JP2007184188A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リテーナ39は、ランス40の撓み方向と交差する方向の側面に形成されたリテーナ収容孔73の開口縁部にヒンジ75を介してサブコネクタ14と一体に形成されている。また、各キャビティ35はランス40の撓み方向に並んで配されている。これにより、リテーナ39がリテーナ収容孔73内に収容された状態では、リテーナ39は、ランス40の撓み方向(キャビティ35の並び方向)から見て各段のキャビティ35内の略同じ位置に配されることになる。この結果、各段のキャビティ35に収容される雌側端子金具13毎に、リテーナ39と係止する部位の位置を異ならせる必要がないから、ランス40の撓み方向に並設されたキャビティ35を有するコネクタに対してヒンジ75を備えたリテーナ39を適用できる。
【選択図】図14
Description
請求項1の発明によれば、リテーナは、ランスの撓み方向と交差する方向の側面に形成されたリテーナ収容孔の開口縁部に、ヒンジを介してコネクタハウジングと一体に形成されている。これにより、リテーナはコネクタハウジングに対して、ランスの撓み方向と交差する方向から組み付けられる。そして、各キャビティはランスの撓み方向に並んで配されているから、リテーナがリテーナ収容孔内に収容された状態では、リテーナは、ランスの撓み方向(キャビティの並び方向)から見て、各段のキャビティ内の略同じ位置に配されることになる。この結果、各段のキャビティに収容される端子金具毎に、リテーナと係止する部位の位置を揃えることができる。これにより、ランスの撓み方向に並設されたキャビティを有するコネクタに対してヒンジを備えたリテーナを適用できる。
請求項2の発明によれば、端子金具は、ランスの撓み方向と交差する方向からリテーナにより二重係止される。これにより、端子金具は、ランスの撓み方向の変位についてはランスにより規制され、且つ、ランスの撓み方向と交差する方向の変位についてはリテーナにより規制される。このように2つの異なる方向の変位を規制することが可能となるから、端子金具の姿勢を安定させることができる。
全ての端子金具がキャビティに挿入される前に、誤ってリテーナがリテーナ収容孔内に収容された状態において、端子金具をキャビティ内に挿入しようとすると、端子金具がリテーナと当接することになる。このとき、例えばリテーナが端子金具に押圧されても変位しない構成となっている場合には、端子金具をキャビティに無理に押し込もうとすると、端子金具が損傷することが懸念される。
請求項4の発明によれば、バスバーにより、フレームに収容されたコネクタに配された端子金具のうち所定の端子金具同士を短絡させることができる。
請求項5の発明によれば、コネクタには指掛け部が設けられている。これにより、作業者は、指掛け部に指を掛けた状態でフレームからコネクタを離脱させる作業を行うことができるから、コネクタの離脱作業の効率を向上させることができる。
雄ハウジング12は合成樹脂製であって、図1に示すように、前方に開口するフード部46と、フード部46の後方に設けられたバスバー保持部47とを備えてなる。図16に示すように、バスバー保持部47のうちフード部46内に露出する壁面(フード部46の奥壁)には、バスバー11を保持するための複数本(図示4つ)のバスバー保持溝48が幅方向(図16における左右方向)に延びると共に上下方向に並んで形成されている。
図6に示すように、ブラケット16は金属板状をなしており、コネクタを取付けるための図示しない固定体に設けられている。ブラケット16には板面を貫通する係止部44が形成されており、後述する雄ハウジング12の係止受け部45と係合することで、雄ハウジング12とブラケット16とを抜け止め状態に保持可能となっている。
雌フレーム15は合成樹脂製であって、略ブロック状をなしている。図10に示すように、雌フレーム15にはサブコネクタ14を後方から収容するための複数の収容室24(図示6つ)が後方に開口すると共に幅方向(図10における左右方向)に並んで形成されている。この収容室24は、後述する雌側端子金具13のランス40の撓み方向に並んで形成されている。各収容室24は上下方向(図10における上下方向)に細長い形状をなしており、隣り合う収容室24同士は隔壁25で仕切られている。図10における各収容室24の左側壁には、内方に突出すると共に雌フレーム15の後端縁から前方に延びると共に上下に並んで複数(図示3つ)のリブ26が形成されており、サブコネクタ14に形成された案内溝27と嵌合することでサブコネクタ14を収容室24内に案内するようになっている。また、図10における各収容室の右側壁には、内方に突出する補強突部70が形成されており、隔壁25の補強が図られている。補強突部70の後端縁は、後述するリテーナ39の前端縁と前方から当接することで、サブコネクタ14の前止まりが図られるようになっている。各収容室24の前壁にはタブ部10が挿入される複数の雄タブ挿通孔28A(図示4つ)が上下方向に並んで形成されており、図8に示すように雄タブ挿通孔28Aの孔縁にはタブ部10を案内するためのテーパ面29Aが形成されている。リブ26は、上下方向について、雄タブ挿通孔28Aの間の位置に配されるようになっている。
図11ないし図14に示すように、サブコネクタ14は合成樹脂製であって、幅方向(図11における左右方向)に扁平な形状をなしている。図14に示すように、サブコネクタ14には雌側端子金具13を収容するための複数(本実施形態では4つ)のキャビティ35が前後方向(図14における左右方向)に延びると共に上下方向(図14における上下方向)に並んで形成されている。キャビティ35内には電線36の端末に配設された雌側端子金具13が収容されている。雌側端子金具13は電線36にかしめ付けられるバレル部37と、バレル部37の前方に形成されると共にタブ部10が挿入されることでバスバー11との電気的接続を図る接続筒部(本発明に係る筒部に該当)38とからなる。接続筒部38の内部には、接続筒部38の底壁の前端縁から延設されると共に内方に折り返されて形成された弾性接触片86が、側方から見て略山形に形成されている。接続筒部38の底壁には後述するランス40が係止するためのランス孔41が形成されている。また、雌側端子金具13が正規挿入された状態で、接続筒部38の後端縁85(本発明に係る被係止部に該当)に後述するリテーナ39が二重係止するようになっている。図11に示すように、各キャビティ35の前壁にはタブ部10が挿入される雄タブ挿通孔28Bが形成されており、雄タブ挿通孔28Bの孔縁にはタブ部10を案内するためのテーパ面29Bが形成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
11…バスバー
12…雄ハウジング(相手側コネクタ)
13…雌側端子金具
14…サブコネクタ(コネクタ)
15…雌フレーム
24…収容室
25…隔壁
30…ハウジングロック部
33…受け部
35…キャビティ
38…接続筒部(筒部)
39…リテーナ
40…ランス
72…コネクタ側指掛け部(指掛け部)
73…リテーナ収容孔
75…ヒンジ
78…係止突部
81…押出し傾斜面(傾斜面)
85…接続筒部の後端縁(被係止部)
86…弾性接触片
Claims (5)
- 端子金具を挿入可能な複数のキャビティが形成され、前記キャビティ内には前記端子金具を弾性的に係止するためのランスが形成されたコネクタハウジングを備えたコネクタであって、
前記キャビティは前記ランスの撓み方向に並んで配されており、
前記コネクタハウジングのうち前記ランスの撓み方向と交差する方向の側面には、前記各キャビティに連通する深さを有するリテーナ収容孔が開口されており、
前記リテーナ収容孔内にはリテーナが収容されるようになっており、前記リテーナには前記リテーナ収容孔内に収容された状態で前記端子金具と係止する係止突部が設けられており、
前記リテーナは、前記リテーナ収容孔の開口縁部にヒンジを介して前記コネクタハウジングと一体に形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記端子金具は筒部を備えており、前記筒部には前記リテーナの前記係止突部と係止する被係止部が設けられており、
前記リテーナの前記係止突部は、前記ランスの撓み方向と交差する方向から前記被係止部に係止することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 前記リテーナの内側面には、前記リテーナが前記リテーナ収容孔内に収容された状態で前記端子金具が前記キャビティ内に挿入された場合に、前記端子金具と摺接して押圧されることで、前記リテーナが前記キャビティの外方へ押し出されるようにするための傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
- 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタにおいて、
前記コネクタは、前記コネクタを挿入可能な複数の収容室が形成されたフレーム内に収容された状態で前記フレームと相手側コネクタとが嵌合するようになっており、
前記相手側コネクタには、タブ部を備えた複数のバスバーが、前記バスバーの厚み方向に並んで配設されており、
前記フレームの前記収容室は、前記フレームと前記相手側コネクタとが正規嵌合した状態で、前記バスバーの厚み方向と交差する方向に並んで形成されており、
前記コネクタに収容される前記端子金具の前記筒部内には前記タブ部と弾性的に接触可能な弾性接触片が形成されており、
前記弾性接触片は、両側を切断することで作られた前記タブ部の厚み方向に対向する板面と接触するようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記コネクタのうち前記ランスの撓み方向の側面には、前記コネクタの前記収容室への挿入方向の前端部に、前記ランスの撓み方向外方に突出すると共に、前記フレームに形成されたハウジングロック部と係合する受け部が形成されており、
前記コネクタのうち前記受け部が形成された側面には、前記コネクタの前記収容室への挿入方向の後端部に、前記受け部に対して、前記コネクタの前記収容室への挿入方向と交差する方向にずれた位置に指掛け部が形成されており、
前記指掛け部は、前記コネクタが前記収容室内に正規挿入された状態で、前記収容室同士を隔てる隔壁に対して前記コネクタの前記収容室への挿入方向後方の位置に配されることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
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