JP2007194162A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】クロストークの発生が抑制された、高品質な画像の表示が可能なプラズマディスプレイパネルを実現することを目的とする。
【解決手段】走査電極4と維持電極5とで構成される表示電極6を配置した前面板1と、前記表示電極6に交差するようにデータ電極10を配置した背面板2とを、間に隔壁12を挟むことで、この隔壁12により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置したプラズマディスプレイパネル14であって、前記隔壁12と前面板1および/または背面板2との間には隙間が存在し、主放電ギャップMGを含む近傍に対する箇所での隙間が他の部分に対する箇所での隙間に比べ狭くなっている、もしくは接触していることを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
【選択図】図7

Description

本発明は表示デバイスとして知られているプラズマディスプレイパネルに関するものである。
プラズマディスプレイパネルは、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、AC型で面放電型のものが主流である。
このAC型で面放電型のプラズマディスプレイパネルの構造は、少なくとも前面側が透明な一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置するとともに、前記放電空間を複数に仕切るための隔壁を基板に配置し、かつ前記隔壁により仕切られた放電空間で放電が発生するように基板に電極群を配置するとともに放電により発光する赤色、緑色、青色に発光する蛍光体を設けて複数の放電セルを構成したもので、放電により発生する波長の短い真空紫外光によって蛍光体を励起し、赤色、緑色、青色の放電セルからそれぞれ赤色、緑色、青色の可視光を発することによりカラー表示を行っている。
このようなプラズマディスプレイパネルは、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示デバイスとしてや家庭で大画面の映像を楽しむための表示デバイスとして各種の用途に使用されている。
そして上述のようなプラズマディスプレイパネルをアルミニウムなどの金属製のシャーシ部材の前面側に保持させ、そのシャーシ部材の背面側にパネルを発光させるための駆動回路を構成する回路基板を配置することによりモジュールを構成している(特許文献1参照)。
特開2003−131580号公報
上述した構造のPDPにおいては、隔壁による放電空間の仕切りが良好になされていないことに起因するものと考えられる、隣接する放電セル間でのクロストークが発生し、表示する画像に悪影響が生じてしまうという課題が発生する場合があった。
本発明はこのような現状に鑑みなされたものであり、クロストークの発生が抑制された、高品質な画像の表示が可能なプラズマディスプレイパネルを実現することを目的とする。
上記目的を実現するために、本発明のプラズマディスプレイパネルは、走査電極と維持電極とで構成される表示電極を配置した前面板と、前記表示電極に交差するようにデータ電極を配置した背面板とを、間に隔壁を挟むことで、この隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置したプラズマディスプレイパネルであって、前記隔壁と前面板および/または背面板との間には隙間が存在し、主放電ギャップを含む近傍に対する箇所での隙間が他の部分に対する箇所での隙間に比べ狭くなっていることを特徴とするものである。
本発明によれば、クロストークの発生が抑制された、高品質な画像の表示が可能なPDPを実現することが可能である。
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、走査電極と維持電極とで構成される表示電極を配置した前面板と、前記表示電極に交差するようにデータ電極を配置した背面板とを、間に隔壁を挟むことで、この隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置したプラズマディスプレイパネルであって、前記隔壁と前面板および/または背面板との間には隙間が存在し、主放電ギャップを含む近傍に対する箇所での隙間が他の部分に対する箇所での隙間に比べ狭くなっていることを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記隙間は、隔壁の、主放電ギャップを含む近傍以外の部分に対する箇所を凹ませることで形成したことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記隙間は、隔壁の、主放電ギャップを含む近傍の部分に対する箇所を凸となるようにして形成したことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記隙間は、前面板の、主放電ギャップを含む近傍の部分に対する箇所の、且つ隔壁に対向する箇所に第2の誘電体層を設けることで形成したことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルについて、図面を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
図1は本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す斜視断面図である。図1に示すようにプラズマディスプレイパネルは、前面板1と背面板2とをその間に放電空間を形成するように対向配置することにより構成されている。前面板1は、例えばガラス製の前面基板3と、前面基板3上に形成した走査電極4と維持電極5とが互いに平行に対をなすことで構成される表示電極6と、この表示電極6を覆う誘電体層7と、この誘電体層7上に形成した保護層8を備える。
また、背面板2は、背面基板9と、背面基板9上に形成したデータ電極10と、このデータ電極10を覆う絶縁体層11と、この絶縁体層11上に設けた、縦方向の隔壁12aと横方向の隔壁12bとで構成される井桁状の隔壁12と、絶縁体層11の表面および隔壁12の側面に設けた蛍光体層13を備える。
そして、表示電極6とデータ電極10とが交差するように前面板1と背面板2とを対向配置しており、その間に形成される放電空間には、放電ガスとして、例えばネオンとキセノンの混合ガスが放電ガスとして封入されて、プラズマディスプレイパネル14が構成されている。なお、上述したプラズマディスプレイパネルの構造は1例でありこれに限られるわけではなく、例えばストライプ状の隔壁を備えたものであってもよい。
図2はこのプラズマディスプレイパネルの電極配列図である。行方向にn本の走査電極SC1〜SCn(図1の走査電極4)およびn本の維持電極SU1〜SUn(図1の維持電極5)が配列され、列方向にm本のデータ電極D1〜Dm(図1のデータ電極10)が配列されている。そして、1対の走査電極SCiおよび維持電極SUi(i=1〜n)と1つのデータ電極Dj(j=1〜m)とが交差した部分に放電セルが形成され、放電セルは放電空間内にm×n個形成されている。
図3はこのプラズマディスプレイパネル14により画像表示するプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す回路ブロック図である。プラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネル14、画像信号処理回路15、データ電極駆動回路16、走査電極駆動回路17、維持電極駆動回路18、タイミング発生回路19および電源回路(図示せず)を備えている。
画像信号処理回路15は、画像信号sigをサブフィールド毎の画像データに変換する。データ電極駆動回路16はサブフィールド毎の画像データを各データ電極D1〜Dmに対応する信号に変換し、各データ電極D1〜Dmを駆動する。タイミング発生回路19は水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vをもとにして各種のタイミング信号を発生し、各駆動回路ブロックに供給している。走査電極駆動回路17はタイミング信号にもとづいて走査電極SC1〜SCnに駆動電圧波形を供給し、維持電極駆動回路18はタイミング信号にもとづいて維持電極SU1〜SUnに駆動電圧波形を供給する。ここで、前記走査電極駆動回路17および維持電極駆動回路18は、維持パルス発生部20を備えている。
次に、プラズマディスプレイパネルを駆動するための駆動電圧波形とその動作について図4を用いて説明する。図4は各電極に印加する駆動電圧波形を示す図であり、1フィールドを複数のサブフィールドに分割し、それぞれのサブフィールドは初期化期間、書込み期間、維持期間を有している。
第1サブフィールドの初期化期間では、データ電極D1〜Dmおよび維持電極SU1〜SUnを0(V)に保持し、走査電極SC1〜SCnに対して放電開始電圧以下となる電圧Vi1(V)から放電開始電圧を超える電圧Vi2(V)に向かって緩やかに上昇するランプ電圧を印加する。すると、すべての放電セルにおいて1回目の微弱な初期化放電を起こし、走査電極SC1〜SCn上に負の壁電圧が蓄えられるとともに維持電極SU1〜SUn上およびデータ電極D1〜Dm上に正の壁電圧が蓄えられる。ここで、電極上の壁電圧とは電極を覆う誘電体層や蛍光体層上等に蓄積した壁電荷により生じる電圧を指す。
その後、維持電極SU1〜SUnを正の電圧Vh(V)に保ち、走査電極SC1〜SCnに電圧Vi3(V)から電圧Vi4(V)に向かって緩やかに下降するランプ電圧を印加する。すると、すべての放電セルにおいて2回目の微弱な初期化放電を起こし、走査電極SC1〜SCn上と維持電極SU1〜SUn上との間の壁電圧が弱められ、データ電極D1〜Dm上の壁電圧も書込み動作に適した値に調整される。
続く書込み期間では、走査電極SC1〜SCnを一旦Vr(V)に保持する。次に、1行目の走査電極SC1に負の走査パルス電圧Va(V)を印加するとともに、データ電極D1〜Dmのうち1行目に表示すべき放電セルのデータ電極Dk(k=1〜m)に正の書込みパルス電圧Vd(V)を印加する。このときデータ電極Dkと走査電極SC1との交差部の電圧は、外部印加電圧(Vd−Va)(V)にデータ電極Dk上の壁電圧と走査電極SC1上の壁電圧とが加算されたものとなり、放電開始電圧を超える。そして、データ電極Dkと走査電極SC1との間および維持電極SU1と走査電極SC1との間に書込み放電が起こり、この放電セルの走査電極SC1上に正の壁電圧が蓄積され、維持電極SU1上に負の壁電圧が蓄積され、データ電極Dk上にも負の壁電圧が蓄積される。
このようにして、1行目に表示すべき放電セルで書込み放電を起こして各電極上に壁電圧を蓄積する書込み動作が行われる。一方、書込みパルス電圧Vd(V)を印加しなかったデータ電極D1〜Dmと走査電極SC1との交差部の電圧は放電開始電圧を超えないので、書込み放電は発生しない。以上の書込み動作をn行目の放電セルに至るまで順次行い、書込み期間が終了する。
続く維持期間では、走査電極SC1〜SCnには第1の電圧として正の維持パルス電圧Vs(V)を、維持電極SU1〜SUnには第2の電圧として接地電位、すなわち0(V)をそれぞれ印加する。このとき書込み放電を起こした放電セルにおいては、走査電極SCi上と維持電極SUi上との間の電圧は維持パルス電圧Vs(V)に走査電極SCi上の壁電圧と維持電極SUi上の壁電圧とが加算されたものとなり、放電開始電圧を超える。そして、走査電極SCiと維持電極SUiとの間に維持放電が起こり、このとき発生した紫外線により蛍光体層が発光する。そして走査電極SCi上に負の壁電圧が蓄積され、維持電極SUi上に正の壁電圧が蓄積される。このときデータ電極Dk上にも正の壁電圧が蓄積される。
書込み期間において書込み放電が起きなかった放電セルでは、維持放電は発生せず、初期化期間の終了時における壁電圧が保持される。続いて、走査電極SC1〜SCnには第2の電圧である0(V)を、維持電極SU1〜SUnには第1の電圧である維持パルス電圧Vs(V)をそれぞれ印加する。すると、維持放電を起こした放電セルでは、維持電極SUi上と走査電極SCi上との間の電圧が放電開始電圧を超えるので、再び維持電極SUiと走査電極SCiとの間に維持放電が起こり、維持電極SUi上に負の壁電圧が蓄積され走査電極SCi上に正の壁電圧が蓄積される。
以降同様に、走査電極SC1〜SCnと維持電極SU1〜SUnとに交互に輝度重みに応じた数の維持パルスを印加することにより、書込み期間において書込み放電を起こした放電セルで維持放電が継続して行われる。こうして維持期間における維持動作が終了する。
続くサブフィールドにおける初期化期間、書込み期間、維持期間の動作も第1サブフィールドにおける動作とほぼ同様のため、説明を省略する。
図5は、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルを組み込んだプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示すものであり、図6は、背面側から見た駆動回路ブロックの配置の一例を示すものである。
図において、21はアルミニウムなどの金属製の放熱板を兼ねた保持板としてのシャーシ部材で、このシャーシ部材21の前面側には、プラズマディスプレイパネル14がシャーシ部材21との間に放熱シート(図5には図示せず)を介在させて接着材などにより接着することにより、保持されている。また、シャーシ部材21の背面側には、図6に示すように、プラズマディスプレイパネル14を表示駆動させるための複数の駆動回路ブロックが配置され、これによりモジュールが構成されている。
ここで、前記放熱シートは、プラズマディスプレイパネル14をシャーシ部材21の前面側に接着して保持し、プラズマディスプレイパネル14で発生した熱をシャーシ部材21に効率よく伝え、放熱を行うためのものであり、厚さは1mm〜2mm程度である。この放熱シートとしては、アクリルやウレタン、シリコン樹脂やゴムなどの合成樹脂材料に熱伝導性を高めるフィラーを含有させた絶縁性の放熱シートや、グラファイトシート、金属シートなどを用いることができる。また、放熱シート自体に接着力を持たせ、プラズマディスプレイパネル14をシャーシ部材21に放熱シートのみで接着して保持する構成や、放熱シートには接着力がなく、別の両面接着テープを用いてプラズマディスプレイパネル14をシャーシ部材21に接着する構成などを用いることができる。
また、プラズマディスプレイパネル14の両側縁部には、走査電極4および維持電極5の電極引出部に接続された表示電極用配線部材としてのフレキシブル配線板22が設けられ、シャーシ部材21の外周部を通して背面側に引き回され、走査電極駆動回路17の駆動回路ブロック23および維持電極駆動回路18の駆動回路ブロック24にコネクタを介して接続されている。
一方、プラズマディスプレイパネル14の下部および上部縁部には、データ電極10の電極引出部に接続されたデータ電極用配線部材としての複数のフレキシブル配線板25が設けられ、そしてそのフレキシブル配線板25は、データ電極駆動回路16の複数のデータドライバ26それぞれに電気的に接続されるとともに、シャーシ部材21の外周部を通して背面側に引き回され、前記シャーシ部材21の背面側の下部および上部位置に配置されたデータ電極駆動回路16の駆動回路ブロック27に電気的に接続されている。
制御回路ブロック28は、テレビジョンチューナ等の外部機器に接続するための接続ケーブルが着脱可能に接続される入力端子部を備えた入力信号回路ブロック29から送られる映像信号に基づき、画像データをパネル14の画素数に応じた画像データ信号に変換してデータ電極駆動回路16の駆動回路ブロック27に供給すると共に、放電制御タイミング信号を発生し、各々走査電極駆動回路17の駆動回路ブロック23および維持電極駆動回路18の駆動回路ブロック24に供給し、階調制御等の表示駆動制御を行うもので、シャーシ部材21のほぼ中央部に配置されている。
電源ブロック30は、前記各回路ブロックに電圧を供給するもので、前記制御回路ブロック28と同様、シャーシ部材21のほぼ中央部に配置され、電源ケーブル(図示せず)が装着されるコネクタを通して商用電源電圧が供給される。これらの駆動回路ブロック23、24、27や制御回路ブロック28や入力信号回路ブロック29や電源ブロック30は、前記シャーシ部材21の背面側に設けられたボス部にビスなどにより固定されている。
また、前記駆動回路ブロック23、24の近傍には、冷却ファン31がアングル32に保持されて配置されており、この冷却ファン31から送られる風により駆動回路ブロック23、24が冷却されるように構成されている。さらに、シャーシ部材21の上部位置には、上部位置に配置したデータ電極駆動回路16の駆動回路ブロック27を冷却するとともに、シャーシ部材21の背面側において、装置全体の内部に下部から上部に向かって空気流を起こすことにより、装置内部を冷却する3個の冷却ファン33が配置されている。
さらに、前記シャーシ部材21には、補強用のアングル34、35が水平方向および垂直方向に配置して固定され、水平方向に配置したアングル34には、装置を立てた状態で保持するためのスタンドポール36がビスなどにより固定されている。
以上のような構造のモジュールは、前記プラズマディスプレイパネル14の前面側に配置される前面保護カバー37と、前記シャーシ部材21の背面側に配置される金属製のバックカバー38とを有する筐体内に収容され、これによりプラズマディスプレイ装置が完成する。ここで、前記前面保護カバー37は、プラズマディスプレイパネル14の前面側の画像表示領域が表出する開口部39aを有する樹脂や金属からなる前面枠39と、この前面枠39の開口部39aに取付けられかつ光学フィルターや電磁波の不要輻射を抑制するための不要輻射抑制膜が設けられたガラスなどからなる保護板40とを備えた構成であり、前記保護板40は、保護板40の周辺部を前面枠39の開口部39aの周縁部と保護板押え金具(図示せず)とで挟むことにより、前面枠39に取り付けられている。さらに、前記バックカバー38には、モジュールで発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔(図示せず)が設けられている。
なお、図5において、41はバックカバー38をシャーシ部材21に取付けるためのビス、42はバックカバー38にビスなどで取付けた把持部である。
次に、本実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの特徴部分について、詳細に説明する。
図7は、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図であり、図1におけるA−A矢視断面図である。プラズマディスプレイパネル14は前面板1および背面板2とを備えている。前面板1は、例えばフロート法による硼珪素ナトリウム系ガラスなどの前面基板3上に、走査電極4と維持電極5とで対をなすストライプ状の複数の表示電極6対を形成している。また、隣接する表示電極6対の間には、光遮蔽部となるブラックストライプ71を形成している。また走査電極4と維持電極5とブラックストライプ71とを覆って誘電体層7を設け、さらに誘電体層7を覆って酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層8を形成している。
なお、走査電極4および維持電極5は、それぞれ透明電極4a、5a、およびこの透明電極4a、5aに電気的に接続したCr/Cu/CrまたはAgなどからなるバス電極4b、5bとから構成している。そしてバス電極4b、5bは、ブラックストライプ71と同様に光を遮蔽する機能も有している。
また、背面板2は、例えばガラスである背面基板9には、表示電極6対と交差する方向に形成したデータ電極10と、このデータ電極10を覆って絶縁体層11を設けている。なお、図7においては蛍光体層は図示していないが、絶縁体層11の表面および隔壁12の側面に蛍光体層を設けている。
ここで、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいては、前面板1と背面板2とを対向配置させた際に接触し合う、前面板1に設けた構成物である保護層8と、背面板2に設けられた構成物である縦方向の隔壁12aとの間の隙間に関して、放電セル内における走査電極4と維持電極5との間の主放電ギャップ(メインギャップ:MG)を含む近傍に対する箇所での隙間の方が、他の部分、すなわち、放電セルと放電セルとの間の、非発光領域(IPG)であるブラックストライプ71形成部近傍に対する箇所での隙間に比べ、狭くなっている、という構造となっている。なお、「狭くなっている」という構成には、接触して隙間がなくなっている状態も含まれるものである。
ここで、プラズマディスプレイパネルにおいては、左右横方向に隣接する放電セルとのクロストークの制御が高画質化に非常に重要である。すなわち、左右横方向に隣り合う放電セルとは、赤(R)、緑(G)、青(B)の異なる色に発光する放電セルのこととなるが、例えばこのうち、あるSFではRとBのみが点灯し、Gが点灯していないような場合には、前記点灯したRとBからのクロストーク(電荷又は電子又は不純物などの移動)により、Gのセルに蓄えていた電荷が変化してしまい、次のGが点灯するときにその点灯状態が所望の状態とは異なったものとなってしまうという課題が生じることがある。このような課題は、プラズマディスプレイパネルの放電ガスを高Xeとする場合等でさらに顕著となる。
ここで、従来においては、背面基板側の隔壁の頂部面と前面基板側の保護層面とを、できる限り平らに形成することで、両者をしっかりと接触させ放電空間を精度良く仕切ることにより、隣接する放電セル間でのクロストークを抑制しようとしていた。
しかし、上述のような従来の構成においては、図8に示すように例えば異物72を間に挟みこんでしまった場合には、隔壁12aの頂部面と、この隔壁12aの頂部と接する保護層8との間には隙間73が生じてしまい、その結果、クロストークが発生してしまうという問題が生じた。
これに対し、本発明は、本発明者によって行われたクロストーク発生に関する検討により得られた以下の知見に基づくものである。すなわち、上述したクロストークの問題は、最も激しく放電する主放電ギャップ(メインギャップ:MG)を含む近傍に対する箇所において隙間が発生した場合に顕著となるということであり、逆に言えば、放電セル間の非発光領域(IPG)付近に対応する箇所で隙間が存在したとしても、それがクロストーク発生に及ぼす影響は非常に小さいということである。
そこで本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルにおいては、走査電極4と維持電極5との間のメインギャップ(MG)を含む近傍での、保護層8と縦方向の隔壁12aとの間の隙間が、非発光部(IPG)近傍での隙間に比べ、狭くなっている、もしくは接触している、という構造としており、このことにより、左右横方向に隣接する放電セル間でのクロストークに影響を与えるMG付近の隙間を狭くすることができ、クロストークを抑制することが可能となる。
さらにこのような構造とすることにより、隔壁12aの頂部面と、この隔壁12aの頂部と接する前面板1側の保護層8との間に異物を挟みこんでしまった場合にも、MGを含む近傍に対する箇所で異物を挟み込まない限りは、MGを含む近傍に対する箇所に生じる隙間は図8に示した従来の構成の場合に比べ小さくなるため、従来の構成で異物を挟み込んでしまう場合に比べ、クロストークに影響を与える程度の隙間が発生する確率を小さくすることができる。
さらには、IPG付近に形成されている隙間を通じて放電セル間は繋がることとなるので、プラズマディスプレイパネルを製造する際の、放電セル内を一旦排気し、その後、放電ガスを封入するという工程もスムーズ且つ容易に行うことが可能である。
ここで、以上においては、「MGを含む近傍に対する箇所」と表現しているように、MGから少しずれた部分の隙間が最も狭くても良い。
また、以上の説明においては隔壁12は縦方向の隔壁12aと横方向の隔壁12bとで高さの異なる井桁状の隔壁12を例に示したが、特にこれに限るものではなく、縦方向と横方向とで高さの等しい井桁状の隔壁であっても、また、縦方向のみのストライプ状の隔壁であっても、左右横方向に隣接する放電セルを仕切る隔壁を、上述したような、走査電極4と維持電極5との間のメインギャップ(MG)を含む近傍に対する箇所での、保護層8と縦方向の隔壁12aとの間の距離が、非発光部(IPG)近傍に対する箇所での距離に比べ、狭くなっている、もしくは接触している、という構造とすることにより同様の効果を得ることが可能である。
なお、走査電極4と維持電極5との間のメインギャップ(MG)を含む近傍に対する箇所での、保護層8と縦方向の隔壁12aとの間の距離が、非発光部(IPG)近傍に対する箇所での距離に比べ、狭くなっている、もしくは接触しているという構造は、例えば以下のようにして得られる。
まず隔壁が井桁構造の場合には、隔壁形成時に、隔壁の前駆体材料を塗布した後、焼成して隔壁とする際に、縦方向の隔壁12aと横方向の隔壁12bとの2方向の隔壁が交差する部分と1方向の隔壁の部分とで、収縮の違い、すなわち、横方向の隔壁12bと縦方向の隔壁12aとの交差部においては2方向からの収縮となり、縦方向の隔壁12aでは1方向のみからの収縮となることから、交差部での収縮の方が大きくなり、井桁状の隔壁12においては交差部で凹むこととなり、結果、上述したような所望の形状の隔壁を得ることができる。なお、このような収縮の差を確実に得るために、例えば、縦方向の隔壁12aより横方向の隔壁12bを厚く(太く)形成することで、縦方向の隔壁12aが、横方向の隔壁12bの収縮に、より確実に引っ張られるようにすることが有効である。
また、隔壁12がストライプ状の場合には、隔壁12の高さ方向の収縮が隔壁12の幅に依存することを利用して、隔壁12の頂部幅および/または底部幅をMGを含む近傍に面する付近では厚くし、IPG近傍に面する付近では細くすることにより、同様に、所望の形状の隔壁を得ることができる。
以上のように、隔壁12の、MGを含む近傍以外の部分に対する箇所を凹ませることで上述したような所望の形状の隔壁を得ることができるが、逆に、隔壁12を高さ方向に積み上げる際のパターンを変えることで、隔壁12の、MGを含む近傍に対する箇所を凸となるようにすることによっても、単純に、所望の形状の隔壁を得ることができる。
また、本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの構成としては、図9に概略構成を断面図で示すように、誘電体層7上の、MGを含む近傍に対応する箇所の、且つ隔壁12aに対向する箇所に第2の誘電体層7bを設け、その上を覆うように保護層8を形成した構成を挙げることができる。この場合は、形成される第2の誘電体層7bのパターンは、隔壁12aと対向する部分のみに形成することになるため、ライン状ではなく島状となる。このような構成とすることにより、放電セル部でのMG付近での誘電体層7の膜厚を変化させる必要はないので、放電特性を従来構成と変化させることなく、左右横方向に隣接する放電セル間でのクロストークを防止することができる。また、この場合は、第2の誘電体層7bを設ける箇所が隔壁12aと対向する部分であり、放電が比較的激しくない箇所であることから、図10に示すように、誘電体層7を覆う保護層8上に第2の誘電体層7bを設けても、放電により受ける損傷は小さくて済む。ここで、第2の誘電体層7bは、MgO材料であっても良く、また、粒子・粉末でも良く、また、色も透明性にこだわることなく、例えば黒色などでも良い。コントラスト向上の観点からは黒色の方が好ましい場合もあり得る。
以上のように本発明は、大画面、高精細のプラズマディスプレイパネルを提供する上で有用な発明である。
本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す斜視断面図 同プラズマディスプレイパネルの電極配列図 同プラズマディスプレイパネルにより画像表示するプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す回路ブロック図 同プラズマディスプレイパネルの各電極に印加する駆動電圧波形を示す波形図 同プラズマディスプレイパネルを組み込んだプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示す分解斜視図 同プラズマディスプレイパネルを組み込んだプラズマディスプレイ装置を背面側から見た駆動回路ブロックの配置の一例を示す平面図 本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図 従来のプラズマディスプレイパネルの1例の概略構成を示す断面図 本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図 本発明の他の実施の形態によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面図
符号の説明
1 前面板
2 背面板
3 前面基板
4 走査電極
4a 透明電極
4b バス電極
5 維持電極
5a 透明電極
5b バス電極
6 表示電極
7 誘電体層
7a 第2の誘電体層
8 保護層
9 背面基板
10 データ電極
11 絶縁体層
12 隔壁
12a 縦方向の隔壁
12b 横方向の隔壁
13 蛍光体層
14 プラズマディスプレイパネル
21 シャーシ部材
22、25 フレキシブル配線板
23、24、27 駆動回路ブロック
26 データドライバ
71 ブラックストライプ
72 異物

Claims (4)

  1. 走査電極と維持電極とで構成される表示電極を配置した前面板と、前記表示電極に交差するようにデータ電極を配置した背面板とを、間に隔壁を挟むことで、この隔壁により仕切られた放電空間が形成されるように対向配置したプラズマディスプレイパネルであって、
    前記隔壁と前面板および/または背面板との間には隙間が存在し、主放電ギャップを含む近傍に対する箇所での隙間が他の部分に対する箇所での隙間に比べ狭くなっていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 上記隙間は、隔壁の、主放電ギャップを含む近傍以外の部分に対する箇所を凹ませることで形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 上記隙間は、隔壁の、主放電ギャップを含む近傍に対する箇所を凸となるようにして形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 上記隙間は、前面板の、主放電ギャップを含む近傍に対する箇所の、且つ隔壁に対向する
    箇所に第2の誘電体層を設けることで形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
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