JP2007201601A - 給電合成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1のアンテナで受信された受信信号と、第2のアンテナで受信された受信信号とを効率よく合成して出力することのできる給電合成装置とする。
【解決手段】 折り返しダイポールエレメントとされる第1アンテナ10と第2アンテナ11は、約200Ωの給電ケーブル15a、15bを介して給電合成部13に接続されている。給電合成部13は、給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bの一方に第1整合アンテナ13aが接続されていると共に、他方に第2整合アンテナ13bが接続されている。そして、並列に接続された給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bは1対1のバラン13cにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換される。給電合成部13において合成された第1アンテナ10および第2アンテナ11の受信信号は、バラン13cに接続された同軸ケーブル15cを介して同軸端子14から出力される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、2基のアンテナで受信された受信信号を合成する給電合成装置に関するものである。
従来、アンテナの利得を向上させる手段として、アンテナ素子数を増やすことによりアンテナ利得を向上させることが行われている。しかし、アンテナ素子数が増えるとサイズ(奥行き)が大きくなり、風速による荷重が大きくなることから耐風速等の強度問題が生じる。また、設置空間も大きくなることから設置場所の問題が生じるようになる。
また、アンテナの利得を向上させる他の手段として、小型アンテナを複数設置して混合器(分配器)により複数の小型アンテナで受信された受信信号を合成することにより、アンテナ利得を向上させることが行われている。
図19に、小型アンテナを2基設置して分配器により2基の小型アンテナで受信された受信信号を合成する構成の一例を示す。
図19に示すように、第1アンテナ110の受信信号は給電ケーブル115aを介して分配器113に供給され、第2アンテナ111の受信信号は給電ケーブル115bを介して分配器113に供給される。分配器113では、第1アンテナ110の受信信号と第2アンテナ111の受信信号とが合成されて出力され、同軸端子114から出力されるようになる。
図19に示す構成の詳細な構成を図20に示す。図20に示すように、第1アンテナ110はエレメント110aとバラン110bとから構成されている。エレメント110aは、約300Ωの平衡のインピーダンスとされ4対1のバラン110bにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換されている。また、第2アンテナ111はエレメント111aとバラン111bとから構成されている。エレメント111aは、約300Ωの平衡のインピーダンスとされ4対1のバラン111bにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換されている。そして、同軸ケーブル等の不平衡ケーブルにより第1アンテナ110と第2アンテナ111とが分配トランス113cからなる分配器113に接続されている。これにより、第1アンテナ110の受信信号と第2アンテナ111の受信信号が分配器113で合成されて約75Ωの同軸ケーブル115cを介して同軸端子114から出力されるようになる。
第1アンテナ110および第2アンテナ111は小型アンテナとされているが、小型アンテナは動作利得が低いため、分配器113で合成すると動作利得に対する合成損失の割合が多くなる。例えば、利得約3.0[dBd]とされた場合の第1アンテナ110および第2アンテナ111の合成出力は倍の約6.0[dBd]なる。しかし、合成損失は一般に約1.0[dBd]とされるため、総合すると約5.0[dBd]になる。この結果、第1アンテナ110および第2アンテナ111の2基のアンテナを設置して受信された受信信号を合成しても動作利得は約2.0[dBd]しか向上せず、利点が少ないという問題点があった。
そこで、本発明は第1のアンテナで受信された受信信号と、第2のアンテナで受信された受信信号とを効率よく合成して出力することのできる給電合成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の給電合成装置は対向配置された第1整合アンテナ手段と第2整合アンテナ手段とが対向している縁部間に、第1の入力端子と出力端子と第2の入力端子とが設けられており、第1の入力端子に第1のアンテナで受信された受信信号が入力されると共に、第2の入力端子に第2のアンテナで受信された受信信号が入力され、これらの2つの受信信号を合成した合成出力が出力端子から出力されるようにしたことを最も主要な特徴としている。
本発明は、対向配置された第1整合アンテナ手段と第2整合アンテナ手段とが対向している縁部間に、第1の入力端子と出力端子と第2の入力端子とが設けられており、第1の入力端子に第1のアンテナで受信された受信信号が入力されると共に、第2の入力端子に第2のアンテナで受信された受信信号が入力され、これらの2つの受信信号を合成した合成出力が出力端子から出力されるようにしたことから、第1のアンテナで受信された受信信号と、第2のアンテナで受信された受信信号とを効率よく合成して出力することができるようになる。
本発明の実施例にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの構成例を図1に示す。
図1に示すアンテナシステム1は、例えば地上デジタル放送を受信可能なUHF帯で動作するアンテナシステムとされている。アンテナシステム1において、第1アンテナ10の受信信号は給電ケーブル15aを介して本発明にかかる給電合成装置である給電合成部13に供給され、第2アンテナ11の受信信号は給電ケーブル15bを介して給電合成部13に供給される。給電合成部13は、第1整合アンテナ13aおよび第2整合アンテナ13bを備えており、第1整合アンテナ13aおよび第2整合アンテナ13bにより給電ケーブル15aが接続された第1アンテナ10および給電ケーブル15bが接続された第2アンテナ11に給電合成部13を整合させている。これにより、第1アンテナ10と第2アンテナ11が給電合成部13に整合されることから、第1アンテナ10の受信信号と第2アンテナ11の受信信号とは、給電合成部13において効率よく合成されるようになる。合成された受信信号は、同軸端子14から出力されるようになる。
図1に示すアンテナシステム1の詳細な構成を図2に示す。図2に示すように、第1アンテナ10は折り返しダイポールエレメントからなり、例えば、第1アンテナ10のインピーダンスは約300Ωとなっている。この第1アンテナ10には特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる給電ケーブル15aの一端が接続され、給電ケーブル15aの他端は給電合成部13に接続されている。また、第2アンテナ11も折り返しダイポールエレメントからなり、例えば、第2アンテナ11のインピーダンスも約300Ωとなっている。この第2アンテナ11には特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる給電ケーブル15bの一端が接続され、給電ケーブル15bの他端は給電合成部13に接続されている。給電合成部13は、第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bと1対1のバラン13cとを備え、並列に接続された給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bの一方に第1整合アンテナ13aが接続されていると共に、他方に第2整合アンテナ13bが接続されている。そして、並列に接続された給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bは1対1のバラン13cにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換されている。給電合成部13において合成された第1アンテナ10および第2アンテナ11の受信信号は、バラン13cに接続された不平衡ケーブルである特性インピーダンスが約75Ωとされる同軸ケーブル15cを介して同軸端子14から出力される。
給電合成部13においては、約200Ωの特性インピーダンスとされる給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bとが並列接続されて約100Ωのインピーダンスとなる。そして、給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bの一方に第1整合アンテナ13aを接続すると共に、他方に第2整合アンテナ13bを接続することにより整合をとるようにしている。このように、第1アンテナ10および第2アンテナ11のインピーダンスより低いインピーダンスの給電ケーブル15a,15bを用いて合成していると共に、整合アンテナ13a,13bにより整合をとっているのは次の理由による。
インピーダンスが約300Ωとされる第1アンテナ10および第2アンテナ11に、約300Ωの給電ケーブルを接続して合成するようにすると、給電合成部13において並列接続されることからインピーダンスは約150Ωになる。このインピーダンスを約75Ωにインピーダンス変換すれば変換損失が少なくなる。しかし、第1アンテナ10および第2アンテナ11のインピーダンスと同じインピーダンスの給電ケーブルを使用して配線、合成すると、給電ケーブルが第1アンテナ10および第2アンテナ11の一部として作用するようになりアンテナ特性に大きな影響を及ぼすことになる。これを回避するには、第1アンテナ10および第2アンテナ11のインピーダンスとは異なるインピーダンスの給電ケーブルを使用して合成する必要がある。この場合、異なるインピーダンスは第1アンテナ10および第2アンテナ11のインピーダンスである300Ωより低いインピーダンスとするのが望ましい。しかし、低すぎると給電ケーブルで反射損失が発生し整合を取ることが困難となる。また、整合手段として整合コイルや分配コイルから構成される整合器を使用すると整合損失が発生する。
そこで、第1整合アンテナ13aおよび第2整合アンテナ13bを用いて整合をとることにより、整合損失を最小減にすることができるようになる。この整合において、給電ケーブル15a、15bはある程度の長さがあるためインダクティブのインピーダンスとなる。そこで、第1整合アンテナ13aおよび第2整合アンテナ13bをキャパシティブのインピーダンスとなるようにして整合をとっている。ここで、第1整合アンテナ13aおよび第2整合アンテナ13bのインピーダンスは、その形状及び寸法を変化させることにより調整することができ、第1整合アンテナ13aおよび第2整合アンテナ13bの長さや幅を調整することにより、整合に適合するキャパシティブのインピーダンスとなるようにしている。
次に、本発明にかかる給電合成装置を適用した具体的なアンテナシステム2の構成を図3に示す。図3に示すアンテナシステム2は、UHF用の八木アンテナを2基設けて、2基の八木アンテナで受信した受信信号を本発明にかかる給電合成装置である給電合成部23において合成するようにしている。第1八木アンテナ20および第2八木アンテナ21は、5素子の八木アンテナとされており、第1八木アンテナ20および第2八木アンテナ21の詳細な構成が図4および図5に示されている。
図4は、八木アンテナ20(21)の構成を示す平面図であり、図5は八木アンテナ20(21)の構成を示す側面図である。これらの図に示すように、八木アンテナ20(21)は3素子の導波器25と、放射器26と、反射器27とからなる5素子の八木アンテナとされている。3素子の導波器25と、放射器26と、反射器27とは、各素子とほぼ直交して配置されたブーム28に所定間隔を置いて固着されており、ブーム28の後部には八木アンテナ20(21)を支柱16に取り付けるための取付具29が設けられている。放射器26は折り返しダイポールとされており、そのインピーダンスは約200Ωとなっている。
第1八木アンテナ20と第2八木アンテナ21は垂直に配設された支柱16に所定間隔離隔されて取り付けられている。第1八木アンテナ20の放射器には特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる給電ケーブル25aの一端が接続され、給電ケーブル25aの他端は給電合成部23に接続されている。また、第2八木アンテナ21には特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる給電ケーブル25bの一端が接続され、給電ケーブル25bの他端は給電合成部23に接続されている。この場合、アンテナシステム2の使用周波数帯域における中心周波数の波長をλとした際に、第1八木アンテナ20と給電合成部23との間隔は約λ/4の間隔になるように配置され、第2八木アンテナ21と給電合成部23との間隔も約λ/4の間隔になるように配置される。
給電合成部23はプリント基板から構成されており、プリント基板上に第1整合アンテナと第2整合アンテナとがプリントされていると共に、1対1のバランが設けられている。給電合成部23における第1整合アンテナと第2整合アンテナの指向方向は、第1八木アンテナ20および第2八木アンテナ21の指向方向にほぼ一致するよう向けられている。これは、第1整合アンテナと第2整合アンテナも、アンテナシステム2のアンテナとして機能するからである。この場合の第1整合アンテナと第2整合アンテナおよびバランとの接続形態は図2に示すとおりとされ、並列接続された給電ケーブル25aおよび給電ケーブル25bの一方に第1整合アンテナが接続されていると共に、他方に第2整合アンテナが接続されている。そして、並列に接続された給電ケーブル25aおよび給電ケーブル25bは1対1のバランにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換されている。給電合成部23において合成された第1八木アンテナ20および第2八木アンテナ21の受信信号は、バランに接続されている不平衡ケーブルである特性インピーダンスが約75Ωとされる同軸ケーブルを介して出力されるようになる。なお、給電合成部23を防水ケースに収納するようにしてもよい。また、給電ケーブル25a、25bのインピーダンスは約200Ωとしたが、200Ωより低いインピーダンスとするのが好適である。
次に、本発明にかかる給電合成装置を適用した具体的なアンテナシステム3の他の構成を図6に示す。図6に示すアンテナシステム3は、UHF帯で動作するループアンテナを2基設けて、2基のループアンテナで受信した受信信号を本発明にかかる給電合成装置である給電合成部33において合成するようにしている。第1ループアンテナ30および第2ループアンテナ31は、ループ素子と反射板から構成されており、第1ループアンテナ30および第2ループアンテナ31の詳細な構成が図8および図9に示されている。
図8は、ループアンテナ30(31)の構成を示す上面図であり、図9はループアンテナ30(31)の構成を示す正面図である。これらの図に示すように、ループアンテナ30(31)は矩形のループの中央部をV字状に内側に折曲することにより近接した給電部37が形成されていると共に、上下のエレメント幅が広くされているループ素子35と、ループ素子35に離隔されて配置され両側の縁部がループ素子35に近接するようコ字状に折曲された反射板36から構成されている。ループ素子35のインピーダンスは約300Ωとなっている。
第1ループアンテナ30と第2ループアンテナ31とは所定間隔離隔されて垂直に配置されている。第1ループアンテナ30の給電部には特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる給電ケーブル35aの一端が接続され、給電ケーブル35aの他端は給電合成部33に接続されている。また、第2ループアンテナ31の給電部には特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる給電ケーブル35bの一端が接続され、給電ケーブル35bの他端は給電合成部33に接続されている。この場合、アンテナシステム3の使用周波数帯域における中心周波数の波長をλとした際に、第1ループアンテナ30と給電合成部33との間隔は約λ/4の間隔になるように配置され、第2ループアンテナ31と給電合成部33との間隔も約λ/4の間隔になるように配置される。
給電合成部33はプリント基板から構成されており、プリント基板上に第1整合アンテナと第2整合アンテナとがプリントされていると共に、1対1のバランが設けられている。給電合成部33における第1整合アンテナと第2整合アンテナの指向方向は、第1ループアンテナ30および第2ループアンテナ31の指向方向にほぼ一致するよう向けられている。これは、第1整合アンテナと第2整合アンテナも、アンテナシステム3のアンテナとして機能するからである。この場合の第1整合アンテナと第2整合アンテナおよびバランとの接続形態は図2に示すとおりとされ、並列接続された給電ケーブル35aおよび給電ケーブル35bの一方に第1整合アンテナが接続されていると共に、他方に第2整合アンテナが接続されている。そして、並列に接続された給電ケーブル35aおよび給電ケーブル35bは1対1のバランにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換されている。給電合成部33において合成された第1ループアンテナ30および第2ループアンテナ31の受信信号は、バランに接続されている不平衡ケーブルである特性インピーダンスが約75Ωとされる同軸ケーブルを介して出力されるようになる。なお、給電合成部33を防水ケースに収納するようにしてもよい。
図6に示すアンテナシステム3においては、給電合成部33における第1整合アンテナと第2整合アンテナの指向方向は、第1ループアンテナ30および第2ループアンテナ31の指向方向にほぼ一致するよう向けられていた。図7に、給電合成部33における第1整合アンテナと第2整合アンテナの指向方向を、第1ループアンテナ30および第2ループアンテナ31の指向方向とほぼ直交する方向へ向けるようにしたアンテナシステム4の構成を示す。図7に示すように、給電合成部33を約90度回転して配置するようにすると、後述するがアンテナシステム4の電気的特性はアンテナシステム3の電気的特性と異なるようになる。これは、第1整合アンテナと第2整合アンテナも、アンテナシステム3のアンテナとして機能しているからである。
次に、本発明にかかる給電合成装置である給電合成部13の周辺の構成を図10に示す。給電合成部13はプリント基板から構成されており、プリント基板上に図示していない第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bとがプリントされていると共に、1対1のバラン13cが設けられている。給電合成部13には、特性インピーダンスが約200Ωの平衡ケーブルとされる約λ/4の長さの給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bとが接続されている。給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bの一方には、第1整合アンテナ13aが接続されていると共に、他方に第2整合アンテナ13bが接続されている。そして、給電ケーブル15aの先端の第1給電接続部15dが第1アンテナ10の給電部に接続され、給電ケーブル15bの先端の第2給電接続部15eが第2アンテナ11の給電部に接続される。並列に接続された給電ケーブル15aおよび給電ケーブル15bは1対1のバラン13cにより約75Ωの不平衡のインピーダンスに変換されている。給電合成部13において合成された第1アンテナ10および第2アンテナ11の受信信号は、バラン13cに接続されている不平衡ケーブルである特性インピーダンスが約75Ωとされる同軸ケーブルを介して出力されるようになる。
次に、給電合成部13に設けられている第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bの詳細構成を図11に示す。
図11に示すように、給電合成部13はプリント基板により構成されており、プリント基板の一面において中央部から両側にわたって第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bとがほぼ全面に形成されている。第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bとは、線対称の形状とされておりそれぞれコ字状のエレメントとされている。第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bとが対向するプリント基板の中央部において3組の端子が形成されている。3組の端子は、第1入力端子13d、第2入力端子13eおよび出力端子13fとされている。第1入力端子13dには給電ケーブル15aが接続され、第2入力端子13eには給電ケーブル15bが接続される。また、出力端子13fにはバラン13cが接続される。第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bの共振周波数に関連するエレメント長は破線で図示する長さLとされ、エレメント長のパラメータを一辺の長さxで示すものとする。
給電合成部13に設けられている第1整合アンテナ13aと第2整合アンテナ13bの形状は、図11に示す形状に限るものではなく図12(a)〜(d)に示す形状としてもよい。図12(a)に示す第1整合アンテナ13a−2と第2整合アンテナ13b−2の形状は、矩形の形状とされている。また、図12(b)に示す第1整合アンテナ13a−3と第2整合アンテナ13b−3の形状は、T字状の形状とされている。さらに、図12(c)に示す第1整合アンテナ13a−4と第2整合アンテナ13b−4の形状は、T字状とされているが幅が広くされた形状とされている。さらにまた、図12(d)に示す第1整合アンテナ13a−5と第2整合アンテナ13b−5の形状は、ロ字状の形状とされている。
次に、本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの電気的特性を、図19,20に示す従来のアンテナシステムの電気的特性と対比して図13、図14に示す。この場合、給電合成部13における第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状は図11に示す形状とされており、第1整合アンテナと第2整合アンテナの長さxが約45mmとされている。
図13は第1アンテナおよび第2アンテナとして図4,5に示す八木アンテナを用いた場合の動作利得の周波数特性を示している。図13において、●で示すデータ1−1は八木アンテナ単体の動作利得特性を示しており、◆で示すデータ1−2は従来のアンテナシステムの動作利得性を示しており、■で示すデータ1−3は本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示している。図13を参照すると、本発明のアンテナシステムでは合成したことにより動作利得特性が大幅に向上しており、特に低域の動作利得特性が従来のアンテナシステムより改善されていることがわかる。なお、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状は図11に示す形状とされており、アンテナシステムの使用周波数帯域は地上デジタル放送の周波数帯域(470MHz〜770MHz)とされている。
図14は第1アンテナおよび第2アンテナとして図8,9に示すループアンテナを用いた場合の動作利得の周波数特性を示している。図14において、●で示すデータ2−1はループアンテナ単体の動作利得特性を示しており、◆で示すデータ2−2は従来のアンテナシステムの動作利得性を示しており、■で示すデータ2−3は本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示している。また、▲で示すデータ2−4は本発明にかかるアンテナシステムにおいて給電合成部の指向方向を図7に示すように約90°回転させた場合の動作利得特性を示している。図14を参照すると、本発明のアンテナシステムでは合成したことにより動作利得特性が大幅に向上しており、従来のアンテナシステムより使用周波数帯域である470MHz〜770MHzの全体にわたり動作利得特性が改善されていることがわかる。ただし、給電合成部の指向方向を図7に示すように約90°回転させると、約650MHz以上の高域において動作利得が低減するようになる。これは、アンテナシステムのアンテナとして機能している第1整合アンテナと第2整合アンテナが約90°回転されて、その利得が低下したからである。なお、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状は図11に示す形状とされている。
次に、本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおいて、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの長さをパラメータとした際の動作利得の周波数特性を図15に示す。この場合、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状は図11に示す形状とされており、長さxがパラメータとされている。
図15において、●で示すデータ3−1は図11に示す第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの長さxを80mmとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、◆で示すデータ3−2は長さxを70mmとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、■で示すデータ3−3は長さxを60mmとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、▲で示すデータ3−4は長さxを50mmとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、データ3−5は長さxを40mmとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、データ3−6は長さxを30mmとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示している。第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの長さxを短くするにつれて高域の動作利得特性が改善されるようになり、長さxが50mm以下とされた際に使用周波数帯域において良好な動作利得特性を示すようになることがわかる。これは、アンテナシステムのアンテナとして機能している第1整合アンテナと第2整合アンテナのエレメント長Lが、長さxが短くされて短くなることにより、その共振周波数が高域に移動するからと考えられる。
次に、本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおいて、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状を変えた際の動作利得の周波数特性を図16に示す。この場合、第1整合アンテナと第2整合アンテナの長さxは約45mmとされている。
図16において、●で示すデータ4−1は第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状を図11に示す形状とした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、◆で示すデータ4−2は図12(a)に示す形状とした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、■で示すデータ4−3は図12(b)に示す形状とした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、▲で示すデータ4−4は図12(c)に示す形状とした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、データ4−5は図12(d)に示す形状とした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示している。図16を参照すると、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状を変えても動作利得特性はほぼ同じとなることがわかる。
次に、本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおいて、給電ケーブルのインピーダンスを変えた際の動作利得の周波数特性を図17に示す。この場合、給電合成部13における第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状は図11に示す形状とされており、第1整合アンテナと第2整合アンテナの長さxが約45mmとされている。
図17において、●で示すデータ5−1は第1アンテナおよび第2アンテナに接続されている給電ケーブルのインピーダンスを約300Ωとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、◆で示すデータ5−2は給電ケーブルのインピーダンスを約200Ωとした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、■で示すデータ5−3は給電ケーブルのインピーダンスを約75Ωとしてアースが浮いている際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示しており、▲で示すデータ5−4は給電ケーブルのインピーダンスを約75Ωとしてアースした際の本発明にかかるアンテナシステムの動作利得特性を示している。図17を参照すると、給電ケーブルのインピーダンスを約200Ωとした際に、使用周波数帯域の全体にわたって動作利得特性は良好になることがわかる。また、給電ケーブルのインピーダンスを約75Ωとした際には、高域における動作利得特性が低減するようになり、特にアースを浮かせると動作利得特性が不安定になることがわかる。
図18は、本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの代表的な動作利得の周波数特性を示す図であり、図14におけるデータ2−3に相当している。なお、第1整合アンテナおよび第2整合アンテナの形状は図11に示す形状とされ、第1整合アンテナと第2整合アンテナの長さxは約45mmとされている。
なお、以上の説明では地上デジタル放送を受信するUHFアンテナの受信信号を合成する給電合成装置としたが、本発明は、これに限るものではなく所望の周波数帯域で動作する複数のアンテナの受信信号を合成する給電合成装置に適用することができる。
本発明の実施例にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの構成例を示す図である。 本発明の実施例にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの構成の詳細を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの具体的な構成を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した図3に示すアンテナシステムにおける八木アンテナの構成を示す平面図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した図3に示すアンテナシステムにおける八木アンテナの構成を示す側面図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した他のアンテナシステムの具体的な構成を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した図6に示す他のアンテナシステムの構成の変形例を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した図6に示すアンテナシステムにおけるループアンテナの構成を示す上面図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した図6に示すアンテナシステムにおけるループアンテナの構成を示す正面図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおける給電整合部の周辺の構成を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおける給電整合部にかかる整合アンテナの構成を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおける給電整合部にかかる整合アンテナの他の構成を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムの電気的特性を従来のアンテナシステムの電気的特性と対比して示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用した他のアンテナシステムの電気的特性を従来のアンテナシステムの電気的特性と対比して示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおいて整合アンテナの長さをパラメータとした際の電気的特性を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおいて整合アンテナの形状を変えた際の電気的特性を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおいて給電ケーブルのインピーダンスを変えた際の電気的特性を示す図である。 本発明にかかる給電合成装置を適用したアンテナシステムにおける代表的な電気的特性を示す図である。 小型アンテナを2基設置して分配器により2基の小型アンテナで受信された受信信号を合成する従来のアンテナシステムの構成を示す図である。 図19に示す従来のアンテナシステムの構成の詳細を示す図である。
符号の説明
1 アンテナシステム、2 アンテナシステム、3 アンテナシステム、4 アンテナシステム、10 第1アンテナ、11 第2アンテナ、13 給電合成部、13a 第1整合アンテナ、13b 第2整合アンテナ、13c バラン、13d 第1入力端子、13e 第2入力端子、13f 出力端子、14 同軸端子、15a 給電ケーブル、15b 給電ケーブル、15c 同軸ケーブル、15d 第1給電接続部、15e 第2給電接続部、16 支柱、20 第1八木アンテナ、21 第2八木アンテナ、23 給電合成部、25 導波器、25a 給電ケーブル、25b 給電ケーブル、26 放射器、27 反射器、28 ブーム、29 取付具、30 第1ループアンテナ、31 第2ループアンテナ、33 給電合成部、35 ループ素子、35a 給電ケーブル、35b 給電ケーブル、36 反射板、37 給電部、110 第1アンテナ、110a エレメント、110b バラン、111 第2アンテナ、111a エレメント、111b バラン、113 分配器、113c 分配トランス、114 同軸端子、115a 給電ケーブル、115b 給電ケーブル、115c 同軸ケーブル

Claims (4)

  1. 第1のアンテナで受信された受信信号と、第2のアンテナで受信された受信信号とを合成して出力する給電合成装置であって、
    所定間隔を置いて対向するよう配置された第1整合アンテナ手段と、第2整合アンテナ手段とを備え、
    前記第1整合アンテナ手段と前記第2整合アンテナ手段とが対向している縁部間に、第1の入力端子と出力端子と第2の入力端子とが設けられており、前記第1の入力端子に前記第1のアンテナで受信された受信信号が入力されると共に、前記第2の入力端子に前記第2のアンテナで受信された受信信号が入力され、これらの2つの受信信号を合成した合成出力が前記出力端子から出力されるようにしたことを特徴とする給電合成装置。
  2. 前記第1のアンテナと前記第1の入力端子とを接続している第1ケーブルのインピーダンスが、前記第1のアンテナのインピーダンスより低いインピーダンスとされていると共に、前記第2のアンテナと前記第2の入力端子とを接続している第2ケーブルのインピーダンスが、前記第2のアンテナのインピーダンスより低いインピーダンスとされていることを特徴とする請求項1記載の給電合成装置。
  3. 前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの指向方向に、前記第1整合アンテナと前記第2のアンテナの指向方向が向けられていることを特徴とする請求項1記載の給電合成装置。
  4. 前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとが、使用周波数帯域における中心周波数の波長のほぼ1/4波長の間隔で配置されていることを特徴とする請求項1記載の給電合成装置。
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