JP2007255818A - 冷凍サイクル装置の診断装置並びにその診断装置を有する熱源側ユニット、利用側ユニット及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置の診断装置並びにその診断装置を有する熱源側ユニット、利用側ユニット及び冷凍サイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利用側熱交換器における熱交換の状態等の判断を行って、装置制御を安定して行い、能力の向上、エネルギー効率の向上、さらに信頼性の高い運転を、安価な手法で行わせることができる冷凍サイクル装置の診断装置等を得る。
【解決手段】圧縮機1の運転周波数及び、圧力検出手段40、41により検出された圧縮機1の吐出側、吸引側における圧力に基づいて冷媒循環量を演算する循環量演算手段10Aと、冷媒循環量等により冷凍能力を演算する冷凍能力演算手段10Eと、冷凍能力並びに温度検出手段31〜36により検出された利用側熱交換器20に流入する冷媒の温度及び熱交換媒体の温度に基づいて、熱コンダクタンスを推定演算する熱コンダクタンス演算手段10Fと、予め定めた運転状態における基準の熱コンダクタンスと診断時の熱コンダクタンスとを比較する判断手段10Gとを備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクル装置の運転状態に基づいて異常箇所等の診断推定等、予防保全を行う診断装置、その装置を有する装置等に関するものである。
例えば、空気調和装置、冷凍装置等の冷凍サイクル装置において、従来、異常箇所等を推定等し、予防保全を行うものがある。このような装置においては、例えば、基準の運転状態の設定として、圧縮機の運転周波数、室内機ファンの回転速度、室外機ファンの回転速度、膨張弁開度を所定の値に設定する。そして、その状態でおける運転データを測定し、測定した運転データと基準の運転データとを比較して、差異に基づき、装置の異常箇所等の推定診断を行い、予防保全を行っていた(例えば、特許文献1参照)。以下では、冷凍サイクル装置の代表として空気調和装置について説明する。
特開平10−19427号公報
空気調和装置において、基準の運転状態の設定として、圧縮機周波数、室内機ファン風量、室外機ファン風量、膨張弁開度を所定の値に設定できれば、その状態の運転データと基準データとの比較を行いやすい。しかしながら、設備用途等の関係で、室内機ファン風量を変更できず、例えばユーザー(利用者)が機外静圧、風量を静圧−風量線図(PQ線図)より選定するような空気調和装置においては、室内機ファンの制御を行っていない機器側からみれば、室内機ファンの風量を知ることができず、その風量を設定することもできないため、基準の運転データを作成することができないという欠点があった。
また、室内機に差圧計を付けて室内機ファン風量を測定する方法はあるが、差圧計を設ける分、コスト高になる。特に多室型空気調和装置の場合、それぞれの室内機に差圧計を付ける必要が生じるという問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、運転状況に基づいて、利用側熱交換器における熱交換の状態等の判断を行って、装置制御を安定して行い、能力の向上、エネルギー効率の向上、さらに信頼性の高い運転を、安価な手法で行わせることができる冷凍サイクル装置の診断装置、診断装置を備えたユニット等を得ることを目的とする。
本発明に係る冷凍サイクル装置の診断装置は、圧縮機及び熱源側熱交換器を備える熱源側ユニットと、膨張弁及び利用側熱交換器を備える利用側ユニットとを配管接続して冷媒回路を構成する冷凍サイクル装置における診断装置であって、圧縮機の運転周波数及び、圧力検出手段により検出された圧縮機の吐出側における圧力及び吸引側における圧力に基づいて冷媒循環量を演算する循環量演算手段と、冷媒循環量並びに利用側熱交換器に流入及び流出する冷媒のエンタルピーに基づいて冷凍能力を演算する冷凍能力演算手段と、冷凍能力並びに温度検出手段により検出された利用側熱交換器に流入する冷媒の温度及び利用側熱交換器において冷媒との熱交換が行われる熱交換媒体の温度に基づいて、利用側熱交換器における熱コンダクタンスを推定演算する熱コンダクタンス演算手段と、予め定めた運転状態で検出した温度及び圧力に基づいて熱コンダクタンス演算手段が推定演算し、データとして記憶手段に記憶した基準の熱コンダクタンスと、診断時において運転状態により検出した温度及び圧力に基づいて熱コンダクタンス演算手段が推定演算した熱コンダクタンスとを比較する第1の判断手段とを備えるものである。
本発明によれば、圧縮機の運転周波数、吐出圧力及び吸入圧力並びに室内熱交換器液管温度及び室内熱交換器過熱ガス温度に基づいて、熱コンダクタンスを算出し、基準時と冷凍サイクル装置の診断時における熱コンダクタンスの比較を第1の判断手段が行うようにしたので、利用側装置における風量等を直接検出することができなかったとしても、例えば、他の制御等を行うために用いられる検出手段が検出した温度、圧力等の値を用いて算出した熱コンダクタンスにより、利用側熱交換器の熱交換状態等の推定を行うことができる。そのため、冷凍サイクル装置におけるコスト削減を図ることができる。そして、熱コンダクタンスの比較から導かれる、風量等、熱交換状態の変化に基づいて、フィルター目詰まり、冷媒不足等を判断し、冷凍サイクル装置を診断することができ、冷凍サイクル装置のメンテナンス等も容易に行うことができる。
実施の形態1.
図1は本発明に係る冷凍サイクル装置である空気調和装置の実施の形態1を説明するための冷媒回路図である。図1の空気調和装置は、熱源側ユニットA(以下「室外ユニットA」と称す)と利用側ユニットB(以下「室内ユニットB」と称す)とを有し、これらが冷媒配管で連結されている。冷媒配管のうち、気体の冷媒(冷媒ガス)が流れる配管がガス配管P1であり、液体の冷媒(液冷媒)が流れる配管が液配管P2となる。なお、本実施の形態における説明では、「熱源側」に属する手段を「室外」とし、「利用側」に属する手段を「室内」として形容している。また、圧縮機1を中心に、各機器において、冷房時に冷媒が流入する方向(上流)については入側とし、流出する方向(下流)については出側とする。
[室外ユニット]
室外ユニットAは、圧縮機1、四方弁2、熱源側熱交換器3(以下「室外熱交換器3」と称す)、過冷却熱交換器4、室外絞り機構5、アキュームレータ7、可変速度室外ファン8及び室外機コントローラー9で構成される。圧縮機1は、気体冷媒を吸入し、圧縮して吐出する。四方弁2は冷房時と暖房時とによって冷媒の流れを切り換えるために設けられている。室外熱交換器3は、冷房時において圧縮機1において圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を冷却して液化する。室外熱交換器3には、冷媒と空気との熱交換を効率よく行うための可変速度室外ファン8が設けられている。
過冷却熱交換器4は、室外熱交換器3から流れ出た液体(高温高圧)の冷媒と室外絞り機構5により流量調整された低温低圧の冷媒との間で熱交換を行って、室内ユニットBに供給する冷媒を過冷却する。室外絞り機構5は主に冷房時に用いる。過冷却を行うために室外絞り機構5を介して流れる液体は、バイパス管6を介してアキュームレータ7に戻される。アキュームレータ7は液体の冷媒を溜めておくために設けられる。
例えばマイクロコンピュータ等からなる室外機コントローラー9は、室外ユニットAの各機器の制御を行う。特に本実施の形態では、後述するように、冷凍サイクル装置(空気調和装置)の診断装置10を有しており、温度検出手段が検出した温度及び圧力検出手段が検出した圧力に基づいて、熱コンダクタンスを算出するための演算等を行う。
[室内ユニット]
一方、室内ユニットBは、利用側熱交換器20(以下「室内熱交換器20」と称す)、室内絞り手段21、室内ファン22、室内ユニットコントローラー23及びリモコン送受光器24及び室内熱交換器フィルター25で構成される。室内熱交換器20は冷媒と空気との熱交換を行う。冷房時においては室内絞り手段21で低圧の冷媒が空気の熱を奪って蒸発し、気化する。室内熱交換器20は一定速度の室内ファン22を有している。この室内ファン22の速度は、利用者により設定するものである。また、室内熱交換器フィルター25も有しており、利用側熱交換器20に供給する空気中の塵等を除去する。室内絞り手段21は、室内熱交換器20内での冷媒の圧力を調整する。
また、室内ユニットコントローラー23は、室内ユニットBの各手段の制御を行う。また伝送線X1で室外ユニットコントローラー9と接続される。本実施の形態では、室内ユニットコントローラー23と室外ユニットコントローラー9との間で、信号を送受信することができ、データを共有することができるものとする。また、24はリモコン送受光器であり、本実施の形態では伝送線X2を介して室内ユニットコントローラー23と接続される。利用者がリモコンを介して送信した指示の信号を室内ユニットコントローラー23に送信する。また、温度等のデータを含む信号をリモコンに送信し、リモコンの表示器に表示させることもできる。
(温度検出手段等)
室外ユニットAにおいては、圧縮機1の吐出側の配管に設けられた圧縮機吐出冷媒温度検出手段31、室外熱交換器3内の配管に設けられた室外熱交換器気液二相部冷媒温度検出手段32、室外熱交換器3の出側の配管に設けられた室外熱交換器液部冷媒温度検出手段33がそれぞれ冷媒の温度を検出する。また室内ユニットBにおいては、室内熱交換器20の入側の配管に設けられた室内冷媒液温度検出手段34、室内熱交換器20の出側の配管に設けられた室内冷媒ガス温度検出手段35がそれぞれ冷媒の温度を検出する。また、室内ユニットB付近における空気温度については、室内ユニットBに設けられた室内機空気吸込温度検出手段36が検出を行う。
一方、冷媒の圧力については、圧縮機1の吐出側に設けられた圧縮機吐出冷媒圧力検出手段40及び圧縮機1の吸入側に設けられた圧縮機吸入冷媒圧力検出手段41がそれぞれの位置において検出する。これらの検出手段からの信号は室外ユニットコントローラー9、室内ユニットコントローラー23に送信される。室外ユニットコントローラー9、室内ユニットコントローラー23は、信号に基づいてその値をデータ化し、それぞれが有する記憶手段9A、23Aに例えば一時的に記憶する。前述したように、室外ユニットコントローラー9、室内ユニットコントローラー23は、伝送線X1によりデータを含む信号を送受信することができるため、データを共有することができる。ここで、各検出手段については、後に説明する演算に必要な温度、圧力を直接又は間接的に検出できるのであれば、図1等に示された位置に限定するものではない。例えば室外ユニットAにおいて、室内ユニットBにおける冷媒の温度が推定検出等できるのであれば、室外ユニットA側に検出手段を設けるようにしてもよい。
(冷房運転時の動作)
次に図1を参照して冷房運転時の動作について説明する。動作制御については室外ユニットコントローラー9、室内ユニットコントローラー23が行う。冷房運転において、圧縮機1より吐出したガス状の冷媒は、四方弁2(室外熱交換器3側に連通している)を経由して室外熱交換器3を通過する。室外熱交換器3において空気と熱交換された冷媒は凝縮して液化し、さらに過冷却熱交換器4において過冷却される。
そして、過冷却された冷媒は、室外ユニットAから液配管P2を通過して室内ユニットBに流入する。そして、室内絞り手段21において室内熱交換器20への供給量を制御されて減圧した冷媒は、室内熱交換器20において空気の熱を奪って蒸発し、気化する。このとき、例えば室内の空気との間で熱交換が行われて室内の空気は冷やされる。
室内熱交換器20を通過してガス状になった冷媒は、ガス配管P1を通過し、室外ユニットAに流入する。室外ユニットAの四方弁2(アキュームレータ7に連通している)を経由してアキュームレータ7を経由して、圧縮機1に吸入される循環経路をたどる。
(室内熱交換器20の熱コンダクタンス推定方法)
図2は室外ユニットコントローラー9が有する診断装置10を表す図である。本実施の形態においては、熱コンダクタンスの推定演算等は室外ユニットコントローラー9が有する診断装置10が行うものとする。図2において、循環量演算手段10Aは、空気調和装置内を流れる冷媒の循環量を演算する。また、過冷却度演算手段10Bは、室外熱交換器3における室外熱交換器過冷却度SCを演算する。過熱度演算手段10Cは、室内熱交換器20における過熱度SHを演算する。そして、吐出過熱度演算手段10Dは、圧縮機1における圧縮機吐出過熱度TdSHを演算する。
また、冷凍能力演算手段10Eは、冷媒による利用側熱交換器20における冷凍能力を推定演算する。熱コンダクタンス演算手段10Fは、利用側熱交換器20の熱コンダクタンス(熱伝導率)を推定演算する。第1の判断手段となる判断手段10Gは、診断装置10において、空気調和装置診断のため等の判断を行う手段である。本実施の形態では、特に熱コンダクタンスのデータの比較を行い、さらに室内熱交換器フィルター25の目詰まりに対する判断を行う。
そして、記憶手段10Hは、診断装置10内外の各手段から送信されるデータを一時的に又は長期的に記憶する。診断装置10における各手段の手順は、例えばプログラムとして記憶手段10Hに記憶されており、診断装置10はプログラムに基づいて以下のフローチャートに基づく処理を実行する。
図3は室内熱交換器20の熱コンダクタンスの推定を行うためのフローチャートを表す図である。以下、図1、図2を参照しながら、図3に沿って、診断装置10による室内熱交換器20の熱コンダクタンスの推定手順について説明する。ここで、本推定に関する空気調和装置の動作等は、まず、試運転等の際に、空気調和装置の診断を行うための基準のデータを得るために行い、さらに、通常運転時において定期的又は指示に基づいて異常箇所、運転状態の判断等を行うときに行う。なお、図3においては「ステップ」を「S」で表記している。
まず、ステップ1では、予め設定しておいた基準運転状態で空気調和装置の運転を開始する。ここで、基準運転状態とは、圧縮機1の運転周波数をF0、室外ファン8の速度をfano0 、室内絞り手段21による膨張弁開度LEV0とした運転状態をいう。
そして、空気調和装置の運転が十分に安定した状態において、ステップ2では、圧縮機吐出冷媒圧力検出手段40及び圧縮機吸入冷媒圧力検出手段41がそれぞれ検出した圧縮機吐出圧力Pd、圧縮機吸入圧力Psの値をデータとする。
ステップ3では次式(1)に基づいて循環量演算手段10Aが冷媒循環量Grを演算推定する。ここで、(1)式は圧縮機1の運転周波数F0、圧縮機吐出圧力Pd及び圧縮機吸入圧力Psをパラメータとする関数で表される。
Gr=f(F0,Pd,Ps) …(1)
そして、ステップ4では、圧縮機吐出冷媒温度検出手段31、室外熱交換器気液二相部冷媒温度検出手段32、室外熱交換器液部冷媒温度検出手段33、室内冷媒液温度検出手段34、室内冷媒ガス温度検出手段35及び室内機空気吸込温度検出手段36がそれぞれ検出した温度の値をデータとする。ここで、それぞれ検出によりデータ化された温度を、吐出温度T31、室外熱交換器二相温度T32、室外熱交換器過冷却液温度T33、室内熱交換器液管温度T34、室内熱交換器過熱ガス温度T35、室内吸込空気温度T36とする。
ステップ5では、過冷却度演算手段10B、過熱度演算手段10C、吐出過熱度演算手段10Dが、室外熱交換器3における室外熱交換器過冷却度SC、室内熱交換器20における過熱度SH、圧縮機1における圧縮機吐出過熱度TdSHを、次式(2)、(3)、(4)に基づいてそれぞれ演算する。
SC=T32−T33 …(2)
SH=T35−T36 …(3)
TdSH=T31−T32 …(4)
ステップ6では、冷凍能力演算手段10Eが、冷媒回路中を循環させている冷媒の種類に基づいて、予め関数化して表した次式(5)及び(6)に基づいて冷媒エンタルピーを算出する。ここで、Heinは室内熱交換器20の入側における冷媒エンタルピーを表し、圧縮機吸入圧力Ps及び室内熱交換器液管温度T34をパラメータとする。また、Heoutは室内熱交換器20の出側における冷媒エンタルピーを表し、圧縮機吸入圧力Ps及び室内熱交換器過熱ガス温度T35をパラメータとする。なお、Heinは室外ユニットAから流出する液冷媒の過冷却度、Heinは室内ユニットB(室内熱交換器20)から流出するガス冷媒の過熱度を表すことにもなる。
Hein=f(Ps,T34) …(5)
Heout=f(Ps,T35) …(6)
さらにステップ7では、冷凍能力演算手段10Eが次式(7)に基づいて冷房(冷凍)能力Qeを算出する。
Qe=Gr×(Heout−Hein) …(7)
ステップ8において、これまで得られたデータに基づいて、熱コンダクタンス演算手段10Fが、室内熱交換器20の熱コンダクタンスAKeを演算する。この熱コンダクタンスAKeには、室内熱交換器20において熱交換される風量(室内ファン22の速度等による室内熱交換器フィルター25の空気の通過量に依存する)並びに室内熱交換器20における伝熱面積及び熱伝達特性が含まれた形で表すことができる。ここで室内熱交換器20の伝熱面積及び熱伝達特性は、少なくとも通常状態の使用において変化しない。したがって、熱コンダクタンスAKeの変化は風量に依存する。このため、風量を直接知ることができなくても、熱コンダクタンスAKeに基づいて比較等を行うことができる。ここでは、室内吸込空気温度T36と室内熱交換器液管温度(蒸発温度)T34の温度差に基づく簡易的な演算方法により、熱コンダクタンスAKeを算出したが、室内吸込湿度センサーを設け、空気のエンタルビーの差に基づいて演算してもよい。
AKe=Qe/(T36−T34) …(8)
ステップ9では、試運転であるかどうか(得たデータが基準のためのデータであるかどうか)を判断手段10Gが判断する。試運転であると判断すると、ステップ10では、ステップ5及びステップ8において算出した熱コンダクタンスAKeをAKe1、室外熱交換器過冷却度SCをSC1、圧縮機吐出過熱度TdSHをTdSH1とし、それらの数値データを記憶手段9Aに記憶する。ここでは、例えば記憶手段9Aのメモリ1という領域にAKe1、SC1及びTdSH1のデータを格納するものとする。AKe1、SC1及びTdSH1が運転状態、異常箇所等を判断する際の基準のデータとなる。
一方、ステップ9において、試運転でないと判断すると、ステップ11では、ステップ5及びステップ8において算出した熱コンダクタンスAKeをAKe2、室外熱交換器過冷却度SCをSC2、圧縮機吐出過熱度TdSHをTdSH2とし、それらの数値データを記憶手段9Aに記憶する(比較等の際に一時的に記憶する場合も含む)。ここでは、例えば記憶手段9Aのメモリ2という領域にAKe2、SC2及びTdSH2のデータを格納するものとする。
(フィルター目詰まりの判断方法)
図4は室内熱交換器フィルター25の目詰まりの判断を行うフローチャートを表す図である。ステップ21では、記憶手段9Aのメモリー1から試運転の際に得られたAKe1のデータを取り出す。また、ステップ22では記憶手段9Aのメモリー2からAKe2のデータを取り出す。
室内熱交換器フィルター25の目詰まりが進行すると、風量が低下していく。そのため、冷媒と空気との間の熱交換がうまく行われず、熱交換器の熱コンダクタンスは小さくなってくる。そこで、ステップ23で、AKe1とAKe2とを比較した結果、AKe1>AKe2+αとなる場合には室内熱交換器フィルター25の目詰まりであると判断する。ここで、αは室内熱交換器フィルター25の目詰まりで小さくなる熱コンダクタンスAKeに対して、許容できる熱コンダクタンスAKeのマージンを表す値であり、許容できる風量の低下に基づいて予め定めておく。AKe1>AKe2+αでない場合(AKe1≦AKe2+αの場合)には、室内熱交換器フィルター25の目詰まりでないと判断して空気調和装置の診断処理を終了する。
室内熱交換器フィルター25の目詰まりであると判断すると、ステップ24にて、伝送線X1、室内ユニットコントローラー23及び伝送線X2を介して、警告の旨の信号を送信し、リモコン24に室内熱交換器フィルター25の目詰まりであることを示す異常表示を行わせる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置によれば、圧縮機1の運転周波数F0、圧縮機吐出圧力Pd及び圧縮機吸入圧力Ps並びに室内熱交換器液管温度T34及び室内熱交換器過熱ガス温度T35に基づいて、室外ユニットコントローラー9が熱コンダクタンスAKeを算出するようにしたので、室内ユニットBにおいて、風量を直接検出することができなかったとしても、例えば、空気調和機における他の制御等において必要となる検出手段が検出した温度、圧力等の値を用いて算出した熱コンダクタンスAKeに基づいて、風量の推定を行うことができる。そのため、室内熱交換器20の風量検出を行うための検出手段を必要とせず、コスト削減を図ることができる。
そして、例えば試運転時における基準運転状態での熱コンダクタンスAKe1と診断時における基準運転状態での熱コンダクタンスAKe2との比較に基づいて、フィルター目詰まりの判断を行うようにしたので、室内ユニットBにおける風量を例えば利用者が任意に設定してしまったとしても、空気調和装置の診断において、室内熱交換器フィルター25の目詰まり状態を判断することができる。
実施の形態2.
図5は実施の形態2に係る冷媒漏洩判断を行うフローチャートを表す図である。空気調和装置の構成、診断に必要な熱コンダクタンスAKe等の演算手順については、基本的には実施の形態1で説明したことと同様であるため、説明を省略する。本実施の形態においては、判断手段10Gは第2の判断手段としての役割も有し、室内熱交換器フィルター25の目詰まりの判断だけでなく、例えば空気調和装置の配管から冷媒が漏洩しているかどうかの判断も行うものとする。
ステップ31では、記憶手段10Hのメモリー1から試運転の際に得られたAKe1及びSC1のデータを取り出す。また、ステップ32では記憶手段10Hのメモリー2からAKe2及びSC2のデータを取り出す。
ステップ33で、判断手段10GがAKe1とAKe2とを比較した結果、AKe1>AKe2+αとなる場合には室内熱交換器フィルター25の目詰まりと判断する。室内熱交換器フィルター25の目詰まりにより、室内熱交換器20に供給される風量が低下すると、冷房(冷凍)能力、Pd,Psが変化し、後述する過冷却度の検知精度にも影響を及ぼす。そのため、室内熱交換器フィルター25が目詰まりしていると判断すると、冷媒漏洩の判断を行う前段階として、ステップ34にて、伝送線X1、室内ユニットコントローラー23及び伝送線X2を介して、警告の旨の信号を送信し、リモコン24に室内熱交換器フィルター25の目詰まりであることを示す異常表示、自動清掃装置が設けられている場合には、自動清掃装置に清掃を行わせる等、室内熱交換器フィルター25の清掃処理を行わせる。
冷媒が漏洩することで例えば圧力損失が大きくなり、室外熱交換器3において過冷却度が小さくなってくる。そこで、ステップ35で、SC1とSC2とを比較した結果、SC1>SC2+βとなる場合には冷媒が漏洩しているものと判断する。ここで、βは冷媒漏洩のために小さくなる室外熱交換器過冷却度SCに対して、許容できる室外熱交換器過冷却度SCのマージンを表す値であり、許容できる冷媒量の低下に基づいて予め定めておく。一方、SC1>SC2+βでない場合(SC1≦SC2+βの場合)には、冷媒漏洩はないものと判断して空気調和装置の診断処理を終了する。
冷媒の漏洩と判断すると、ステップ36にて、伝送線X1、室内ユニットコントローラー23及び伝送線X2を介して、警告の旨の信号を送信し、リモコン24に冷媒漏洩であることを示す異常表示を行わせる。
図6は実施の形態2に係る他の冷媒漏洩判断を行うフローチャートを表す図である。図6に示す冷媒漏洩の判断においては、室外熱交換器過冷却度SCの代わりに、図3のステップ5において演算した、圧縮機1における圧縮機吐出過熱度TdSHを用いて冷媒漏洩判断を行う。そのため、ステップ31Aでは、記憶手段9Aのメモリー1から試運転の際に得られたAKe1及びTdSH1のデータを取り出す。また、ステップ32Aでは記憶手段9Aのメモリー2からAKe2及びTdSH2のデータを取り出す。
冷媒が漏洩することで例えば圧力損失が大きくなり、圧縮機1においても吐出過熱度TdSHが小さくなってくる。そこで、ステップ35Aで、TdSH1とTdSH2とを比較した結果、TdSH1+γ<TdSH2となる場合には冷媒が漏洩しているものと判断する。ここで、γは冷媒漏洩のために大きくなる吐出過熱度TdSHに対して、許容できる圧縮機吐出過熱度TdSHのマージンを表す値であり、許容できる冷媒量の低下に基づいて予め定めておく。
以上のように、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置では、室外ユニットコントローラー9が、例えば試運転時における基準運転状態での室外熱交換器過冷却度SC1又は圧縮機吐出過熱度TdSH1と診断時における基準運転状態での室外熱交換器過冷却度SC2又は圧縮機吐出過熱度TdSH2との比較に基づいて、冷媒漏洩判断を行うようにしたので、室内ユニットBにおける風量を例えば利用者が任意に設定してしまったとしても、冷媒漏洩を判断し、空気調和装置の診断を行うことができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、室外ユニットコントローラー9に診断装置10を設けて、空気調和装置の診断を行うようにしたが、温度、圧力等の検出による信号を受診できれば、これに限定するものではなく、診断装置10を設ける位置を変更してもよい。例えば室内ユニットコントローラー23に設けて行うようにしてもよいし、空気調和装置外の演算装置等において演算、判断を行うようにしてもよい。また、冷媒漏洩の判断を室外ユニットコントローラー9の処理において行い、例えば、室内熱交換器フィルター25の目詰まり判断を室内ユニットコントローラー23の処理において行うようにしてもよい。このように、装置、ユニットの設置態様等に応じた設置を行うことができる。
実施の形態4.
上述の実施の形態では、冷媒と空気との間の熱交換に関して記載したが、これに限定するものではない。例えば、水等、他の熱交換媒体との間で熱交換を行う場合にも適用することができる。また、上述の実施の形態においては熱コンダクタンスに基づいて、目詰まり、冷媒漏洩の判断を例にしたが、熱コンダクタンスにより室内熱交換器20における熱交換状態がわかるので、熱コンダクタンスに基づく他の異常箇所を判断による空気調和装置の診断を行うこともできる。
上述した実施の形態では、圧縮機が容量可変のものであるとして説明した。本発明は以上のように汎用性の高い空気調和装置であるから、圧縮機が一定速度機の場合でも広く利用することができる。また、冷凍サイクル装置の代表例として空気調和装置を挙げて説明したが、空気調和装置だけでなく、冷媒回路を用いて同様の理論により冷凍、加熱等を行うことができる、冷凍装置、暖房装置等にも適用することができる。本発明は、室内側熱交換器における熱交換の状態を判断等することができるため、例えば冷凍装置に適用すれば霜付の状態を判断し、装置の診断をすることもできる。
本発明に係る空気調和装置の実施の形態1の冷媒回路図。 診断装置10を表す図。 実施の形態1における熱コンダクタンス推定のフローチャート。 実施の形態1におけるフィルター目詰まり判断のフローチャート。 実施の形態2における冷媒漏洩判断のフローチャート。 実施の形態2における他の冷媒漏洩判断のフローチャート。
符号の説明
A 室外ユニット(熱源側ユニット)、B 室内ユニット(利用側ユニット)、1 圧縮機、2 四方弁、3 室外熱交換器(熱源側熱交換器)、4 過冷却熱交換器、5 室外絞り機構、6 バイパス管、7 アキュームレータ、8 可変速度室外ファン、9 室外機コントローラー、20 室内熱交換器(利用側熱交換器)、21 室内絞り手段、22 室内ファン、23 室内機コントローラー、24 リモコン、25 室内熱交換器フィルター、31 圧縮機吐出冷媒温度検出手段、32 室外熱交換器気液二相部冷媒温度検出手段、33 室外熱交換器液部冷媒温度検出手段、34 室内冷媒液温度検出手段、35 室内冷媒ガス温度検出手段、36 室内機空気吸込温度、40 圧縮機吐出冷媒圧力検出手段、41 圧縮機吸入冷媒圧力検出手段、10 診断装置、10A 循環量演算手段、10B 過冷却度演算手段、10C 過熱度演算手段、10D 吐出過熱度演算手段、10E 冷凍能力演算手段、10F 熱コンダクタンス演算手段、10G 判断手段、10H 記憶手段、P1 ガス配管、P2 液配管、P3 バイパス管、X1 室内外伝送線、X2 室内伝送線。

Claims (7)

  1. 圧縮機及び熱源側熱交換器を備える熱源側ユニットと、膨張弁及び利用側熱交換器を備える利用側ユニットとを配管接続して冷媒回路を構成する冷凍サイクル装置における診断装置であって、
    前記圧縮機の運転周波数並びに圧力検出手段により検出された前記圧縮機の吐出側における圧力及び吸引側における圧力に基づいて冷媒循環量を演算する循環量演算手段と、
    該冷媒循環量並びに前記利用側熱交換器に流入及び流出する冷媒のエンタルピーに基づいて冷凍能力を演算する冷凍能力演算手段と、
    該冷凍能力並びに温度検出手段により検出された前記利用側熱交換器に流入する冷媒の温度及び前記利用側熱交換器において前記冷媒との熱交換が行われる熱交換媒体の温度に基づいて、前記利用側熱交換器における熱コンダクタンスを推定演算する熱コンダクタンス演算手段と、
    予め定めた運転状態で検出した温度及び圧力に基づいて前記熱コンダクタンス演算手段が推定演算し、データとして記憶手段に記憶した基準の熱コンダクタンスと、診断時において前記運転状態により検出した温度及び圧力に基づいて前記熱コンダクタンス演算手段が推定演算した熱コンダクタンスとを比較する第1の判断手段と
    を備えることを特徴とする冷凍サイクル装置の診断装置。
  2. 前記第1の判断手段は、基準の熱コンダクタンスのデータと診断時における熱コンダクタンスのデータとの比較に基づいて、さらに前記利用側熱交換器に設けたフィルターの目詰まりについて判断を行うことを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置の診断装置。
  3. 温度検出手段により検出された熱源側熱交換器を通過する冷媒の二相状態の温度及び熱源側熱交換器を通過した冷媒の温度に基づいて、熱源側熱交換器における冷媒の過冷却度を演算する過冷却度演算手段と、
    前記第1の判断手段が前記フィルターの目詰まりが許容範囲であると判断すると、予め定めた運転状態により検出した温度に基づいて過冷却度演算手段が推定演算して記憶手段に記憶した、基準の熱源側熱交換器における冷媒の過冷却度のデータと診断時における過冷却度のデータとを比較して、冷媒の漏洩を判断する第2の判断手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の冷凍サイクル装置の診断装置。
  4. 温度検出手段により検出された前記圧縮機の吐出側における冷媒の温度及び熱源側熱交換器を通過する冷媒の二相状態の温度に基づいて、圧縮機における冷媒の過熱度を演算する過熱度演算手段を備え、
    前記第1の判断手段が前記フィルターの目詰まりが許容範囲であると判断すると、予め定めた運転状態により検出した温度に基づいて過熱度演算手段が推定演算して記憶手段に記憶した、基準の圧縮機における冷媒の過熱度のデータと診断時における過熱度のデータとを比較して、冷媒の漏洩を判断する第3の判断手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の冷凍サイクル装置の診断装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の診断装置を有することを特徴とする冷凍サイクル装置の熱源側ユニット。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の診断装置を有することを特徴とする冷凍サイクル装置の利用側ユニット。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載の診断装置を有することを特徴とする冷凍サイクル装置。
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