JP2007234670A - 半導体ウェハ、半導体チップ、半導体装置、ならびにウェハテスト方法 - Google Patents

半導体ウェハ、半導体チップ、半導体装置、ならびにウェハテスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テストパッドをスクライブ領域に設けた場合に、チップの内部回路の短絡を生じないと共に、テストパッド数を削減できる半導体ウェハおよび該半導体ウェハのウェハテスト方法を提供する。
【解決手段】半導体ウェハ20は、半導体チップ10の内部回路4A〜4Dと各テストパッド1とを接続するスイッチ回路3A〜3Dを備えている。また、スクライブ領域Sもしくは半導体チップ10内に、半導体ウェハ20の基板電位と同電位にプルアップもしくはプルダウンされた、スイッチ回路3A〜3Dをオンとするための上記基板電位と異なる電位の信号が与えられるスイッチ制御用パッド2を備えている。さらに、各テストパッド1に、各テストパッド1を挟んで互いに隣接する半導体チップ10のそれぞれのスイッチ回路3A〜3Dを接続している。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウェハ、該半導体ウェハから切り出された半導体チップ、該半導体チップを備えた半導体装置、ならびにウェハテスト方法に関するものである。
一般に、半導体集積回路(以下、単にチップとする)は、半導体ウェハ上に所定ピッチで縦横に整列配列して形成され、ウェハテスト後、チップ毎にダイシングされる。
上記ウェハテストとは、上記各チップがそれぞれ正常に動作するか否かを検査する工程であり、上記各チップ内に設けられた、ウェハテストを行うためのテストパッドにプローブ針を接触させて電気信号を入出力することにより電気的特性の検査を行う。これにより、上記各チップのうち、良品と不良品とが選定され、良品のみがダイシング後取り出され、フレームまたは基板上に接着され、ワイヤボンディング等の処理が行われてパッケージ封止される(以下、上記チップの取り出しから上記パッケージ封入までの工程をアセンブリ工程とする)。
ところで、近年、微細化技術が進み、回路規模が増大する一方である。これに伴い、テストパッド数が増加し、その結果、チップ面積の増大による深刻なコストアップを招いてしまう。従って、より実装密度を上げた半導体ウェハおよびそのウェハテスト方法が重要となる。
そこで、従来から、上記要求を満足する半導体ウェハおよびそのウェハテスト方法が考案されてきた。以下、その一例を図14を用いて説明する。
図14は、特許文献1に記載のチップ140の構成を簡略して示している。なお、図中のスクライブ領域Sは、チップ140が形成されている半導体ウェハ150上に設けられた、ダイシングを行うための切りしろであり、ダイシング幅Sdは、ダイシングされて除去される部分である。また、ワイヤボンディング用パッド(以下、単にボンディング用パッドBpとする)は、上記アセンブリ工程において使用されるパッドである。さらに、内部回路とは、チップ140内に形成されている回路である。
図示のように、チップ140では、スクライブ領域Sにテストパッド90を形成している(ボンディング用パッドBpはチップ内)。この構成により、ウェハテスト時以外は不要なテストパッド90をダイシング時に除去でき、必要なパッド(ボンディング用パッドBp)だけを残すことができるため、パッドを効率的に形成することができ、チップ面積を縮小させることができる。
特開平7−50326号公報(1995年2月21日公開) 特開2004−342725号公報(2004年12月2日公開) 特開平6−120308号公報(1994年4月28日公開) 特開2002−343839号公報(2002年11月29日公開) 特開2003−209176号公報(2003年7月25日公開)
しかしながら、上記構成では、ダイシング時にテストパッド90の配線メタル上を切断することにより配線メタルのカスが生じ、これに起因する、チップ140の内部回路と基板電位(GND)との短絡(ショート)が発生し、歩留りが低下するという問題がある。このような問題は、上記構成(テストパッドをスクライブ領域上に設ける構成)(特許文献2等)では避けられない。
また、上記構成では、チップ面積を増大させることはないが、スクライブ領域Sを増大させてしまい、半導体ウェハ150のチップ140を形成する面積を減少させてしまうという問題も生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テストパッドをスクライブ領域に設けた場合に、テストパッドの配線メタルのカスに起因するチップの内部回路の短絡を生じないと共に、テストパッド数を削減できる半導体ウェハ、該半導体ウェハから切り出された半導体チップ、該半導体チップを備えた半導体装置、ならびに上記半導体ウェハのウェハテスト方法を実現することにある。
本発明に係る半導体ウェハは、上記課題を解決するために、複数の半導体チップが縦横に整列配列して形成され、ダイシングを行うための領域であるスクライブ領域にウェハテスト用のテストパッドが設けられた半導体ウェハにおいて、上記半導体チップ内に形成された内部回路と上記テストパッドとを接続するスイッチ回路と、上記スクライブ領域もしくは上記半導体チップ内に、上記半導体ウェハの基板電位と同電位にプルアップもしくはプルダウンされた、上記スイッチ回路をオンとするための上記基板電位と異なる電位の信号が与えられるスイッチ制御用パッドとを備え、上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を接続することを特徴としている。
本発明に係る半導体ウェハでは、ウェハテスト用のテストパッドがスクライブ領域に設けられている。これにより、半導体チップのチップ面積の縮小が可能であり、製造コストを低減できる。
また、上記の構成によれば、上記半導体ウェハには、上記スイッチ回路と、上記スイッチ制御用パッドとが設けられている。上記スイッチ制御パッドは、上記スクライブ領域もしくは上記半導体チップ内に設けられている。上記スイッチ制御用パッドが上記スクライブ領域に設けられている場合、上記テストパッドと同様に半導体チップのチップ面積を大きくすることがなく、製造コストを低減できる。
また、上記スイッチ制御用パッドは、上記半導体ウェハの基板電位と同電位にプルアップもしくはプルダウンされ、上記スイッチ回路は、上記基板電位と異なる電位が上記スイッチ制御用パッドに与えられた時、オンとなる。このため、ダイシング時に、上記テストパッドおよび上記スイッチ制御用パッドが基板電位と短絡しても、上記スイッチ制御用パッドの電位が変化しないため、上記スイッチ回路がオンしない。よって、上記テストパッドを上記スクライブ領域に設ける構成でも、上記半導体チップ内の内部回路と基板電位との短絡が生じない。
また、上記スイッチ制御用パッドが上記半導体チップ内に設けられている場合は、ダイシング時に上記スイッチ制御用パッドを切り出す必要がなくなるため、上記スイッチ制御用パッドが基板電位と短絡する可能性が無く、上記テストパッドを上記スクライブ領域に設ける構成でも、上記半導体チップ内の内部回路と基板電位との短絡が全く生じない。
また、上記テストパッドに、隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路が接続されている。すなわち、隣接する半導体チップでテストパッドを共有している。これにより、テストパッド数を削減することができるという効果を奏する。換言すれば、1つのテストパッドで測定できる内部回路数を増やすことができ、テストパッドを効率的に利用することができる。
以上のことから、テストパッドをスクライブ領域に設けた場合に、テストパッドの配線メタルのカスに起因するチップの内部回路の短絡を生じないと共に、テストパッド数を削減できる半導体ウェハを実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る半導体ウェハは、上記の構成に加えて、上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続し、上記半導体チップ毎に上記スイッチ制御用パッドを複数備え、該複数のスイッチ制御用パッドをそれぞれ異なる上記スイッチ回路と接続することが好ましい。
上記の構成によれば、上記半導体ウェハは、上記テストパッドに、隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続している。これにより、上述の効果に加えて、よりテストパッド数を削減できるという効果を奏する。換言すれば、1つのテストパッドで測定できる内部回路数をより増やすことができ、よりテストパッドを効率的に利用することができるという効果を奏する。
また、上記の構成によれば、上記半導体ウェハは、上記スイッチ制御用パッドを上記半導体チップ毎に複数備え、該複数のスイッチ制御用パッドをそれぞれ異なる上記スイッチ回路と接続することにより、上記半導体チップの複数のスイッチ回路のうち、所定のスイッチ回路をオンとする。
この構成は、隣接する半導体チップの対向する辺に配置されたワイヤボンディング用パッド数が、隣接する半導体チップ同士で異なっている場合のテストパッドの共有に有効である。
詳細に説明すると、従来では、上記のような場合、隣接する半導体チップの回路パターンを180度回転して形成し、隣接する半導体チップの対向する辺に配置されたボンディング用パッドを互いに同数としてテストパッドを共有していた。
しかしながら、この場合、隣接する半導体チップの回路パターンを180度回転して形成するため、アセンブリ工程で半導体チップを取り出す時、半導体チップの方向を合わせるための工程が必要になり(例えば、半導体チップを1個おきに取り出し、半導体ウェハを回転して再度取り出す等の工夫が必要)、コストアップに繋がるという問題が生じていた。
本発明の上記構成の場合、上述の説明から明らかであるように、テストパッドに接続された複数のスイッチ回路のうち、所望のスイッチ回路のみオンさせることができるため、上記従来の構成のように、半導体チップの回路パターンを180度回転して形成する必要がなく、上記問題を生じることがないという効果を奏する。
本発明に係る半導体ウェハは、上記の構成に加えて、上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続し、上記半導体チップ毎に、複数の上記スイッチ制御用パッドと、該複数のスイッチ制御用パッドにそれぞれ与えられる上記信号の組み合わせにより、上記半導体チップの複数のスイッチ回路のうち、オンさせるスイッチ回路を選択するセレクタ回路とを備えることが好ましい。
上記の構成によれば、上記半導体ウェハは、複数の上記スイッチ制御用パッドを備え、上記セレクタ回路を備えている。該セレクタ回路は、上記半導体チップの複数のスイッチ回路のうち、オンさせるスイッチ回路を選択することができる。これにより、より多くのスイッチ回路をオンさせることができる。よって、テストパッドに、隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路をより多く接続することができる。この結果、上述の効果に加えて、よりテストパッド数を削減できるという効果を奏する。換言すれば、1つのテストパッドで測定できる内部回路数をより増やすことができ、よりテストパッドを効率的に利用することができるという効果を奏する。
また、この構成も、上述の隣接する半導体チップの対向する辺に配置されたワイヤボンディング用パッド数が、隣接する半導体チップ同士で異なっている場合のテストパッドの共有に有効であり、上記半導体チップの回路パターンを180度回転して形成することにより生じるコストアップ等の問題を生じることがないという効果を奏する。
本発明に係る半導体ウェハは、上記の構成に加えて、上記セレクタ回路および該セレクタ回路の電源供給用パッドを、上記スクライブ領域に設けることが好ましい。
上記の構成によれば、上述の効果に加えて、上記セレクタ回路および該セレクタ回路の電源供給用パッドを、上記スクライブ領域に設けるため、チップ面積を大きくすることがなく、製造コストを低減できるという効果を奏する。換言すれば、より多くの内部回路を半導体チップに内蔵することができるという効果を奏する。
本発明に係る半導体ウェハのウェハテスト方法は、上記半導体ウェハのウェハテスト方法であって、上記スイッチ制御用パッドにプローブ針を接触させて、上記半導体チップのうち、検査対象の半導体チップのスイッチ回路のみオンとし、上記テストパッドにプローブ針を接触させて、上記検査対象の半導体チップの電気的特性を測定することを特徴としている。
上記ウェハテスト方法によれば、隣接する半導体チップのうち、検査対象の半導体チップのみオンとすることができる。すなわち、検査対象の半導体チップの検査時に、他の半導体チップがオフ状態で、上記検査に影響を及ぼさない。よって、上記ウェハテスト方法によれば、テストパッドを、隣接する半導体チップで共有してテストパッド数を削減している半導体ウェハでも、所定のウェハテストを確実に行うことができ、半導体チップの信頼性を下げることがないという効果を奏する。
本発明に係る半導体チップは、上記半導体ウェハにより切断された半導体チップであることを特徴としている。また、本発明に係る半導体装置は、上記半導体チップを用いた半導体装置であることを特徴としている。
上記半導体ウェハにより切断された半導体チップは、上述のように、ダイシング後に上記半導体ウェハの基板電位との短絡が生じず、また、ウェハテストが確実に行われているため、その動作等に高い信頼性を有する半導体チップである。よって、上記本発明に係る半導体チップおよび該半導体チップを用いた半導体装置も、高い信頼性を有する半導体チップおよび半導体装置であるという効果を奏する。
本発明に係る半導体ウェハは、半導体チップ内に形成された内部回路とスクライブ領域に形成されたテストパッドとを接続するスイッチ回路と、上記スクライブ領域もしくは上記半導体チップ内に、上記半導体ウェハの基板電位と同電位にプルアップもしくはプルダウンされた、上記スイッチ回路をオンとするための上記基板電位と異なる電位の信号が与えられるスイッチ制御用パッドとを備え、上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を接続している。
これにより、テストパッドをスクライブ領域に設けた場合に、テストパッドの配線メタルのカスに起因するチップの内部回路の短絡を生じないと共に、テストパッド数を削減できる半導体ウェハを実現することができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図6および表1を用いて説明すると以下の通りである。
図1は、本実施形態に係る半導体ウェハ20の全体を示している。図示のように、チップ(半導体チップ)10が、縦横に整列配列して形成されている。なお、半導体ウェハ20は、P型基板とする。よって、半導体ウェハ20の基板電位は、GNDレベルである。ここでは、半導体ウェハ20の基板電位、GNDレベルをLレベルと記載し、Vccレベル(基板電位と異なる電位)をHレベルと記載する。
図2は、半導体ウェハ20の任意の部分を拡大して示している。また、図2は、チップ10の内部構成を簡略して示している。なお、チップ10aおよび10bは共にチップ10である。図中のスクライブ領域Sは、上記従来技術で述べたように、ダイシングを行うための切りしろ(ダイシングを行うための領域)であり、ダイシング幅Sdは、ダイシングされて除去される部分である。また、ボンディング用パッドBp(図中では1つのみ示している)は、上記従来技術で述べたアセンブリ工程において使用されるパッドである。
半導体ウェハ20のスクライブ領域S(ダイシング幅Sd)には、ウェハテスト用のテストパッド1と、ウェハテスト時に、後述のスイッチ回路3A〜3Dを動作させるために、プローブカードのプローブ針によりHレベルとされるスイッチ制御用パッド2とが設けられている。
上記のように、半導体ウェハ20では、テストパッド1およびスイッチ制御用パッド2がスクライブ領域Sに設けられている。これにより、ウェハテスト時以外は不要なテストパッド1をダイシング時に除去し、必要なパッド(ボンディング用パッドBp)だけを残すことができるため、パッドを効率的に形成することができ、チップ面積を縮小でき、製造コストを低減できる。
チップ10には、スイッチ回路3A〜3Dと内部回路4A〜4Dとが形成されている。スイッチ回路は、内部回路とテストパッドとを接続する。例えば、スイッチ回路3Aは、図示のように、内部回路4Aとテストパッド1(1b)とを接続する。他のスイッチ回路においても同様である。
テストパッド1には、図示のように、チップ10aおよび10bのそれぞれのスイッチ回路が1つずつ接続されている。例えば、テストパッド1aには、チップ10aのスイッチ回路3Dとチップ10bのスイッチ回路3Cとが接続されている。すなわち、テストパッド1を共有している。これにより、テストパッド数を削減することができる。ひいては、スクライブ領域Sを小さくすることができ、半導体ウェハ20のチップ10を形成する有効面積を大きくすることができる。また、換言すれば、1つのテストパッドで測定できる内部回路数を増やすことができ、テストパッドを効率的に利用することができる。
スイッチ制御用パッド2には、プルダウン抵抗R1が接続されており、スイッチ制御用パッド2の電位がLレベルにプルダウンされている。また、スイッチ制御用パッド2には、インバータN1が接続され、スイッチ制御用パッド2とインバータN1の入力端子との接続点が、図中のスイッチ回路3A〜3Dの端子G1に接続されており、インバータN1の出力端子が、図中のスイッチ回路3A〜3Dの端子G2に接続されている。
図3は、スイッチ回路3A〜3Dの具体的な構成例を示している。
スイッチ回路3A〜3Dは、それぞれ、図示のような、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、NMOS)およびPチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOS)で構成される一般的なトランスファーゲート回路である。なお、NMOSのゲート端子は、上述の端子G1であり、PMOSのゲート端子は、上述の端子G2である。
次に、スイッチ回路3A〜3Dの動作を表1を用いて説明する。なお、表1における制御用信号S1は、端子G1に与えられる信号、すなわち、上述のスイッチ制御用パッド2とインバータN1の入力端子との接続点の電位であり、制御用信号S2は、端子G2に与えられる信号、すなわち、インバータN1の出力端子の電位である。
Figure 2007234670
表1のように、端子G1にLレベルの制御用信号S1、端子G2にHレベルの制御用信号S2が与えられると、スイッチ回路3A〜3Dがそれぞれオフとなる。これにより、内部回路4A〜4Dと、該内部回路4A〜4Dと接続されている各テストパッド1とが非導通となる。上記端子G1にLレベルの制御用信号S1、端子G2にHレベルの制御用信号S2が与えられる場合とは、通常時(ウェハテスト時以外)である(上述のように、スイッチ制御用パッド2の電位がプルダウン抵抗R1によりLレベルにプルダウンされているため)。つまり、通常時には、各テストパッド1と内部回路4A〜4Dとが非導通となる。
一方、表1のように、端子G1にHレベルの制御用信号S1、端子G2にLレベルの制御用信号S2が与えられると、スイッチ回路3A〜3Dがそれぞれオンとなる。これにより、内部回路4A〜4Dと、該内部回路4A〜4Dと接続されている各テストパッド1とが導通する。上記端子G1にHレベルの制御用信号S1、端子G2にLレベルの制御用信号S2が与えられる場合とは、ウェハテスト時である(上述のように、ウェハテスト時に、スイッチ制御用パッド2が、プローブカードのプローブ針によりHレベルとされるため)。つまり、ウェハテスト時には、各テストパッド1と内部回路4A〜4Dとが導通する。
半導体ウェハ20は、上記のような構成を備えていることにより、ダイシング時に、テストパッド1およびスイッチ制御用パッド2が基板電位と短絡しても、スイッチ制御用パッド2の電位が変化しないため、スイッチ回路3A〜3Dがオンしない。スイッチ回路3A〜3Dがオンしなければ、各テストパッド1と内部回路4A〜4Dとが導通することはないため、これにより、テストパッド1をスクライブ領域Sに設けていても、ダイシング後に内部回路4A〜4Dと基板電位との短絡が生じない。
なお、本実施形態では、スイッチ制御用パッド2がスクライブ領域Sに設けられているが、これに限られるわけではない。スイッチ制御用パッド2は、チップ10内に設けてもよい。この場合は、ダイシング時にスイッチ制御用パッド2を切出す必要がなくなるため、スイッチ制御用パッド2が基板電位と短絡する可能性が無く、内部回路4A〜4Dと基板電位との短絡が全く生じない。
次に、半導体ウェハ20のウェハテスト方法について図4を用いて説明する。なお、チップ10bを検査対象とした場合を例として説明する。
図4は、チップ10bのウェハテストの様子を示している。
ウェハテスト開始時には、検査対象のチップ(チップ10b)のスイッチ制御用パッド2をプローブカードのプローブ針でHレベルとする(ここでは、図中のスイッチ制御用パッド2bをHレベルとする)。これにより、制御用信号S1がHレベル、制御用信号S2がLレベルとなり、チップ10bの全てのスイッチ回路3A〜3Dがオンとなる。
チップ10bの全てのスイッチ回路3A〜3Dがオンとなったことにより、内部回路4A〜4Dと、該内部回路4A〜4Dにそれぞれ接続されている各テストパッド1とがそれぞれ導通し、図示のように、各テストパッド1を介して内部回路4A〜4Dの検査が行われる。
この時、チップ10bに隣接するチップ10aのスイッチ制御用パッド2(スイッチ制御用パッド2a)は、Lレベルのままであるため(スイッチ制御用パッド2aをHレベルとしない限りLレベルのまま)、チップ10aのスイッチ回路3A〜3Dは全てオフ状態である。従って、チップ10aの内部回路4A〜4Dと、該内部回路4A〜4Dにそれぞれ接続されている各テストパッド1とがそれぞれ非導通となる。
つまり、テストパッドを隣接するチップで共有していても、検査対象のチップのテスト時に、検査対象のチップに隣接するチップが測定に影響を及ぼさない。これにより、テストパッド数を削減しても、所定のウェハテストを行うことができ、チップの信頼性を下げることがない。
なお、本実施形態では、半導体ウェハ20がP型基板である場合について説明したが、これに限られるわけではない。半導体ウェハ20がN型基板(半導体ウェハ25)でもよい。この場合も上述のような効果を奏することができる。図5は、半導体ウェハ25上に形成されているチップ15の内部構成を簡略して示している。なお、図2と同一の符号を付した部材は、同一の機能を有するものとし、その説明を省略する。また、チップ15aおよび15bは共にチップ15である。
この場合、半導体ウェハ25の基板電位はHレベルとなる。従って、図示のように、スイッチ制御用パッド2を、プルアップ抵抗R2を介してHレベルにプルアップする。また、通常時に、スイッチ回路3A〜3Dの端子G1にLレベルの制御用信号S1、端子G2にHレベルの制御用信号S2が与えられるように、インバータN1を接続する位置を変更する。その他の構成は、チップ10と同様である。
図6は、半導体ウェハ25のウェハテストの様子を示している。検査対象のチップは、チップ15bである。この場合、ウェハテスト開始時には、検査対象のチップ(チップ15b)のスイッチ制御用パッド2をプローブカードのプローブ針でLレベルとすればよい(ここでは、図中のスイッチ制御用パッド2bをLレベルとする)。これにより、半導体ウェハ20のウェハテスト時と同様に、内部回路4A〜4Dの検査を行うことができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について図7を用いて説明すると以下の通りである。
図7は、本実施形態に係る半導体ウェハ20Aの任意の部分を拡大して示している。また、図7は、半導体ウェハ20A上に形成されているチップ10Aの内部構成を簡略して示している。なお、半導体ウェハ20AはP型基板であり、チップ10aAおよび10bAは共にチップ10Aである。また、実施の形態1において説明した部材と同一の符号を付した部材は、同一の機能を有するものとし、その説明を省略する。
半導体ウェハ20Aは、半導体ウェハ20が奏する効果に加えて、よりテストパッド数を削減できる構成であり、具体的には、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続する。ここでは、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路を2つずつ接続する場合を例として説明する。
半導体ウェハ20Aのスクライブ領域S(ダイシング幅Sd)には、図示のように、テストパッド1と、チップ10A毎に2つのスイッチ制御用パッド2(スイッチ制御用パッド2cおよび2d)とが設けられている。
テストパッド1には、チップ10aAおよびチップ10bAのそれぞれのスイッチ回路が2つずつ接続されている。具体的には、テストパッド1aには、チップ10aAのスイッチ回路3Bおよび3Dが接続され、さらに、チップ10bAのスイッチ回路3Aおよび3Cが接続されている。
このように、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続することにより、実施の形態1のような、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路を1つずつ接続する構成と比較して、テストパッド数を削減できる。換言すれば、1つのテストパッドで測定できる内部回路数をより増やすことができ、よりテストパッドを効率的に利用することができる。
スイッチ制御用パッド2cおよび2dには、それぞれプルダウン抵抗R1が接続されており、スイッチ制御用パッド2cおよび2dのそれぞれの電位は共にLレベルにプルダウンされている。
また、スイッチ制御用パッド2cおよび2dには、それぞれインバータN1が接続され、スイッチ制御用パッド2cとインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3Cおよび3Dの端子G1にそれぞれ接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3Cおよび3Dの端子G2にそれぞれ接続されている。
また、スイッチ制御用パッド2dとインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3Aおよび3Bの端子G1(ここではG3とする)にそれぞれ接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3Aおよび3Bの端子G2(ここではG4とする)にそれぞれ接続されている。
次に、半導体ウェハ20Aのウェハテスト方法について説明する。検査対象のチップは、チップ10bAとする。
ウェハテストを開始する時には、実施の形態1に記載のウェハテスト方法と同様に、検査対象のチップに接続されているスイッチ制御用パッド2をプローブカードのプローブ針でHレベルとすればよい。しかしながら、本実施形態の場合、実施の形態1と異なり、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路が複数接続されているため、内部回路4A〜4Dの検査は順次行われる。詳細には、内部回路4Cおよび4Dが一度に、内部回路4Aおよび4Bが一度に行われる。以下、詳細に説明する。
まず、内部回路4Cおよび4Dの検査を行う場合は、スイッチ制御用パッド2cをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2cをHレベルとすることで、スイッチ回路3Cおよび3Dのみがオンとなり、この結果、テストパッド1aと内部回路4C、テストパッド1cと内部回路4Dとがそれぞれ導通し、内部回路4Cおよび4Dの検査を行うことができる。
また、内部回路4Aおよび4Bの検査の検査を行う場合は、スイッチ制御用パッド2dをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2dをHレベルとすることで、スイッチ回路3Aおよび3Bのみがオンとなり、テストパッド1aと内部回路4A、テストパッド1cと内部回路4Bとがそれぞれ導通し、内部回路4Aおよび4Bの検査を行うことができる。
この時、実施の形態1同様、チップ10bAに隣接するチップ10aAのスイッチ制御用パッド2(スイッチ制御用パッド2cおよび2dと同様に、チップ10aAのスイッチ制御用パッド2も2つ)は、Lレベルのままであるため(チップ10aAのスイッチ制御用パッド2をプローブ針でHレベルとしない限りLレベルのまま)、チップ10aAのスイッチ回路3A〜3Dは全てオフ状態である。
つまり、テストパッドを隣接するチップで共有していても、検査対象のチップのテスト時に、検査対象のチップに隣接するチップが測定に影響を及ぼさない。これにより、テストパッド数を削減しても、所定のウェハテストを行うことができ、チップの信頼性を下げることがない。
次に、半導体ウェハ20Aの他の構成例(半導体ウェハ20AAとする)を図8を用いて説明する。
図8は、半導体ウェハ20AAの任意の部分を拡大して示している。さらに、図8は、半導体ウェハ20AA上に形成されているチップ10AAの内部構成を簡略して示している。なお、半導体ウェハ20AAはP型基板であり、チップ10aAAおよび10bAAは共にチップ10AAである。また、上述した部材と同一の符号を付した部材は、同一の機能を有するものとし、その説明を省略する。
半導体ウェハ20AAのスクライブ領域S(ダイシング幅Sd)には、図示のように、テストパッド1と、チップ10AA毎に2つのスイッチ制御用パッド2とが設けられている。
チップ10AAには、スイッチ回路3A〜3Eおよび内部回路4A〜4Eが形成されている。チップ10AAは、図示のように、隣接するチップの対向する辺に配置された内部回路数が異なっている。具体的には、チップ10aAAとチップ10bAAとが対向する辺には、チップ10aAAでは、内部回路4C〜4Eが形成されているが、チップ10bAAでは、内部回路4Aおよび4Bが形成されている。
各テストパッド1には、図示のように、スイッチ回路が接続されている。具体的には、テストパッド1aには、チップ10aAAのスイッチ回路3Cが接続され、さらに、チップ10bAAのスイッチ回路3Aが接続されている。また、テストパッド1bには、チップ10aAAのスイッチ回路3Dおよび3Eが接続され、さらに、チップ10bAAのスイッチ回路3Bが接続されている。
スイッチ制御用パッド2ccおよび2ddには、それぞれプルダウン抵抗R1が接続されており、スイッチ制御用パッド2ccおよび2ddのそれぞれの電位は共にLレベルにプルダウンされている。
また、スイッチ制御用パッド2ccおよび2ddには、それぞれインバータN1が接続され、スイッチ制御用パッド2ccとインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3A、3C、3Dの端子G1にそれぞれ接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3A、3C、3Dの端子G2にそれぞれ接続されている。
また、スイッチ制御用パッド2ddとインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3Bおよび3Eの端子G1(ここではG3とする)にそれぞれ接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3Bおよび3Eの端子G2(ここではG4とする)にそれぞれ接続されている。
次に、半導体ウェハ20AAのウェハテスト方法について説明する。検査対象のチップは、チップ10bAAとする。
ウェハテストを開始する時には、実施の形態1に記載のウェハテスト方法と同様に、検査対象のチップに接続されているスイッチ制御用パッド2をプローブカードのプローブ針でHレベルとすればよい。しかしながら、本実施形態の場合、実施の形態1と異なり、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路が複数接続されているため、内部回路4A〜4Eの検査は順次行われる。詳細には、内部回路4A、4C、4Dが一度に、内部回路4Bおよび4Eが一度に行われる。以下、詳細に説明する。
まず、内部回路4A、4C、4Dの検査を行う場合は、スイッチ制御用パッド2ccをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2ccをHレベルとすることで、スイッチ回路3A、3C、3Dのみがオンとなり、この結果、テストパッド1aと内部回路4A、テストパッド1cと内部回路4C、テストパッド1dと内部回路4Dとがそれぞれ導通し、内部回路4A、4C、4Dの検査を行うことができる。
また、内部回路4Bおよび4Eの検査の検査を行う場合は、スイッチ制御用パッド2ddをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2ddをHレベルとすることで、スイッチ回路4Bおよび4Eのみがオンとなり、テストパッド1bと内部回路4B、テストパッド1dと内部回路4Eとがそれぞれ導通し、内部回路4Bおよび4Eの検査を行うことができる。
以上のような構成により、半導体ウェハ20AAでは、隣接するチップの対向する辺に配置された内部回路数が異なっている場合でも、該内部回路に接続されたスイッチ回路のオン・オフを制御することで、テストパッドを共有することができる。
以下に、比較例として、隣接するチップの対向する辺に配置された内部回路数が異なっている場合にテストパッドを共有する従来の構成(特許文献2)について図9を用いて説明する。
図9は、特許文献2に記載の半導体ウェハ110の任意の部分を拡大して示している。さらに、図9は、半導体ウェハ110上に形成されているチップ100の内部構成を簡略して示している。なお、図中の矢印は、各チップ100のそれぞれの向きを示している。また、チップ100aおよび100bは共にチップ100である。
図示のように、半導体ウェハ110では、隣接するチップ100の回路パターンが180度回転されて形成されている。これにより、隣接するチップ100の対向する辺に配置された、それぞれのボンディング用パッドBpを同数としている。具体的には、チップ100aとチップ100bとでは、図示のように回路パターンが逆向きであり、チップ100aとチップ100bとで対向する辺に設けられているボンディング用パッドBpがそれぞれ3つで同数となっている。これにより、半導体ウェハ110では、テストパッド90を隣接するチップ100で共有している。
しかしながら、この場合、アセンブリ工程でチップ100を取り出す時、チップ100の向きを合わせるための工程が必要になり(例えば、チップ100を1個おきに取り出し、半導体ウェハ110を回転して再度取り出す等の工夫が必要)、コストアップに繋がる。
しかしながら、上述の半導体ウェハ20AAでは、半導体ウェハ110のように、隣接するチップで回転パターンを回転させる必要がないため、上記のようなアセンブリ工程での無駄な工程を必要とせず、コストアップが生じない。
なお、ここでも、半導体ウェハ20A(半導体ウェハ20AA)をP型基板として説明したが、実施の形態1と同様にN型基板でもよい。また、半導体ウェハ20Aでは、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路が2つずつ接続されている場合を例として説明したが、これに限られるわけではなく、2つ以上でもよい。なお、この場合、1つのテストパッドに接続されるスイッチ回路数に合わせてスイッチ制御用パッドを増加させる必要がある。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施形態について図10、図11、および表2を用いて説明すると以下の通りである。
図10は、本実施形態に係る半導体ウェハ20Bの任意の部分を拡大して示している。さらに、図10は、半導体ウェハ20B上に形成されているチップ10Bの内部構成を簡略して示している。なお、半導体ウェハ20BはP型基板であり、チップ10aBおよび10bBは共にチップ10Bである。また、上述した部材と同一の符号を付した部材は、同一の機能を有するものとし、その説明を省略する。
半導体ウェハ20Bは、半導体ウェハ20Aと同様に、半導体ウェハ20が奏する効果に加えて、よりテストパッド数を削減できる構成であり、具体的には、1つのテストパッドに、スイッチ回路を3つ接続している。また、半導体ウェハ20Bは、半導体ウェハ20AAと同様に、隣接するチップの対向する辺に配置された内部回路数が異なっている場合でも、テストパッドを共有することができる。
半導体ウェハ20Bのスクライブ領域S(ダイシング幅Sd)には、図示のように、テストパッド1と、チップ10B毎に2つのスイッチ制御用パッド2とが設けられている。
テストパッド1には、図示のようスイッチ回路が接続されている。具体的には、テストパッド1aには、チップ10aBのスイッチ回路3Dが接続され、さらに、チップ10bAのスイッチ回路3A〜3Cが接続されている。
このように、1つのテストパッドに、スイッチ回路を複数接続することにより、実施の形態1のような、1つのテストパッドに、隣接するチップのそれぞれのスイッチ回路を1つずつ接続する構成と比較して、テストパッド数を削減できる。換言すれば、1つのテストパッドで測定できる内部回路数をより増やすことができ、よりテストパッドを効率的に利用することができる。
スイッチ制御用パッド2eおよび2fには、それぞれプルダウン抵抗R1が接続されており、スイッチ制御用パッド2eおよび2fのそれぞれの電位は共にLレベルにプルダウンされている。また、スイッチ制御用パッド2eおよび2fには、スイッチ回路3A〜3Dのオン・オフを制御するセレクタ回路5が接続されている。
図11は、セレクタ回路5の構成例を示している。
セレクタ回路5は、図示のように、3つのAND回路A1〜A3および2つのインバータN2から構成されている。AND回路A1の一方の入力端子には、スイッチ制御用パッド2e(入力端子I1)が接続されており、AND回路A1の他方の入力端子には、インバータN2を介してスイッチ制御用パッド2f(入力端子I2)が接続されている。AND回路A2の一方の入力端子には、インバータN2を介してスイッチ制御用パッド2eが接続されており、AND回路A2の他方の入力端子には、スイッチ制御用パッド2fが接続されている。AND回路A3の一方の入力端子には、スイッチ制御用パッド2eが接続されており、AND回路A3の他方の入力端子には、スイッチ制御用パッド2fが接続されている。
AND回路A1〜A3のそれぞれの出力端子は、セレクタ回路5の出力端子O1〜O3である。
セレクタ回路5の出力端子O1〜O3には、それぞれインバータN1が接続され、セレクタ回路5の出力端子O1とインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3Aおよび3Dの端子G1にそれぞれ接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3Aおよび3Dの端子G2にそれぞれ接続されている。
また、セレクタ回路5の出力端子O2とインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3Bの端子G1(ここでは端子G3とする)に接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3Bの端子G2(ここでは端子G4とする)に接続されている。さらに、セレクタ回路5の出力端子O3とインバータN1の入力端子との接続点が、スイッチ回路3Cの端子G1(ここでは端子G5とする)に接続されており、インバータN1の出力端子が、スイッチ回路3Cの端子G2(ここでは端子G6とする)に接続されている。
次に、表2を用いて、セレクタ回路5の動作を説明する。なお、表2における「L」とは、端子の電位がLレベルであること、「H」とは、端子の電位がHレベルであることを示している。例えば、入力端子I1における「L」とは、入力端子I1の電位がLレベルであることを示している。なお、入力端子I1の電位とは、スイッチ制御用パッド2eの電位であり、入力端子I2の電位は、スイッチ制御用パッド2fの電位である。
Figure 2007234670
まず、入力端子I1およびI2の電位が共にLレベルである場合、すなわち、通常時、出力端子O1〜O3の電位が全てLレベルとなるため、スイッチ回路3A〜3Dが全てオフとなる。次に、入力端子I1の電位がHレベルで、入力端子I2の電位がLレベルの場合、出力端子O1の電位のみがHレベルとなるため、スイッチ回路3Aおよび3Dのみがオンとなる。
次に、入力端子I1の電位がLレベルで、入力端子I2の電位がHレベルの場合、出力端子O2の電位のみがHレベルとなるため、スイッチ回路3Bのみがオンとなる。次に、入力端子I1およびI2の電位が共にHレベルである場合、出力端子O3の電位のみがHレベルとなるため、スイッチ回路3Cのみがオンとなる。このように、セレクタ回路5により、所望のスイッチ回路のみオンさせることができる。
次に、半導体ウェハ20Bのウェハテスト方法について説明する。検査対象のチップは、チップ10bBとする。
ウェハテストを開始する時には、実施の形態1に記載のウェハテスト方法と同様に、検査対象のチップに接続されているスイッチ制御用パッド2をプローブカードのプローブ針でHレベルとすればよい。本実施形態の場合、内部回路4Aおよび4Dが一度に行われる。以下、詳細に説明する。
まず、内部回路4Aおよび4Dの検査を行う場合は、上述のセレクタ回路5の動作説明から明らかであるように、入力端子I1の電位をHレベル、入力端子I2の電位をLレベルとすればよい。すなわち、スイッチ制御用パッド2eをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2eをHレベルとすることで、スイッチ回路3Aおよび3Dのみがオンとなり、この結果、テストパッド1aと内部回路4A、テストパッド1cと内部回路4Dとがそれぞれ導通し、内部回路4Aおよび4Dの検査を行うことができる。
また、内部回路4Bの検査の検査を行う場合は、入力端子I1の電位をLレベル、入力端子I2の電位をHレベルとすればよい。すなわち、スイッチ制御用パッド2fをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2fをHレベルとすることで、スイッチ回路3Bのみがオンとなり、この結果、テストパッド1aと内部回路4Bとが導通し、内部回路4Bの検査を行うことができる。
さらに、内部回路4Cの検査の検査を行う場合は、入力端子I1およびI2の電位を共にHレベルであるとすればよい。すなわち、スイッチ制御用パッド2eおよび2fをHレベルとすればよい。スイッチ制御用パッド2eおよび2fをHレベルとすることで、スイッチ回路3Cのみがオンとなり、この結果、テストパッド1aと内部回路4Cとが導通し、内部回路4Cの検査を行うことができる。
この時、実施の形態1同様、チップ10bBに隣接するチップ10aBのスイッチ制御用パッド2(スイッチ制御用パッド2eおよび2fと同様に、チップ10aBのスイッチ制御用パッド2も2つ)は、Lレベルのままであるため(チップ10aBのスイッチ制御用パッド2をプローブ針でHレベルとしない限りLレベルのまま)、チップ10aBのスイッチ回路3A〜3Dは全てオフ状態である。
つまり、テストパッドを隣接するチップで共有していても、検査対象のチップのテスト時に、検査対象のチップに隣接するチップが測定に影響を及ぼさない。これにより、テストパッド数を削減しても、所定のウェハテストを行うことができ、チップの信頼性を下げることがない。
なお、ここでも、半導体ウェハ20BをP型基板として説明したが、実施の形態1と同様にN型基板でもよい。また、1つのテストパッドに、スイッチ回路を3つ接続した場合を例として説明したが、これに限られるわけではない。
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施形態について図12を用いて説明すると以下の通りである。
図12は、本実施形態に係る半導体ウェハ20Cの任意の部分を拡大して示している。さらに、図8は、半導体ウェハ20C上に形成されているチップ10Cの内部構成を簡略して示している。なお、半導体ウェハ20CはP型基板であり、チップ10aCおよび10bCは共にチップ10Cである。また、上述した部材と同一の符号を付した部材は、同一の機能を有するものとし、その説明を省略する。
半導体ウェハ20Cは、図示のように、実施の形態3に係る半導体ウェハ20Bのセレクタ回路5とセレクタ回路5の電源供給パッド6とをスクライブ領域Sに設けた構成である。セレクタ回路5は、ウェハテスト時のみ使用し、ダイシング後には必要のない回路である。従って、セレクタ回路5をスクライブ領域Sに形成することで、半導体ウェハ20Bが奏する効果に加えて、チップ内に不要な回路を形成する必要がなくなり、その分チップ領域の面積を縮小することができ、製造コストを低減できる。また、換言すれば、チップ内により多くの回路を内蔵することができる。
最後に、比較例として、本発明の課題の一つである、テストパッドをスクライブ領域に設けることによりダイシング後に起きる問題点を解決しようとする従来技術を示す。例えば、特許文献3には、上記問題点を解決するため、ダイシング前に、スクライブ領域に設けられたテストパッドをフォトリソグラフィ工程で除去することが記載されている。しかし、この場合、上記フォトリソグラフィ工程のために、大幅なコストアップを招いてしまう。
また、特許文献4および5には、上記問題点を生じないため、図13に示すように、スクライブ領域Sとは別の未使用領域(電源用配線部)を使用して、テストパッド90を形成しているチップ120、該チップ120が形成されている半導体ウェハ130が記載されている。しかし、この場合、未使用領域がない場合はテストパッド90によりチップ面積が増大し、コストアップとなる。
以上、各実施形態において、本発明に係る半導体ウェハについて説明したが、本発明の技術的範囲には、上記各実施形態に記載の半導体ウェハから切り出された半導体チップ、および該半導体チップを用いた半導体装置も含まれる。
上記各実施形態に記載の半導体ウェハにより切断された半導体チップは、ダイシング後に半導体ウェハの基板電位との短絡が生じず、また、ウェハテストが確実に行われているため、その動作等に高い信頼性を有する半導体チップである。よって、本発明に係る半導体チップおよび該半導体チップを用いた半導体装置も、高い信頼性を有する半導体チップおよび半導体装置である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
半導体ウェハ、該半導体ウェハより取り出された半導体チップ、該半導体チップを用いた半導体装置に適用できる。
本発明の一実施形態に係る半導体ウェハ(P型基板)の全体を示す図である。 上記半導体ウェハの任意の部分を拡大して示しており、上記半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 上記チップ内に設けられているスイッチ回路の構成例を示す回路図である。 上記チップのウェハテストの様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体ウェハ(N型基板)の任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 図5に示す半導体ウェハに形成されているチップのウェハテストの様子を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体ウェハ(P型基板)の任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 図7に示す半導体ウェハの他の構成例を示す図である。 従来の半導体ウェハの任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体ウェハ(P型基板)の任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 図9に示す半導体ウェハに形成されているチップ内に設けられているセレクタ回路の構成例を示す回路図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体ウェハ(P型基板)の任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 従来の半導体ウェハの任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。 従来の半導体ウェハの任意の部分を拡大して示しており、該半導体ウェハに形成されているチップの内部構成を簡略して示す図である。
符号の説明
1 テストパッド
2 スイッチ制御用パッド
3A〜3E スイッチ回路
4A〜4E 内部回路
5 セレクタ回路
6 セレクタ回路用電源供給パッド
10、10A、10AA、10B、10C、15 チップ(半導体チップ)
20、20A、20AA、20B、20C、25 半導体ウェハ

Claims (7)

  1. 複数の半導体チップが縦横に整列配列して形成され、ダイシングを行うための領域であるスクライブ領域にウェハテスト用のテストパッドが設けられた半導体ウェハにおいて、
    上記半導体チップ内に形成された内部回路と上記テストパッドとを接続するスイッチ回路と、
    上記スクライブ領域もしくは上記半導体チップ内に、上記半導体ウェハの基板電位と同電位にプルアップもしくはプルダウンされた、上記スイッチ回路をオンとするための上記基板電位と異なる電位の信号が与えられるスイッチ制御用パッドとを備え、
    上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を接続することを特徴とする半導体ウェハ。
  2. 上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続し、
    上記半導体チップ毎に上記スイッチ制御用パッドを複数備え、該複数のスイッチ制御用パッドをそれぞれ異なる上記スイッチ回路と接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェハ。
  3. 上記テストパッドに、上記テストパッドを挟んで互いに隣接する半導体チップのそれぞれのスイッチ回路を複数接続し、
    上記半導体チップ毎に、複数の上記スイッチ制御用パッドと、該複数のスイッチ制御用パッドにそれぞれ与えられる上記信号の組み合わせにより、上記半導体チップの複数のスイッチ回路のうち、オンさせるスイッチ回路を選択するセレクタ回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体ウェハ。
  4. 上記セレクタ回路および該セレクタ回路の電源供給用パッドを、上記スクライブ領域に設けることを特徴とする請求項3に記載の半導体ウェハ。
  5. 上記請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体ウェハのウェハテスト方法であって、
    上記スイッチ制御用パッドにプローブ針を接触させて、上記半導体チップのうち、検査対象の半導体チップのスイッチ回路のみオンとし、
    上記テストパッドにプローブ針を接触させて、上記検査対象の半導体チップの電気的特性を測定することを特徴とするウェハテスト方法。
  6. 上記請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体ウェハから切断された上記半導体チップ。
  7. 上記請求項6に記載の半導体チップを用いた半導体装置。
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