JP2007213707A - Hd付き光ディスク再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスク再生時にコンテンツを光ディスクからHDにダビングしながら再生し、ダビング終了後の次回に該コンテンツが指定された場合、短いシーク時間で済むようにしたHD付き光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】MPU105は、光ディスクDに記録されている所望のコンテンツを光ディスクドライブ118に等倍速よりも早い2倍速で読取らせ、且つ、読取られた該所望のコンテンツをHD120aへHDD120に順次記録させる(s10)。この際、データプロセッサ199とバッファメモリ199aとを介在させる。次に、MPU105は、HD120aへ記録した順に該所望のコンテンツを読取ることをHDD120に行わせ、データプロセッサ119を介してデコーダ106に等倍速で入力する(s11)。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスクからデータを読取る光ディスクドライブと、データの記録および記録されているデータの読取を行うハードディスクドライブと、を備えるHD付き光ディスク再生装置に関するものである。
従来より、光ディスクからデータを読取る光ディスクドライブと、ハードディスク(以下、「HD」と称する)に対しデータの記録および記録されているデータの読取を行うハードディスクドライブ(以下、「HDD」と称する)と、両記憶手段に記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを再生するために、該所望のコンテンツを指定する操作手段と、を備えるHD付き光ディスク再生装置があった。光ディスクは、例えばDVD、又はCDである。HD付き光ディスク再生装置は、例えばHD付きDVDプレーヤ、又はHD付きDVDレコーダである。
なお、上記両記憶手段は、HDと、光ディスクドライブにセットされている光ディスクと、を指している。
光ディスクドライブは、ドライブ装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッド(以下、「PUヘッド」称する)からレーザ光を照射し、その光ディスクからの反射光をフォトディテクタで検出することにより、データの読取を行う。
HDDは、ハードディスク及び磁気ヘッド等を内蔵し、該磁気ヘッドを用いることにより、該ハードディスクに対してデータの記録および記録されているデータの読取を行う。詳述すると、データの読取は、ハードディスクの磁化パターンを磁気ヘッドで読取ることにより行なわれる。逆に、データの記録は、磁気ヘッドから磁界を印加することによってハードディスクの磁化を反転させ、磁化パターンを生成することにより行なわれる。
このようなHD付き光ディスク再生装置において、ユーザは操作手段で操作することにより、両記憶手段に記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを指定して再生を行っていた。コンテンツは、画像データ又は音声データ等であり、例えばTV番組、又は音楽である。
詳述すると、光ディスクドライブにセットされている光ディスクに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されると、光ディスクドライブは、PUヘッドを該所望のコンテンツが記録されている光ディスク上の位置までシークさせる。その後、光ディスクドライブは、その位置から該所望のコンテンツを読取って、上記再生を行う。
ここで、シークは、スレッドモータによるPUヘッドの物理的移動と、その物理的移動後のトラッキングと、を含む。
また、HDDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されると、HDDは、磁気ヘッドを該所望のコンテンツが記録されているHD上の位置までシークさせる。その後、HDDは、その位置から該所望のコンテンツを読取って、上記再生を行う。このシーク時間は、マシンのスペック(能力)にもよるが、例えば20ミリ秒である。
一方、特許文献1に記載されたような光ディスク装置が提案されている。
この光ディスク装置は、装置本体にセットされている光ディスクを所定の倍速で再生する再生手段と、該所定の倍速で再生したデータのエラーレートを検出するエラー検出部と、そのエラーレートが予め定められたエラーレートの値以下となるか否かを判定する制御部と、を備える。
このような構成において光ディスク装置は、高倍速でMD(Mini Disk)へダビングする場合、光ディスクを6倍速、4倍速、2倍速、1倍速の順で再生し、予め定められたエラーレートの値以下となるときの速度で、光ディスクを再生する。
特開2003−331538公報
しかしながら、PUヘッドのシーク時間と磁気ヘッドのシーク時間とを比較すると、光ディスクドライブのシーク時間の方がHDDのシーク時間より非常に長い。
そのため、HDDでなく、光ディスクドライブにセットされている光ディスクに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されると、従来のHD付き光ディスク再生装置は、そのシーク時間の長さからユーザに苛立ちを与えていた点問題があった。
また、特許文献1において、装置本体にセットされている光ディスクに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されると、上記光ディスク装置は、PUヘッドを該所望のコンテンツが記録されている光ディスク上の位置までシークさせる。従って、上記光ディスク装置は、そのシーク時間の長さから、従来のHD付き光ディスク再生装置と同様の問題が生じる。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、光ディスク再生時にコンテンツを光ディスクからHDにダビングしながら再生し、ダビング終了後の次回に該コンテンツが指定された場合、短いシーク時間で済むようにしたHD付き光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
本発明のHD付き光ディスク再生装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)ドライブ装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッドからレーザ光を照射し、その光ディスクに対して、データの読取を行う光ディスクドライブと、
ハードディスク及び磁気ヘッドを内蔵し、該磁気ヘッドを用いることにより、該ハードディスクに対してデータの記録および記録されているデータの読取を行うハードディスクドライブと、を備えるHD付き光ディスク再生装置において、
前記光ディスクドライブにセットされている光ディスクに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを再生するために、該所望のコンテンツを指定する操作手段と、
前記操作手段において前記所望のコンテンツが指定された際、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに読取らせ、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングしながら再生する記録再生手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成において、光ディスクは、例えばDVD、又はCDである。HD付き光ディスク再生装置は、例えばHD付きDVDプレーヤ、又はHD付きDVDレコーダである。コンテンツは、画像データ又は音声データ等であり、例えばTV番組、又は音楽である。記録は、録画及び録音を含む概念である。
記録再生手段は、光ディスク再生時にコンテンツを光ディスクからHDにダビングしながら再生する。ダビング終了後の次回においてHDに記録されたコンテンツが指定された場合、HDDから再生する。
以上より、ダビング終了後の次回において、HDに記録されたコンテンツが指定された場合、短いシーク時間で済む。
従って、ダビング終了後の次回において、シーク時間による苛立ちをユーザに与えないようにすることができるという効果を奏する。
(2)前記記録再生手段は、前記操作手段において前記所望のコンテンツが指定された際、前記ハードディスクに該所望のコンテンツが記録されているか否かを判断し、
前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに読取らせ、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングしながら再生し、
前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていると判断すると、該ハードディスクから該所望のコンテンツを前記ハードディスクドライブに読取らせ、再生する。
この構成では、光ディスクに記録されているコンテンツと同一のコンテンツがHDに存在するにも係わらず、光ディスクのコンテンツの方を指定してしまったケースを想定している。
このケースの具体例は、光ディスクドライブのシーク時間の方がHDDのシーク時間より非常に長いことを知らないユーザによる指定、又は操作ミスである。
従って、ダビング終了後の次回において、光ディスクドライブのシーク時間の方がHDDのシーク時間より非常に長いことを知らないユーザであっても、また、操作ミスをしてしまったユーザであっても、シーク時間による苛立ちを該ユーザに与えないようにすることができるという効果を奏する。
(3)前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに等倍速よりも早い速度で読取らせ、且つ、読取られた該所望のコンテンツを前記ハードディスクへ順次記録し、該ハードディスクへ記録した順に該所望のコンテンツを読取ることを前記ハードディスクドライブに行わせることにより、前記ダビングしながら該等倍速の再生を行う。
この構成において、等倍速は、一般ユーザが耳にする通常の再生速度である。等倍速よりも早い速度は、例えば2倍速、4倍速、6倍速、又は8倍速である。
(4)前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングすることを許可するか否かの表示を行い、
前記記録再生手段は、前記ダビングすることを許可する旨の操作があった場合、前記ダビングを行い、
前記記録再生手段は、前記ダビングすることを許可しない旨の操作があった場合、前記ダビングを禁止する。
この構成において、上記表示は、表示器において行なうと良い。表示器は、モニター、テレビジョンである。また、上記表示は、例えば「指定されたコンテンツをHDにダビングしても良いですか?」である。
以上より、ユーザがHDへのダビングを望まない場合、該ダビングを取りやめることができるという効果を奏する。
この発明によれば、ダビング終了後の次回において、シーク時間による苛立ちをユーザに与えないようにすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態であるHD付きDVDレコーダについて説明する。
図1は、本発明の実施形態であるHD付きDVDレコーダの構成を示すブロック図である。
HD付きDVDレコーダ1は、入力されたデータを所定の情報記憶媒体に記録し、再生指示に応じて既に記録されているデータを再生する記録再生部104と、録画指示に応じて記録再生部104への記録と記録再生部104からの再生と以下に説明する各部の動作とを制御するマイクロコンピュータ(MPUすなわち主制御装置)105と、を備える。
なお、この実施形態では、HD付き光ディスク再生装置としてHD付きDVDレコーダを説明しているが、これに限定する趣旨でなく、HD付きDVDプレーヤでも構わない。
記録再生部104は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)規格に準拠して製造された光ディスクDに、(放送番組等の)データの記録及び再生が可能な光ディスクドライブ118と、大容量データを記録可能なHD(ハードディスク)120aを内蔵するHDD(ハードディスクドライブ)120と、データプロセッサ119と、を備える。
なお、光ディスクDは、例えばDVD−ROM、DVD−R、DVD−RW、又はDVD−RAMとする。
光ディスクドライブ118は、ドライブ装置本体118にセットされている光ディスクDにピックアップヘッド(以下、「PUヘッド」称する。不図示)からレーザ光を照射し、その光ディスクに対して、データの読取を行う。
PUヘッドは、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及び2軸のアクチュエータを備えている。
PUヘッドは、光ディスクDの半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッドを光ディスクDの半径方向に移動する。
LDは、レーザ光を出力する光源であり、フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、光ディスクDからの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、光ディスクDに対するレーザ光の照射位置を調節する。また、2軸のアクチュエータは、対物レンズを光ディスクDに接離する方向、及び光ディスクDの半径方向に移動させる。
PUヘッドは、光ディスクDに対して読取パワーのレーザ光を照射し、光ディスクDからの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスクに記録されているデータを光学的に読み出す。
さらに、光ディスクドライブ118は、読取時や記録時に、レーザ光の照射位置を光ディスクDのトラックの中心に合わせるトラッキングサーボ制御と、レーザ光の合焦位置を光ディスクDの記録面に合わせるフォーカスサーボ制御と、を行っている。
光ディスクドライブ118にセットされている光ディスクDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが後述のユーザ操作入力部110で指定されると、光ディスクドライブ118は、PUヘッドを該所望のコンテンツが記録されている光ディスク上の位置までシークさせる。その後、光ディスクドライブ118は、その位置から該所望のコンテンツを読取って、上記再生を行う。コンテンツは、画像データ又は音声データ等であり、例えばTV番組、又は音楽である。
ここで、該シークは、スレッドモータによるPUヘッドの物理的移動と、その物理的移動後のトラッキングと、を含む。
一方、HDD120は、HD120a及び磁気ヘッド(不図示)等を内蔵し、該磁気ヘッドを用いることにより、HD120aに対してデータの記録および記録されているデータの読取を行う。詳述すると、データの読取は、HD120aの磁化パターンを磁気ヘッドで読取ることにより行なわれる。逆に、データの記録は、磁気ヘッドから磁界を印加することによってHD120aの磁化を反転させ、磁化パターンを生成することにより行なわれる。
HDD120は、HD120aに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが後述のユーザ操作入力部110で指定されると、HDD120は、磁気ヘッドを該所望のコンテンツが記録されているHD120a上の位置までシークさせる。その後、HDDは、その位置から該所望のコンテンツを読取って、上記再生を行う。
データプロセッサ119は、HD120a又は光ディスクDから読取られたデータの一定量を一時的に保持可能なバッファメモリ119aを有する。
バッファメモリ119aは、2つのパーティションに分けられ、HD120aから読取られたデータを保持する領域と、光ディスクDから読取られたデータを保持する領域と、を有する。
データプロセッサ119は、MPU105の制御に従って、エンコーダ部103から出力された記録データを光ディスクドライブ118に供給したり、光ディスクDの再生信号を光ディスクドライブ118から取り込み、デコーダ部106に供給したりする。
また、データプロセッサ119は、MPU105の制御に従って、エンコーダ部103から出力された記録データをHDD118に供給したり、HDD118からの再生信号をデコーダ部106に供給したりする。
また、データプロセッサ119は、MPU105の制御に従って、光ディスクドライブ118から出力されたデータをHDD120に供給したり、HDD120から出力されたデータを光ディスクドライブ118に供給したりする。
さらに、データプロセッサ119は、MPU105の制御に従って、光ディスクD又はHD120aに記録されたデータを書替えたり、記録されたデータの削除を行う。
AV入力端子101は、記録対象である映像信号や音声信号等を装置本体1外部から入力し、接続されているエンコーダ部103に出力する。
チューナ102は、例えば放送事業者等に代表される情報配信者から配信されるテレビ放送信号が受信されるアンテナ(不図示)と接続されている。そして、チューナ102は、アンテナで受信したテレビ放送信号から選択されているチャンネルのテレビ放送信号を抽出し、エンコーダ部103に出力する。テレビ放送信号は、例えばMPEG2で圧縮された信号である。
AV入力端子101及びチューナ102は、コンテンツが入力されてくる入力ソースとなっている。コンテンツは、画像データ又は音声データ等であり、例えばTV番組、又は音楽である。
エンコーダ部103は、AV入力端子101から入力された映像信号や音声信号をエンコードして圧縮し、記録データとして、データプロセッサ119に出力する。
また、エンコーダ部103は、チューナ102から入力されたテレビ放送信号から映像信号、音声信号を分離する。そして、エンコーダ部103は、映像信号や音声信号をエンコードして圧縮し、記録データとして、データプロセッサ119に出力する。
デコーダ部106は、記録再生部104から出力された再生信号をデコードして伸長する。デコーダ部106には、(デコーダ部106により)デコードされた再生信号を、テレビ等の再生装置に供給するためのAV出力端子107が接続されている。
MPU105には、タイマーマイコン109が接続されている。
タイマーマイコン109は、HD付きDVDレコーダ1の時間管理に利用されるタイマー回路(時計ユニット)109aを有している。タイマーマイコン109には、ユーザからの操作(指示)を受け付けるユーザ操作入力部110が接続されている。
また、MPU105には、装置1本体の動作状態を表示する表示部108と、制御プログラム等を記憶するメモリ111と、この制御プログラム等を展開するワークフィールドとしてのRAM112と、が接続されている。
メモリ111は、例えばEEPROM、又はROMである。
上記制御プログラムは、複数のルーチンを同時並行で処理するマルチタスク機能を有している。
MPU105は、高速且つ小容量のレジスタ105aを内蔵する。
MPU105は、メモリ111に記憶されている制御プログラムに従い、光ディスクDに対するデータの記録、再生及び削除と、ユーザ操作入力部110を介して入力された録画操作に対応する録画動作と、表示部108を用いた表示動作と、等を制御する。
また、MPU105は、光ディスクドライブ118又はHDD120から光ディスクD又はハードディスク120aの管理情報を取得する。これにより、MPU105は、光ディスクDおよびHDD120が内蔵するHD120aのデータ量、空き容量、両記憶手段に記録されているコンテンツの再生タイトルを確認する。
この再生タイトルは、ユーザ操作入力部110によって指定されることで、再生が行われる。
ユーザ操作入力部110は、録画キー、再生キー、録画又は再生を停止する停止キー、装置本体1の設定を変更等する設定キー、及びその他の操作キーを有しており、これらのキー操作に応じた制御信号をMPU105に伝送する。ユーザは、これらのキー操作により、録画、および再生等が可能である。
再生キーは、HD120 a又は光ディスクDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを再生するために、該所望のコンテンツを指定するキーである。
また、ユーザ操作入力部110は、図示しないリモコン(リモートコントロール端末)から送信された制御信号を受け入れるデータ受信部110aを有する。
表示部108は、例えばモニターである。
表示部108は、光ディスクDおよびHDD120に記録されているコンテンツの再生タイトルを表示する。
なお、HD付きDVDレコーダ1の電源が入っている電源オン状態又はスタンバイ状態で、放送番組の録画開始が可能である。スタンバイ状態では、タイマーマイコン109、MPU105、RAM112、及びメモリ111のみに電源が供給されている。
ここで、デコーダ108、表示部108、RAM112、タイマーマイコン109、データプロセッサ119及びMPU105が、本発明の「記録再生手段」に相当する。
図2は、本発明の実施形態であるHD付きDVDレコーダのMPUが行う動作を示すフローチャートである。
図2で示されている光ディスクマウントルーチンは、上記主制御プログラムに関連する(プレインストールされている)ルーチンであり、光ディスクDのマウントにより、主制御プログラムからコールされる。
光ディスクDがマウントされると、それがトリガとなり、MPU105は、図2で示されている光ディスクマウントルーチンを実行し、以下の動作を行う。
まず、MPU105は、光ディスクドライブ118にセットされている光ディスクDに記録されているコンテンツの再生タイトルを確認する(s1)。この確認は、光ディスクドライブ118から光ディスクDの管理情報を取得することにより行なわれる。
次に、MPU105は、HDD120が内蔵するHD120aに記録されているコンテンツの再生タイトルを確認する(s2)。この確認は、HDD120からハードディスク120aの管理情報を取得することにより行なわれる。
そして、MPU105は、s1及びs2において確認した、光ディスクD及びHD120aに記録されているコンテンツの再生タイトルを表示部108に表示させる(s3)。
ユーザは、再生タイトルの一覧を表示部108で確認し、ユーザ操作入力部110の再生キーを用いて、HD120a又は光ディスクDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを再生するために、該所望のコンテンツを指定する。
MPU105は、ユーザ操作入力部110において、光ディスクDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されたか否かを判断する(s4)。
光ディスクDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されていないと判断すると、MPU105は、ユーザ操作入力部110において、HD120aに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されたか否かを判断する(s5)。
HD120aに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されていないと判断すると、MPU105は、ユーザ操作入力部110において、コンテンツの指定以外の操作がなされたか否かを判断する(s6)。コンテンツの指定以外の操作がなされたと判断すると、MPU105は、本処理を終了する。コンテンツの指定以外の操作とは、例えば録画、又は録音である。終了後、MPU105は、コンテンツの指定以外の操作を行うための制御を行う。
s4〜6は、ユーザからの入力操作を待っている場面である。s3〜5は、所謂MPU105の入力待ち状態である。
s4において、光ディスクDに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されたと判断すると、MPU105は、該所望のコンテンツがHD120aに記録されているか否かを判断する(s7)。
前記所望のコンテンツがHD120aに記録されていないと判断すると、MPU105は、後述のs10において、該所望のコンテンツをHD120aにダビング(記録)することを許可するか否かの表示を表示部108に行わせる(s8)。この表示は、例えば「指定されたコンテンツをHD120aにダビングしても良いですか?」である。
ユーザは、この表示を見て、ユーザ操作入力部110の設定キーを用いて、許可するか否かを入力する。設定キーは、そのためのキーでもある。
MPU105は、所望のコンテンツをHD120aにダビングすることが許可されたか否かを判断する(s9)。この判断は、ユーザ操作入力部110からの制御信号で判断する。
許可されなかったと判断すると、つまり、ユーザ操作入力部110においてダビングすることを許可しない旨の操作があった場合、MPU105は、光ディスクDから該所望のコンテンツを再生し(s12)、本処理を終了する。これにより、通常の再生が実行される。
詳述すると、光ディスクDに記録されている該所望のコンテンツを光ディスクドライブ118に読取らせ、データプロセッサ119を介してデコーダ106に入力することで、再生が行われる。
以上より、ユーザがHD120aへのダビングを望まない場合、該ダビングを取りやめることができるという効果を奏する。
一方、s9において許可されたと判断すると、つまり、ユーザ操作入力部110においてダビングすることを許可する旨の操作があった場合、MPU105は、所望のコンテンツをダビングしながら再生する(s10及びs11)。具体的には、MPU105は、所望のコンテンツをHD120aにダビングし(s10)、HD120aから再生する(s11)。s10及びs11では、所謂追いかけ再生が行われる。
図3は、ダビングしながら再生されるコンテンツのデータストリームを示す図である。
図3を用いて、上記s10、s11を詳述する。
まず、MPU105は、光ディスクDに記録されている所望のコンテンツを光ディスクドライブ118に等倍速よりも早い2倍速で読取らせ、且つ、読取られた該所望のコンテンツをHD120aへHDD120に順次記録させる(s10)。この際、データプロセッサ199とバッファメモリ199aとを介在させる。
なお、等倍速は、一般ユーザが耳にする通常の再生速度である。また、この実施形態では2倍速と予め設定しているが、4倍速、6倍速、又は8倍速等でも構わない。光ディスクドライブ118とHDD120とのデータ処理速度の差を考慮して予め設定すると良い。この際、高倍速に設定すればするほど、光ディスクドライブ118の読取エラーレートが大きくなる。
次に、MPU105は、HD120aへ記録した順に該所望のコンテンツを読取ることをHDD120に行わせ、データプロセッサ119を介してデコーダ106に等倍速で入力する(s11)。
このようにして、追いかけ再生が行われる。追いかけ再生による利点は、再生終了と同時にユーザが電源をオフしても、その時点でHD120aへのダビングが終了している点である。
なお、バッファメモリ199aを介在させた理由は、追いかけ再生の際、磁気ヘッドは読取と記録とを交互に繰り返すことになるからである。つまり、磁気ヘッドの読取の際にも光ディスクドライブ118から次々に伝送されてくるデータを保持する必要があり、磁気ヘッドの記録の際にもデコーダ106へ次々に伝送しなければならないデータを保持する必要がある。
以上より、ダビング終了後の次回においてHD120aに記録されたコンテンツが指定された場合、短いシーク時間で済む。このダビング終了後の次回とは、s5の判断肯定によりs13でHD120aからコンテンツが再生される場合である。
また、ダビング終了後の次回において、HD120aに記録されたコンテンツと同一のコンテンツが光ディスクDから指定された場合、短いシーク時間で済む。このダビング終了後の次回とは、s4の判断肯定およびs7の判断肯定により、s13でHD120aからコンテンツが再生される場合である。
従って、シーク時間による苛立ちをユーザに与えないようにすることができるという効果を奏する。
なお、s4の判断肯定およびs7の判断肯定により、s13でHD120aからコンテンツが再生される場合とは、s3において、光ディスクDに記録されているコンテンツの再生タイトルと同一のタイトルがHD120aに存在するにも係わらず、光ディスクDの再生タイトルの方を指定してしまったケースを想定している。
このケースの具体例は、光ディスクドライブ118のシーク時間の方がHDD120のシーク時間より非常に長いことを知らないユーザによる指定、又は操作ミスである。
上記効果とこの効果を達成するための動作とを以下詳述する。
まず、s5において、HD120aに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツが指定されていると判断すると、MPU105は、HD120aから該所望のコンテンツを再生し(s12)、本処理を終了する。
詳述すると、HD120aに記録されている該所望のコンテンツをHDD120読取らせ、データプロセッサ119を介してデコーダ106に入力することで、再生が行われる。
以上より、HDD120から再生するので、短いシーク時間で済む。
従って、シーク時間による苛立ちをユーザに与えないようにすることができるという効果を奏する。
次に、s7において、所望のコンテンツがHD120aに記録されていると判断すると、MPU105は、HD120aから該所望のコンテンツを再生し(s12)、本処理を終了する。
以上より、HDD120から再生するので、短いシーク時間で済む。
従って、光ディスクドライブ118のシーク時間の方がHDD120のシーク時間より非常に長いことを知らないユーザであっても、また、操作ミスをしてしまったユーザであっても、シーク時間による苛立ちを該ユーザに与えないようにすることができるという効果を奏する。
次に、本発明の他の実施形態であるHD付きDVDレコーダについて説明する。
本発明の他の実施形態であるHD付きDVDレコーダにおける構成は、図1のHD付きDVDレコーダ1と同じである。
図4は、本発明の他の実施形態であるHD付きDVDレコーダのMPUが行う動作を示すフローチャートである。この動作は、図2におけるs10及びs11の動作の代わりにs20及びs21を加えた動作であり、その他の処理(s1〜9、s12)については同じである。
s9判断肯定により、MPU105は、光ディスクDから該所望のコンテンツを再生する(s20)。この処理は、s12と同じ処理であり、フロントエンド側で行われる。
次に、MPU105は、s20の処理と並行して、所望のコンテンツを光ディスクDからHD120aにダビングし(s21)、本処理を終了する。s21の処理は、バックエンド側で行われる。
詳述すると、MPU105は、光ディスクDから該所望のコンテンツを光ディスクドライブ118に読取らせる。次に、MPU105は、データプロセッサ119を制御して、光ディスクドライブ118から出力された所望のコンテンツをHDD120に供給する。そして、MPU105は、HDD120を制御して、所望のコンテンツをHD120aする。
このようにして、HD付きDVDレコーダ1は、ダビングしながら再生する。
なお、s20及びs21は、上述のs10及びs11と異なり、追いかけ再生ではない。つまり、s20及びs21におけるコンテンツのデータストリームは、図3で示すようにHD120aに一旦記録してから再生する方式を取らない。
本発明の実施形態であるHD付きDVDレコーダの構成を示すブロック図 本発明の実施形態であるHD付きDVDレコーダのMPUが行う動作を示すフローチャート ダビングしながら再生されるコンテンツのデータストリームを示す図 本発明の他の実施形態であるHD付きDVDレコーダのMPUが行う動作を示すフローチャート
符号の説明
1−HD付きDVDレコーダ
101−映像信号入力端子
102−TVチューナ
103−エンコーダ部
104−記録再生部
105−マイクロプロセッサユニット
105a−レジスタ
106−デコーダ部
107−映像出力端子
108−表示部
109−タイマーマイコン
109a−タイマー回路(時計ユニット)
110−ユーザ操作入力部
110a−データ受信部
111−メモリ
112−RAM
118−光ディスクドライブ
119−データプロセッサ
119a−バッファメモリ
120−HDD
120a−HD

Claims (5)

  1. ドライブ装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッドからレーザ光を照射し、その光ディスクに対して、データの読取を行う光ディスクドライブと、
    ハードディスク及び磁気ヘッドを内蔵し、該磁気ヘッドを用いることにより、該ハードディスクに対してデータの記録および記録されているデータの読取を行うハードディスクドライブと、を備えるHD付きDVDプレーヤにおいて、
    前記光ディスクドライブにセットされている光ディスクに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを再生するために、該所望のコンテンツを指定する操作手段と、
    前記操作手段において前記所望のコンテンツが指定された際、前記操作手段において前記所望のコンテンツが指定された際、前記ハードディスクに該所望のコンテンツが記録されているか否かを判断し、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングすることを許可するか否かの表示を行い、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに等倍速よりも早い速度で読取らせ、該所望のコンテンツを前記ハードディスクに前記ダビングしながら該等倍速の再生を行う記録再生手段と、を備え、
    前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていると判断すると、該ハードディスクから該所望のコンテンツを前記ハードディスクドライブに読取らせ、再生し、
    前記記録再生手段は、前記ダビングすることを許可する旨の操作があった場合、前記ダビングを行い、
    前記記録再生手段は、前記ダビングすることを許可しない旨の操作があった場合、前記ダビングを禁止するHD付きDVDプレーヤ。
  2. ドライブ装置本体にセットされている光ディスクにピックアップヘッドからレーザ光を照射し、その光ディスクに対して、データの読取を行う光ディスクドライブと、
    ハードディスク及び磁気ヘッドを内蔵し、該磁気ヘッドを用いることにより、該ハードディスクに対してデータの記録および記録されているデータの読取を行うハードディスクドライブと、を備えるHD付き光ディスク再生装置において、
    前記光ディスクドライブにセットされている光ディスクに記録されているコンテンツの中から所望のコンテンツを再生するために、該所望のコンテンツを指定する操作手段と、
    前記操作手段において前記所望のコンテンツが指定された際、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに読取らせ、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングしながら再生する記録再生手段と、を備えたことを特徴とするHD付き光ディスク再生装置。
  3. 前記記録再生手段は、前記操作手段において前記所望のコンテンツが指定された際、前記ハードディスクに該所望のコンテンツが記録されているか否かを判断し、
    前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに読取らせ、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングしながら再生し、
    前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていると判断すると、該ハードディスクから該所望のコンテンツを前記ハードディスクドライブに読取らせ、再生する請求項2に記載のHD付き光ディスク再生装置。
  4. 前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、前記光ディスクに記録されている前記所望のコンテンツを前記光ディスクドライブに等倍速よりも早い速度で読取らせ、且つ、読取られた該所望のコンテンツを前記ハードディスクへ順次記録し、該ハードディスクへ記録した順に該所望のコンテンツを読取ることを前記ハードディスクドライブに行わせることにより、前記ダビングしながら該等倍速の再生を行う請求項2又は3に記載のHD付き光ディスク再生装置。
  5. 前記記録再生手段は、前記ハードディスクに前記所望のコンテンツが記録されていないと判断すると、該所望のコンテンツを前記ハードディスクにダビングすることを許可するか否かの表示を行い、
    前記記録再生手段は、前記ダビングすることを許可する旨の操作があった場合、前記ダビングを行い、
    前記記録再生手段は、前記ダビングすることを許可しない旨の操作があった場合、前記ダビングを禁止する請求項2から4のいずれかに記載のHD付き光ディスク再生装置。
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