JP2007181968A - ポンプアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力計を見なくてもエアの充填が完了したことを確認可能なポンプアップ装置を提供すること。
【解決手段】コンプレッサユニット62に設けられた耐圧ホース94にリリーフ弁を介して笛16を取り付ける。コンプレッサユニット62を作動させてタイヤ64の内圧が規定の内圧に達すると、タイヤ64と同様に耐圧ホース94の内圧も規定の内圧となり、リリーフ弁が作動して笛34が鳴る。作業者は、笛34の音を聞くことで、タイヤ64の内圧が規定圧になったことを把握できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修し、その後、所定の基準圧まで内圧をポンプアップするポンプアップ装置が普及している。この種のポンプアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
特開2001−212883号公報
この種の装置ではタイヤの内圧を計測可能な圧力計を備えているが、タイヤの内圧を規定の値まで昇圧するのに10分程度の時間がかかり、ユーザーは車外で圧力計を見ながら内圧充填終了を確認しなければならず、特に、雨天時、暑いとき、寒い時等において使い勝手が良いとはいえなかった。このため、圧力計を見続ける必要が無く、例えば、車内からでもエアの充填終了を確認できるものが望まれる。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、圧力計を見なくてもエアの充填が完了したことを確認可能なポンプアップ装置を提供することにある。
請求項1に記載のポンプアップ装置は、圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気を空気入りタイヤに供給するエア供給手段と、前記空気入りタイヤの内圧が予め設定した値になったことを音及び光の少なくとも一方で報知する報知手段と、を有することを特徴としている。
次に、請求項1に記載のポンプアップ装置の作用を説明する。
請求項1に記載のポンプアップ装置では、例えば、内圧の低下した空気入りタイヤに対しエア供給手段を接続する。そしてエア供給手段で圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気を空気入りタイヤに供給することで、空気入りタイヤの内圧を昇圧することができる。
また、報知手段が、空気入りタイヤの内圧が予め設定した値になったことを音及び光の少なくとも一方で報知するので、作業者は、内圧の充填が完了したことを容易に確認することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のポンプアップ装置において、前記報知手段は、エア供給手段に設けられたリリーフ弁と、前記リリーフ弁の排気側に設けられた笛とを有する、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載のポンプアップ装置の作用を説明する。
請求項2に記載のポンプアップ装置では、リリーフ弁の作動する圧力を、タイヤに必要とされる設定圧力と同じに値に設定しておく。空気入りタイヤの内圧が上昇して設定圧力に達すると、リリーフ弁が作動してリリーフ弁から空気が排出され、排出された空気により笛が鳴る。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のポンプアップ装置において、前記エア供給手段は、車両の電源コンセントに挿入するプラグを備え、前記報知手段は、前記プラグに設けられている、ことを特徴としている。
次に、請求項3に記載のポンプアップ装置の作用を説明する。
通常の車両には、電源コンセント、例えば、シガライターのソケットが備えられている。請求項3に記載のポンプアップ装置では、プラグをシガライターのソケット等に差し込み、電源を取ることができる。このプラグには、報知手段が設けられているので、ユーザーは車室内のプラグに設けられた報知手段が発する音や光にて空気入りタイヤの内圧が予め設定した値になったことを車内にて容易に確認することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のポンプアップ装置において、液剤容器に収容されたシーリング剤を前記空気入りタイヤに供給するシーリング剤注入手段を有する、ことを特徴としている。
次に、請求項4に記載のポンプアップ装置の作用を説明する。
請求項4に記載のポンプアップ装置では、例えば空気入りタイヤがパンクした場合、シーリング剤注入手段から空気入りタイヤにシーリング剤を供給することで、パンクの原因である例えば穴をシーリング剤で塞ぐことができる。
シーリング剤で穴を塞いだ後は、ポンプアップ装置にて生成した圧縮空気を空気入りタイヤに供給し、空気入りタイヤの内圧を昇圧する。これにより、パンク修理が完了する。
以上説明したように、本発明のポンプアップ装置によれば、圧力計を見なくても作業者はエアの充填が完了したことを確認できる、という優れた効果を有する。
[第1の実施形態]
図1には、本発明の第1の実施形態に係るポンプアップ装置が示されている。ポンプアップ装置60は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
図1に示されるように、ポンプアップ装置60はコンプレッサユニット62を備えており、このコンプレッサユニット62には、その内部にモータ、エアポンプ10、電源回路(図示せず)等が配設されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル12が設けられている。この電源ケーブル12の先端部に設けられたプラグ26を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。ここで、コンプレッサユニット62は、そのエアポンプ10により修理すべきタイヤ64の種類毎に規定された基準圧よりも高圧(例えば、3kgf/cm2以上)の圧縮空気を発生可能とされている。なお、コンプレッサユニット62には、スイッチ36、及び圧力ゲージ108が設けられている。
ポンプアップ装置60には、図2に示されるように、シーリング剤82を収容した液剤容器68及び、この液剤容器68が連結される注入ユニット70が設けられている。液剤容器68は、高さ方向(矢印H方向)に沿った一端側に径方向に沿った断面積が略一定とされた断面が円形、長円状又は楕円状とされた胴部72が形成されると共に、この胴部72の他端側から断面積が徐々に縮小する肩部74を介して高さ方向に沿って突出する略円筒状の首部76が一体的に形成されている。首部76は、その内周面が雌ねじ部78とされると共に、内周側の空間がシーリング剤82を容器外部へ吐出するための吐出口80とされている。
ここで、液剤容器68は、ガス遮断性を有する各種の樹脂材料やアルミ合金等の金属材料を素材として成形されている。また液剤容器68内には、ポンプアップ装置60により修理すべきタイヤ64の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤82が充填されている。この規定量よりも多めのシーリング剤82を収容した状態で、液剤容器68内には、シーリング剤82の上側に空気層Gが形成される。但し、シーリング剤82の酸化、窒化等による変質を防止するため、出荷時にはAr等の不活性ガスをシーリング剤82共に液剤容器68内へ封入するようにしても良く、また液剤容器68内にシーリング剤82を隙間なく充填するようにしても良い。
図2に示されるように、注入ユニット70には、略円筒状に形成されたユニット本体84及び、このユニット本体84の下端部から外周側へ延出するプレート状の脚部86が設けられている。ユニット本体84には、上部側外周面に液剤容器68の雌ねじ部78に対応する雄ねじ部88が形成されており、この雄ねじ部88は先細りのテーパを有するパイプねじとして形成されている。ユニット本体84の雄ねじ部88を液剤容器68の雌ねじ部78内へねじ込むことにより、ユニット本体84と液剤容器68とが互いに連結される。このとき、雄ねじ部88がパイプねじとして形成されていることから、雄ねじ部88と雌ねじ部78との間が液密性及び気密性が確保されるようにセルフシールされる。
ユニット本体84内には、液剤容器68と連結された状態で、吐出口80を通して液剤容器の内部と連通する略円柱状の加圧給液室90が設けられると共に、この加圧給液室90の液剤容器68内への開口面積を調整するためのオリフィス部92が加圧給液室90の上側に形成されている。オリフィス部92は、ユニット本体84の上端部から内周側へ向って延出するリブ状に形成されており、その径方向に沿った断面積(開口面積)が加圧給液室90の断面積よりも小さくなっている。
ポンプアップ装置60では、図2に示されるように、液剤容器68を注入ユニット70の上側に直立した状態とすると、液剤容器68内のシーリング剤82が自重及び、後述する空気圧の作用等により注入ユニット70の加圧給液室90内へ流入する。このとき、オリフィス部92は、液剤容器68から加圧給液室90内へ流入するシーリング剤82の流入量及び加圧給液室90から液剤容器内へ浮上する圧縮空気の流出量をそれぞれ調整する機能を有している。
ポンプアップ装置60には、図1に示されるように、コンプレッサユニット62から延出する耐圧ホース94が設けられると共に、図2に示されるように、注入ユニット70から延出する圧力配管98が設けられている。
図2に示されるように、耐圧ホース94の端部には、ジョイントカップラ96が取り付けられている。
一方、圧力配管98の先端には、ジョイントカップラ96を接続可能な接続部材14が設けられている。圧力配管98は、接続部材14とは反対側の先端部をユニット本体84の周壁部を貫通させて加圧給液室90内へ突出させている。
図1に示すように、耐圧ホース94は、その基端部がコンプレッサユニット62内におけるエアポンプ10に接続されており、その内部をコンプレッサユニット62の作動時にはエアポンプ10が発生した圧縮空気を耐圧ホース94側へ供給する。なお、圧力ゲージ108は、耐圧ホース94と連結されている。
(内圧充填完了報知手段)
図3に示すように、耐圧ホース94の中間部には、内圧充填完了報知手段16が取り付けられている。この内圧充填完了報知手段16は、耐圧ホース94に接続される分岐18を備え、この分岐18には筒状のシリンダ20が取り付けられている。シリンダ20は、分岐側の内径が細く、反分岐側の内径が太く形成されている。内径の太い部分(以後、大径部20Aと呼ぶ)には、ゴムパッキン22、及びゴムパッキン22を内径の細い部分(以後、小径部20Bと呼ぶ)と大径部20Aとの段差部20Cに押圧して小径部20Bの開口部分を塞ぐためのスプリング24が挿入されている。なお、大径部20Aの外周には、端部側に雄ねじ26が形成されており、この雄ねじ26には雌ねじ28を形成したキャップ30が捩じ込まれている。なお、キャップ30の捩じ込み量によってスプリング24の圧縮量を調整することができ、ゴムパッキン22の押圧力を調整することができる。
大径部20Aの側部には、軸方向と直角方向に延びる管路32が一体的に形成されており、管路32の端部には、エアーの供給により音を発する笛34が取り付けられている。
この内圧充填完了報知手段16では、耐圧ホース94の内圧が上昇し、スプリング24の付勢力に抗してゴムパッキン22が段差部20Cから離間すると、耐圧ホース94からのエアーがシリンダ20の内部及び管路32を通過し、これにより笛34が鳴る。キャップ30を捩じ込む量によって圧力設定ができ、設定した圧力でゴムパッキン22を段差部20Cから離間させることができる。なお、大径部20Aの外周には、雄ねじ26の形成されていない部分に、圧力設定目盛り36が設けられており、キャップ30の端部を圧力設定目盛り36に合わせることで圧力設定ができ(図示例では、2.0kg/cm:200kPa)、設定された圧力になった場合に笛34を鳴らすことができる。
本実施形態では、修理すべきタイヤ64の内圧が車両で決められている値に到達した際に、笛34が鳴るように圧力設定が行われている。
即ち、シリンダ20、ゴムパッキン22、スプリング24、及びキャップ30が所謂リリーフ弁を構成しており、本実施形態の内圧充填完了報知手段16は、リリーフ弁の排気口に笛34を取り付けた構造である。
ここで、耐圧ホース94及び圧力配管98は、加圧給液室90内へ圧縮空気を供給するためのエア供給路を構成しており、コンプレッサユニット62(エアポンプ10)の作動時には、耐圧ホース94を通してエアポンプ10から供給された圧縮空気を加圧給液室90内へ吹き込む。また圧力配管98には、ジョイントカップラ96とユニット本体84との間に逆止弁100が配設されており、この逆止弁100は、エアポンプ10から加圧給液室90内への圧縮空気の流通を許容するが、加圧給液室90内からコンプレッサユニット62への圧縮空気及びシーリング剤82の流通を阻止する。これにより、エアポンプ10の作動を停止させた際に、タイヤ64からの空気圧により液剤容器68内のシーリング剤82がエアポンプ10内へ逆流し、コンプレッサユニット62の故障原因となることを防止している。
図1、及び図2に示されるように、ポンプアップ装置60には、基端部がニップル102を介してユニット本体84に接続されたジョイントホース104が設けられている。このジョイントホース104は、図2に示されるように、ニップル102を介して加圧給液室90内へ連通しており、ニップル102と圧力配管98の先端部とは加圧給液室90内で互いに正対するように配置されている。また図1に示されるように、ジョイントホース104の先端部には、タイヤ64のタイヤバルブ66に着脱可能に接続されるバルブアダプタ106が設けられている。ここで、ジョイントホース104は、タイヤ64内にシーリング剤82及び圧縮空気を供給するための気液供給路として構成されている。
(ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置60を用いてパンクしたタイヤ64を修理する作業手順を説明する。
タイヤ64にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、液剤容器68の首部76を上方へ向けた状態で、液剤容器68の首部76にねじ止めされていた密封用のキャップ(図示省略)を取り外し、液剤容器68の雌ねじ部78内に注入ユニット70の雄ねじ部88をねじ込み、液剤容器68を注入ユニット70に連結した後、ジョイントホース104のバルブアダプタ106をタイヤ64のタイヤバルブ66にねじ止めし、ジョイントホース104を通して液剤容器68をタイヤ64内へ連通させる。
次いで、作業者は、プラグ26を車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込み、図1に示されるように、注入ユニット70の上側に液剤容器68が位置するように注入ユニット70及び液剤容器68をセットする。そして、スイッチ38をオンにしてコンプレッサユニット62を作動させ、耐圧ホース94及び圧力配管98を通してコンプレッサユニット62により発生した圧縮空気をユニット本体84の加圧給液室90内へ吹き込む。
加圧給液室90内に吹き込まれた圧縮空気は、オリフィス部92を通って液剤容器68内へ流出し、液剤容器68内へ流出した圧縮空気は、シーリング剤82内を浮上してシーリング剤82の上側に形成された空気層Gに吸収される。加圧給液室90内のシーリング剤82には、空気圧が作用し、空気圧は、加圧給液室90内のシーリング剤82をジョイントホース104内へ押し出す加圧力として作用する。
ポンプアップ装置60では、加圧給液室90内からジョイントホース104内へ流れ込んだシーリング剤82が圧縮空気の圧力によりタイヤ64側へ圧送されてタイヤ64内部へ注入される。この後、液剤容器68内から略全量のシーリング剤82が吐出され、ジョイントホース104を通して規定量のシーリング剤82がタイヤ64内へ注入完了すると、耐圧ホース94及び圧力配管98が加圧給液室90及び液剤容器68の内部空間を介してジョイントホース104へ連通し、コンプレッサユニット62により発生した圧縮空気はタイヤ64内へ供給開始される。
この後、タイヤ64の内圧が規定の内圧に達すると、タイヤ64と同様に耐圧ホース94の内圧も規定の内圧となり、笛34が鳴る。作業者は、笛34の音を聞くことで、タイヤ64の内圧が規定圧になったことを把握できるので、タイヤ64の内圧が規定の内圧に達したことを確認するために圧力ゲージ108を車外で見続ける必要がなく、例えば、雨天時、暑いとき、寒い時等において車内で待機することができる。
そして、作業者は、タイヤ64の内圧が規定圧になったことを確認したならば、コンプレッサユニット62を停止し、バルブアダプタ106をタイヤバルブ66から取り外す。なお、コンプレッサユニット62に設けられた圧力ゲージ108によってもタイヤ64の内圧を確認できることは勿論である。
作業者は、タイヤ64の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤82が注入されたタイヤ64を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ64内部にシーリング剤82が均一に拡散し、シーリング剤82がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、タイヤ64の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース104のバルブアダプタ106をタイヤバルブ66にねじ止めし、コンプレッサユニット62を再作動させてタイヤ64を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ64のパンク修理が完了し、このタイヤ64を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
[第2の実施形態]
次に、本発明のポンプアップ装置の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態では、圧力ゲージ108と内圧充填完了報知手段16とが連結されている。
本実施形態の圧力ゲージ108は、ブルドン管方式の圧力ゲージであるが、中央を貫通する軸40が設けられている。軸40の一端側は圧力ゲージ108の正面側に突出しており、その先端にはダイアル42、及び圧力設定針44が一体的に取り付けられている。なお、図中、符号46はブルドン管、符号48は圧力指示針、符号50は目盛り板、符号52はブルドン管46と耐圧ホース94とを連結する配管であり、圧力を計測する部分の構成は一般的なものと同様の構成である。
軸40の他端側は、内圧充填完了報知手段16のキャップ30に対して相対回転不能に連結されている。
第1の実施形態では、キャップ30の端部をシリンダ20に設けた圧力設定目盛り36に合わせることで圧力設定をしたが、本実施形態では、ダイアル42を回して圧力設定針44を目盛り板50の目盛りに合わせることでキャップ30のねじ込み量が変更され、圧力設定を行うことができるようになっている。なお、図示例では、圧力設定値が250kPaである。
なお、その他の作用効果は第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
次に、本発明のポンプアップ装置の第3の実施形態を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
上記実施形態の内圧充填完了報知手段16では圧力の検知が機械式であったが、本実施形態では電気式となっている。
図5に示すように、本実施形態の内圧充填完了報知手段16は、耐圧ホース94に圧力センサ54が取り付けられている。圧力センサ54は制御装置56に連結され、制御装置56にはブザー58が連結されている。
本実施形態では、圧力センサ54が耐圧ホース94の内圧を検知し、検知信号が制御装置56に送られる。制御装置56は、予め設定(記憶)されている圧力と耐圧ホース94の内圧とを比較し、内圧が予め設定した圧力に到達した場合にブザー58を鳴らして作業者に内圧充填終了を報知するようになっている。
[第4の実施形態]
次に、本発明のポンプアップ装置の第4の実施形態を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態の内圧充填完了報知手段16は、耐圧ホース94に圧力スイッチ116、及び分岐118が取り付けられている。分岐118には電磁弁120を介して笛34が取り付けられている。
本実施形態では、耐圧ホース94の内圧が、予め設定されている圧力以上となると圧力スイッチ116がオンとなり、通常は閉止状態となっている電磁弁116を開状態とする。これにより、圧縮空気が分岐118、電磁弁120を介して笛34に至り、笛34が鳴るようになっている。
[第5の実施形態]
次に、本発明のポンプアップ装置の第5の実施形態を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態の内圧充填完了報知手段16では、耐圧ホース94に設けられた圧力スイッチ116にブザー58が接続されており、耐圧ホース94の内圧が、予め設定されている圧力以上となると圧力スイッチ116がオンとなり、ブザー58が鳴るようになっている。
[第6の実施形態]
次に、本発明のポンプアップ装置の第6の実施形態を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態のコンプレッサユニット62には、制御装置122が設けられている。
この制御装置122には、圧力センサ64、LED124、及びアンプ126が接続されており、アンプ126にはスピーカ128が接続されている。なお、LED124、アンプ126、及びスピーカ128は、プラグ26に内蔵されている。制御装置122から信号がLED124に出されることによりLED124が点灯し、制御装置122から信号がアンプ126に出されることによりスピーカ128から報知音または空気充填終了を告げる音声が発生するようになっている。
制御装置122はタイマーを備えており、スイッチ36がオンされるとシーリング剤82の注入が開始されると共にタイマーがオンとなり、予め設定された時間(シーリング剤82の注入が開始されてから終了するまでの時間よりも長い時間)が過ぎるまでは、耐圧ホース94の内圧が設定圧力よりも高くなってもLED124の点灯、及びスピーカ128から音を出すことは無い。
そして、予め設定された時間が経過すると、圧縮空気がタイヤ64に供給され、タイヤ64の内圧が上昇し、内圧が制御装置122に予め設定された値に到達すると、制御装置122は、LED124を点灯させると共に、スピーカ128から報知音(または音声)を発生させる。
[その他の実施形態]
なお、前記第6の実施形態では、内圧が制御装置122に予め設定された値に到達した時点でLED124の点灯を行うようにしたが、例えば、LED124を複数設け、圧力が上昇するに従って点灯するLED124の数を増やし、内圧が設定された圧力に達したときに全てのLED124が点灯するようにしても良い。これにより、作業者は、内圧の充填がどの程度進んでいるかを把握できる。
また、上記実施形態では、コンプレッサユニット62から報知音を発したり、プラグ26に設けたLED124を点灯させたり、スピーカ128から報知音を発するようにしたが、本発明はこれに限らず、内圧が設定された圧力に達したときに制御装置122から専用の受信機やラジオ、カーナビ等に向けて電波を送信するように構成し、電波を受信した専用の受信機、ラジオ、カーナビ等から報知音や音声を発したり、カーナビの画面に内圧が設定された圧力に達したことを示すメッセージを表示するようにしても良い。
なお、ポンプアップ装置60の構成は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。タイヤ64の内圧が、予め設定した圧力に達したか否かを判別するための構成としては種々のものが考えられるが、タイヤ64に空気を充填している工程においてのみ内圧充填完了報知手段16を作動させ、それ以外の工程(例えば、シーリング剤注入工程等)では、内圧充填完了報知手段16を作動させないことが好ましい。
本発明の実施形態に係るポンプアップ装置の構成を示す構成図である。 図1に示されるポンプアップ装置における液剤容器及び注入ユニットの構成を示す側面断面図である。 内圧充填完了報知手段の側面から見た一部断面図である。 第5の実施形態に係るポンプアップ装置の内圧充填完了報知手段の概略構成図である。 第3の実施形態に係るポンプアップ装置の内圧充填完了報知手段の概略構成図である。 第4の実施形態に係るポンプアップ装置の内圧充填完了報知手段の概略構成図である。 第5の実施形態に係るポンプアップ装置の内圧充填完了報知手段の概略構成図である。 第6の実施形態に係るポンプアップ装置の概略構成図である。
符号の説明
60 ポンプアップ装置
62 コンプレッサユニット(エア供給手段)
64 タイヤ(空気入りタイヤ)
68 液剤容器
70 注入ユニット
82 シーリング剤
84 ユニット本体
90 加圧給液室
92 オリフィス部
94 耐圧ホース(エア供給路)
96 ジョイントカップラ(エア供給路)
98 圧力配管(エア供給路)
100 逆止弁
104 ジョイントホース(気液供給路)
110 注入ユニット
112 ユニット本体

Claims (4)

  1. 圧縮空気を生成し、生成した圧縮空気を空気入りタイヤに供給するエア供給手段と、
    前記空気入りタイヤの内圧が予め設定した値になったことを音及び光の少なくとも一方で報知する報知手段と、
    を有することを特徴とするポンプアップ装置。
  2. 前記報知手段は、エア供給手段に設けられたリリーフ弁と、前記リリーフ弁の排気側に設けられた笛とを有する、ことを特徴とする請求項1に記載のポンプアップ装置。
  3. 前記エア供給手段は、車両の電源コンセントに挿入するプラグを備え、
    前記報知手段は、前記プラグに設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のポンプアップ装置。
  4. 液剤容器に収容されたシーリング剤を前記空気入りタイヤに供給するシーリング剤注入手段を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のポンプアップ装置。
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