JP2007169088A - 焼結体及びセラミックコンデンサ並びにこれらの製造方法 - Google Patents

焼結体及びセラミックコンデンサ並びにこれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】比誘電率の高い焼結体及びセラミックコンデンサ並びにこれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】セラミックコンデンサの誘電体層1に用いられる焼結体は、チタン酸バリウムからなる主成分に、Ba及び希土類元素を含むAサイト元素と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素を含むBサイト元素とを含む副成分を添加して焼成してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セラミックコンデンサの誘電層材料として好適な焼結体とその製造方法、及びセラミックコンデンサとその製造方法に関する。
従来より、積層セラミックコンデンサにおいて、誘電体層の材料としては、チタン酸バリウムがよく用いられている。また、内部電極の材料としては、PtやPb合金が用いられることもあるが、高価であるため、比較的安価なNiやNi合金等の卑金属がよく用いられるようになってきている。例えば、特許文献1参照。
特開2005−89224号公報
NiやNi合金を内部電極に用いる場合には、NiやNi合金が酸化されない還元性雰囲気で焼成する必要がある。しかし、このような還元性雰囲気中で焼成すると、誘電体層が還元され、比誘電率が低くなってしまう。このため、耐還元性に優れた誘電体材料の開発が必要とされている。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、比誘電率の高い焼結体及びセラミックコンデンサ並びにこれらの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の焼結体は、主成分としてチタン酸バリウムを含み、この主成分に添加された副成分として、Ba及び希土類元素を含むAサイト元素と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素を含むBサイト元素と、を含むことを特徴としている。
また、本発明のセラミックコンデンサは、複数の電極と、これら電極間に設けられ、上述の主成分と副成分とを含む誘電体層と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明の焼結体の製造方法は、チタン酸バリウムに、副成分の原料として、Baの化合物と、希土類元素の化合物と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素の化合物とを添加し、これを還元性雰囲気で焼成することを特徴としている。
また、本発明のセラミックコンデンサの製造方法は、チタン酸バリウムに、副成分の原料として、Baの化合物と、希土類元素の化合物と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素の化合物とを添加したものを用いてシート状の誘電体層を形成する工程と、複数の誘電体層の間に電極を介在させてこれらを積層する工程と、を備えたことを特徴としている。
本発明の焼結体によれば、チタン酸バリウム(主成分)に対して上述の副成分を添加することで、耐還元性に優れ、比誘電率を高くできる。また、チタン酸バリウム(主成分)及び上述の副成分を含む誘電体層を、セラミックコンデンサの誘電体層として用いれば、容量を大きくできる。
本発明によれば、比誘電率の高い焼結体、または容量の大きなセラミックコンデンサを提供できる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係る焼結体は、主成分として、チタン酸バリウム(BaTiO)を含み、この主成分に添加された副成分として、Ba及び希土類元素を含むAサイト元素と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素を含むBサイト元素と、を含む。
主成分における、Aサイト元素Baと、Bサイト元素Tiの比(Ba/Ti比)は、例えば0.997〜1.002である。また、副成分のAサイト元素に含まれる希土類元素は、例えば、Y、Dy、Hoから選ばれる1種以上の元素である。また、副成分として、その他元素、例えばMg、Siなどを含んでいてもよい。
このような焼結体は、チタン酸バリウムに、副成分の原料として、Baの化合物と、希土類元素の化合物と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素の化合物とを添加し、これを還元性雰囲気で焼成することで得られる。チタン酸バリウムは、例えば、酸化チタンの粉末と炭酸バリウムの粉末とを混合して熱処理する固相法にて合成することができる。なお、固相法に限らず、水熱法、シュウ酸法、ゾルゲル法などによりチタン酸バリウムを合成してもよい。
本実施形態に係る焼結体によれば、主成分(チタン酸バリウム)に対して、上述のような副成分を添加することで、特に還元性雰囲気で焼成しても、比抵抗(絶縁抵抗)や比誘電率を高くできた。これは、上述のような副成分を添加することで耐還元性を向上させ、比抵抗(絶縁抵抗)や比誘電率の低下を抑えることができたためと考えられる。
図1は、本発明の実施形態に係るセラミックコンデンサの断面構造を例示する模式断面図である。
このセラミックコンデンサは、対向する内部電極2間に、上述の主成分及び副成分を含む誘電体層1が設けられた構造を有する。これは、上述の主成分及び副成分を含むものをシート状に成形したグリーンシートの片面に内部電極2を形成し、これを複数枚積層して焼成することで得られる。また、この積層体の側面には、内部電極2の端部に接続された外部電極3、4が設けられている。
内部電極2や外部電極3、4の材料としては、Cu、Ni、W、Mo等の金属もしくはこれらの合金、In−Ga、Ag、Ag−10Pd合金等、または、カーボン、グラファイト、カーボンとグラファイトの混合物等を用いることができる。
内部電極2は、例えば、上記の主たる材料からなる粉末に、有機バインダ、分散剤、有機溶剤、必要に応じて還元剤等を所定量加えた後に混練し、所定の粘度とした導電ペーストを、焼結体を成形してなるシートの片面に所定のパターンとなるように印刷し、還元雰囲気中で焼成することにより形成される。内部電極2としては、比較的安価なNiまたはNi合金が望ましい。
また、外部電極3、4としては、低抵抗で安価であることからCuが望ましい。外部電極3、4は、内部電極2及び誘電体層1からなる積層体に対して、その外側面に塗布法などを用いて形成される。
本実施形態に係るセラミックコンデンサによれば、上述した比誘電率の高い材料を誘電体層1の材料として用いているため、容量を大きくできる。特に、内部電極2として、空気中で容易に酸化されやすい卑金属であるNiまたはNi合金を用いた場合には、そのNiまたはNi合金が酸化されないような還元性雰囲気で焼成する必要があるが、この場合に、上述した材料は耐還元性に優れるので、誘電体層1の還元を抑制できる。これにより、誘電体層1の比誘電率を高くでき、セラミックコンデンサの容量を大きくできる。
次に、本発明の実施形態に係るセラミックコンデンサの製造方法の一例について説明する。
まず、誘電体層の主成分BaTiOの原料として、BaCO、TiOを、BaTiOにおけるBa/Ti比が0.997〜1.002の範囲内となるように秤量して、調合する。
次に、上記主成分の化合物をボールミルに入れ、水を加えて湿式で約20時間混合・粉砕を行いスラリーとする。そして、このスラリーを脱水・乾燥し、1000℃以上で仮焼した後、粉砕して、平均粒子径が0.2μm未満となるように整粒した。なお、平均粒径は、走査型電子顕微鏡によって粉末を観察し、100個の粒子の粒子径を測長して求めた。
次に、上記主成分に対して、TiO、BaCO、MgO、Mn、SiO、Re(Reは、Y、Dy、Hoから選ばれる1種以上の元素)の各化合物の粉末を各々秤量し、これらの化合物をボールミルに入れ、トルエン−エタノール混合溶剤、ポリビニルブチラール系バインダおよび可塑剤とともに適度な粘度になるまで混合し、ドクターブレード法によりグリーンシートを作製した。
次に、各グリーンシート上に、Ni粉末からなる導電ペーストを用いて内部電極を所定形状にスクリーン印刷した後、その導電ペーストが印刷されたグリーンシートを複数積層し、熱圧着して一体化し、積層体を作製した。
そして、その積層体を空気中にて加熱することで有機バインダを除去した後、1200℃の還元性雰囲気で2時間焼成した後、さらに1000℃のNガス雰囲気中で2時間再酸化処理し、この後、内部電極が露出している積層体の端面部に外部電極を焼き付け、図1に例示される構造が得られる。
次に、表1及び表2に、誘電体層の組成を様々に変えた実施例1〜28及び比較例A〜Lについての各種評価結果を示す。
Figure 2007169088
Figure 2007169088
実施例1〜28及び比較例A〜Lにおいて、誘電体層一層あたりの厚さは5μmで、有効誘電体層は10層とした。また、一層あたりの内部(対向)電極面積は、0.9×10−6[mm]である。
比誘電率εは、温度25[℃]、周波数1[kHz]、電圧2.5[V]の条件で、LCRメーターを用いて静電容量を測定し、この測定によって得られた静電容量、誘電体層の厚さ、及び内部電極面積から算出した。
誘電損失tanδは、上記比誘電率と同一条件下で、LCRメーターを用いて測定した。
絶縁抵抗Rは、25℃の条件下で、実施例1〜28及び比較例A〜Lの各積層セラミックコンデンサに、直流100[V]の電圧を3分間印加し測定した。
容量変化率は、実施例1〜28及び比較例A〜Lの各積層セラミックコンデンサを恒温層に入れ、−55℃から85℃の各温度において、周波数1[kHz]、電圧2.5[V]の条件で、LCRメーターを用いて静電容量を測定し、25℃の静電容量に対する静電容量の変化を求めることによって得た。この静電容量の変化率から、EIA(Electronic Industries Association)のX5R規格(−55℃から85℃の容量変化率(25℃基準)がプラスマイナス15%)の適合性を判断した。
表1において、1列目の項目は、誘電体層の主成分BaTiOにおけるAサイト元素/Bサイト元素比(Ba/Ti比)を表す。
また、副成分における、Aサイト元素(Ba、Y、Dy、Ho)、Bサイト元素(Ti、Zr、Sn、Hf)、Mg、Siの各数値は、主成分(BaTiO)100モル部に対して、Ba化合物のBaに換算したモル部、Y化合物のYに換算したモル部、Dy化合物のDyに換算したモル部、Ho化合物のHoに換算したモル部、Ti化合物のTiに換算したモル部、Zr化合物のZrに換算したモル部、Sn化合物のSnに換算したモル部、Hf化合物のHfに換算したモル部、Mg化合物のMgに換算したモル部、Si化合物のSiに換算したモル部、をそれぞれ表す。
また、4列目の項目[B+(Ti+Zr+Sn+Hf)]は、主成分におけるBサイト元素であるTiの組成を1.000として、(主成分のTiの組成)+(主成分100モル部に対する副成分のBサイト元素のモル部/100)を表す。ここでの、副成分のBサイト元素のモル部は、(Ti化合物のTiに換算したモル部+Zr化合物のZrに換算したモル部+Sn化合物のSnに換算したモル部+Hf化合物のHfに換算したモル部)を表す。
なお、表1中において「B」で表される主成分のTiの組成は、すべて1.000としている。
3列目の項目[A/B+(Ba+Y+Dy+Ho)]は、(主成分におけるAサイト元素であるBaの組成)+(主成分100モル部に対する副成分のAサイト元素のモル部/100)を表す。ここでの、副成分のAサイト元素のモル部は、(Ba化合物のBaに換算したモル部+Y化合物のYに換算したモル部+Dy化合物のDyに換算したモル部+Ho化合物のHoに換算したモル部)を表す。
2列目の項目[A/B+(Ba+Y+Dy+Ho)−(Ti+Zr+Sn+Hf)]は、(主成分のBa/主成分のTi比)+(主成分100モル部に対する副成分のAサイト元素のモル部/100)−(主成分100モル部に対する副成分のBサイト元素のモル部/100)を表す。
表1、2の結果より、[B+(Ti+Zr+Sn+Hf)]が、1.002〜1.010であれば、所望の高い比誘電率が得られる。
[B+(Ti+Zr+Sn+Hf)]が、1.002より小さい比較例A、および1.010より大きい比較例Bでは、比誘電率が2600より小さく不十分である。
また、[B+(Ti+Zr+Sn+Hf)]が比較例Bと同じ1.012である比較例Hでは、焼結しなかった(未焼結)。
厚さ40μmのグリーンシートを複数枚重ねて厚さ1mmになるようにし、その後1cm角に切断し焼成して得た密度測定用サンプルにて密度を測定し、これが5.7以下の密度の場合に「未焼結」とした。
また、[A/B+(Ba+Y+Dy+Ho)−(Ti+Zr+Sn+Hf)]についての結果をみると、[A/B+(Ba+Y+Dy+Ho)−(Ti+Zr+Sn+Hf)]が、1.009〜1.018であれば、所望の高い比誘電率が得られる。
A/B+(Ba+Y+Dy+Ho)−(Ti+Zr+Sn+Hf)]が、1.009より小さい比較例C、D、E、および1.018より大きい比較例A、F、Gでは、比誘電率が2600より小さく不十分である。
また、比較例F、Gでは、X5R規格を満足せず、不適合であった。
したがって、主成分におけるBサイトであるTiの組成を1.000として、(主成分のTiの組成)+(主成分100モル部に対する副成分のBサイト元素のモル部/100)を1.002〜1.010、(主成分のBa/主成分のTi比)+(主成分100モル部に対する副成分のAサイト元素のモル部/100)−(主成分100モル部に対する副成分のBサイト元素のモル部/100)を1.009〜1.018とすることが望ましい。これを満足する実施例1〜28では、正常に焼結し、十分な比誘電率が得られ、かつX5R規格にも適合する。
また、特に、実施例2〜4、7、8、10、11、13、14、16〜28のように、(主成分のTiの組成)+(主成分100モル部に対する副成分のBサイト元素のモル部/100)を1.002〜1.008、(主成分のBa/主成分のTi比)+(主成分100モル部に対する副成分のAサイト元素のモル部/100)−(主成分100モル部に対する副成分のBサイト元素のモル部/100)を1.011〜1.015とすれば、3000近く、もしくは3000を越える比誘電率が得られ、より望ましい。
また、主成分100モル部に対して、副成分に含まれるMg化合物のMgに換算したモル部が0.5モル部である比較例I、および2.4モル部である比較例Jでは、比誘電率が2600より小さく、かつX5R規格も不適合であった。
したがって、Mg化合物のMgに換算したモル部は、主成分100モル部に対して0.7〜2.1モル部であることが望ましい。これを満足する実施例1〜28では、正常に焼結し、十分な比誘電率が得られ、かつX5R規格にも適合する。
また、主成分100モル部に対して、副成分に含まれるSi化合物のSiに換算したモル部が1.0モル部である比較例Kでは焼結せず、主成分100モル部に対して、副成分に含まれるSi化合物のSiに換算したモル部が2.3モル部である比較例LではX5R規格が不適合であった。
したがって、Si化合物のSiに換算したモル部は、主成分100モル部に対して1.2〜2.0モル部であることが望ましい。これを満足する実施例1〜28では、正常に焼結し、十分な比誘電率が得られ、かつX5R規格にも適合する。
本発明の実施形態に係るセラミックコンデンサの断面構造を例示する模式断面図である。
符号の説明
1 誘電体層
2 内部電極
3,4 外部電極

Claims (8)

  1. 主成分として、チタン酸バリウムを含み、
    前記主成分に添加された副成分として、Ba及び希土類元素を含むAサイト元素と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素を含むBサイト元素と、を含む
    ことを特徴とする焼結体。
  2. 前記主成分のTiの組成を1.000として、
    (前記主成分のTiの組成)+(前記主成分100モル部に対する前記副成分のBサイト元素のモル部/100)が、1.002〜1.010であり、
    (前記主成分のBa/前記主成分のTi比)+(前記主成分100モル部に対する前記副成分のAサイト元素のモル部/100)−(前記主成分100モル部に対する前記副成分のBサイト元素のモル部/100)が、1.009〜1.018である
    ことを特徴とする請求項1記載の焼結体。
  3. (前記主成分のTiの組成)+(前記主成分100モル部に対する前記副成分のBサイト元素のモル部/100)が、1.002〜1.008であり、
    (前記主成分のBa/前記主成分のTi比)+(前記主成分100モル部に対する前記副成分のAサイト元素のモル部/100)−(前記主成分100モル部に対する前記副成分のBサイト元素のモル部/100)が、1.011〜1.015である
    ことを特徴とする請求項2記載の焼結体。
  4. 前記主成分100モル部に対して、
    0.7〜2.1モル部のMgと、
    1.2〜2.0モル部のSiと、
    を前記副成分としてさらに含むことを特徴とする請求項2または3に記載の焼結体。
  5. 複数の電極と、前記電極間に設けられた誘電体層と、を備えたセラミックコンデンサであって、
    前記誘電体層は、主成分としてチタン酸バリウムを含み、かつ前記主成分に添加された副成分として、Ba及び希土類元素を含むAサイト元素と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素を含むBサイト元素と、を含むことを特徴とするセラミックコンデンサ。
  6. 前記電極は、NiまたはNi合金を含むことを特徴とする請求項5記載のセラミックコンデンサ。
  7. チタン酸バリウムに、副成分の原料として、Baの化合物と、希土類元素の化合物と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素の化合物とを添加し、これを還元性雰囲気で焼成することを特徴とする焼結体の製造方法。
  8. チタン酸バリウムに、副成分の原料として、Baの化合物と、希土類元素の化合物と、Ti、Zr、Sn、Hfから選ばれる1種以上の元素の化合物とを添加したものを用いてシート状の誘電体層を形成する工程と、
    複数の前記誘電体層の間に電極を介在させてこれらを積層する工程と、
    を備えたことを特徴とするセラミックコンデンサの製造方法。
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