JP2007239115A - 繊維成型材の製造装置および繊維成型材 - Google Patents
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Abstract
【課題】立体的繊維層による特有の耐久性能、屈曲性能、通気性能、防音特性を保持すると共に、クッション材の部分的な密度や硬度を自在に調節できる繊維成型材の製造装置および繊維成型材を提供する。
【解決手段】本発明の繊維成型材の製造装置1は、カード機2より送り込まれたカードウエブを規則的に縦方向に折り畳み、立体的繊維層を形成するフォーミング装置10と、カード機3から搬送されたカードウエブを幅方向に往復移動させるクロスレイヤー20と、該クロスレイヤー20から繰り出されるカードウエブをジグザグ状に折り重ねて積層シートを形成し、該積層シートを立体的繊維層の上面に搬送させるフロアコンベア23と、前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートを懸架するローラ4と、該ローラ4から繰り出された繊維シートを立体的繊維層の下面に搬送する搬送コンベア30とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の繊維成型材の製造装置1は、カード機2より送り込まれたカードウエブを規則的に縦方向に折り畳み、立体的繊維層を形成するフォーミング装置10と、カード機3から搬送されたカードウエブを幅方向に往復移動させるクロスレイヤー20と、該クロスレイヤー20から繰り出されるカードウエブをジグザグ状に折り重ねて積層シートを形成し、該積層シートを立体的繊維層の上面に搬送させるフロアコンベア23と、前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートを懸架するローラ4と、該ローラ4から繰り出された繊維シートを立体的繊維層の下面に搬送する搬送コンベア30とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、特有の耐久性能、屈曲性能、通気性能、防音特性を有すると共に、クッション材の部分的な密度や硬度を自在に調節できる繊維成型材の製造装置および繊維成型材に関する。
従来、種々のタイプの繊維成型材が提案されており、そのような中で、腰が強くてへたりにくく、また経時変化が少なく耐久性に優れた繊維製クッション材を製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。上掲特許文献1記載の繊維製クッション材の製造方法は、高融点繊維と、この高融点繊維より融点に低い低融点繊維とを、高融点繊維:低融点繊維の重量比が90:10〜50:50となるように混合して繊維ウエブを形成し、この繊維ウエブを所定の間隔を隔てて対向配置した垂直方向の一対のコンベア間に連続的に供給してクッション材の厚み方向に対して直交するように積層し、これを前記両繊維の融点間の温度に加熱して低融点繊維を溶融せしめることにより前記高融点繊維間、及び前記両繊維ウエブの層間を熱融着して安定化することを特徴としている。
特公平7−115436号公報(第1−2頁、図1)
しかしながら、上記方法において製造されるものを含め繊維製クッション材においては、クッション材の密度を部分的に調節することができず、全体が同一の硬さに形成されるために使用勝手やフィット性の向上は得られなかった。
そこで本発明の目的は、立体的繊維層による特有の耐久性能、屈曲性能、通気性能、防音特性を保持すると共に、クッション材の部分的な密度や硬度を自在に調節できる繊維成型材の製造装置および繊維成型材を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の繊維成型材の製造装置は、カード機より送り込まれたカードウエブを規則的に縦方向に折り畳み、立体的繊維層を形成するフォーミング装置と、
カード機から搬送されたカードウエブを幅方向に往復移動させるクロスレイヤーと、
該クロスレイヤーから繰り出されるカードウエブをジグザグ状に折り重ねて積層シートを形成し、該積層シートを立体的繊維層の上面に搬送させるフロアコンベアと、
前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートを懸架するローラと、
該ローラから繰り出された繊維シートを立体的繊維層の下面に搬送する搬送コンベアと
を備えることを特徴とする。
カード機から搬送されたカードウエブを幅方向に往復移動させるクロスレイヤーと、
該クロスレイヤーから繰り出されるカードウエブをジグザグ状に折り重ねて積層シートを形成し、該積層シートを立体的繊維層の上面に搬送させるフロアコンベアと、
前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートを懸架するローラと、
該ローラから繰り出された繊維シートを立体的繊維層の下面に搬送する搬送コンベアと
を備えることを特徴とする。
本発明の繊維成型材の製造装置の好適実施形態としては、前記繊維シートを繰り出すローラに代え、前記積層シートを連続製出供給する積層シート製造装置を設置した製造装置、前記フォーミング装置へカードウエブを送り込むカード機を、ウエブ形状が異なる2プライウエブを製出可能なるダブルドファタイプとした製造装置および前記立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートを加熱および圧着させる加熱処理機を備えた製造装置を挙げることができる。
本発明の繊維成型材は、上記のいずれかの製造装置により製造される、立体的繊維層と、該立体的繊維層の上面に配設される積層シートと、前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートとで形成されるものである。また、前記立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートの少なくとも1層の組成中に、構成する他の短繊維より溶融点の低い接着繊維を3〜50%重量の範囲で混入させてもよく、前記立体的繊維層、積層シートおよび繊維シート夫々に混入する接着繊維の混入比率を変えてもよい。さらに、立体的繊維層の下面に、前記繊維シートに代えて積層シートを配設させることができる。さらにまた、前記繊維成型材は、加熱処理機により一定の厚さ幅の一体化されたマット状に成型することができる。
本発明の繊維成型材の製造装置によれば、クロスレイヤーの振り幅およびフロアコンベアの搬送速度を調節することで、積層シートの密度や硬度を部分的に調節できる。
また、カード機を、ウエブ形状が異なる2プライウエブを製出可能なるダブルドファタイプとすることで、短繊維がランダム配置のウエブと、長手方向にパラレル配置のウエブを同時に製出し、これらを重ねた状態で同時に規則的に一定厚さを連続して折り込むことにより、通気性や吸音性能、また強度向上に寄与する立体的繊維層を構成することができる。
本発明の繊維成型材によれば、立体的繊維層の上面に積層シートを、下面に繊維シートを配設させ、連続加熱処理されて一体化成型されるため、規則的に折り込まれた立体的繊維層の乖離防止機能による強靭なマットを得ることができる。また、前記立体的繊維層の下面に、繊維シートに代えて積層シートを配設させることで、立体的繊維層の下面においても部分的な密度や硬度を自在に調節できる。さらに、繊維成型材を加熱処理機により一定の厚さと幅のマット状とすることにより、通気性が高く、優れた強度を発揮することができるクッション材を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図示する本発明の一実施の形態に係る製造装置1は、カード機2から搬送されたカードウエブW1を規則的に縦方向に折り畳み、立体的繊維層aを形成するフォーミング装置10と、カード機3から搬送されたカードウエブW2を幅方向に往復移動させるクロスレイヤー20と、クロスレイヤー20から繰り出されるウエブW2をジグザグ状に折り重ねて積層シートbを形成し、かかる積層シートbを立体的繊維層aの上面に搬送させるフロアコンベア23と、立体的繊維層aの下面に配設される、繊維シートcを懸架するローラ4と、ローラ4から繰り出された繊維シートcを立体的繊維層aの下面に搬送する搬送コンベア30とを備える。
図示する本発明の一実施の形態に係る製造装置1は、カード機2から搬送されたカードウエブW1を規則的に縦方向に折り畳み、立体的繊維層aを形成するフォーミング装置10と、カード機3から搬送されたカードウエブW2を幅方向に往復移動させるクロスレイヤー20と、クロスレイヤー20から繰り出されるウエブW2をジグザグ状に折り重ねて積層シートbを形成し、かかる積層シートbを立体的繊維層aの上面に搬送させるフロアコンベア23と、立体的繊維層aの下面に配設される、繊維シートcを懸架するローラ4と、ローラ4から繰り出された繊維シートcを立体的繊維層aの下面に搬送する搬送コンベア30とを備える。
フォーミング装置10は立体的繊維層aを製造するもので、カード機2から送られたウエブW1を規則的に縦方向に折り畳むギア部11と、ギア部11を回転駆動させるモータ(図示せず)により形成されている。カード機2から送られたウエブW1をフォーミング装置10にて規則的に縦方向に折り畳むことにより、任意の立体的厚さ、例えば、20〜100mmの立体的繊維層aを形成することができる。
立体的繊維層aは、単繊維が平面に対し略立体的に配列している繊維集合体からなる。立体的繊維層aは、単繊維が略立体的に配列されていることで、構造的にへたりにくく、上面から下面への空気、液体、音などの透過性が良好となり、通気性および吸音性の向上効果に付与する。
クロスレイヤー20は、所定の間隔を隔ててパラレル状態に配列された一対のコンベア21により、上昇コンベア22を介してカード機3から搬送されたウエブW2を、挟んだ状態で連続的に幅方向に往復移動させるものである。また、クロスレイヤー20においては、その往復移動の幅を変更することで、ウエブW2の積層状態を部分的に調節することが可能となる。例えば、図2に示すように、コンベア21の往復移動幅を通常幅Dから小幅dに変更させた場合、小幅d部分においては肉厚状の積層シートb1が形成される。
フロアコンベア23は、クロスレイヤー20から繰り出されるウエブW2をジグザグ状に折り重ねて積層シートbを形成し、かかる積層シートbを一定速度で立体的繊維層aの上面に搬送させるものである。この際、図3に示すように、フロアコンベア23の搬送速度を高めることで、積層シートbの積層状態が疎になり(B部分)、フロアコンベア23の搬送速度を低くすると、積層シートbの積層状態が密になる(A部分)。そのため、積層シートbの積層密度や硬度を自在に調節することができる。
カード機2の下方には、ローラ4が配設されている。かかるローラ4には、通気性良好なる不織布等からなる繊維シートcが懸架されている。またローラ4の前方には、ローラ4に懸架されている繊維シートcを、立体的繊維層aの下面に搬送する搬送コンベア30が配設されている。
加熱処理機40は、立体的繊維層aと、立体的繊維層aの上面に配列された積層シートb、および下面に配列された平面的繊維シートcを加熱および圧着させるものである。加熱処理機40の加熱処理の手段としては、熱水スチームや高圧スチーム等の湿熱タイプ、また各種熱源による乾熱タイプ等の公知の設備が使用できる。
本発明の繊維成型材の製造装置の他の好適例として、繊維シートcを繰り出すローラ4に代え、積層シートを連続製出供給する積層シート製造装置(図示せず)を設置することが好ましい。かかる積層シート製造装置は、上述と同様のカードウエブをジグザグ状に折り重ねて形成するクロスレイヤーとフロアコンベアからなる。
また、本発明の繊維成型材の製造装置の他の好適例として、図4に示すように、カード機2を、短繊維配列構造が異なる少なくとも2種類のカードウエブを製出させるダブルドファーカード機2´とすることが好ましい。ダブルドファーカード機2´は、ロール5の先方に一対のドファー6、7を上下位置に配列させることにより形成されており、短繊維がランダム配置のウエブW´と、長手方向にパラレル配置のウエブW”を同時に製出することができる。これらのウエブを重ねた状態でフォーミング装置10に送り込み、フォーミング装置10にて同時に規則的に一定厚さを連続して折り畳むことにより、図6に示す立体的繊維層a´を構成することができる。ランダム配置のウエブW´はほぼ均一のボリュームであることから、通気性や吸音性能の向上に、またパラレル配置のウエブW”は立体方向の強度の向上に寄与する。この結果、単一の立体的繊維層のみでも複数の性能向上が図られることとなる。
次に、上述の製造装置により形成される繊維成型材の詳細を説明する。
図5に示す繊維成型材50は、立体的繊維層aと、立体的繊維層aの上面に配設される積層シートbと、立体的繊維層aの下面に配設される繊維シートcとで形成されており、それらを加熱処理機40にて加熱および圧着することにより形成される。
図5に示す繊維成型材50は、立体的繊維層aと、立体的繊維層aの上面に配設される積層シートbと、立体的繊維層aの下面に配設される繊維シートcとで形成されており、それらを加熱処理機40にて加熱および圧着することにより形成される。
立体的繊維層aは、単繊維が平面に対し略立体的に配列している繊維集合体からなる。立体的繊維層aは、単繊維が略立体的に配列されていることで、構造的にへたりにくく、上面から下面への空気、液体、音などの透過性が良好となり、通気性および吸音性の向上効果に付与する。
積層シートbは、クロスレイヤー20の往復移動およびフロアコンベア23の移動にてウエブW2をジグザグ状に折り重ねて形成され、往復移動の幅を変更、またフロアコンベア23の移動速度を変更することで、厚さ、密度、硬度等を自在に変更することができる。
繊維シートcは、ローラ4に懸架されており、好ましくは50〜200g/m2程度の樹脂綿タイプの通気性良好なる不織布で、所望の最適な結果が得られる。通気性のある不織布であれば、熱風循環タイプ加熱処理機での熱風通過が容易であり、本発明の厚みを有するマットの加熱処理による一体化に好適である。50g/m2以下の繊維シートとすればサーマルボンディング不織布が有効であり、概80g/m2以上の繊維シートであれば、積層シート製造装置のインラインにより製造される、後述詳細の図7に示す積層シートb´が効率的である。
立体的繊維層a、積層シートb、繊維シートcを夫々構成する単繊維からなる原料組成は、単繊維と、単繊維同士を相互に接着させる接着繊維とからなる。この単繊維は、ポリエステル、ポリアミド、アクリル、ポリプロピレンなどの合成繊維が好ましく、より好ましくはポリエステル繊維を使用する。用途に応じ、羊毛などの天然繊維を使用することもできる。
また、単繊維同士を相互に接着させる接着繊維は、形状安定性の良好な芯鞘構造が好ましい。なお、近年開発されたポリ乳酸組成の接着繊維も、羊毛繊維原料との組み合わせにより環境負荷に配慮したマット製造に有効である。
繊維成型材50は、それらの立体的繊維層a、積層シートb、繊維シートcを加熱処理機40にて加熱および圧着することにより形成される。加熱処理機40にて加熱および圧着された立体的繊維層a、積層シートb、繊維シートcは任意のサイズに裁断され、特有の耐久性能、屈曲性能、通気性能、防音特性を保持すると共に、部分的な密度や硬度を自在に調節できる繊維成型材50が得られる。さらに、繊維成型材50を加熱処理機40により一定の厚さと幅の一体化されたマット状とすることにより、通気性が高く、優れた強度を発揮することができるクッション材を実現できる。
また、図6においては、ダブルドファーカード機2´にて形成された立体的繊維層a´からなる繊維成型材50を示す。立体的繊維層a´を短繊維配列構造が異なる少なくとも2種類のカードウエブにて形成することで、ランダム配置のウエブW´はほぼ均一のボリュームであることから、通気性や吸音性能の向上に、またパラレル配置のウエブW”は立体方向の強度の向上に寄与する。
本発明の繊維成型材の他の好適例として、図7に示すように、繊維成型材50において、立体的繊維層aの下面に、繊維シートcに代えて積層シートb´を配設させた。かかる積層シートb´は、クロスレイヤーの往復移動およびフロアコンベアからなる積層シート製造装置にてウエブをジグザグ状に折り重ねて形成される。積層シートb´を立体的繊維層aの下面に配設させることで、厚さ、密度、硬度等の異なる繊維成型材50を得ることができる。
また、本発明の繊維成型材の他の好適例として、立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートに、構成する他の短繊維より溶融点の低い接着繊維を3〜50%の範囲で混入させることが好ましい。溶融点の低い接着繊維としてはユニチカ(株)のメルティ(登録商標)、東レ(株)のサフメット(登録商標)等のポリエステル系バインダー繊維やポリプロピレン製などの接着繊維を使用することができる。また、接着繊維でも繊維断面が二重構造で、外周の鞘部が芯より融点が10〜20℃低い成分となっている、いわゆる芯鞘型繊維が望ましく、鞘部が他繊維と融着接合しても芯部繊維が残存して構造体を維持するために立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートの構成が強力となる。そのため、短繊維より溶融点の低い接着繊維を混入することで、加熱処理後、製品全体に凹凸形状が現れて斬新的な風合いを醸し出すことができる。
さらに、本発明の繊維成型材の他の好適例として、立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートに混入する接着繊維の混入比率を変えることが好ましい。混入比率としては、例えば、繊維成型材の構造成分中においては、短繊維同士の接着結合であれば少なくとも3重量%、好ましくは10〜30重量%であるが、構造体での部位、即ち上面又は下面の積層シートにおいては、強度を必要とすれば10〜30重量%を、中層の立体繊維層にあっては耐圧性能、保形性、高密度を所望すれば30〜40重量%の混入率が好適である。50重量%以上の混入は、加熱時の熱風通過による過剰反応により繊維構造体を維持することが困難であり現実的ではない。前述の実施例示での結果として、立体的繊維層を構成する各層の接着繊維の混入比率が加減できることにより、屈曲性能、通気・透水性能、防音・遮音性能等の機能を特化できる効果が得られる。
1 製造装置
2 カード機
2´ダブルドファーカード機
3 カード機
4 ローラ
5 ロール
6 ドファー
7 ドファー
10 フォーミング装置
11 ギア部
20 クロスレイヤー
21 コンベア
22 上昇コンベア
23 フロアコンベア
30 搬送コンベア
40 加熱処理機
50 繊維成型材
a 立体的繊維層
b 積層シート
b´ 積層シート
c 繊維シート
2 カード機
2´ダブルドファーカード機
3 カード機
4 ローラ
5 ロール
6 ドファー
7 ドファー
10 フォーミング装置
11 ギア部
20 クロスレイヤー
21 コンベア
22 上昇コンベア
23 フロアコンベア
30 搬送コンベア
40 加熱処理機
50 繊維成型材
a 立体的繊維層
b 積層シート
b´ 積層シート
c 繊維シート
Claims (9)
- カード機より送り込まれたカードウエブを規則的に縦方向に折り畳み、立体的繊維層を形成するフォーミング装置と、
カード機から搬送されたカードウエブを幅方向に往復移動させるクロスレイヤーと、
該クロスレイヤーから繰り出されるカードウエブをジグザグ状に折り重ねて積層シートを形成し、該積層シートを立体的繊維層の上面に搬送させるフロアコンベアと、
前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートを懸架するローラと、
該ローラから繰り出された繊維シートを立体的繊維層の下面に搬送する搬送コンベアと
を備えることを特徴とする繊維成型材の製造装置。 - 前記繊維シートを繰り出すローラに代え、前記積層シートを連続製出供給する積層シート製造装置を設置した請求項1記載の繊維成型材の製造装置。
- 前記フォーミング装置へカードウエブを送り込むカード機を、ウエブ形状が異なる2プライウエブを製出可能なるダブルドファタイプとした請求項1または2記載の繊維成型材の製造装置。
- 前記立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートを加熱および圧着させる加熱処理機を備えた請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の繊維成型材の製造装置。
- 請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の製造装置により製造される、立体的繊維層と、該立体的繊維層の上面に配設される積層シートと、前記立体的繊維層の下面に配設される繊維シートとで形成される繊維成型材。
- 前記立体的繊維層、積層シートおよび繊維シートの少なくとも1層の組成中に、構成する他の短繊維より溶融点の低い接着繊維を3〜50%重量の範囲で混入させた請求項5記載の繊維成型材。
- 前記立体的繊維層、積層シートおよび繊維シート夫々に混入する接着繊維の混入比率を変えた請求項6記載の繊維成型材。
- 立体的繊維層の下面に、前記繊維シートに代えて積層シートを配設させた請求項5乃至7のうちいずれか一項記載の繊維成型材。
- 前記繊維成型材は、加熱処理機により一定の厚さ幅の一体化されたマット状に成型される請求項5乃至8のうちいずれか一項記載の繊維成型材。
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JP2006060530A JP2007239115A (ja) | 2006-03-07 | 2006-03-07 | 繊維成型材の製造装置および繊維成型材 |
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- 2006-03-07 JP JP2006060530A patent/JP2007239115A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20090512 |