JP2008131853A - 磁石埋込型ロータ及び磁石埋込型ロータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの特性向上、低騒音化、並びに強度を保つことができる磁石埋込型ロータを提供することを目的とする。
【解決手段】内部に永久磁石8を有する磁石埋込型ロータ1において、外周に永久磁石8を装着する永久磁石装着部を有し、永久磁石8の磁路となる第1のコア6と、永久磁石装着部に装着される永久磁石8と、第1のコア6及び永久磁石8の外側に設けられ、比透磁率が第1のコア6の比透磁率より小さく、永久磁石8に対向する外周鉄心部7aと、永久磁石8同士の間の磁極間鉄心部7bとを構成する第2のコア7とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、DCブラシレスモータ等に使用される磁石埋込型ロータ及びその製造方法に関する。
電機子反作用磁束を軽減すると共に、外周部鉄心の磁束分布を改善することにより、騒音や振動の少ない高効率な永久磁石電動機を提供するために、回転子鉄心中にその軸心を中心とする略正多角形の各辺に対応する部位に形成された永久磁石収容孔と、この永久磁石収容孔にそれぞれ挿入された永久磁石と、永久磁石収容孔の外周部鉄心に形成され、径方向に細長く、かつ、永久磁石収容孔に沿って離隔配置された4個以上のスリット孔とを備え、スリット孔の径方向外側端のピッチを略等しくし、径方向内側端のピッチを永久磁石の中央部を大きくし、中央部から端部に離れるに従って小さくした永久磁石電動機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−94968号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された永久磁石電動機は、以下に示す課題があった。
(1)永久磁石収容孔の外周部鉄心に、複数のスリットを設けることにより、永久磁石収容孔に挿入された永久磁石によって作られる磁束が途中で短絡するのを防ぎ、磁束が流れやすい方向と流れにくい方向を作るためであり、永久磁石の特性を十分生かしたトルクを得ることができるが、複数のスリットが設けられることにより、ロータの強度を犠牲にしている場合があった。
(2)電磁鋼板部の磁気抵抗と、スリット部(=空気)の磁気抵抗との差が非常に大きいため、磁束の流れが一定方向に集中しすぎるため、磁束流れのアンバランスが生じ、コギングトルクやトルクリプルの発生要因となっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モータの特性向上、低騒音化、並びに強度を保つことができる磁石埋込型ロータ及びその製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る磁石埋込型ロータは、内部に永久磁石を有する磁石埋込型ロータにおいて、外周に永久磁石を装着する永久磁石装着部を有し、永久磁石の磁路となる第1のコアと、永久磁石装着部に装着される永久磁石と、第1のコア及び永久磁石の外側に設けられ、比透磁率が第1のコアの比透磁率より小さく、永久磁石に対向する外周鉄心部と、永久磁石同士の間の磁極間鉄心部とを構成する第2のコアとを備えたことを特徴とする。
この発明に係る磁石埋込型ロータは、上記構成により、強度の確保、低振動・低騒音化、高効率、低価格化などの効果を奏する。
実施の形態1.
図1乃至図12は実施の形態1を示す図で、図1はモータ100の断面図、図2は磁石埋込型ロータ1の断面図、図3は磁石埋込型ロータ1を第1のコア6のみで構成した場合の磁束の流れを示す図、図4は図3の要部拡大図、図5は磁石埋込型ロータ1を第1のコア6と第2のコア7とで構成した場合の磁束の流れを示す図、図6は磁界解析により算出したモータ100のトルクを示す図、図7は第1のコア6の平面図、図8は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図、図9は第1のコア6の変形例の平面図、図10は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図、図11は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図、図12は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図である。
図1のモータ100は、DCブラシレスモータである。このモータ100の用途は、例えば、送風機である。モータ100は、中心に軸12が嵌合した磁石埋込型ロータ1と、ステータ2と、フレーム3と、図示しない軸受、ブラケット等を備える。ステータ2は、所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板(板厚0.35〜0.5mm)を所定枚数積層し、かしめ等により形成される。ステータ2は、外形が略リング状で、外周部が環状のコアバック2cで構成される。環状のコアバック2cから内側に向かって、6個のティース2aが放射状に延びている。ティース2a同士の間には内周側に開口部5を有するスロット2bがあり、スロット2bの個数は、ティース2aと同数の6個である。各ティース2aには、両側のスロット2bの空間を利用して、コイル4が、例えば、集中巻方式により巻線される。集中巻方式以外に、分布巻方式もある。コイル4は、通常三相巻線が施される。
ステータ2の内側に、空隙11を介して、磁石埋込型ロータ1が挿入される。磁石埋込型ロータ1は、外周部の近傍に周方向に、ここでは4個の永久磁石8が設けられる。従って、モータ100の極数は、4極である。但し、これは一例であり、4極に限定されるものではない。磁石埋込型ロータ1の中心に軸12が嵌合される。軸12には、図示しない軸受(一般的には、ボールベアリング)が装着される。
ステータ2の外周に、例えば、金属製のフレーム3が嵌合する。さらに、フレーム3の両端に図示しないブラケットが取り付けられて、モータ100が完成する。
本実施の形態は、磁石埋込型ロータ1の構造に特徴がある。図2により、磁石埋込型ロータ1の構造を説明する。図2に示す磁石埋込型ロータ1は、コアが永久磁石8の主磁束が通る、略十字状の第1のコア6と、この第1のコア6の外側に設けられ、外周鉄心部7a及び磁極間鉄心部7bとからなり、磁石埋込型ロータ1の外周部を形成する第2のコア7とに分割される。
第1のコア6は、例えば、板厚0.35〜0.5mmの電磁鋼板を積層したもので、比透磁率が大きい(数千程度)。一方、第2のコア7には、比透磁率が小さい(数十乃至百程度)材料を使用する。例えば、軟質磁性粉末(例えば、鉄粉)に樹脂(熱可塑性樹脂、例えばナイロン)を混練した材料である。
略十字状の第1のコア6は、図4に示すような形状である。外周の4箇所に永久磁石8を装着する平面形状の永久磁石装着部6fがあり、永久磁石装着部6fの両端に軸方向に延びる永久磁石位置決め突起6dが形成されている。さらに、中心部に軸孔6bが穿設されている。また、磁極間は永久磁石8からの主磁束の流れに沿うような内側に凹む円弧形状となっている。これにより、軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料による射出成形時に、金型内での混練材料の流れが良くなる。
第1のコア6の永久磁石装着部6fに、4個の永久磁石8が装着される。この場合、永久磁石8が着磁されていると、第1のコア6の永久磁石装着部6fへの装着が容易に行える。図2中、矢印は永久磁石8が作り出す磁束を示し、この磁束が第1のコア6を図に示すように滑らかに通る。
第2のコア7は、永久磁石8に対向する外周鉄心部7aに、複数のスリット10が形成されている。スリット10内には、スリット10を形成するためのスリット形成部品10aがあり、スリット形成部品10aは非磁性であれば何でもよいが、例えば、ABS樹脂を用いる。スリット10は空洞ではなく、非磁性材料が挿入されている。1極当たりのスリット10の数は、特に制限はないが、スリット10の部分と、それ以外の部分が、断面で半々程度の面積であればよい。
磁石埋込型ロータ1を製作する工程は、例えば、次のような工程となる。
(1)先ず、所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を所定枚数積層して、略十字状の第1のコア6を作る。
(2)第1のコア6の永久磁石装着部6fに装着する永久磁石8を用意する。このとき、永久磁石8を着磁しておくと便利である。
(3)射出成形用の軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料より融点の高い非磁性材料(例えば、ABS樹脂)を用いるスリット形成部品10aがセットされた樹脂成形用金型に、第1のコア6を配置し、永久磁石8を第1のコア6の永久磁石装着部6fに、例えば、磁力を利用して装着する。
(4)軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料を射出して成形する。
このようにして、外周部が比透磁率の小さい第2のコア7で、その内側に比透磁率の大きい第1のコア6が配置される磁石埋込型ロータ1が完成する。尚、樹脂成形用金型にセットされたスリット形成部品10aは、磁石埋込型ロータ1を金型から取り出す際にスリット10内に残る。そのため、スリット形成部品10aには、非磁性の材料を用いる必要がある。
図2に示す磁石埋込型ロータ1では、永久磁石8が作り出す主磁束は、主に比透磁率が大きい第1のコア6を図中矢印で示すように通る。磁石埋込型ロータ1のコアの全体が電磁鋼板の場合は、永久磁石8の端部等で磁束の漏れが発生する。そのため、主磁束が減少してモータ特性が低下する場合がある。
また、磁石埋込型ロータ1のコアの全体が電磁鋼板で、スリット10を設けただけでは、極間部の磁気アンバランスが大きくなるため、コギングトルクやトルクリプルが大きくなり、振動・騒音の要因となる。
従って、図2に示すように、磁極間の第2のコア7に、第1のコア6より磁気特性の低い(透磁率の小さい)材料(例えば、軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料)を用い、且つ外周鉄心部7aに複数のスリット10を形成することにより、永久磁石8端部への磁束の漏れを抑制し、且つ磁束のアンバランスを解消することができる。
ここで、磁石埋込型ロータ1を第1のコア6のみで構成した場合と、本実施の形態のように磁石埋込型ロータ1を第1のコア6と、第2のコア7とで構成した場合との磁束の流れを比較する。
図3は磁石埋込型ロータ1を第1のコア6のみで構成した場合の磁束の流れを示す図で、図に示すように、永久磁石8の両端部で磁束が短絡している(図4の拡大図も参照)。そのため永久磁石8の極から極へ向かう主磁束が不十分である。
図5は磁石埋込型ロータ1を第1のコア6と第2のコア7とで構成した場合の磁束の流れを示す図で、この構成であれば、永久磁石8の両端部における磁束の短絡が抑制され、永久磁石8の極から極へ向かう主磁束を十分に流すことができる。
図6は、本実施の形態の磁石埋込型ロータ1を用いたモータ100の磁界解析によりトルクを算出した結果を示す。比較のため、磁石埋込型ロータ1のコアの全体が電磁鋼板で構成され、外周鉄心部にスリット10を有する従来例のトルクを併記する。図6に示すように、本実施の形態のモータ100は、従来例のものより、トルクが大幅に大きくなり、且つトルクリップルも小さくなっている。これは、磁極間を比透磁率が小さい第2のコア7の磁極間鉄心部7bで構成し、且つ外周鉄心部7aに複数のスリット10を設けることにより、永久磁石8の磁束漏れが抑制され、且つ空隙の磁束密度波形が正弦波に近い波形になるためである。
図8は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図、図9は第1のコア6の変形例の平面図である。図2の磁石埋込型ロータ1では、第1のコア6の極間部の形状を円弧にしたが、図8、図9に示すように、V字形状にしてもよい。
図10は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図である。図10のように、第2のコア7の外周鉄心部7aに形成するスリット10を、極中心に向かって斜めに傾斜するようにしてもよい。これにより、極中心に磁束が集中し、トルク特性が向上する。
図11は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図である。図11のように、第2のコア7の外周鉄心部7aに形成されるスリット10の中の、外周鉄心部7aの周方向端部に位置する端部スリット10bを大きくすることにより、永久磁石8端部での磁束の短絡を抑制することができる。
図12は磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図である。図12のように、第2のコア7の外周が円筒形状ではなく、磁極間鉄心部7bが内側に凹み、磁極間が空間になるようしてもよい。これにより、磁極間を通る磁束がさらに少なくなり、トルク特性を改善することができる。
実施の形態2.
図13、図14は実施の形態2を示す図で、図13は磁石埋込型ロータ1の断面図、図14は第1のコア6の一例を示す平面図である。
本実施の形態では、磁極間を第2のコア7で形成し、その他の部分は第1のコア6で形成する。すなわち、第1のコア6は、所定の形状に打ち抜かれた電磁鋼板を所定枚数積層して構成される。各電磁鋼板は、略十字形状で、外周鉄心部6aに複数のスリット10を有し、その内側に永久磁石挿入孔9が形成される。スリット10は空洞である。永久磁石挿入孔9の周方向両端部は、主磁束が通る磁路の部分と外周鉄心部6aとが薄肉部6cで繋がれる。第1のコア6の中心には、軸孔6bが形成される。このように第1のコア6を構成することにより、スリット10、永久磁石挿入孔9等を有するコアを一体に形成できる。
図14に示す第1のコア6を用いて、磁極間を軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料を用いて第2のコア7を樹脂成形すると図13に示す磁石埋込型ロータ1が得られる。第1のコア6をこのように構成すると、予め永久磁石8の挿入位置が決められる。また、樹脂成形金型が簡単な構成になる。
図13に示す磁石埋込型ロータ1の製造工程を以下に示す。
(1)先ず、外周鉄心部6aに複数のスリット10を有し、且つその内側に永久磁石挿入孔9を有するように打ち抜いた電磁鋼板を所定枚数積層して、略十字状の第1のコア6を作る。
(2)第1のコア6の永久磁石挿入孔9に挿入する永久磁石8を用意する。このとき、永久磁石8の着磁は不要である。
(3)樹脂成形用金型に、第1のコア6を配置し、永久磁石8を第1のコア6の永久磁石挿入孔9に、挿入する。
(4)軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料を射出して成形する。
このように、図14に示す第1のコア6を使用することにより、樹脂成形用金型にスリット形成部品10aをセットする必要がなく、樹脂成形用金型が簡単になる。また、第1のコア6に永久磁石挿入孔9が形成されているので、永久磁石8の着磁が不要で、永久磁石8の位置決めも容易である。
実施の形態1を示す図で、モータ100の断面図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1の断面図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1を第1のコア6のみで構成した場合の磁束の流れを示す図。 実施の形態1を示す図で、図3の要部拡大図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1を第1のコア6と第2のコア7とで構成した場合の磁束の流れを示す図。 実施の形態1を示す図で、磁界解析により算出したモータ100のトルクを示す図。 実施の形態1を示す図で、第1のコア6の平面図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図。 実施の形態1を示す図で、第1のコア6の変形例の平面図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図。 実施の形態1を示す図で、磁石埋込型ロータ1の変形例を示す断面図である。 実施の形態2を示す図で、磁石埋込型ロータ1の断面図。 実施の形態2を示す図で、第1のコア6の一例を示す平面図。
符号の説明
1 磁石埋込型ロータ、2 ステータ、2a ティース、2b スロット、2c コアバック、3 フレーム、4 コイル、5 開口部、6 第1のコア、6a 外周鉄心部、6b 軸孔、6c 薄肉部、6d 永久磁石位置決め突起、6f 永久磁石装着部、7 第2のコア、7a 外周鉄心部、7b 磁極間鉄心部、8 永久磁石、9 永久磁石挿入孔、10 スリット、10a スリット形成部品、11 空隙、12 軸、100 モータ。

Claims (14)

  1. 内部に永久磁石を有する磁石埋込型ロータにおいて、
    外周に永久磁石を装着する永久磁石装着部を有し、前記永久磁石の磁路となる第1のコアと、
    前記永久磁石装着部に装着される永久磁石と、
    前記第1のコア及び前記永久磁石の外側に設けられ、比透磁率が前記第1のコアの比透磁率より小さく、前記永久磁石に対向する外周鉄心部と、前記永久磁石同士の間の磁極間鉄心部とを構成する第2のコアとを備えたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  2. 前記第2のコアは、前記外周鉄心部に複数のスリットを有することを特徴とする請求項1記載の磁石埋込型ロータ。
  3. 前記永久磁石装着部は、両端に永久磁石位置決め突起を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の磁石埋込型ロータ。
  4. 前記第1のコアの前記永久磁石装着部同士の間の磁極間部分を、内側に凹む円弧形状としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁石埋込型ロータ。
  5. 前記第1のコアの前記永久磁石装着部同士の間の磁極間部分を、内側に凹むV字形状としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の磁石埋込型ロータ。
  6. 前記第2のコアの前記外周鉄心部に設けられるスリットを、極中心に向かって斜めに傾斜させたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の磁石埋込型ロータ。
  7. 前記第2のコアの前記外周鉄心部に設けられるスリットの中、前記外周鉄心部の周方向端部に位置する端部スリットを他のスリットより大きくしたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の磁石埋込型ロータ。
  8. 内部に永久磁石を有する磁石埋込型ロータの製造方法において、
    所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を所定枚数積層して永久磁石装着部を有する第1のコアを形成し、
    前記第1のコアの前記永久磁石装着部に装着する永久磁石を形成し、
    樹脂成形用金型に、前記第1のコアを配置し、前記永久磁石を前記第1のコアの前記永久磁石装着部に装着し、
    前記樹脂成形用金型に、軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料を射出して、第2のコアを前記第1のコアと一体成形することを特徴とする磁石埋込型ロータの製造方法。
  9. 前記樹脂成形用金型に、射出成形用の軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料より融点の高い非磁性材料を用いるスリット形成部品がセットされた状態で、前記混練材料を射出することを特徴とする請求項8記載の磁石埋込型ロータの製造方法。
  10. 前記第1のコアの前記永久磁石装着部に装着する永久磁石は、予め着磁しておくことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の磁石埋込型ロータの製造方法。
  11. 内部に永久磁石を有する磁石埋込型ロータにおいて、
    外周鉄心部と、この外周鉄心部の内側に永久磁石を挿入する永久磁石挿入孔とを有し、前記永久磁石の磁路となる第1のコアと、
    前記永久磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、
    前記第1のコアの磁極間に形成され、比透磁率が前記第1のコアの比透磁率より小さい第2のコアとを備えたことを特徴とする磁石埋込型ロータ。
  12. 前記第1のコアは、前記外周鉄心部に複数のスリットを有することを特徴とする請求項11記載の磁石埋込型ロータ。
  13. 前記第1のコアは電磁鋼板を積層して形成され、前記第2のコアは軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料を射出成形して形成されることを特徴とする請求項1又は請求項11記載の磁石埋込型ロータ。
  14. 内部に永久磁石を有する磁石埋込型ロータの製造方法において、
    所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を所定枚数積層して永久磁石挿入孔を有する第1のコアを形成し、
    前記第1のコアの前記永久磁石挿入孔に挿入する永久磁石を形成し、
    樹脂成形用金型に、前記第1のコアを配置し、前記永久磁石を前記第1のコアの前記永久磁石挿入孔に挿入し、
    前記樹脂成形用金型に、軟質磁性粉末に樹脂を混練した材料を射出して、第2のコアを前記第1のコアと一体成形することを特徴とする磁石埋込型ロータの製造方法。
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