JP2002008547A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2002008547A
JP2002008547A JP2000187737A JP2000187737A JP2002008547A JP 2002008547 A JP2002008547 A JP 2002008547A JP 2000187737 A JP2000187737 A JP 2000187737A JP 2000187737 A JP2000187737 A JP 2000187737A JP 2002008547 A JP2002008547 A JP 2002008547A
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shaped
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discharge
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JP2000187737A
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Manabu Ide
学 井出
Naoto Hirano
直人 平野
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する放電セル間でのクロストークを改善
し、かつ、排気および放電ガス封入の流路を確保し排気
効率を向上する。 【解決手段】 前面基板10上の行電極12,13と直
交する方向に配置されたスペーサ21により、行電極1
2および電極13の延長方向に隣接する放電セル間の影
響を抑制し、後面基板11上の隔壁32により、データ
電極15の延長方向に隣接する放電セル間の影響を抑制
して、クロストークを改善する。スペーサと隔壁との組
み合わせにより排気および放電ガス封入のための流路を
確保し、排気効率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルに関し、特に封入ガスの流路を確保する隔壁
構造に関するプラズマディスプレイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の帯状隔壁を備えるAC
(交流)面放電型カラーPDP(プラズマディスプレイ
パネル)の一部破断斜視図である。このAC面放電型カ
ラーPDPは、前面基板10と後面基板11との間に、
帯状隔壁31で区画される多数の放電セルが形成されて
いる。前面基板10には、複数対のスキャン電極12と
コモン電極13とが行方向(第1方向)に形成された面
放電電極群と、この面放電電極群を被覆する透明誘電体
層(絶縁層16a)とが設けられている。また、後面基
板11には、スキャン電極12およびコモン電極13と
直交する列方向(第2方向)に形成されたデータ電極1
5群と、データ電極15を被覆する誘電体層(絶縁層1
6b)とが設けられている。そして、絶縁層16aと絶
縁層16bとの間に、放電空間を形成するために、デー
タ電極15と平行に形成された帯状隔壁31が設けられ
ている。そして、スキャン電極12およびコモン電極1
3と、データ電極15とが対向状態で交差される領域に
は、それぞれ放電によって表示を行うための画素が構成
され、絶縁層16bの表面および帯状隔壁31の側面に
R(赤),G(緑),B(青)の蛍光体17が塗布され
ている。また、放電空間内には、He(ヘリウム),N
e(ネオン),Xe(キセノン)等の混合ガスが放電ガ
スとして封入されている。
【0003】この種のカラーPDPは、帯状隔壁31の
方向(第2方向)に複数個の放電セルが連続して並んで
おり、放電セル間において、境界を明確に区切る物がな
い。そのために、1つのセルで生じた放電発光が、列方
向(第2方向)に隣接する放電セルへ影響を及ぼし、デ
ータ電極15に沿って電荷が移動することにより、誤灯
が発生する原因となっていた。
【0004】そこで、隣接セル間の干渉を抑制するため
の隔壁構造が提案されている。図17は、従来の格子状
隔壁を備えるAC面放電型カラーPDPの一部の破断斜
視図である。特開平11−213896号公報や特開平
10−149771号公報および第24回プラズマディ
スプレイ技術討論会資料(2000年2月)5〜6頁で
は、後面基板11に格子状隔壁32を形成し、放電セル
を1画素単位で完全に区画することで、放電セル間の干
渉を防止する技術が開示されている。さらに、後面基板
11に格子状隔壁32を形成することで、データ電極1
5の延長方向に隣接する放電セル間の電荷の移動を防止
できるため、セル間隔を狭くできる。同時に、1セル当
たりに塗布する蛍光体の面積も広くなる。その結果、高
精細化、高開口率化、高解像度化、高輝度化、高発光効
率化等の効果が得られる。
【0005】なお、本発明に関連する技術を開示するも
のとしては、他に特開平10−223148号公報、特
開平11−271727号公報、特公平6−1671号
公報、特公平6−105593号公報等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような後面基
板に格子状隔壁を形成した構造では、各放電セル間での
封入ガスの通流性が悪く、全ての放電セル間における封
入ガスの分布が不均一になり、部分的な輝度の低下や変
色等の表示品質が劣化すると言う問題が生じる。
【0007】そこで、前記特開平11−213896号
公報や特開平10−149771号公報では、格子状隔
壁において、データ電極を横断する方向の隔壁を、デー
タ電極に沿った方向の隔壁に対し全体もしくは一部的に
低い構造にすることで開口部を形成し、排気および放電
ガス封入の流路を確保する技術が開示されている。ま
た、前記特開平11−213896号公報では、データ
電極を横断する方向の隔壁側面の一部に流路孔を形成す
る技術も開示されている。さらに、特開平11−260
264号公報では、データ電極を横断する方向の隔壁
を、データ電極に沿った方向の隔壁から独立させ、両端
もしくは片端に開口部を形成し流路を確保する技術が開
示されている。
【0008】しかしながら、前記各公報に示されるよう
な、データ電極を横断する方向の隔壁に開口部を形成す
る構造を用いた場合、排気および放電ガス封入の流路は
データ電極の延長方向に限定される。そのため、排気効
率の向上には限度が生じる。さらに、格子状隔壁の高さ
を部分的に低くする、もしくは、壁面側面に孔を形成す
るため、製造方法は複雑化される。
【0009】本発明の目的は、上記した従来の課題に鑑
み、隣接する放電セル空間でのクロストークを改善し、
かつ、排気および放電ガス封入の流路を確保して排気効
率を向上させ、表示品質および信頼性の向上を容易に実
現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のPDPは、複数
の行電極を備える前面基板と、前記行電極と直交する複
数の列電極を備える後面基板とが対面配置され、前面基
板側に配置された第2の隔壁と後面基板側に配置された
第1の隔壁により、放電空間を形成し、かつ、排気およ
び放電ガス封入の流路を確保するものである。第1の隔
壁と第2の隔壁とは形状が異なるか、その配置が異な
る。例えば第1の隔壁が格子状隔壁、第2の隔壁が帯状
隔壁のように両者の形状が異なる場合、第1の隔壁と第
2の隔壁がともに同じ形状の帯状隔壁で両者が直交する
ように配置され、第1の隔壁の配置と第2の隔壁の配置
が異なる場合がある。以下、第1の隔壁と第2の隔壁を
区別するために、第1の隔壁を隔壁、第2の隔壁をスペ
ーサと呼ぶ。第1の隔壁と第2の隔壁は、材質や製造方
法が同じでも異なっていてもよい。
【0011】本発明によれば、前面基板側に配置された
スペーサおよび後面基板側に配置された隔壁により、隣
接する放電セル間の影響を抑制して、クロストークを改
善することができる。さらに、スペーサと隔壁との組み
合わせにより、排気および放電ガス封入のための流路を
確保し、排気効率を向上させることができる。その結
果、パネル内の放電セル間における封入ガスの分布が均
一化され、表示品質および信頼性を向上させることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0013】(実施形態1)図1は、本発明の第1の実
施形態を示すAC面放電型カラーPDPの一部破断斜視
図である。前面基板10と後面基板11とは微小間隔で
対面配置されている。前面基板11には、透明導電膜
(以下、透明電極という。)からなる帯状のスキャン電
極12およびコモン電極13が、それぞれ対をなして行
方向(第1方向)に複数本形成されている。スキャン電
極12とコモン電極13とは所要の間隔で互いに平行に
形成され、面放電電極群として構成される。スキャン電
極12およびコモン電極13は、共に、透明電極とその
抵抗軽減化のためのAg(銀)等の金属膜(以下、金属
電極という。)からなるトレース電極14a,14bよ
り構成される。また、スキャン電極12とコモン電極1
3は、厚膜形成プロセス等により形成される透明誘電体
層(絶縁層16a)で被覆されている。一方、後面基板
11には、スキャン電極12およびコモン電極13と直
交する金属電極からなる複数本のデータ電極15群が、
列方向(第2方向)に所要の間隔で平行に形成されてい
る。また、データ電極15は、厚膜形成プロセス等によ
り形成される白色の無機顔料を混合した誘電体層(絶縁
層16b)により被覆されている。
【0014】前面基板10上の絶縁層16aと後面基板
11上の絶縁層16bとの間に放電空間を形成するため
に、前面基板10に低融点の鉛ガラス等からなる帯状ス
ペーサ21が、データ電極15群の中間位置において、
スキャン電極12およびコモン電極13に直交する列方
向(第2方向)に沿って形成されている。また、後面基
板11には、1画素単位に区画するように格子状隔壁3
2が形成されている。これにより、帯状スペーサ21と
格子状隔壁32とで区画される空間が、画素としての放
電セル空間として形成されることになる。さらに、帯状
スペーサ21により、前面基板10と格子状隔壁32と
の間に間隙が形成され、排気および放電ガス封入の流路
が確保される。また、前面基板10と後面基板11の周
囲は、図示を省略する周壁によって気密に封止されてい
る。そして、絶縁層16bの表面および格子状隔壁32
の側面とにR,G,Bの蛍光体17が塗布されている。
また、前記放電空間内にHe,Ne,Xe等の混合ガス
が放電ガスとして封入されている。
【0015】第1の実施形態に示すAC面放電型カラー
PDPでは、前面基板10上のスキャン電極12および
コモン電極13と直交する方向に形成される帯状スペー
サ21により、スキャン電極12およびコモン電極13
に沿った電荷の移動を防止し、行方向(第1方向)に隣
接する放電セル間の影響を抑制する。さらに、後面基板
11上の1画素単位に区画するように形成される格子状
隔壁32により、データ電極15に沿った電荷の移動を
防止し、列方向(第2方向)に隣接する放電セル間の影
響を抑制して、クロストークを改善する。また、帯状ス
ペーサ21と格子状隔壁32の組み合わせにより、列方
向に排気および放電ガス封入の流路を確保できる。した
がって、後面基板11上の格子状隔壁32がもたらす効
果を保ちつつ、排気効率も改善可能である。その結果、
パネル内の放電セル間における封入ガスの分布が均一化
され、PDPの表示品質および信頼性を向上する。
【0016】既述した通り、排気および放電ガス封入の
流路となる開口部は、帯状スペーサ21と格子状隔壁3
2の組み合わせにより形成される。この開口部の寸法
は、帯状スペーサ21の高さおよび間隔で決定され、封
入ガスの通流を妨げず、かつ、放電特性を悪化させない
範囲で任意に設計する。この開口部の面積が大きければ
大きい程、排気効率が改善される。図2は、第1の実施
形態の一部を示した断面図である。図3は、本発明の第
1の実施形態に示すPDPにおいて、排気を行なった際
の、パネル内中央部における到達真空度を、格子状隔壁
32の高さH1に対する帯状スペーサ21の高さH2の比
別に表したものである。横軸に排気時間、縦軸に到達真
空度を示している。このように、H2/H1≧0.2で排
気効率は大幅に改善され、問題なく排気が行なわれる。
また、H2/H1≧0.4で従来の帯状隔壁のみの構造に
近い排気効率が得られる。
【0017】一方、開口部の面積が大きくなる、すなわ
ち帯状スペーサ21の高さが高くなると同時に、データ
電極15の延長方向(第2方向)に隣接する放電セル間
の干渉が強くなる。図4は、横軸に格子状隔壁32の高
さH1に対する帯状スペーサ21の高さH2の比、縦軸に
第2方向に隣接する放電セル間の誤灯電圧マージン(以
下、縦誤灯マージンという。)を表したものである。縦
誤灯電圧マージンとは、放電選択セルが完全に放電を完
了する電圧と、第2方向の非選択セルが放電を開始して
しまう電圧の差を示したものである。なお、縦誤灯電圧
マージンは7V以上が好ましい。このように、H2/H1
が大きくなるにつれて縦誤灯マージンは減少するが、H
2/H1≦0.8の範囲で、7V以上のマージンが得られ
クロストークの影響は抑制される。
【0018】したがって、排気効率と放電セル間の干渉
とを考慮すると、前面基板10上の帯状スペーサ21の
高さH2は、0.2H1≦H2≦0.8H1の範囲が好まし
く、さらに、0.4H1≦H2≦0.7H1の範囲がより
好ましい。
【0019】(実施形態2)図5は、本発明の第2の実
施形態を示すAC面放電型カラーPDPの一部破断斜視
図である。なお、前記第1の実施形態と構成が同じ箇所
については同一符号を付してある。前面基板10と後面
基板11とは微小間隔で対面配置されている。前面基板
11には、透明電極からなる帯状のスキャン電極12お
よびコモン電極13が、それぞれ対をなして行方向(第
1方向)に複数本形成されている。スキャン電極12と
コモン電極13とは所要の間隔で互いに平行に形成さ
れ、面放電電極群として構成される。スキャン電極12
およびコモン電極13は、共に、透明電極とその抵抗軽
減化のための金属電極からなるトレース電極14a,1
4bより構成される。また、スキャン電極12とコモン
電極13は、厚膜形成プロセス等により形成される透明
誘電体層(絶縁層16a)で被覆されている。一方、後
面基板11には、スキャン電極12およびコモン電極1
3と直交する金属電極からなる複数本のデータ電極15
群が、列方向(第2方向)に所要の間隔で平行に形成さ
れている。また、データ電極15は、厚膜形成プロセス
等により形成される白色の無機顔料を混合した誘電体層
(絶縁層16b)により被覆されている。以上の構成は
前記第1の実施形態と同じである。
【0020】前面基板10上の絶縁層16aと後面基板
11上の絶縁層16bとの間に放電空間を形成するため
に、前面基板10に低融点の鉛ガラス等からなる破線状
スペーサ22が、データ電極15群の中間位置におい
て、スキャン電極12およびコモン電極13に直交する
列方向(第2方向)に沿って形成されている。なお、破
線状スペーサ22は、帯状スペーサが行電極対間(非放
電ギャップ間)に開口部を有した構造になっている。ま
た、後面基板11には、1画素単位に区画するように格
子状隔壁32が形成されている。これにより、破線状ス
ペーサ22と格子状隔壁32とで区画される空間が、画
素としての放電セル空間として形成されることになる。
さらに、破線状スペーサ22により、前面基板10と格
子状隔壁32との間に間隙が形成され、排気および放電
ガス封入の流路が確保される。また、前面基板10と後
面基板11の周囲は、図示を省略する周壁によって気密
に封止されている。そして、絶縁層16bの表面および
格子状隔壁32の側面とにR,G,Bの蛍光体17が塗
布されている。また、前記放電空間内にHe,Ne,X
e等の混合ガスが放電ガスとして封入されている。
【0021】第2の実施形態においても、前記第1の実
施形態と同様に、後面基板11上の格子状隔壁32によ
り、データ電極15に沿った電荷の移動を防止し、列方
向(第2方向)に隣接する放電セル間の影響を抑制でき
る。また、前面基板10上の破線状スペーサ22がスキ
ャン電極12およびコモン電極13を横切るように配置
されるため、スキャン電極12およびコモン電極13に
沿った電荷も移動を防止できる。ここで、前面基板10
上の破線状スペーサ22の破断部すなわち開口部は、各
放電セルで発生する放電の影響が少ない非放電ギャップ
間に形成されるため、前記第1の実施形態と同様に、行
方向(第1方向)に隣接する放電セル間の影響を抑制で
きる。さらに、列方向(第2方向)に加えて、行方向
(第1方向)にも封入ガスの流路を確保できる。したが
って、排気効率向上が促進され、表示品質および信頼性
をさらに向上する。
【0022】破線状スペーサ22において、非放電ギャ
ップ間に設けられる開口部の寸法は、放電ガスの通流を
妨げず、かつ放電特性を悪化させない範囲で任意に設計
する。この開口部の幅が大きければ大きい程、排気効率
が向上するのは明らかである。しかし同時に、行方向
(第1方向)に隣接する放電セル間の干渉が強くなり、
本発明の目的に反する結果をもたらす。図6は、第2の
実施形態の一部を示した平面図である。図7は、横軸に
前記非放電ギャップの幅L1に対する破線状スペーサの
開口部幅L2の比、縦軸に第1方向に隣接する放電セル
間の誤灯電圧マージン(以下、横誤灯マージンとい
う。)を表したものである。横誤灯マージンとは、放電
選択セルが完全に放電を完了する電圧と、第1方向の非
選択セルが放電を開始してしまう電圧の差を示したもの
である。なお、横誤灯電圧マージンは7V以上が好まし
い。このように、L2/L1が大きくなると横誤灯マージ
ンが急激に減少する領域があるが、L2/L1≦0.8の
範囲で、7V以上のマージンが得られクロストークの影
響は抑制される。
【0023】したがって、前面基板10に形成されるス
ペーサを破線状スペーサ22とすることで、隣接する放
電セル間の干渉を抑制しつつ、更なる排気効率の改善が
実現できる。このとき、前記破線状スペーサの開口部幅
L2は、L2≦0.8L1の範囲が好ましく、さらに、L2
≦0.7L1の範囲がより好ましい。
【0024】(実施形態3)図8は、本発明の第3の実
施形態を示すAC面放電型カラーPDPの一部破断斜視
図である。後面基板11には、第1の実施形態に示した
格子状隔壁に対し、行電極対間(非放電ギャップ間)に
開口部を設けた格子状隔壁33(以下、梯子状隔壁とい
う。)が形成されている。梯子状隔壁33は、放電空間
を1画素単位に区画するため、格子状隔壁と同様に、デ
ータ電極に沿った方向に電荷の移動を防止し、列方向
(第2方向)に隣接する放電セル間の影響を抑制する。
同時に、行方向(第1方向)にも放電ガスの流路が確保
でき、排気効率向上が促進される。
【0025】さらに、前記第2の実施形態で示した前面
基板上の破線状スペーサと組み合わせることで、排気効
率がより向上することは言うまでもない。
【0026】なお、本発明にかかるスペーサおよび隔壁
の製造方法は、例えばサンドブラスト法が考えられる。
前面基板および後面基板共に、基板上に隔壁材料(ペー
スト)を一面に塗布し、ドライフィルムレジスト(以
下、DFRという。)を貼り、スペーサおよび隔壁のパ
ターンになるように露光を行なう。これを現像し、サン
ドブラストにより隔壁を形成する。スペーサと隔壁との
組み合わせにより排気および放電ガス封入の流路を確保
するため、各々は全面的に同一高さで形成すれば良い。
そのため、製造工程は従来から採用されていたものと同
様であり、容易に実現できる。
【0027】これに対して、特開平11−213896
号公報に示されるような、後面基板上に形成される格子
状隔壁の一部を低くするような構造を実現する場合、開
口部を設けるためにDFRのパターニングを複数回繰り
返したり、開口部箇所毎に耐ブラスト性を考慮したパタ
ーニングを行なう必要性があり、製造工程は複雑化し困
難になる。さらに、同公報に示されるような、隔壁の一
部に穴を形成する構造は極めて困難な製造工程を必要と
する。
【0028】また、両隔壁の製造方法には、サンドブラ
スト法の他に、パターンを切ったDFRに隔壁材料を埋
め込んでいく埋め込み法と、金型で隔壁を切り抜く切抜
法も適用することができる。
【0029】ここで、本発明にかかる前面基板上のスペ
ーサは、列方向(第2方向)に形成される帯状もしくは
破線状スペーサ(帯状スペーサに開口部を設けたスペー
サ)に限定されるものではない。たとえば、排気および
放電ガス封入の流路が確保できる形状であれば、格子状
であっても良い。図9に、開口部を有した格子状スペー
サ23と格子状隔壁32から構成されるAC面放電型カ
ラーPDPの一部平面図を示す。この場合、帯状もしく
は破線状スペーサよりも、列方向(第2方向)に隣接す
る放電セル間の影響を抑制し易く、行方向(第1方向)
の影響に関しては、帯状スペーサと同様に、完全に抑制
できる。ただし、列方向(第2方向)へ形成される開口
部が小さくなる。さらには、行方向(第1方向)に封入
ガスの流路を確保できないため、排気効率は向上しにく
い。
【0030】そこで、行電極対間に開口部を形成した格
子状スペーサ(梯子状スペーサ)がより効果的である。
図10に、梯子状スペーサ24と格子状隔壁32から構
成されるAC面放電型カラーPDPの一部平面図を示
す。また、図11に、梯子状スペーサと格子状隔壁から
構成されるAC面放電型カラーPDPの一部断面図を示
す。この場合、梯子状スペーサおよび格子状隔壁によ
り、行方向(第1方向)および列方向(第2方向)に隣
接する放電セル間の影響を容易に抑制できることは言う
までもない。さらに、行方向(第1方向)の開口部を、
後面基板上の格子状隔壁が区画する放電セル空間に掛か
るように形成することで、行方向(第1方向)および列
方向(第2方向)に封入ガスの流路を確保でき、クロス
トークの改善および排気効率の向上を効果的に実現でき
る。また、後面基板上の隔壁が梯子状である場合は、前
面基板上のスペーサを格子状とすることで、同様の効果
が得られることは言うまでもない。さらに、梯子状スペ
ーサと梯子状隔壁の組み合わせることで、行方向(第1
方向)に形成される開口部が大きくなり、排気効率がよ
り向上する。
【0031】また、本発明にかかる後面基板上の隔壁
は、格子状もしくは梯子状隔壁に限定されるものではな
い。たとえば、従来の帯状隔壁であっても良い。このと
き、帯状もしくは破線状スペーサと組み合わせるより
も、前述した格子状もしくは梯子状スペーサと組み合わ
せた方が、より効果的である。この場合、前面基板上の
格子状もしくは梯子状スペーサにより、行方向(第1方
向)に隣接する放電セル間の影響は抑制できるため、帯
状隔壁に開口部を設けた破線状隔壁を形成することもで
き、排気効率の向上が可能となる。ただし、本発明の第
1乃至第3の実施形態で示した格子状もしくは梯子状隔
壁よりも、データ電極の延長方向に隣接する放電セル間
の影響が強く、クロストークの抑制が困難になる。さら
に、従来の技術として開示されているように、格子状隔
壁から得られる高発光効率化等の様々な効果が得られな
い。したがって、本発明の第1乃至第3の実施形態で示
したような、格子状もしくは梯子状隔壁からなる構成
が、最もバランスが良く、クロストークの改善および排
気効率の向上を効果的に実現できる。
【0032】さらに、本発明にかかる面放電電極は帯状
に限定されるものではない。たとえば、放電セル毎に形
成される孤立性の高い、島状もしくは櫛状の形状であっ
ても良い。この場合、帯状の面放電電極よりも、行方向
(第1方向)に隣接する放電セル間の影響が小さいた
め、前記第2の実施形態で示した破線状スペーサの開口
部幅を広げることが可能である。さらには、行電極対内
(放電ギャップ内)に開口部を形成することも可能であ
る。したがって、排気効率がより向上する。
【0033】また、前面基板上に形成される帯状もしく
は破線状スペーサは、行方向(第1方向)に形成するこ
ともできる。図12に、行方向の帯状スペーサと井桁状
隔壁から構成されるAC面放電型カラーPDPの一部平
面図を示す。また、図13に、行方向の破線状スペーサ
と井桁状隔壁から構成されるAC面放電型カラーPDP
の一部平面図を示す。この場合、行方向(第1方向)の
帯状もしくは破線状スペーサにより形成される開口部面
積は、第1乃至第3の実施形態で示した、列方向(第2
方向)の帯状スペーサが形成する開口部面積よりも大き
くなるため、排気効率は向上し易い。また、破線状スペ
ーサの場合は、列方向(第2方向)にも封入ガスの流路
が確保されるため、排気効率はより向上する。
【0034】前述したように、面放電電極形状等により
行方向(第1方向)および列方向(第2方向)に隣接す
る放電セル間の影響を抑制すれば、後面基板上の隔壁上
部に点在する島状スペーサを形成することもできる。た
とえば、格子状隔壁の交点に、または、放電セル間に島
状スペーサを形成することができる。図14および図1
5に、島状スペーサと格子状隔壁から構成されるAC面
放電型カラーPDPの一部平面図を示す。この場合、排
気および放電ガス封入の流路のために確保される開口部
面積が大きくなり、さらに排気効率が向上することは明
らかである。なお、島状スペーサは格子状隔壁の交点よ
りも隣接セル間に形成した方が、行方向(第1方向)お
よび列方向(第2方向)に隣接する放電セル間の影響を
抑制しやすい。島状スペーサの形状は特に限定されず、
断面形状が正方形、長方形、多角形、円形、菱形形状等
いかなる形状であってもよい。
【0035】なお、本発明にかかるスペーサや隔壁、電
極形状等は上述した実施形態のものに限定されるもので
はない。また、開口部の場所も、クロストーク抑制およ
び排気効率の向上を妨げるものでなければ、特に限定さ
れるものではない。
【0036】また以上説明した各実施形態は、行電極の
2つが対をなして面放電電極を構成するAC面放電型カ
ラーPDPに関するものであるが、行電極が対を形成し
ないAC対向放電型PDPや放電空間に電極が露出した
DC放電型PDPにも本発明を適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、前面基
板上のスペーサおよび後面基板上の隔壁により、隣接す
る放電セル間の影響を抑制し、クロストークを改善する
ことができる。さらに、スペーサにより、前面基板と隔
壁の間に間隙を形成することで、1画素単位に区画され
た格子状隔壁等のもたらす効果を保ちつつ、排気および
放電ガス封入のための流路を確保し、排気効率を向上さ
せることができる。その結果、パネル内の放電セル間に
おける封入ガスの分布を均一にすることができる。した
がって、高精細化、高開口率化、高解像度化、高輝度
化、高発光効率化等の効果が得られ、PDPの表示品質
および信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施形態を示すAC面放電型
カラーPDPの一部破断斜視図である。
【図2】本発明の、第1の実施形態を示すAC面放電型
カラーPDPの一部断面図である。
【図3】本発明の、第1の実施形態におけるAC面放電
型カラーPDPの、格子状隔壁高さと帯状スペーサ高さ
との比別に、排気時間に対するパネル内中央部の到達真
空度の関係を示した図である。
【図4】本発明の、第1の実施形態におけるAC面放電
型カラーPDPの、格子状隔壁高さと帯状スペーサ高さ
との比に対する、縦誤灯電圧マージンを示した図であ
る。
【図5】本発明の、第2の実施形態を示すAC面放電型
カラーPDPの一部破断斜視図である。
【図6】本発明の、第2の実施形態を示すAC面放電型
カラーPDPの一部平面図である。
【図7】本発明の、第2の実施形態におけるAC面放電
型カラーPDPの、非放電ギャップ幅と破線状スペーサ
の開口部幅との比に対する、横誤灯電圧マージンを示し
た図である。
【図8】本発明の、第3の実施形態を示すAC面放電型
カラーPDPの一部破断斜視図である。
【図9】本発明の、開口部を有した格子状スペーサと格
子状隔壁から構成されるAC面放電型カラーPDPの一
部平面図である。
【図10】本発明の、梯子状スペーサと格子状隔壁から
構成されるAC面放電型カラーPDPの一部平面図であ
る。
【図11】本発明の、梯子状スペーサと格子状隔壁から
構成されるAC面放電型カラーPDPの一部断面図であ
る。
【図12】本発明の、行方向の帯状スペーサと井桁状隔
壁から構成されるAC面放電型カラーPDPの一部平面
図である。
【図13】本発明の、行方向の破線状スペーサと井桁状
隔壁から構成されるAC面放電型カラーPDPの一部平
面図である。
【図14】本発明の、格子状隔壁の交点に形成した島状
スペーサと格子状隔壁から構成されるAC面放電型カラ
ーPDPの一部平面図である。
【図15】本発明の、隣接セル間に形成した島状スペー
サと格子状隔壁から構成されるAC面放電型カラーPD
Pの一部平面図である。
【図16】従来の、帯状隔壁を備えたAC面放電型カラ
ーPDPを示す一部の破断斜視図である。
【図17】従来の、格子状隔壁を備えたAC面放電型カ
ラーPDPを示す一部の破断斜視図である。
【符号の説明】
10 前面基板 11 後面基板 12 スキャン電極 13 コモン電極 14a,14b トレース電極 15 データ電極 16a,16b 絶縁層 17 蛍光体 21 帯状スペーサ 22 破線状スペーサ 23 格子状スペーサ 24 梯子状スペーサ 25 島状スペーサ 31 帯状隔壁 32 格子状隔壁 33 梯子状隔壁 H1 格子状隔壁高さ H2 帯状スペーサ高さ L1 非放電ギャップ幅 L2 破線状スペーサ開口部幅

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行電極を備えた第1の基板と、複
    数の列電極を備えた第2の基板と、該第1の基板側に配
    置された第1の隔壁と、該第1の隔壁と該第2の基板と
    の間に配置され、該第1の隔壁と形状又は配置の異なる
    第2の隔壁と、を備えたことを特徴とするプラズマディ
    スプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記第1の隔壁は放電空間を形成するた
    めの隔壁であり、前記第2の隔壁は前記第1の基板と前
    記第2の基板との間に流体の流路を形成するための隔壁
    である請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記第1の隔壁は前記第1の基板側に接
    して設けられ、前記第2の隔壁は前記第2の基板に接し
    て設けられている請求項1に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  4. 【請求項4】 前記第1の隔壁が、格子状隔壁もしくは
    帯状隔壁であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 前記複数の行電極は隣接する二つの行電
    極で一対をなしていることを特徴とする請求項1に記載
    のプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記第1の隔壁の前記格子状隔壁もしく
    は帯状隔壁が、開口部を有することを特徴とする請求項
    4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記複数の行電極は隣接する二つの行電
    極で一対をなし、前記第1の隔壁の前記格子状隔壁もし
    くは帯状隔壁の開口部が、行電極対間に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  8. 【請求項8】 前記複数の行電極は隣接する二つの行電
    極で一対をなし、前記第1の隔壁の前記格子状隔壁もし
    くは帯状隔壁の開口部が、行電極対内に設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  9. 【請求項9】 前記第2の隔壁が、格子状隔壁もしくは
    帯状隔壁であることを特徴とする請求項2乃至8のいず
    れか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 【請求項10】 前記第2の隔壁の前記格子状隔壁もし
    くは帯状隔壁が、開口部を有することを特徴とする請求
    項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 【請求項11】 前記複数の行電極は隣接する二つの行
    電極で一対をなし、前記第2の隔壁の前記格子状隔壁も
    しくは帯状隔壁の開口部が、行電極対間に設けられてい
    ることを特徴とする請求項10に記載のプラズマディス
    プレイパネル。
  12. 【請求項12】 前記複数の行電極は隣接する二つの行
    電極で一対をなし、前記第2の隔壁の前記格子状隔壁も
    しくは帯状隔壁の開口部が、行電極対内に設けられてい
    ることを特徴とする請求項10に記載のプラズマディス
    プレイパネル。
  13. 【請求項13】 前記第1の隔壁の格子状隔壁もしくは
    帯状隔壁の高さH1と、前記第2の隔壁の格子状隔壁も
    しくは帯状隔壁の高さH2との比が、0.2H1≦H2≦
    0.8H1であることを特徴とする請求項2乃至12の
    いずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 【請求項14】 前記行電極対間幅L1と、前記第2の
    隔壁の格子状隔壁もしくは帯状隔壁の開口部幅L2との
    比が、L2≦0.8L1であることを特徴とする請求項2
    乃至13のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ
    パネル。
  15. 【請求項15】 前記第2の隔壁が、前記第1の隔壁の
    格子状隔壁もしくは帯状隔壁の上部に、島状に点在する
    ように設けられていることを特徴とする請求項2乃至8
    のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
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