JP2007203343A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 曲げ加工して形成された円弧状の金属板を成形して円筒状の軸製品に成形する成形方法であって、
   長手方向に対して直交する断面の各々において前記軸製品の外径と同じ内径の円弧をなす断面形状を有し、且つ、前記軸製品の長手方向と平行な断面の各々において直線状の内面形状を有する直線溝を備えた直金型と、
   前記長手方向に対して直角な断面の各々において前記軸製品の外径と同じ内径の円弧をなす断面形状を有し、且つ、前記軸製品の長手方向と平行な断面の各々において、長手方向の中央に近づくほど前記軸製品に対する圧下率が高くなる凸曲線状の内面形状を有する曲溝を備えた曲金型とを用い、
   前記軸製品における前記金属板の接合部が前記曲金型の前記曲溝に対して正対するように、前記曲溝および前記直線溝の間に前記円弧状の金属板を挟んで前記円筒状の軸製品に成形する成形方法。
2. 前記直金型を、前記直線溝を上方に開口させて配置し、前記接合部を上方に向けて前記円弧状の金属板を前記直線溝の内部に置き、前記曲金型を、前記曲溝を下に向けて、前記直金型に向かって降下させ、前記直線溝および前記曲溝の間で前記円筒状の軸製品に成形する請求項１に記載の成形方法。
3. 前記曲金型の前記曲溝の内面が、前記曲溝の長手方向と平行な断面の各々において連続した滑らかな曲線を描く請求項１に記載の成形方法。
4. 曲げ加工して形成された円弧状の金属板を成形して円筒状の軸製品に成形する成形金型であって、
   長手方向に対して直交する断面の各々において前記軸製品の外径と同じ内径の円弧をなす断面形状を有し、且つ、前記軸製品の長手方向と平行な断面の各々において直線状の内面形状を有する直線溝を備えた直金型と、
   前記長手方向に対して直交する断面の各々において前記軸製品の外径と同じ内径の円弧をなす断面形状を有し、且つ、前記軸製品の長手方向と平行な断面の各々において、長手方向の中央に近づくほど前記軸製品に対する圧下率が高くなる凸曲線状の内面形状を有する曲溝を備えた曲金型とを備え、
   前記軸製品における前記金属板の接合部が前記曲金型の前記曲溝に対して正対するように、前記曲溝および前記直線溝の間に前記円弧状の金属板を挟んで前記円筒状の軸製品に成形する成形金型。