JP2007236165A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007236165A
JP2007236165A JP2006057929A JP2006057929A JP2007236165A JP 2007236165 A JP2007236165 A JP 2007236165A JP 2006057929 A JP2006057929 A JP 2006057929A JP 2006057929 A JP2006057929 A JP 2006057929A JP 2007236165 A JP2007236165 A JP 2007236165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brushless motor
temperature
terminals
rotor
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006057929A
Other languages
English (en)
Inventor
Kota Ichikawa
幸太 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2006057929A priority Critical patent/JP2007236165A/ja
Publication of JP2007236165A publication Critical patent/JP2007236165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

【課題】温度センサの数を少なくすることができるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】ブラシレスモータは、3相の励磁コイルが設けられたステータと、ステータに対して回転可能に支持されたロータと、各相の励磁コイルと電気的に接続される3つのターミナル16u,16v,16wが設けられた回路基板13とを備え、各相の励磁コイルに対応した駆動電流を、ターミナル16u,16v,16wを介して励磁コイルにそれぞれ供給してロータを回転駆動する。ターミナル16u,16v,16wは、ロータの回転軸9中心の所定の角度の領域A1において周方向に並んで配設される。温度センサ21a,21bは、周方向の中央のターミナル16vと周方向の両端のターミナル16u,16wとの各間にそれぞれ設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明はブラシレスモータに係り、例えば、車両用空調装置の送風機用モータとして使用されるブラシレスモータに関するものである。
従来、車両用空調装置の送風機用モータ等として使用されるブラシレスモータとしては、3相の励磁コイルが設けられたステータと、ステータに対して回転可能に支持されたロータとを備えたものがある。このようなブラシレスモータでは、各相の励磁コイルに対応した駆動電流を、励磁コイルにそれぞれ供給してロータを回転駆動するようになっている。
ところで、上記のようなブラシレスモータでは、長期の使用や過負荷等の種々の要因により励磁コイルが加熱する場合があるため、このような場合にその温度を温度センサにて直接又は間接的に検出し例えば駆動電流の供給を停止してブラシレスモータ(励磁コイル)を保護するといったものがある。例えば、特許文献1では、励磁コイルの中性点の近傍に温度センサを配置し、その温度センサにて温度の異常を検出するようにしている。このブラシレスモータでは、各相の励磁コイルが接続される中性点近傍の温度を1つの温度センサにて検出することでブラシレスモータ(各相の励磁コイル)の保護が図られている。
特開平11−234964号公報
しかしながら、中性点のないデルタ結線が採用されたブラシレスモータ等において、各相の励磁コイルの内のいずれか1相の温度が高温となった場合の温度の異常を検出するためには、各相の励磁コイル又は各相の励磁コイルに接続される導体に対してそれぞれ(即ち3つの)温度センサを設ける必要があった。このことは、部品点数の増加や組み付け工数の増加を招くといった原因となり、ひいてはブラシレスモータを高価としてしまう原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、温度センサの数を少なくすることができるブラシレスモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、3相の励磁コイルが設けられたステータと、前記ステータに対して回転可能に支持されたロータと、前記ステータに対して固定され、各相の前記励磁コイルと電気的に接続される3つの接続導体が設けられた回路基板とを備え、各相の前記励磁コイルに対応した駆動電流を、前記接続導体を介して前記励磁コイルにそれぞれ供給して前記ロータを回転駆動するブラシレスモータであって、少なくとも2つの前記接続導体同士の間に、それら少なくとも2つの接続導体の温度を検出するための温度センサを備えた。
同構成によれば、1つの温度センサによって少なくとも2つの接続導体の温度が検出されるため、各接続導体に対してそれぞれ温度センサを設けなくても、3つの接続導体の内の少なくとも1つの温度が高温となった場合等の温度の異常を検出することができる。即ち、各相の励磁コイルに対応した(電気的に接続された)各接続導体に対してそれぞれ温度センサを設ける場合(温度センサを3つ設ける場合)に比べて、温度センサの数を少なくすることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記接続導体は、前記ロータの回転軸中心の所定の角度の領域において周方向に並んで配設されるものであって、前記温度センサは、周方向の中央の前記接続導体と周方向の両端の前記接続導体との各間にそれぞれ設けられた。
同構成によれば、接続導体は、ロータの回転軸中心の所定の角度の領域において周方向に並んで配設されるものであるため、例えば周方向に並んでいないものに比べて、その構成等が単純となる。詳しくは、接続導体が周方向に並んでいないものでは、例えば、3つの接続導体を異なる形状(品番を複数)とする必要性が生じたり、3つの接続導体の配置作業(自動組み付け)が煩雑となるといった虞があるが、上記構成では、3つの接続導体を容易に同じ形状(品番を1つ)としたり、3つの接続導体の配置作業(自動組み付け)が容易となる。そして、温度センサは、周方向の中央の接続導体と周方向の両端の接続導体との各間にそれぞれ設けられ、全体で2つとなるため、各接続導体に対してそれぞれ温度センサを設ける場合(温度センサを3つ設ける場合)に比べて、温度センサの数を少なくすることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、2つの前記温度センサが検出した各温度に対応したデータ値の和と、予め設定された異常温度データ値とを比較して、前記データ値の和が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定する判定回路部を備えた。
同構成によれば、判定回路部によって、2つの温度センサが検出した各温度に対応したデータ値の和と予め設定された異常温度データ値とが比較されて、前記データ値の和が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定される。よって、簡単な回路構成で異常を判定することができる。
本発明によれば、温度センサの数を少なくすることができるブラシレスモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1及び図2に従って説明する。
図1は、車両用空調装置の送風機用モータとして使用されるブラシレスモータを示す。モータホルダ1の上面にはステータ2が固定されている。ステータ2は、その下端面がモータホルダ1の上面と対向するように固定されるセンターピース3と、センターピース3の中央で上方に筒状に延びるように形成された円筒部3aに外嵌されるコア4と、そのコア4に導線5が巻着されて構成される3相(U相,V相,W相)の励磁コイル5u,5v,5wとを備えている。本実施の形態のコア4は、センターピース3の円筒部3aに外嵌される筒部4aと、筒部4aから放射状に延びる18個のティース4bを有するものであって、そのティース4b(ティース4b間のスロット)にインシュレータ4cを介して励磁コイル5u,5v,5wが分布巻にて巻回されている。又、コア4における筒部4aの下面と対応した部分のインシュレータ4cには、3相(U相,V相,W相)に対応した3つの給電用端子Tu,Tv,Twの上端部が圧入され、それら給電用端子Tu,Tv,Twには各相の励磁コイル5u,5v,5wが電気的に接続されている。尚、3つの給電用端子Tu,Tv,Twは、センターピース3における円筒部3a(ブラシレスモータの軸中心)を中心として40°間隔で周方向に並んで配設されている(図2参照)。
前記ステータ2にはロータ6が回転可能に支持される。ロータ6は、釣鐘状のヨーク7と、そのヨーク7の内周面に固着される6個(6極)のマグネット8と、前記ヨーク7の中心部に圧入される回転軸9とから構成される。そして、前記回転軸9は軸受10a,10bを介して前記センターピース3の円筒部3aの内側に回転可能に支持され、その回転軸9の上端部にはファン11が固定されている。又、センターピース3の円筒部3aより下方に突出する回転軸9の下端部には、円盤状のセンサマグネット12が回転軸9と一体回転可能に嵌着されている。尚、本実施の形態のセンサマグネット12は、前記マグネット8と同様に6極とされ、N極とS極とが60°毎に交互に着磁されている。
前記モータホルダ1の下面には回路基板13がネジ14で固定され、その回路基板13にはトランジスタ等の種々の素子が配設されることで、バッテリ電源を3相(U相,V相,W相)の駆動電流に変換するための励磁回路等を含む種々の回路が構成されている。
又、回路基板13には、図1及び図2に示すように前記各給電用端子Tu,Tv,Twを挿通させるための円弧状の貫通孔13aと、前記回転軸9を挿通させるための挿通孔13bとが形成されている。
又、回路基板13には、前記励磁回路の3つの出力端子と前記給電用端子Tu,Tv,Twとを電気的に接続するための接続導体としてのターミナル16u,16v,16wが配設されている。詳しくは、本実施の形態の3つのターミナル16u,16v,16wは、同じ形状(品番が1つ)とされている。そして、ターミナル16u,16v,16wは、ロータ6の回転軸9中心の所定の角度の領域A1(図2参照)において周方向に並んで配設されている。尚、所定の角度の領域A1とは、360°未満の角度の領域であって、本実施の形態では、90°以下の角度の領域に設定されている。又、言い換えると、ターミナル16u,16v,16wは、前記3つの給電用端子Tu,Tv,Twと対応して40°間隔で配設されている。そして、各ターミナル16u,16v,16wは、その径方向外側の基端部が回路基板13を上方に貫通して励磁回路の出力端子に電気的に接続(はんだ付け)され、径方向内側の先端部が前記貫通孔13aを貫通する前記給電用端子Tu,Tv,Twに電気的に接続(圧着)されている。即ち、本実施の形態のブラシレスモータでは、前記励磁回路にて生成される各相の励磁コイル5u,5v,5wに対応した駆動電流が、前記ターミナル16u,16v,16w及び給電用端子Tu,Tv,Twを介して励磁コイル5u,5v,5wにそれぞれ供給されてロータ6が回転駆動される。
又、回路基板13には、少なくとも2つのターミナル16u,16v,16w同士の間に、それら少なくとも2つのターミナル16u,16v,16wの温度を検出するための温度センサ21a,21bが配設されている。詳しくは、本実施の形態の温度センサ21a,21bは、回路基板13の下面において、周方向の中央のターミナル16vと周方向の両端のターミナル16u,16wとの各間にそれぞれ(即ち2つ)設けられている。そして、一方の温度センサ21aは、周方向の中央のターミナル16v及びその反時計回り側(図2中、反時計回り側)のターミナル16uの温度を検出可能とされ、他方の温度センサ21bは、周方向の中央のターミナル16v及びその時計回り側(図2中、時計回り側)のターミナル16wの温度を検出可能とされている。
又、回路基板13には、前記種々の回路の1つとして判定回路部が構成されている。判定回路部は、2つの温度センサ21a,21bが検出した各温度に対応したデータ値の和と、予め設定された異常温度データ値とを比較して、前記データ値の和が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定する。尚、本実施の形態の判定回路部は、前述したように異常であると判定した場合、前記励磁回路による励磁コイル5u,5v,5wへの駆動電流の供給を停止させる。よって、長期の使用や過負荷等の種々の要因により励磁コイル5u,5v,5wと電気的に接続されたターミナル16u,16v,16wの内の少なくとも1つの温度が高温となった場合、励磁コイル5u,5v,5wへの駆動電流の供給が停止されてブラシレスモータ(励磁コイル5u,5v,5w)が保護される。
又、回路基板13には、センサマグネット12の外周部の近傍位置に、センサマグネット12の回転による磁界の変化を検出してロータ6の回転角度を検出するための3つの磁気センサとしてのホール素子17u,17v,17wが備えられる。ホール素子17u,17v,17wは、前記所定の角度の領域A1(図2参照)を除く(領域A1と重ならない)領域A2に設けられている。詳しくは、本実施の形態のホール素子17u,17v,17wは、ロータ6の回転軸9を中心として前記所定の角度の領域A1と180°反対側に位置する領域A2において周方向に並んで配設されている。尚、本実施の形態のホール素子17u,17v,17wは、80°間隔で配設されている。又、各ホール素子17u,17v,17wは、センサマグネット12の回転による磁界の変化に応じた検出信号を前記励磁回路に出力することになる。そして、回路基板13は、前記モータホルダ1に取着される下部ケース18にて覆われている。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)1つの温度センサ21a,21bによって2つのターミナル16u,16v,16wの温度が検出されるため、各相に対応した各ターミナル16u,16v,16wに対してそれぞれ温度センサを設けなくても、3つのターミナル16u,16v,16wの内の少なくとも1つの温度が高温となった場合等の温度の異常を検出することができる。即ち、各相の励磁コイル5u,5v,5wに対応した(電気的に接続された)各ターミナル16u,16v,16wに対してそれぞれ温度センサを設ける場合(温度センサを3つ設ける場合)に比べて、温度センサ21a,21bの数を少なく、本実施の形態のように2つにすることができる。よって、部品点数の低減や組み付け工数の低減を図ることができ、ひいてはブラシレスモータを安価とすることができる。
(2)ターミナル16u,16v,16wは、ロータ6の回転軸9中心の所定の角度の領域A1において周方向に並んで配設されるものであるため、例えば周方向に並んでいないものに比べて、その構成等が単純となる。詳しくは、ターミナル(接続導体)が周方向に並んでいないものでは、例えば、3つのターミナル(接続導体)を異なる形状(品番を複数)とする必要性が生じたり、3つのターミナル(接続導体)の配置作業(自動組み付け)が煩雑となるといった虞がある。これに対して上記構成では、3つのターミナル16u,16v,16wを容易に同じ形状(品番を1つ)としたり、3つのターミナル16u,16v,16wの配置作業(自動組み付け)が容易となる。そして、温度センサ21a,21bは、周方向の中央のターミナル16vと周方向の両端のターミナル16u,16wとの各間にそれぞれ設けられ、全体で2つとなるため、各ターミナル16u,16v,16wに対してそれぞれ温度センサを設ける場合(温度センサを3つ設ける場合)に比べて、温度センサの数を少なくすることができる。
(3)ターミナル16u,16v,16wは、ロータ6の回転軸9中心の90°以下の角度の領域A1において周方向に並んで配設されるため、360°未満で90°より大きい角度の領域である場合に比べて、ターミナル16u,16v,16w間の(周方向の)間隔が狭くなり、温度センサ21a,21bにて温度を容易に(高精度で)検出することができる。
(4)判定回路部によって、2つの温度センサ21a,21bが検出した各温度に対応したデータ値の和と予め設定された異常温度データ値とが比較されて、前記データ値の和が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定される。よって、簡単な回路構成で異常を判定することができる。
(5)センサマグネット12の回転による磁界の変化を検出してロータ6の回転角度を検出するための3つのホール素子17u,17v,17wは、ターミナル16u,16v,16wが配設される前記所定の角度の領域A1を除く(領域A1と重ならない)領域A2に設けられる。よって、ターミナル16u,16v,16wに駆動電流が流れてその周囲に磁界が発生しても、ホール素子17u,17v,17wはターミナル16u,16v,16wで発生した磁界の影響を受け難くなる。よって、ホール素子17u,17v,17wがロータ6の回転角度を誤検出してしまうといったことが防止される。
上記実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ターミナル16u,16v,16wは、ロータ6の回転軸9中心の90°以下の角度の領域A1において周方向に並んで配設されるとしたが、これに限定されず、360°未満で90°より大きい角度の領域を所定の角度の領域としてその領域において周方向に並べて配設してもよい。例えば、ターミナル16u,16v,16wを、ロータ6の回転軸9中心の180°以下の角度の領域(所定の角度の領域)において周方向に並べて配設してもよい。このようにしても、360°未満で180°より大きい角度の領域である場合に比べて、ターミナル16u,16v,16w間の(周方向の)間隔が狭くなり、温度センサにて温度を容易に(高精度で)検出することができる。
・上記実施の形態では、ターミナル16u,16v,16wは、ロータ6の回転軸9中心の所定の角度の領域A1において周方向に並んで配設されるとしたが、これに限定されず、周方向に並ばないように配設してもよい。
例えば、回路基板13における回転軸9中心から変位した位置(周方向の一部)において、ターミナル(接続導体)を正三角形の頂点と対応した位置に配置し、温度センサを3つのターミナル(接続導体)間の中心に設けそれら3つのターミナル(接続導体)の温度を検出するためのものとしてもよい。このようにすると、温度センサは、全体で1つとなるため、各ターミナル(接続導体)に対してそれぞれ温度センサを設ける場合(温度センサを3つ設ける場合)に比べて、温度センサの数を大幅に少なくすることができる。
・上記実施の形態では、判定回路部は、2つの温度センサ21a,21bが検出した各温度に対応したデータ値の和と、予め設定された異常温度データ値とを比較して、前記データ値の和が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定するとしたが、これに限定されず、他の方法及び構成で、異常か否かを判定するようにしてもよい。例えば、2つの温度センサ21a,21bが検出した各温度に対応した各データ値と、予め設定された異常温度データ値とをそれぞれ比較して、少なくとも一方の前記データ値が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、ホール素子17u,17v,17wは、ターミナル16u,16v,16wが配設される前記所定の角度の領域A1を除く(領域A1と重ならない)領域A2に設けられるとしたが、これに限定されず、前記所定の角度の領域A1を含む(領域A1と重なる)領域に設けてもよい。尚、勿論、ホール素子17u,17v,17wが設けられる間隔(80°間隔)は、変更してもよい。
・上記実施の形態のターミナル16u,16v,16wは、励磁コイル5u,5v,5wと電気的に接続されるものであれば、他の接続導体に変更してもよい。
・上記実施の形態では、磁気センサをホール素子17u,17v,17wとしたが、これに限定されず、例えば磁気抵抗素子等をはじめ磁界の変化を検出できるその他の磁気センサに変更してもよい。
・上記実施の形態のマグネット8の極数、センサマグネット12の極数、ティース4bの数等は、他の数に変更してもよい。
・上記実施の形態では、車両用空調装置の送風機用モータとして使用されるブラシレスモータに具体化したが、勿論、他の装置用のモータとして使用されるブラシレスモータに具体化してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記温度センサは、3つの前記接続導体間の中心に設けられ、それら3つの接続導体の温度を検出するためのものであることを特徴とするブラシレスモータ。
同構成によれば、温度センサは、3つの接続導体間の中心に設けられ、それら3つの接続導体の温度を検出するためのものであり、全体で1つとなるため、各接続導体に対してそれぞれ温度センサを設ける場合(温度センサを3つ設ける場合)に比べて、温度センサの数を大幅に少なくすることができる。
(ロ)請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記所定の角度の領域は、180°以下の角度の領域であることを特徴とするブラシレスモータ。
同構成によれば、接続導体は、ロータの回転軸中心の180°以下の角度の領域において周方向に並んで配設されるため、360°未満で180°より大きい角度の領域である場合に比べて、接続導体間の間隔が狭くなり、温度センサにて温度を容易に検出することができる。
(ハ)上記(ロ)に記載のブラシレスモータにおいて、前記所定の角度の領域は、90°以下の角度の領域であることを特徴とするブラシレスモータ。
同構成によれば、接続導体は、ロータの回転軸中心の90°以下の角度の領域において周方向に並んで配設されるため、360°未満で90°より大きい角度の領域である場合に比べて、接続導体間の間隔が狭くなり、温度センサにて温度を容易に検出することができる。
(ニ)請求項2、及び上記(ロ)、(ハ)に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータには、センサマグネットが設けられ、前記回路基板には、前記センサマグネットの回転による磁界の変化を検出して前記ロータの回転角度を検出するための複数の磁気センサが前記所定の角度の領域を除く領域に設けられたことを特徴とするブラシレスモータ。
同構成によれば、センサマグネットの回転による磁界の変化を検出してロータの回転角度を検出するための複数の磁気センサが前記所定の角度の領域を除く領域に設けられるため、接続導体に駆動電流が流れてその周囲に磁界が発生しても、磁気センサは接続導体で発生した磁界の影響を受け難くなる。よって、磁気センサがロータの回転角度を誤検出してしまうといったことが防止される。
本実施の形態のブラシレスモータの断面図。 本実施の形態のブラシレスモータの下部ケースを外した状態の底面図。
符号の説明
2…ステータ、5u,5v,5w…励磁コイル、6…ロータ、9…回転軸、13…回路基板、16u,16v,16w…ターミナル(接続導体)、21a,21b…温度センサ、A1…所定の角度の領域。

Claims (3)

  1. 3相の励磁コイルが設けられたステータと、
    前記ステータに対して回転可能に支持されたロータと、
    前記ステータに対して固定され、各相の前記励磁コイルと電気的に接続される3つの接続導体が設けられた回路基板と
    を備え、各相の前記励磁コイルに対応した駆動電流を、前記接続導体を介して前記励磁コイルにそれぞれ供給して前記ロータを回転駆動するブラシレスモータであって、
    少なくとも2つの前記接続導体同士の間に、それら少なくとも2つの接続導体の温度を検出するための温度センサを備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記接続導体は、前記ロータの回転軸中心の所定の角度の領域において周方向に並んで配設されるものであって、
    前記温度センサは、周方向の中央の前記接続導体と周方向の両端の前記接続導体との各間にそれぞれ設けられたことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、
    2つの前記温度センサが検出した各温度に対応したデータ値の和と、予め設定された異常温度データ値とを比較して、前記データ値の和が前記異常温度データ値を超えた場合、異常であると判定する判定回路部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
JP2006057929A 2006-03-03 2006-03-03 ブラシレスモータ Pending JP2007236165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006057929A JP2007236165A (ja) 2006-03-03 2006-03-03 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006057929A JP2007236165A (ja) 2006-03-03 2006-03-03 ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007236165A true JP2007236165A (ja) 2007-09-13

Family

ID=38556177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006057929A Pending JP2007236165A (ja) 2006-03-03 2006-03-03 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007236165A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017093072A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 回転電機ステータ
JP2019033592A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社デンソー ブラシレスモータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017093072A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 回転電機ステータ
JP2019033592A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社デンソー ブラシレスモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7663277B2 (en) Inner-rotor-type brushless motor having built-in bus bar
US7652402B2 (en) Brushless motor
JP6847021B2 (ja) ブラシレスモータ
US20190157929A1 (en) Brushless direct current motor
US20180175694A1 (en) Electric Motor And Stator Thereof
JP2009112135A (ja) ブラシレスモータ及び冷却ファン
JP5272703B2 (ja) モールドモータ
JP4362129B2 (ja) レゾルバ
JP2019083654A (ja) 電動機およびターボ圧縮機
JP4406864B2 (ja) 電磁モータ
CN107925331B (zh) 电动机
JP2007236165A (ja) ブラシレスモータ
JPH11234964A (ja) モータの温度検知構造
JP5554997B2 (ja) ブラシレスモータのステータ及びブラシレスモータ
CN211701704U (zh) 马达
JP2006141185A (ja) 同期モータ
KR102548608B1 (ko) 모터 및 이를 포함하는 전동식 조향장치
KR102257691B1 (ko) 모터 및 이를 포함하는 전동식 조향장치
JP7210331B2 (ja) モータユニットおよびファン
KR101526072B1 (ko) 개선된 코일 접속 구조를 갖는 모터의 스테이터 어셈블리
JP2023122945A (ja) モータ
JP2023108805A (ja) モータ
JP2023121442A (ja) モータ
JP2023106063A (ja) モータ
JPH11356024A (ja) ブラシレスモータ