JP2007185741A - 作業工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トルクリミッタを有する作業工具において、トルクリミッタの耐久性の向上に資する技術を提供する。
【解決手段】 本発明の作業工具101は、先端工具119と、駆動機構117と、トルクリミッタ151とを有する。トルクリミッタ151は、第1の回転部材132に保持されて回転するボール部材155が第2の回転部材153に係止されて回転力が伝達される状態では、押圧部材157が第1の回転部材132に当接して弾性部材159の付勢力が作用しない構成とされ、ボール部材155が回転力を伝達する位置から回転力の伝達を遮断する位置へと移動する際、ボール部材155が押圧部材157を押圧移動させることで弾性部材159の付勢力がボール部材155に作用する構成とした。また第2の回転部材153および押圧部材17のボール部材155との接触面を、当該ボール部材155の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面を有する溝165,167によって形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、先端工具が長軸方向周りに回転動作することで所定の加工作業を行う作業工具に関し、特に先端工具に所定の設定値を超える負荷が作用したときに、当該先端工具へのトルクの伝達を遮断するトルクリミッタを有する作業工具に関する。
特開平9−57511号公報(特許文献1)には、トルクリミッタ付きのハンマドリルが開示されている。公報記載のトルクリミッタは、同一軸線上に配置される駆動側回転部材としての駆動ギアと被動側回転部材としての被動フランジとの間にトルク伝達用のボールが介在された構成である。ボールは、被動フランジに形成された径方向の保持溝に保持されており、駆動ギアのカム部と周方向において係止することによって駆動ギアのトルクを被動フランジに伝達する。そして駆動ギアと被動フランジとの間に予め定めた所定のトルクを超えるトルクが作用したときには、ボールは、押圧プレートを介して作用する弾性部材(皿バネ)の付勢力に抗して保持溝に沿って径方向内側へと移動し、これにより駆動ギアのカム部に対するボールの係止が解除されてトルクの伝達が遮断される構成である。
トルクリミッタは、常に所定のトルクで作動する、つまり被動フランジに所定の設定値以上のトルクが作用したときに、トルクの伝達を遮断できることが重要である。公報に記載のトルクリミッタは、弾性部材の付勢力が押圧プレートを介して常時にボールに作用する構成としている。このため、ボールが転がることができず、しかもボールが駆動ギア、被動フランジおよび押圧プレートに対しそれぞれ点当たりで接触すること等から局部的に摩耗が生じ易いものであり、耐久性の面でなお改良の余地がある。
特開平9−57511号公報
本発明は、かかる点に鑑み、トルクリミッタを有する作業工具において、トルクリミッタの耐久性の向上に資する技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、本発明に係る作業工具は、長軸方向回りに回転動作して所定の加工作業を行う先端工具と、先端工具を回転駆動する駆動機構と、先端工具に作用するトルクが所定の設定値よりも低い状態では駆動機構のトルクを先端工具へと伝達し、先端工具に設定値を超えるトルクが作用したときにはトルクの伝達を遮断することが可能とされたトルクリミッタとを有する。本発明における「作業工具」としては、典型的には、被加工材に対するドリル作業に用いられる穴開け工具がこれに該当するが、穴開け工具に限らず、被加工材の研削あるいは研磨作業に用いられる研削工具、ネジの締付作業を行う電動レンチ、あるいは切断作業を行う電動丸鋸等、先端工具が回転動作することで加工作業を行う各種の作業工具に好適に適用できる。
本発明におけるトルクリミッタは、第1の回転部材と、第2の回転部材と、ボール部材と、押圧部材と、弾性部材とを構成要素とする。第1の回転部材は、所定の軸線回りに回転可能に配置される。第2の回転部材は、第1の回転部材の軸線と同一軸線回りに回転可能にかつ回転周面が第1の回転部材の回転周面と対向するように配置される。ボール部材は、第1の回転部材の周方向への相対移動が不能な状態で当該第1の回転部材に保持され、第2の回転部材に対し周方向において係止することによって第1の回転部材と第2の回転部材との間でのトルクの伝達を行なう。押圧部材は、第1の回転部材の軸線方向に移動可能に配置されるとともに、ボール部材に当接可能とされる。弾性部材は、押圧部材を介してボール部材に第1の回転部材の軸線方向の付勢力を作用する構成とされる。そして、トルクリミッタは、第1の回転部材と第2の回転部材との間に所定の設定値よりも低いトルクが作用している状態では、第2の回転部材に対するボール部材の係止が維持されることによって第1の回転部材と第2の回転部材との間でのトルクが伝達され、第1の回転部材と第2の回転部材との間に設定値を超えるトルクが作用したときには、ボール部材が押圧部材を介して作用する弾性部材の付勢力に抗して軸線方向へと移動して第2の回転部材に対する周方向の係止が解除され、これによって第1の回転部材と第2の回転部材との間でのトルクの伝達が解除される。
本発明においては、特徴的構成として、第2の回転部材は、動力伝達領域と、動力伝達遮断領域と、中間領域とを有する。動力伝達領域は、最深溝部から最浅溝部までボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ周方向に連続的に形成された溝によって構成され、周方向においてボール部材と係止することで第1の回転部材と第2の回転部材間でのトルクの伝達を許容する。ここで「周方向に連続的に形成された」とは、直線状に連続する態様、曲線状に連続する態様、直線と曲線との組み合わせで連続する態様のいずれも好適に包含する。動力伝達遮断領域は、ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ動力伝達領域の最浅溝部以下の深さで周方向に連続的に形成された溝によって構成され、ボール部材との周方向の係止を解除することでトルクの伝達を遮断する。なお「最浅溝部以下の深さで周方向に連続的に形成された溝」とは、典型的には、最浅溝部の深さとほぼ同じ深さで連続的に形成される態様がこれに該当する。中間領域は、ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ動力伝達領域の最深溝部以上の深さで周方向に連続的に形成された溝によって構成され、係止解除後のボール部材が動力伝達遮断領域から動力伝達領域にかけて転がりつつ周方向に相対移動することを許容する。なお「中間領域」は、トルク伝達の観点からは、トルクを伝達できない領域として設定される領域(ボール部材が動力伝達遮断領域から動力伝達領域にかけて転がりつつ周方向に相対移動することを許容する領域)である。また「動力伝達領域の最深溝部以上の深さで周方向に連続的に形成された溝」とは、典型的には、最深溝部の深さとほぼ同じ深さで連続的に形成される態様がこれに該当する。また「転がりつつ周方向に相対移動することを許容する」とは、転がりが可能とされている状態を指し、積極的に転がらせることを意味しない。そして「許容する状態」としては、典型的には、押圧部材とボール部材とが隙間を置いて対向する状態がこれに該当するが、転がりを規制しない程度の接触状態については、これを包含する。押圧部材は、ボール部材が中間領域および動力伝達領域に置かれた状態では、第1の回転部材に当接して弾性部材の付勢力をボール部材に作用させない位置に保持され、先端工具に作用するトルクが設定値を超えることに伴いボール部材が動力伝達位置から動力伝達遮断領域へと移動されるとき、ボール部材により軸線方向に押圧移動されることで当該ボール部材に対して弾性部材の付勢力を作用させる構成とされている。
本発明によれば、第1の回転部材と第2の回転部材間でのトルクの伝達を許容する動力伝達領域にボール部材が置かれた状態では、押圧部材が第1の回転部材に当接することによって弾性部材の付勢力を当該ボール部材に作用させない構成としている。このため、トルク伝達状態でのボール部材と第2の回転部材との接触部に掛かる荷重を低減することができる。一方、第2の回転部材の動力伝達領域、動力伝達遮断領域および中間領域は、それぞれがボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面を有する溝によって構成されている。このことにより、全ての領域において、ボール部材と第2の回転部材との接触が線接触となり、従来の点接触に比べて接触領域を増やすことができる結果、ボール部材および第2の回転部材の摩耗を低減できる。更には中間領域の溝は、動力伝達領域の最深溝部以上の深さで周方向に連続的に形成され、当該中間領域の溝に置かれたボール部材が当該溝上を転がりつつ相対移動することを許容する。このため、ボール部材は転がることで第2の回転部材との接触部が変化することになり、当該ボール部材の局部的な摩耗を低減することができる。上記のように本発明によれば、ボール部材および第2の回転部材の摩耗が低減されることでトルクリミッタの耐久性を向上することが可能となった。
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の作業工具における動力伝達領域の溝は、中間領域の溝との境界側において、ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率で第1の回転部材の周方向に延びる曲面によって形成された側面と、第1の回転部材の周方向と交差する方向にボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面で形成された底面とを有する構成とされる。かかる構成によれば、ボール部材は、動力伝達領域にあるとき、当該動力伝達領域を構成する溝とボール部材との接触状態を概ね面接触とすることができる。このため、ボール部材および第2の回転部材に作用する単位面積当たりの力が低減することとなり、ボール部材および第2の回転部材の摩耗を低減する上でより有効となる。
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の作業工具における押圧部材は、ボール部材との当接部位には第1の回転部材の周方向に連続状に延びる溝を有する。そして当該溝は、ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面で形成されている。このような構成を採用することにより、ボール部材と押圧部材との接触状態を線接触とすることができるため、押圧部材の摩耗を低減できる。
本発明によれば、トルクリミッタを有する作業工具において、トルクリミッタの耐久性の向上に資する技術が提供されることとなった。
以下、本発明の実施形態につき、図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。本実施の形態は、作業工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。図1は本実施の形態に係る電動式ハンマドリルの全体構成を示す側断面図である。図1に示すように、本実施の形態に係るハンマドリル101は、概括的に見て、ハンマドリル101の外郭を形成する本体部103と、当該本体部103の先端領域(図示左側)に中空状のツールホルダ137を介して着脱自在に取付けられたハンマビット119と、本体部103のハンマビット119の反対側に連接された作業者が握るハンドグリップ109とを主体として構成されている。ハンマビット119は、ツールホルダ137によってその長軸方向への相対的な直線動作が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態で保持される。ハンマビット119は、本発明における「先端工具」に対応する。なお説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドグリップ109側を後という。
本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換機構113、打撃要素115および動力伝達機構117を収容したギアハウジング107とによって構成されている。駆動モータ111の回転出力は、運動変換機構113によって直線運動に適宜変換された上で打撃要素115に伝達され、当該打撃要素115を介してハンマビット119の長軸方向(図1における左右方向)への衝撃力を発生する。また駆動モータ111の回転出力は、動力伝達機構117によって適宜減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。なお駆動モータ111は、ハンドグリップ109に配置されたトリガ109aの引き操作によって通電駆動される。
図2にはハンマドリル101の主要部を拡大した状態が断面図で示される。運動変換機構113は、駆動モータ111によって水平面内にて回転駆動される駆動ギア121、被動ギア123、クランク軸122、クランク板125、クランクアーム127、および駆動子としてのピストン129を主体として構成され、クランク軸122、クランク板125、クランクアーム127およびピストン129によってクランク機構114が構成されている。ピストン129は、シリンダ141内に摺動自在に配置されており、駆動モータ111が通電駆動されることに伴い当該シリンダ141に沿って直線動作を行う。
打撃要素115は、シリンダ141のボア内壁に摺動自在に配置された打撃子としてのストライカ143と、ツールホルダ137に摺動自在に配置されるとともに、ストライカ143の運動エネルギをハンマビット119に伝達する中間子としてのインパクトボルト145とを主体として構成される。ストライカ143は、ピストン129の摺動動作に伴うシリンダ141の空気室141aの空気バネを介して駆動され、ツールホルダ137に摺動自在に配置されたインパクトボルト145に衝突(打撃)し、当該インパクトボルト145を介してハンマビット119に打撃力を伝達する。
動力伝達機構117は、駆動ギア121と噛み合い係止する中間ギア132、中間ギア132からトルクリミッタ151を介して回転される中間軸133、中間軸133とともに水平面内にて回転駆動される小ベベルギア134、当該小ベベルギア134に噛み合い係止して鉛直面内にて回転する大ベベルギア135、当該大ベベルギア135に噛み合い係止して回転駆動されるスライドスリーブ147を主体として構成される。そしてスライドスリーブ147の回転駆動力は、当該スライドスリーブ147とともに回転するシリンダ141を介してツールホルダ137に伝達され、更には当該ツールホルダ137に保持されたハンマビット119へと伝達される。動力伝達機構117は、本発明における「駆動機構」に対応する。
上記のように構成されるハンマドリル101は、使用者によるトリガ109aの引き操作によって駆動モータ111が通電駆動されると、クランク機構を主体に構成される運動変換機構113を介してピストン129がシリンダ141に沿って直線状に摺動動作され、それに伴う当該シリンダ141の空気室141a内の空気の圧力変化、すなわち空気バネの作用により、ストライカ143はシリンダ141内を直線運動する。ストライカ143は、インパクトボルト145に衝突することで、その運動エネルギをハンマビット119に伝達する。
一方、駆動モータ111の回転出力は、動力伝達機構117を介してシリンダ141に伝達される。これにより、シリンダ141が鉛直面内にて回転駆動されるとともに、当該シリンダ141と連結ピン171によって連結固定されたツールホルダ137が回転駆動され、更にツールホルダ137にて保持されるハンマビット119が一体状に回転される。かくして、ハンマビット119が軸方向のハンマ動作と周方向のドリル動作を行い、被加工材(コンクリート)に穴開け作業を遂行する。
なお本実施の形態に係るハンマドリル101は、上述したハンマビット119にハンマ動作と周方向のドリル動作とを行わせる、ハンマドリルモードでの作業態様のほか、ハンマビット119にドリル動作のみを行わせる、ドリルモードでの作業態様、あるいはハンマビット119にハンマ動作のみを行わせる、ハンマモードでの作業態様に切り換えることが可能とされているが、このモードの切換機構については、本発明に直接関係しないため、その説明については省略する。
次に動力伝達機構117に組み込まれるトルクリミッタ151につき、図3〜図9を参照しつつ詳しく説明する。図3にはトルクリミッタ151の全体構成が示される。トルクリミッタ151は、ハンマビット119に作用するトルクが設定値よりも低い状態では動力伝達機構117のトルクをハンマビット119へと伝達し、ハンマビット119に設定値を超えるトルクが作用したときにはトルクの伝達を遮断するべく設けられる。
トルクリミッタ151は、駆動ギア121(図2参照)によって回転される中間ギア132と、中間軸133にキー133aを介して結合された被動フランジ153と、中間ギア132のトルクを被動フランジ153に伝達する複数のボール155と、各ボール155をトルク伝達位置に保持するべく押圧プレート157を介して付勢力を作用する皿バネ159とを主体として構成される。中間ギア132は、本発明における「第1の回転部材」に対応し、被動フランジ153は、本発明における「第2の回転部材」に対応し、ボール155は、本発明における「ボール部材」に対応する。また押圧プレート157は、本発明における「押圧部材」に対応し、皿バネ159は、本発明における「弾性部材」に対応する。
中間ギア132、中間軸133、被動フランジ153、押圧プレート157および皿バネ159は、上下方向(ハンマビット119の長軸方向と交差する方向)において、同一軸線上に層状に配置される。中間ギア132を間にして当該中間ギア132の下面側には、被動フランジ153が対向状に配置され、上面側には押圧プレート157が対向状に配置されている。中間ギア132には、その回転軸線を中心とする周方向に所定間隔で複数のボール保持孔132aが形成されている。ボール保持孔132aは、軸方向に貫通する断面円形の貫通孔であり、各ボール保持孔132aにそれぞれボール155が嵌め込まれている。各ボール155は、その下端部が中間ギア132の下面から突出されて被動フランジ153の上面に接触され、上端部が中間ギア132の上面から突出されて押圧プレート157の下面に接触可能とされている。押圧プレート157は、被動フランジ153の円筒部153aに遊嵌状に嵌合されるとともに、その上面に皿バネ159が重なるように配置されている。皿バネ159は、ナット161を介して円筒部153aに位置決めされている。
図4および図5にはそれぞれ被動フランジ153が示される。被動フランジ153のボール155との接触面には、当該被動フランジ153の軸方向に突出する複数(ボール数に対応する数、本実施の形態では6個)のカム部163が当該被動フランジ153の軸線を中心とする周方向に所定間隔で形成されている(図4参照)。各カム部163は、図6に示すように、斜面部163aと平坦部163bとを有する略山形状に形成されている。そしてボール155が回転周方向において、当該カム部163の斜面部163aに係止することによって中間ギア132のトルクが被動フランジ153に伝達される構成とされ(図7参照)、ボール155が皿バネ159の付勢力に抗して押圧プレート157を押し上げつつ、カム部163の斜面部163aを移動して平坦部163bに乗り上がることによって係止が解除され、これにより中間ギア132から被動ギア153へのトルクの伝達が解除される構成とされる(図8参照)。カム部163の斜面部163aは、本発明における「動力伝達領域」に対応し、平坦部163bは、本発明における「動力伝達遮断領域」に対応する。なお図7および図8において、矢印Xは中間ギア132の回転方向を示す。また被動フランジ153は、カム部163とカム部163との間には、ボール155がカム部163の平坦部163bから隣接するカム部163の斜面部163aにかけて移動することを許容する周方向に平坦なカム部間領域164を有する。カム部間領域164は、本発明における「中間領域」に対応する。
被動フランジ153のボール155との接触面には、当該ボール155の球面の曲率とほぼ同一曲率の曲面を有する周方向の溝165がカム部163を含む全周にわたって形成されている。これによりボール155と被動フランジ153との接触は、ボール155がカム部間領域164、カム部163の斜面部163aあるいは平坦部163bのいずれの位置にあっても線接触となる。斜面部163aの溝165は、最深溝部から最浅溝部までボール155の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ周方向に連続的に形成される。また平坦部163bの溝165は、ボール155の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ斜面部163aの溝165の最浅溝部の深さとほぼ同じ深さで周方向に連続的に形成されている。また押圧プレート157のボール155との接触面には、当該ボール155の球面の曲率とほぼ同一曲率の曲面を有する周方向の溝167が全周にわたって形成されている。これにより、ボール155と押圧プレート157との接触も線接触となる。
被動フランジ153の全周にわたって形成される溝165のうち、カム部163とカム部163との間の領域、すなわちカム部163以外のカム部間領域164の溝165は、当該カム部間領域164にボール155があるとき、押圧プレート157の下面が中間ギア132の上面に当接されて当該押圧プレート157の下面とボール155との間に所定の隙間Cが生ずるような深さを有する構成とされる(図3および図7参照)。すなわち、カム部間領域164の溝165は、ボール155の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつカム部163の斜面部163aにおける溝165の最深溝部の深さとほぼ同じ深さで周方向に連続的に形成されている。このことにより、ボール155が上記のカム部間領域164にあるとき、およびボール155がカム部163の斜面部163aに係止されたトルク伝達位置では、皿バネ159の付勢力(荷重)がボール155に作用しない構成とされている。すなわち、被動フランジ153は、ボール155に対して皿バネ159の付勢力が作用しない付勢力の非付加領域を有する構成とされる。またボール155が上記のカム部間領域164にあるときには、当該ボール155の転動が許容される。
またカム部163の斜面部163aに形成される溝165のうち、カム部間領域164の端部との境界部分、すなわちボール155がトルク伝達のためにカム部163の斜面部163aと係止する係止領域165bについては、図9に示すように、その底面165cがボール155の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面によって形成されるとともに、被動フランジ153の周方向に延びる側面165dがボール155の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面によって形成されている。すなわち、係止領域165bは、概ね球状凹面によって形成されている。このため、この係止領域165bにボール155が位置している動力伝達位置では、当該ボール155と溝165との接触が面接触となる。
次に上記のように構成されたトルクリミッタ151の作用を説明する。ハンマドリル101によるハンマドリル作業、あるいはドリル作業時を行うべく、駆動モータ111が駆動された場合、ハンマビット119に作用するトルクが予め定めた所定の設定値よりも低い状態では、ボール155が被動フランジ153のカム部163の斜面部163aに係止され、中間ギア132のトルクが被動フランジ153に伝達される(図7参照)。このため、被動フランジ153から中間軸133、小ベベルギア134、大ベベルギア135、スライドスリーブ147、シリンダ141およびツールホルダ137を介してハンマビット119が回転駆動される。このハンマビット119の回転駆動時においては、押圧プレート157は、中間ギア132の上面に当接され、皿バネ159の付勢力がボール155に作用しない状態が保持される。このとき、ボール155のカム部163に対する係止位置(動力伝達位置)は、ハンマビット119に作用するトルクの変動に伴い変化することが許容される。すなわち、ボール155は、押圧プレート157の下面(溝167)に対して接触する位置と離間する位置との間で位置を変化しながらトルクを伝達することが許容される。
一方、ハンマビット119に設定値以上のトルクが作用したときは、ボール155が皿バネ159の付勢力に抗して押圧プレート157を押し上げつつカム部163の斜面部163aを移動し、カム部163の平坦部163bに乗り上がり、当該カム部163との係止が解除される(図8参照)。これにより中間ギア132から被動フランジ153へのトルクの伝達が解除される。
本実施の形態においては、被動フランジ153および押圧プレート157のボール155との接触部に、それぞれボール155の球面の曲率と同じ曲率の曲面によって形成された溝165,167を設けたことにより、ボール155の被動フランジ153および押圧プレート157との接触を線接触とすることができる。これにより、ボール155と被動フランジ153との接触部、およびボール155と押圧プレート157の接触部がそれぞれ従来の点接触に比べて増加し、ボール155、被動フランジ153および押圧プレート157の摩耗を低減できる。
また本実施の形態によれば、被動フランジ153の全周に形成される溝165につき、カム部163以外の領域、すなわち、隣接するカム部163間のカム部間領域164の溝165を深く設定し、その位置にボール155が置かれたときには、押圧プレート157が中間ギア132の上面に当接することで、当該ボール155と押圧プレート157との間に所定の隙間Cが形成され、皿バネ159の付勢力が作用しない構成としている。そしてこの位置に置かれたボール155は、任意に転がることが許容されるため、ボール155の被動フランジ153あるいは押圧プレート157に対する接触部が常に変化する。その結果、当該ボール155の局部的な摩耗を低減することができる。
また本実施の形態では、被動フランジ153に形成される溝165のうち、ボール155が被動フランジ153にトルクを伝達するべく、カム部163の斜面部163aと係止する係止領域165bについては、底面165cおよび側面165dをそれぞれボール155の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面によって形成することで概ね球状凹面としている。このため、この係止領域165bでのボール155と溝165との接触が面接触となり、トルク伝達時にボール155および被動フランジ153に作用する単位当たりの力を小さくできるため、ボール155および被動フランジ153の摩耗をより一層低減することが可能となる。かくして、本実施の形態によれば、トルクリミッタ151の耐久性を向上することが可能となった。
なお本実施の形態では、中間ギア132に保持されたボール155が被動フランジ153のカム部163に係止することでトルクを伝達し、ボール155が中間ギア132の軸方向に移動することによって、カム部163との係止が解除されてトルクの伝達が遮断される形式のトルクリミッタ151の場合で説明したが、特許文献1に開示されているような、被動フランジ153に保持されたボールが中間ギア132に設けたカム部163に係止することでトルクが伝達され、ボールが被動フランジ153の径方向へと移動することによってカム部との係止が解除されてトルクの伝達が遮断される形式のトルクリミッタに適用してもよい。
また本実施の形態は、作業工具の一例として、ハンマドリル101を例にとって説明したが、これに限らず、先端工具が回転運動することによって所定の加工作業を行う作業工具であれば、適用可能である。
本発明の実施の形態に係るハンマドリルの全体構成を示す側断面図である。 ハンマドリルの主要部を示す側面図である。 トルクリミッタの全体構成を示す縦断面図である。 被動フランジを示す平面図である 同じく被動フランジを示す縦断面図である。 図4におけるA−A線に基づく展開断面図である。 中間ギアと被動フランジ間でのトルクの伝達状態を示す説明図である。 中間ギアと被動フランジ間でのトルクの伝達遮断状態を示す説明図である。 トルク伝達時にボールと係止する係止領域の溝形状を示す説明図である。
符号の説明
101 ハンマドリル(作業工具)
103 本体部
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
109 グリップ
109a トリガ
111 駆動モータ
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット(先端工具)
121 駆動ギア
123 被動ギア
125 クランク板
127 クランクアーム
129 ピストン
132 中間ギア(第1の回転部材)
132a ボール保持孔
133 中間軸
133a キー
134 小ベベルギア
135 大ベベルギア
137 ツールホルダ
141 シリンダ
141a 空気室
143 ストライカ
145 インパクトボルト
147 スライドスリーブ
151 トルクリミッタ
153 被動フランジ(第2の回転部材)
153a 円筒部
155 ボール(ボール部材)
157 押圧プレート(押圧部材)
159 皿バネ(弾性部材)
161 ナット
163 カム部
163a 斜面部(トルク伝達領域)
163b 平坦部(トルク伝達遮断領域)
165 被動フランジの溝
164 カム部間領域(中間領域)
165b 係止領域
165c 底面
165d 側面
167 押圧プレートの溝

Claims (3)

  1. 長軸方向回りに回転動作して所定の加工作業を行う先端工具と、
    前記先端工具を回転駆動する駆動機構と、
    前記先端工具に作用するトルクが所定の設定値よりも低い状態では前記駆動機構のトルクを前記先端工具へと伝達し、前記先端工具に前記設定値を超えるトルクが作用したときには前記トルクの伝達を遮断することが可能とされたトルクリミッタと、を有する作業工具であって、
    前記トルクリミッタは、
    所定の軸線回りに回転可能に配置された第1の回転部材と、
    前記第1の回転部材の軸線と同一軸線回りに回転可能にかつ回転周面が前記第1の回転部材の回転周面と対向するように配置された第2の回転部材と、
    前記第1の回転部材の周方向への相対移動が不能な状態で前記第1の回転部材に保持され、前記第2の回転部材に対し周方向において係止することによって前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間でのトルクの伝達を行なうボール部材と、
    前記第1の回転部材の軸線方向に移動可能に配置されるとともに、前記ボール部材に当接可能な押圧部材と、
    前記押圧部材を介して前記ボール部材に対し前記第1の回転部材の軸線方向への付勢力を作用する弾性部材と、を構成要素とし、
    前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間に前記設定値よりも低いトルクが作用している状態では、前記第2の回転部材に対する前記ボール部材の係止が維持されることによって前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間でのトルクが伝達され、前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間に前記設定値を超えるトルクが作用したときには、前記ボール部材が前記押圧部材を介して作用する前記弾性部材の付勢力に抗して軸線方向へと移動して前記第2の回転部材に対する周方向の係止が解除され、これによって前記第1の回転部材と前記第2の回転部材との間でのトルクの伝達が解除される構成とされており、
    前記第2の回転部材は、
    最深溝部から最浅溝部まで前記ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ周方向に連続的に形成された溝によって構成され、周方向において前記ボール部材と係止することで前記第1の回転部材と前記第2の回転部材間でのトルクの伝達を許容する動力伝達領域と、
    前記ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ前記動力伝達領域の最浅溝部以下の深さで周方向に連続的に形成された溝によって構成され、前記ボール部材との周方向の係止を解除することで前記トルクの伝達を遮断する動力伝達遮断領域と、
    前記ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率を維持しつつ前記動力伝達領域の最深溝部以上の深さで周方向に連続的に形成された溝によって構成され、前記係止解除後のボール部材が前記動力伝達遮断領域から前記動力伝達領域へと転がりつつ相対移動することを許容する中間領域と、を有し、
    前記押圧部材は、前記ボール部材が前記中間領域および前記動力伝達領域に置かれた状態では、前記第1の回転部材に当接することによって前記弾性部材の付勢力を前記ボール部材に作用させない位置に保持され、前記ボール部材が前記動力伝達領域から前記動力伝達遮断領域へと移動されるとき、前記ボール部材により軸線方向に押圧移動されることで当該ボール部材に対して前記弾性部材の付勢力を作用させる構成とされていることを特徴とする作業工具。
  2. 請求項1に記載の作業工具であって、
    前記動力伝達領域の溝は、前記中間領域の溝との境界側において、前記ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率で前記第2の回転部材の周方向に延びる曲面によって形成された側面と、前記第2の回転部材の周方向と交差する方向に前記ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面で形成された底面とを有することを特徴とする作業工具。
  3. 請求項1または2に記載の作業工具であって、
    前記押圧部材は、前記ボール部材との当接部位には前記第1の回転部材の周方向に連続状に延びる周方向溝を有し、当該周方向溝は、前記ボール部材の球面の曲率とほぼ同じ曲率の曲面で形成されていることを特徴とする作業工具。
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