JP2007165058A - タブ端子、その固定構造、その接続構造及び電気接続箱 - Google Patents

タブ端子、その固定構造、その接続構造及び電気接続箱 Download PDF

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Abstract

【課題】電線を確実に接続することができるタブ端子、その固定構造、その接続構造及び電気接続箱を提供する。
【解決手段】タブ端子4は、一枚の金属片からなりその基端が折り曲げられたJ字形状をしている。ここで、金属片の先端側の長い板片を接続端子部4aとし、基板側の折り曲げた部分を電線接続部4bとする。接続端子部4aには、電線接続部4bとがつながる位置には、下辺及び左右辺の3辺に切れ目を入れて電線接続部4bと反対側に折り返すことにより係止片4cが形成されている。また、接続端子部分4aの先端部は、上部になるに従って部材が細くなるよう面取り加工され、外部電装部品のコネクタと電気的に接合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等に搭載される電気部品の端子や配線を接続する電気接続箱、それに設置されるタブ端子、その固定構造、その接続構造及び電気接続箱に関する。
近年、自動車等の多機能化に伴い、自動車等に搭載される電装部品は増加している。一般に、これらの電装部品の端子や電装部品の配線であるワイヤーハーネスは、接続される部位ごとにまとめられ電気接続箱に接続される。
電気接続箱は、電装部品を電気的に接続する回路と、内部にこの回路を収納し外面にリレー、ヒューズ及び他の電装部品と係合するコネクタを備えたケースとを備えて構成されている。
従来の電気接続箱の回路材料は、金属板を任意の形状に打ち抜いて折り曲げたバスバーによって構成されており、金属板を打ち抜く金型製作にコストがかかり、また回路設計の自由度も低かった。
そこで、回路材料としてバスバーの代わりに電線を用い、電装部品の端子及びワイヤーハーネスを電気的に接続する布線電気接続箱も提案されている(特許文献1、2)。これにより、バスバー電気接続箱のような金型作製の工程を必要せず、安価な電線を用いることでコストダウンが図れ、電線による配線で自由に形成できるため回路設計の自由度も高い。
特開平8−37719号 特開平8−185906号
しかしながら、このような布線配線箱では、回路材料の端子として用いられるタブ端子は、特許文献1のように圧接端子を使用するか、特許文献2のように金属板をL字状に折り曲げたものを使用しており、前者の場合には、過圧接による電線切れや圧接不足による接触不良を引き起こし、後者の場合には、丸状の電線に対してタブ端子が平面で接していたため、電線とタブ端子との接触面積が小さく信頼性が低かった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、電線を確実に接続することができるタブ端子、その固定構造、その接続構造及び電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明に係る第1のタブ端子は、板片からなる接続端子部と、この接続端子部の基端側に形成されて前記接続端子部を絶縁基体の端子収容孔に固定するための係止部と、前記接続端子部の基端側に設けられて前記接続端子部が延びる方向と直交する方向に延びる導体と面接触で接合される導体接続部とを、一枚の金属片を折り曲げて一体に形成してなる。
本発明に係る第2のタブ端子は、板片からなる接続端子部と、この接続端子部の基端側からU字型に折り返して形成されて内側に電線を収容し接続する電線接続部と、前記接続端子部と前記電線接続部の接続部近傍に形成されて前記接続端子部から前記電線接続部の外側に開いた係止片からなる係止部とを、一枚の金属片を折り曲げて一体に形成してなる。
本発明に係る第3のタブ端子は、板片からなる接続端子部と、この接続端子部の基端側からU字型に折り返して形成されて内側に電線を収容し接続する電線接続部と、前記接続端子部と前記電線接続部の接続部近傍に形成された係止孔からなる係止部とを、一枚の金属片を折り曲げて一体に形成してなるタブ端子。
本発明に係るタブ端子の固定構造は、前記第2又は第3のタブ端子を絶縁基体の端子収容孔に収容し、前記電線接続部の端部を前記端子収容孔に形成された段部に当接させると共に、前記係止部を前記端子収容孔の前記段部とは反対側に形成された係止受け部に係止させることにより前記タブ端子を前記端子収容孔に固定したことを特徴とする。
本発明に係るタブ端子の接続構造は、前記第2又は第3のタブ端子の電線接続部に、中間口出しをした電線の前記中間口
出し部に露出した電線導体を収容して、前記電線接続部と前記電線導体との接続を図ることを特徴とする。
更に、本発明に係る電気接続箱は、前記タブ端子の接続構造を有するものである。
本発明によれば、タブ端子の導体接続部が導体と面接触で接合されるので、従来のタブ端子と比較して導体との確実な接続が可能である。
以下、添付した図面を参照して本発明に係る電気接続箱の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱の一部の展開斜視図である。
図1に示すように樹脂等の絶縁材からなる第1及び第2のインシュレーションパネル1、2の片面(配線面1S、2S)には、それぞれ所定の位置に電線2を収納する溝1a、2aと、図示しない外部電装部品と電気的に接合するタブ端子3が係合する端子収容部である係止孔1b、2bが形成されている。電線3は、所定の隙間dを介して配された2つのインシュレーションパネル1、2の配線面1S、2Sを一方の縁部1e、2eを介してまたぐように布線されており各溝1a、2aに収納される。
図2は、タブ端子4の斜視図である。
タブ端子4は、一枚の金属片からなりその基端が折り曲げられたJ字形状をしている。ここで、金属片の先端側の長い板片を接続端子部4aとし、基板側の折り曲げた部分を電線接続部4bとする。接続端子部4aと、電線接続部4bとがつながる位置には、下辺及び左右辺の3辺に切れ目を入れて電線接続部4bと反対側に折り返すことにより係止片4cが形成されている。また、接続端子部分4aの先端部は、上部になるに従って部材が細くなるよう面取り加工され、図示しない外部電装部品のコネクタと電気的に接合する。
図3は、電線3の一部拡大図である。電線3は、任意の部分において被覆材3aが剥がされており、その位置で電線3内部の導電材3bとタブ端子4とが電気的に接合される。ここで、電線3は、大電流回路では撚り線の太物電線3cを用い、中及び小電流回路では撚り線もしくは単線の細物電線3dを用いることが好ましい。また、電線3とタブ端子4との接続方法としては、抵抗溶接、レーザ溶接、ハンダ付け、超音波溶着のいずれかの方法を用いることができる。また、電線接続部4bで導電材3bを巻き込むように圧接し、電線3とタブ端子4とを接続することもできる。
図4は、図1のA−A’断面図である。J字形状のタブ端子4は、電線接続部4bの端部が立ち上がった位置近傍までインシュレーションパネル1(2)の係止孔1b(2b)に嵌め込まれる。電線接続部4bの先端部は、これと対向する係止孔1b(2b)が有するY側に面した段である第1の係止部1c(2c)と係合し、タブ端子4がX側に抜けるのを防止する。また、係止片4cは、係止孔1b(2b)の第1の係止部1c(2c)とは反対側の壁面に形成されたX側に面した段である第2の係止部1d(2d)と係合し、タブ端子4がY側に抜けるのを防止する。また、タブ端子4の電線接続部4bのU字形の湾曲部の内側では、電線3の中間口出しされた導電材3bが抱え込まれるように保持される。
図5は、同電気接続箱の分解斜視図である。
第1及び第2のインシュレーションパネル1、2は、間に絶縁材8を介して配線されていない背面同士が重なり合わせられる。上側の第1のインシュレーションパネル1の配線面側には、第1のインシュレーションパネル1と対向する方向に開口した箱状の上ケース5が配され、下側に配された第2のインシュレーションパネル2の配線面側には、上ケース5と脱着可能に係合する下ケース6が配される。ここで、上ケース5の上面には、ヒューズ9及びリレー10と脱着可能に係合するヒューズ装着部5b及びリレー装着部5aが一体形成されており、下ケース6の底面には、コネクタ11が脱着可能に係合するコネクタ装着部6aが一体成形されている。
図6は、本発明に係る第2の実施形態に係るタブ端子の構成を示す斜視図である。また、図7は、同タブ端子をインシュレーションパネルに実装した断面図である。
このタブ端子12は、第1の実施形態におけるタブ端子4と同様に、接続端子部12aと電線接続部12bとを備え、接続端子部12aの電線接続部12bと接しない一端はテーパー加工が施されている。第1の実施形態との違いは、係止片4cの代わりに、係止片4cの位置に矩形の孔である係止孔12cが形成されている点である。このようなタブ端子12を用いる際には、第1及び第2のインシュレーションパネル13(14)の係止孔12cと接する面に、係止部材(ランス)13d(14d)が設けられる。この係止部材13d(14d)は、係止孔13a(14a)の側壁下部から上側に向かって立ち上がるように形成され、上部には、係止孔12cと係合する凸部13d(14d)が形成されている。このように、凸部13d(14d)が、係止孔12cと係合することによりタブ端子12がインシュレーションパネル13(14)に仮固定され、電線3との接続が容易になる。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るタブ端子の構成を示す斜視図である。
このタブ端子15は、金属片を折り曲げて形成された接続端子部15a、導体接続部15b及び係止片15cからなる。なお、接続端子部15aの先端には、第1〜2の実施形態と同様にテーパー加工が施され、接続端子部15aの基端部には、3辺に切れ目を入れて外側に折り返すことにより係止片15cが形成されている。導体接続部15bは平面導体との接続を考慮して平面状に形成されている。
図9は、本発明の第4の実施形態に係るタブ端子の構成を示す斜視図である。
このタブ端子は、一枚の金属板を逆方向に2箇所折り曲げた一段の階段形状をしている。ここで、階段形状の上部垂直になった面を第1面16aとし、それに続く水平となった面を第2面16bとし、更に下方の垂直になった面を第3面16cとする。第2面16bには、平面導体が接続される。第1面16aの上端部には、第1〜3の実施形態と同様にテーパー部が設けられ、第3面16cには、3辺を矩形状に切り取った切り欠き部が設けられ、この切り欠き部を外側に折り返して係止片16dが形成されている。
このようなタブ端子の形状としても本発明を実施することができる。
本発明に係る電気接続箱の一部展開斜視図である。 本発明に係る電気接続箱のタブ端子の斜視図である。 図1のA−A’断面図である。 同電気接続箱の分解斜視図である。 本発明に係る電気接続箱の他のタブ端子の斜視図である。 本発明に係る電気接続箱の更に他のタブ端子の斜視図である。 本発明に係る電気接続箱の更に他のタブ端子の斜視図である。 本発明に係る電気接続箱の更に他のタブ端子の斜視図である。 本発明に係る電気接続箱の更に他のタブ端子の斜視図である。
符号の説明
1,2,13,14…インシュレーションパネル、3…電線、4,12,15,16…タブ端子、5…上ケース、6…下ケース、9…ヒューズ、10…リレー、11…コネクタ。

Claims (7)

  1. 板片からなる接続端子部と、
    この接続端子部の基端側に形成されて前記接続端子部を絶縁基体の端子収容孔に固定するための係止部と、
    前記接続端子部の基端側に設けられて前記接続端子部が延びる方向と直交する方向に延びる導体と面接触で接合される導体接続部とを、
    一枚の金属片を折り曲げて一体に形成してなるタブ端子。
  2. 板片からなる接続端子部と、
    この接続端子部の基端側からU字型に折り返して形成されて内側に電線を収容し接続する電線接続部と、
    前記接続端子部と前記電線接続部の接続部近傍に形成されて前記接続端子部から前記電線接続部の外側に開いた係止片からなる係止部とを、
    一枚の金属片を折り曲げて一体に形成してなるタブ端子。
  3. 板片からなる接続端子部と、
    この接続端子部の基端側からU字型に折り返して形成されて内側に電線を収容し接続する電線接続部と、
    前記接続端子部と前記電線接続部の接続部近傍に形成された係止孔からなる係止部とを、
    一枚の金属片を折り曲げて一体に形成してなるタブ端子。
  4. 請求項2又は3記載のタブ端子を絶縁基体の端子収容孔に収容し、前記電線接続部の端部を前記端子収容孔に形成された段部に当接させると共に、前記係止部を前記端子収容孔の前記段部とは反対側に形成された係止受け部に係止させることにより前記タブ端子を前記端子収容孔に固定したことを特徴とするタブ端子の固定構造。
  5. 請求項2又は3記載のタブ端子の電線接続部に、中間口出しをした電線の前記中間口出し部に露出した電線導体を収容して、前記電線接続部と前記電線導体との接続を図ることを特徴とするタブ端子の電線接続構造。
  6. 前記電線接続部と前記電線導体とは、抵抗溶接、レーザ溶接、ハンダ付け又は超音波溶着によって接続されていることを特徴とする請求項5記載のタブ端子の電線接続構造。
  7. 請求項5又は6記載のタブ端子の電線接続構造を有する電気接続箱。
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CN114556703A (zh) * 2019-10-18 2022-05-27 株式会社自动网络技术研究所 配线部件

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