式会社 | アクセス管理システム |
-
2006
- 2006-03-20 JP JP2006077235A patent/JP2007257057A/ja active Pending
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