JP2007216903A - 自動車の下部車体構造 - Google Patents

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恒明 銭谷
Atsushi Yamazaki
淳 山崎
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Abstract

【課題】本発明は、自動車の下部車体構造において、フロアパネル上に横メンバ等を設置することで側突性能を高めつつも、車体フロアの高さを低くし、さらに、その横メンバをできるだけ少なくすることで、車室空間を広くして、車室内の居住性を高めることができる自動車の下部車体構造を提供することを目的とする。
【解決手段】車両前後方向に延びる縦メンバ7,7を設けることで、No.3クロスメンバ4,4とキックアップ部12を連結して、No.4閉断面50にも側突荷重を分散するように構成することで、No.3閉断面40とNo.4閉断面50とが協同して側突荷重を支持するようにして側突性能を高めている。
【選択図】図4

Description

この発明は、自動車の下部車体構造に関し、特に、車幅方向に延びるクロスンバやキックアップ部等を有する車体フロアを備える自動車の下部車体構造に関する。
従来から、自動車の下部車体構造、特に車体フロアには、走行時に様々な荷重が作用するため、車両前後方向に延びるボディフレームやサイドシル、さらに車幅方向に延びるクロスメンバを接合して、フロア剛性を高めている。
また、車体フロアの下方には、排気管や燃料タンク、さらにはサスペンションクロスメンバ等を設置しなければならないため、車両前後方向に延びるトンネル部や、車両後部位置で上方に***するキックアップ部を形成することも知られている。
ところで、車体フロアには、上方空間が乗員の居住空間であることから、できるだけ車室内側(上方側)への突出量を低減したいという要求がある。この要求に応えるため、下記特許文献1では、トンネル部をなくして車体フロアを平坦に形成している。もっとも、車体剛性が低下して側突性能等が低下するおそれがあるため、車体フロア下面に横メンバや縦メンバを接合することで、車体フロアの平坦化を図りつつも、フロア剛性を高めている。
特開平10−264863号公報
ところで、近年、車体の衝突安全性能の向上が求められており、車両側方からの衝撃に対応する側突性能を高めることが求められている。特に、車体フロアにおいては、サイドシルの車体内方側への侵入を抑えることで、側突性能を高めることが要請される。
前述した特許文献1のように、車体フロア下面に横メンバを接合したもので、側突性能を高めようとすると、サイドシルと横メンバが上下方向にオフセットしていることから、横メンバの断面積を大きくして剛性を高める必要が生じ、横メンバを大型化した分、結果的に車体フロアの高さ位置を高く設定しなければならない。
そこで、側突性能を高めつつも、車体フロアの高さ位置を低くするために、横メンバを車体フロアの上面に接合してサイドシルと上下方向で略一致する高さ位置に設置する構成が考えられる。
しかし、側突荷重は、車両前後方向に延びるサイドシルが全体的に車体内方側に侵入することで作用するため、単に一本の横メンバを車体フロア上に設置したとしても、十分に支持できない。そこで、次に、横メンバを複数設置して、その各横メンバ間を縦メンバで連結することによって、協同してサイドシルを支持することが考えられる。
しかしながら、この構成によると、複数の横メンバを車体フロア上に設置する必要が生じるため、車室空間が制限されるという問題が生じる。また、荷重を受ける横メンバが車体フロア上に接合されるものであることから、その接合面が剥離した場合等には、側突荷重を十分に支持することができないという問題もある。
そこで、本発明は、自動車の下部車体構造において、フロアパネル上に横メンバ等を設置することで側突性能を高めつつも、車体フロアの高さを低くし、さらに、その横メンバをできるだけ少なくすることで、車室空間を広くして、車室内の居住性を高めることができる自動車の下部車体構造を提供することを目的とする。
この発明の自動車の下部車体構造は、車両前方側に位置する第一フロア部と、該第一フロア部の後端から上方に向う傾斜部と、該傾斜部から後方に延びて第一フロア部より上方に位置する第二フロア部とを有するフロアパネルと、前記傾斜部の下面に車幅方向に延びるように設置して、該傾斜部との間で第一閉断面を形成する第一クロスメンバと、前記傾斜部から車両前方側に離間して、第一フロア部の上面に車幅方向に延びるように設置して、該第一フロア部との間で第二閉断面を形成する第二クロスメンバと、前記第一フロア部の上面に車両前後方向に延びるように設置して、該第一フロア部との間で閉断面を形成して、前記第一閉断面と第二閉断面とを繋ぐ縦メンバとを備えたものである。
上記構成によれば、フロアパネルには、傾斜部の下面と第一閉断面を形成する第一クロスメンバと、第一フロア部の上面と第二閉断面を形成する第二クロスメンバが接合され、この第一クロスメンバと第二クロスメンバによって形成される第一閉断面と第二閉断面とが、縦メンバで繋がれる。
このため、側突荷重を受けた際には、第一フロア部の高さ位置より上方で、縦メンバで繋がれた第一閉断面と第二閉断面とが協同して、側突荷重を支持することができる。また、この第一閉断面を形成する第一クロスメンバを傾斜部の下面、すなわちフロアパネルの下面に設置したことにより、フロアパネル上のクロスメンバの数を少なくできる。さらに、閉断面を繋ぐ縦メンバは傾斜部に接合されるため、側突荷重を受けた際に、第一クロスメンバがフロアパネルから剥離することもない。
なお、前述のフロアパネルは、トンネル部を形成したものも、トンネル部を形成しないものも含む。
また、クロスメンバは、フロアパネルの車幅方向に延びる閉断面を形成するものであれば、断面ハット状、L字状等、どのような断面形状のものであってもよい。
この発明の一実施態様においては、前記第一フロア部の下面に、車両前後方向に延びて、該第一フロア部と閉断面を形成するボディフレームを備え、該ボディフレームを、前記縦メンバに対応する位置に設置して、第一フロア部を介して該縦メンバと同時接合したものである。
上記構成によれば、前後方向に延びるボディフレームに縦メンバを同時接合したことにより、縦メンバの前後方向剛性を高めることができ、第一閉断面と第二閉断面との結合強度を高めることができる。
また、ボディフレームにより、前後方向剛性を向上できるため、縦メンバを小型化することも可能となる。
よって、第一閉断面と第二閉断面との協同を確実に生じさせて、側突荷重を支持することができつつも、フロアパネル上の縦メンバの突出量を少なくして、車室空間を広くすることができる。
この発明の一実施態様においては、前記第一フロア部に、上方に湾曲すると共に、後端が前記傾斜部まで延びるトンネル部を形成し、前記縦メンバとボディフレームを、該トンネル部の側方に隣接して設置したものである。
上記構成によれば、トンネル部の側方の隣接位置に、縦メンバとボディフレームを設けたことにより、トンネル部の隣接位置には、フロアパネルの平面部が形成されず、強固な部材が設置されることになる。
このため、クロスメンバやフレームと共に車体骨格の一部を構成するトンネル部の車体の捻れ等によって生じる変位が、直接フロアパネルに伝達されるのを、縦メンバとボディフレームによって遮断できる。
よって、第一フロア部にトンネル部を形成したことによって生じるフロアパネル振動を、側突対応部材である縦メンバとボディフレームを利用して、抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、前記トンネル部の後端から傾斜部に亘って補強する補強部材をフロアパネルの上面に設置して、前記縦メンバの後端を該補強部材に接合したものである。
上記構成によれば、補強部材によってトンネル部と傾斜部との結合部分の剛性を高めることができ、また、縦メンバを補強部材に接合することで、縦メンバと第一閉断面との接合強度を高めることができる。
よって、トンネル部と傾斜部の結合部分における、フロアパネルの面剛性を高めることができ、また、側突荷重を受けた際の縦メンバの機能を、さらに高めることができる。
この発明の一実施態様においては、前記第二フロア部の上方に設置するシートの前側取付けブラケットを、前記補強部材に取付けたものである。
上記構成によれば、シートの前側取付けブラケットを、補強部材に取付けたことにより、トンネル部と傾斜部との結合部分の剛性を高める補強部材を利用してシートの取付け剛性を高めることになる。
よって、別途、シート取付けのための補強部材を設定することなく、シートの取付け剛性を高めることができる。特に、傾斜部に位置する補強部材に取付けたことで、第一閉断面の剛性も利用して、より強固に前側取付けブラケットを固定することができる。
この発明の一実施態様においては、前記フロアパネルを、傾斜部と第二クロスメンバ位置の間の分割位置で分割されるフロントフロアとリアフロアとで構成して、該分割位置で前記縦メンバを前後に分割するとともに、該縦メンバの分割位置に重合部分を設けたものである。
上記構成によれば、フロアパネルをフロントフロアとリアフロアとで分割されるように構成することで、生産上、一枚の大きなパネル体によってフロアパネルを形成する必要がなくなる。また、これに伴って、縦メンバも前後に分割することになるが、重合部分を設けたことで、側突荷重を受けた際の荷重伝達も確実に行なうことができる。
よって、フロアパネルを含めた下部車体構造の生産性を向上しつつも、縦メンバの側突荷重の荷重伝達性能も確実に確保して、側突性能も確保することができる。
この発明の一実施態様においては、第二クロスメンバの車幅方向外方に、スライドドアのスライドレールを設けたサイドシルを設置したものである。
上記構成によれば、第二クロスメンバの車幅方向外方に、スライドレールを設けたサイドシルを設置することで、通常のスイングドアよりも側突荷重が大きく作用するスライドドアからの荷重を、より確実に第二クロスメンバで支持することができる。
このため、大きな側突荷重を受けて車体内方側に侵入するサイドシルを、縦メンバ等によって補強された第二クロスメンバによって、確実に支持することができ、サイドシルの車体内方側への侵入を抑えることができる。
よって、スライドドアを採用することで、利便性の高い車体構造を採用しつつも、側突時のサイドシルの車体内方側への変位を抑えることで、側突性能の高い下部車体構造を構成することができる。
この発明によれば、側突荷重を受けた際には、第一フロア部の高さ位置より上方で、縦メンバで繋がれた第一閉断面と第二閉断面とが協同して、側突荷重を支持することができる。また、この第一閉断面を形成する第一クロスメンバを傾斜部の下面、すなわちフロアパネルの下面に設置したことにより、フロアパネル上のクロスメンバの数を少なくできる。さらに、閉断面を繋ぐ縦メンバは傾斜部に接合されるため、側突荷重を受けた際に、第一クロスメンバがフロアパネルから剥離することもない。
よって、自動車の下部車体構造において、フロアパネル上にクロスメンバ等を設置することで側突性能を高めつつも、車体フロアの高さを低くし、さらに、そのクロスメンバをできるだけ少なくすることで、車室空間を広くして、車室内の居住性を高めることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1〜図7により、第一実施形態について説明する。図1は本実施形態の下部車体構造の車体フロアの平面図、図2はその車体フロアの底面図、図3は車体フロアの要部を車外側方から見た側方斜視図、図4は図1のA−A線矢視断面図、図5はフロアパネル生産時の組付け方法を説明する断面図、図6は図1のB−B線矢視断面図、図7は図1のC−C線矢視断面図である。
本実施形態の下部車体構造は、図1に示すように、車両前方側から車両後方側に水平方向に広がるフロアパネル1と、そのフロアパネル1の車幅方向両側端で車両前後方向に延びるサイドシル2,2(図面ではサイドシルアウタ22を破線で示す)と、そのサイドシル2,2の内側でフロアパネル1上面に接合した車幅方向に延びるNo.2クロスメンバ3,3と、その後方で同様にフロアパネル1上面に接合したNo.3クロスメンバ4,4と、その後方でフロアパネル1下面に接合したNo.4クロスメンバ5(図2参照)と、さらにその後方で同様にフロアパネル1下面に接合したNo.5クロスメンバ6(図2参照)と、No.3クロスメンバ4,4の後方のフロアパネル1上面に接合した車両前後方向に延びる二つの縦メンバ7,7と、No.4クロスメンバ5の前方のフロアパネル1下面に接合した車両前後方向に延びる二つのボディフレーム8,8(図2参照)と、さらに、No.4クロスメンバ5の後方位置で車幅方向に離間して車両前後方向に延びる4本のシートスライドレール9…とを備えている。
まず、前述のフロアパネル1は、車両前方側で一段低く形成したロアフロア部11と、No.4クロスメンバ5の位置で上方に傾斜する傾斜部たるキックアップ部12と、その車両後方側で一段高く形成したアッパフロア部13とで構成している(図4参照)。
ロアフロア部11には、車幅方向中央に車両前後方向に延びて上方に***したトンネル部14を形成している。これにより、車体剛性を高めると共に、車両前後方向に延びる排気管(図示せず)等のレイアウト空間をトンネル部14内に確保している。
また、アッパフロア部13には、車両後端中央部に、スペアタイヤ(図示せず)を収容すべく、平面視で略U字状に凹設したスペアタイヤパン15を形成している。
さらに、キックアップ部12は、図3に示すように、前述のトンネル部14の上端よりも上方に延びるように傾斜形成されており、車幅方向中央に、トンネル部14の後端14aが結合されるように形成している。そして、この結合部分の上面には、結合部分の剛性を高めるためトンネル後端レインフォースメント16を接着している。
このトンネル後端レインフォースメント16は、図3に示すように、キックアップ部12とトンネル部14との形状に沿った略鞍型形状のガセット部材で構成しており、フロアパネル1上面に接着することで、フロアパネル1の面剛性も高めている。
前述のサイドシル2,2は、図1に示すように、車幅方向外端部両側で車両前後方向に延びて、サイドシルインナ21とサイドシルアウタ22とで車両前後方向に延びる閉断面を形成している。このサイドシル2,2は、図示しないサイドドアの下部の車幅方向内方側に位置している。
また、このサイドシル2のサイドシルアウタ22には、図7に示すように、車幅方向外方側に開口する凹部22aを形成して、その凹部22a内にスライドドアのスライドレール23を設置している。
スライドドアは、スライドレール23によって車体に支持されることから、本実施形態のようにスライドドアを採用した車両のサイドシル2,2には、通常のスイングドアを採用した車両のサイドシルよりも大きな荷重が作用し、車両側方から側突荷重が作用した場合には、サイドシル2,2に大きな側突荷重が作用するおそれがある。
このスライドドアの設置に対応して、図1に示すように、このサイドシル2,2のサイドシルインナ21には、ドア閉鎖時にスライドドアを車体内方側に引き込むための膨出部21aを形成している。
前述のNo.2クロスメンバ3,3は、断面略ハット状のメンバ部材で構成され、ロアフロア部11上面に接合されることで、ロアフロア部11との間で車幅方向に延びる閉断面を形成している。このNo.2クロスメンバ3,3は、トンネル部14を挟んで左右両側に設置され、それぞれによってトンネル部14とサイドシル2,2を連結している。
前述のNo.3クロスメンバ4,4も、同様に断面略ハット状のメンバ部材で構成され、ロアフロア部11上面に接合されることで、ロアフロア部11との間で車幅方向に延びるNo.3閉断面40を形成している(図4参照)。このNo.3クロスメンバ4,4も、トンネル部14を挟んで左右両側に設置され、それぞれがトンネル部14とサイドシル2,2を連結している。特に、このNo.3クロスメンバ4,4の外端部は、サイドシル2,2の膨出部21a,21aに接合されている。このため、No.3クロスメンバ4,4は、側突荷重を受けた際に、サイドシル2,2から最も大きな荷重を受けることになる。
前述のNo.4クロスメンバ5は、図2に示すようにフロアパネル1下面、具体的には、キックアップ部12の下面に設置され(図4参照)、中央の断面略L字状のセンターメンバ部51と両側の断面略ハット状のサイドメンバ部52,52とにより構成している。そして、キックアップ部12との間で車幅方向に延びるNo.4閉断面50を形成している(図4参照)。
センターメンバ部51は、図2に示すように、その前端部51aをロアフロア部11下面までに延びるように形成して、広い範囲でロアパネル部11と接合している。これにより、ロアフロア部11後部の補強も行っている。
サイドメンバ部52,52は、その外端部をサイドシル2,2に対して上下方向に延びるように接合して、サイドシル2,2からの側突荷重を確実にセンターメンバ部51に伝達するように構成している。
また、フロアパネル1の下面のトンネル部14内には、前述のNo.2クロスメンバ3,3とNo.3クロスメンバ4,4の位置に対応して、トンネル部14形状に沿って上方に***する断面略ハット状のNo.2補強メンバ31とNo.3補強メンバ41とをそれぞれ接合している。これら補強メンバ31,41によって、トンネル部14の剛性を高めると共に、No.2クロスメンバ3,3とNo.3クロスメンバ4,4の車幅方向の剛性を高めている。
前述のNo.5クロスメンバ6は、フロアパネル1の下面で車両後方側に延びるリアサイドフレーム60,60の間に設置され、底面視で両端を大きく形成したI型の断面略ハット状のメンバ部材で構成され、アッパフロア部13との間で車幅方向に延びる閉断面を形成している。
前述の縦メンバ7,7は、図1に示すように、No.3クロスメンバ4,4とキックアップ部12との間に位置し、断面略ハット状のメンバ部材で構成され、ロアフロア部11との間で車両前後方向に延びる閉断面70を形成している(図4参照)。
この縦メンバ7は、図3に示すように、前端に設けた前側フランジ71を、No.3クロスメンバ4の後面や上面に接合し、後端に設けた後側フランジ72をキックアップ部12の前面に接合することで、No.3クロスメンバ4とキックアップ部12との間を連結している。すなわち、図4に示すように、No.3クロスメンバ4とロアフロア部11で形成したNo.3閉断面40と、キックアップ部12とNo.4クロスメンバ5で形成したNo.4閉断面50とを、この縦メンバ7によって繋いでいるのである。
また、この縦メンバ7は、図3に示すように前方側のフロント縦メンバ7aと、後方側のリア縦メンバ7bとで、前後に分割できるように構成している。これは、後述するように、生産上の要請からフロアパネル1をフロントフロア1Fとリアフロア1Rと分割して構成していることから、この分割位置に対応して、縦メンバ7を分割しているのである。図3に示す車幅方向に延びるラインLが、フロアパネル1の分割位置である。
前述のボディフレーム8,8は、図2に示すように、トンネル部14側方の隣接位置で車両前後方向に延びて、断面略ハット状のメンバ部材で構成され、ロアフロア部11との間で車両前後方向に延びる閉断面を形成している。このボディフレーム8,8は、車両前方から後方に移行するに従い、徐々に断面積が小さくなるように形成され、No.4クロスメンバ5に接合される後端部では、ほとんど断面積をなくしている。こうして断面積を小さくしているのは、急激な断面積の変化をなくすことで、ボディフレーム8,8における応力集中を防ぐためである。
また、このボディフレーム8,8の車幅方向内側のフランジ部は、トンネル部まで延長するように形成している。これにより、フロアパネルの平面部分とトンネル部14の境における剛性を向上している。
前述のシートスライドレール9…は、図1に示すように、アッパフロア部13の上方に設置したシート(図示せず)がアッパフロア部13の全域で前後にスライドできるように、両側端のシートスライドレール9,9をアッパフロア部13の前端から車両後端部まで延設している。もっとも、中央の二つのシートスライドレール9,9については、スペアタイヤ(図示せず)の取り出しを考慮して、スペアタイヤパン15の前方位置まで延設している。
このうち、中央のシートスライドレール9の前側の取付け構造は、図3に示すように、前側取付けブラケット91を、キックアップ部12に設置したトンネル後端レインフォースメント16に締結固定することで行なっている。具体的には、図6に示すように、トンネル後端レインフォースメント16の前側傾斜面16aに締結ナット92を溶着固定して、シートスライドレール9から下方に延びる前側取付けブラケット91を、トンネル後端レインフォースメント16に載置して、ボルト部材93によって締結固定することで行なっている。
本実施形態では、側突荷重によって、サイドシル2,2が車室内方側へ侵入するのを防ぐため、前述のNo.2クロスメンバ3,3、No.3クロスメンバ4,4、それとNo.4クロスメンバ5とで、サイドシル2,2からの側突荷重を支持するように構成している。特に、No.3クロスメンバ4,4は、スライドドアの引き込みの膨出部21aから側突荷重を受けるため、大きな側突荷重が作用する。
そこで、本実施形態では、図4に示すように車両前後方向に延びる縦メンバ7,7を設けることで、No.3クロスメンバ4,4とキックアップ部12を連結して、No.4閉断面50にも側突荷重を分散するように構成している。これにより、No.3閉断面40とNo.4閉断面50とが協同して側突荷重を支持することができ、側突性能を高めることができる。
ここで、本実施形態では、No.4閉断面50を形成するNo.4クロスメンバ5を、キックアップ部12の***を利用してフロアパネル1下面に接合していることから、フロアパネル1上のクロスメンバを増加させることなく、車両の側突性能を向上することができる。
また、この縦メンバ7は、後側フランジ72をトンネル後端レインフォースメント16を介してキックアップ部12に接合している(図4参照)。このため、縦メンバ7とキックアップ部12との接合強度が増し、大きな側突荷重が作用しても、縦メンバ7とキックアップ部12との間で剥離が生じるおそれがなくなる。
加えて、縦メンバ7の下方には、前述のボディフレーム8を配置して、図7に示すように、縦メンバ7,7とボディフレーム8,8をロアフロア部11を介して同時接合している。これにより、縦メンバ7,7の前後方向剛性が高まり、側突時の荷重伝達性能を高めることができる。
また、この縦メンバ7,7とボディフレーム8,8は、図7に示すように、トンネル部14側方の隣接位置に設置している。このため、このトンネル部14の側方には、平面部が形成されず、フロアパネル1の面振動を抑制できる。
すなわち、トンネル部14側方に平面部を形成した場合には、車体骨格を構成するトンネル部14の車体の捻れ等によって生じる変位が、直接フロアパネル1に伝達されて、フロアパネル1に面振動が生じてしまい、車内騒音、車体振動の原因となる。
そこで、本実施形態では、トンネル部14側方に縦メンバ7,7とボディフレーム8,8を設置して、このトンネル部14の変位(動き)の伝達を遮断して、フロアパネル1に面振動が発生しないようにしているのである。
さらに、この縦メンバ7には、図4に示すように、フロント縦メンバ7aとリア縦メンバ7bとが互いに前後方向に重複する重合部分Wを設定している。これにより、縦メンバ7を前後に分割しても、側突荷重を受けた際の縦メンバ7による荷重伝達が確実に行なわれることになる。
次に、この実施形態におけるフロアパネル1の生産方法について説明する。
このフロアパネル1は、前後分割タイプで構成している。すなわち、一枚の大きなパネル体でフロアパネル1を成形すると、プレス機の大型化、搬送装置の大型化、パネル体積層スペースの大型化を招来することから、前後に分割したフロントフロアとリアフロアで構成しているのである。
具体的には、図5に示すように、ロアフロア部11のNo.3クロスメンバ4,の設置位置の後方位置でフロアパネル1を分割して、フロントフロア1Fとリアフロア1Rとで構成している。この図は、このフロントフロア1Fとリアフロア1Rを組立てる状態を表した断面図である。
図5に示すように、No.3クロスメンバ4等の前方側構成要素を仮組みしたフロントフロアユニット100と、No.4クロスメンバ5等の後方側構成要素を仮組みしたリアフロアユニット200とを、それぞれ仮組み(サブアッシー)ユニットとして構成して、リアフロアユニット200をフロントフロアユニット100の上方側から組み付けるようにしている。
この組付け時に各構成要素が干渉しないように、各構成要素の段部を前後にズラして構成している。具体的には、フロントフロアユニット100のうち、フロント縦メンバ7aの後端部7ae、フロントフロア1F(前側のロアフロア部11)の後端部1Fe、ボディフレーム8の後端部8eを、それぞれ前方から後方に段々にズラして構成することにより、リアフロアユニット200側の構成要素が干渉しないように設定している。
ここで、No.4クロスメンバ5の前端部5fを、リアフロア1R(後側のロアフロア部)の前端部1Rfよりも前方側に延出するように設定している。このようにNo.4クロスメンバ5の前端部5fを延出することで、No.4クロスメンバ5を分割部分の補強部材としても使用することができる。
このように、フロアパネル1を前後分割タイプとしたことにより、この実施形態では、生産設備の大型化を避けることができ、生産上の要請を満足することができる。
また、このようにフロアパネル1を前後分割タイプとしたことで、フロアパネル1の面剛性が低下して、フロアパネル1振動の発生を招来するおそれがあるが、本実施形態では、No.4クロスメンバ5の前端部5fを前方に延出して結合強度を高めたこと、また、縦メンバ7,7を設けてNo.3閉断面40とNo.4閉断面50を繋いで結合強度を高めたこと等により、フロアパネル1の面剛性の低下を補って、フロアパネル1の振動の発生を抑えている。
次に、本実施形態の作用・効果について説明する。
この実施形態の自動車の下部車体構造では、車両前方側に位置するロアフロア部11と、そのロアフロア部11の後端から上方に向うキックアップ部12と、そのキックアップ部12から後方に延びてロアフロア部11より上方に位置するアッパフロア部13とを有するフロアパネル1と、キックアップ部12の下面に車幅方向に延びるように設置して、そのキックアップ部12との間でNo.4閉断面50を形成するNo.4クロスメンバ5と、キックアップ部12から車両前方側に離間して、ロアフロア部11の上面に車幅方向に延びるように設置して、そのロアフロア部11との間でNo.3閉断面40を形成するNo.3クロスメンバ4,4と、ロアフロア部11の上面に車両前後方向に延びるように設置して、そのロアフロア部11との間で閉断面を形成して、No.4閉断面50とNo.3閉断面40とを繋ぐ縦メンバ7,7とを備えている。
これにより、フロアパネル1には、キックアップ部12の下面とNo.4閉断面50を形成するNo.4クロスメンバ5と、ロアフロア部11の上面とNo.3閉断面40を形成するNo.3クロスメンバ4,4が接合され、このNo.4クロスメンバ5とNo.3クロスメンバ4,4によって形成されるNo.4閉断面50とNo.3閉断面40とが、縦メンバ7,7で繋がれる。
このため、側突荷重を受けた際には、ロアフロア部11の高さ位置より上方で、縦メンバ7,7で繋がれたNo.4閉断面50とNo.3閉断面40とが協同して、側突荷重を支持することができる。また、このNo.4閉断面50を形成するNo.4クロスメンバ5をキックアップ部12の下面、すなわちフロアパネル1の下面に設置したことにより、フロアパネル1上のクロスメンバの数を少なくできる。さらに、閉断面間を繋ぐ縦メンバ7はキックアップ部12に接合されるため、側突荷重を受けた際に、No.4クロスメンバ5がフロアパネル1から剥離することもない。
よって、自動車の下部車体構造において、フロアパネル1上にクロスメンバ等を設置することで側突性能を高めつつも、フロアパネル1の高さを低くし、さらに、そのクロスメンバをできるだけ少なくすることで、車室空間を広くして、車室内の居住性を高めることができる。
また、この実施形態は、ロアフロア部11の下面に、車両前後方向に延びて、ロアフロア部11と閉断面を形成するボディフレーム8,8を備え、そのボディフレーム8,8を、縦メンバ7,7に対応する位置に設置して、ロアフロア部11を介して縦メンバ7,7と同時接合している。
これにより、縦メンバ7,7の前後方向剛性を高めることができ、No.4閉断面50とNo.3閉断面40との結合強度を高めることができる。
また、ボディフレーム8,8により、前後方向剛性を向上できるため、縦メンバ7,7を小型化することも可能となる。
よって、No.4閉断面50とNo.3閉断面40との協同を確実に生じさせて、側突荷重を支持することができつつも、フロアパネル1上の縦メンバ7,7の突出量を少なくして、車室空間を広くすることができる。
また、この実施形態では、ロアフロア部11に、上方に湾曲すると共に、後端がキックアップ部12まで延びるトンネル部14を形成し、縦メンバ7,7とボディフレーム8,8を、そのトンネル部14の側方に隣接して設置している。
これにより、トンネル部14の隣接位置には、フロアパネル1の平面部が形成されず、強固な部材が設置されることになる。
このため、クロスメンバやフレームと共に車体骨格の一部を構成するトンネル部14の車体の捻れ等によって生じる変位が、直接フロアパネル1に伝達されるのを、縦メンバ7,7とボディフレーム8,8によって防ぐことができる。
よって、ロアフロア部11にトンネル部14を形成したことによって生じるフロアパネル1の振動発生を、側突対応部材である縦メンバ7,7とボディフレーム8,8を利用して、抑制することができる。
また、この実施形態では、トンネル部14の後端からキックアップ部12に亘ってトンネル後端レインフォースメント16を設置して、縦メンバ7,7の後端をそのトンネル後端レインフォースメント16に接合している。
これにより、トンネル後端レインフォースメント16によってトンネル部14とキックアップ部12との結合部分の剛性を高めることができ、また、縦メンバ7,7をトンネル後端レインフォースメント16に接合することで、縦メンバ7,7とNo.4閉断面50との接合強度を高めることができる。
よって、トンネル部14とキックアップ部12の結合部分における、フロアパネル1の面剛性を高めることができ、また、側突荷重を受けた際の縦メンバ7,7の機能をさらに高めることができる。
また、この実施形態では、アッパフロア部13の上方に設置するシート(図示せず)のシートスライドレール9の前側取付けブラケット91を、トンネル後端レインフォースメント16に取付けている。
これにより、トンネル部14とキックアップ部12との結合部分の剛性を高めるトンネル後端レインフォースメント16を利用してシートの取付け剛性を高めることになる。
よって、別途、シート取付けのための補強部材を設定することなく、シートの取付け剛性を高めることができる。特に、キックアップ部12に位置するトンネル後端レインフォースメント16に取付けたことで、No.4閉断面50の剛性も利用して、より強固に前側取付けブラケット91を固定することができる。
また、この実施形態では、フロアパネル1を、フロントフロアとリアフロアとで構成して、縦メンバ7,7を前後に分割(フロント縦メンバ7a、リア縦メンバ7b)するとともに、その縦メンバ7の分割位置に重合部分Wを設けている。
これにより、フロアパネル1をフロントフロアとリアフロアとで分割されるように構成することで、生産上、一枚の大きなパネル体によってフロアパネル1を形成する必要がなくなる。また、これに伴って、縦メンバ7,7も前後に分割しているが、重合部分Wを設けたことで、側突荷重を受けた際の荷重伝達も確実に行なうことができる。
よって、フロアパネル1を含めた下部車体構造の生産性を向上しつつも、縦メンバ7,7の側突荷重の荷重伝達性能も確実に確保して、側突性能も確保することができる。
また、この実施形態では、No.3クロスメンバ4,4の車幅方向外方に、スライドドアのスライドレール23を設けたサイドシル2,2を設置している。
これにより、通常のスイングドアよりも側突荷重が大きく作用するスライドドアからの荷重を、より確実にNo.3クロスメンバ4,4で支持することができる。
このため、大きな側突荷重を受けて車体内方側に侵入するサイドシル2,2を、縦メンバ7,7等によって補強されたNo.3クロスメンバ4,4によって、確実に支持することができ、サイドシル2,2の車体内方側への侵入を抑えることができる。
よって、スライドドアを採用することで、利便性の高い車体構造を採用しつつも、側突時のサイドシル2,2の車体内方側への変位を抑えることで、側突性能の高い下部車体構造を構成することができる。
なお、この実施形態では、フロアパネル1にトンネル部14を設けた下部車体構造で説明したが、その他、No.3クロスメンバ4,4とNo.4クロスメンバ5との間に縦メンバ7,7を設けて、側突荷重を支持するものであれば、トンネル部14を設けていない平坦なフロアパネル1で下部車体構造を構成してもよい。
また、各クロスメンバの断面形状も、フロアパネル1と車幅方向に延びる閉断面を形成するものであれば、特に限定されるものではない。
さらに、サイドシル2,2も、本実施形態のようにスライドドアタイプのサイドシルに限定されるものではなく、一般的なスイングドアタイプのサイドシルであってもよい。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明の第一フロア部は、ロアフロア部11に対応し、
以下、同様に、
傾斜部は、キックアップ部12に対応し、
第二フロア部は、アッパフロア部13に対応し、
第一クロスメンバは、No.4クロスメンバ5に対応し、
第二クロスメンバは、No.3クロスメンバ4に対応し、
第一閉断面は、No.4閉断面50に対応し、
第二閉断面は、No.3閉断面40に対応し、
補強部材は、トンネル後端レインフォースメント16に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる自動車の下部車体構造に適用する実施形態を含むものである。
第一実施形態の下部車体構造の車体フロアの平面図。 下部車体構造の車体フロアの底面図。 車体フロアの要部を車外側方から見た側方斜視図。 図1のA−A線矢視断面図。 フロアパネル生産時の組付け方法を説明する断面図。 図1のB−B線矢視断面図。 図1のC−C線矢視断面図。
符号の説明
1…フロアパネル
2…サイドシル
4…No.3クロスメンバ(第二クロスメンバ)
5…No.4クロスメンバ(第一クロスメンバ)
7…縦メンバ
11…ロアフロア部(第一フロア部)
12…キックアップ部(傾斜部)
13…アッパフロア部(第二フロア部)
40…No.3閉断面(第二閉断面)
50…No.4閉断面(第一閉断面)

Claims (7)

  1. 自動車の下部車体構造であって、
    車両前方側に位置する第一フロア部と、該第一フロア部の後端から上方に向う傾斜部と、該傾斜部から後方に延びて第一フロア部より上方に位置する第二フロア部とを有するフロアパネルと、
    前記傾斜部の下面に車幅方向に延びるように設置して、該傾斜部との間で第一閉断面を形成する第一クロスメンバと、
    前記傾斜部から車両前方側に離間して、第一フロア部の上面に車幅方向に延びるように設置して、該第一フロア部との間で第二閉断面を形成する第二クロスメンバと、
    前記第一フロア部の上面に車両前後方向に延びるように設置して、該第一フロア部との間で閉断面を形成して、前記第一閉断面と第二閉断面とを繋ぐ縦メンバとを備えた
    自動車の下部車体構造。
  2. 前記第一フロア部の下面に、車両前後方向に延びて、該第一フロア部と閉断面を形成するボディフレームを備え、
    該ボディフレームを、前記縦メンバに対応する位置に設置して、第一フロア部を介して該縦メンバと同時接合した
    請求項1記載の自動車の下部車体構造。
  3. 前記第一フロア部に、上方に湾曲すると共に、後端が前記傾斜部まで延びるトンネル部を形成し、
    前記縦メンバとボディフレームを、該トンネル部の側方に隣接して設置した
    請求項2記載の自動車の下部車体構造。
  4. 前記トンネル部の後端から傾斜部に亘って補強する補強部材をフロアパネルの上面に設置して、
    前記縦メンバの後端を該補強部材に接合した
    請求項3記載の自動車の下部車体構造。
  5. 前記第二フロア部の上方に設置するシートの前側取付けブラケットを、前記補強部材に取付けた
    請求項4記載の自動車の下部車体構造。
  6. 前記フロアパネルを、傾斜部と第二クロスメンバ位置の間の分割位置で分割されるフロントフロアとリアフロアとで構成して、
    該分割位置で前記縦メンバを前後に分割するとともに、該縦メンバの分割位置に重合部分を設けた
    請求項1〜5いずれか記載の自動車の下部車体構造。
  7. 第二クロスメンバの車幅方向外方に、スライドドアのスライドレールを設けたサイドシルを設置した
    請求項1〜6いずれか記載の自動車の下部車体構造。

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