JP2007219731A - 個人認証方法及び個人認証装置 - Google Patents

個人認証方法及び個人認証装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007219731A
JP2007219731A JP2006038203A JP2006038203A JP2007219731A JP 2007219731 A JP2007219731 A JP 2007219731A JP 2006038203 A JP2006038203 A JP 2006038203A JP 2006038203 A JP2006038203 A JP 2006038203A JP 2007219731 A JP2007219731 A JP 2007219731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
biometric information
authenticated
person
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006038203A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kawahara
高行 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2006038203A priority Critical patent/JP2007219731A/ja
Publication of JP2007219731A publication Critical patent/JP2007219731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】被認証者から取り込んだ生体情報の再現性が低い場合でも、セキュリティ性を損ねることなく生体認証を得られるようにする。
【解決手段】被認証者の生体情報を取り込むと、この生体情報と予め登録されている全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める。この最大一致率が第1の認証しきい値以上である場合には、被認証者が登録者であると認証する。最大一致率が第1の認証しきい値未満である場合には、被認証者から生体情報以外の認証情報を取得し、該認証情報が予め登録された全て登録者の認証情報の中に存在するか否かを判定する。そして、認証情報が存在すると判定されると、最大一致率が第1の認証しきい値より低い第2のしきい値以上であるか否かを判定し、最大一致率が第2の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、生体情報を利用した個人認証方法及び個人認証装置に関する。
近年、個人認証の一手法として、生体認証(バイオメトリクス認証)が活用されるようになってきた。生体認証は、被認証者の指紋,掌紋,手形,手の甲の静脈,虹彩,顔,音声等の身体的特徴や筆跡,打鍵等の身体的特性といった生体情報を取込み、予め登録されている全ての登録者の生体情報と照合して一致性を検証し、一致していると判断された場合のみ被認証者を登録者と認証する方式である。この生体認証の場合は、本人の身体の一部または行動の特徴に関する情報に基づいた認証であるため、本人が忘れてしまうということがない上、他人に利用される恐れも少ないという利点がある。
しかしながら、取込んだ生体情報の再現性が必ずしも100%ではないため、被認証者が登録者本人であっても他人であると誤認識されてしまうことがあった。このような場合、従来は認証が得られるまで生体情報を読取らせるか、生体認証以外の個人認証方法、例えばパスワード認証により認証を得るしかなかった。
因みに、個人認証のセキュリティを高めるために、生体認証に加えてパスワード認証も行うようにした技術は既に知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この方法においても、生体認証の判断レベルは一定であったので、取り込んだ生体情報の再現性が低かったために誤認識が生じた場合には、それを回避することができなかった。
特開2001−344605号公報
このように従来技術においては、被認証者から取り込んだ生体情報の再現性が低いために正規の被認証者であっても登録者と認証されなかった場合、生体認証以外の方法で認証を得るしかなかった。このような問題は、生体認証のしきい値を低くすることによって解決できるものの、そうした場合にはセキュリティ性が低下するために実施することはできなかった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、被認証者から取り込んだ生体情報の再現性が低い場合でも、セキュリティ性を損ねることなく生体認証を得ることができる生体認証方法及び生体認証装置を提供しようとするものである。
本発明の生体認証方法は、登録ステップ,取込ステップ,照合ステップ,第1の生体情報判定ステップ,第1の認証ステップ,認証情報判定ステップ,第2の生体情報判定ステップ及び第2の認証ステップで構成される。登録ステップは、登録者の生体情報と生体情報以外の認証情報とを記憶部に登録する。取込ステップは、被認証者の生体情報を取り込む。照合ステップは、取込ステップにより取り込んだ被認証者の生体情報と記憶部に登録された全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める。第1の生体情報判定ステップは、照合ステップにより求められた最大一致率が予め設定された第1の認証しきい値以上であるか否かを判定する。第1の認証ステップは、第1の生体情報判定ステップにより最大一致率が第1の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する。認証情報判定ステップは、第1の生体情報判定ステップにより最大一致率が第1の認証しきい値未満であると判定されると、被認証者から生体情報以外の認証情報を取得し、該認証情報が記憶手段により記憶されている全ての登録者の認証情報の中に存在するか否かを判定する。第2の生体情報判定ステップは、認証情報判定ステップにより認証情報が存在すると判定されると、照合ステップにより求められた最大一致率が第1の認証しきい値より低い第2のしきい値以上であるか否かを判定する。第2の認証ステップは、第2の生体情報判定ステップにより最大一致率が第2の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する。
また、本発明の個人認証装置は、記憶手段,生体情報取込手段,生体照合手段,第1の生体情報判定手段,認証情報判定手段,第2の生体情報判定手段及び認証手段で構成される。記憶手段は、予め登録者の生体情報と生体情報以外の認証情報とを記憶する。生体情報取込手段は、被認証者の生体情報を取り込む。生体照合手段は、生体情報取込手段により取り込んだ被認証者の生体情報と記憶手段により記憶されている全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める。第1の生体情報判定手段は、生体照合手段により求められた最大一致率が予め設定された第1の認証しきい値以上であるか否かを判定する。認証情報判定手段は、第1の生体情報判定手段により最大一致率が第1の認証しきい値未満であると判定された場合に限り生体情報以外の認証情報を被認証者から取得し、該認証情報が記憶手段により記憶されている全ての登録者の認証情報の中に存在するか否かを判定する。第2の生体情報判定手段は、認証情報判定手段により認証情報が存在すると判定されたことを条件に生体照合手段により求められた最大一致率が第1の認証しきい値よりも低い第2の認証しきい値以上であるか否かを判定する。認証手段は、第1の生体情報判定手段により最大一致率が第1の認証しきい値以上であると判定された場合、または第2の生体情報判定手段により最大一致率が第2の認証しきい値以上であると判定された場合に、被認証者が登録者であると認証する。
かかる手段を講じた本発明によれば、被認証者から取り込んだ生体情報の再現性が低い場合でも、セキュリティ性を損ねることなく生体認証を得ることができる生体認証方法及び生体認証装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、生体認証方法として指紋認証を用い、生体認証以外の認証方法としてパスワード認証を用いた場合である。
図1は本実施の形態における個人認証装置10の機能ブロック図である。個人認証装置10は、指紋読取部11、ID/パスワード入力部12、認証情報記憶部13、特徴抽出部14、指紋照合部15、パスワード照合部16、表示部17、照合判定部18及び制御装置20とのインターフェイス部19とから構成されている。
指紋読取部11は、被認証者により押し当てられた指の指紋面を撮影し、その画像データを処理して指紋データを読取るものである。ここに、指紋読取部11は、被認証者の生体情報を取り込む生体情報取込手段として機能する。
ID/パスワード入力部12は、予め登録された全ての登録者に対して割当設定された登録者固有のユーザIDと、当該登録者しか知り得ないパスワードとを入力するためのもので、キーボード,スキャナ,カードリーダ等の入力デバイスが用いられる。
認証情報記憶部13は、図2に示すように、全登録者のユーザID及びパスワードと、その登録者の指紋特徴データとを対にして記憶するものである。そして、新たな登録者が生じる毎に、図示しない操作入力手段により認証情報記憶部13に対して当該登録者のユーザID及びパスワードと指紋登録データとを登録する(登録ステップ)。ここに、認証情報記憶部13は、予め登録者の生体情報と生体情報以外の認証情報とを記憶する記憶手段として機能する。
特徴抽出部14は、指紋読取部11で読取られた指紋から特徴部分を抽出し、指紋特徴データを作成するものである。
指紋照合部15は、特徴抽出部14により作成された指紋特徴データと認証情報記憶部13に記憶されている全ての登録者の指紋特徴データとを順次照合して最大の一致率を求めるものである。ここに、指紋照合部15は、生体情報取込手段(指紋読取部11)により取り込んだ被認証者の生体情報と記憶手段(認証情報記憶部13)により記憶されている全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める生体照合手段を構成する。
パスワード照合部16は、ID/パスワード入力部12を介して入力されたパスワードと、当該パスワードとともに入力されたユーザIDに対応して前記認証情報記憶部13に記憶されているパスワードとを照合するものである。
表示部17は、被認証者に対する各種メッセージ等を表示するもので、報知手段を構成する。
照合判定部18は、図3の流れ図に示す手順の処理を実行する。先ず、ST(ステップ)1として被認証者に対して生体情報の取得要求、つまりは指紋の読み取りを要求するメッセージ(例えば「指紋を読取らせてください。」)を表示部17に表示させる。この状態で、ST2として指紋照合部15により指紋特徴データの照合が行われるのを待機する。
ここで、被認証者が自身の指を指紋読取部11に押し当てると、指紋読取部11は、その指の指紋面を撮影し、その画像データを処理して指紋データを読取る(第1の取込ステップ)。指紋データが読取られると、特徴抽出部14は、この指紋データから特徴部分を抽出し、指紋特徴データを作成する。指紋特徴データが作成されると、指紋照合部15は、この指紋特徴データと認証情報記憶部13に記憶されている全ての登録者の指紋特徴データとを順次照合して、その都度、一致率を算出する。そして、最大の一致率を得たならば(第1の照合ステップ)、この最大一致率を得た指紋特徴データに対応するユーザIDのデータを認証情報記憶部13から読出し、最大一致率の値とともに照合判定部18に通知する。
そこで照合判定部18は、指紋照合部15からユーザIDとともに最大一致率が通知されると、指紋照合ありと認識する。そして、ST3として指紋照合部15から通知を受けた最大一致率が第1の認証しきい値として予め設定された90%以上か否かを判断する(第1の生体情報判定ステップ:第1の生体情報判定手段)。
ここで、最大一致率が90%以上であった場合には、指紋を読取らせた被認証者が、この最大一致率とともに通知を受けたユーザIDで特定される登録者であると認証する(第1の認証ステップ:認証手段)。そして、後述するST10の処理に進む。
これに対し、最大一致率が90%未満であった場合には、生体情報以外の認証情報の取得要求,つまりはユーザIDとパスワードの入力を要求するメッセージ(例えば「ユーザID,パスワードを入力してください」)を表示部17に表示させる。この状態で、ST5としてパスワード照合部16によりパスワードの照合が行われるのを待機する。
ここで、被認証者がID/パスワード入力部12を操作して自身のユーザIDとパスワードとを入力すると、パスワード照合部16は、入力されたユーザIDに対応して認証情報記憶部13に記憶されているパスワードを読出し、入力されたパスワードと照合して一致するか否かを判断する。そして、その判断結果を照合判定部18に通知する。
そこで、照合判定部18は、パスワード照合部16からのパスワード照合結果を受け取ると、パスワード照合有りと判断し、ST6としてパスワード照合結果が一致なのか不一致なのかを判別する(認証情報判定ステップ:認証情報判定手段)。ここで、パスワード照合結果が不一致であった場合には、被認証者の認証不可と判定する。そして、ST12の処理に進み、認証不可を示すメッセージ(例えば「認証NG」)を表示部17に表示させる。
これに対し、パスワード照合結果が一致であった場合には、ST7として被認証者に対して生体情報の再取得要求、つまりは指紋の再度の読み取りを要求するメッセージ(例えば「再度指紋を読取らせてください。」)を表示部17に表示させる。この状態で、ST8として指紋照合部15により指紋特徴データの照合が行われるのを待機する。
ここで、被認証者が自身の指を指紋読取部11に再度押し当てると、指紋読取部11は、その指の指紋面を撮影し、その画像データを処理して指紋データを読取る(第2の取込ステップ)。指紋データが読取られると、特徴抽出部14は、この指紋データから特徴部分を抽出し、指紋特徴データを作成する。指紋特徴データが作成されると、指紋照合部15は、この指紋特徴データと認証情報記憶部13に記憶されている全ての登録者の指紋特徴データとを順次照合して、その都度、一致率を算出する。そして、最大の一致率を得たならば(第2の照合ステップ)、この最大一致率が得られた指紋特徴データに対応するユーザIDのデータを認証情報記憶部13から読出し、最大一致率の値とともに照合判定部18に通知する。
そこで照合判定部18は、指紋照合部15からユーザIDとともに最大一致率が通知されると、指紋照合ありと認識する。そして、ST9として指紋照合部15から通知を受けた最大一致率が前記第1の認証しきい値として予め設定された90%より低い第2の認証しきい値である80%以上か否かを判断する(第2の生体情報判定ステップ:第2の生体情報判定手段)。
ここで、最大一致率が80%以上であった場合には、指紋を読取らせた被認証者が、この最大一致率とともに通知を受けたユーザIDで特定される登録者であると認証する(第2の認証ステップ:認証手段)。そして、ST10として登録者として認証されたユーザIDをインターフェイス部19に接続された制御装置20に出力する。また、ST11として認証可を示すメッセージ(例えば「認証OK」)を表示部17に表示させる。
これに対し、最大一致率が80%未満であった場合には、被認証者の認証不可と判定する。そして、ST12の処理に進み、認証不可を示すメッセージ(例えば「認証NG」)を表示部17に表示させる。
認証可または認証不可を示すメッセージを表示部17に表示させたならば、照合判定部18は、ST13として当該メッセージの確認に必要充分な一定時間が経過するのを待機する。そして、一定時間が経過したならば、ST1の処理に戻り、表示部17に指紋の読み取りを要求するメッセージを表示させる。
このように構成された本実施の形態の個人認証装置10においては、予め制御装置20のユーザとして登録された全登録者の生体情報である指紋特徴データと、生体情報以外の認証情報であるパスワードとが、認証情報記憶部13により各登録者をそれぞれ識別する固有のユーザIDに関連付けられて記憶保持されている。
しかして、制御装置20へのアクセスを要求する被認証者は、自身の指を指紋読取部11に押し当てる。そうすると、指紋が読取られ、この指紋の特徴データが生成される。そして、この被認証者の指紋特徴データと認証情報記憶部13に登録されている全ての登録者の指紋特徴データとが照合されて、最大一致率が求められる。その結果、最大一致率が第1の認証しきい値である90%以上であった場合には、被認証者が登録者であると認証される。そして、この被認証者の指紋特徴データに対する一致率が最大となった認証情報記憶部13内の指紋特徴データに対応して同認証情報記憶部13に記憶保持されているユーザIDがインターフェイス部19を介して制御装置20に出力される。これにより、被認証者による制御装置20へのアクセスが許可される。
一方、最大一致率が90%未満であった場合には、表示部17にユーザIDとパスワードの入力を要求するメッセージが表示される。これにより、被認証者はID/パスワード入力部12を介して自身のユーザIDとパスワードを入力する。そうすると、この入力されたパスワードが、当該パスワードとともに入力されたユーザIDに対応して認証情報記憶部13に記憶保持されているパスワードと一致するか否か照合される。その結果、両パスワードが一致する場合には、表示部17に指紋の再度の読み取りを要求するメッセージが表示される。
被認証者は再び指を指紋読取部11に押し当てる。そうすると、指紋が再度読取られ、この指紋の特徴データが生成される。そして、この被認証者の指紋特徴データと認証情報記憶部13に登録されている全ての登録者の指紋特徴データとが照合されて、最大一致率が求められる。その結果、最大一致率が第1の認証しきい値よりも低い第2のしきい値である80%以上であった場合には、被認証者が登録者であると認証される。そして、この被認証者の指紋特徴データに対する一致率が最大となった認証情報記憶部13内の指紋特徴データに対応して同認証情報記憶部13に記憶保持されているユーザIDがインターフェイス部19を介して制御装置20に出力される。これにより、被認証者による制御装置20へのアクセスが許可される。
なお、パスワード認証が不一致であった場合、あるいは2回目の指紋認証においても最大一致率が80%未満であった場合には、認証不可となる。この場合は、被認証者による制御装置20へのアクセスが許可されない。
このように本実施の形態によれば、たとえ被認証者から取り込んだ指紋データの再現性が低く、1回目の指紋認証において最大一致率が充分なセキュリティ性を確保できる90%に満たなかった場合でも、被認証者に対してパスワード認証を行い、パスワード認証が得られると2回目の指紋認証を行って、最大一致率が80%以上あれば認証を得るようにしている。したがって、指紋認証のしきい値を90%から80%に下げても、パスワードによる個人認証が得られているので、セキュリティ性を損ねることなく指紋認証を得ることができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
図4は照合判定部18が実行する処理の他の実施形態を示す流れ図である。なお、図3の流れ図に示す処理ステップと同一の処理ステップには、同一符号を付して詳しい説明を省略する。すなわち、この他の実施の形態においては、ST3にて指紋照合部15から通知を受けた最大一致率が第1の認証しきい値として予め設定された90%未満であったとき、ST21としてその最大一致率の値を記憶する処理を追加する。そして、ST6にてパスワード照合結果が一致しパスワード認証が得られた場合に、先の実施の形態では、ST9にて再度読取った指紋データの最大一致率が80%以上か否かを判断したが、この他の実施の形態では、ST21の処理にて記憶した最大一致率が80%以上か否かを判断するようにする。こうすることにより、被認証者の指紋を再度読取る必要が無いので、処理手順を簡略化でき、処理速度の向上を図ることができる。
なお、前記各実施の形態では、最大一致率に対する第1のしきい値を90%とし、第2のしきい値を80%としたが、しきい値の値はこれに限定されないのは言うまでも無いことである。
また、前記各実施の形態では生体情報を指紋のデータとしたが、生体情報は指紋に限定されるものではなく、掌紋,手形,手の甲の静脈,虹彩,顔,音声等の身体的特徴や筆跡,打鍵等の身体的特性といったものであってもよい。また、生体情報以外の認証情報も登録者個人毎に予め設定登録したパスワードに限定されるものではなく、例えば日付等をパラメータとして規則的に変更される共通のコードをパスワードの代わりに入力させるようにして、認証を得るようにしてもよい。
また、前記各実施の形態においては、報知手段を表示部17への表示手段としたが、報知手段はこれに限定されるものではなく、例えば音声により被認証者に対して報知するように構成してもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態である個人認証装置の機能ブロック図。 図1に示される認証情報記憶部にて記憶されるデータ構造の一例を示す模式図。 図1に示される照合判定部の主要な一処理手順を示す流れ図。 図1に示される照合判定部の他の処理手順を示す流れ図。
符号の説明
10…個人認証装置、11…指紋読取部、12…ID/パスワード入力部、13…認証情報記憶部、14…特徴抽出部、15…指紋照合部、16…パスワード照合部、17…表示部、18…照合判定部、19…インターフェイス部、20…制御装置。

Claims (4)

  1. 登録者の生体情報と生体情報以外の認証情報とを記憶部に登録する登録ステップと、
    被認証者の生体情報を取り込む取込ステップと、
    前記取込ステップにより取り込んだ被認証者の生体情報と前記記憶部に登録された全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める照合ステップと、
    この照合ステップにより求められた最大一致率が予め設定された第1の認証しきい値以上であるか否かを判定する第1の生体情報判定ステップと、
    この第1の生体情報判定ステップにより最大一致率が第1の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する第1の認証ステップと、
    前記第1の生体情報判定ステップにより最大一致率が第1の認証しきい値未満であると判定されると、被認証者から前記生体情報以外の認証情報を取得し、該認証情報が前記記憶手段により記憶されている全ての登録者の認証情報の中に存在するか否かを判定する認証情報判定ステップと、
    この認証情報判定ステップにより認証情報が存在すると判定されると、前記照合ステップにより求められた最大一致率が前記第1の認証しきい値より低い第2のしきい値以上であるか否かを判定する第2の生体情報判定ステップと、
    この第2の生体情報判定ステップにより最大一致率が第2の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する第2の認証ステップと、
    を備えたことを特徴とする個人認証方法。
  2. 登録者の生体情報と生体情報以外の認証情報とを記憶部に登録する登録ステップと、
    被認証者の生体情報を取り込む第1の取込ステップと、
    前記第1の取込ステップにより取り込んだ被認証者の生体情報と前記記憶部に登録された全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める第1の照合ステップと、
    この第1の照合ステップにより求められた最大一致率が予め設定された第1の認証しきい値以上であるか否かを判定する第1の生体情報判定ステップと、
    この第1の生体情報判定ステップにより最大一致率が第1の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する第1の認証ステップと、
    前記第1の生体情報判定ステップにより最大一致率が第1の認証しきい値未満であると判定されると、被認証者から前記生体情報以外の認証情報を取得し、該認証情報が前記記憶手段により記憶されている全ての登録者の認証情報の中に存在するか否かを判定する認証情報判定ステップと、
    この認証情報判定ステップにより認証情報が存在すると判定されると、前記被認証者の生体情報を再度取り込む第2の取込ステップと、
    前記第2の取込ステップにより取り込んだ被認証者の生体情報と前記記憶部に登録された全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める第2の照合ステップと、
    この第2の照合ステップにより求められた最大一致率が前記第1の認証しきい値より低い第2のしきい値以上であるか否かを判定する第2の生体情報判定ステップと、
    この第2の生体情報判定ステップにより最大一致率が第2の認証しきい値以上であると判定されると、被認証者が登録者であると認証する第2の認証ステップと、
    を備えたことを特徴とする個人認証方法。
  3. 予め登録者の生体情報と生体情報以外の認証情報とを記憶する記憶手段と、
    被認証者の生体情報を取り込む生体情報取込手段と、
    前記生体情報取込手段により取り込んだ被認証者の生体情報と前記記憶手段により記憶されている全ての登録者の生体情報とを照合して最大一致率を求める生体照合手段と、
    この生体照合手段により求められた最大一致率が予め設定された第1の認証しきい値以上であるか否かを判定する第1の生体情報判定手段と、
    この第1の生体情報判定手段により最大一致率が第1の認証しきい値未満であると判定された場合に限り生体情報以外の認証情報を前記被認証者から取得し、該認証情報が前記記憶手段により記憶されている全ての登録者の認証情報の中に存在するか否かを判定する認証情報判定手段と、
    この認証情報判定手段により認証情報が存在すると判定されたことを条件に前記生体照合手段により求められた最大一致率が前記第1の認証しきい値よりも低い第2の認証しきい値以上であるか否かを判定する第2の生体情報判定手段と、
    前記第1の生体情報判定手段により最大一致率が第1の認証しきい値以上であると判定された場合、または前記第2の生体情報判定手段により最大一致率が第2の認証しきい値以上であると判定された場合に、被認証者が登録者であると認証する認証手段と、
    を具備したことを特徴とする個人認証装置。
  4. 報知手段をさらに具備し、
    前記第1の生体情報判定手段により最大一致率が第1の認証しきい値未満であると判定された際には被認証者に対して生体情報以外の認証情報の取得要求を前記報知手段を介して報知し、前記認証情報判定手段により認証情報が存在すると判定された際には被認証者に対して生体情報の再取得要求を前記報知手段を介して報知することを特徴とする請求項3記載の個人認証装置。
JP2006038203A 2006-02-15 2006-02-15 個人認証方法及び個人認証装置 Pending JP2007219731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006038203A JP2007219731A (ja) 2006-02-15 2006-02-15 個人認証方法及び個人認証装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006038203A JP2007219731A (ja) 2006-02-15 2006-02-15 個人認証方法及び個人認証装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007219731A true JP2007219731A (ja) 2007-08-30

Family

ID=38496984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006038203A Pending JP2007219731A (ja) 2006-02-15 2006-02-15 個人認証方法及び個人認証装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007219731A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157782A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Alpha Corp 生体認証装置及び生体認証方法
WO2011042950A1 (ja) * 2009-10-05 2011-04-14 富士通株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理用コンピュータプログラム
JP2013059487A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用システム
JP2013192615A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用システム
JP2016162056A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器および電子機器における認証方法
WO2018047949A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 株式会社 東芝 携帯可能電子装置
JP2021081860A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 グローリー株式会社 認証システム、認証装置、認証方法及び認証プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001290779A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Koji Sugano 本人識別カードの不正使用防止方法と該方法を用いた個人認証システム
JP2004126813A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 個人認証装置、個人認証方法、入退出管理装置及び入退出管理方法
JP2005202730A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Toshiba Corp 生体照合を用いた個人認証装置、個人認証方法、及び通行制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001290779A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Koji Sugano 本人識別カードの不正使用防止方法と該方法を用いた個人認証システム
JP2004126813A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 個人認証装置、個人認証方法、入退出管理装置及び入退出管理方法
JP2005202730A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Toshiba Corp 生体照合を用いた個人認証装置、個人認証方法、及び通行制御装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157782A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Alpha Corp 生体認証装置及び生体認証方法
US8649570B2 (en) 2009-10-05 2014-02-11 Fujitsu Limited Biometric information processing apparatus, biometric information processing method, and biometric information processing computer program
WO2011042950A1 (ja) * 2009-10-05 2011-04-14 富士通株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理用コンピュータプログラム
CN102549617A (zh) * 2009-10-05 2012-07-04 富士通株式会社 生物体信息处理装置、生物体信息处理方法以及生物体信息处理用计算机程序
JP5477385B2 (ja) * 2009-10-05 2014-04-23 富士通株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法及び生体情報処理用コンピュータプログラム
JP2013059487A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用システム
JP2013192615A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用システム
JP2016162056A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器および電子機器における認証方法
WO2018047949A1 (ja) * 2016-09-12 2018-03-15 株式会社 東芝 携帯可能電子装置
JP2018045330A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 株式会社東芝 Icカード及び携帯可能電子装置
EP3511849A4 (en) * 2016-09-12 2020-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba PORTABLE ELECTRONIC DEVICE
JP2021081860A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 グローリー株式会社 認証システム、認証装置、認証方法及び認証プログラム
JP7372119B2 (ja) 2019-11-15 2023-10-31 グローリー株式会社 認証システム、認証装置、認証方法及び認証プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9262615B2 (en) Methods and systems for improving the security of secret authentication data during authentication transactions
US11503021B2 (en) Mobile enrollment using a known biometric
EP2685401A1 (en) Methods and systems for improving the security of secret authentication data during authentication transactions
JP2007219731A (ja) 個人認証方法及び個人認証装置
JP2009230459A (ja) 認証装置及び認証システム
JP4672357B2 (ja) 認証システム
JP6707702B1 (ja) ユーザ認証装置及びプログラム
CN112334896B (zh) 终端设备的解锁方法、设备和存储介质
JP2007265219A (ja) 生体認証システム
JP5351858B2 (ja) 生体認証端末装置
CN112633201A (zh) 一种多模态活体检测方法、装置、计算机设备及存储介质
WO2010116471A1 (ja) 生体認証装置、生体認証方法、および記憶媒体
JP2003256813A (ja) 操作者監視装置
JP5276554B2 (ja) 生体情報認証装置および生体情報認証プログラム
JP2011118561A (ja) 個人認証装置及び個人認証方法
JP4915169B2 (ja) 認証システムおよび認証方法
JP4897908B2 (ja) アルコール測定システム
JP2008065835A (ja) データ認証方法
JP2006085265A (ja) 認証装置および方法並びにプログラム
JP2007011710A (ja) 認証装置及び認証方法
JP2004145395A (ja) 個人認証方法、及び個人認証システム
US20230059887A1 (en) Authentication device, authentication method, and recording medium
WO2023120221A1 (ja) 認証装置、認証システム、認証方法及び記録媒体
JP4777951B2 (ja) データ認証方法
JP2005346518A (ja) 個人認証方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110615

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705