JP2007255835A - 空調制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調申告に基づいて、利用者の実際の感覚により近い環境評価を行い、省エネルギー効果を確保可能な空調制御装置を実現する。
【解決手段】最新申告の空調申告データを空調申告記録手段140に追加する。環境評価手段180により標準環境評価モデルを構築し、空調申告妥当性評価手段150により最新申告の温冷感申告値の絶対値が既定の閾値a以上であるか否かを判定する。空調申告分析手段160は標準環境評価モデルから計算される温冷感を計算し、最新申告の温冷感申告値と、標準環境評価モデルから計算した温冷感との乖離幅(差)の絶対値を計算する。計算した乖離幅の絶対値が既定の閾値b以上であれば意図的申告対策処理を行い、環境評価モデルの更新を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビル等の空調制御装置に係り、特に、利用者に対して温熱環境を設定する空調制御装置に関する。
空調機の制御方法として、空調機の利用者からの温熱環境に対する申告(空調申告)、つまり「暑い」「寒い」といった感覚の入力データに基づいて、空調環境が利用者にもたらす温冷感や快適さを評価(環境評価)し、空調機の運用設定を変更して制御する方法がある。
その一例として、特許文献1には、空調申告に対し、集団の温冷感傾向としてPPD (Predicted Percentage of Dissatisfied)曲線を当てはめ、最も適切な環境を提供する技術が記載されている。
特許3214317号公報
ところで、空調制御では、温湿度などの環境条件を最も快適な点より省エネルギー側(夏季冷房時は暑め、冬季暖房時は寒め)に設定することがある。この空調制御における環境条件の目標値は、快適性などの環境が人間に与える感覚を示す値である、PMV (Predicted Mean Vote)やPPD、SET (Standard Effective Temperature)、全身温冷感7点尺度などで指定される。以下、この様な値を、纏めて「環境評価値」と呼ぶ。
空調制御において、環境評価に空調申告を用いると、利用者は環境をより快適にするために、実際の感覚とは異なる申告を意図的に行う恐れがある。例えば、空調申告の温冷感を示す選択入力項目として「大変暑い」、「暑い」、「少し暑い」、「ちょうど良い」、「少し寒い」、「寒い」、「大変寒い」があるとして、利用者は夏季冷房時に「少し暑い」と思っているのに「暑い」又は「大変暑い」と入力して環境を大幅に涼しくしたり、冬季冷房時に「少し寒い」と思っているのに「寒い」又は「大変寒い」と入力して環境を大幅に暖かくしたりする。このように真の感覚と異なる申告を、以降、「意図的申告」と呼ぶ。
この「意図的申告」を入力データとして採用した結果、期待する省エネルギー効果が得られなくなってしまうという事態が発生する。
本発明の目的は、空調申告に基づいて、利用者の実際の感覚により近い環境評価を行い、省エネルギー効果を確保可能な空調制御装置を実現することである。
本発明の空調制御装置は、利用者が空調申告を入力する空調申告入力手段と、空調申告入力データに基づいて、空調機の目標室温を設定する空調制御手段と、上記空調申告入力手段から入力されたデータ及び環境評価モデル値を記憶する記憶手段を備える。
そして、空調制御手段は、空調申告入力データと環境評価モデル値とを比較して、入力データが意図的申告か否かを判断して、上記目標室温を設定する。
また、空調制御手段は、設定した目標室温を一定期間だけ緩和側に設定する。
また、空調制御手段は、設定した目標室温となるように空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定する。
空調申告に基づいて、利用者の実際の感覚により近い環境評価を行い、省エネルギー効果を確保可能な空調制御装置を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
上記「意図的申告」の問題を解決するための方法として、次の第1、第2の2つの方法が考えられる。
(1)第1の方法は、環境条件を一時的に緩和する方法である。
ある環境評価値のもと、意図的申告で強く冷暖房されていた空調環境が、制御目標(環境評価値で指定されている)を一時的にさらに強めに設定する。これにより、冷暖房がより強くなり、最も快適な点を越えて、冷え過ぎ・暖め過ぎとなる。この一時的な冷暖房強め実施時期は、空調申告があったときなどが考えられる。
このことにより、利用者は次回から意図的な申告をやめて、真に感じている内容の申告を行うことが期待される。
このような利用者への教育効果のほかに、データ分析上の利点として、雑音的なデータを除外できることがある。例えば、前回申告直後に新しい申告があった場合には前回申告を無効とするようにしておけば、意図的な申告を無効にできる場合もある。
また、前回申告と比較して、温冷感傾向が明らかに違う場合には、前回申告が意図的であると判定し、後述する第2の方法のように申告データの扱いを変えることもできる。
もし、再び意図的申告がされても、意図的申告のデータしか空調制御装置にない場合より、環境評価はビル利用者の実感覚に近くなる。
空調申告の分析・処理結果や、空調申告を受けて空調制御内容がどう変わったかなどを利用者に提示することも有効である。このような提示を行なうことにより、意図的申告を行うと冷え過ぎ・暖め過ぎになる可能性を利用者に学習させることになるからである。
空調環境計測値(室温など)の幅広い領域での空調申告を得て、空調申告データの分析精度を上げることも考えられる。つまり、例えば室温を18から30℃まで満遍なく変更して、分析に必要な空調申告データを得ることも考えられるが、この第1の方法によれば、分析に必要なデータを得るのにかかる時間が少ないこと、エネルギー消費が少ないという利点がある。
この第1の方法の重要な事項は、「空調申告が意図的でありそうなときに環境条件を一時的に良くする」という因果関係である。これにより、ビル等の利用者への教育や、前回申告と最新申告との比較して意図的申告か否かを判断することが可能になる。
(2)第2の方法は、空調申告の妥当性を評価し、その妥当性に応じてその申告の扱いを変える方法である。
理論(PMVなど)で示される標準的な環境評価モデル、若しくは、あるグループの平均的な環境評価モデル(両者纏めて標準環境評価モデルと呼ぶ)を用意し、このモデルの環境評価値と空調申告の環境評価値とを比較して、乖離が大き過ぎる場合には空調申告の妥当性が低いとする。妥当性の低い空調申告が意図的ということになる。
空調申告から環境評価モデルを構築する際に、妥当性が低い申告の比重を小さくしたり、場合によっては無効としたりすることで、意図的申告の影響を小さくさうることができる。
妥当性が低い申告をする利用者の空調申告全般の比重を小さくしてもよい。また、妥当性が小さい場合に、第1の方法におけるの制御目標値一時変更を行っても良い。
この第2の方法により、第1の方法と同様に、雑音的なデータを除外することができる。
これら第1、第2の方法は、独立にも同時にも実施できる。
以下に説明する例は、上記第1の方法及び第2の方法を実施できる空調制御装置である。
図1は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置における空調運用サーバ290(後述する)の概略内部機能構成図である。
図1において、空調運用サーバ290は、建物の利用者が空調申告を入力する空調申告入力手段100と、室温などの環境状態を数値として計測する環境計測手段110と、建物内の設備状態を取得する設備状態取得手段115とを備える。さらに、空調制御部は、入力された空調申告と環境計測値から空調申告を分析して環境評価モデルを構築し、その環境評価モデルと設備状態とから空調機の制御内容を決定する制御内容立案手段120と、空調機へ制御指令を送信し制御内容を実行に移す空調機制御実施手段130と、制御内容立案手段による空調制御内容や環境評価値、環境計測手段による環境計測値や設備状態などの空調運用状態を表示する運用状態表示手段135とを備える。
制御内容立案手段120は、過去になされた空調申告とその時の環境計測値とを纏めて分析用データとして蓄積する空調申告記録手段140と、空調申告の妥当性を評価する空調申告妥当性評価手段150と、空調申告をその妥当性も考慮して分析を行い環境評価モデルを構築して、構築した環境評価モデル値(外気温度に対する室内温度等)空調申告分析手段160と備える。
さらに、制御内容立案手段120は、空調申告やその分析結果により制御目標(環境評価値の目標値)を一時的に変更する制御目標一時変更手段170と、環境評価モデルと環境計測値とから環境評価を定量的に行う環境評価手段180と、制御目標と環境評価モデルから制御内容を具体的に決定し制御指令を作成する制御内容決定手段190とを備える。
空調申告妥当性評価手段150は、上記第2の方法の妥当性評価を行い、空調申告分析手段160がその妥当性評価値を利用する。
また、制御目標一時変更手段170は、上記第1の方法の制御目標値の一時的変更を、変更時期や変更後の制御目標値などの判断を含めて行う。また、制御内容決定手段190は、変更された制御目標値に基づいて制御内容を決定する。
図2は、本発明の第1の実施形態である空調制御装置をBA(Building Automation)に適用したシステムの概略構成図である。
図2において、建物利用者が執務などをする一区域200にて、各利用者の机上にパーソナルコンピュータ210a〜210nが設置され、利用者各自がこれらパーソナルコンピュータ210a〜210nを使用できるようになっている。パーソナルコンピュータ210a〜210nは、OAネットワーク215により相互に接続されている。
また、区域200内には空調室内機220a〜220mが設置され、空調室外機230とは、空調制御ネットワーク250及び冷媒管255で互いに接続されている。
空調制御ネットワーク250は、空調制御コントローラ270及びフィールドコントローラ280を介してBAネットワーク240に接続されている。OAネットワーク215とBAネットワーク240とはゲートウェイ260を介して互いに接続されており、ネットワーク間での情報の送受信が可能になっている。
BAネットワーク240には、中央監視装置でもある空調運用サーバ290が接続され、管理者は、空調運用サーバ290のモニタとコンソールを用いて、BA上の設備の稼動状態監視ならびに運用設定変更をすることができる。
空調利用者は、任意の時間に自らの温冷感をパーソナルコンピュータ210a〜210nから申告することができる。この申告には、申告画面を持つ専用ソフトや、HTML (Hyper Text Markup Language) を表示するウェブブラウザを利用する。HTML形式の表示用データは空調運用サーバ290が提供する。パーソナルコンピュータ210a〜210nからの空調申告データは、ネットワーク215、240を介して空調運用サーバ290に送信される。
空調運用サーバ290は、図1に示した内部機能を有しており、利用者からの空調申告と、BAネットワーク240上で取得する環境計測値とを合わせて分析用の空調申告データとし、その空調申告データを分析して、環境評価モデルを作成する。
作成した環境評価モデルに、ある場所、ある時点の環境計測値(室温や外気温度など)を与えると、その環境が利用者に与える感覚を環境評価値として得ることができる。逆に、ある場所、ある時点の環境評価値を与えると、その環境評価値と等価な環境計測値を得ることができる。環境計測値が複数あり、そのうちの1つを得たい場合には、残りの環境計測値を固定すれば計算できる。
また、空調運用サーバ290は、空調申告を分析して得られた環境評価モデルを利用して、空調環境が与えられた制御目標値になるように空調機(220a〜220m、230)を制御する。すなわち、現在の環境評価値が制御目標値より暑めの場合、冷房を強くしたり暖房を弱めたりする。逆に、環境評価値が制御目標値より寒めの場合、暖房を強くしたり冷房を弱めたりする。冷暖房の強弱は、出力そのものを調整するほか、設定温度の調整でも実現できる。
空調運用サーバ290は、空調申告に基づいてどのように空調運用しているかを、利用者のパーソナルコンピュータ210a〜210nの空調申告画面に送信する。この送信タイミングは、空調申告直後でも、利用者が要求したときでもよい。送信タイミングが空調申告直後の場合には、空調申告を受ける前と、空調申告を受けた後の空調運用状態を両方記憶しておき、空調申告前後の変化が分かるように、空調申告画面へ表示させる。
図3は、利用者のパーソナルコンピュータ210a〜210nにおける申告画面の一例を示す図である。図3において、空調申告入力手段100として機能する空調申告画面300上で、利用者は場所選択リスト310にて、自分の居る場所を選択する。そして、温冷感申告ボタン320より、自分の感じている温冷感を申告する。
温冷感申告ボタン320は、「大変暑い」、「暑い」、「少し暑い」、「ちょうど良い」、「少し寒い」、「寒い」、「大変寒い」を意味するボタンが左から並んでおり、それぞれ全身温冷感7点尺度の−3〜+3に対応している。
空調運用状態表示部330(運用状態表示手段135)には、空調運用状態が表示されている。その表示内容は、最後に申告した日時を示す最新申告日時、申告もしくは画面更新ボタン340により空調運用状態表示部330の表示を更新した日時を示す画面更新日時、当日の申告回数、室温、湿度、場所選択リスト310で選択された場所(該当エリア)に所属している空調機の名称と運用状態(オンオフ・モード・設定温度とその変化、及び制御禁止中か否か)が表示されている。
また、環境評価モデルにより計算された環境評価値(空調申告画面300の利用者についてと、該当エリアに所属する人の総合について)と、制御目標値とが合わせて表示されている。図示した例では、温冷感について、二重丸でその利用者、黒い丸印で周囲の人、黒い三角形で制御目標値を表わしている。
これらの項目は、すべて空調運用サーバ290で保持している情報である。
環境評価モデルの構築手法としてはいくつか考えられるが、例として単回帰やロジスティック回帰を挙げることができる。これは、説明変数として室温や体感温度(=(室温+放射温度)/2 )を、目的変数として空調申告の温冷感申告値を取り、直線やロジスティック曲線で回帰するものである。室温や放射温度は、室内等に配置されたセンサ(環境計測手段)により検出され、この検出された温度情報がBAネットワーク240を介して空調運用サーバ290に伝達される。
該当エリアに所属する人の総合についての環境評価モデル(「集団環境評価モデル」)は、所属者全員の空調申告を纏めて構築してもよいし、個人毎に構築した環境評価モデルを平均したものとしてもよい。また、個人毎に重みを付けて加重平均を取ったものとしてもよい。
平均や加重平均の算出方法の一例としては、説明変数を室温とすると、各個人の環境評価モデルから、室温=18〜30℃にて1℃ごとに環境評価値を計算し、ある室温における環境評価値の平均(または加重平均)を個人間で取り、この平均(または加重平均)値に対して再び単回帰もしくはロジスティック回帰を取る。
こうして得た環境評価モデルに、その時々の説明変数値を適用することで、空調運用状態表示部330に環境評価値、すなわち個人もしくは集団の温冷感について推測された値を表示できる。なお、制御目標値は、集団環境評価モデルの環境評価値に対する目標である。
次に、空調運用サーバ290による意図的申告の対処方法について説明する。図4は、意図的申告への対処を含めた、空調申告受信時の環境評価モデル更新処理のフローチャートである。
図4において、ステップ400で空調申告が受信されると処理が開始される。次に、ステップ410では、受け付けた空調申告(最新申告)と同一申告者もしくは同一場所の過去の空調申告データを空調運用サーバ290内のDB(データベース、空調申告記録手段140)から検索、収集し、環境評価モデル構築に備える。
続いて、ステップ420において、上述した最新申告の空調申告データを、空調運用サーバ290のDBとステップ410のデータとに追加する(空調申告記録手段140に追加する)。空調申告データは、温冷感申告値、場所番号、室温や体感温度などの説明変数値、IPアドレスなどにより識別する個人ID、申告日時(受信日時)などからなる。
次に、ステップ430において、環境評価手段180により標準環境評価モデルを構築(更新)する。標準環境評価モデルとしては、PMVや、外気温度から選択する既定のモデルなどを用いればよい。現在の集団環境評価モデルを用いる場合には、この処理は必要ない。
次に、ステップ440で、空調申告妥当性評価手段150により最新申告の温冷感申告値の絶対値が、既定の閾値a以上であるか否かを判定し、閾値a以上であればステップ470に進み、そうでなければステップ450へ進む。
ステップ450では、空調申告分析手段160が、標準環境評価モデルから計算される温冷感を計算する。説明変数は最新申告と同じ値を適用する(例:最新申告時の室温が24.0℃なら、24.0)。そして、空調申告分析手段160は最新申告の温冷感申告値と、標準環境評価モデルから計算した温冷感との乖離幅(差)の絶対値を計算する。
次に、ステップ460では、ステップ450で求めた乖離幅(差)の絶対値が既定の閾値b以上であれば、ステップ470へ進み、そうでなければステップ480へ進み環境評価モデルの更新を行なう。
この乖離幅の絶対値が閾値b以上で大きいほど、空調申告データの妥当性(意図的申告でない可能性)は小さいと考えられる。標準環境モデルからの乖離は個人差などによりある程度は当然であるが、ある値以上は不自然だからである。
つまり、ステップ440〜460の処理は、空調申告データの妥当性評価手法の一例であり、ステップ440〜460の処理は、意図的申告か否かの判断処理と言い換えることができる。
ステップ470では、制御目標一時変更手段170、制御内容決定手段190により、最新申告が意図的申告である可能性が大きいとして、意図的申告への対策となる処理を行う。具体的には、(i)最新申告データの重みを小さくする、(ii)最新申告データを環境評価モデル構築に使用しない、(iii) 集団環境評価モデルを加重平均により構築する際に申告した利用者の環境評価モデルによる環境評価値には小さく重み付けをする等の処理を行い、処理したデータを次のステップ480における環境申告モデル構築に使用させる。
また、ステップ470において、ステップ450で求めた乖離幅の絶対値が大きいほど、最新申告データの重み付けを小さくしたり、環境申告モデル構築に使用しない確率を大きくしたりもできる。また、空調装置利用者が暑い屋外から帰ってきたときなどの申告は、一時的に温冷感が普段と異なり、真の感覚に基づく申告が妥当性小と判定されることも考えられるので、空調申告データを一定時間有効とし、一定時間経過後には妥当性小とされた空調申告データを除いた分析結果を用いることもできる。
図5は、空調申告の妥当性評価方法の一例を示す図である。図5の(A)に示すように、標準環境評価モデル500と最新申告データ510との乖離520を求め、その乖離幅520の絶対値を既定の妥当性評価曲線530に適用して、図5の(B)に示すように、最新申告データの妥当性を数値化している。
標準環境評価モデル500の代わりに、空調申告データ分析で得た個人の環境評価モデルを適用することも可能である。意図的な申告を排除しながら得たモデルは真の感覚に近いと考えることができ、このモデルから乖離している空調申告データは妥当性が小さいと判断してもよい。
妥当性評価の他手法としては、例えば、図5の(C)に示すように、前回申告データ540と最新申告データ550とを結ぶ直線560の傾きが許容範囲外であるならば前回申告データ540の妥当性が小さいとすることや、許容範囲からの乖離幅を妥当性評価曲線530に適用することが考えられる。
また、最新申告を含めて分析して求めた個人の環境評価モデルの快適温度(全身温冷感=0の室温) の適正範囲からの乖離幅を妥当性評価曲線530に適用することも考えられる。これを簡略化して、環境評価モデルに標準的な傾きを持つ直線を仮定し、最新申告データ550をその直線が通るときの快適温度を用いることも考えられる。
ここで、図4のステップ470における意図的申告への対策処理として、制御目標値を一時的に変更することもできる。この変更は、環境評価値を尺度として与えられている制御目標値を、より快適な方向(緩和側、つまり、冷房であれば、より低温側、暖房であれば、より高温側)へ修正した値に置き換えることによる。
例えば、制御目標値が全身温冷感7点尺度にて1.0として与えられているときに、この制御目標値を15分だけ0.0にする。もしくは、5分間は0.0、その後5分は0.5、その後5分は0.7、最後に1.0に戻すというように段階的に変更してもよい。また、一時的に不快側(抑制側)へ振ってから、快適側に変えてもよい。この場合、制御目標値の変更を1日に実施する回数に上限を設けてもよい。
利用者は、制御目標値の変更を、空調運用状態表示部330の表示により確認することができる。その場合、空調運用状態表示部330に、「制御目標を一時的に快適側に変更しています」という表示をして、制御目標が変更されていることを強調してもよい。
図6は、意図的申告対策の他の処理方法を示した処理フローチャートである。この図6に示した処理方法は、上述した第1の方法によるものであるが、消費電力の観点から省エネルギーを実行しつつ、第1の方法を実行する方法である。つまり、制御目標を区域ごとに設定して、ある一区域の制御目標を快適側にしても、消費電力が指定の目標上限を超えない場合には、一時的に制御目標を快適側に変更(緩和)しようというものである。これは、ピーク時間帯だけ、制御目標を抑制側(不快側)にしている場合などに適用できる。
この図6の処理方法を適用する場合は、消費電力の目標上限を予め決めておく必要があり、空調運用サーバ290は、ピーク時間帯にこの処理を行うこととする。
図6のステップ600で処理を開始して、ステップ610では、次時点において制御目標をある値に変更もしくは維持すると仮定した場合の消費電力を予測する。予測手法には例えば重回帰を使用し、目的変数をBAネットワーク240から取得した室内機220a〜220m、1台あたりの消費電力(消費電力を室内機稼働台数で割る)、説明変数を外気温度及び設定温度として、空調運用サーバ290のDBに記録した過去データから予測式を作成する。
さらに、説明変数に現在の外気温度と、環境評価モデルから計算した仮定の制御目標値に対応する設定温度を適用して、予測式から1台あたりの消費電力を計算し、現在の稼働台数倍する。仮定する制御目標値は、例えば温冷感−3〜3にて0.1ずつとする。
ステップ620では、ステップ610で求めた予測消費電力について、現在の制御目標値より快適側の制御目標値としても、目標上限を超えないか否かを判定し、超えない場合にはステップ630へ、超える場合にはステップ640へ進む。
ステップ630では、制御目標を現在より快適側へ変更(緩和)する。温冷感7点尺度で言えば、0に近いほうである。制御目標は、ステップ610で消費電力が目標上限を超えないと判定された値の中から1つ選択する。変更後はステップ670へ進む。
ステップ640では、BAネットワーク240にて消費電力を監視する。この消費電力は、対象としている場所の空調機分のみでも、その他の設備を含んでも良い。
次のステップ650では、ステップ640で取得した消費電力が目標上限を超えているか否かを判断し、超えている場合にはステップ660、超えていない場合にはステップ670へ進む。
ステップ660では、制御目標を現在より不快側へ変更(抑制)する。温冷感7点尺度で言えば、夏季冷房時には正、冬季暖房時には負で値の大きい方である。制御目標の値は、例えばステップ610で消費電力が目標上限を超えないと判定された値の中から1つ選択する。変更後はステップ690へ進む。
ステップ670では、制御目標を緩和している時間が一定時間を超えているか否かを判定し、超えている場合にはステップ680へ、超えていない場合には超えるまで待つ。
ステップ680では、制御目標を与えられた指定値に戻し、ステップ690で一定時間スリープした後、ステップ610へ戻る。
上述したステップ670〜690の処理は、ある場所だけ制御目標を緩和することにより、他の場所では制御目標を緩和できないことを避けるために、制御目標の緩和時間が一定時間を超えないようにする処理である。
契約電力を決めるピーク電力は、30分平均値で決めることが多いので、多少目標上限を超えても問題ないが、目標上限を超えないように設定する場合には、目標上限にマージンを取ったり、負荷の緊急遮断を行ったりしてもよい。
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、省エネルギーを実行しつつ、第1の方法である環境条件を一時的に強めに設定して、意図的申告を減少でき、また、第2の方法により、空調申告の妥当性を判断して意図的申告を排除できるので、空調申告に基づいて利用者の実際の感覚により近い環境評価を行い、省エネルギー効果を確保可能な空調制御装置及び空調制御方法を実現することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態である空調制御装置をBAに適用したシステムの概略構成図である。この第2の実施形態は、第1の実施形態における空調運用サーバ290の機能を、インターネット上のセンタサーバ700に持たせたシステムである。
図7において、センタサーバ700は、ファイアウォール710とルータ720とを介してインターネット750に接続されている。また、BAネットワーク240は、BAネットワーク内のプロトコルとセンタサーバ700への送受信プロトコルとの変換や、センタサーバ700からの制御指令の解釈・実行等(指定の日時に実施する等)を行うゲートウェイ760と、ファイアウォール770と、ルータ780とを介してインターネット750に接続されている。
その他の構成は図2に示した同様であるので、詳細な説明は省略する。
パーソナルコンピュータ210a〜210nからの空調申告データや、BAネットワーク240の設備稼働情報、センサ計測値は、インターネット750を経由してセンタサーバ700へ送信される。そして、センタサーバ700内のDBに蓄積され、空調制御に用いられる。
ウェブブラウザ用空調申告画面は、ゲートウェイ760が持つウェブサーバ機能により提供し、空調申告データを暗号化した上で、センタサーバ700に送信してもよい。
図8は、第2の実施形態における管理者用画面の一例を示す図である。
図8において、管理者用画面で管理者は、図4に示した意図的申告対応空調申告処理における妥当性判断(ステップ460)の閾値bを設定することや、この閾値bを設定するために参考とする情報を得ることができる。
この管理者用画面は、空調運用サーバ290に付属するモニタ画面に表示するか、センタサーバ700がウェブサーバ機能を利用してHTML形式で提供し、インターネット750上に接続するコンピュータのウェブブラウザに表示することができる。
また、管理者は、表示物件選択領域800にて、表示する制御対象物件(テナント毎等で分ける)や表示対象年月を選択することができる。管理者により表示対象が選択されると、空調申告数グラフ810と空調申告率グラフ820とが表示される。
空調申告数グラフ810には、日ごとの通常処理された申告の数と、意図的申告とみなされた(図4のステップ470の処理をされた)申告の数が表示される。空調申告率820には、空調申告数グラフ810のデータが百分率で表示される。管理者は、この管理者用画面により、意図的申告の数や率が、多過ぎ又は少な過ぎではないか否かを確認した上で、閾値bを妥当性閾値設定領域830にて変更することができる。
図9は、本発明の第2の実施形態において、制御目標値を一時的に下げる処理の説明図である。図9において、集団の環境評価モデル900と、妥当性の低い申告を行った個人の環境評価モデル910とが設定されている。
通常時の制御目標(縦軸)に対応する室温(横軸)の運用点は、集団環境評価モデル900が制御目標値と交差する点Aとなっている。例えば、設定温度をTaにして、室温がTaになるように空調機の運転を制御する。
この運用点Aを、通常時の制御目標より快適側にある一時制御目標値(縦軸)と個人環境評価モデル910とが交差する点Bに変更し、室温をTbとする。この個人の環境評価モデル910の対象となった個人が意図的な申告をしていた場合には、快適温度を通り越して、不快(冷やし過ぎ)となり、当該個人が真の温冷感に近い申告をしなおすことが期待される。
しかし、室温Tbは、集団にとっては、集団の環境評価モデル900上の運用点B’となるので、大勢が不快になる。このため、頻繁に運用点Bにすることはできない。したがって、運用点の変更回数には、一定期間(例えば1日)における上限数か、次回までの最低間隔を設けることで、集団への不快感の発生回数を制限する。
運用点の変更が禁止されている期間中は、利用者の利便性を考慮して、温冷感の絶対値が閾値(例えば、7点尺度の1)以上の申告があったときのみ制御目標値を一時的に変更する。例えば、集団環境評価モデル900で快適温度となるCに運用点を変更し、室温をTcにする。
ただし、この場合における運用点の変更にも、一定期間における上限数を設ける。環境評価モデルの説明変数が体感温度ならば、室温Ta、Tb、Tcは体感温度となる。
この第2の実施形態によるシステム構成においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。さらに、この第2の実施形態においては、パーソナルコンピュータ210a〜210nからの空調申告データや、BAネットワーク240の設備稼働情報、センサ計測値は、インターネット750を経由してセンタサーバ700へ送信される構成となっているので、一つのビル等の空調運用のみならず、複数のビル等の空調運用をインターネット750を介して、実施することができる。これにより、ビル群等の一地域のエネルギー消費を考慮した空調運用を実行することができる。
本発明の第1の実施形態のよる空調制御装置における空調運用サーバの概略内部機能構成図である。 本発明の第1の実施形態である空調制御装置をBAに適用したシステムの概略構成図である。 利用者のパーソナルコンピュータにおける申告画面の一例を示す図である。 意図的申告への対処を含めた、空調申告受信時の環境評価モデル更新処理のフローチャートである。 空調申告の妥当性評価方法の一例を示す図である。 意図的申告対策の他の処理方法を示した処理フローチャートである。 本発明の第2の実施形態である空調制御装置をBAに適用したシステムの概略構成図である。 本発明の第2の実施形態における管理者用画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、制御目標値を一時的に下げる処理の説明図である。
符号の説明
100 空調申告入力手段
110 環境計測手段
115 設備状態取得手段
120 制御内容立案手段
130 空調機制御実施手段
135 運用状態表示手段
140 空調申告記録手段
150 空調申告妥当性評価手段
160 空調申告分析手段
170 制御目標一時変更手段
180 環境評価手段
190 制御内容決定手段
200 建物の一区域
210a〜210n パーソナルコンピュータ
215 OAネットワーク
220a〜220m 空調室内機
230 空調室外機
240 BAネットワーク
250 空調制御ネットワーク
260、760 ゲートウェイ
270 空調コントローラ
280 フィールドコントローラ
290 空調運用サーバ (中央監視装置)
300 空調申告画面
310 場所選択リスト
320 温冷感申告ボタン
330 空調運用状態表示部
340 画面更新ボタン
700 センタサーバ
710、770 ファイアウォール
720、780 ルータ
750 インターネット
800 表示物件選択領域
810 空調申告数グラフ
820 空調申告率グラフ
830 妥当性閾値設定領域

Claims (11)

  1. 利用者が空調申告を入力する空調申告入力手段と、この空調申告入力手段から入力されたデータに基づいて、空調機の目標室温を設定する空調制御手段とを有する空調制御装置において、
    上記空調申告入力手段から入力されたデータ及び環境評価モデル値を記憶する記憶手段を備え、
    上記空調制御手段は、上記空調申告入力手段から入力されたデータと上記環境評価モデル値とを比較して、上記入力されたデータが意図的申告か否かを判断して、上記目標室温を設定することを特徴とする空調制御装置。
  2. 請求項1記載の空調制御装置において、
    上記空調制御手段は、上記空調申告入力手段から入力されたデータと上記環境評価モデル値との差を算出し、算出した差に応じて上記入力データに重み付けを行ない、上記目標室温を設定することを特徴とする空調制御装置。
  3. 請求項1記載の空調制御装置において、
    上記空調制御手段は、上記空調申告入力手段から入力されたデータと上記環境評価モデル値との差を算出し、算出した差が一定値以上であるときは、上記入力データに関係なく、上記目標室温を設定することを特徴とする空調制御装置。
  4. 利用者が空調申告を入力する空調申告入力手段と、この空調申告入力手段から入力されたデータに基づいて、空調機の目標室温を設定する空調制御手段とを有する空調制御装置において、
    上記空調制御手段は、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御装置。
  5. 請求項4記載の空調制御装置において、
    上記空調制御手段は、設定した目標室温となるように空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御装置。
  6. 請求項5記載の空調制御装置において、
    上記空調制御手段は、実際の消費電力を監視し、監視した電力量が上記一定の目標上限値を越えたときには、目標室温を抑制側に変更することを特徴とする空調制御装置。
  7. 請求項1記載の空調制御装置において、
    上記空調制御手段は、設定した目標室温となるように空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御装置。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一項記載の空調制御装置において、
    上記空調申告入力手段から入力されたデータは、全身温冷感を示す複数の尺度であり、上記空調申告入力手段は、目標全身温冷感尺度と、上記空調申告入力手段から入力された全身温冷感尺度とを表示する表示部を有することを特徴とする空調制御装置。
  9. 複数の空調機と、室内が設定温度となるように上記複数の空調機を制御する空調制御手段と、複数の利用者が空調申告を入力する複数の空調申告入力手段と、これら複数の空調申告入力手段から入力されたデータに基づいて、空調機の目標室温を設定し、上記空調制御手段に指令する空調運用手段とを有する空調制御システムにおいて、
    上記複数の空調申告入力手段から入力されたデータを記憶する記憶手段を備え、
    上記空調運用手段は、上記空調申告入力手段から新たに入力されたデータと上記記憶手段に記憶されたデータとを比較して、上記新たに入力されたデータが意図的申告か否かを判断して、上記目標室温を設定することを特徴とする空調制御システム。
  10. 請求項9記載の空調制御システムにおいて、
    上記空調運用手段は、設定した目標室温となるように上記複数の空調機を制御したときの消費電力を予測し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるか否かを判断し、予測した消費電力が一定の目標上限値以下であるときは、設定した目標室温を一定期間だけ、緩和側に設定することを特徴とする空調制御システム。
  11. 請求項9又は10記載の空調制御システムにおいて、
    上記空調運用手段は、上記空調制御手段及び上記複数の空調申告入力手段と通信ネットワークを通じて接続されていることを特徴とする空調制御システム。
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