JP2007186577A - 粘着剤組成物およびそれを含む粘着シート - Google Patents

粘着剤組成物およびそれを含む粘着シート Download PDF

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Abstract

【課題】光学フィルムに適用したときに再剥離性に優れ、同時に透明性および塗工性にも優れる粘着剤組成物およびそれを含む粘着シートを提供すること。
【解決手段】下記ポリマーAおよびオリゴマーBを含有する粘着剤組成物。
ポリマーA:(メタ)アクリル酸の炭素数4〜12のアルキルエステルを主たるモノマーとする重量平均分子量50万〜90万のアクリル系ポリマー。
オリゴマーB:少なくとも、
ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が60℃〜190℃の(メタ)アクリレートb1、ならびに、
式(I)
−CO−NR (I)
(式中、R〜Rは明細書に記載のとおりである。)で表され重合可能な官能基を有するアミド化合物b2、
を共重合してなる重量平均分子量3000〜20000のオリゴマー。
【選択図】なし

Description

本発明は粘着剤組成物およびそれを含む粘着シートに関し、詳しくは、ポリカーボネートやアクリル樹脂板、PETなどのプラスチックフィルム、ならびに、ガラス板などに粘着させるのに好適なアクリル系感圧性粘着剤組成物およびそれからなる粘着剤層を備える粘着シートに関する。
近年、フラットパネルディスプレイ(FPD)の利用が顕著である。FPDの製造では、様々な機能をもつ光学フイルムを粘着剤を介して基板等に積層させる工程が必須である。
特許文献1の開示によれば、分子量を適当に調整したアクリル系ポリマーを含有する粘着剤は、粘着性、透明性、耐発泡・剥れ性などが向上する。他の粘着剤の例として、タッキファイヤなどといった種々の添加剤を加えて耐発泡・剥れ性を改善してプラスチック基板に対する密着性を向上させた粘着剤や、密着性を上げるためのモノマーを共重合してなるポリマーを含む粘着剤などが挙げられる。
特許文献2の開示によれば、カルボキシル基含有モノマーを共重合してなるポリマーと、アミノ基含有モノマーを共重合してなるオリゴマーとを含有する粘着剤が、常温及び高温でプラスチックに対して優れた粘着性、耐発泡性を示す。
特許文献3の開示によれば、(A)重量平均分子量50万〜250万の(メタ)アクリル酸エステル単独重合体または共重合体と、(B)重量平均分子量5000〜50万の(メタ)アクリル酸エステル単独重合体または共重合体とを、重量比100:1〜100:50の割合で含み、且つ(A)か(B)のいずれかに窒素含有官能基を有することを特徴とする粘着剤組成物が提供される。
近年、光学フィルムには再剥離(リワーク)性が高いことが求められている。再剥離性とは、一旦貼った光学フイルムの剥がし易さを意味する。不具合等がある光学フィルムを剥がすときに大きな力を要したり、基材等へ糊残りを起こしたりする場合には再剥離性が低いことになる。
特開平1−178567号公報 特許第3516035号公報 特開2001−89731号公報
本発明者の新たな知見によれば、特許文献2に開示された粘着剤を用いた光学フィルムを引き剥がすのには大きな力が必要であり、それ故、基材等にダメージを与えてしまうことが懸念される。本発明者のさらなる知見によれば、特許文献3に開示された粘着剤はすぐれた再剥離性を呈するとは言い難い。
本発明の課題は、光学フィルムに適用したときに再剥離性に優れ、同時に透明性および塗工性にも優れる粘着剤組成物およびそれを含む粘着シートを提供することにある。
そこで本発明者は、上記の課題を達成するため鋭意検討した。その結果、特定のポリマーと特定のオリゴマーとを両方含有させることで上記課題を達成し得ることを初めて見出して以下の本発明を完成させた。
(1)下記ポリマーAおよびオリゴマーBを含有する粘着剤組成物。
ポリマーA:(メタ)アクリル酸の炭素数4〜12のアルキルエステルを主たるモノマーとする重量平均分子量50万〜90万のアクリル系ポリマー。
オリゴマーB:少なくとも、
ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が60℃〜190℃の(メタ)アクリレートb1、ならびに、
式(I)
−CO−NR (I)
(式中、R〜Rは各々独立に水素原子または1価の有機基であるか、あるいは、R〜Rの任意の2つが互いに結合して環構造を形成して残りの1つが水素原子または1価の有機基である。)で表され重合可能な官能基を有するアミド化合物b2、
を共重合してなる重量平均分子量3000〜20000のオリゴマー。
(2)アミド化合物b2が有する重合可能な官能基がアルケニル基である(1)記載の粘着剤組成物。
(3)Rが炭素数2〜4のアルケニル基であり、かつ、
、Rが、各々独立に炭素数1〜4のアルキル基であるか、または、互いに結合して4〜8員環構造を形成する、(1)記載の粘着剤組成物。
(4)RとRが互いに結合して4〜8員環構造を形成し、かつ、Rが炭素数2〜4のアルケニル基である、(1)記載の粘着剤組成物。
(5)アミド化合物b2が、アクリロイルモルホリン、N−ビニルピロリドン、ジアルキルアクリルアミド、マレイミドの少なくとも1つである(1)記載の粘着剤組成物。
(6)(メタ)アクリレートb1が、メタクリル酸の炭素数1〜4のアルキルエステルである(1)〜(5)のいずれかに記載の粘着剤組成物。
(7)100重量部のポリマーAおよび5〜35重量部のオリゴマーBを含有する(1)〜(6)のいずれかに記載の粘着剤組成物。
(8)100重量部のポリマーAに対して、多官能エポキシ化合物からなる架橋剤0.01〜5重量部をさらに含有する(1)〜(7)のいずれかに記載の粘着剤組成物。
(9)(1)〜(8)のいずれかに記載の粘着剤組成物からなる粘着剤層を備える、粘着シート。
本発明の粘着剤組成物は光学フィルム、特にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムをガラス等の光学基材へ貼り合わせるために用いるときに優れた再剥離性を示し、同時にすぐれた透明性および塗工性も示す。
優れた再剥離性を示すメカニズムについては明らかではないが、高いTgの(メタ)アクリレートb1と、特定の化学構造のモノマーb2とを共重合してなるオリゴマーBによって、光学フイルムへの密着性が上がると同時にガラス等の基板への粘着力が上がり過ぎないという、絶妙のバランスが達成したためであると解釈される。
本発明の粘着剤組成物は、ポリマーAとオリゴマーBとを含有する。
<ポリマーA>
ポリマーAは重量平均分子量50万〜90万のアクリル系ポリマーであり、その主たるモノマーは(メタ)アクリル酸の炭素数4〜12のアルキルエステルである。
(メタ)アクリル酸の炭素数4〜12のアルキルエステルとは該アルキルエステルのアルキル基の炭素数が4〜12個であることを意味し、そのようなアルキル基の具体例として、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、へキシル基、へプチル基、オクチル基、イソオクチル基、2−エチルへキシル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、イソデシル基、ウンデシル基、ドデシル基などが挙げられる。ポリマーAのためのモノマーとして、上記アルキル基をもつアルキルエステルを1種または2種以上用いることができる。ポリマーAのためのモノマー全体において、(メタ)アクリル酸の炭素数4〜12のアルキルエステルは、好ましくは50重量%以上、より好ましくは50〜99.5重量%を占める。この範囲内であれば、良好な剥離力および凝集力が得られる。
好ましくは、ポリマーAにはカルボキシル基含有化合物が共重合している。カルボキシル基含有化合物の具体例として、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸などが挙げられ、これらは1種または2種以上用いることができる。良好な粘着性と塗工性との両立を考慮すると、ポリマーAのためのモノマー全体において、カルボキシル基含有化合物は、好ましくは0.5〜10重量%を占め、より好ましくは0.5〜5重量%を占める。
ポリマーAには上記したモノマー以外のモノマー(以下、「他のモノマー」)がさらに共重合していてもよい。ポリマーAのためのモノマー全体において、「他のモノマー」は好ましくは0または50重量%未満を占め、より詳細には、該「他のモノマー」の種類に応じて適宜その量を選択できる。例えば、良好な粘着性を発現させることを考慮すると、ポリマーAのガラス転移点が通常−20℃以下となるように「他のモノマー」の使用量が決められる。
「他のモノマー」としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピルなどの(メタ)アクリル酸の炭素数1〜3のアルキルエステル;メタクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸ステアリルなどの(メタ)アクリル酸の炭素数13〜18のアルキルエステル;(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、グリセリンジメタクリレート、(メタ)アクリル酸グリシジル、メタクリル酸メチルグリシジル、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートなどの官能性モノマー;トリエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレートなどの多官能モノマー;酢酸ビニル、スチレン、シクロヘキシルマレイミド、アクリロイルモルホリン、N−ビニルピロリドン、N,N−ジアルキルアクリルアミドなどが挙げられる。
ポリマーAを得るための重合方法は特に限定されず、アクリルポリマーの一般的な製造法である溶液重合法、乳化重合法、UV重合法などを適宜選択することができ、透明性、耐水性、コストなどの点で溶液重合法が好ましい。ポリマーAを得るための重合の際に、ポリマーAの重量平均分子量をコントロールすることができ、そのような手段は当業界にて公知であり、例えば、ラジカル濃度、重合温度、モノマー濃度などを適宜変えることなどが挙げられる。
溶液重合の場合には、通常、開始剤を用い、開始剤としては、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4,4−トリメチルペンタン)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)などのアゾ系化合物;ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジクミルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロドデカンなどの過酸化物系化合物;などからなる油溶性開始剤が挙げられ、これらは、1種を用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
開始剤の量は特に限定なく、モノマー100重量部に対して、通常、0.01〜1重量部である。
溶液重合のための溶剤は特に限定なく、酢酸エチル、トルエン、酢酸n−ブチル、n−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどといった一般的な溶剤が例示され、これらは1種を用いてもよいし2種以上を併用してもよい。
ポリマーAの重量平均分子量は50万〜90万であり、好ましくは55万〜85万であり、さらに好ましくは60万〜80万である。ポリマーの重量平均分子量が50万未満であると、得られる粘着剤が十分な粘着力および凝集力を呈さず、90万より大きいと、得られる粘着剤が高粘度を呈して塗工性が悪いので、いずれも不適である。
ポリマーAの重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定される。具体的には、測定すべきポリマーを0.2%のテトラヒドロフラン(THF)溶液にして、溶離液としてTHFを用いて標準ポリスチレン換算により測定する。装置:TOSOH製HLC−8120GPC、カラム:TSKgelSuperHM−H/H4000/H3000/H2000、流量:0.6mL/min、検出器:RI、カラム温度40℃。
<オリゴマーB>
オリゴマーBは、少なくとも、(メタ)アクリレートb1およびアミド化合物b2をモノマーとする共重合体である。
(メタ)アクリレートb1は、ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が60℃〜190℃の(メタ)アクリレートである。具体的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピルなどのメタクリル酸の炭素数1〜4のアルキルエステル;イソボルニルアクリレート、シクロへキシルメタクリレート、イソボルニルメタクリレートなどが挙げられる。
ガラス転移温度は、ホモポリマーのガラス転移点温度(K)であり、「Polymer Handbook」第3版、John Wiley & Sons, Inc (1989) に数値が挙げられている。
オリゴマーBのためのモノマー全体において、(メタ)アクリレートb1は、好ましくは50重量%以上、より好ましくは50〜97重量%を占める。この範囲内であれば、光学フィルムへの密着性が上がることと、ガラス板などといった基板への粘着力が上がりすぎないことが両立する。
アミド化合物b2は、上記式(I)で表され、重合可能な官能基を有する。したがって、式中、R〜Rの少なくとも一つは、重合可能な官能基を有する。該R〜Rの少なくとも一つは、好ましくはアルケニル基であり、より好ましくは炭素数2〜4のアルケニル基であり、特に好ましくはビニル基である。
〜Rの2つ以上が互いに結合した環構造を形成しない場合、上述のように、R〜Rのうち少なくとも一つは重合可能な官能基をもち、その他は特に限定なく、好ましくは炭素数1〜4のアルキル基であり、より好ましくは、Rが炭素数2〜4のアルケニル基、R、Rが、各々独立に炭素数1〜4のアルキル基であり、特に好ましい組合わせは、Rがビニル基、R、Rが、各々独立に、エチル基、メチル基である。
とRが互いに結合して環構造を形成する場合、該環構造は式(I)に表記されている「−C(O)−N−」を必然的に含み、環構造はさらにヘテロ原子を有していてもよく、好ましくは4〜8員環構造であり、特に好ましい環構造は、ピロリドン環、マレイミド環である。重合可能な官能基は環構造中にあってもよいし、Rが有していてもよい。RとRが互いに結合して環構造を形成する場合、Rは好ましくは炭素数2〜4のアルケニル基であり、特に好ましくはビニル基である。
とRが互いに結合して環構造を形成する場合、該環構造は式(I)に表記されている窒素原子を必然的に含み、環構造はさらにヘテロ原子を有していてもよく、好ましくは4〜8員環構造であり、特に好ましい環構造は、モルホリン環である。重合可能な官能基は環構造中にあってもよいし、Rが有していてもよい。RとRが互いに結合して環構造を形成する場合、Rは好ましくは炭素数2〜4のアルケニル基であり、特に好ましくはビニル基である。
好ましいアミド化合物b2の具体例として、アクリロイルモルホリン(ACMO)、N−ビニルピロリドン(NVP)、ジエチルアクリルアミド、ジメチルアクリルアミドなどのジアルキルアクリルアミド類、マレイミド、シクロへキシルマレイミドなどのマレイミド類などが挙げられる。
オリゴマーBのためのモノマー全体において、アミド化合物b2は、好ましくは3〜50重量%、より好ましくは10〜30重量%を占める。この範囲内であれば、ガラス板などといった基板への粘着力が上がりすぎることなく、光学フィルムへの密着力が上がり、結果としてリワーク性が達成される。
オリゴマーBには上記した(メタ)アクリレートb1およびアミド化合物b2以外のモノマー(「b1、b2以外のモノマー」)がさらに共重合していてもよい。オリゴマーBのためのモノマー全体において、「b1、b2以外のモノマー」は好ましくは0または10重量%未満、より好ましくは0または7重量%未満を占める。「b1、b2以外のモノマー」の具体例としては、ポリマーAとオリゴマーBとの相溶性を向上させるための、共重合が可能なカルボキシル基含有モノマーや、共重合が可能な3級アミンが挙げられる。カルボキシル基含有モノマーの具体例は、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸などであり、これらは1種または2種以上用いることができる。共重合可能な3級アミンの具体例は、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどである。これらアミンは高温下で黄変しやすいため、相溶性を向上する目的ではカルボキシル基含有モノマーの使用が好ましい。
オリゴマーBの重量平均分子量は3000〜20000であり、好ましくは3000〜10000である。重量平均分子量が20000を超えるオリゴマーBはポリマーAとの相溶性が悪くなり、得られる粘着剤組成物に濁りが生じやすくなる。重量平均分子量が3000未満のオリゴマーBを用いると、耐久性が悪い粘着剤組成物が得られる。オリゴマーBの重量平均分子量は、ポリマーAの場合と同様にGPC法で測定される。
オリゴマーBを得るための重合方法は特に限定されず、公知の製造法である溶液重合法、乳化重合法、UV重合法などを適宜選択することができ、透明性、耐水性、コストなどの点で溶液重合法が好ましい。
溶液重合の場合には、ポリマーAを得るための重合において例示した開始剤や溶剤を適宜用いることができる。開始剤はモノマー100重量部に対して好ましくは0.1〜15重量部用いられる。
オリゴマーBの分子量を調節するために、重合の際に連鎖移動剤を用いてもよい。連鎖移動剤は慣用のものを適宜使用でき、例えば、ラウリルメルカプタン、グリシジルメルカプタン、2−メルカプトエタノール、メルカプト酢酸、チオグリコール酸2−エチルへキシル、2,3−ジメルカプト−1−プロパノール、α−メチルスチレンダイマーなどが挙げられる。これらのうちの1種を用いてもよいしまたは2種以上を併用してもよい。連鎖移動剤は、モノマー100重量部に対して、通常、0.01〜15重量部程度用いられる。
<粘着剤組成物>
本発明によれば、粘着剤組成物には、100重量部のポリマーAに対して、好ましくは5〜35重量部、より好ましくは10〜25重量部のオリゴマーBが含まれる。上記範囲内であれば、オリゴマーBを添加した効果を十分に奏し、かつ、ポリマーAの粘着特性への悪影響の懸念が少ない。
尚、特に断らない限り、本明細書では、重量部は固形分重量を意味する。言い換えれば、130℃で3分間乾燥させると揮発する成分は重量部には算入しない。
本発明の粘着剤組成物は架橋剤をさらに含有してもよい。架橋剤は、従来公知のものが広く含有され、メチル化メチロールメラミン、ブチル化ヘキサメチロールメラミンなどの多官能メラミン化合物;ジグリシジルアニリン、グリセリンジグリシジルエーテル、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンなどの多官能エポキシ化合物;トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリメチロールプロパントリレンジイソシアネート、ポリエーテルポリイソシアネート、ポリエステルポリイソシアネートなどの多官能性イソシアネート化合物;のうちの1種または2種以上を使用することができる。ここで、多官能エポキシ化合物とは、エポキシ環を分子中に2つ以上もつ化合物である。
本発明によれば、粘着剤組成物が含有する架橋剤の量は、該組成部中の100重量部のポリマーAに対して、通常0.01〜20重量部であり、好ましくは0.01〜10重量部であり、より好ましくは0.01〜5重量部または0.05〜10重量部であり、さらに好ましくは0.05〜1重量部である。
本発明の粘着剤組成物は、一般的な添加剤、即ち紫外線吸収剤、光安定剤、剥離調整剤、粘着付与剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、着色剤(顔料や染料など)、老化防止剤、界面活性剤などをさらに含有してもよい。本発明によれば、粘着剤組成物中のポリマーAとオリゴマーBの合計含有量は、好ましくは80〜100重量%であり、より好ましくは90〜100重量%である。
<粘着シート>
本発明の粘着シートは、上述した粘着剤組成物からなる粘着剤層を備える。粘着シートの形態は特に限定はなく、例えば、当業界でシートあるいはテープと称し得るもの等が含まれる。粘着シートには、所謂、基材があってもなくてもよい。基材がない粘着シートにおける粘着剤層は、例えば剥離ライナー上に粘着剤組成物を塗布して乾燥して得ることができる。基材を用いる場合には、該基材は、厚さが通常10〜1000μmの透明なプラスチックフィルムなどであってもよく、粘着剤層は基材の片面または両面に設けられる。粘着剤層の厚さは特に限定なく、通常5〜1000μm、好ましくは10〜100μmである。
本発明による粘着シートは、例えば光学フィルムの固定用として好適である。光学フィルムとしては、PETフィルム、TACフィルム、ポリカーボネートフィルム等が挙げられる。これら光学フィルムと、アクリル樹脂板、ポリカーボネート板、ガラス板などといった光学用基板とを、本発明の粘着シートの粘着剤層を介して貼り合わせることによって、PDPやタッチパネルなどといった光学製品を好適に製造することができる。
以下、実施例を用いて本発明をより詳しく説明するが、これらの例は本発明を何ら限定するものではない。なお、以下の記載において、特に断らない限り、部および%は重量部および重量%を意味する。
<アクリル系ポリマーA1>
アクリル酸ブチル97部、アクリル酸3部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部及び重合溶媒として酢酸エチル185.7部をセパラブルフラスコに投入し、窒素ガスを導入しながら1時間撹拌した。このようにしてフラスコ内の酸素を除去した後に、63℃に昇温し、10時間反応させ、トルエンを加えて固形分濃度25重量%のアクリル系ポリマー溶液A1を得た。重量平均分子量は85万であった。
<アクリル系ポリマーA2>
アクリル酸ブチル85部、アクリル酸メチル10部、アクリル酸5部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部、酢酸エチル233.3部をセパラブルフラスコに投入し、その後は<アクリル系ポリマーA1>と同様の操作でアクリル系ポリマー溶液A2を得た。重量平均分子量は65万であった。
<アクリル系ポリマーA3>
アクリル酸ブチル97部、アクリル酸3部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部及び重合溶媒として酢酸エチル100部をセパラブルフラスコに投入し、その後は<アクリル系ポリマーA1>と同様の操作でアクリル系ポリマー溶液A3を得た。重量平均分子量は150万であった。
<アクリル系オリゴマーB1>
メタクリル酸メチル(Tg:105℃)80部、アクリロイルモルホリン20部、2−メルカプトエタノール3部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部及び重合溶媒としてトルエン100部をセパラブルフラスコに投入し、窒素ガスを導入しながら1時間撹拌した。このようにしてフラスコ内の酸素を除去した後に、70℃に昇温し、3時間反応させ、さらに75℃で2時間反応させて、固形分濃度50重量%のアクリル系オリゴマー溶液B1を得た。重量平均分子量は4000であった。
<アクリル系オリゴマーB2>
メタクリル酸メチル(Tg:105℃)75部、ジエチルアクリルアミド25部、α−メチルスチレンダイマー10部、アゾビスイソブチロニトリル10部及び重合溶媒としてトルエン120部をセパラブルフラスコに投入し、窒素ガスを導入しながら1時間撹拌した。このようにしてフラスコ内の酸素を除去した後に、85℃に昇温し、5時間反応させて、固形分濃度50重量%のアクリル系オリゴマー溶液B2を得た。重量平均分子量は4500であった。
<アクリル系オリゴマーB3>
メタクリル酸メチル(Tg:105℃)80部、アクリロイルモルホリン20部、アクリル酸5部、2−メルカプトエタノール0.9部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部及び重合溶媒としてトルエン100部をセパラブルフラスコに投入し、その後は<アクリル系オリゴマーB1>と同様の操作で、固形分濃度50重量%のアクリル系オリゴマー溶液B3を得た。重量平均分子量は13500であった。
<アクリル系オリゴマーB4>
メタクリル酸メチル(Tg:105℃)80部、アクリロイルモルホリン20部、2−メルカプトエタノール0.25部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部及び重合溶媒としてトルエン100部をセパラブルフラスコに投入し、その後は<アクリル系オリゴマーB1>と同様の操作で、固形分濃度50重量%のアクリル系オリゴマー溶液B4を得た。重量平均分子量は50000であった。
<アクリル系オリゴマーB5>
アクリロイルモルホリンをN−ビニルピロリドンに変えたこと以外は、<アクリル系オリゴマーB1>と同様にして、アクリル系オリゴマー溶液B5を得た。重量平均分子量は4000であった。
<アクリル系オリゴマーB6>
メタクリル酸メチル(Tg:105℃)95部、ジメチルアミノエチルメタクリレート5部、2−メルカプトエタノール3部、アゾビスイソブチロニトリル0.2部及び重合溶媒としてトルエン100部をセパラブルフラスコに投入し、その後は<アクリル系オリゴマーB1>と同様の操作で、アクリル系オリゴマー溶液B6を得た。重量平均分子量は6000であった。
<アクリル系オリゴマーB7>
メタクリル酸メチルをアクリル酸ブチル(Tg−55℃)に変えたこと以外は、<アクリル系オリゴマーB1>と同様にして、アクリル系オリゴマー溶液B7を得た。重量平均分子量は4000であった。
以下の記載において、「部」は、固形分換算での重量部を意味する。
〔実施例1〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A1にアクリル系オリゴマー溶液B1を15部、4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.6部を加えて粘着剤溶液を調製した。この溶液を、厚さ38μmで表面を離型処理したポリエチレンテレフタレートフイルム上に、乾燥後の厚さが約25μmとなるように流延塗布し、130℃で3分間加熱乾燥し、さらに50℃で72時間エージングを行ない、粘着シートを作製した。
〔実施例2〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A2にアクリル系オリゴマー溶液B2を10部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔実施例3〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A2にアクリル系オリゴマー溶液B3を10部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔実施例4〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A1にアクリル系オリゴマー溶液B5を20部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔比較例1〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A1にアクリル系オリゴマー溶液B4を20部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔比較例2〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A3にアクリル系オリゴマー溶液B1を20部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔比較例3〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A1に4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部を加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔比較例4〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A1にアクリル系オリゴマー溶液B6を10部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
〔比較例5〕
100部のアクリル系ポリマー溶液A1にアクリル系オリゴマー溶液B7を10部および4官能エポキシ系架橋剤としての1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノエチル)シクロヘキサンを0.5部加えて実施例1と同様にして粘着シートを作製した。
以上の粘着シートについて以下の各試験を行った。試験結果を表1に示す。
<再剥離性試験 条件1>
PETフィルム(東洋紡績(株)製、A4300#100)に、粘着シートをラミネートし25mm幅にカットして、粘着シートのA4300#100とは反対側の面に積層している離型処理した厚さ38μmのPETフィルムを剥離して露出した粘着剤層上に、ソーダライムガラス(松浪硝子社製、品番S)をラミネートして、A4300#100−粘着剤層−ソーダライムガラスの積層体を得た。ラミネートはラミネーターを用い、10kg/cmの圧力で行った。得られた積層体を室温にて10日間放置した後、手で、速度を0.3〜10m/minの範囲で、剥離角度を30〜180°の範囲でそれぞれ変化させて、ソーダライムガラスからPETフィルムと粘着剤層との積層体を剥離して、ソーダライムガラスへの糊残りの状態を目視にて確認した。
判定基準;
○:ソーダライムガラスに糊残りがない。
×:ソーダライムガラスに糊残りがある。
<再剥離性試験 条件2>
#25PETフィルム(東レ(株)製、ルミラー S−10)に、20mm幅にカットした粘着シートをラミネートして得られた積層体を、50℃にて1日間放置した後、0.3mm/min、剥離角度90°にてソーダライムガラスから剥離するのに要する力、つまり粘着力(単位:N/20mm)を測定した。
<透明性試験>
松浪硝子社製スライドガラス「S−1111」(へ−ズ値0.4%)に粘着シートを貼り合せ、へーズメータ「HM−150」(村上色彩技術研究所製)にてヘーズ値(%)(拡散透過率/全光線透過率×100)を測定した。
判定基準;
○:へーズ値が1.0%未満
×:ヘーズ値が1.0%以上
<塗工性>
サンプル作製時に目視による観察で、粘着剤溶液の塗布面に塗布スジの発生がなく平滑であったものを○、塗布スジ等が発生して塗布面が平滑でなかったものを×とした。
Figure 2007186577
表1から明らかなように、本発明によれば、透明性、再剥離性、塗工性を同時に満足する粘着剤組成物を得ることができる。比較例1のようにオリゴマーBの分子量が大きすぎると白濁し、比較例2のようにポリマーAの分子量が大きすぎると塗工性が悪く塗布スジがでやすく、比較例3のようにオリゴマーBの添加なしでは糊残りが起こってしまい、比較例4のようにアミド化合物b2を共重合していないオリゴマーBを用いると接着力が高すぎ、比較例5のようにアクリレート成分がTgが低すぎる(メタ)アクリレートのみであるオリゴマーを用いると糊残りが起こってしまう。

Claims (9)

  1. 下記ポリマーAおよびオリゴマーBを含有する粘着剤組成物。
    ポリマーA:(メタ)アクリル酸の炭素数4〜12のアルキルエステルを主たるモノマーとする重量平均分子量50万〜90万のアクリル系ポリマー。
    オリゴマーB:少なくとも、
    ホモポリマーとしたときのガラス転移温度が60℃〜190℃の(メタ)アクリレートb1、ならびに、
    式(I)
    −CO−NR (I)
    (式中、R〜Rは各々独立に水素原子または1価の有機基であるか、あるいは、R〜Rの任意の2つが互いに結合して環構造を形成して残りの1つが水素原子または1価の有機基である。)で表され重合可能な官能基を有するアミド化合物b2、
    を共重合してなる重量平均分子量3000〜20000のオリゴマー。
  2. アミド化合物b2が有する重合可能な官能基がアルケニル基である請求項1記載の粘着剤組成物。
  3. が炭素数2〜4のアルケニル基であり、かつ、
    、Rが、各々独立に炭素数1〜4のアルキル基であるか、または、互いに結合して4〜8員環構造を形成する、請求項1記載の粘着剤組成物。
  4. とRが互いに結合して4〜8員環構造を形成し、かつ、Rが炭素数2〜4のアルケニル基である、請求項1記載の粘着剤組成物。
  5. アミド化合物b2が、アクリロイルモルホリン、N−ビニルピロリドン、ジアルキルアクリルアミド、マレイミドの少なくとも1つである請求項1記載の粘着剤組成物。
  6. (メタ)アクリレートb1が、メタクリル酸の炭素数1〜4のアルキルエステルである請求項1〜5のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
  7. 100重量部のポリマーAおよび5〜35重量部のオリゴマーBを含有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
  8. 100重量部のポリマーAに対して、多官能エポキシ化合物からなる架橋剤0.01〜5重量部をさらに含有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の粘着剤組成物からなる粘着剤層を備える、粘着シート。
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