JP2007256305A - 回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ルールベースOPC後に発生する補正回路パターンの回路パターンコーナ部近傍の段差の影響で、その補正回路パターンに対し更にモデルベースOPCを行ったときの過剰な補正を防止する。
【解決手段】入力した設計データ1に対し、ルールベースの近接効果補正(ルールベースOPC)を行い(ステップS1)、ルールベースOPCによって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し(ステップS2)、段差を消去したのち(ステップS3)、モデルベースの近接効果補正(モデルベースOPC)を行い、露光データ2を作成する(ステップS4)。
【選択図】図1

Description

本発明は回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法に関し、特に、ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正する回路パターンデータ補正方法及び半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の高集積化による微細化に伴い、露光工程における近接効果の影響が顕著に現われるようになってきており、設計データ通りに半導体装置を製造できなくなっている。これを防止するため、近接効果の影響を事前に取得して設計通りの寸法が得られるように、設計データの回路パターンを補正する近接効果補正(Optical Proximity Correction,以下OPCという。)技術が近年一般的に採用されるようになった。
OPCには、ルールベースOPCとモデルベースOPCがある。ルールベースOPCは、設計データにおいて、回路パターンの幅や、隣接する回路パターンまでの距離に応じた補正量を規定した補正テーブルを用いて補正する手法である。これに対し、モデルベースOPCは、光強度シミュレーションを用いて補正を行う手法であり、ルールベースOPCによる補正が困難となる複雑な形状の回路パターンの補正に適している。65nm以下の世代の微細加工には、モデルベースOPCがほとんど必須であるといわれている。
図17は、モデルベースOPCを説明する模式図である。
図17(A)のような回路パターン500aを目的図形として、モデルベースOPCによる補正を行う場合について示している。モデルベースOPCでは、図形の頂点を利用して、分割点501で図形をある長さの辺に分割する。そして、その各々の辺に評価点502を設定し、評価点502が露光後に適切な値(幅、スペース)になるようにシミュレーションベースで動かして補正する。例えば、図17(B)のような補正回路パターン500bにすることによって、点線で示した目的図形(回路パターン500a)に評価点502で一致するような光強度シミュレーション像503が得られる。この光強度シミュレーション像503が実際に、レチクルなどのフォトマスクやウェハ上に形成されるレジスト回路パターンの形状を示すことになる。
しかし、モデルベースOPCは、光強度シミュレーションをもとにした補正であるので、リソグラフィー以外のプロセス的要因(例えば、エッチングによる影響など)に対しては補正が難しいという問題があった。
そのため、モデルベースOPCの前に、ルールベースOPCを利用して元の設計データを補正しておき、その補正された設計データを用いてモデルベースOPCを行う手法が用いられている。
なお、データ量の削減を目的とし、補正時において、回路パターンに微小な突起、掘りこみ、段差図形の発生を防止したルールベースOPCの手法が、例えば、特許文献1、2に開示されている。
特開2002−072441号公報 特開2002−083757号公報
しかし、ルールベースOPC後に発生する段差が、回路パターンコーナ部近傍に存在すると、次のモデルベースOPCの際に過補正により断線などの問題が生じる問題があった。
図18は、回路パターンコーナ部近傍に微小な段差が存在する場合のモデルベースOPCを説明する模式図である。
図18(A)のようなルールベースOPC後の回路パターン510aを目的図形として、モデルベースOPCによる補正を行う場合について示している。前述のように、モデルベースOPCでは、図形の頂点を利用して、分割点511を規定している。そのため、回路パターンコーナ部近傍に段差がある場合には、分割点511が回路パターンコーナ部近傍に設定される。そしてこれにより、評価点512も回路パターンコーナ部近傍に設定される。
ところで、回路パターンコーナ部は、図18(B)の光強度シミュレーション像513のように、目的図形の通りにレジストがパターニングできるわけでなく、丸くなる。そのため、評価点512が回路パターンコーナ部近傍に位置すると、光強度シミュレーション像513をその評価点512で目的図形に近づけようとして、補正回路パターン510bのように過剰な補正を行ってしまう。このような補正回路パターン510bを用いると、意図しないくびれや断線をもたらす問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ルールベースOPC後に発生する回路パターンコーナ部近傍の段差に起因する、モデルベースOPC時の過剰な補正を防止可能な回路パターンデータ補正方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、ルールベースOPC後に発生する回路パターンコーナ部近傍の段差に起因する、モデルベースOPC時の過剰な補正を防止可能な半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明では上記問題を解決するために、ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正する回路パターンデータ補正方法において、図1に示すように、入力した設計データ1に対し、ルールベースの近接効果補正(ルールベースOPC)を行い(ステップS1)、ルールベースOPCによって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し(ステップS2)、段差を消去したのち(ステップS3)、モデルベースの近接効果補正(モデルベースOPC)を行い、露光データ2を作成する(ステップS4)、ことを特徴とする回路パターンデータ補正方法が提供される。
上記の方法によれば、ルールベースOPCによる近接効果の補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差が検出されて消去されたのち、モデルベースOPCにより近接効果が補正された露光データ2が作成される。
また、ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正するために、入力した前記設計データに対し、ルールベースの近接効果補正を行い、前記ルールベースの近接効果補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し、前記段差を消去したのちモデルベースの近接効果補正を行い、露光データを作成し、前記露光データをもとにフォトマスクを生成し、前記フォトマスクを用いて露光を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
上記の方法によれば、ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正するために、入力した設計データに対し、ルールベースの近接効果補正が行われ、ルールベースの近接効果補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差が検出され、その段差が消去されたのちモデルベースの近接効果補正が行われて露光データが作成され、その露光データをもとにフォトマスクが生成され、そのフォトマスクを用いて露光が行われる。
本発明によれば、設計データに対してなされたルールベースOPCによる近接効果の補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差が検出されて消去されたのち、モデルベースOPCにより近接効果が補正された露光データが作成されるので、モデルベースOPCにおいて、補正の対象位置となる評価点が、回路パターンコーナ部近傍に位置されることを防止でき、回路パターンコーナ部での過剰な補正を防止できる。
そして、このような補正によって得られた露光データをもとにフォトマスクを生成し、そのフォトマスクを用いて露光を行うことで、レチクルやウェハ上に転写されるレジスト回路パターンのくびれや切断を防ぐことができ、メタル配線などの断線を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の回路パターンデータ補正方法の概略を示すフローチャートである。
本実施の形態の回路パターンデータ補正方法では、まず、レチクルなどのフォトマスクや、ウェハに形成する回路パターンの設計データ1に対して、ルールベースOPCによる近接効果補正を行う(ステップS1)。
ルールベースOPCでは、入力した設計データ1に対して、補正テーブルを用いて補正を行う。補正テーブルには、回路パターンの幅や、隣接する回路パターンまでの距離に応じた補正量が規定されている。例えば、隣接する回路パターンがある一定距離以上、離れている場合には回路パターンの幅を太くしたり、隣接する回路パターンが近接している場合には回路パターンの幅を細めたりする。これにより、ルールベースOPC後の回路パターンには、補正によって生じた段差が生じる(図18(A)参照。)。この段差が回路パターンコーナ部近傍に存在すると、図18(B)で示したように、モデルベースOPCの際の評価点が回路パターンコーナ部近傍に位置することになり、過剰な補正を行ってしまう場合がある。
そこで、本実施の形態の回路パターンデータ補正方法では、ルールベースOPCによって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し(ステップS2)、その段差を消去する(ステップS3)。
図2は、ルールベースOPC後の回路パターンコーナ部近傍の段差を消去する様子を示す図である。
ルールベースOPCによって、図2(A)のような補正回路パターン5aが得られた場合について説明する。この補正回路パターン5aには、コーナ部6a、6bの近傍に凹形状の段差7a、7bが存在する。ステップS3の処理では、図2(B)のように、図形8a、8bを生成して凹形状の段差7a、7bに埋め込むことで、段差7a、7bを消去した補正回路パターン5bを作成する。なお、このような図形8a、8bの生成方法や、段差の詳細な検出方法については後述する。
次に、図2のようにコーナ部6a、6bの近傍の段差7a、7bを消去した補正回路パターン5bに対して、モデルベースOPCを行い、露光データ2を作成する(ステップS4)。
このように、本実施の形態の回路パターンデータ補正方法では、モデルベースOPC時に過剰補正の原因となる回路パターンコーナ部近傍の段差を消去し、その後、モデルベースOPCを行い、露光データ2を作成する。これにより、モデルベースOPCにおいて、補正の対象位置となる評価点が、回路パターンコーナ部近傍に位置されることを防止できるので、回路パターンコーナ部での過剰な補正を防止できる。そして、このような補正によって得られた露光データ2を用いてフォトマスクを作成し、そのフォトマスクを用いて露光を行うことで、レチクルやウェハ上に転写されるレジスト回路パターンのくびれや切断を防ぐことができ、メタル配線などの断線を防ぐことができる。
次に、本実施の形態の詳細を説明する。
図3、図4は、半導体装置の製造工程の一部を示すフローチャートである。
まず、デザインルールを設定した後(ステップS10)、回路パターンを作成する(ステップS11)。そしてこの回路パターンが、規定のデザインルールを満たしているか否かを検証し(ステップS12)、満たしていない場合には、回路パターンを修正し(ステップS13)、ステップS11に戻って回路パターンを再び作成する。
回路パターンが規定のデザインルールを満たしている場合には、ルールベースOPCにより、近接効果補正を行う(ステップS14)。ここでは、モデルベースOPCで補正できない要素(エッチングの影響など)を補正する。ルールベースOPCは、補正テーブルを用いて補正を行う。補正テーブルには、回路パターンの幅や、隣接する回路パターンまでの距離に応じた補正量が規定されている。例えば、隣接する回路パターンがある一定距離以上、離れている場合には回路パターンの幅を太くしたり、隣接する回路パターンが近接している場合には回路パターンの幅を細めたりする。なお、ここでの最大補正量をX1(例えば、15nm)とする。
ルールベースOPCが終わると、回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し、消去する処理を行う(ステップS15)。
ステップS15の処理によって、得られた補正回路パターンに対しモデルベースOPCを行う(ステップS16)。モデルベースOPC後には、補正回路パターンの検証を行い、所望通りのOPCが行われているか、レチクルが作成可能かを検証する(ステップS17)。ここで、所望通りのOPCが行われていない場合、またはレチクルが作成不可能な場合には、OPCパラメータ(モデルベースOPCで補正する辺の最小の長さなど)を修正して(ステップS18)、再び、ステップS16のモデルベースOPCを行う。なお、ステップS15の処理に戻ってもよい。
以上のステップS10〜ステップS18までの処理は、例えば、コンピュータ上で実施される。コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、HDD(Hard Disk Drive)など記憶装置に記憶されたソフトウェアのアルゴリズムにしたがって、RAM(Random Access Memory)などに作業中のデータを一時的に書き込みながら上記のような処理を行う。なお、これらの処理は、例えば、ネットワークで接続された複数のコンピュータ上で行うようにしてもよい。
ステップS17の検証の結果、所望通りのOPCが行われ、レチクルが作成可能な場合、モデルベースOPCで得られた補正回路パターンをもとに露光データ(レチクル描画パターン)を作成し、その露光データをもとにフォトマスクを作成する。そしてそのフォトマスクを用いて露光機にてレチクルを作成する(ステップS19)。さらに、そのレチクルを用いてウェハ上にレジストにより露光パターン(レジスト回路パターン)を形成する(ステップS20)。次に、形成されたレジスト回路パターンのCD(Critical Dimension)値が規格内であるか検査する(ステップS21)。ここで、CD値が規格外の場合には、露光条件の変更で対応可能かを検証し(ステップS22)、対応可能であれば、ステップS20の工程にて露光パラメータを調整した後、別のウェハで露光パターンを形成する。露光条件で対応ができない場合には、ステップS18に戻り、OPCパラメータを修正した後、再びモデルベースOPCを行う。
ステップS21で、ウェハ上に形成された露光パターンのCD値が規格内である場合には、レジスト回路パターンをマスクとしてエッチングを行い、ウェハ上に回路パターンを形成する(ステップS23)。なお、図示を省略しているが、エッチングの回路パターンに対してもCD値が規格を満たしているか否かを検査する。ここで、CD値が規格を満たしていない場合は、OPCパラメータに原因があるので、再度モデルベースOPCを行った後、レチクルを作成し、ウェハ上にレジスト回路パターンを形成し、エッチングにより回路パターンを形成する。
ここで、本実施の形態の半導体装置の製造方法における特徴部分であるステップS15の処理について詳細に説明する。
図5〜図11は、回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である。
なお、以下では、デザインルールが65nm世代の半導体装置のメタル層を想定しており、露光波長が193nmで、開口数が0.85であると想定した場合について説明する。
例えば、データベースなどから図5(A)で示すような設計データの回路パターン10が入力された場合、CPUは以下のような処理を行う。まず、この回路パターン10において、モデルベースOPCによって過剰な補正を行ったときに断線の恐れがある領域を太らせ、図5(B)のような補正回路パターン11を得る。具体的には、例えば、線幅が1〜2μm以下となる領域を、ルールベースOPCのテーブルを用いて太らせる。なお、太らせる量の上限は、図3のステップS14のルールベースOPCにおける最大補正量X1(例えば、15nm)とする。
次に、回路パターン10と、補正回路パターン11との差分を求めることで、モデルベースOPCによって過剰な補正を行ったときに断線の恐れがある細幅領域を示す図形12を求める(図6(A))。そして、求めた図形12をメモリに一時記憶する。次に、再び設計データの回路パターン10を用い、回路パターン10上の直交する2辺のうち、X2より長い辺で、その辺同士の間隔がX3未満の箇所に図形13を作成する(図6(B))。
この図形13は、モデルベースOPCにおいて、回路パターンコーナ部によるくびれが生じるコーナ領域を示す。作成した図形13はメモリに一時記憶される。
なお、X2は、モデルベースOPCにおいて補正する辺の最小の長さを示し、例えば、34nmとする。X3は、モデルベースOPCにおいてその距離以上に段差があればくびれを生じない長さを示し、例えば、201nm(この値は光強度シミュレーション、及び実際に露光してレジスト回路パターンを形成する実験により求める。)とする。
さらに、再び設計データの回路パターン10を用い、回路パターン10上の直交する2辺(X2より長い辺)において、その辺同士の間隔がX4未満の箇所に図形14を作成する(図7(A))。なお、X4は、X2より数nm程度短い値を有し、例えば30nmとする。ここで得られる図形14は、回路パターンコーナ部をマーキングするために用いられる。なお、作成した図形14は、メモリに一時記憶される。
次に、メモリから、図形12、13を読み出し、これらを重ね合わせた図形15を作成する(図7(B))。図形15は、モデルベースOPCにおいて、回路パターンコーナ部によるくびれが生じ、かつ、断線の恐れがある領域を示す。
その後、この図形15が接している回路パターン10の辺を、内側にX5、外側にX6動かして図形16を作成する(図8(A))。X5は、ルールベースOPCにおける最大補正量X1の2倍程度の値(例えば、30nm)とする。X6は、(X3−X5)の値(例えば、171nm)とする。この図形16が、ルールベースOPCによって生じる段差のうち、モデルベースOPCの際に過剰な補正により断線を引き起こす原因となるものを検出する領域となる。
例えば、図3のステップS14のルールベースOPC後に、図8(B)で示すような補正回路パターン20が得られた場合、これに、作成した図形16を重ね合わせる。そして、図形16内に存在する段差の辺のうち、その両端が90°、270°の角度となっている辺で、かつ、長さがルールベースOPCの最大補正量X1以下の辺21を抽出する(図9(A))。
次に、抽出した辺21を補正回路パターン20の外側へ向けて、予想される段差の大きさより長く、例えば200nm移動させ、その軌跡を図形22とする(図9(B))。これにより、段差を確実に埋めることができる。
さらに、作成した図形22のうち、図形16に重なる部分のみ抽出し、不要な部分を削除した図形23を作成する(図10(A))。
次に、回路パターンコーナ部をマーキングするために作成された図形14をメモリから読み出して、図形23のうち、図形14に接するか、重なっているものを抽出する(図10(B))。次に、再びルールベースOPC後の補正回路パターン20をメモリから読み出し、抽出された図形23のうち、補正回路パターン20と重ならない領域を図形24として抽出する(図11(A))。最後に、抽出した図形24を補正回路パターン20に統合することにより、段差を消去した補正回路パターン30が得られる(図11(B))。
以上の凹形状の段差の検出及び消去処理をまとめる。
図12は、回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS30:設計データの回路パターンから断線の恐れがある細幅領域を検出する(図5(A)〜図6(A)参照)。
ステップS31:モデルベースOPCの際にくびれが生じるコーナ領域を検出する(図6(B))。
ステップS32:回路パターンコーナ部をマーキングする(図7(A)参照)。
ステップS33:モデルベースOPCの際にくびれによって断線の恐れがある細幅領域を検出する(図7(B)参照)。
ステップS34:ルールベースOPCによって生じる特定の段差を検出する検出領域を作成する(図8(A)参照)。
ステップS35:ルールベースOPC後の補正回路パターンから検出領域内の段差を検出する(図9(A)参照)。
ステップS36:段差を埋める(図9(B)〜図11(B)参照)。
このような処理により、回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差を検出し、消去することができる。
次に、回路パターンコーナ部近傍に凸形状の段差が存在する場合の検出及び消去処理を説明する。
図13〜図15は、回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である。
例えば、データベースなどから図13(A)で示すような設計データの回路パターン40が入力された場合、CPUは以下のような処理を行う。まず、図3のステップS14のルールベースOPCによって得られた補正回路パターン41(図13(B))をメモリから読み出し、これらの差分をとり図形42a、42bを発生させる(図13(C))。
次に、抽出した図形42a、42bのうち、長辺の長さが、ルールベースOPCの最大補正量X1よりも長く、X10よりも短く、かつ、短辺の長さがX1よりも短いものを抽出する(図14(A))。ここでは、図形42a、42bとも条件を満たしているとする。なお、X10は、モデルベースOPCを行う際に、回路パターン40の先端と見なす長さであり、オペレータによって任意に入力可能な値である。これによって、ルールベースOPCによって発生した微小な段差を抽出することができる。
次に、回路パターン40の直交する2辺(モデルベースOPCにおいて補正する辺の最小の長さX2(例えば34nm)よりも長い辺)において、その辺同士の間隔がX4(X2より数nm小さい値(例えば30nm))よりも短い箇所に、図形43a、43bを作成する(図14(B))。ここで得られる図形43a、43bは、回路パターンコーナ部を示すために用いられる。
さらに、段差を示す図形42a、42bのうちで、回路パターンコーナ部を示す図形43a、43bに接触するか重なっているものを抽出する。これにより、ルールベースOPCにより発生した微小な段差のうち、モデルベースOPCにおいて過剰な補正が行われる可能性のある回路パターンコーナ部近傍の段差(図形42b)を抽出することができる(図15(A))。そして、抽出した図形42bを、ルールベースOPC後の補正回路パターン41から除去することで、モデルベースOPCで過剰補正の要因となる段差を消去した補正回路パターン45が得られる(図15(B))。
以上の凸形状の段差の検出及び消去処理をまとめる。
図16は、回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差の検出及び消去処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS40:ルールベースOPC後の補正回路パターンと設計データの回路パターンとの差分をとる(図13(C)参照)。
ステップS41:微小段差図形を抽出する(図14(A)参照)。
ステップS42:回路パターンコーナ部をマーキングする(図14(B)参照)。
ステップS43:回路パターンコーナ部に接触するか重なっている微小段差を抽出(図15(A)参照)。
ステップS44:ルールベースOPC後の補正回路パターンから抽出した微小段差を除去(図15(B)参照)。
このような処理により、回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差を検出し、消去することができる。
なお、上記では、凹形状の回路パターンコーナ部近傍の凹形状または凸形状の段差を検出し、消去する処理について説明したが、凸形状の回路パターンコーナ部近傍の凹形状または凸形状の段差もほぼ同様の手段で検出し、消去することができる。
以上、詳細に説明したような図3のステップS15の処理によって得られる、回路パターンコーナ部近傍の段差を消去した補正回路パターンを用いて、ステップS16のモデルベースOPCを行う。これにより、補正の対象位置となる評価点が、回路パターンコーナ部近傍に位置されることを防止でき、回路パターンコーナ部での過剰な補正を防止できる。
そして、このような補正によって得られた露光データを用いてフォトマスクを作成し、露光を行うことで、ウェハ上に転写されるレジスト回路パターンのくびれや切断を防ぐことができ、メタル配線などの断線を防ぐことができる。また、歩留まりがよく高性能な半導体装置を製造することが可能になる。
さらに、回路パターンコーナ部近傍の段差を消去することによって、レチクルの欠陥検査を困難とするような形状(細線状の図形、細いスリット上の図形)の発生を抑えることもできる。
(付記1) ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正する回路パターンデータ補正方法において、
入力した前記設計データに対し、ルールベースの近接効果補正を行い、
前記ルールベースの近接効果補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し、
前記段差を消去したのちモデルベースの近接効果補正を行い、露光データを作成することを特徴とする回路パターンデータ補正方法。
(付記2) 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域を前記設計データから検出することを特徴とする付記1記載の回路パターンデータ補正方法。
(付記3) 前記モデルベースの近接効果補正を行うとくびれが発生するコーナ領域を前記設計データから検出することを特徴とする付記1記載の回路パターンデータ補正方法。
(付記4) 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域と、くびれが発生するコーナ領域とを前記設計データから検出し、前記細幅領域と前記コーナ領域から、前記段差を検出するための検出領域を作成することを特徴とする付記1記載の回路パターンデータ補正方法。
(付記5) 前記検出領域内の凹形状の前記段差を埋める図形を生成することによって、前記段差を消去することを特徴とする付記4記載の回路パターンデータ補正方法。
(付記6) 前記設計データと、前記ルールベースの近接効果補正後の補正回路パターンとの差分となる図形を求め、
前記図形の大きさと、前記回路パターンコーナ部との距離に応じて、前記図形を前記段差として検出し、
前記図形を前記補正回路パターンから差し引くことで、凸形状の前記段差を消去することを特徴とする付記1記載の回路パターンデータ補正方法。
(付記7) ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正するために、入力した前記設計データに対し、ルールベースの近接効果補正を行い、
前記ルールベースの近接効果補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し、
前記段差を消去したのちモデルベースの近接効果補正を行い、露光データを作成し、
前記露光データをもとにフォトマスクを生成し、
前記フォトマスクを用いて露光を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8) 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域を前記設計データから検出することを特徴とする付記7記載の半導体装置の製造方法。
(付記9) 前記モデルベースの近接効果補正を行うとくびれが発生するコーナ領域を前記設計データから検出することを特徴とする付記7記載の半導体装置の製造方法。
(付記10) 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域と、くびれが発生するコーナ領域とを前記設計データから検出し、前記細幅領域と前記コーナ領域から、前記段差を検出するための検出領域を作成することを特徴とする付記7記載の半導体装置の製造方法。
(付記11) 前記検出領域内の凹形状の前記段差を埋める図形を生成することによって、前記段差を消去することを特徴とする付記10記載の半導体装置の製造方法。
(付記12) 前記設計データと、前記ルールベースの近接効果補正後の補正回路パターンとの差分となる図形を求め、
前記図形の大きさと、前記回路パターンコーナ部との距離に応じて、前記図形を前記段差として検出し、
前記図形を前記補正回路パターンから差し引くことで、凸形状の前記段差を消去することを特徴とする付記7記載の半導体装置の製造方法。
本実施の形態の回路パターンデータ補正方法の概略を示すフローチャートである。 ルールベースOPC後の回路パターンコーナ部近傍の段差を消去する様子を示す図である。 半導体装置の製造工程の一部を示すフローチャートである(その1)。 半導体装置の製造工程の一部を示すフローチャートである(その2)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その1)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その2)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その3)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その4)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その5)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その6)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その7)。 回路パターンコーナ部近傍の凹形状の段差の検出及び消去処理の流れを示すフローチャートである。 回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その1)。 回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その2)。 回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差の検出及び消去処理を説明する図である(その3)。 回路パターンコーナ部近傍の凸形状の段差の検出及び消去処理の流れを示すフローチャートである。 モデルベースOPCを説明する模式図である。 回路パターンコーナ部近傍に微小な段差が存在する場合のモデルベースOPCを説明する模式図である。
符号の説明
1 設計データ
2 露光データ
5a 補正回路パターン(ルールベースOPC後)
5b 補正回路パターン(段差消去後)
6a、6b コーナ部
7a、7b 段差
8a、8b 図形

Claims (10)

  1. ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正する回路パターンデータ補正方法において、
    入力した前記設計データに対し、ルールベースの近接効果補正を行い、
    前記ルールベースの近接効果補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し、
    前記段差を消去したのちモデルベースの近接効果補正を行い、露光データを作成することを特徴とする回路パターンデータ補正方法。
  2. 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域を前記設計データから検出することを特徴とする請求項1記載の回路パターンデータ補正方法。
  3. 前記モデルベースの近接効果補正を行うとくびれが発生するコーナ領域を前記設計データから検出することを特徴とする請求項1記載の回路パターンデータ補正方法。
  4. 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域と、くびれが発生するコーナ領域とを前記設計データから検出し、前記細幅領域と前記コーナ領域から、前記段差を検出するための検出領域を作成することを特徴とする請求項1記載の回路パターンデータ補正方法。
  5. 前記検出領域内の凹形状の前記段差を埋める図形を生成することによって、前記段差を消去することを特徴とする請求項4記載の回路パターンデータ補正方法。
  6. 前記設計データと、前記ルールベースの近接効果補正後の補正回路パターンとの差分となる図形を求め、
    前記図形の大きさと、前記回路パターンコーナ部との距離に応じて、前記図形を前記段差として検出し、
    前記図形を前記補正回路パターンから差し引くことで、凸形状の前記段差を消去することを特徴とする請求項1記載の回路パターンデータ補正方法。
  7. ウェハ上に半導体装置の設計データに基づいて回路パターンを形成する際に生じる近接効果の影響を補正するために、入力した前記設計データに対し、ルールベースの近接効果補正を行い、
    前記ルールベースの近接効果補正によって生じた回路パターンコーナ部近傍の段差を検出し、
    前記段差を消去したのちモデルベースの近接効果補正を行い、露光データを作成し、
    前記露光データをもとにフォトマスクを生成し、
    前記フォトマスクを用いて露光を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記モデルベースの近接効果補正を行うと断線の恐れのある細幅領域と、くびれが発生するコーナ領域とを前記設計データから検出し、前記細幅領域と前記コーナ領域から、前記段差を検出するための検出領域を作成することを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記検出領域内の凹形状の前記段差を埋める図形を生成することによって、前記段差を消去することを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記設計データと、前記ルールベースの近接効果補正後の補正回路パターンとの差分となる図形を求め、
    前記図形の大きさと、前記回路パターンコーナ部との距離に応じて、前記図形を前記段差として検出し、
    前記図形を前記補正回路パターンから差し引くことで、凸形状の前記段差を消去することを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
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