JP2007213162A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データファイルを印刷出力した作業者が適正か不適かを印刷結果により確認することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】識別入力部121に入力された作業者の識別データDを、データファイルFの認証データCで作業者認証部122が認証処理し、認証処理された識別データDが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データRをデータファイルFの本体データBとともに印刷実行部123が印刷出力する。
【選択図】図1
【解決手段】識別入力部121に入力された作業者の識別データDを、データファイルFの認証データCで作業者認証部122が認証処理し、認証処理された識別データDが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データRをデータファイルFの本体データBとともに印刷実行部123が印刷出力する。
【選択図】図1
Description
本発明は、データファイルを印刷出力する画像形成装置に関し、特に、印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを印刷出力する画像形成装置に関する。
文書データや画像データなどの本体データを有するデータファイルを、コンピュータシステムで管理することが一般的に実行されており、そのデータファイルに認証データを付加データとして埋め込むことにより、そのデータファイルの原本性を保証することも実施されている。
なお、上述のようなデータファイルはコンピュータ装置で管理されるが、そのコンピュータ装置がデータファイルをプリンタ装置に送信して印刷媒体に印刷出力することも可能である。
このようなシステムでは、例えば、コンピュータ装置がデータファイルを印刷データに変換してプリンタ装置に送信するので、プリンタ装置は受信した印刷データを印刷出力する。その場合、当然ながらデータファイルの本体データは印刷出力されるが、認証処理に利用される認証データは印刷出力されない。
なお、上述のように認証データが付与されているデータファイルは一般的に重要である。そこで、コンピュータ装置からプリンタ装置にデータファイルが認証データとともに送信されると、そのプリンタ装置が認証データでデータファイルの認証処理を実行し、その認証結果を認証マークなどとしてデータファイルとともに印刷出力する提案もある(例えば、特許文献1,2参照)。
また、上述のような認証データを機械可読の印刷データとして、データファイルの本体データとともに印刷出力しておくことも実施されている。この場合、印刷結果をスキャナ装置で読取走査し、認証データを複合して認証処理を実行することができる。
さらに、このようなスキャナ装置に作業者の識別データを入力させ、その識別データを読取画像から複合した認証データで認証処理し、作業者が不適と判定されると警告データを読取結果に付与して出力する提案もある(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−316465号
特開2003−348079号
特開2003−134327号
上述した特許文献3の装置では、印刷画像から読取走査した認証データで作業者の識別データを認証処理し、作業者が不適と認証されると読取結果に警告データを付与して印刷出力することもできる。
しかし、上述した特許文献3の装置は、印刷画像をスキャナ装置で読取走査する作業者を、印刷画像から複合した認証データで認証処理するものであり、コンピュータ装置に保存されているデータファイルをプリンタ装置で印刷出力する作業者を、そのデータファイルの認証データで認証処理することはできない。
本発明の第一の画像形成装置は、印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを印刷出力する画像形成装置であって、データファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、作業者の識別データの入力を受け付ける識別入力部と、作業者の識別データをデータファイルの認証データで認証処理する作業者認証部と、認証処理された識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データをデータファイルの本体データとともに印刷出力する印刷実行部と、を有している。
本発明の第二の画像形成装置は、印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを外部のプリンタ装置に送信して印刷出力させる画像形成装置であって、プリンタ装置に送信するデータファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、作業者の識別データの入力を受け付ける識別入力部と、作業者の識別データをデータファイルの認証データで認証処理する作業者認証部と、認証処理された識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データをデータファイルの本体データとともにプリンタ装置に送信して印刷出力させる印刷実行部と、を有している。
本発明の第三の画像形成装置は、印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを外部のコンピュータ装置から受信して印刷出力する画像形成装置であって、コンピュータ装置から受信するデータファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、作業者の識別データの入力を受け付ける識別入力部と、作業者の識別データをデータファイルの認証データで認証処理する作業者認証部と、認証処理された識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データをデータファイルの本体データとともに印刷出力する印刷実行部と、を有している。
従って、本発明の画像形成装置では、印刷出力されるデータファイルの認証データにより、データファイルを印刷出力する作業者の識別データが認証処理され、その認証結果が結果データとして本体データとともに印刷出力される。
なお、本発明で云う各部は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたコンピュータ装置、コンピュータプログラムによりコンピュータ装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明で云う各種の構成要素は、かならずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、1つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等も可能である。
また、本発明で云う画像形成装置は、コンピュータプログラムを読み取って対応するデータ処理を実行できるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定のデータ処理を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することが可能である。
本発明の画像形成装置では、作業者の識別データをデータファイルの認証データで認証処理し、認証処理された識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データをデータファイルの本体データとともに印刷出力することにより、データファイルを印刷出力した作業者が適正か不適かを印刷結果により確認することができる。
本発明の実施の一形態を図面を参照して以下に説明する。ただし、本実施の形態に関して前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称を使用して詳細な説明は省略する。
[実施の形態の構成]
本実施の形態の画像形成装置であるデータ処理システム1000は、図2に示すように、コンピュータ装置100とプリンタ装置200を有しており、これらがLAN(Local Area Network)などで有線接続されている(図示せず)。
コンピュータ装置100は、コンピュータの主体となるハードウェアとしてCPU101を有しており、このCPU101には、バスライン102により、ROM103、RAM104、HDD105、FD106が交換自在に装填されるFDD107、CD−ROM108が交換自在に装填されるCDドライブ109、キーボード110、マウス111、ディスプレイユニット112、I/Fユニット113、等のハードウェアが接続されている。
本形態のコンピュータ装置100では、ROM103、RAM104、HDD105、交換自在なFD106、交換自在なCD−ROM108、等のハードウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少なくとも一個にCPU101のためのコンピュータプログラムおよびリソースがソフトウェアとして格納されている。
このようなソフトウェアはコンピュータ装置100に事前にインストールされており、コンピュータ装置100の起動時にRAM104に格納されてCPU101により読取自在となる。
このCPU101がコンピュータプログラムに対応して各種処理を実行することにより、本形態のデータ処理システム1000は、図1に示すように、作業者の識別データDの入力を受け付ける識別入力部121、作業者の識別データDをデータファイルFの認証データで認証処理する作業者認証部122、認証処理された識別データDが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データRをデータファイルFの本体データBとともに印刷出力する印刷実行部123、等を論理的に有している。
なお、上述の各部121、122は、コンピュータプログラムに対応したコンピュータ装置100の処理動作として実現されており、印刷実行部123は、コンピュータプログラムに対応したコンピュータ装置100とプリンタ装置200との協調動作としてデータ処理システム1000に実現されている。
本形態のデータ処理システム1000では、図3(a)に示すように、データファイルFは、いわゆるe文書やPDF(Portable Document Format)データと同様に、本体データBと付加データSとを有するデータ構造となっている。
本体データBは、文章データや画像データからなり、図4(a)に示すように、通常の処理で印刷出力される。付加データSは、詳細には後述する認証データCなどからなり、特別な処理を実行しないと印刷出力されない。
本形態では、コンピュータ装置100を使用する作業者ごとに、少数のテキストデータからなるID(Identity)などとして識別データDが規定されており、データファイルFは、例えば、その本体データBを作成した作業者の識別データDが認証データCに内包されている。
さらに、本形態のデータファイルFは、付加データSに結果データRも内包されており、この結果データRは、図4(b)に示すように、認証処理された作業者の識別データDが不適の場合に印刷出力されるウォータマークとして設定されている。
この結果データRのウォータマークは、例えば、"この書類は作成者により印刷されたものではありません"などの警告ガイダンスからなり、合成される本体データBを確認できるようにドットが拡散された状態で繰り返し印刷出力される。
本形態のコンピュータ装置100では、識別入力部121は、例えば、作業者によるキーボード110の手動操作をCPU101がコンピュータプログラムに対応して認識することにより、作業者の識別データDの入力を受け付ける。
作業者認証部122は、例えば、CPU101が所定のデータ処理を実行することにより、作業者により印刷出力が指示されたデータファイルFから付加データSを検出し、この付加データSから認証データCを検出し、この認証データCから識別データDを検出し、このデータファイルFの識別データDと入力された識別データDとを照合することにより認証処理を実行する。
印刷実行部123は、認証処理により識別データDが一致して適正と判定されると、データファイルFの本体データBのみ印刷データに変換し、I/Fユニット113からプリンタ装置200に送信する。識別データDが一致せず不適と判定されると、データファイルFの本体データBと結果データRとを印刷データに変換し、これらの印刷データを合成してからプリンタ装置200に送信する。
上述のようなデータ処理システム1000の各部121〜124は、必要によりキーボード110やI/Fユニット113等のハードウェアを利用して実現されるが、その主体はRAM104等の情報記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムに対応してハードウェアであるCPU101が機能することにより実現されている。
このようなコンピュータプログラムは、例えば、キーボード110などによる作業者の識別データDの入力を受け付けること、入力された識別データDを印刷出力するデータファイルFの識別データDで認証処理すること、認証結果が適正であるとデータファイルFの本体データBのみプリンタ装置200に送信して印刷出力させ、認証結果が不適であるとデータファイルFの本体データBと結果データRとをプリンタ装置200に送信して印刷出力させること、等の処理動作をCPU101等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM104等の情報記憶媒体に格納されている。
[実施の形態の動作]
上述のような構成において、本実施の形態のデータ処理システム1000では、例えば、認証データCが付与されているデータファイルFがコンピュータ装置100に登録されており、そのデータファイルFをコンピュータ装置100への指示によりプリンタ装置200に印刷出力させることができる。
例えば、作業者がコンピュータ装置100を手動操作して所望のデータファイルFを読み出し、そのデータファイルFを印刷出力する場合、図5に示すように、作業者は読み出されているデータファイルFの印刷出力をコンピュータ装置100に指示する(ステップS1)。
すると、コンピュータ装置100は、そのデータファイルFに認証データCが付与されているかを確認し(ステップS2)、付与されていない場合はデータファイルFの本体データBをビットマップなどの通常の印刷データに変換する(ステップS8)。この印刷データはコンピュータ装置100からプリンタ装置200に送信されるので(ステップS12)、図4(a)に示すように、プリンタ装置200はデータファイルFの本体データBを印刷出力する。
一方、データファイルFに認証データCが付与されていた場合(ステップS2)、コンピュータ装置100は、"あなたの識別データDを入力してください"などの入力ガイダンスをディスプレイユニット112に表示する(ステップS3)。
そこで、入力ガイダンスを確認した作業者がキーボード110の手動操作などで自身の識別データDをコンピュータ装置100に入力すると(ステップS4)、コンピュータ装置100は、データファイルFの認証データCから識別データDを検出し、このデータファイルFの識別データDと入力された識別データDとを照合して認証処理を実行する(ステップS6)。
この認証処理により識別データDが一致して適正と判定されると(ステップS7)、データファイルFの本体データBのみ印刷データに変換され(ステップS8)、I/Fユニット113からプリンタ装置200に送信される(ステップS12)。
このプリンタ装置200は、受信した印刷データを印刷用紙などの印刷媒体に印刷出力するので、図4(a)に示すように、印刷媒体PにはデータファイルFの本体データBのみ印刷出力される。
一方、認証処理により識別データDが一致せず不適と判定されると(ステップS7)、データファイルFの本体データBと結果データRとが印刷データに各々変換される(ステップS9,S10)。つぎに、これらの印刷データが合成されてから(ステップS11)、プリンタ装置200に送信されるので(ステップS12)、プリンタ装置200は、受信した印刷データを印刷用紙などの印刷媒体に印刷出力する。
本形態のコンピュータ装置100では、結果データRはウォータマークとして本体データBに合成されるように設定されているので、図4(b)に示すように、印刷媒体Pには本体データBが結果データRのウォータマークとともに印刷出力される。この結果データRのウォータマークは、前述のように警告ガイダンスからなり、合成される本体データBを確認できる状態で印刷出力される。
なお、本形態のコンピュータ装置100は、識別データの入力ガイダンスをディスプレイユニット112に表示した状態から(ステップS3)、所定時間が経過しても作業者の識別データDが入力されないと(ステップS4,S5)、作業者を不適と自動的に認証し、やはりデータファイルFの本体データBと結果データRとを合成してプリンタ装置200に印刷出力させる(ステップS9〜S12)。
[実施の形態の効果]
本形態のデータ処理システム1000では、上述のようにデータファイルFを印刷出力させる作業者の識別データDをデータファイルFの認証データCで認証処理し、認証処理された識別データDが適正であればデータファイルFの本体データBのみ印刷出力するが、不適であれば本体データBに結果データRを合成して印刷出力するので、データファイルFを印刷出力した作業者が適正か不適かを印刷結果により確認することができる。
しかも、データファイルFに認証データCとして作業者の識別データDが設定されているので、コンピュータ装置100が識別データCをデータ管理している必要がなく、データファイルFごとに作業者の適否を設定しておくことができる。
さらに、データファイルFに結果データRも設定されているので、コンピュータ装置100が結果データRを保持している必要がなく、複数種類の結果データRを本体データBの内容に対応させてデータファイルFに選択的に設定しておくようなことも可能である。
なお、識別データDと結果データRとは、少数のテキストデータなどとして設定しておくことができるので、識別データDと結果データRのためにデータファイルFのデータ容量が過剰に増大することはない。
また、本形態のデータ処理システム1000では、上述のようにデータファイルFに認証データCが設定されていないと、本体データBの印刷処理を自動的に実行するので、必要もなしに作業者に識別データDの入力を要求することもない。
[実施の形態の変形例]
本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では作業者が不適と認証された場合のみ結果データRをデータファイルFの本体データBに合成して印刷出力することを例示したが、作業者が適正と認証された場合のみ結果データRを本体データBに合成して印刷出力することも可能である。
この場合、結果データRは、例えば、"この書類は作成者により印刷されたものです"などの報告ガイダンスなどとして設定され、本体データBを阻害しないように印刷媒体Pの上部や下部などに印刷出力することが好適である。
さらに、作業者の認証結果が適正か不適かに対応して、第一/第二の結果データRを切り換えて印刷出力することも可能である。この場合、図3(b)に示すように、データファイルFに第一/第二の結果データRを設定しておき、認証結果に対応して選択的に印刷出力することが好適である。
また、上記形態では結果データRがデータファイルFに設定されていることを例示したが、定型の結果データRがコンピュータ装置100に登録されていることも可能である。
さらに、認証結果の適正に対応した第一の結果データRはコンピュータ装置100に登録しておき、不適に対応した第二の結果データRはデータファイルFに設定しておくようなことも可能である。
また、コンピュータ装置100にデフォルトの結果データRを登録しておくとともに、任意のデータファイルFに独自の結果データRを設定しておき、データファイルFに結果データRが設定されているときは、その結果データRをコンピュータ装置100が選択し、設定されていないときは、デフォルトの結果データRを選択するようなことも可能である。
さらに、上記形態ではデータファイルFに一つの識別データDが認証データCとして設定されていることを想定したが、複数の識別データDを認証データCとしてデータファイルFに設定しておくことも可能である。
また、上記形態ではデータファイルFに認証データCとして作業者の識別データDが直接に設定されていることを例示したが、認証データCは識別データDを認証処理できるように設定してあれば良い。
例えば、多数の作業者が複数のグループに区分されており、そのグループごとに印刷出力の適否が規定されているような場合、作業者の識別データDと認証データCとにグループの識別データを内包させておくようなことも可能である。
さらに、上記形態ではデータファイルFに認証データCが登録されていることを例示したが、例えば、複数の識別データDと複数の認証データCとの対応関係をコンピュータ装置100に登録しておき、入力された識別データDとデータファイルFに付与されている認証データCとを登録されている対応関係で認証処理することも可能である。その場合、認証データCはデータファイルFの識別データで良いので、データファイルFの容量を大幅に削減することができる。
また、上記形態では作業者が少数のテキストデータからなる自身のIDを識別データDとして入力することを想定したが、例えば、識別データDとしてIDとパスワードとを入力するようなことも可能である。その場合、IDのみ、パスワードのみ、IDとパスワードとの組み合わせ、などを認証データCとして設定しておくことにより、各種の認証処理を実行することが可能となる。
さらに、上記形態では作業者が識別データDをキーボード110の手動操作で入力することを例示したが、例えば、作業者の指紋走査や音声入力などの生体データを識別データDとしてコンピュータ装置100に入力することも可能である。その場合、認証データCは、例えば、生体データから抽出した複数の特徴部分などとして設定しておくことが可能である。
また、上記形態ではコンピュータ装置100の一連の動作を図5に基づいて具体的に説明したが、その一連の動作の順番は矛盾しない範囲で変更することが可能である。例えば、認証処理を実行してから本体データを印刷データに変換することを例示したが、本体データを印刷データに変換してから認証処理を実行することも可能である。
さらに、上記形態では作業者の識別データDをデータファイルFの認証データCで認証処理することのみを例示したが、例えば、このような認証データCに、いわゆる電子署名やタイムスタンプも内包させておき、作業者の識別データDをデータファイルFの認証データCで認証処理するとともに、データファイルFの正当性を認証データCで認証処理するようなことも可能である。
また、上記形態ではRAM104等に格納されているコンピュータプログラムに対応してCPU101が動作することにより、コンピュータ装置100の各種機能として各部が論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各部の各々を固有のハードウェアとして形成することも可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM104等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成することも可能である。
100 コンピュータ装置
121 識別入力部
122 作業者認証部
123 印刷実行部
200 プリンタ装置
1000 データ処理システム
121 識別入力部
122 作業者認証部
123 印刷実行部
200 プリンタ装置
1000 データ処理システム
Claims (13)
- 印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを印刷出力する画像形成装置であって、
前記データファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、
作業者の識別データの入力を受け付ける識別入力部と、
前記作業者の識別データを前記データファイルの認証データで認証処理する作業者認証部と、
認証処理された前記識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データを前記データファイルの本体データとともに印刷出力する印刷実行部と、
を有している画像形成装置。 - 印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを外部のプリンタ装置に送信して印刷出力させる画像形成装置であって、
前記プリンタ装置に送信する前記データファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、
作業者の識別データの入力を受け付ける識別入力部と、
前記作業者の識別データを前記データファイルの認証データで認証処理する作業者認証部と、
認証処理された前記識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データを前記データファイルの本体データとともに前記プリンタ装置に送信して印刷出力させる印刷実行部と、
を有している画像形成装置。 - 印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを外部のコンピュータ装置から受信して印刷出力する画像形成装置であって、
前記コンピュータ装置から受信する前記データファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、
作業者の識別データの入力を受け付ける識別入力部と、
前記作業者の識別データを前記データファイルの認証データで認証処理する作業者認証部と、
認証処理された前記識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データを前記データファイルの本体データとともに印刷出力する印刷実行部と、
を有している画像形成装置。 - 前記印刷実行部は、認証処理により前記識別データが適正と認証されると第一の前記結果データを印刷出力して不適と認証されると第二の前記結果データを印刷出力する請求項1ないし3の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記印刷実行部は、前記結果データを記憶しており、記憶している前記結果データを印刷出力する請求項1ないし4の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記データファイルの付加データに前記結果データも内包されており、
前記印刷実行部は、前記付加データに内包されている前記結果データを印刷出力する請求項1ないし4の何れか一項に記載の画像形成装置。 - 前記データファイルの認証データに前記作業者の識別データも内包されており、
前記作業者認証部は、入力された前記識別データを前記データファイルの認証データに内包されているかで認証処理する請求項1ないし6の何れか一項に記載の画像形成装置。 - 前記作業者認証部は、複数の前記識別データと複数の前記認証データとの対応関係が登録されており、入力された前記識別データと前記データファイルに付与されている前記認証データとを登録されている前記対応関係で認証処理する請求項1ないし6の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを外部のプリンタ装置に送信して印刷出力させる画像形成装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記プリンタ装置に送信する前記データファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、
作業者の識別データの入力を受け付けること、
前記作業者の識別データを前記データファイルの認証データで認証処理すること、
認証処理された前記識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データを前記データファイルの本体データとともに前記プリンタ装置に送信して印刷出力させること、
を前記画像形成装置に実行させるためのコンピュータプログラム。 - 印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有するデータファイルを外部のコンピュータ装置から受信して印刷出力する画像形成装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータ装置から受信する前記データファイルの付加データに少なくとも認証データが内包されており、
作業者の識別データの入力を受け付けること、
前記作業者の識別データを前記データファイルの認証データで認証処理すること、
認証処理された前記識別データが適正か不適かの少なくとも一方に対応して結果データを前記データファイルの本体データとともに印刷出力すること、
を前記画像形成装置に実行させるためのコンピュータプログラム。 - 印刷出力される本体データと印刷出力されない付加データとを有しており、請求項6に記載の画像形成装置で印刷出力されるデータファイルであって、
前記付加データに少なくとも前記認証データと前記結果データとが内包されているデータ構造のデータファイル。 - 前記付加データに請求項4に記載の第一/第二の前記結果データが内包されているデータ構造の請求項11に記載のデータファイル。
- 前記認証結果に前記識別データが内包されているデータ構造の請求項11または12に記載のデータファイル。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081209 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090317 |