JP2007187920A - 非線形光学媒質およびそれを用いた波長変換装置 - Google Patents

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毅伺 梅木
Masao Yube
雅生 遊部
Yoshiki Nishida
好毅 西田
Osamu Tadanaga
修 忠永
Katsuaki Magari
克明 曲
Tsutomu Yanagawa
勉 柳川
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
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Abstract

【課題】分極反転構造を有する非線形光学媒質において、波長変換効率を低下させることなく、サイドローブが抑圧する。
【解決手段】光の伝播方向に一定周期で分極反転構造が形成され、かつ、周期ごとの反転領域と非反転領域の割合が、少なくとも非線形光学媒質41の光の伝播方向の一部において、連続的に変化している。
【選択図】図4

Description

本発明は、非線形光学媒質およびそれを用いた波長変換装置に関し、より詳細には、周期的な分極反転構造を有する擬似位相整合型構造の非線形光学媒質およびそれを用いた波長変換装置に関する。
紫外域−可視域−赤外域−テラヘルツ域にわたるコヒーレント光の発生と変調とを行う非線形光学デバイスおよび電気光学デバイスの開発が進められており、光通信分野における光信号の光波長変換、光変調のほか、光計測、光加工、医療、生物工学などの分野に応用されている。非線形光学媒質および電気光学媒質としては、種々の材料が研究開発されている。その中で、LiNbOなどの2次非線形光学材料を用い、非線形定数が周期的に変化するように変調された、いわゆる「擬似位相整合型構造」の光学デバイスが有望視されている(例えば、非特許文献1参照)。擬似位相整合(または擬似郡速度整合)型構造は、結晶の自発分極の極性を周期的に反転した格子(グレーティング)状の構造を有しており、非線形光学デバイスおよび電気光学デバイスにおける光波長変換、光変調の効率を飛躍的に高めることができる。
図1に、従来の擬似位相整合型の波長変換素子の構成を示す。2次非線形光学効果を利用して差周波発生を行う波長変換素子の構成である。波長変換素子は、比較的小さな光強度を有する信号光(λ)13と、比較的大きな光強度を有する励起光(λ)15とを合波する合波器10と、擬似位相整合型構造の非線形光学媒質11からなる導波路12と、差周波数光である変換光(λ)14と励起光とを分離する分波器16とから構成されている。非線形光学媒質11は、波長λの信号光と波長λの励起光とを入射すると、波長λの変換光を出力する。これらの3つの波長の間には次式で与えられる関係が成立する。
Figure 2007187920
信号光13は、導波路12において、異なる波長を有する差周波数光14へと変換され、励起光と共に出射される。
なお、このような波長変換素子の構成により、信号光13および励起光15により和周波発生を行うこともできる。また、信号光13および励起光15を同一の波長とし、または信号光13のみを入射することにより、第二高調波発生を行って、励起光の2倍の周波数を有する第二高調波に変換することもできる。
2次非線形光学材料中に周期的に変調された構造を形成するためには、2次非線形光学材料の非線形定数の符号を空間的に交互に反転させるか、または、非線形定数の大きな部分と小さい部分とを交互に配置させる方法が考えられる。例えば、LiNbOのような強誘電体結晶を用いて、差周波発生を行うことを考える。非線形定数(以下、d定数という)の正負は、自発分極の極性に対応するので、図1に示した非線形光学媒質11は、LiNbO基板上にプロトン交換法で形成された光導波路12を有し、LiNbOの自発分極が、変調周期Λ=14.75μmで周期的に反転されている。このような構成の波長変換素子は、1.55μm帯の信号光13と0.78μm帯の励起光15とにより、差周波発生が可能となり、1.57μm帯の変換光に波長変換することができる。
LiNbOからなる非線形光学媒質11おいて、波長λの信号光13に対する屈折率n、波長λの変換光14に対する屈折率をn、波長λの励起光15に対する屈折率をn、非線形定数の変調周期をΛとすると、位相不整合量Δβは、
Figure 2007187920
で与えられる。
光の伝搬方向軸上の位置zにおける非線形定数をd(z)とすると、光導波路がz=0からz=Lまで存在すると仮定して、光導波路を励起光と信号光が伝搬した後(z=L)の変換効率は、位相不整合量Δβに対して次式で与えられる。
Figure 2007187920
この式から非線形定数の空間的な変化d(z)を与え、フーリエ変換を行うことにより、位相不整合量Δβに対する変換効率の変化を計算することができる。
図2は、変換効率の位相不整合量依存性を説明するための図である。縦軸は、変換効率ηの最大値が1となるように規格化して示している。擬似位相整合条件を満足する励起光15の波長は、非線形光学媒質の屈折率の波長分散に依存し、信号光13の波長λを固定して、変調周期Λが与えられれば一意に定まる。
図3に、位相不整合量依存性を別のスケールで示す。縦軸は、規格化変換効率=1に対する相対値をデシベルで示している。図2によれば、中心波長からずれた波長においても、変換が行われることがわかる。図3によれば、規格化変換効率=1となる帯域以外にも、変換が行われる帯域がピークを持って表れている(以下、サイドローブという)ことがわかる。
一方、大容量の光通信システムを構築する技術として、波長分割多重(WDM)伝送方式が適用されている。WDM伝送方式を適用することにより、光信号を電気信号へ変換することなく、光信号のまま処理するフォトニックネットワークが構築されている。WDM伝送方式においては、上述した波長変換素子を用いて、一群に含まれる多数の波長を一括して変換することが行われている。
従って、中心波長からずれた波長においても変換が行われると、変換された光の近傍に、他のチャンネルから変換された光が生起され、クロストークの影響が無視できなくなる。クロストークの影響を避けるために、励起光と信号光の間にガードバンドを設けるとすると、一群に含まれる波長数が制限されたり、変調速度が制限されるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、波長変換効率の波長に対する選択性を向上させ、サイドローブが抑圧された非線形光学媒質およびそれを用いた波長変換装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、分極反転構造を有する非線形光学媒質において、光の伝播方向に一定周期で前記分極反転構造が形成され、かつ、前記周期ごとの反転領域と非反転領域の割合が、少なくとも前記非線形光学媒質の光の伝播方向の一部において、連続的に変化していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の前記反転領域と非反転領域の割合は、少なくとも前記非線形光学媒質の光の伝播方向の一部において、増加または減少していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の前記反転領域と非反転領域の割合は、少なくとも前記非線形光学媒質の入射端と出射端のいずれかにおいて、増加または減少していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、波長変換装置であって、出力光の波長を可変することができる光源と、前記出力光が入射され、第二高調波発生により変換光を出射する、請求項1、2または3に記載の非線形光学媒質とを備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、波長変換装置であって、出力する信号光の波長を可変することができる第1の光源と、励起光を出力する第2の光源と、差周波波発生と和周波発生のいずれかにより変換光を出射する、請求項1、2または3に記載の非線形光学媒質と、前記信号光と前記励起光とを合波して、前記非線形光学媒質に入射させる合波器とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、光の伝播方向に一定周期で前記分極反転構造が形成され、かつ、周期ごとの反転領域と非反転領域の割合が、少なくとも非線形光学媒質の光の伝播方向の一部において、連続的に変化しているので、波長変換効率を低下させることなく、サイドローブを抑圧することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。本明細書において用いられている「波長変換素子」および「波長変換装置」という用語は、単に波長変換機能のみを有する素子および装置という意味だけではなく、光増幅機能を併せて有する素子および装置も含む。
図4に、本発明の一実施形態にかかる非線形光学媒質の構成を示す。ここでは、LiNbOなどの強誘電体結晶材料を非線形光学媒質31として用いて、第二高調波発生を例に説明する。図4(a)に示した非線形光学媒質31は、自発分極の極性を周期的に反転する(以下、分極反転構造という)ことで、非線形定数の符号を空間的に交互に反転させている。非線形光学媒質31には、光導波路32が形成され、波長λの信号光33を入力し、2次非線形光学効果によって波長λの変換光34を出力する。
非線形光学媒質31は、長手方向に非線形定数が一定の周期で変調されているが、これに加えて、周期ごとの反転領域と非反転領域の割合が素子端で増加または減少する。具体的には、図4(b)に示したように、周期ごとの反転領域と非反転領域の割合が、信号光33の入射端から連続的に変化し、かつ増加する。非線形光学媒質31の中央部では、一定の割合となり、変換光34の出射端に向けて連続的に変化し、かつ減少する。
以下に、反転周期ごとの反転領域と非反転領域の割合を変化させる手法について説明する。一つの反転周期内での反転の割合を表す関数として次式を定義する。
Figure 2007187920
反転領域と非反転領域が1対1の場合にはデューティ比は0.5となる。今、デューティ比が非線形光学媒質の素子端(入射端および出射端をいう)で小さく(または大きく)なる構造を考える。このとき、例えば、以下に定義された関数に従うとする。
Figure 2007187920
ここで、Dは上で定義したデューティ比、zは素子の端からの光の伝播方向の距離、Lは素子の全長、aはデューティ比の変化を制御するパラメータである。
図5に、非線形光学媒質31の分極反転構造の構成を詳しく示す。図5(d)は、a=4としたときの関数D(z)、すなわち分極反転構造におけるデューティ比の変化を示す。図5(a)〜(c)は、反転周期ごとの反転領域と非反転領域の割合を示す。d定数/|d定数|が+1とは、図4に示した自発分極の極性が上向き、すなわち非反転領域を示し、d定数/|d定数|が−1とは、図4に示した自発分極の極性が下向き、すなわち反転領域を示している。
ここで、デューティ比の変化は、式(5)に示した関数とし、素子端で減少するようにしたが、素子端で増加させてもよい。単調増加単調減少に留まらず非単調増加、非単調減少を行ってもよい。さらに、素子端からではなくいくらか内側に入っていてもよいし、入射端または出射端のいずれか一方でもよい。
非線形光学媒質の全長に対して、反転領域と非反転領域の割合が変化する領域を素子端からどの程度とするか、反転領域と非反転領域の割合をどの程度とするかは、どの程度サイドローブを低減させるかによる。定性的には、反転領域と非反転領域の割合が変化する領域を大きくとり、反転領域と非反転領域の割合を大きくすれば、サイドローブは低減するが、一方で波長変換効率が低下する。従って、反転領域と非反転領域の割合が変化する領域と、反転領域と非反転領域の割合とは、サイドローブの低減効果と波長変換効率とにより決定される。
分極反転構造の周期を線形に変化させ、反転領域と非反転領域の割合、すなわちデューティ比を式(5)にしたがって変化させた場合に、反転領域と非反転領域の割合が変化する領域の大きさを変えたときの変換効率の位相不整合量依存性を図6〜10に示す。図6(a)〜10(a)は、デューティ比の変化を制御するパラメータaを、
図6(a) a=30
図7(a) a=20
図8(a) a=10
図9(a) a=5
図10(a) a=2.5
と変化させた場合の分極反転構造におけるデューティ比の変化を示す。パラメータaを減らしていくことにより、非線形光学媒質の全長に対して、反転領域と非反転領域の割合が変化する領域が大きくなることがわかる。
図6(b)〜10(b)において、実線はデューティ比を変化させた場合、点線はデューティ比を変化させなかった場合の変換効率の位相不整合量依存性を示す。図6(b)を参照すると、非線形光学媒質の全長に対して反転領域と非反転領域の割合が変化する領域が、素子端において数%程度でもサイドローブが抑圧されている。一方、図10(b)を参照すると、サイドローブが抑圧されているものの、波長変換効率が低下していることもわかる。従って、図9(b)に示すように、素子端において数十%が望ましい。
以上説明したように、反転領域と非反転領域の割合が変化する領域と、反転領域と非反転領域の割合とを、適切に設定することにより、波長変換効率を低下させることなく、サイドローブを抑圧することができる。
図11に、本発明の実施例1にかかる波長可変光源の構成を示す。波長可変光源は、1.55μm帯で波長可変が可能なSSG−DBR−LDを用いた光源103と、その出力を増幅するEr添加光ファイバ増幅器(EDFA)102と、LiNbOからなり分極反転構造を有する非線形光学媒質111を含む波長変換素子101とが縦続に接続されている。光源103からの出力光のパワーは1mWであり、EDFA102により300mWまで増幅される。EDFA102の出力光は、信号光113として、非線形光学媒質111の導波路波112に入力され、第二高調波発生により775nm帯の変換光114に変換される。波長変換素子101から出射された信号光を、ダイクロイックミラーにより分離すれば、変換光のみを取り出すことができる。非線形光学媒質111には、ウエハ接合法(例えば、非特許文献2参照)により作製された基板に、ダイシングによって形成した光導波路112が形成されている。
図12に、実施例1にかかる非線形光学媒質の構造を示す。長さ50mmの非線形光学媒質であり、分極反転構造の周期は18μmで一定である。デューティ比は、入射端から連続的に変化し、かつ増加し、非線形光学媒質の中央部では、一定の割合となり、出射端に向けて連続的に変化し、かつ減少する。このとき、非線形光学媒質の変換効率の位相不整合量依存性を、図13に実線で示す。
比較参考のために、周期18μmの一定周期でデューティ比を一定にして作製した長さ50mmの波長変換素子の波長変換効率を、図13に点線で示す。縦軸は、ピークの波長変換効率を0dBとして、規格化した値を示している。図からわかるように、中心波長の効率と、中心波長から8nm離れたサイドローブの波長の効率と差は、−40dB程度である。
実施例1にかかる非線形光学媒質によれば、中心波長の効率と、中心波長から8nm離れたサイドローブの波長の効率と差は、−60dBであり、デューティ比を一定にした場合と比べて、20dB改善されていることがわかる。
図14に、本発明の実施例2にかかる波長可変光源の構成を示す。波長可変光源は、1.55μm帯で波長可変が可能なSSG−DBR−LDを用いた光源203と、1.6μm帯のDFB−LDを用いた光源204とを備えている。光源203,204の出力光は、光ファイバカプラ205で合波され、EDFA202に入力される。光源203からの出力光のパワーは1mWであり、EDFA202により300mWまで増幅される。EDFA202の出力光は、信号光として、非線形光学媒質211の導波路波212に入力され、和周波波発生により800nm帯の変換光214に変換される。波長変換素子201から出射された信号光と励起光とを、ダイクロイックミラーにより分離すれば、変換光214のみを取り出すことができる。非線形光学媒質211には、ウエハ接合法(例えば、非特許文献2参照)により作製された基板に、ダイシングによって形成した光導波路212が形成されている。
実施例2の非線形光学媒質211は、分極反転構造の周期を19μmで一定とした。デューティ比は、入射端から連続的に変化し、かつ増加し、非線形光学媒質の中央部では、一定の割合となり、出射端に向けて連続的に変化し、かつ減少する。このとき、非線形光学媒質の変換効率の位相不整合量依存性を、図15に示す。実施例2にかかる非線形光学媒質によれば、中心波長の効率と、中心波長から8nm離れたサイドローブの波長の効率と差は、−60dBであり、デューティ比を一定にした場合と比べて、20dB改善される。
本実施形態においては、非線形光学媒質としてLiNbOを用いたが、これに限定されるものではなく、非線形定数の反転もしくは変調が可能な2次非線形材料を用いることができる。例えば、LiTaO、KNbO、KTaO、Li1-XTaNb1-Y、KTP等の酸化物結晶、AlGaAs等の半導体、有機材料などを用いることができる。
また、本実施形態においては、高い波長変換効率が得られるように、非線形光学媒質として光の閉じ込めが強く、長い相互作用が得られる光導波路型の構成を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、高パワーのレーザ波長を変換する場合には、バルク型の構造としてもよい。
従来の擬似位相整合型の波長変換素子の構成を示す図である。 非線形光学媒質における変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 位相不整合量依存性を別のスケールで示す図である。 本発明の一実施形態にかかる非線形光学媒質の構成を示す図である。 非線形光学媒質の分極反転構造の構成を示す図である。 反転領域と非反転領域の割合が変化する領域の大きさを変えたときの変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 反転領域と非反転領域の割合が変化する領域の大きさを変えたときの変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 反転領域と非反転領域の割合が変化する領域の大きさを変えたときの変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 反転領域と非反転領域の割合が変化する領域の大きさを変えたときの変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 反転領域と非反転領域の割合が変化する領域の大きさを変えたときの変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 本発明の実施例1にかかる波長可変光源の構成を示す図である。 実施例1にかかる非線形光学媒質の分極反転構造の構成を示す図である。 実施例1にかかる非線形光学媒質における変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。 本発明の実施例2にかかる波長可変光源の構成を示す図である。 実施例2にかかる非線形光学媒質における変換効率の位相不整合量依存性を示す図である。
符号の説明
10 合波器
11,31,111,211 非線形光学媒質
12,32,112,212 光導波路
13,33,113 信号光
14,34,114,214 変換光
15 励起光
16 分波器
101,201 波長変換素子
102,202 EDFA
103,203,204 光源
205 光ファイバカプラ

Claims (5)

  1. 分極反転構造を有する非線形光学媒質において、
    光の伝播方向に一定周期で前記分極反転構造が形成され、かつ、
    前記周期ごとの反転領域と非反転領域の割合が、少なくとも前記非線形光学媒質の光の伝播方向の一部において、連続的に変化している
    ことを特徴とする非線形光学媒質。
  2. 前記反転領域と非反転領域の割合は、少なくとも前記非線形光学媒質の光の伝播方向の一部において、増加または減少していることを特徴とする請求項1に記載の非線形光学媒質。
  3. 前記反転領域と非反転領域の割合は、少なくとも前記非線形光学媒質の入射端と出射端のいずれかにおいて、増加または減少していることを特徴とする請求項1または2に記載の非線形光学媒質。
  4. 出力光の波長を可変することができる光源と、
    前記出力光が入射され、第二高調波発生により変換光を出射する、請求項1、2または3に記載の非線形光学媒質と
    を備えたことを特徴とする波長変換装置。
  5. 出力する信号光の波長を可変することができる第1の光源と、
    励起光を出力する第2の光源と、
    差周波波発生と和周波発生のいずれかにより変換光を出射する、請求項1、2または3に記載の非線形光学媒質と、
    前記信号光と前記励起光とを合波して、前記非線形光学媒質に入射させる合波器と
    を備えたことを特徴とする波長変換装置。
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