JP2007167515A - オートリフタ付ゆで麺機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体内への水分や油分の侵入を回避したオートリフタ付ゆで麺機を提供する。
【解決手段】ゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体2と、ゆで揚げ槽近傍に基部11aがパッキン15を用いてゆで麺機本体2内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定され、垂直上方に立設した案内筒体11と、案内筒体11と同心配置で下端部に連結した駆動モータ21により回転駆動されるネジ体16と、外周壁に円筒状磁石32を備え、内周部が前記ネジ体16に螺合されてネジ体16の回転に応じて垂直方向に昇降する内筒体31と、案内筒体11の外周に摺動可能に嵌装され、内周壁に内筒体31の円筒状磁石32と対向する円筒状磁石42を備え、内筒体31の円筒状磁石32との間の磁力により内筒体31の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアーム71を介してゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部72を支持した外筒体41とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、本体内への水分や油分の侵入を回避したオートリフタ付ゆで麺機に関するものである。
うどんやそば、更にはラーメン、スパゲッティ等の麺類を大量にゆで揚げることが必要な食堂、レストラン等の厨房においては、給食に供する所定量毎のめん類をオートリフタ付ゆで麺機を使用して次々とゆで揚げることが通常である。
このような用途に使用される従来のオートリフタ付ゆで麺機においては、オートリフタの構成としてゆで麺機本体のゆで揚げ槽の近傍の定位置にクランク機構やシリンダを用いた駆動機構により垂直上下方向に昇降駆動される昇降ロッドを設け、この昇降ロッドの例えば上端にリフトアームを取り付け、更にリフトアームによりゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持する構造を採用したものが多い。
しかし、このような従来のオートリフタの場合、昇降ロッドがゆで麺機本体の定位置において垂直上下方向に昇降駆動される構造であるため、昇降ロッドの外周部とゆで麺機本体の昇降ロッド用の孔部との間の僅かな隙間が生じてしまい、この隙間からゆで麺機本体内に水分や油分が侵入してゆで麺機本体の機構部品、電気部品等の故障を招くという課題を包含している。
特許文献1には、本体部に設けた油槽の両側に、クランク及びリンクを用いた駆動機構により昇降駆動される昇降ロッドを配置し、この昇降ロッドにより吊り腕部を介して油槽に浸漬させるざる受け部を支持するように構成したオートリフト付ゆで麺機が提案されている。
しかし、この特許文献1のオートリフト付ゆで麺機の場合も、昇降ロッドと本体部の昇降ロッド用支持孔部との間の僅かな隙間部分に水分や油分の侵入防止対策か講じられていない。
特開平10−276905号公報
解決しようとする問題点は、本体に設けたゆで揚げ槽に浸漬させるざる受け部を昇降可能に支持するオートリフタを備えたゆで麺機において、ざる受け部を支持する機構部分、特にロッドと本体との連結部分に本体内への水分や油分の侵入を回避する対策を施したオートリフタ付ゆで麺機が存在しない点である。
本発明のオートリフタ付ゆで麺機は、ゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体と、ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置に基部が内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されるとともに垂直上方に立設した案内筒体と、この案内筒体の中心部に該案内筒体と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能に立設されるとともに、下端部に連結した駆動源により回転駆動されるネジ体と、外周壁に筒状磁石を備え、内周部が前記ネジ体に螺合されてネジ体の回転に応じて前記案内筒体内を垂直方向に昇降する筒状の内筒体と、前記案内筒体の外周に摺動可能に嵌装され、内周壁に前記内筒体の筒状磁石と対向する筒状磁石を備え、前記内筒体の筒状磁石との間の磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアームを介して前記ゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した外筒体と、を具備するオートリフタと、を有することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、案内筒体は、ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置において、その基部がゆで麺機本体の内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されているので、水分、油分がゆで麺機本体内に侵入することは無くなり、これによりゆで麺機本体内の機構部品、電気部品等の故障発生を未然に回避し、麺類のゆで揚げを安定した動作の下に実行することができるオートリフタ付ゆで麺機を提供できる。
また、請求項1記載の発明によれば、駆動源によりネジ体を回転駆動し、このネジ体の回転に応じて案内筒体内において内筒体を垂直方向に昇降させ、更に、案内筒体の外周に摺動可能に嵌装した外筒体を、案内筒体を挟んで対向配置した内筒体の筒状磁石と外筒体の筒状磁石との間に作用する磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降させるとともに、この外筒体に取り付けたリフトアームを介してゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した構成としている。これにより、煩雑なクランク機構やカム機構等を使用せず磁力を利用した斬新、且つ、簡略な機構にて駆動源への電力供給を行うだけで、ざる受部を昇降させることができ、麺類のゆで揚げを安定した動作の下に実行することができるオートリフタ付ゆで麺機を提供できる。
請求項2記載の発明によれば、ゆで麺機本体の内部への水分、油分の侵入を阻止するパッキンを備え、駆動源として駆動モータを備えた構成で請求項1記載の発明の場合と同様な効果を発揮させることができる。また、内筒体の下端に下限位置検出体を配置し、下限リミットスイッチにより前記ざる受部の下限位置検出信号を出力するように構成しているので、前記ざる受部にざるを介して載せる麺類を的確にゆで揚げ槽内の所定の位置に浸漬させて麺類のゆで揚げを安定した動作の下に実行することができるオートリフタ付ゆで麺機を提供できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の場合と同様な効果を発揮させることができることに加え、内筒体に設けた複数に分割された円筒状磁石と、外筒体に設けた複数に分割された円筒状磁石との異なる磁極間、すなわち、複数のN磁極、S磁極間に作用する磁力により、内筒体の昇降に連動して外筒体を垂直方向に的確に昇降させることができ、麺類を載せたざる受部のゆで揚げ槽への浸漬、ゆで揚げ槽から上方への持ち上げを安定した動作の下に実行することができるオートリフタ付ゆで麺機を提供できる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の場合と同様な効果を発揮させることができることに加え、前記オートリフタを2槽のゆで揚げ槽の各々の近傍に片側3個ずつ並列に、合計6個配置した構成としたものであるから、6個のオートリフタを各々昇降動作させることによって、個々のざる受部に載せた麺類のゆで揚げを安定した動作の下に次々と実行することができ、ゆで麺の大量供給に対応できるオートリフタ付ゆで麺機を提供できる。
本発明は、ざる受け部を支持する機構部分、特にロッドと本体との連結部分に本体内への水分や油分の侵入を回避する対策を施したオートリフタ付ゆで麺機を提供するという目的を、ゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体と、ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置に基部がパッキンを用いてゆで麺機本体内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されるとともに垂直上方に立設した案内筒体と、この案内筒体の中心部に該案内筒体と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能に配立設されるとともに、下端部に連結した駆動モータにより回転駆動されるネジ体と、外周壁に円筒状磁石を備え、内周部が前記ネジ体に螺合されてネジ体の回転に応じて前記案内筒体内を垂直方向に昇降する円筒状の内筒体と、前記案内筒体の外周に摺動可能に嵌装され、内周壁に前記内筒体の円筒状磁石と対向する円筒状磁石を備え、前記内筒体の円筒状磁石との間の磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアームを介して前記ゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した外筒体と、前記内筒体の下端に下方に向けて取り付けた下限位置検出体及びこの下限位置検出体に当接して前記ざる受部の下限位置検出信号を出力する下限リミットスイッチと、を具備するオートリフタと、を有する構成により実現した。
以下に、本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機について図面を参照して詳細に説明する。
本実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機1は、図1、図2に示すように、全体として直方体箱形状に形成され、うどん、そば等の麺類をゆで揚げるための2槽のゆで揚げ槽3a、3bを隣り合う配置に設けたゆで麺機本体2と、2槽のゆで揚げ槽3a、3bの外側を占める位置に各々設けた各平坦部4a、4bに各々並列に3個ずつ立設した合計6個のオートリフタ10と、を有している。
ここでオートリフタ10について、図3乃至図6をも参照して詳述する。
このオートリフタ10は、基部(下端部)11aの外周に補助円板12を嵌着した案内筒体11を具備している。
案内筒体11は、前記平坦部4aに設けた孔部4cに上方から装着され、ネジ13aにより平坦部4a、4bにネジ止めされる固定円板13の中心部を貫通して垂直配置に立設されるとともに、前記案内筒体11の基部11aに嵌着した補助円板12を前記固定円板13に固着することで、平坦部4a、4bにおいて垂直配置に固定支持されるようになっている。
前記案内筒体11が固定円板13を貫通する位置には、円環状のパッキン15が嵌装され、ゆで麺機本体2内部への水分、油分の侵入を阻止するように構成している。
前記案内筒体11の中心部には、案内筒体11と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能にネジ体16を立設している。すなわち、ネジ体16の下端部16aは前記平坦部4a、4bよりも下方に延在され、平坦部4a、4bの下方に水平配置に固定した支持板17を貫いている。
前記支持板17は、前記平坦部4a、4b側から下方に向けて平坦部4a、4bとこの支持板17との間に介在させるスペーサ18を貫くようにしてボルト19を嵌め込み、支持板17から下方に突出するボルト19にナット20を螺着することで、前記平坦部4a、4bの下方において水平配置に固定されている。前記ボルト19の頭部は皿ネジ形で平坦部4a、4bの上面と同一面を呈するようにしている。
更に、前記支持板17の下方には、駆動モータ21のモータフレーム22をこの支持板17に対して所定の間隔を持って水平配置している。すなわち、このモータフレーム22を貫くようにして所要数の支持ボルト23を嵌め込み、モータフレーム22と前記支持板17との間に介在させたスペーサ24を貫き更に支持板17から上方に突出させた支持ボルト23の端部に各々支持ナット25を螺着することで、駆動モータ21をその原動軸を垂直上方に向けた状態で固定支持している。前記ネジ体16の下端部16aと駆動モータ21の原動軸とを連結し、駆動モータ21によりネジ体16を回転駆動するようになっている。
前記支持板17上には、ネジ体16の近傍に位置して詳細は後述する下限リミットスイッチ26を固定配置している。
前記平坦部4a、4bから上方に立設した案内筒体11に対して、内筒体31及び外筒体41をこの案内筒体11に対して同方向に、すなわち、垂直方向に昇降可能に配置している。
前記内筒体31は、図4、図5に示すように、略円筒状でその内周部に前記ネジ体16のネジ16bに螺合するネジ部31aを有するとともに、外周壁に複数、且つ、円形配置に分割された円筒状磁石32を備え、ネジ体16の回転に応じて案内筒体11内を垂直方向に昇降するようになっている。
前記円筒状磁石32は、図5に示すように、円周を4分割する配置で、且つ、外壁、内壁にN、Sの磁極を交互に配置した内側磁石32a乃至32dにより構成している。
前記内筒体31の下端側には、上端部にネジ部33aを設けた棒状の下限位置検出体33を取り付けている。この下限位置検出体33は、そのネジ部33aを前記内筒体31の下端部にねじ込むとともに、固定ナット34を用いて前記内筒体31の下端部に固定している。また、前記下限位置検出体33の下端側は前記ネジ体16に沿って下方に垂下している。
更に、前記内筒体31に設けた垂直孔部31bを垂直方向に貫く配置で、且つ、内筒体31が摺動可能な状態で丸棒状の回り止め体35を固定配置している。すなわち、この回り止め体35の下端部は前記支持板17に固定され、また、回り止め体35の上端は図2に示すように、案内筒体11の上部に配置した軸受部材27に対してナット28を用いて固定している。また、前記軸受部材27は、前記ネジ体16の上端部16cを軸受29を用いて回転可能に支持するようになっている。
前記外筒体41は、略円筒状に形成され、その内周を前記案内筒体11の外周に摺動可能に嵌装している。また、外筒体41の内周壁には、前記内筒体31の複数に分割された円筒状磁石32と異なる磁極を案内筒体11の肉厚部を挟んで対向させた複数に分割された円筒状磁石42を備えている。すなわち、円筒状磁石42は、円周を4分割する配置で、且つ、外壁、内壁にN、Sの磁極を交互に配置した外側磁石42a乃至42dにより構成している。
前記内側磁石32a乃至32d、外側磁石42a乃至42dの磁極配置について更に詳述すると、図5に示すように、前記内側磁石32aの外壁側のN磁極と、外側磁石42aの案内筒体11側のS磁極とが対向し、前記内側磁石32bの外壁側のS磁極と、外側磁石42bの案内筒体11側のN磁極とが対向し、前記内側磁石32cの外壁側のN磁極と、外側磁石42cの案内筒体11側のS磁極とが対向し、前記内側磁石32dの外壁側のS磁極と、外側磁石42bの案内筒体11側のS磁極とが対向するように構成している。
このような内側磁石32a乃至32d、外側磁石42a乃至42dの磁極配置によって、内側磁石32a、外側磁石42a間、内側磁石32b、外側磁石42b間、内側磁石32c、外側磁石42c間、内側磁石32d、外側磁石42d間に各々磁力(吸引力)が生じて、案内筒体11の外側の外筒体41は、前記円筒状磁石32、42間に作用する合成された強力な磁力により内筒体31の昇降に的確に連動して垂直方向に昇降することが可能となる。
前記外筒体41には、図1乃至図3に示すように、リフトアーム71を介して円環状で麺類を載せるざるを受けるためのざる受部72を取り付けている。すなわち、外筒体41の外周部に対して一対構成のリフトアーム71の各一端を着脱可能に嵌着し、一対構成のリフトアーム71の中間部分を図3に示すように案内筒体11から離れるに従い下降する傾斜配置に延在し、その他端側を円環状のざる受部72に連結している。一対構成のリフトアーム71の各一端を外筒体41の外周部に対して着脱可能とした構成とすることで、例えばリフトアーム71を外筒体41に対して180度反対側から取り付ける等、揚げ槽3a、3bに対するオートリフタ10の配置の自由度を高めることができる。
図7は、前記ゆで麺機本体2の外壁面にプレート51を用いて取り付けた該オートリフタ付ゆで麺機1におけるゆで揚げ操作を行うための操作部50を示すものである。操作部50には、各オートリフタ10を運転するためのスタート釦、ストップ釦等の操作釦類52、オートリフタ付ゆで麺機1の動作状態(例えばゆで揚げ中、待機中等)をランプ表示するランプ類53、オートリフタ付ゆで麺機1の動作に関する各種情報(例えばゆで揚げ中、待機中等)を表示する表示部54を設けている。
図8は、本実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機1の制御系を示すものであり、予め設定したゆで揚げ槽3a、3bの加熱や各オートリフタ10の動作に関する制御プログラムを搭載し、この制御プログラムに基づき全体の制御を行う制御部60を具備している。すなわち、操作部50の操作釦類52からの操作信号に基づき、前記制御部60は合計6個の駆動モータ21各々の駆動制御を行うとともに、前記下限位置検出体33の下端が動作片26aに当接することでオンする下限リミットスイッチ26からの下限検出信号を基に駆動モータ21の停止制御を行うようになっている。
上述した構成の本実施例のオートリフタ付ゆで麺機1によれば、前記案内筒体11の基部11aが、ゆで麺機本体2におけるゆで揚げ槽3a、3b近傍の平坦部4a、4bにおいて、ゆで麺機本体2の内部への水分、油分の侵入を阻止するパッキン15を使用しつつ固定されているので、水分、油分がゆで麺機本体2内に侵入することは無くなり、これによりゆで麺機本体2内の機構部品、電気部品等の故障発生を未然に回避し、麺類のゆで揚げを安定した動作の下に実行することができる。
また、本実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機1によれば、駆動モータ21によりネジ体16を回転駆動し、このネジ体16の回転に応じて案内筒体11内において内筒体31を垂直方向に昇降させ、更に、案内筒体11の外周に摺動可能に嵌装した外筒体41を、案内筒体11を挟んで対向配置した内筒体31の筒状磁石32と外筒体41の筒状磁石42との間に作用する磁力(吸引力)により内筒体31の昇降に連動して垂直方向に昇降させるものである。
これにより、煩雑なクランク機構やカム機構等を使用することなく、磁力を利用した斬新、且つ、簡略な機構にて駆動モータ21への電力供給を行うだけで、外筒体41に取り付けたリフトアーム71を介して支持し図示しない麺類を載せたざるを受けるざる受部72を前記ゆで揚げ槽3a、3bに浸漬させて麺類のゆで揚げを安定した動作の下に実行することができる。
また、内筒体31の下端に下限位置検出体33を配置し、下限リミットスイッチ26により前記ざる受部72の下限位置検出信号を出力するように構成しているので、ざる受部72にざるを介して載せる麺類を的確にゆで揚げ槽3a、3b内の所定位置に浸漬させて麺類のゆで揚げを安定した動作の下に実行することができる。
更に、本実施例のオートリフタ付ゆで麺機1によれば、前記円筒状磁石32、円筒状磁石42間における異なる磁極同士を対向させた分割磁極構成によって、これら円筒状磁石32、円筒状磁石42間に作用する合成された強力な磁力により内筒体31の昇降に的確に連動して外筒体41を垂直方向に的確に昇降させ、麺類を載せたざる受部72のゆで揚げ槽3a、3bへの浸漬、ゆで揚げ槽3a、3bから上方への持ち上げのような動作の安定化を図ることが可能となる。
更にまた、本実施例のオートリフタ付ゆで麺機1によれば、オートリフタ10を2槽のゆで揚げ槽3a、3bの各々の近傍に片側3個ずつ並列に、合計6個配置した構成であることから、6個のオートリフタ10を各々昇降動作させることによって、個々のざる受部72にざるを介して載せた麺類のゆで揚げを安定した動作の下に次々と実行することができ、ゆで麺の大量供給に対応することが可能となる。
また、前記外筒体41は内筒体31に対して案内筒体11を挟んで、且つ、磁力による連動構造としているため、外筒体41に対して一定の負荷がかかると外筒体41は内筒体31から外れ、案内筒体11に案内されて摺動することになり、これによりオートリフタ10の破損やゆで揚げ作業者のけが等を防止できる安全なオートリフタ付ゆで麺機1を提供することがてる。
なお、上述した実施例では、2槽のゆで揚げ槽3a、3bの外側を占める位置に設けた平坦部4a、4bに各々並列に3個ずつ立設した合計6個のオートリフタ10を配置した場合について説明したが、オートリフタ10の設置個数はゆで揚げ槽の規模に応じて適宜種々の個数に設定し得ることはいうまでもない。
本発明のオートリフタ付ゆで麺機1は、うどんやそば、更にはラーメン、スパゲッティ等々の麺類を大量にゆで揚げる必要がある食堂、レストラン等に幅広く適用可能であり、また、例えばフライドポテト、コロッケ等々の各種揚げ物機等に幅広く適用可能である。
本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機の概略平面図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機の概略断面図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機におけるネジ体、案内筒体、内筒体、外筒体及び駆動モータを示す拡大図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機におけるネジ体、案内筒体、内筒体、回り止め体、外筒体及び下限位置検出体の概略拡大断面図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機におけるネジ体、案内筒体、内筒体、回り止め体及び外筒体の概略断面図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機におけるネジ体、案内筒体の上部の拡大断面図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機における操作部の拡大図である。 本発明の実施例に係るオートリフタ付ゆで麺機の制御系を示すブロック図である。
符号の説明
1 オートリフタ付ゆで麺機
2 ゆで麺機本体
3a、3b ゆで揚げ槽
4a 平坦部
4b 平坦部
4c 孔部
10 オートリフタ
11 案内筒体
11a 基部
12 補助円板
13 固定円板
13a ネジ
15 パッキン
16 ネジ体
16a 下端部
16b ネジ
16c 上端部
17 支持板
18 スペーサ
19 ボルト
20 ナット
21 駆動モータ
22 モータフレーム
23 支持ボルト
24 スペーサ
25 支持ナット
26 下限リミットスイッチ
26a 動作片
27 軸受部材
28 ナット
29 軸受
31 内筒体
31a ネジ部
31b 垂直孔部
32 円筒状磁石
32a〜32d 内側磁石
33 下限位置検出体
33a ネジ部
34 固定ナット
35 回り止め体
41 外筒体
42 円筒状磁石
42a〜42d 外側磁石
50 操作部
51 プレート
52 操作釦類
53 ランプ類
54 表示部
60 制御部
71 リフトアーム
72 ざる受部

Claims (4)

  1. ゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体と、
    当該ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置に基部が内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されるとともに垂直上方に立設した案内筒体と、この案内筒体の中心部に該案内筒体と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能に立設されるとともに、下端部に連結した駆動源により回転駆動されるネジ体と、外周壁に筒状磁石を備え、内周部が前記ネジ体に螺合されてネジ体の回転に応じて前記案内筒体内を垂直方向に昇降する筒状の内筒体と、前記案内筒体の外周に摺動可能に嵌装され、内周壁に前記内筒体の筒状磁石と対向する筒状磁石を備え、前記内筒体の筒状磁石との間の磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアームを介して前記ゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した外筒体と、を具備するオートリフタと、
    を有することを特徴とするオートリフタ付ゆで麺機。
  2. ゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体と、
    当該ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置に基部がパッキンを用いてゆで麺機本体内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されるとともに垂直上方に立設した案内筒体と、この案内筒体の中心部に該案内筒体と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能に配立設されるとともに、下端部に連結した駆動モータにより回転駆動されるネジ体と、外周壁に円筒状磁石を備え、内周部が前記ネジ体に螺合されてネジ体の回転に応じて前記案内筒体内を垂直方向に昇降する円筒状の内筒体と、前記案内筒体の外周に摺動可能に嵌装され、内周壁に前記内筒体の円筒状磁石と対向する円筒状磁石を備え、前記内筒体の円筒状磁石との間の磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアームを介して前記ゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した外筒体と、前記内筒体の下端に下方に向けて取り付けた下限位置検出体及びこの下限位置検出体に当接して前記ざる受部の下限位置検出信号を出力する下限リミットスイッチと、を具備するオートリフタと、
    を有することを特徴とするオートリフタ付ゆで麺機。
  3. ゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体と、
    当該ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置に基部がパッキンを用いてゆで麺機本体内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されるとともに垂直上方に立設した案内筒体と、
    この案内筒体の中心部に該案内筒体と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能に配立設されるとともに、下端部に連結した駆動モータにより回転駆動されるネジ体と、外周壁に複数に分割された円筒状磁石を備え、内周部が前記ネジ体に螺合されてネジ体の回転に応じて前記案内筒体内を垂直方向に昇降する円筒状の内筒体と、前記案内筒体の外周に摺動可能に嵌装されるとともに、内周壁に前記内筒体の複数に分割された円筒状磁石と異なる磁極を対向させた複数に分割された円筒状磁石を備え、前記内筒体の円筒状磁石との間の磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアームを介して前記ゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した外筒体と、前記内筒体の下端に下方に向けて取り付けた下限位置検出体及びこの下限位置検出体に当接して前記ざる受部の下限位置検出信号を出力する下限リミットスイッチと、を具備するオートリフタと、
    を有することを特徴とするオートリフタ付ゆで麺機。
  4. 2槽のゆで揚げ槽を有するゆで麺機本体と、前記2槽のゆで揚げ槽の両側にゆで麺用のオートリフタを配置したオートリフタ付ゆで麺機であって、
    前記オートリフタは、
    ゆで麺機本体のゆで揚げ槽近傍の定位置に基部がパッキンを用いてゆで麺機本体内部への水分、油分の侵入を阻止する状態で固定されるとともに垂直上方に立設した案内筒体と、
    この案内筒体の中心部に該案内筒体と同心配置で垂直上方に、且つ、回転可能に配立設されるとともに、下端部に連結した駆動モータにより回転駆動されるネジ体と、
    外周壁に円筒状磁石を備え、内周部が前記ネジ体に螺合されてネジ体の回転に応じて前記案内筒体内を垂直方向に昇降する円筒状の内筒体と、
    前記案内筒体の外周に摺動可能に嵌装されるとともに、内周壁に前記内筒体の円筒状磁石と対向する円筒状磁石を備え、前記内筒体の円筒状磁石との間の磁力により内筒体の昇降に連動して垂直方向に昇降するとともに、外周部に取り付けたリフトアームを介して前記ゆで揚げ槽に浸漬させるざる受部を支持した外筒体と、前記内筒体の下端に下方に向けて取り付けた下限位置検出体及びこの下限位置検出体に当接して前記ざる受部の下限位置検出信号を出力する下限リミットスイッチと、
    を具備し、
    前記オートリフタを前記2槽のゆで揚げ槽の各々の近傍に片側3個ずつ並列に、合計6個配置したことを特徴とするオートリフタ付ゆで麺機。
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