JP2007165840A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性を高めることができるとともに光出力の向上を図れる発光装置を提供する。
【解決手段】LEDチップ10と、LEDチップ10が実装された金属基板からなる実装基板20と、当該実装基板20におけるLEDチップ10の実装面側でLEDチップ10を囲む円筒状の枠体40と、枠体40の内側に透明樹脂材料たるシリコーン樹脂を充填して形成されてLEDチップ10および当該LEDチップ10に電気的に接続されたボンディングワイヤ14,14を封止し且つ弾性を有する封止部50とを備える。枠体40は、シリコーン樹脂からなる透明樹脂により形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDチップ(発光ダイオードチップ)を利用した発光装置に関するものである。
従来から、LEDチップと、LEDチップが実装された回路基板と、当該回路基板におけるLEDチップの実装面側でLEDチップを囲む金属製(例えば、アルミニウム製)の枠体と、枠体の内側に充填されLEDチップおよび当該LEDチップに接続されたボンディングワイヤを封止した透明樹脂(例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂など)からなる封止部とを備えた発光装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。ここにおいて、上記特許文献1,2に記載された枠体は、回路基板から離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなる形状に形成されるとともに内側面が鏡面となっており、LEDチップから放射された光を反射するリフレクタを兼ねている。
また、上述の発光装置の応用例として、図14に示すように、青色光を放射するLEDチップ10と、LEDチップ10がサブマウント部材30を介して実装された実装基板20と、当該実装基板20におけるLEDチップ10の実装面側でLEDチップ10を囲むAl製の枠体40’と、枠体40’の内側に充填されLEDチップ10および当該LEDチップ10に電気的に接続された2本のボンディングワイヤ14,14を封止した封止部50’と、封止部50’に重ねて配置されるレンズ60と、LEDチップ10から放射された光によって励起されて発光する黄色蛍光体を含有しレンズ60を覆う形で枠体40’に固着されるドーム状の色変換部材70’とを備え、白色光の発光スペクトルを得ることができる発光装置が提案されている。
図14の構成の発光装置では、実装基板20として、金属板からなる伝熱板21上に絶縁層22bを介して導電膜(例えば、Cu膜など)からなる導体パターン23,23が形成されたもの(例えば、金属基板)を用いている。また、サブマウント部材30は、LEDチップ10と実装基板20との線膨張率差に起因してLEDチップ10に働く応力を緩和するための部材であってAlNにより形成されており、伝熱板21側とは反対側の表面に、LEDチップ10の裏面側の電極が接合される導電パターン(図示せず)を設けてあり、当該導電パターンが上述の2本のボンディングワイヤ14のうちの1本のボンディングワイヤ14を介して一方の導体パターン23と接続されている。また、図14の構成の発光装置では、色変換部材70’とレンズ60とは密着している。
特開2001−85748号公報 特開2001−148514号公報
ところで、上述の図14に示した構成の発光装置では、LEDチップ10で発生した熱をサブマウント部材30および伝熱板21を通して放熱することができるが、封止部50’の材料としてエポキシ樹脂を用いたものでは、−40℃の低温期間と80℃の高温期間とを交互に繰り返すヒートサイクル試験(温度サイクル試験)を行うと、高温時に導体パターン23,23の熱膨張に起因してボンディングワイヤ14,14が断線してしまうことがあった。また、封止部50’の材料としてエポキシ樹脂を用いたものでは、シリコーン樹脂を用いたものに比べて耐候性が低いという不具合があった。
これに対して、図14に示した構成の発光装置において、封止部50’の材料としてシリコーン樹脂を用いたものでは、封止部50’がゲル状であって弾性を有しており、ヒートサイクル試験の高温時にボンディングワイヤ14,14が断線するのを防止することができるが、封止部50’の材料であるシリコーン樹脂の線膨張率が枠体40’の材料であるAlの線膨張率の10倍以上の値であり、両者の線膨張率差に起因してヒートサイクル試験の低温時に封止部50’中にボイドが発生してしまうという不具合があった。
また、上述の発光装置においては、枠体40’の内側面40a’を鏡面とすることでLEDチップ10からの光を効率的に封止部50’の外部へ取り出すようにしているが、枠体40’の内側面40a’での反射時に光損失が生じてしまうという不具合があった。また、図14に示した構成の発光装置では、LEDチップ10の側面から放射される光がボンディングワイヤ14により遮られて光取り出し効率が低下してしまうという不具合もあった。
また、図14に示した構成の発光装置では、色変換部材70’とレンズ60とが密着しているので、色変換部材70’に外力が作用したときに色変換部材70’に発生した応力がレンズ60および封止部50’を通してLEDチップ10に伝達されてLEDチップ10の発光特性が変動してしまうという不具合や、LEDチップ10から放射され封止部50’およびレンズ60を通して色変換部材70’に入射し当該色変換部材70’中の蛍光体の粒子により散乱された光のうちレンズ60側へ散乱された光の大部分がレンズ60に再入射して封止部50’へ戻ってしまい、装置全体としての外部への光取り出し効率が低下するとともに、封止部50’の劣化原因になって発光装置の寿命が短くなってしまうという不具合があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、信頼性を高めることができるとともに光出力の向上を図れる発光装置を提供することにある。
請求項1の発明は、LEDチップと、LEDチップが実装された実装基板と、当該実装基板におけるLEDチップの実装面側でLEDチップを囲む枠体と、枠体の内側に透明樹脂材料を充填して形成されてLEDチップおよび当該LEDチップに電気的に接続されたボンディングワイヤを封止し且つ弾性を有する封止部とを備え、枠体が透明樹脂により形成されてなることを特徴とする。
この発明によれば、枠体の内側に透明樹脂材料を充填して形成されてLEDチップおよび当該LEDチップに接続されたボンディングワイヤを封止し且つ弾性を有する封止部を備え、枠体が透明樹脂により形成されているので、従来のように枠体が金属材料により形成されている場合に比べて枠体と封止部との線膨張率差を小さくすることができ、ヒートサイクル試験の低温時に封止部にボイドが発生するのを抑制することができるから、信頼性を高めることができ、しかも、枠体で光の反射損失が生じるのを抑制することができるから、光出力の向上を図れる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記封止部に重ねて配置されたレンズと、前記LEDチップから放射された光によって励起されて前記LEDチップの発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体および透明材料により形成されてなり前記実装基板の前記実装面側でレンズおよび前記枠体を覆いレンズの光出射面および前記枠体との間に空気層が形成される形で配設されたドーム状の色変換部材とを備えてなることを特徴とする。
この発明によれば、ドーム状の色変換部材が前記実装基板の前記実装面側でレンズおよび前記枠体を覆いレンズの光出射面および前記枠体との間に空気層が形成される形で配設されているので、前記LEDチップから放射される光と色変換部材の蛍光体から放射される光との混色光の取り出し効率を高めることができ、光出力の向上を図れる。また、色変換部材をレンズに密着させる必要がないので、色変換部材の寸法精度や位置決め精度に起因した歩留まりの低下を抑制できるとともに、色変換部材に外力が作用したときに色変換部材に発生した応力がレンズおよび前記封止部を通して前記LEDチップに伝達されるのを抑制できるという利点や、前記LEDチップから放射され前記封止部およびレンズを通して色変換部材に入射し当該色変換部材中の蛍光体の粒子により散乱された光のうちレンズ側へ散乱されてレンズを透過する光の光量を低減できて装置全体としての外部への光取り出し効率を向上できるという利点や、外部雰囲気中の水分が前記LEDチップに到達しにくくなるという利点がある。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記レンズと前記枠体とが前記透明樹脂により一体成形されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記レンズと前記枠体とが別部材である場合に比べて部品点数を少なくできるとともに、前記LEDチップと前記レンズとの光軸のずれに起因した光出力の低下を防止することができる。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明において、前記実装基板は、熱伝導性材料からなり前記LEDチップが実装される伝熱板と、一表面側に前記LEDチップへの給電用の導体パターンを有し伝熱板における前記LEDチップの実装面側に固着された配線基板であって伝熱板における前記LEDチップの実装面を露出させる窓孔が厚み方向に貫設された配線基板とからなることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDチップで発生した熱が配線基板を通らずに伝熱板へ伝熱されるので、放熱性を高めることができ、光出力の向上を図れる。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記LEDチップのチップサイズよりも大きく且つ前記LEDチップと前記伝熱板との間に介在して両者の線膨張率差に起因して前記LEDチップに働く応力を緩和するサブマウント部材を備えてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDチップと前記伝熱板との線膨張率差に起因して前記LEDチップに働く応力を緩和することができ、信頼性を高めることができる。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記サブマウント部材は、前記LEDチップの接合部位の周囲に前記LEDチップの側面から放射された光を反射する反射膜が設けられてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDチップの各側面から前記サブマウント部材側へ放射された光が前記サブマウント部材に吸収されるのを抑制することができ、外部への光取り出し効率の向上による光出力の向上を図れる。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記LEDチップおよび前記サブマウント部材は、平面形状がそれぞれ正方形状であり、前記LEDチップは、平面視における各辺それぞれが前記サブマント部材の一対の対角線のいずれか一方の対角線に交差する形で前記サブマウント部材の中央部に配置されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDチップの側面から前記サブマウント部材側へ放射された光を前記反射膜により効率良く反射することができ、外部への光取り出し効率の向上による光出力の向上を図れる。
請求項8の発明は、請求項5ないし請求項7の発明において、前記サブマウント部材は、前記反射膜の表面が前記色変換部材における前記配線基板側の端縁よりも前記伝熱板から離れて位置するように厚み寸法が設定されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDチップの側面から放射された光が前記配線基板に吸収されるのを防止することができて外部への光取り出し効率を向上することができ、また、前記LEDチップの側面から放射された光が前記色変換部材と前記配線基板との接合部を通して出射されるのを防止することができ、色むらを低減できるとともに、外部への光取り出し効率の向上による光出力の向上を図れる。
請求項9の発明は、請求項5ないし請求項8の発明において、前記LEDチップは、一表面側に一方の電極が形成されるとともに他表面側に他方の電極が形成されており、両電極のうち前記サブマウント部材側の電極である第1の電極が当該第1の電極に電気的に接続されるボンディングワイヤと前記サブマウント部材に設けた導電パターンを介して接続されてなり、前記サブマウント部材側とは反対側の電極である第2の電極が当該第2の電極に電気的に接続されるボンディングワイヤと直接接続されてなり、第2の電極に接続されたボンディングワイヤは、前記LEDチップの1つの対角線に沿った方向へ延出されてなることを特徴とする。
この発明によれば、第2の電極に接続されたボンディングワイヤが前記LEDチップの1つの対角線に沿った方向へ延出されているので、前記LEDチップの側面から放射される光がボンディングワイヤにより遮られにくくなり、ボンディングワイヤに起因した光取り出し効率の低下を抑制できる。
請求項1の発明では、信頼性を高めることができるとともに光出力の向上を図れるという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態の発光装置1は、図1に示すように、LEDチップ10と、LEDチップ10が実装された実装基板20と、実装基板20におけるLEDチップ10の実装面側でLEDチップ10を囲む枠体40と、枠体40の内側に透明樹脂材料を充填して形成されてLEDチップ10および当該LEDチップ10に接続されたボンディングワイヤ14,14を封止し且つ弾性を有する封止部50と、封止部50に重ねて配置されるレンズ60と、LEDチップ10から放射された光によって励起されてLEDチップ10の発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体を透明材料とともに成形した成形品であってレンズ60の光出射面60b側にレンズ60を覆い光出射面60bおよび枠体40との間に空気層80が形成される形で配設されるドーム状の色変換部材70とを備えている。
実装基板20は、熱伝導性材料からなる伝熱板21上に絶縁層22bを介して導電膜(例えば、Cu膜など)からなる導体パターン23,23が形成され、絶縁層22bの中央部に伝熱板21におけるLEDチップ10の実装面を露出させる矩形状の窓孔24が形成されており、LEDチップ10が窓孔24の内側に配置された後述のサブマウント部材30を介して伝熱板21に実装されている。したがって、LEDチップ10で発生した熱が絶縁層22bを介さずにサブマウント部材30および伝熱板21に伝熱されるようになっている。なお、本実施形態では、実装基板20として金属基板を用いており、当該金属基板における金属板が伝熱板21を構成している。また、本実施形態では、伝熱板21の材料としてCuを採用しているが、伝熱板21の熱伝導性材料は絶縁層22bに比べて熱伝導率の高い材料であればよく、Cuに限らず、例えば、Alなどを採用してもよい。
LEDチップ10は、青色光を放射するGaN系青色LEDチップであり、結晶成長用基板としてサファイア基板に比べて格子定数や結晶構造がGaNに近く且つ導電性を有するn形のSiC基板からなる導電性基板11を用いており、導電性基板11の主表面側にGaN系化合物半導体材料により形成されて例えばダブルへテロ構造を有する積層構造部からなる発光部12がエピタキシャル成長法(例えば、MOVPE法など)により成長され、導電性基板11の裏面に図示しないカソード側の電極であるカソード電極(n電極)が形成され、発光部12の表面(導電性基板11の主表面側の最表面)に図示しないアノード側の電極であるアノード電極(p電極)が形成されている。要するに、LEDチップ10は、一表面側にアノード電極が形成されるとともに他表面側にカソード電極が形成されている。上記カソード電極および上記アノード電極は、Ni膜とAu膜との積層膜により構成してあるが、上記カソード電極および上記アノード電極の材料は特に限定するものではなく、良好なオーミック特性が得られる材料であればよく、例えば、Alなどを採用してもよい。なお、本実施形態では、LEDチップ10の発光部12が導電性基板11よりも伝熱板21から離れた側となるように伝熱板21に実装されており、上記カソード電極がサブマウント部材30側の電極である第1の電極を構成し上記アノード電極がサブマウント部材30側とは反対側の電極である第2の電極を構成しているが、LEDチップ10の発光部12が導電性基板11よりも伝熱板21に近い側となるように伝熱板21に実装するようにしてもよい。光取り出し効率を考えた場合には、発光部12を伝熱板21から離れた側に配置することが望ましいが、本実施形態では導電性基板11と発光部12とが同程度の屈折率を有しているので、発光部12を伝熱板21に近い側に配置しても光の取り出し損失が大きくなりすぎることはない。
また、LEDチップ10は、上述の伝熱板21に、LEDチップ10のチップサイズよりも大きなサイズの矩形板状に形成されLEDチップ10と伝熱板21との線膨張率の差に起因してLEDチップ10に働く応力を緩和するサブマウント部材30を介して実装されている。サブマウント部材30は、上記応力を緩和する機能だけでなく、LEDチップ10で発生した熱を伝熱板21においてLEDチップ10のチップサイズよりも広い範囲に伝熱させる熱伝導機能を有している。本実施形態では、サブマウント部材30の材料として熱伝導率が比較的高く且つ絶縁性を有するAlNを採用しており、LEDチップ10は、上記カソード電極がサブマウント部材30におけるLEDチップ10側の表面に設けられ上記カソード電極と接続される導電パターンからなる電極パターン(図示せず)および金属細線(例えば、金細線、アルミニウム細線など)からなるボンディングワイヤ14を介して一方の導体パターン23と電気的に接続され、上記アノード電極がボンディングワイヤ14と直接接続され当該ボンディングワイヤ14を介して他方の導体パターン23と電気的に接続されている。なお、LEDチップ10とサブマウント部材30の上記電極パターンとは、例えば、SnPb、AuSn、SnAgCuなどの半田や、銀ペーストなどを用いて接合すればよいが、AuSn、SnAgCuなどの鉛フリー半田を用いて接合することが好ましい。
サブマウント部材30の材料はAlNに限らず、線膨張率が導電性基板11の材料である6H−SiCに比較的近く且つ熱伝導率が比較的高い材料であればよく、例えば、複合SiC、Siなどを採用してもよい。
上述の封止部50の透明樹脂材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、シリコーン樹脂に限らず、アクリル樹脂などを用いてもよい。
これに対して、枠体40は、円筒状の形状であって、透明樹脂により形成されている(本実施形態では、透明樹脂の成形品により構成されている)が、枠体40を形成する透明樹脂としては、シリコーン樹脂を採用している。要するに、本実施形態では、封止部50の透明樹脂材料の線膨張率と同等の線膨張率を有する透光性材料により枠体40を形成してある。ここに、本実施形態では、枠体40を実装基板20に固着した後で枠体40の内側に上記透明樹脂材料を充填(ポッティング)して熱硬化させることで封止部50を形成しており、封止部50の表面は平面状に形成されている。なお、上記透明樹脂材料としてシリコーン樹脂に代えてアクリル樹脂を用いている場合には、枠体40をアクリル樹脂により形成する(例えば、アクリル樹脂の成形品により構成する)ことが望ましい。
レンズ60は、封止部50側の光入射面60aが平面状に形成されるとともに光出射面60bが凸曲面状に形成されている。ここにおいて、レンズ60は、シリコーン樹脂により形成してあり(本実施形態では、シリコーン樹脂の成形品により構成してあり)、上記透明樹脂材料と屈折率が同じ値となっているが、レンズ60は、シリコーン樹脂に限らず、例えば、アクリル樹脂により形成してもよい。
ところで、レンズ60は、光出射面60bが、光入射面60aから入射した光を光出射面60bと上述の空気層80との境界で全反射させない凸曲面状に形成されている。ここで、レンズ60は、光出射面60bが球面の一部により形成されており、当該球面の中心がLEDチップ10の厚み方向に沿った発光部12の中心線上に位置するように配置されている。したがって、LEDチップ10において実装基板20側とは反対側の表面(本実施形態では、発光部12の表面)から放射された光が光出射面60bと空気層80との境界で全反射されることなく色変換部材70まで到達しやすくなり、全光束を高めることができる。なお、LEDチップ10の側面から放射された光は封止部50および枠体40および空気層80を伝搬して色変換部材70まで到達し色変換部材70の蛍光体を励起したり蛍光体には衝突せずに色変換部材70を透過したりする。
色変換部材70は、シリコーン樹脂のような透明材料とLEDチップ10から放射された青色光によって励起されてブロードな黄色系の光を放射する粒子状の黄色蛍光体とを混合した混合物の成形品により構成されている(要するに、色変換部材70は、蛍光体および透明材料により形成されている)。したがって、本実施形態の発光装置1は、LEDチップ10から放射された青色光と黄色蛍光体から放射された光とが色変換部材70の外面70bを通して放射されることとなり、白色光を得ることができる。なお、色変換部材70の材料として用いる透明材料は、シリコーン樹脂に限らず、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなどを採用してもよい。また、色変換部材70の材料として用いる透明材料に混合する蛍光体も黄色蛍光体に限らず、例えば、赤色蛍光体と緑色蛍光体とを混合しても白色光を得ることができる。
ここで、色変換部材70は、内面70aがレンズ60の光出射面60bおよび枠体40の外側面に沿った形状に形成されている(つまり、レンズ60の光出射面60bに対応した部位は上記球面よりも直径が大きな球面の一部からなる形状)。したがって、レンズ60の光出射面60bの位置によらず法線方向における光出射面60bと色変換部材70の内面70aとの間の距離が略一定値となっている。なお、色変換部材70は、位置によらず法線方向に沿った肉厚が一様となるように成形されている。色変換部材70は、開口部の周縁を実装基板20に対して、例えば接着剤(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂など)を用いて接着すればよい。
以上説明した本実施形態の発光装置1では、枠体40の内側に透明樹脂材料を充填して形成されてLEDチップ10および当該LEDチップ10に接続されたボンディングワイヤ14,14を封止し且つ弾性を有する封止部50を備え、枠体40が透明樹脂により形成されているので、図14に示した構成の発光装置のように枠体40’が金属材料により形成されている場合に比べて、枠体40と封止部50との線膨張率差を小さくすることができ、ヒートサイクル試験の低温時に封止部50にボイドが発生するのを抑制することができるから、信頼性を高めることができ、しかも、枠体40で光の反射損失が生じるのを抑制することができるから、光出力の向上を図れる。また、本実施形態の発光装置1では、封止部50に重ねて配置されたレンズ60と、LEDチップ10から放射された光によって励起されてLEDチップ10の発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体および透明材料により形成されレンズ60および枠体10を覆う形で配設されるドーム状の色変換部材70とを備えているので、LEDチップ10から放射される光と色変換部材70の蛍光体から放射される光との混色光の取り出し効率を高めることができ、光出力の向上を図れる。
また、本実施形態の発光装置1では、色変換部材70はレンズ60の光出射面60bおよび枠体40の外側面との間に空気層80が形成される形で配設すればよく、色変換部材70をレンズ60および枠体40に密着させる必要がないので、色変換部材70の寸法精度や位置決め精度に起因した歩留まりの低下を抑制できる。また、本実施形態の発光装置1では、組立時に色変換部材70の組付けが最終工程となるので、LEDチップ10の発光波長に応じて透明材料に対する蛍光体の配合を調整した色変換部材70を用いることで色ばらつきを低減することもできる。
また、本実施形態の発光装置1では、上述のように色変換部材70とレンズ60との間に空気層80が形成されているので、色変換部材70に外力が作用したときに色変換部材70が変形してレンズ60に当接する可能性が低くなって上記外力により色変換部材70に発生した応力がレンズ60および封止部50を通してLEDチップ10に伝達されるのを抑制でき、上記外力によるLEDチップ10の発光特性の変動が起こりにくくなるから、信頼性が向上するという利点がある。また、色変換部材70とレンズ60との間に上記空気層80が形成されていることにより、外部雰囲気中の水分がLEDチップ10に到達しにくくなるという利点がある。
また、色変換部材70とレンズ60との間に上記空気層80が形成されていることにより、LEDチップ10から放射され封止部50およびレンズ60を通して色変換部材70に入射し当該色変換部材70中の黄色蛍光体の粒子により散乱された光のうちレンズ60側へ散乱されてレンズ60を透過する光の光量を低減できて装置全体としての外部への光取り出し効率を向上できるという利点がある。
ここで、図2(a),(b)に示すように、色変換部材70の光軸とLEDチップ10の光軸とが一致しており、色変換部材70における光軸方向の中央の位置PでLEDチップ10からの青色光が全方位に散乱されたとし、色変換部材70と空気層80との界面での全反射角をφa、色変換部材70と当該色変換部材70の外側の媒質である空気との界面での全反射角をφb、位置Pで散乱された光に関して色変換部材70の内面70a側のエスケープコーンECaの広がり角を2θa、位置Pで散乱された光に関して色変換部材70の外面70b側のエスケープコーンECbの広がり角を2θbとすれば、図2(a)に示すように全反射角φa,φbが40°のときには2θa=60°、2θb=98°となり、図2(b)に示すように全反射角φa,φbが50°のときには2θa=76°、2θb=134°となる。
ここにおいて、色変換部材70に用いている透明材料の屈折率をn、位置Pで散乱され内面70a側のエスケープコーンECaを通して放出される青色光の最大放出効率をηとすれば、η=(1/4n2)×100〔%〕で表されるので、上述のように透明材料としてシリコーン樹脂を用いている場合には、n=1.4として、η≒13%となる。したがって、色変換部材70とレンズ60との間に空気層80が形成されていない場合には、位置Pで散乱された青色光の50%がレンズ60に戻ってしまうのに対して、空気層80を形成したことにより、位置Pで散乱された青色光の13%しかレンズ60に戻らなくなるので、青色光による封止部50の劣化を抑制できる。なお、エスケープコーンECaを通して放出される青色光を少なくするには、色変換部材70の厚みを大きくすることが望ましい。
(実施形態2)
以下、本実施形態の発光装置について図3〜図6を参照しながら説明する。
本実施形態の発光装置1の基本構成は実施形態1と略同じであって、実施形態1では実装基板20として金属基板を用いていたのに対して、実装基板20が、熱伝導性材料からなりLEDチップ10が実装される矩形板状の伝熱板21と、一表面側にLEDチップ10への給電用の導体パターン23,23を有し伝熱板21におけるLEDチップ10の実装面側に固着された配線基板22であって伝熱板21におけるLEDチップ10の実装面を露出させる矩形状の窓孔24が厚み方向に貫設された配線基板22とで構成されている点などが相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の発光装置1は、実装基板20においてLEDチップ10が実装される一表面側とは反対の他表面側に、シート状の接合用部材90として、シリカやアルミナなどのフィラーからなる充填材を含有し且つ加熱時に低粘度化する樹脂シート(例えば、溶融シリカを高充填したエポキシ樹脂シートのような有機グリーンシート)を備えている。しかして、本実施形態の発光装置1を照明器具の光源として用いる場合には、例えば、照明器具における金属(例えば、Al,Cuなどの熱伝導率の高い金属)製の器具本体100と実装基板20とを接合用部材90により接合することができる。ここにおいて、上記樹脂シートからなる接合用部材90は、電気絶縁性を有するとともに熱伝導率が高く加熱時の流動性が高く凹凸面への密着性が高いので、実装基板20を金属製の器具本体100に接合用部材90を介して接合する(実装基板20と器具本体100との間に接合用部材90を介在させた後で接合用部材90を加熱することで実装基板20と器具本体100とを接合する)際に接合用部材90と実装基板20および器具本体100との間に空隙が発生するのを防止することができて、密着不足による熱抵抗の増大やばらつきの発生を防止することができ、LEDチップ10から器具本体100までの熱抵抗を小さくすることができて放熱性が向上するとともに熱抵抗のばらつきが小さくなり、LEDチップ10のジャンクション温度の温度上昇を抑制できるから、入力電力を大きくでき、光出力の高出力化を図れる。なお、本実施形態の発光装置1を照明器具の光源として用いる場合には、器具本体100に複数個の発光装置1を実装して複数個の発光装置1を直列接続したり並列接続したりすればよい。
上述の配線基板22は、ガラスエポキシ樹脂からなる絶縁性基材22aの一表面側に、LEDチップ10への給電用の導体パターン23,23が設けられ、上述の窓孔24が絶縁性基材22aの厚み方向に貫設されている。したがって、本実施形態の発光装置1では、LEDチップ10で発生した熱が配線基板22を介さずにサブマウント部材30および伝熱板21に伝熱されるようになっている。ここにおいて、伝熱板21の熱伝導性材料としてはCuを採用しているが、絶縁性基材22aに比べて熱伝導率の高い材料であればよく、Cuに限らず、例えばAlなどを採用してもよい。なお、本実施形態では、配線基板22の絶縁性基材22aが実施形態1における絶縁層22b(図1参照)に対応している。
本実施形態では、伝熱板21と配線基板22とは、絶縁性を有するシート状の接着フィルム(例えば、ポリオレフィン系の固着シートなど)からなる固着材25により固着されている。また、各導体パターン23は、Ni膜とAu膜との積層膜により構成されている。ここで、各導体パターン23は、Ni膜とAu膜との積層膜に限らず、例えば、Cu膜とNi膜とAg膜との積層膜により構成してもよい。また、上述の固着材25の代わりに、絶縁性基材22aの伝熱板21側に接合用金属層を設けておき、絶縁性基材22aと伝熱板21とを接合用金属層を介して固着するようにしてもよい。なお、本実施形態では、各導体パターン23がリードパターンを構成しており、枠体40よりも内側に設けられている部位がインナーリード部23aを構成し、色変換部材70により覆われていない部位がアウターリード部23bを構成している。ここにおいて、色変換部材70は、開口部の周縁を絶縁性基材22aに対して、例えば接着剤(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂など)からなる接合部(図示せず)を介して固着されている。
また、本実施形態では、LEDチップ10およびサブマウント部材30の平面形状がそれぞれ正方形状であり、図5に示すように、LEDチップ10と電気的に接続された各ボンディングワイヤ14,14が、LEDチップ10の1つの対角線に沿った方向に延出されており、LEDチップ10の側面から放射される光がボンディングワイヤ14,14により遮られにくくなり、ボンディングワイヤ14,14に起因した装置全体の光取り出し効率の低下を抑制できる。
また、サブマウント部材30は、図6に示すように、LEDチップ10が接合される導電パターンからなる電極パターン31の周囲に、LEDチップ10の側面から放射された光を反射する反射膜(例えば、Ni膜とAg膜との積層膜、Al膜など)32が形成されている。したがって、本実施形態の発光装置1では、サブマウント部材30がLEDチップ10よりも平面サイズが大きな平板状に形成されるとともに、電極パターン31の周囲にLEDチップ10の側面から放射された光を反射する反射膜32が設けられているので、LEDチップ10の側面からサブマウント部材20側へ放射された光がサブマウント部材30に吸収されるのを抑制することができ、外部への光取り出し効率の向上による光出力の向上を図れる。ここにおいて、LEDチップ10は、平面視における各辺それぞれがサブマント部材30の一対の対角線のいずれか一方の対角線に交差する形でサブマウント部材30の中央部に配置されているので、LEDチップ10の各側面それぞれからサブマウント部材30側へ放射された光を反射膜32により効率良く反射することができ、外部への光取り出し効率の向上による光出力の向上を図れる。なお、本実施形態では、LEDチップ10とサブマント部材30とを厚み方向に沿った中心軸が略一致し、且つ、LEDチップ10の平面視における各辺それぞれがサブマウント部材30の上記一方の対角線と略45度の角度をなすように配置してある。
ところで、本実施形態の発光装置1では、反射膜32の表面が色変換部材70における配線基板22側の端縁よりも伝熱板21から離れて位置するようにサブマウント部材30の厚み寸法が設定されているので、枠体40が、絶縁性基材22aにおける伝熱板21側とは反対側でLEDチップ10およびサブマウント部材30を囲む形で配設されている。また、実施形態1におけるレンズ60は平凸レンズにより構成されていたが、本実施形態におけるレンズ60は、封止部50側の光入射面60aおよび光出射面60bそれぞれが凸曲面状に形成された両凸レンズにより構成されている。
以上説明した本実施形態の発光装置1では、反射膜32の表面が色変換部材70における配線基板22側の端縁よりも伝熱板21から離れて位置するようにサブマウント部材30の厚み寸法が設定されているので、LEDチップ10の側面から放射された光が配線基板22における窓孔24の内周面を通して配線基板22に吸収されるのを防止することができて外部への光取り出し効率を向上することができ、しかも、LEDチップ10の側面から放射された光が色変換部材70と配線基板22との上記接合部を通して出射されるのを防止することができ、色むらを低減できるとともに、外部への光取り出し効率を向上による光出力の向上を図れる。
(実施形態3)
以下、本実施形態の発光装置について図7〜図9に基づいて説明する。
本実施形態の発光装置1の基本構成は実施形態2と略同じであって、レンズ60と枠体40とが同一の透明樹脂(透光性材料)により一体成形されている点などが相違する。なお、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態における配線基板22は、絶縁性基材22aにおける伝熱板21側とは反対の表面側に、導体パターン23,23および絶縁性基材22aにおいて導体パターン23,23が形成されていない部位を覆う白色系の樹脂からなるレジスト層26(図7および図9参照)が積層されている。したがって、LEDチップ10の側面から放射されレジスト層26の表面に入射した光がレジスト層26の表面で反射されるので、LEDチップ10から放射された光が配線基板22における伝熱板21側とは反対の表面を通して吸収されるのを防止することができ、外部への光取り出し効率の向上による光出力の向上を図れる。
ここにおいて、レジスト層26は、配線基板22の窓孔24の近傍において各導体パターン23,23のインナーリード部23a,23aを露出させる円形状の開口窓26aが形成され、配線基板22の周部において各導体パターン23,23のアウターリード部23b,23bそれぞれを露出させる円形状の開口窓26b,26bが形成されている。
また、本実施形態におけるレンズ60は、封止部50側の光入射面60aが平面状に形成され光出射面60bが凸曲面状に形成された平凸レンズ状に形成されている。
ここにおいて、レンズ60と枠体40とは上述のように、同一の透明樹脂(例えば、シリコーン樹脂など)により一体成形されており(言い換えれば、レンズ60と枠体40とが連続一体に形成されており)、封止部50と屈折率および線膨張率が同じ値となっている。なお、レンズ60と枠体40とは封止部50の封止樹脂材料の屈折率および弾性率を下回らない透明樹脂により一体成形すればよく、例えば、封止樹脂材料がアクリル樹脂である場合には、レンズ60と枠体40とをアクリル樹脂により一体成形してもよい。また、レンズ60および枠体40の透明樹脂は、封止樹脂材料の線膨張率と同等の線膨張率を有していればよい。
また、本実施形態の発光装置は、LEDチップ10が、実装基板20の最表面(レジスト層26の表面)を含む平面から当該平面の法線方向に離間した位置に配置されており、レンズ60と枠体40とで構成されるレンズブロックにおいてレンズ60と枠体40とで囲まれた空間がLEDチップ10を収納する収納凹部を構成している。
本実施形態の発光装置の製造方法としては、図11に示すように、LEDチップ10とボンディングワイヤ14,14とを電気的に接続した後、レンズ60と枠体40とで囲まれる空間に上述の封止部50となる液状の封止樹脂材料(例えば、シリコーン樹脂)50cを注入してから、レンズ60を実装基板20との間に枠体40が介在する形で実装基板20に対向配置して封止樹脂材料50cを硬化させることにより封止部50を形成するような製造方法が考えられる。しかしながら、このような製造方法では、製造過程において封止部50にボイドが発生する恐れがある。
そこで、本実施形態の発光装置1の製造にあたっては、図10に示すように、実装基板20にLEDチップ10を実装してLEDチップ10とボンディングワイヤ14,14とを電気的に接続した後、LEDチップ10およびボンディングワイヤ14,14を封止部50の一部となる液状の第1の封止樹脂材料(例えば、シリコーン樹脂)50aにより覆ってから、レンズ60と枠体40とで囲まれる空間に第1の封止樹脂材料50aと同一材料からなり封止部50の他の部分となる液状の第2の封止樹脂材料(例えば、シリコーン樹脂)50bを注入し、その後、レンズ60を実装基板20との間に枠体40が介在する形で実装基板20に対向配置して各封止樹脂材料50a,50bを硬化させることにより封止部50を形成するようにしている。このような製造方法によれば、製造過程で封止部50にボイドが発生しにくくなり、信頼性が高く且つ光出力が大きな発光装置1を提供することができる。ここで、第2の封止樹脂材料50bを注入する前に、第1の封止樹脂材料50aを硬化させておけば、第1の封止樹脂材料50aの粘度が低下し上記収納凹部内に閉じ込められたボイドが抜けやすくなるという利点がある。なお、本実施形態では、実装基板20のレジスト層26の中央部に形成された円形状の開口窓26aの内径を色変換部材70の最大外径よりもやや大きな寸法に設定してあり、第1の封止樹脂材料50aをポッティングした際に開口窓26aの内周面近傍まで流れ込んだ第1の封止樹脂材料50aを、色変換部材70と実装基板20とを接合する接着剤として利用している。
以上説明した本実施形態の発光装置1では、レンズ60と枠体40とが同一の透明樹脂により一体成形されているので、レンズ60と枠体40とが別部材である場合に比べて部品点数を少なくできるとともに、LEDチップ10とレンズ60との光軸のずれに起因した光出力の低下を防止することができる。
(実施形態4)
以下、本実施形態の発光装置1について図12に基づいて説明する。
本実施形態の発光装置1の基本構成は実施形態3と略同じであって、レジスト層26の中央部の開口窓26aの内径を色変換部材70の最大内径よりもやや小さく設定してあり、色変換部材70における実装基板20側の端縁とレジスト層26における開口窓26aの周部とを全周に亘って接着剤からなる接合部75により接合している点が相違する。なお、実施形態3と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
したがって、本実施形態の発光装置1の製造にあたっては、実施形態3と同様、図13に示すように、実装基板20にLEDチップ10を実装してLEDチップ10とボンディングワイヤ14,14とを電気的に接続した後、LEDチップ10およびボンディングワイヤ14,14を封止部50の一部となる液状の第1の封止樹脂材料(例えば、シリコーン樹脂)50aにより覆ってから、レンズ60と枠体40とで囲まれる空間に第1の封止樹脂材料50aと同一材料からなり封止部50の他の部分となる液状の第2の封止樹脂材料(例えば、シリコーン樹脂)50bを注入し、その後、レンズ60を実装基板20との間に枠体40が介在する形で実装基板20に対向配置して各封止樹脂材料50a,50bを硬化させることにより封止部50を形成するようにしている。ここにおいて、本実施形態の発光装置1の製造にあたっては、レジスト層26により、色変換部材70の接合部位まで第1の封止樹脂材料50aが流出するのを防止しており、色変換部材70の実装基板20側の端縁と実装基板20とを接着剤により接合しているので、色変換部材70と実装基板20との間に介在する接合部75の厚みの制御が容易になるとともに、色変換部材70と実装基板20との接合の信頼性が向上する。なお、接合部75の接着剤としては、色変換部材70と同じ材料を用いるのが望ましい。
ところで、上述の各実施形態では、実装基板20に1つのLEDチップ10を実装してあるが、実装基板20に実装するLEDチップ10の数は1つに限らず、複数でもよく、LEDチップ10ごとにサブマウント部材30、枠体40、封止部50、レンズ60および色変換部材70を設けてもよいし、複数のLEDチップ10を1つの枠体40で囲むようにし、当該枠体40で囲まれた複数のLEDチップ10に対して、サブマウント部材30、封止部50、レンズ60および色変換部材70を共通で設けるようにしてもよい。
また、上述の各実施形態では、LEDチップ10として、発光色が青色の青色LEDチップを採用しており、導電性基板11としてSiC基板を採用しているが、SiC基板の代わりにGaN基板を用いてもよく、SiC基板やGaN基板を用いた場合には結晶成長用基板として絶縁体であるサファイア基板を用いている場合に比べて、結晶成長用基板の熱伝導率が高く結晶成長用基板の熱抵抗を小さくできる。また、LEDチップ10の発光色は青色に限らず、例えば、赤色、緑色などでもよい。すなわち、LEDチップ10の発光部12の材料はGaN系化合物半導体材料に限らず、LEDチップ10の発光色に応じて、GaAs系化合物半導体材料やGaP系化合物半導体材料などを採用してもよい。また、導電性基板11もSiC基板に限らず、発光部12の材料に応じて、例えば、GaAs基板、GsP基板などから適宜選択すればよい。
実施形態1を示す概略断面図である。 同上の要部説明図である。 実施形態2の発光装置を用いた照明器具の要部概略断面図である。 同上の発光装置を用いた照明器具の一部破断した要部概略分解斜視図である。 同上の発光装置の要部概略平面図である。 同上の発光装置におけるサブマウント部材の概略斜視図である。 実施形態3の発光装置を用いた照明器具の要部概略断面図である。 同上の発光装置を用いた照明器具の一部破断した要部概略分解斜視図である。 同上の発光装置における配線基板を示す概略平面図である。 同上の発光装置の製造方法の説明図である。 同上の発光装置の製造方法の説明図である。 実施形態4の発光装置を用いた照明器具の要部概略断面図である。 同上の発光装置の製造方法の説明図である。 従来例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 発光装置
10 LEDチップ
14 ボンディングワイヤ
20 実装基板
21 伝熱板
22 配線基板
22b 絶縁層
23 導体パターン
30 サブマウント部材
31 電極パターン(導電パターン)
32 反射膜
40 枠体
50 封止部
60 レンズ
60b 光出射面
70 色変換部材
80 空気層

Claims (9)

  1. LEDチップと、LEDチップが実装された実装基板と、当該実装基板におけるLEDチップの実装面側でLEDチップを囲む枠体と、枠体の内側に透明樹脂材料を充填して形成されてLEDチップおよび当該LEDチップに電気的に接続されたボンディングワイヤを封止し且つ弾性を有する封止部とを備え、枠体が透明樹脂により形成されてなることを特徴とする発光装置。
  2. 前記封止部に重ねて配置されたレンズと、前記LEDチップから放射された光によって励起されて前記LEDチップの発光色とは異なる色の光を放射する蛍光体および透明材料により形成されてなり前記実装基板の前記実装面側でレンズおよび前記枠体を覆いレンズの光出射面および前記枠体との間に空気層が形成される形で配設されたドーム状の色変換部材とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記レンズと前記枠体とが前記透明樹脂により一体成形されてなることを特徴とする請求項2記載の発光装置。
  4. 前記実装基板は、熱伝導性材料からなり前記LEDチップが実装される伝熱板と、一表面側に前記LEDチップへの給電用の導体パターンを有し伝熱板における前記LEDチップの実装面側に固着された配線基板であって伝熱板における前記LEDチップの実装面を露出させる窓孔が厚み方向に貫設された配線基板とからなることを特徴とする請求項2または請求項3記載の発光装置。
  5. 前記LEDチップのチップサイズよりも大きく且つ前記LEDチップと前記伝熱板との間に介在して両者の線膨張率差に起因して前記LEDチップに働く応力を緩和するサブマウント部材を備えてなることを特徴とする請求項4記載の発光装置。
  6. 前記サブマウント部材は、前記LEDチップの接合部位の周囲に前記LEDチップの側面から放射された光を反射する反射膜が設けられてなることを特徴とする請求項5記載の発光装置。
  7. 前記LEDチップおよび前記サブマウント部材は、平面形状がそれぞれ正方形状であり、前記LEDチップは、平面視における各辺それぞれが前記サブマント部材の一対の対角線のいずれか一方の対角線に交差する形で前記サブマウント部材の中央部に配置されてなることを特徴とする請求項6記載の発光装置。
  8. 前記サブマウント部材は、前記反射膜の表面が前記色変換部材における前記配線基板側の端縁よりも前記伝熱板から離れて位置するように厚み寸法が設定されてなることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記LEDチップは、一表面側に一方の電極が形成されるとともに他表面側に他方の電極が形成されており、両電極のうち前記サブマウント部材側の電極である第1の電極が当該第1の電極に電気的に接続されるボンディングワイヤと前記サブマウント部材に設けた導電パターンを介して接続されてなり、前記サブマウント部材側とは反対側の電極である第2の電極が当該第2の電極に電気的に接続されるボンディングワイヤと直接接続されてなり、第2の電極に接続されたボンディングワイヤは、前記LEDチップの1つの対角線に沿った方向へ延出されてなることを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載の発光装置。
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