JP2007203819A - スイングアームの支持部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体の大幅な重量増加を招くことなく、車幅方向の重力バランスの均衡を図りつつ車体フレームの剛性を効率良く高めることのできるスイングアームの支持部構造を提供する。
【解決手段】後輪Wrを軸支するスイングアーム12がセンタフレーム6に揺動可能に支持され、動力源の出力軸13がドライブシャフト14を介して後輪Wrに伝達される自動二輪車にあって、センタフレーム6に、スイングアーム12の前端部を軸支する左外側フレーム20と中間フレーム24を設ける。センターフレーム6に、中間フレーム24のさらにドライブシャフト14よりも車幅方向外側に配置される右外側フレーム21を脱着不能に一体に設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動二輪車の後輪を上下に揺動可能に支持するスイングアームの支持部構造に関するものである。
自動二輪車のエンジン動力の伝達手段としてドライブシャフトを採用したものがある。
このドライブシャフトを採用する自動二輪車においては、車体フレームに搭載されたエンジンの出力軸とスイングアームに支持されたドライブシャフトが自在継手を介して接続されている。そして、この自在継手部分はスイングアームの上下の揺動に応じて屈曲するため、自在継手はスイングアームの枢支軸と同軸上に配置されている。
このような自動二輪車のスイングアームの支持部構造として、車体フレームのエンジンの後方側位置に一対の枢支壁を車幅方向に離間させて設け、この枢支壁間にスイングアームの前端部を支持させるとともに、一方の枢支壁の車幅方向外側にドライブシャフト(自在継手)を配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、スイングアームの枢支軸の車幅方向外側にドライブシャフトが配置されるため、スイングアームの前端部は車体左右の一方(ドライブシャフトと逆方)に偏ったかたちで車体フレームに支持され、車体フレーム側も一対の枢支壁が左右の一方に偏って形成されている。なお、特許文献1に記載のスイングアームの支持部構造の場合、車体フレームに、ドライブシャフトの車幅方向外側を覆うカバー部材が脱着可能に取り付けられている。
特開2002−87364号公報
しかし、この従来のスイングアームの支持部構造は、車体フレームの一対の枢支壁が車幅方向の片側に偏り、一方の枢支壁の側部にドライブシャフトが配置されることから、両側の枢支壁の間隔を充分に確保することが難しく、スイングアームの前端部を高い剛性を持って支持するためには、枢支壁の肉厚を厚くする等して枢支壁を大型化せざるを得ない。そして、枢支壁を大型化すると、大型化した枢支壁に対して車体左右の重力バランスを調整するために別部材の追加や既存部品の肉厚増加を行わなければならず、その結果、車体全体の重量増加を招くことが懸念される。
また、特許文献1に記載のスイングアームの支持部構造の場合、車体フレームにドライブシャフトの車幅方向外側を覆うカバー部材が取り付けられているが、このカバー部材はメンテナンス用の脱着可能なカバー部材であり、車体フレームの剛性向上に寄与するものではない。
そこでこの発明は、車体の大幅な重量増加を招くことなく、車幅方向の重力バランスの均衡を図りつつ車体フレームの剛性を効率良く高めることのできるスイングアームの支持部構造を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、後輪(例えば、後述の実施形態における後輪Wr)を軸支するスイングアーム(例えば、後述の実施形態におけるスイングアーム12)が車体フレーム(例えば、後述の実施形態における車体フレーム2)に上下方向に揺動可能に支持されるとともに、車体フレームに搭載された動力源の動力がドライブシャフト(例えば、後述の実施形態におけるドライブシャフト14)を介して後輪に伝達される自動二輪車にあって、前記車体フレームに、前記スイングアームの前端部を上下方向に揺動可能に支持する一対の枢支壁(例えば、後述の実施形態における左外側フレーム20、中間フレーム24)が車幅方向に離間して設けられ、この一方の枢支壁の車幅方向外側に前記ドライブシャフトが配置されているスイングアームの支持部構造において、前記ドライブシャフト側の枢支壁のさらにドライブシャフトよりも車幅方向外側位置に、前記枢支壁を補強する補強壁(例えば、後述の実施形態における右外側フレーム21)が配置され、この補強壁が前記車体フレームに脱着不能に一体に設けられるようにした。
これにより、車体フレームの一対の枢支壁がドライブシャフトの車幅方向外側位置に一体に設けられた補強壁によって効率良く補強され、しかも、補強壁と他方の枢支壁とによって車体左右の重量バランスが保たれるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイングアームの支持部構造において、前記ドライブシャフト側の枢支壁が、車幅方向の車体中心線(例えば、後述の実施形態における車体中心線L)を跨ぐように設けられ、前記スイングアームの揺動衝撃を緩和するリヤクッション(例えば、後述の実施形態におけるリヤクッション27)が前記ドライブシャフト側の枢支壁に連結されるようにした。
これにより、リヤクッションが車幅方向の中心に位置され、車体左右のバランスが良好に保たれるようになる。また、リヤクッションからの入力される荷重は車体フレームの車幅方向の中央位置にて一方の枢支壁によって確実に受け止められるようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスイングアームの支持部構造において、前記車体フレームに、車体後方側に延出するシート支持部材(例えば、後述の実施形態におけるシートレール9,シートステー10)が設けられ、このシート支持部材にバッテリ(例えば、後述の実施形態におけるバッテリ11)が支持されるとともに、このバッテリと前記リヤクッションとが、車体前後方向の中央部近傍において、上面視で少なくとも一部が幅方向の車体中心線を挟んで横並びになるように配置されるようにした。
これにより、重量物であるバッテリとリヤクッションが車体前後方向の中央位置に集約されるとともに、両者が車幅方向の左右にバランス良く振り分けられるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスイングアームの支持部構造において、前記車体フレームには、前記一対の枢支壁と前記補強壁の上部同士、下部同士をそれぞれ連結する上側クロスメンバ(例えば、後述の実施形態における上側クロスメンバ22)と下側クロスメンバ(例えば、後述の実施形態における下側クロスメンバ23)が設けられ、前記下側クロスメンバが側面視で前記上側クロスメンバよりも車体後方にオフセットして配置され、前記スイングアームの揺動衝撃を緩和するリヤクッションが、前記上側クロスメンバの近傍と下側クロスメンバの近傍の間に支持されるようにした。
これにより、リヤクッションが下端部を後方側に傾斜させるように配置されるようになる。
請求項1に記載の発明によれば、車体フレームに一体に設けられた補強壁によって枢支壁との車体左右の重量バランスを保ちつつ、枢支壁を効率良く補強することができるため、車体重量の大幅増加を招くことなく車体フレームの剛性の向上を図ることが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、重量物であるリヤクッションが車幅方向の中心付近に配置され、かつ、そのリヤクッションから入力荷重が車体フレームの略中央の一方の枢支壁によって確実に受け止められるため、車両バランスと車両の運動性能をより有効に高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、重量物であるバッテリとリヤクッションが車体前後方向の中央位置に集約され、かつ、その両者が車幅方向の左右にバランス良く振り分けられるため、車両バランスをより高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、リヤクッションを鉛直方向に対してより大きく傾斜させて配置することができるため、リヤクッションの衝撃吸収ストロークをより有効に確保することが可能になる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方を夫々示すものとする。
この実施形態の自動二輪車1は、車体フレーム2の主要部が、前端部でフロントフォーク3を支持するヘッドパイプ4と、このヘッドパイプ4から車幅方向左右に分かれて車体後方に延出する一対のサイドフレーム5と、このサイドフレーム5の後端部において両サイドフレーム5を連結するセンタフレーム6とによって構成されている。
サイドフレーム5は後端部が下方に向かった略L字状に屈曲し、このL字状屈曲部7の前部側にエンジン及び変速機を含む図示しないパワーユニットが搭載されるとともに、パワーユニットの上方側にメインの燃料タンク8(図4参照。)が設置されている。L字状屈曲部7には車体後方側に延出するシートレール9(シート支持部材)が結合され、このシートレール9には図示しないシートが取り付けられている。センタフレーム6には、後輪Wrを揺動可能に支持するスイングアーム12が支持され、フロントフォーク3には前輪Wfが支持されている。また、この自動二輪車1は、パワーユニットの出力軸13と後輪Wrの動力伝達部がドライドシャフト14によって接続されている。
スイングアーム12は、図2に示すように、後輪車軸15の左端を軸支する左リヤフォークブロック12aと、後輪車軸15の右端を軸支する右リヤフォークブロック12bが、これらの前端部側において連結片12cとともに円筒状のピボット軸12dに結合されている。このピボット軸12dはセンタフレーム6に揺動自在に支持される部分であり、車幅方向の車体中心線Lに対して全体が左側に偏寄して設けられるとともに、その軸線が車幅方向に沿って延出している。
右リヤフォークブロック12bは、右側端部に車体前後方向に沿って延出する筒状壁16が設けられ、その筒状壁16の内側にドライブシャフト14が収容されている。ドライブシャフト14は、その一端部が筒状壁16の前端部から車体前方側に突出し、自在継手17を介してパワーユニットの出力軸13に連結されている。自在継手17は、ピボット軸12dの車体右側位置においてピボット軸12dと同軸上に配置されている。また、右リヤフォークブロック12bの後端部にはギヤケース18が一体に設けられ、ドライブシャフト14の他端部がギヤケース18内のベベル機構19を介して後輪車軸15に動力伝達可能に係合されている。
また、左右のサイドフレーム5,5の後部を相互に結合するセンタフレーム6は、図2,図3に示すように、左右のサイドフレーム5,5にそれぞれ結合される外側フレーム20,21と、左右の外側フレーム20,21の上部同士と下部同士を連結する上側クロスメンバ22及び下側クロスメンバ23と、上側クロスメンバ22と下側クロスメンバ23の各車幅方向の略中間位置に結合される中間フレーム24と、を備え、左側の外側フレーム20(以下、「左外側フレーム20」と呼ぶ。)と中間フレーム24の間にスイングアーム12のピボット軸12dが介装され、そのピボット軸12dが支持ボルト25を介して左外側フレーム20と中間フレーム24に回動可能に枢支されている。また、中間フレーム24と右側の外側フレーム21(以下、「右外側フレーム21」と呼ぶ。)の間には、パワーユニットの出力軸13とドライブシャフト14を連結する自在継手17が配置されている。この実施形態の場合、左外側フレーム20と中間フレーム24がスイングアーム12を揺動可能に支持する一対の枢支壁を構成し、右外側フレーム21が、枢支壁(24)のドライブシャフト14よりもさらに車幅方向外側位置にて枢支壁(20,24)を補強する補強壁を構成している。なお、中間フレーム24は、正確には左外側フレーム20と右外側フレーム21の中間位置よりも若干右側に偏寄した位置に配置されているが、少なくとも中間フレーム24の幅方向の一部は車体中心線Lを跨ぐようになっている。
ところで、センタフレーム6を構成する上記の左外側フレーム20、中間フレーム24、及び、右外側フレーム21は、上側クロスメンバ22と下側クロスメンバ23を介して最終的に脱着不能に一体化されているが、これらの主要部は、左側ブロック、中央ブロック、右側ブロックの概略3つのブロックに分けて鋳造され、鋳造の後にこれらのブロックが相互に溶接結合されている。なお、この実施形態の場合、中央ブロックは中間フレーム24の上下に上側クロスメンバ22と下側クロスメンバ23の一部が一体化されたI字状の平面視形状となっている。
また、中間フレーム24のスイングアーム12の枢支部よりも上方側位置にはスリット26が設けられ、スイングアーム12の揺動衝撃を緩和するためのリヤクッション27の上端部がこのスリット26内に枢支されている。このリヤクッション2の上部側の枢支部であるスリット26は車体中心線Lに近接して設けられている。
この自動二輪車のリヤクッション27は、所謂プロリンク式のサスペンションを構成し、リヤクッション27の下端部がデルタ形のリンク28を介して中間フレーム24の下端に支持されるとともに、リンク28の中間部が連結ロッド29を介してスイングアーム12の中間から前寄り前端部の下面に枢支連結されている。したがって、このリヤクッション27は、その上下の端部がセンタフレーム6に支持されるとともに、スイングアーム12の揺動に伴う入力荷重が連結ロッド29とリンク28を介して入力される。
また、センタフレーム6は、下側クロスメンバ23が上側クロスメンバ22に対して車体後方側にオフセットするようにして、サイドフレーム5の後端部(L字状屈曲部7)に結合されている。このため、スイングアーム12の下方側でリンク28を介してセンタフレーム6の下端に支持されるリヤクッション27の下端部側は、センタフレーム6の上部側のスリット26内に枢支されるリヤクッション27の上端部側に対して車体後方側に大きくオフセットしている。したがって、この自動二輪車においては、リヤクッション27が鉛直方向に対して大きく傾斜することから、リヤクッション27の衝撃吸収ストクロークを充分に長く確保することができる。
また、センタフレーム6の下部側の側面には、車体後部上方に向かって延出するシートステー10(シート支持部材)が結合され、このシートステー10の後端部がシートレール9の下面に結合されている。このシートステー10はシートレール9を下方側から補強する部材であるが、このシートステー10にはブラケット30を介してバッテリ11が取り付けられている。バッテリ11はリヤクッション27とともに車体前後方向のほぼ中央位置に配置され、さらに両者11,27は、図4に示すように、平面視で少なくとも一部が幅方向の車体中心線Lを挟んで横並びになるように配置されている。
また、シートステー10の下端部の近傍にはブラケット31を介して足乗せステップ32が取り付けられ、さらにブラケット31の後端部にはブレーキ・マスターシリンダ33が取り付けられている。
なお、図1,図2中、34は、リヤクッション27のプリロードを調整するための油圧プリロードアジャスタであり、35は、前後連動ブレーキの配管、36は、ブレーキ・マスターシリンダ33に供給するブレーキオイルを貯留するためのリザーバタンク、37は、シートレール9とシートステー10の間に配置された補助燃料タンクである。
この自動二輪車1は、以上のように車体フレーム2を構成するセンタフレーム6に、スイングアーム12の前端部(枢支軸)を枢支する左外側フレーム20と中間フレーム24とともに、ドライブシャフト14の右外側を覆う右外側フレーム21が脱着不能に一体に設けられているため、スイングアーム12を枢支する左外側フレーム20と中間フレーム24の肉厚を増加することなく、右外側フレーム21によって車体フレーム2全体の剛性を高めることができる。そして、この自動二輪車1の場合、右外側フレーム21は、幅方向の車体中心線Lを跨ぐ中間フレーム24を挟んで左外側フレーム20と略対象に配置されるため、重量バランスをとるための部材追加等を行うことなく車体左右の重量バランスを保ちつつ、車体フレーム2の剛性を効率良く高めることができる。
さらに、この自動二輪車1においては、リヤクッション27の上端部が車体フレーム2の幅方向略中央の中間フレーム24に枢支されるため、重量物であるリヤクッション27が車両の前後左右のほぼ中心位置に配置されることになって車両の重量バランスが良好になる。そして、この自動二輪車の場合、リヤクッション27から入力される荷重が車体フレーム2の中央の中間フレーム24にダイレクトに受け止められるため、車両の運動性能も確実に高まる。
また、この実施形態の自動二輪車1の場合、センタフレーム6から車体後方側に向かって延出するシートステー10に、車体前後方向の略中央に位置されるようにバッテリ11がブラケット30を介して取り付けられているため、重量物であるバッテリ11がリヤクッション27とともに車両の中心部に集約され、車両前後の重量バランスがより良好になる。
そして、この自動二輪車1の場合、バッテリ11とリヤクッション27が、平面視で少なくとも一部が車体中心線Lを挟んで横並びになるように配置されているため、重量物であるリヤクッション27とバッテリ11が車体左右にバランス良く振り分けられ、車両の左右バランスもより良好になる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の一実施形態を示す自動二輪車の車体骨格部の側面図。 同実施形態を示すものであり、図1の一部を破断したA矢視図。 同実施形態を示すものであり、図2の要部の拡大図。 同実施形態を示すものであり、シートレールとシートステーを中心とした平面図。
符号の説明
2…車体フレーム
9…シートレール(シート支持部材)
10…シートステー(シート支持部材)
11…バッテリ
12…スイングアーム
14…ドライブシャフト
20…左外側フレーム(枢支壁)
21…右外側フレーム(補強壁)
22…上側クロスメンバ
23…下側クロスメンバ
24…中間フレーム(枢支壁)
27…リヤクッション
Wr…後輪
L…車幅方向の車体中心線

Claims (4)

  1. 後輪を軸支するスイングアームが車体フレームに上下方向に揺動可能に支持されるとともに、
    車体フレームに搭載された動力源の動力がドライブシャフトを介して後輪に伝達される自動二輪車にあって、
    前記車体フレームに、前記スイングアームの前端部を上下方向に揺動可能に支持する一対の枢支壁が車幅方向に離間して設けられ、
    この一方の枢支壁の車幅方向外側に前記ドライブシャフトが配置されているスイングアームの支持部構造において、
    前記ドライブシャフト側の枢支壁のさらにドライブシャフトよりも車幅方向外側位置に、前記枢支壁を補強する補強壁が配置され、この補強壁が前記車体フレームに脱着不能に一体に設けられていることを特徴とするスイングアームの支持部構造。
  2. 前記ドライブシャフト側の枢支壁が、車幅方向の車体中心線を跨ぐように設けられ、
    前記スイングアームの揺動衝撃を緩和するリヤクッションが前記ドライブシャフト側の枢支壁に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のスイングアームの支持部構造。
  3. 前記車体フレームに、車体後方側に延出するシート支持部材が設けられ、
    このシート支持部材にバッテリが支持されるとともに、
    このバッテリと前記リヤクッションとが、車体前後方向の中央部近傍において、上面視で少なくとも一部が幅方向の車体中心線を挟んで横並びになるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスイングアームの支持部構造。
  4. 前記車体フレームには、前記一対の枢支壁と前記補強壁の上部同士、下部同士をそれぞれ連結する上側クロスメンバと下側クロスメンバが設けられ、
    前記下側クロスメンバが側面視で前記上側クロスメンバよりも車体後方にオフセットして配置され、
    前記スイングアームの揺動衝撃を緩和するリヤクッションが、前記上側クロスメンバの近傍と下側クロスメンバの近傍の間に支持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスイングアームの支持部構造。

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