JP2007256443A - レンズ鏡胴及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを結合したレンズ鏡胴であって、第1鏡胴ユニットに配置されたレンズ群の光軸と第2鏡胴ユニットに配置されたレンズ群の光軸とが高精度に合致し、撮像光学系として優れたレンズ性能を保証することができるレンズ鏡胴。
【解決手段】前記第1鏡胴ユニットと前記第2鏡胴ユニットとの結合時の光軸直交方向の位置決めに金属ピンを用いたこと。
【選択図】図5

Description

本発明は物体側に位置する第1鏡胴ユニットと像面側に位置する第2鏡胴ユニットとを接続したレンズ鏡胴に関する。
撮像光学系のズームレンズは変倍のために光軸方向に移動する移動レンズを有しており、変倍比の大きいズームレンズにおいては多数の移動レンズを有していて、各々の移動レンズが独立して移動する。また、焦点調節のために移動する移動レンズもある。
このように多数の移動レンズを独立して移動させるために、多数のモータ、モータの回転により移動レンズを移動させるリードスクリュー、移動レンズを光軸方向に案内するガイド軸、各移動レンズの初期位置を検知するセンサ等がレンズ鏡胴に配置されている。また、レンズ群の間にはシャッタや絞りが配置されている。
従って、レンズ鏡胴は非常に複雑な構成になるが、組立や検査の容易性を考慮して、3個のユニットからなるように構成しているレンズ鏡胴が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このレンズ鏡胴は、撮像光学系を構成する複数のレンズ群における物体側に配置されたレンズ群を保持する第1鏡筒分割体、絞りを有する第3鏡筒分割体、及び像面側に配置されたレンズ群を保持する第2鏡筒分割体が順に配置されている。
特開2005−122066号公報
特許文献1の如く、撮像光学系を第1鏡筒分割体と第2鏡筒分割体とに分割して配置した場合には、双方の分割体内のレンズ群の光軸を高精度に合致させて結合する必要がある。
特許文献1においては、変倍等のときにレンズ群をメインガイド軸で光軸方向に案内し、該レンズ群がメインガイド軸の廻りに回動することをサブガイド軸で阻止している。そして、第1鏡筒分割体に設けたサブガイド軸が後方に突出して第3鏡筒分割体に設けた孔に嵌合し、第2鏡筒分割体に設けたサブガイド軸が前方に突出して第3鏡筒分割体に設けた孔に嵌合して、各分割体の位置決めがされている。
しかし、特許文献1においては、第1鏡筒分割体と第3鏡筒分割体とを位置決めするときのサブガイド軸と、第3鏡筒分割体と第2鏡筒分割体とを位置決めするときのサブガイド軸とが異なるので、第1鏡筒分割体に配置されたレンズ群の光軸と第2鏡筒分割体に配置されたレンズ群の光軸とを高精度に合致させることは困難であり、その結果、撮像光学系として優れたレンズ性能を保証することが困難である。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、撮像光学系を構成する複数の光学部品における一部の光学部品を保持する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を保持する第2鏡胴ユニットとを接続したレンズ鏡胴に関するものであって、第1鏡胴ユニットに配置されたレンズ群の光軸と第2鏡胴ユニットに配置されたレンズ群の光軸とが高精度に合致し、撮像光学系として優れたレンズ性能を保証することができるレンズ鏡胴を提案することを目的とする。
また、レンズ鏡胴においては、変倍や焦点調節のために光軸方向に移動させる移動レンズ群が配置されており、移動レンズ群を移動させるアクチュエータ、移動レンズ群の位置を検知するセンサ等の電気部品が設けられている。更に、シャッタユニットにも絞りやセクタを駆動するアクチュエータが設けられている。そして、これらの電気部品はフレキシブルプリント基板によって接続されている。
特許文献1においては、第1鏡筒分割体、第3鏡筒分割体、第2鏡筒分割体が順に接続されていて、各分割体の電気部品がフレキシブルプリント基板によって接続されている。しかし、第1鏡筒分割体のセンサと第2鏡筒分割体のセンサとが同じフレキシブルプリント基板により接続されているので、全ての分割体を結合してフレキシブルプリント基板を配線した組立状態でないと、第1鏡筒分割体の移動レンズ群も第2鏡筒分割体の移動レンズ群も移動確認をすることができない。従って、移動レンズ群の不具合は各分割体を接続してフレキシブルプリント基板で配線した後に初めて判明することになって、その修理のためには、第1鏡筒分割体のセンサと第2鏡筒分割体のセンサとに接続されたフレキシブルプリント基板を取り外し、各分割体を分離しなければならないという面倒な問題がある。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、撮像光学系を構成する複数の光学部品における一部の光学部品を保持する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を保持する第2鏡胴ユニットとを接続したレンズ鏡胴に関するものであって、双方のユニットに専用のフレキシブルプリント基板を配置して、予めユニット毎に移動レンズ群の移動等の確認をすることができるレンズ鏡胴を提案することを目的とする。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
本発明のレンズ鏡胴は、撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを結合したレンズ鏡胴において、前記第1鏡胴ユニットと前記第2鏡胴ユニットとの結合時の光軸直交方向の位置決めに金属ピンを用いたことを特徴とする。
また、本発明のレンズ鏡胴は、撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを接続したレンズ鏡胴において、前記第1鏡胴ユニットに内包された光学部品を移動させるアクチュエータ、及び該光学部品の位置を検知するセンサに接続された第1フレキシブルプリント基板と、前記第2鏡胴ユニットに内包された光学部品を移動させるアクチュエータ、及び該光学部品の位置を検知するセンサに接続された第2フレキシブルプリント基板と、を備え、前記第1鏡胴ユニットは前記第1フレキシブルプリント基板により単独で駆動可能となされ、前記第2鏡胴ユニットは前記第2フレキシブルプリント基板により単独で駆動可能となされていることを特徴とする。
本発明のレンズ鏡胴及び撮像装置によれば、撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを結合したレンズ鏡胴において、前記第1鏡胴ユニットと前記第2鏡胴ユニットとの結合時の光軸直交方向の位置決めに金属ピンを用いているので、双方のユニット内の光学部品の光軸が高精度に合致し、撮像光学系として優れたレンズ性能を保証することができる。
また、本発明のレンズ鏡胴及び撮像装置によれば、撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを接続したレンズ鏡胴において、前記第1鏡胴ユニットに内包された光学部品を移動させるアクチュエータ、及び該光学部品の位置を検知するセンサに接続された第1フレキシブルプリント基板と、前記第2鏡胴ユニットに内包された光学部品を移動させるアクチュエータ、及び該光学部品の位置を検知するセンサに接続された第2フレキシブルプリント基板と、を備え、前記第1鏡胴ユニットは前記第1フレキシブルプリント基板により単独で駆動可能となされ、前記第2鏡胴ユニットは前記第2フレキシブルプリント基板により単独で駆動可能となされているので、予め鏡胴ユニット毎にレンズ群の移動等の確認をすることができる。
以下の本発明の実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
図1はレンズ鏡胴を備えた撮像装置の一例であるカメラ100の主要構成ユニットの内部配置を示す図であり、カメラ100を被写体側から見た斜視図である。
カメラ100においては、本発明に係る変倍可能な撮像光学系を内包したレンズ鏡胴70が図示の如く右側に縦長に配置され、開口部81が被写体光束を取り込むよう配置されている。この開口部81には、開口部81を露呈する開状態と開口部81を被覆する閉状態とに切り換える不図示のレンズバリアが設けられている。
82はフラッシュ発光窓であり、フラッシュ発光窓82の後方に反射傘、キセノン管、メインコンデンサ、回路基板等で構成されるフラッシュユニット83が配置されている。84はカード型の画像記録用メモリである。85は本カメラの各部へ電源を供給する電池である。画像記録用メモリ84及び電池85は、不図示の蓋部材から挿脱が可能となっている。
カメラ100の上面には、レリーズ釦86が配置され、その1段目の押下により測光や測距が行われ、その2段目の押下により露光が行われる。87はメインスイッチであり、カメラを動作状態と非動作状態に切り替えるスイッチである。メインスイッチ87により動作状態に切り替えらると、不図示のレンズバリアは、開状態にされると共に、各部の動作が開始される。また、メインスイッチ87により非動作状態に切り替えられると、不図示のレンズバリアは、閉状態にされると共に、各部の動作を終了させる。
本カメラの背面には、LCD或いは有機EL等で構成され、画像やその他文字情報等を表示する画像表示部88が配置されている。また、図示していないが、ズームアップ、ズームダウンをおこなうズーム釦、撮影した画像を再生する再生釦、画像表示部88上に各種のメニューを表示させるメニュー釦、表示から所望の機能を選択する選択釦等の操作部材が配置されている。
また、不図示であるが、これら主要構成ユニットの間には、各部を接続すると共に、各種電子部品が搭載された回路基板が配置され、各主要構成ユニットの駆動及び制御を行うようになっている。同様に、不図示であるが、外部入出力端子、ストラップ取り付け部、三脚座等を備えている。
図2は撮像光学系を示す図であり、図2(A)は撮像光学系を保持したレンズ鏡胴70の縦断面図であり、図2(B)は撮像光学系を形成する各レンズ群の移動を示す図である。
1は第1レンズ群であり、レンズ11、プリズム12、レンズ13及びレンズ14から構成されている。図1の開口部51を通過した被写体光束はレンズ11を透過した後、プリズム12で折り曲げられ、レンズ13及びレンズ14を透過する。従って、レンズ11の光軸OAとレンズ13及びレンズ14の光軸OBは略直角に交差している。なお、第1レンズ群1は第1筐体21に固定され、移動しない。
2は第2レンズ群であり、鏡枠32に保持されている。第2レンズ群2は図2(B)に示す如く広角端(W)から望遠端(T)への変倍時には光軸OBに沿って後退する。
これらの第1レンズ群1、第2レンズ群2等の光学部品は第1筐体21に保持され第1鏡胴ユニット71としてユニット化されている。
Sはシャッタユニットであり、不図示のセクタ及び絞りを内蔵している。
3は第3レンズ群であり、鏡枠33に保持され、更に鏡枠33は第2筐体22に固定されていて、第3レンズ群は移動しない。
4は第4レンズ群であり、鏡枠34に保持されている。第4レンズ群4は広角端(W)から望遠端(T)への変倍時には光軸OBに沿って前進する。
5は第5レンズ群であり、鏡枠35に保持されている。第5レンズ群5は広角端(W)から望遠端(T)への変倍時には光軸OBに沿って前進する。なお、第5レンズ群5は変倍の後、破線で示す範囲まで移動して焦点調節を行うようになっている。
6は第6レンズ群であり、第2筐体22に固定されていて、第6レンズ群6は移動しない。
7は光学フィルタであり、赤外カットフィルタ及びオプチカルローパスフィルタが積層され、第2筐体22に固定されている。
8は撮像素子であり、CCD型イメージセンサ若しくはCMOS型イメージセンサ等が用いられ、第2筐体22に固定されている。
これらの第3レンズ群3、第4レンズ群4、第5レンズ群5、第6レンズ群6、光学フィルタ7及び撮像素子8等の光学部品は第2筐体22に保持され第2鏡胴ユニット72としてユニット化されている。
そして、第1鏡胴ユニット71にシャッタユニットSが固定された状態で、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とが結合され、レンズ鏡胴70が形成される。
次に、各レンズ群を移動させる構成について図2乃至図4に基づいて説明する。図3はレンズ鏡胴70の概略の内部構造を示す斜視図、図4は第2レンズ群2等を第3レンズ群3側から見た正面図である。
第2レンズ群2は鏡枠32に保持されていて、鏡枠32に設けた貫通孔32aにガイド軸41が嵌合し、鏡枠32にコの字状の切り欠きを有する係合部32bにガイド軸42が係合している。ガイド軸41,42はそれぞれ光軸OBと平行に配置され、それぞれの根本部は第1筐体21若しくはシャッタユニットSに圧入されている。
なお、場合によっては圧入でなく、ネジ止め等であってもよい。
また、ガイド軸41に関しては第1筐体21若しくはシャッタユニットSに嵌入するだけとし、ガイド軸41が軸方向に移動しないように、先端部41aを他の部材で押さえるようにしてもよい。
更に、鏡枠32にはコの字状の切り欠きを設けて、該切り欠きに雌ネジが形成された雌ネジ部材32cが一体的に組み付けられ、この雌ネジ部材32cの雌ネジにリードスクリュー43に設けた雄ネジが螺合している。リードスクリュー43は光軸OBと平行に配置され、ステップモータ44により回転する。
従って、ステップモータ44によりリードスクリュー43が回転すると、雌ネジ部材32c、即ち鏡枠32は光軸OBの方向に移動する。このとき、鏡枠32はガイド軸41により光軸OBの方向に精密に案内されると共に、鏡枠32がガイド軸42により光軸OBと直交する方向に回動することを防止している。
なお、鏡枠32の初期位置をフォトセンサ45が検知するので、ステップモータ44の回転量及び回転方向を制御することにより、鏡枠32、即ち第2レンズ群2を所定の位置に移動させることができる。
また、第4レンズ群4及び第5レンズ群の移動に関しても類似した構成である。
第4レンズ群4を保持する鏡枠34、及び第5レンズ群5を保持する鏡枠35は光軸OBと平行に配置された2本のガイド軸51,52に嵌合し、鏡枠34は一体的に組み付けられた雌ネジ部材34cを介してステップモータ53の回転によって回転するリードスクリュー54により光軸OBの方向に移動し、鏡枠35は一体的に組み付けられた雌ネジ部材35cを介してステップモータ55の回転によって回転するリードスクリュー56により光軸OBの方向に移動する。
そして、鏡枠34の初期位置をフォトセンサ46が検知するので、ステップモータ53の回転量及び回転方向を制御することにより、鏡枠34、即ち第4レンズ群4を所定の位置に移動させることができ、鏡枠35の初期位置をフォトセンサ47が検知するので、ステップモータ55の回転量及び回転方向を制御することにより、鏡枠35、即ち第5レンズ群5を所定の位置に移動させることができる。
なお、以上の如く説明した撮像光学系においては入射した被写体光をプリズム12にて折り曲げた後に撮像素子8に結像させたが、入射した被写体光を折り曲ることなく撮像素子8に結像させる撮像光学系であってもよい。
また、雌ネジ部材32cと鏡枠32、雌ネジ部材34cと鏡枠34、若しくは雌ネジ部材35cと鏡枠35を一体の部材として形成してもよい。
ここで、撮像光学系はレンズ鏡胴70を構成する第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とに各々配置されているが、優れたレンズ性能を保証するためには、第1鏡胴ユニットに配置されたレンズ群の光軸と第2鏡胴ユニットに配置されたレンズ群の光軸とを高精度に合致させる必要がある。以下に、このための構成を図5乃至図9に基づいて説明する。
図5は第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とを結合する前の図であって、金属ピンを挿入する前の図である。図6は第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とを結合する前の図であって、金属ピンを第2鏡胴ユニット72に挿入した図である。図7は金属ピンを第1鏡胴ユニット71に挿入し、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とを結合した図である。図8は図6を反時計方向に90度回転させた図である。図9は図7を反時計方向に90度回転させた図である。
先ず、図5に示す如く、第1鏡胴ユニット71にシャッタユニットSが予め固定された状態で、円筒状に形成された2本の金属ピン61,62を準備する。次に、図6,8に示す如く、金属ピン61,62の一端を第2鏡胴ユニット72の第2筐体22に設けた穴22a,22bに各々挿入する。続いて、金属ピン61,62の他端を第1鏡胴ユニット71の第1筐体21に設けた不図示の二つの穴に各々挿入し、図7,9に示す如く、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とを結合する。
このとき、第2筐体22に設けた穴22a,22b及び第1筐体21に設けた不図示の二つの穴は、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット71とに各々保持されて対向するレンズ群の光軸、即ち、第2レンズ群2と第3レンズ群3の光軸OBと平行になるように穿設されているので、各穴に挿入された金属ピン61,62も光軸OBと平行に配置される。
また、金属ピン61,62の他端を第1鏡胴ユニット71の第1筐体21に設けた不図示の二つの穴に各々挿入する際に、金属ピン61,62がシャッタユニットSに当接しないように、シャッタユニットSは金属ピン61,62から部分的に退避した形状に形成されている。
従って、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72はシャッタユニットSを介さずに同一の金属ピンで光軸の位置決めがされるので、第1鏡胴ユニット71に配置された光学部品の光軸と第2鏡胴ユニットに配置された光学部品の光軸とが高精度に合致し、撮像光学系は優れたレンズ性能が保証される。
なお、シャッタユニットSが第2鏡胴ユニット72に予め固定された状態で、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とを結合するようにしてもよい。
また、金属ピン61,62の少なくとも何れか一方の一端を第2筐体22に設けた穴22a,22bに圧入し、金属ピン61,62の少なくとも何れか一方の他端を第1筐体21に設けた不図示の二つの穴に圧入するようにしてもよい。
更に、金属ピン61,62の少なくとも何れか一方の一端を第2筐体22に設けた穴22a,22bに嵌入した後、接着し、金属ピン61,62の少なくとも何れか一方の他端を第1筐体21に設けた不図示の二つの穴に嵌入した後、接着するようにしてもよい。
また、シャッタユニットSが固定された第1鏡胴ユニット71の周囲には第1フレキシブルプリント基板66が配設されていて、ステップモータ44、フォトセンサ45及びシャッタユニットSの絞りやセクタを駆動する不図示のアクチュエータ等の電気部品が接続されている。一方、第2鏡胴ユニット72の周囲には第2フレキシブルプリント基板67が配設されていて、ステップモータ53,55及びフォトセンサ46,47等の電気部品が接続されている。
このように第1鏡胴ユニット71及び第2鏡胴ユニット72内の電気部品は各々専用の第1フレキシブルプリント基板66及び第2フレキシブルプリント基板67で接続されているので、第1鏡胴ユニット71内の第2レンズ群2の作動状況や、第2鏡胴ユニット72内の第4レンズ群4及び第5レンズ群5の作動状況をそれぞれ鏡胴ユニットの状態で確認することができる。
そして、第1鏡胴ユニット71及び第2鏡胴ユニット72が正常に作動するならば、両者を前述の如く結合し、第1フレキシブルプリント基板66に設けたプラグ68を第2フレキシブルプリント基板67に設けたコネクタ69に挿着する。その後、第2鏡胴ユニット72の端子を不図示の制御基板に接続する。なお、第1鏡胴ユニット71に設けた端子を不図示の制御基板と接続するようにしてもよい。
また、レンズ鏡胴70の修理のときには、プラグ68をコネクタ69から抜けばよいので、第1鏡胴ユニット71と第2鏡胴ユニット72とに容易に分解することができる。
レンズ鏡胴を備えたカメラの主要構成ユニットの内部配置を示す図である。 撮像光学系を示す図である。 レンズ鏡胴の概略の内部構造を示す斜視図である。 第2レンズ群等を第レンズ群側から見た正面図である。 は第1鏡胴ユニットと第2鏡胴ユニットとを結合する前の図であって、金属ピンを挿入する前の図である。 第1鏡胴ユニットと第2鏡胴ユニットとを結合する前の図であって、金属ピンを第2鏡胴ユニットに挿入した図である。 金属ピンを第1鏡胴ユニットに挿入し、第1鏡胴ユニットと第2鏡胴ユニットとを結合した図である。 図6を反時計方向に90度回転させた図である。 図7を反時計方向に90度回転させた図である。
符号の説明
21 第1筐体
22 第2筐体
44,53,55 ステップモータ
45,46,47 フォトセンサ
61,62 金属ピン
66 第1フレキシブルプリント基板
67 第2フレキシブルプリント基板
70 レンズ鏡胴
71 第1鏡胴ユニット
72 第2鏡胴ユニット
100 カメラ
S シャッタユニット

Claims (8)

  1. 撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを結合したレンズ鏡胴において、
    前記第1鏡胴ユニットと前記第2鏡胴ユニットとの結合時の光軸直交方向の位置決めに金属ピンを用いたことを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記第1鏡胴ユニットと前記第2鏡胴ユニットとの間にシャッタユニットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
  3. 前記金属ピンが前記第1鏡胴ユニット若しくは前記第2鏡胴ユニットの少なくとも何れか一方に圧入されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡胴。
  4. 前記金属ピンが前記第1鏡胴ユニット若しくは前記第2鏡胴ユニットの少なくとも何れか一方に嵌入された後、接着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡胴。
  5. 撮像光学系を構成する複数の光学部品のうちの一部の光学部品を内包する第1鏡胴ユニットと、その他の光学部品を内包する第2鏡胴ユニットとを接続したレンズ鏡胴において、
    前記第1鏡胴ユニットに内包された光学部品を移動させるアクチュエータ、及び該光学部品の位置を検知するセンサに接続された第1フレキシブルプリント基板と、
    前記第2鏡胴ユニットに内包された光学部品を移動させるアクチュエータ、及び該光学部品の位置を検知するセンサに接続された第2フレキシブルプリント基板と、
    を備え、
    前記第1鏡胴ユニットは前記第1フレキシブルプリント基板により単独で駆動可能となされ、前記第2鏡胴ユニットは前記第2フレキシブルプリント基板により単独で駆動可能となされていることを特徴とするレンズ鏡胴。
  6. 前記第1フレキシブルプリント基板若しくは前記第2フレキシブルプリント基板の何れか一方にシャッタユニットのアクチュエータが接続されていることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡胴。
  7. 前記第1フレキシブルプリント基板と前記第2フレキシブルプリント基板とが接続され、何れか一方のフレキシブルプリント基板が他の制御基板に接続されるように構成されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のレンズ鏡胴。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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