JP2007174839A - 回転子 - Google Patents

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JP2007174839A
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rotating shaft
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Kenichi Yamanaka
憲一 山中
Junichi Sato
純一 佐藤
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Abstract

【課題】段付加工や止め輪を使用することなく、ベアリングを回転子の回転軸に位置決めすることができる回転子を提供する。
【解決手段】回転軸28が貫通した回転子鉄心36の内部に複数のマグネット42が収納された回転子26において、回転子鉄心36の両端部及び回転軸28の外周部をモールド樹脂によってモールドし、ボールベアリング30,32の位置決めを行うものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インナーロータ型のモータの回転子に関するものである。
ブラシレスDCモータ等の回転子においては、鋼板を積層した回転子鉄心内部にマグネットを挿入し、このマグネットが回転子鉄心から抜脱しないようにするために、回転子鉄心の両端部をモールド樹脂によってモールドしている(例えば、特許文献1参照)。
また、回転子を固定子に対し回転自在に配置するために、ボールベアリングを回転子の回転軸の両端部にそれぞれ取り付けている。
特開2004−48829
上記のように回転子の回転軸にボールベアリングを取り付ける場合に、位置決めを行う必要がある。そのため、従来は回転軸の両端部に止め輪を使用したり、或いは、回転軸を段付形状に予め加工して、その位置決めを行っていた。
しかしながら、止め輪を使用すると部品点数が増え材料費が上がる。また、回転軸を段付加工すると加工費が上がるという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、段付加工や止め輪を使用することなく、ベアリングを回転子の回転軸に位置決めすることができる回転子を提供する。
請求項1に係る発明は、回転軸が貫通した回転子鉄心の内部に複数のマグネットが軸方向に収納された回転子において、前記回転子鉄心の両端部及び前記回転軸の外周部をモールド樹脂によってモールドして位置決め用モールド部を形成していることを特徴とする回転子である。
請求項2に係る発明は、前記回転軸における前記位置決め用モールド部の端部にベアリングが固定されていることを特徴とする請求項1記載の回転子である。
請求項3に係る発明は、前記回転子がブラシレスDCモータの回転子であることを特徴とする請求項1記載の回転子である。
本発明の回転子であると、回転軸の外周部にモールドされたモールド樹脂によってベアリングの位置決めを行うことができる。
以下、本発明の一実施形態のモールドモータ10について、図1、図2に基づいて説明する。このモールドモータ10は、ブラシレスDCモータである。
図1は、モールドモータ10の縦断面図である。
鋼板を積層した固定子鉄心12にプレモールドを施すことにより絶縁層14を形成し、この絶縁層14にコイル16が巻回されている。これによってリング状の固定子18が形成される。
固定子18の出力側の面には、ドーナツ状のプリント配線基板よりなる配線基板20が設けられている。この配線基板20は、絶縁層14によって構成された支持壁に支持されている。配線基板20には、モールドモータ10を駆動する電子部品が取り付けられている。このモールドモータ10は、ブラシレスDCモータであるため、インバータ回路、論理回路等の電子部品が取り付けられ、PWM制御を行っている。また、外周部にコネクタ42が取り付けられている。
上記のようにプリント配線基板20と固定子18とコネクタ42をモールド樹脂によって一体成形され、モータフレーム22が形成されている。このモータフレーム22は、円筒状であり、また、出力側の面には、金属製のブラケット24が一体に埋設されている。この出力側のブラケット24の内周側は、モータフレーム22から露出した状態となっている。
上記モータフレーム22の内周側に回転子26が収納される。回転子26は、図2に示すように、円形の鋼板を複数枚積層して回転子鉄心36が形成されている。この回転子鉄心36の中心には、貫通孔が開口し、回転軸28が貫通している。また、回転軸28の外周部にも、複数の挿入孔40が軸方向に貫通し、この挿入孔40に板状の4枚のマグネット42がそれぞれ挿入されている。
挿入孔40からマグネット42が抜脱しないようにするために、回転子鉄心36の両端部をモールド樹脂によってモールドし、カバー部44,44が形成されている。このカバー部44をモールド樹脂によってモールドする際に、回転軸28の外周部にも同時に位置決め用モールド部46を形成する。この位置決め用モールド部46は、回転軸28の外周部を覆った断面円筒形であり、軸方向の長さはボールベアリング30,32をそれぞれ位置決め固定するための寸法に設定されている。即ち、この位置決め用モールド部46の端部においては、回転軸28とに段部が生じ、ボールベアリング30,32を位置決めすることができる。
上記のようにして位置決め用モールド部46が形成された回転子26の両端にそれぞれボールベアリング30,32を取り付ける。この位置決めは上記したように位置決め用モールド部46によって簡単に行うことができ、従来のように止め輪や回転軸28を段付加工する必要がない。
上記のようにして組み立てた回転子26の出力側のボールベアリング30をモータフレーム22に収納し、出力側のブラケット24にボールベアリング30を取り付ける。反出力側のブラケット34をモータフレーム22に被せて、回転子26を回転自在に固定する。また、モータフレーム22の出力側と反出力側に振動防止用のゴム38,40を取り付ける。
上記構成のモールドモータ10の回転子26であると、位置決め用モールド部46によってボールベアリング30,32が位置決めされ、従来のように止め輪や段付加工する必要がない。そのため、コストが下がり、製作も容易となる。
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
例えば、上記実施形態では、位置決め用モールド部46は、回転軸28の外周部を覆った断面円筒形であったが、これに限らず断面多角形でもよい。
本発明は、エアーコンデショナーの室内機や室外機用のファンモータとして好適である。
本発明の一実施形態のモールドモータの縦断面図である。 回転子の縦断面図である。
符号の説明
10 モールドモータ
18 固定子
22 モータフレーム
24 ブラケット
26 回転子
28 回転軸
30 ボールべアリング
32 ボールべアリング
34 ブラケット
36 回転子鉄心
40 挿入孔
42 マグネット
44 カバー部
46 位置決め用モールド部

Claims (3)

  1. 回転軸が貫通した回転子鉄心の内部に複数のマグネットが軸方向に収納された回転子において、
    前記回転子鉄心の両端部及び前記回転軸の外周部をモールド樹脂によってモールドして位置決め用モールド部を形成している
    ことを特徴とする回転子。
  2. 前記回転軸における前記位置決め用モールド部の端部にベアリングが固定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の回転子。
  3. 前記回転子がブラシレスDCモータの回転子である
    ことを特徴とする請求項1記載の回転子。
JP2005370918A 2005-12-22 2005-12-22 回転子 Pending JP2007174839A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102097877A (zh) * 2011-01-14 2011-06-15 国电联合动力技术有限公司 一种双定子电机杯形转子开放端的固定方式
WO2018037449A1 (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 三菱電機株式会社 コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機

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