JP2007256896A - 話速変換装置 - Google Patents

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Kazuyuki Nakayama
一之 中山
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Abstract

【課題】1チップマイコンを使用して音程を変えずに音声の高速再生を行うことができる安価な話速変換装置を提供する。
【解決手段】音声を入力するマイクと、音声を出力するジャックと、入力された音声をデジタル音声データに変換するADCと、デジタル音声データを音声に再変換するDACと、デジタル音声データを記録するメモリーカードと、プログラムを実行する1チップマイコンと、アルゴリズムを記憶したプログラムメモリと、動作状態を表示する表示部と、使用者が動作を選択する操作部で構成されていて、音声を再生する際にデジタル音声データに窓関数を乗算した後に重ね合わせ(加算)を行うことにより、高速再生時の音声の劣化とデータ同士の継ぎ目の位相ずれを抑えて、滑らかな音声の高速再生を可能とする安価な話速変換装置を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は音程を変えずに音声の高速再生を行う、話速変換装置に関する。
従来、音程を変えずに音声の高速再生を行うには、音程が変わらない範囲でデジタル音声データを間引いて実現しているものもある(例えば、特許文献1参照。)。また、高性能のDSPを使用してフーリエ変換などを行うことで実現しているものもある。
前記従来の音程が変わらない範囲でデジタル音声データを間引く方法は、再生速度が上がるにつれて間引かれるデータの間隔が長くなって再生した際の音声の劣化が激しくなり、かつ間引かれずに残ったデータ同士の継ぎ目で位相ずれがおきて、インパルスノイズが発生するという問題点を有していた。
特開2000−89800
また、前記従来のDSPを使用してフーリエ変換などを行う方法は、高速での演算を行う必要があるために高性能のDSPや高速のメモリを必要とし、装置が高価になってしまうという問題点を有していた。
本発明は、このような従来の手法が有していた問題を解決しようとするものであり、高速再生時の音声の劣化を抑えながら、1チップマイコンを使用して音程を変えずに音声の高速再生を行うことことができる安価な話速変換装置を実現することを目的とする。
本発明に係わる話速変換装置は、音声を入力するマイクと、音声を出力するジャックと、入力された音声をデジタル音声データに変換するADCと、デジタル音声データを音声に再変換するDACと、デジタル音声データを記録するメモリーカードと、プログラムを実行する1チップマイコンと、アルゴリズムを記憶したプログラムメモリと、動作状態を表示する表示部と、使用者が動作を選択する操作部で構成されている。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図2に基づいて説明する。
図1は本発明の話速変換装置のブロック図である。マイクから入力された音声はADCによってアナログの音声信号からデジタル音声データに変換され、1チップマイコンに送られ、メモリーカードに記録される。
メモリーカードに記録されたデジタル音声データは、話速変換装置の使用者が操作部から指示を与えることで1チップマイコンによりメモリーカードから取り出され、プログラムメモリに書き込まれているアルゴリズムに従って話速変換の処理が行われてDACに送られ、DACによってデジタル音声データからアナログの音声信号に変換されてジャックより出力される。なお、表示部はこれらの動作状態の変移を表示する。
次に、図2により2倍速での再生を例にとり、本発明の音声の高速再生のアルゴリズムを説明する。
図2−1はアナログの音声信号から変換されたデジタル音声データを、間引いても音程の変化が起こらない周期でブロック化した図であり、1ブロックには256ワードのデジタル音声データが含まれているものとする。
ブロック化された256ワードのデジタル音声データを、図2−2および図2−3に示すように奇数ブロックには512ワードの窓関数の後半部分256ワードを乗算し、偶数ブロックには512ワードの窓関数の前半部分256ワードを乗算した後、奇数ブロックと偶数ブロックの重ね合わせ(加算)を行う。
図3−1は上記の処理を行った後のブロック化されたデジタル音声データである。1ブロック長の中に奇数と偶数の2ブロックのデジタル音声データがミキシングされているため、奇数と偶数両ブロックのデジタル音声データが存在し、ブロック同士の繋ぎ目には位相ずれが発生せず、滑らかな2倍速での再生を実現することができる。
図3−2は従来の音程が変わらない範囲でデジタル音声データを間引く方法での、間引かれた後のデジタル音声データーをブロック化した図である。この方法では偶数ブロックのデジタル音声データが全て間引かれるため、再生した際の音声の劣化が激しく、かつ間引かれない奇数ブロック同士の継ぎ目で位相ずれがおきて、インパルスノイズが発生する。
発明の効果
上述したように本発明の話速変換装置は、従来の音程が変わらない範囲でデジタル音声データを間引く方法と比べて、デジタル音声データに窓関数を掛け合わせた後に重ね合わせ(加算)を行うことで、データーブロック同士の継ぎ目での位相ずれを防いでインパルスノイズを発生させることなく、再生される音声の劣化を抑えて滑らかな音声の高速再生が可能とする。また、アルゴリズムがシンプルであるため高性能のDSPや高速のメモリを使用しなくても、安価な1チップマイコンを使用して話速変換装置を実現することが可能となる。
本発明の実施形態を示す話速変換装置のブロック図。 本発明の実施形態におけるアルゴリズムを説明するための図。 従来の方法と比較して本発明の実施形態におけるアルゴリズムの優位性を説明するための図。

Claims (2)

  1. 等速を基準としてサンプリングされたデジタル音声データをブロック化し、ブロック単位でデジタル音声データに窓関数を乗算し、さらに乗算後のデジタル音声データをブロック単位で重ね合わせ(加算)を行うことによって、再生時の音声の劣化を抑えて原音の周波数を変えずに高速で音声を再生することを特徴とする音声の高速再生方法。
  2. 前記の音声の高速再生を、安価な1チップマイコンを使用して実現する請求項1記載の話速変換装置。
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CN103457603A (zh) * 2013-09-09 2013-12-18 江南大学 一种基于平均频谱测试adc动态参数的方法

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