JP2007162944A - 液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システム - Google Patents

液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007162944A
JP2007162944A JP2006332930A JP2006332930A JP2007162944A JP 2007162944 A JP2007162944 A JP 2007162944A JP 2006332930 A JP2006332930 A JP 2006332930A JP 2006332930 A JP2006332930 A JP 2006332930A JP 2007162944 A JP2007162944 A JP 2007162944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
meter
hydraulic
control valve
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006332930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5060777B2 (ja
Inventor
Kazunori Yoshino
和憲 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Caterpillar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd, Caterpillar Inc filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Publication of JP2007162944A publication Critical patent/JP2007162944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5060777B2 publication Critical patent/JP5060777B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/008Reduction of noise or vibration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B11/00Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
    • F15B11/006Hydraulic "Wheatstone bridge" circuits, i.e. with four nodes, P-A-T-B, and on-off or proportional valves in each link
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2211/00Circuits for servomotor systems
    • F15B2211/30Directional control
    • F15B2211/305Directional control characterised by the type of valves
    • F15B2211/3056Assemblies of multiple valves
    • F15B2211/30565Assemblies of multiple valves having multiple valves for a single output member, e.g. for creating higher valve function by use of multiple valves like two 2/2-valves replacing a 5/3-valve
    • F15B2211/30575Assemblies of multiple valves having multiple valves for a single output member, e.g. for creating higher valve function by use of multiple valves like two 2/2-valves replacing a 5/3-valve in a Wheatstone Bridge arrangement (also half bridges)
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2211/00Circuits for servomotor systems
    • F15B2211/60Circuit components or control therefor
    • F15B2211/63Electronic controllers
    • F15B2211/6303Electronic controllers using input signals
    • F15B2211/6306Electronic controllers using input signals representing a pressure
    • F15B2211/6313Electronic controllers using input signals representing a pressure the pressure being a load pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2211/00Circuits for servomotor systems
    • F15B2211/70Output members, e.g. hydraulic motors or cylinders or control therefor
    • F15B2211/705Output members, e.g. hydraulic motors or cylinders or control therefor characterised by the type of output members or actuators
    • F15B2211/7051Linear output members
    • F15B2211/7053Double-acting output members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2211/00Circuits for servomotor systems
    • F15B2211/80Other types of control related to particular problems or conditions
    • F15B2211/86Control during or prevention of abnormal conditions
    • F15B2211/8616Control during or prevention of abnormal conditions the abnormal condition being noise or vibration

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システムを提供する。
【解決手段】アクチュエータを操作するための第1の流路及びアクチュエータを操作するための第2の流路が、ブームのロッド側のライン、ブームの頭部側のラインを含む、ブームシリンダに接続される。第1の及び第2の流路のそれぞれの第1の及び第2の供給ライン及び第1の及び第2の排出ラインが、それぞれ、第1の及び第2のメータイン制御弁及び第1の及び第2のメータアウト制御弁にそれぞれ接続される。ブーム操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に、アクチュエータを操作するためのそれぞれの流路内で生成された圧力振動が検出され、個々のメータイン制御弁及びメータアウト制御弁が、それぞれの流路内の圧力振動を抑制するよう制御される。
【選択図】図2

Description

本明細書は、圧力振動を減衰するための液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システムに関する。
一般に、油圧掘削機のような作業機械には、油圧シリンダのような様々な液圧アクチュエータが装備されている。液圧アクチュエータが、たとえば油圧掘削機に取り付けられた前部作業リンク機構を動作させるための油圧シリンダである場合には、油圧シリンダ用の操作レバーを急に動作位置からニュートラル位置に戻すと、油圧シリンダの油の供給又は排出が中断される。このため、油圧シリンダ内に残っている運動エネルギが圧力振動を生成するが、この圧力振動の固有振動数は、油圧シリンダのオイルチャンバ内の又は供給路又は排出路内の油の圧縮、及び油圧シリンダに作用する重量負荷の慣性によって決まる。圧力振動は、残っている運動エネルギが放熱の形で消滅するまで長時間持続するため、操作者は不快な気持ちになり、動作効率も損なわれる。
したがって、操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻るとすぐに液圧アクチュエータ内で生成される、このような圧力振動を素早く抑制する技術が必要となる。
圧力振動を抑制するよう制御される、(特許文献1)に開示されている制御弁は、油圧シリンダのロッド側のオイルチャンバ及び頭部側のオイルチャンバ用の供給及び排出制御が1つのスプール弁によって行われるような形で配置される。この結果、たとえば、圧力振動が、頭部側のオイルチャンバに接続されたアクチュエータを操作するための流路内で検出され、制御弁が圧力振動を減衰する方向に変位した場合には、この弁の変位により、頭部側のオイルチャンバだけでなくロッド側のオイルチャンバへも油が供給されること、及びこれらチャンバから油が排出されることが可能となり得る。これが発生した場合には、生成された圧力振動の振動数が油圧シリンダのロッド側及び頭部側の両方で同じになり、両側間で位相が逆になる。したがって、頭部側の圧力振動を減衰させるための制御弁の変位が、ロッド側にも生じた圧力振動の減衰に効果がない場合がある。
さらに、油圧掘削機に取り付けられた前部作業リンク機構には、ブームを垂直方向に動かせるようその底端部が機械本体上で枢転するブームのような、相互に揺動することができるよう共に結合された複数の部材と、前後に揺動することができるようブームの前端部で枢転するスティックなどと、これらの部材を揺動するための油圧シリンダとが含まれる。このような機械において1つの部材用の油圧シリンダが突然停止した場合には、その停止による衝撃が、別の部材用の油圧シリンダの油圧回路に伝達され、別の部材用の油圧シリンダ内で圧力振動が生成される。この結果、前部作業リンク機構全体に振動が起きる。
特開平13−280305号公報
本明細書は、一般に当業者に知られている上記及び他の課題の解決方法を提供することを目的とする。
一形態においては、複数のアクチュエータを備えた液圧制御回路の振動防止方法が提供される。アクチュエータを操作するための流路には、液圧アクチュエータへの流体供給を制御するためのメータイン制御弁と、液圧アクチュエータからの流体排出を制御するためのメータアウト制御弁とが設けられる。本方法は、アクチュエータ用の操作レバーが動作位置にある場合には、液圧アクチュエータを操作するための操作レバーからのオペレーションコマンドに基づいて、メータイン制御弁及びメータアウト制御弁を制御するステップを含む。本方法は、個々の流路内で生成された圧力振動を検出するステップと、操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に、個々の流路内の圧力振動を抑制するステップとをさらに含む。
別の形態においては、本明細書は、液圧制御回路用の振動防止システムを提供する。本システムは、複数の液圧アクチュエータと、これらの液圧アクチュエータと複数の操作レバーとに接続する複数の流路とを含み、それぞれ1つが、1つの液圧アクチュエータに対応する。また、流路内に配置された、複数のメータイン制御弁及び複数のメータアウト制御弁も設けられ、メータイン制御弁は、液圧アクチュエータへの流体供給を制御し、メータアウト制御弁は、アクチュエータからの流体排出を制御する。振動防止システムは、対応する操作レバーが動作位置にある場合には、操作レバーからのオペレーションコマンドに基づいて液圧アクチュエータを操作するための、それぞれメータイン制御弁及びメータアウト制御弁を制御するための第1の及び第2の動作回路をさらに含む。本システムは、個々の流路内で生成された圧力振動を検出し、かつ対応する操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に個々の流路内の圧力振動を抑制するよう、それぞれメータイン制御弁及びメータアウト制御弁を制御するための第1の及び第2の振動防止回路をさらに含む。
さらに別の形態においては、本明細書は、操作者入力装置と、少なくとも1つの液圧アクチュエータと、少なくとも1つの液圧アクチュエータに接続する液圧制御回路とを含む、作業機械を提供する。作業機械は、液圧制御回路と少なくとも1つの液圧アクチュエータとの間の作動液の流れを制御するために液圧回路内に置かれたメータイン制御弁及びメータアウト制御弁の少なくとも1つをさらに含む。作業機械は、操作者入力装置が動作位置にある場合には、少なくとも幾分操作者入力装置からのコマンドに基づいてメータイン制御弁及びメータアウト制御弁の少なくとも1つを制御するための、少なくとも1つの動作回路をまたさらに含む。作業機械は、操作者入力装置がニュートラル位置にある場合には、少なくとも幾分油圧制御回路内の液圧振動を示す値に基づいてメータイン制御弁及びメータアウト制御弁の少なくとも1つを制御するための、少なくとも1つの振動抑制制御回路をまたさらに含む。
図1に油圧掘削機が示されている。ショベル1は、クローラタイプの下部走行体2と、下部走行体2に回転可能に支持された上部回転体3と、上部回転体3に取り付けられた前部作業リンク機構4と、他の構成部材とを備える。前部作業リンク機構4は、ブーム5が垂直方向に揺動することができるようその底端部が上部回転体3に支持されたブーム5と、自由に前後に揺動するようブーム5の前端部に支持されたスティック6と、スティック6の前端部に装着されたバケット7とを含む。
図1はまた、ブーム5を揺動するためのブームシリンダ8と、スティック6を揺動するためのスティックシリンダ9とを示している。ブームシリンダ8及びスティックシリンダ9用の油圧制御回路が図2に示されており、10は、ブームシリンダ8及びスティックシリンダ9用の圧油供給源として働く油圧ポンプである。数字11は、油タンクであり、12は、ブームシリンダ8の油の供給及び排出を制御するブームバルブユニットであり、13は、スティックシリンダ9の油の供給及び排出を制御するスティックバルブユニットである。ブームシリンダ8は、前部作業リンク機構4全体である重量負荷W1を動作させ、スティックシリンダ9は、スティック6から前部作業リンク機構4の内部の先端部側までの重量負荷W2を動作させる。
ブームバルブユニット12は、第1の供給ライン14と、第2の供給ライン15と、第1の排出ライン16と、第2の排出ライン17とを含み、これらのすべてを接続すると四角い環状形が形成される。ライン14、15、16、及び17には、それぞれ、第1のメータイン制御弁18、第2のメータイン制御弁19、第1のメータアウト制御弁20、及び第2のメータアウト制御弁21が設けられる。第1のメータイン制御弁18及び第1のメータアウト制御弁20は、ブームの第1の制御区間22から出力された制御信号に従って動作し(これについては後に記述する)、第2のメータイン制御弁19及び第2のメータアウト制御弁21は、ブームの第2の制御区間23から出力された制御信号に従って動作する。
ブームバルブユニット12はまた、排出ライン10aを介して油圧ポンプ10に接続されたポンプポート12aと、タンクライン11aを介して油タンク11に接続されたタンクポート12bと、ブームのロッド側のライン24を介して、ブームシリンダ8のロッド側のオイルチャンバ8a上の油の出入り口であるロッド側のポート8cに接続されたロッド側の出力ポート12cと、ブームの頭部側のライン25を介して、ブームシリンダ8の頭部側のオイルチャンバ8b上の油の出入り口である頭部側のポート8dに接続された頭部側の出力ポート12dとを備える。ポンプポート12aは、第1の供給ライン14と第2の供給ライン15との接続部Aと連通する。タンクポート12bは、第1の排出ライン16と第2の排出ライン17との接続部Bと連通する。ロッド側の出力ポート12cは、第1の供給ライン14と第1の排出ライン16との接続部Cと連通する。頭部側の出力ポート12dは、第2の供給ライン15と第2の排出ライン17との接続部Dと連通する。
ブームのロッド側のライン24、第1の供給ライン14、及び第1の排出ライン16は、本明細書によるアクチュエータを操作するための第1の流路に対応し、ブームの頭部側のライン25、第2の供給ライン15、及び第2の排出ライン17は、本明細書によるアクチュエータを操作するための第2の流路に対応する。
圧力振動を検出するための第1の圧力検出器26が、ブームバルブユニット12内の第1の供給ライン14に接続される。圧力検出器26は、第1のメータイン制御弁18の下流側のブームのロッド側のライン24と連通する供給ライン14の一部に接続され、かつブームシリンダ8のロッド側のオイルチャンバ8a及びブームのロッド側のライン24内で生成された圧力振動を検出する。また、圧力振動を検出するための第2の圧力検出器27が、第2のメータイン制御弁19の下流側のブームの頭部側のライン25と連通する第2の供給ライン15の一部に接続される。第2の圧力検出器27は、ブームシリンダ8の頭部側のオイルチャンバ8b及びブームの頭部側のライン25内で生成された圧力振動を検出する。第1の及び第2の圧力検出器26及び27は、検出された圧力信号を、それぞれブームの第1の及び第2の制御区間22及び23に送信する。
ブームバルブユニット12には、ポンプポート12aと接続部Aとの間にチェック弁28がさらに設けられる。チェック弁28は、油がバルブユニット12から排出ライン10aへと逆流するのを防止する。
スティックバルブユニット13は、ブームバルブユニット12と同様の構造を有し、第1の供給ライン29と、第2の供給ライン30と、第1の排出ライン31と、第2の排出ライン32とを含み、これらのすべてを接続すると四角い環状形が形成される。ライン29、30、31、及び32には、それぞれ、第1のメータイン制御弁33、第2のメータイン制御弁34、第1のメータアウト制御弁35、及び第2のメータアウト制御弁36が設けられる。第1のメータイン制御弁33及び第1のメータアウト制御弁35は、スティックの第1の制御区間37から出力された制御信号に従って動作し、第2のメータイン制御弁34及び第2のメータアウト制御弁36は、スティックの第2の制御区間38から出力された制御信号に従って動作する。スティックバルブユニット13はまた、排出ライン10aを介して油圧ポンプ10に接続されたポンプポート13aと、排出ライン11aを介して油タンク11に接続されたタンクポート13bと、スティックのロッド側のライン39を介してスティックシリンダ9のロッド側のオイルチャンバ9a上の油の出入り口であるロッド側のポート9cに接続されたロッド側の出力ポート13cと、スティックの頭部側のライン40を介してスティックシリンダ9の頭部側のオイルチャンバ9b上の油の出入り口である頭部側のポート9dに接続された頭部側の出力ポート12dとを備える。スティックバルブユニット13には、油がバルブユニット13から排出ライン10aへと逆流するのを防止するチェック弁41がさらに設けられる。第1の圧力検出器42が、第1のメータイン制御弁33の下流側のスティックのロッド側のライン39と連通する第1の供給ライン29の一部に接続される。第1の圧力検出器42は、スティックシリンダ9のロッド側のオイルチャンバ9a及びスティックのロッド側のライン39内で生成された圧力振動を検出する。また、第2の圧力検出器43が、第2のメータイン制御弁34の下流側のスティックの頭部側のライン40と連通する第2の供給ライン30の一部に接続される。第2の圧力検出器43は、スティックシリンダ9の頭部側のオイルチャンバ9b及びスティックの頭部側のライン40内で生成された圧力振動を検出する。第1の及び第2の圧力検出器42及び43は、検出された圧力信号を、それぞれスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38に送信する。
排出ライン10aは、油ポンプ10から排出された圧油がそれぞれのバルブユニット12及び13に供給される油路である。排出ライン10aの半ばで、迂回ライン44が、バルブユニット12及び13に接続することなく直接油タンク11に届くよう油ポンプ10から分岐する。迂回ライン44には、迂回ライン44内の流量を制御し、かつ迂回制御区間46からの制御信号に従って動作する、迂回制御弁45が設けられる。
起動信号出力区間47が、ブーム操作レバー48からの入力信号に従って起動信号を生成する。図3に示されているように、起動信号出力区間47で、ブーム操作レバー48からのコマンド信号値(レバー48が伸長側へと操作され、かつブーム5が持ち上げられた場合には、コマンド信号値は正であり、レバー48が収縮側へと操作され、かつブーム5が下げられた場合には、コマンド信号値は負である)が微分器49内に入力され、微分器49からの出力信号及びブーム操作レバー48からのコマンド信号が第1の積分器50内で積分される。次いで、第1の積分器50からの積分結果が、第1の関数51内に入力され、第1の積分器50からの出力が負である場合、つまりブーム操作レバー48が伸長側にある又は収縮側からニュートラル側へと動かされた場合には、正論理値「1」を出力する。同様に、第1の積分器50からの出力が正である場合、つまりブーム操作レバー48がニュートラル側から伸長側へと又は収縮側へと動かされた場合には、負論理値「0」が出力される。それに対して、ブーム操作レバー48がニュートラル位置にある又は(ニュートラル状態において)ニュートラル位置に近いニュートラル不感帯Rにある場合には、第2の関数52が正の値「1」を出力し、ブーム操作レバー48が(動作状態において)ニュートラル不感帯R外へと操作された場合には、負論理値「0」を出力する。第2の関数52及び第1の関数51からの出力が、第2の積分器53で積分され、第1の関数51及び第2の関数52からの出力が両方とも正の値「1」である場合には、正の値「1」を出力し、そうでない場合には、第2の積分器53は負の値「0」を出力する。したがって、操作者が、ブーム操作レバー48を伸長側又は収縮側からニュートラル位置に戻して、ブームシリンダ8を停止しようとした場合には、第2の積分器53は、短時間に正論理値「1」を出力し、第1の遅延要素54により瞬間的に受信される。次いで、第1の遅延要素54からの出力が、デフォルトで負の値「0」を出力する第3の関数55内に入力されるが、第1の遅延要素54からの出力が第3の関数55で指定された値αを超えた場合には、起動信号として正論理値「1」を出力する。この結果、操作者がブーム操作レバー48を動作位置からニュートラル位置に戻した場合には、レバー48がニュートラル位置に戻された後の所定の時間T(第1の遅延要素54からの出力が指定された値αを超え、最大まで進み、最後に値α未満に下がるまでの継続時間)中に、正論理値「1」が、起動信号出力区間47からの起動信号として出力される。起動信号は、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23に、迂回制御区間46に、及びスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38に、起動信号分割区間67を介して送信される。これについては後に記述する。
動作回路及び振動防止回路が、それぞれ、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23、及びスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38内に組み込まれる。動作回路は、ブーム操作レバー48及びスティック操作レバー56のオペレーションに対応するオペレーション信号を出力するためのものである。振動防止回路は、ブーム操作レバー48が動作位置からニュートラル位置に戻された場合に、ブーム及びスティックシリンダ8及び9内で生成された圧力振動を抑止するための振動防止信号を出力するためのものである。両方の回路が、それぞれの制御区間22、23、37、及び38内に同一の方法で組み込まれる。したがって、図4を参照しながら、まずブームの第1の制御区間22内に組み込まれた動作回路について記述する。
ブームの第1の制御区間22内に組み込まれる動作回路は、メータイン動作回路及びメータアウト動作回路から構成される。メータイン動作回路は、ブーム操作レバー48からのコマンド信号をメータイン動作信号出力ユニット57に入力する。コマンド信号が収縮側へのオペレーションのためである場合には、信号出力ユニット57は、レバーの動作量に対応しかつニュートラル不感帯Rの要素を反映する信号にコマンド信号を調整し、この調整された信号を出力する。次いで、信号出力ユニット57からのこの調整された信号は、順次、利得増幅器G1及び第1の加算器58に送信され、最後に、動作信号として第1のメータイン制御弁19内に入力される。この動作信号を受信すると、第1のメータイン制御弁18は、ブーム操作レバー48の動作量に対応する開放量で第1の供給ライン14を開放する。
また、メータアウト動作回路は、ブーム操作レバー48からのコマンド信号をメータアウト動作信号出力ユニット59に入力する。コマンド信号が伸長側Eへのオペレーションのためである場合には、信号出力ユニット59は、レバーの動作量に対応しかつニュートラル不感帯Rの要素を反映する信号にコマンド信号を調整し、この調整された信号を出力する。次いで、信号出力ユニット59からのこの調整された信号は、順次、利得増幅器G2及び第2の加算器60に送信され、最後に、動作信号として第1のメータアウト制御弁20内に入力される。この動作信号を受信すると、第1のメータアウト制御弁20は、ブーム操作レバー48の動作量に対応する開放量で第1の排出ライン16を開放する。
同様に、ブームの第2の制御区間23内の動作回路は、動作信号を第2のメータイン制御弁19に出力するためのメータイン動作回路と、動作信号を第2のメータアウト制御弁21に出力するためのメータアウト動作回路とから構成される。
したがって、ブームシリンダ8は、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23内に組み込まれたそれぞれの動作回路から出力された動作信号に基づいて、ブーム操作レバー48のオペレーションに応じて伸長し収縮する。
言い換えれば、ブーム操作レバー48がニュートラル位置にある場合には(ブーム操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された後の所定の時間Tは除外される)、動作信号が、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23内の動作回路から出力されない。したがって、第1の及び第2のメータイン制御弁18及び19及び第1の及び第2のメータアウト制御弁20及び21はすべて、閉じられたままとなる。したがって、ブームシリンダ8の油の供給又は排出が行われず、ブームシリンダ8は静止状態に保たれる。
ブーム操作レバー48がニュートラル位置から収縮側Cへと操作された時に、ブームの第1の制御区間22内のメータイン動作回路は、動作信号を第1のメータイン制御弁18に出力し、制御弁18は、レバーの動作量に対応する開放量で第1の供給ライン14を開放し、同様に、ブームの第2の制御区間23内のメータアウト動作回路は、動作信号を第2のメータアウト制御弁21に出力し、制御弁21は、レバーの動作量に対応する開放量で第2の排出ライン17を開放する。出力信号に応じて、油圧ポンプ10から排出された圧油が、排出ライン10a、第1の供給ライン14、及びブームのロッド側のライン24を介して、ブームシリンダ8のロッド側のオイルチャンバ8aに供給され、頭部側のオイルチャンバ8bから排出された油は、ブームの頭部側のライン25、第2の排出ライン17、及びタンクライン11aを介して、油タンク11内を流れるようになる。したがって、ブームシリンダ8は収縮する。
同様に、ブーム操作レバー48がニュートラル位置から伸長側へと操作された時に、ブームの第2の制御区間23内のメータイン動作回路は、動作信号を第2のメータイン制御弁19に出力し、制御弁19は、レバーの動作量に対応する開放量で第2の供給ライン15を開放し、同様に、ブームの第1の制御区間22内のメータアウト動作回路は、動作信号を第1のメータアウト制御弁20に出力し、制御弁20は、レバーの動作量に対応する開放量で第1の排出ライン16を開放する。出力信号に応じて、油圧ポンプ10から排出された圧油が、排出ライン10a、第2の供給ライン15、及びブームの頭部側のライン25を介して、ブームシリンダ8の頭部側のオイルチャンバ8bに供給され、ロッド側のオイルチャンバ8aから排出された油は、ブームのロッド側のライン24、第1の排出ライン16、及びタンクライン11aを介して、油タンク11内を流れるようになる。このような方法で、ブームシリンダ8は伸長する。
ブームシリンダ8の場合と同様に、スティックシリンダ9もまた、スティックの第1の及び第2の制御区間37及び38内に組み込まれた、それぞれの動作回路から出力された動作信号に基づいて、スティック操作レバー56のオペレーションに応じて伸長し収縮する。
次に、図4を参照しながら、ブームの第1の制御区間22内に組み込まれた振動防止回路について記述する。振動防止回路においては、第1の供給ライン14内に配置された第1の圧力検出器26で検出された圧力信号には、帯域通過フィルタ61でフィルタがかけられる。帯域通過フィルタ61は、ブームシリンダ8のオペレーションを停止するとすぐに生成される圧力振動の固有振動数及び固有振動数周辺の振動数を有する振動成分のみを通過し、設定圧を表す直流成分を除く。伝達関数内の記号ωLは、固有角振動数より低い振動数を有し、かつフィルタ61を通過することができる、振動成分の下限値での振動成分の角振動数を表している。記号ωHは、固有角振動数より高い振動数を有し、かつフィルタ61を通過することができる、振動成分の上限値での振動成分の角振動数を表している。
次いで、帯域通過フィルタ61から出力された信号が、利得増幅器G3を介して積分器62に入力される。積分器62は、帯域通過フィルタ61からの出力信号と起動信号出力区間47からの起動信号とを積分する。起動信号が、正論理値「1」である時には、つまりブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中は、帯域通過フィルタ61からの信号自体が、積分器62からの出力信号となる。起動信号が、負論理値「0」である時には、つまりブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された後の所与の時間T以外の持続時間内は、帯域通過フィルタ61からの信号は、積分器62によって阻止される。
積分器62からの出力信号は、信号の符号を変更することなく第2の加算器60内に入力され、信号の符号を負に変更した後同様に第1の加算器58内に入力される。この結果、山形の波形(正の振動波形)の区域内の圧力振動を表す帯域通過フィルタ61からの出力信号は、第2の加算器60を介して、振動防止信号として第1のメータアウト制御弁20に出力される。振動防止信号を受信すると、第1のメータアウト制御弁20は、第1の排出ライン16を開放して、ブームシリンダ8のロッド側のオイルチャンバ8a内で及びブームのロッド側のライン24内で生成された圧力を、第1の排出ライン16を介してタンクライン11aに解放する。他方、谷形の波形(負の振動波形)の区域内の圧力振動を表す出力信号は、第1の加算器58を介して、振動防止信号として第1のメータイン制御弁18に出力される。振動防止信号を受信すると、第1のメータイン制御弁18は、第1の供給ライン14を開放して、排出ライン10aから第1の供給ライン14を介してブームのロッド側のライン24及びロッド側のオイルチャンバ8aに圧油を供給する。
ブームの第2の制御区間23には、ブームの第1の制御区間22と同様の振動防止回路が設けられる。ブームの第1の制御区間22の場合と同様に、起動信号が起動信号出力区間47から出力されている間、つまりブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中に、ブームシリンダ8の頭部側のオイルチャンバ8b内で及びブームの頭部側のライン25内で生成された圧力振動が山形の波形(正圧)となった時には、第2のメータアウト制御弁21が開放されて、油タンク11側に圧力を解放し、圧力振動が谷の波形(負圧)となった時には、第2のメータイン制御弁19が開放されて、圧油を供給する。
スティックの第1の及び第2の制御区間37及び38にもまた、それぞれ、同様の振動防止回路が設けられる。スティックの第1の及び第2の制御区間37及び38に対する起動信号が、起動信号分割区間67を介して起動信号を受信する。図5に示されているように、起動信号分割区間67で、起動信号出力区間47からの起動信号が積分器68内に入力され、スティック操作レバー56からのコマンド信号が関数69内に入力される。関数69は、スティック操作レバー56がニュートラル位置にある又は(ニュートラル状態において)ニュートラル位置に近いニュートラル不感帯Rにある場合には、正論理値「1」を出力し、操作レバー56が(動作状態において)ニュートラル不感帯R外へと操作された場合には、負の値「0」を出力する。関数68からの出力は、積分器68で起動信号と積分される。関数68及び起動信号からの出力が等しく正論理値「1」である場合、つまりブーム操作レバー48が動作状態からニュートラル状態に戻された後の所与の時間T中にスティック操作レバー56がニュートラル状態である間は、正論理値「1」は積分器68から出力され、そうでない場合には、負の値「0」を出力する。次いで、積分器68からの出力は、起動信号として、それぞれスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38内の振動防止回路内に入力される。
起動信号分割区間67からの起動信号が正論理値「1」である時に、つまりブーム操作レバー48が動作状態からニュートラル状態に戻された後の所与の時間T中にスティック操作レバー56がニュートラル状態である間に、スティックの第1の及び第2の制御区間37及び38内の振動防止回路に従って、スティックシリンダ9のロッド内で又は頭部側のオイルチャンバ9a及び9b内で生成された及びスティックのロッド側又は頭部側のライン39及び40内で生成された圧力振動が山形の波形(正圧)となった時には、第1の及び第2のメータアウト制御弁35及び36が開放されて、圧力を油タンク11側に解放する。他方、圧力振動が谷形の波形(負圧)となった時には、第1の及び第2のメータイン制御弁33及び34が開放されて、圧油を供給する。
上述したように、迂回制御区間46は、迂回ライン44内に配置された迂回制御弁45に制御信号を出力するためのものである。迂回制御区間46で、ブーム操作レバー48及びスティック操作レバー56からのコマンド信号が、加算器63内に入力される。迂回制御区間46は、両方の操作レバー48及び56がニュートラル状態である場合には、迂回制御弁45の開放量が最大となるよう、入力コマンド信号に基づいて迂回制御弁45を制御し、操作レバーの少なくともいずれかが動作状態である場合には、レバーの動作量が増加するにつれて開放量が小さくなる。迂回制御弁45の制御に従って、操作レバー48及び56の両方がニュートラル状態である場合には、油圧ポンプ10を無負荷状態にするよう、油圧ポンプ10からの排出油が迂回ライン44を通って油タンク11へと迂回され、操作レバー48及び56の少なくともいずれかが操作された時には、迂回ライン44を閉じることにより、油圧ポンプ10の排出圧力を増加させる。この時に、排出ライン10aの回路最大圧力が、回路圧力を設定するために逃がし弁64によって設定される。
迂回制御区間46は、高圧信号出力ユニット65と積分器66とをさらに含む。高圧信号出力ユニット65は、油圧ポンプ10の排出圧力が逃がし弁64によって設定された回路最大圧力よりわずかに低い高圧となるよう、迂回制御弁45の開放を制御する信号を出力する。高圧信号出力ユニット65からの出力信号は積分器66内に入力され、ここで、信号出力ユニット65からの出力信号と起動信号出力区間47からの起動信号とを積分し、この積分された信号を加算器63に出力する。起動信号が正論理値「1」である時には、つまりブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中は、高圧信号出力ユニット65からの入力信号自体が、積分器66から加算器63への出力信号となる。起動信号が、負論理値「0」である時には、つまりブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された後の所与の時間T以外の持続時間内に発生した時には、信号出力ユニット65からの入力信号は、積分器66によって阻止される。したがって、ブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中は、高圧信号出力ユニット65からの出力信号は、積分器66及び加算器63を介して、振動防止信号として迂回制御弁45に出力される。この結果、油圧ポンプ10は、開ループ制御となり、その排出圧力は回路最大圧力よりわずかに低い高圧となる。油圧ポンプ10は、ブームシリンダのロッド側及び頭部側のオイルチャンバ8a及び8b及びスティックシリンダのロッド側及び頭部側のオイルチャンバ9a及び9bに、高圧油を供給する。ここで、生成された圧力振動が、個々の振動防止信号出力に従って開放される第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34により谷形の波形となる。
上記の実施形態においては、ブームシリンダ8及びスティックシリンダ9の油の供給及び排出制御が、それぞれブームバルブユニット12及びスティックバルブユニット13内に組み込まれた、個々の第1の及び第2のメータイン制御弁及び第1の及び第2のメータアウト制御弁18〜21及び33〜36によって実行される。個々のブームの第1の及び第2の制御区間22及び23、及びスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38は、それぞれの制御コマンドをこれらの制御弁18〜21及び33〜36に出力するが、これらには動作回路及び振動回路が設けられる。
それぞれのブーム又はスティック操作レバー48及び56が操作された時に、オペレーション信号が、それぞれの制御区間22、23、37、及び38の動作回路から、それぞれの制御弁18〜21及び33〜36に送信される。オペレーション信号を受信すると、それぞれの制御弁が、それぞれ供給又は排出ライン14〜17及び33〜36を開放して、操作レバー48及び56のオペレーションに対応するバルブ開放量で油を供給又は排出する。したがって、ブームシリンダ8及びスティックシリンダ9は、操作レバー48及び56のオペレーションに対応して収縮し伸長する。
このような構成においては、ブーム操作レバー48が動作位置からニュートラル位置に急に戻り、ブーム5を停止した時には、動作信号の出力が停止し、第1の及び第2のメータイン制御弁18及び19及び第1の及び第2のメータアウト制御弁20及び21が閉じられる。この結果、ブームシリンダ8への油の供給及びブームシリンダ8からの油の排出が突然中断され、このため、ブームシリンダ8内に残っている運動エネルギが圧力振動を生成するが、この圧力振動は、ロッド側及び頭部側のオイルチャンバ8a及び8b及びブームのロッド側及び頭部側のライン24及び25内の油の圧縮により、かつブームシリンダ8に作用する前部作業リンク機構4の重量負荷W1の慣性により決まる固有値を有する。それに対して、またブームシリンダ8の突然の休止による衝撃により、スティックシリンダ9の油圧回路内の圧力振動が生成される。ブーム及びスティックシリンダ8及び9の油圧回路内で生成されたこれらの圧力振動は、それぞれ第1の及び第2の圧力検出器26、27、42、及び43で検出され、圧力信号が、それぞれ、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23、及びスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38に送信される。
ブーム操作レバー48が動作位置からニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中に、起動信号出力区間47は、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23、及び迂回制御区間46に、正論理「1」の起動信号を出力する。その間、正論理「1」の起動信号はまた、ブーム操作レバー48が動作位置から(スティック操作レバー56がニュートラル位置にある)ニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中に、スティックの第1の及び第2の制御区間37及び38に出力される。
起動信号出力区間47から正論理値「1」の起動信号及び第1の及び第2の圧力検出器26、27、42、及び43から圧力信号を受信すると、ブームの第1の及び第2の制御区間22及び23の及びスティックの第1の及び第2の制御区間37及び38の振動防止回路は、それぞれ、第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34に、及び第1の及び第2のメータアウト制御弁20、21、35、及び36に、振動防止信号を送信する。振動防止信号に従って、ブームシリンダ8のロッド側及び頭部側のオイルチャンバ8a及び8b、ブームのロッド側及び頭部側のライン24及び25、スティックシリンダ9のロッド側及び頭部側のオイルチャンバ9a及び9b、及びスティックのロッド側及び頭部側のライン39及び40内で生成された圧力振動が、山形の波形(正圧)となった時には、第1の及び第2のメータアウト制御弁20、21、35、及び36が開放されて、生成された圧力を油タンク11側に解放し、圧力振動の正圧を吸収して均一化する。他方、圧力振動が谷形の波形(負圧)となった時には、第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34が開放されて、圧油を供給し、圧力振動の負圧を吸収して均一化する。
その間、迂回制御区間46は、正論理値「1」の入り起動信号に基づいて振動防止信号を迂回制御弁45に出力し、油圧ポンプ10の排出圧力を回路最大圧力よりわずかに低い高圧にする。次いで、油圧ポンプ10は、個々の振動防止信号出力に従って開放される第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34を介して、生成された圧力振動がこれら内で谷形の波形となっている、ブームシリンダのロッド側及び頭部側のオイルチャンバ8a及び8b、ブームのロッド側及び頭部側のライン24及び25、スティックシリンダのロッド側及び頭部側のオイルチャンバ9a及び9b、及びスティックのロッド側及び頭部側のライン39及び40に高圧油を供給する。
したがって、この実施形態によれば、ブーム操作レバー48が急に動作位置からニュートラル位置に戻された時に、ブームシリンダ8内の残留運動エネルギによって生成された圧力振動が検出される。圧力振動が正である場合には、結果として生じた圧力は、第1の及び第2のメータアウト制御弁20、21、35、及び36を介して解放される。圧力振動が負である場合には、圧油が、第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34を介して供給される。この結果、圧力振動が均一となり、したがって、全体として素早く減衰される。この構成においては、圧力振動を検出するための第1の及び第2の圧力検出器26、27、42、及び43、及び圧力振動を吸収するための、第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34、及び第1の及び第2のメータアウト制御弁20、21、35、及び36は、それぞれ、ブームシリンダ8の及びスティックシリンダ9のロッド側及び頭部側に別々に配置される。したがって、それぞれのシリンダのロッド側及び頭部側で、振動防止がそれぞれ別々に実行される。
したがって、ブームシリンダ8及びスティックシリンダ9のロッド側及び頭部側で生成された個々の圧力振動のサイクル又は位相が異なる場合には、両側での効果的な振動防止を達成するよう、ロッド側及び頭部側でのそれぞれの振動に応じて、振動防止が別々に実行される。これにより、図6及び図7に示されているように、圧力振動の素早い減衰が可能となり、ブーム操作レバー48が急に動作位置からニュートラル位置に戻るとすぐに生成された圧力サージのスパイクが減少する。図6及び図7においては、X軸は、時間を表し、Y軸は、それぞれブームシリンダのロッド側の圧力及びブームシリンダの頭部側の圧力を表している。したがって、継続的な圧力振動による不快な気持ちが操作者に起きず、より良い操作性に寄与することとなる。図6及び図7においては、実線は、本明細書による振動防止が実行される油圧制御回路内の圧力振動の減衰状態を表し、点線は、振動防止が実行されない油圧制御回路内の圧力振動の減衰状態を表している。
さらに、実施形態によれば、ブームシリンダ8の回路内で制御が実行されると同時に、スティックシリンダ9の油圧回路内でも振動防止が実行される。これは、ブーム操作レバー48が急に動作位置からニュートラル位置に戻された時に、ブームシリンダ8の油圧回路内で生成された圧力振動が、ブーム5からスティック6を介してスティックシリンダ9の回路に伝達されるためである。ブーム操作レバーが急に伸長側からニュートラル位置に戻された時点は、それぞれ、図6及び図7にP及びPで表されている。この同時振動防止により、圧力振動のより効果的な減衰が可能となり、したがって、操作性の向上にさらに寄与することとなる。
この実施形態においては、ブーム操作レバー48がニュートラル位置に戻された時に、振動防止が実行される。これは、ブームシリンダ8に作用する重量負荷W1が、スティックシリンダ9に作用する重量負荷W2より重く、またブーム操作レバー48のニュートラル位置への急激な戻りによる圧力振動が、スティック操作レバー56の同様の戻りによる圧力振動より大きいためである。しかし、スティック操作レバー56が戻るとすぐに実行される振動防止の別の適用形態が、スティック操作レバー56のオペレーションに応じて起動信号を生成する起動信号生成ユニットを実現することにより容易に達成され得る。
また、実施形態によれば、生成された圧力振動が負である場合には、第1の及び第2のメータイン制御弁18、19、33、及び34が開放されて、ブームシリンダ8及びスティックシリンダ9に圧油を供給する。この時、油圧ポンプ10の排出圧力は、開ループ制御となり、迂回制御弁45内に入力された振動防止信号に従って、回路最大圧力よりわずかに低い高圧となる。開ループ制御により、負圧を補うのに十分な圧力の素早い供給が可能となり、早い段階で負圧が相殺される。振動防止が実行された場合には、制御された高い排出圧力により、ブームシリンダ8の及びスティックシリンダ9の重量負荷を保持している側のオイルチャンバ(ブームシリンダ8の頭部側のオイルチャンバ8b及びスティックシリンダ9のロッド側のオイルチャンバ9a)に供給される油の流量不足によりブーム5又はスティック6が下がるという課題も極めて効果的に解決される。
正論理値「1」の起動信号が出力されている間、つまりブーム操作レバー48が動作位置からニュートラル位置に戻された後の所与の時間T中に、振動防止が実行され、そうでない場合には実行されない。したがって、たとえば、ブーム操作レバーが動作位置内に又はニュートラル位置内に保持されている場合に、圧力振動が検出されると、振動防止信号は、制御弁18〜21及び33〜36に出力されない。これにより、制御弁が誤って不必要に開放されるという問題が防止される。
この実施形態においては、液圧アクチュエータとして油圧掘削機に取り付けられたブームシリンダについて記述してきたが、本明細書の本方法及びシステムは、このようなブームシリンダ以外の様々な油圧シリンダにも適用され得る。本システム及び方法はまた、上部回転本体を回転させる回転モータのような油圧モータにも適応可能であり、油圧器具又は機械だけでなく、空気圧のような、他の加圧流によって動作するものにも適応可能である。
本明細書による油圧掘削機を示す斜視図である。 本明細書によるブームシリンダ及びスティックシリンダの油圧制御を示す回路図である。 本明細書による起動信号の出力区間を示すブロック図である。なお、同様の要素には図2と同様の番号が付されている。 本明細書によるブームの第1の制御区間を示すブロック図である。なお、同様の要素には図2及び図3と同様の番号が付されている。 本明細書による起動信号の分割区間を示すブロック図である。なお、同様の要素には図2〜図4と同様の番号が付されている。 本明細書によるブームシリンダのロッド側の圧力振動の減衰状態を示す特性要因図である。 本明細書によるブームシリンダの頭部側の圧力振動の減衰状態を示す特性要因図である。
符号の説明
1 ショベル
2 下部走行体
3 上部回転体
4 前部作業リンク機構
5 ブーム
6 スティック
7 バケット
8 ブームシリンダ
8a ロッド側のオイルチャンバ
8b 頭部側のオイルチャンバ
8c ロッド側のポート
8d 頭部側のポート
9 スティックシリンダ
9a ロッド側のオイルチャンバ
9b 頭部側のオイルチャンバ
9c ロッド側のポート
9d 頭部側のポート
10 油圧ポンプ
10a 排出ライン
11 油タンク
11a タンクライン
12 ブームバルブユニット
12a ポンプポート
12b タンクポート
12c ロッド側の出力ポート
12d 頭部側の出力ポート
13 スティックバルブユニット
13a ポンプポート
13b タンクポート
13c ロッド側の出力ポート
14 第1の供給ライン
15 第2の供給ライン
16 第1の排出ライン
17 第2の排出ライン
18 第1のメータイン制御弁
19 第2のメータイン制御弁
20 第1のメータアウト制御弁
21 第2のメータアウト制御弁
22 第1の制御区間
23 第2の制御区間
24 ブームのロッド側のライン
25 ブームの頭部側のライン
26 第1の圧力検出器
27 第2の圧力検出器
28 チェック弁
29 第1の供給ライン
30 第2の供給ライン
31 第1の排出ライン
32 第2の排出ライン
33 第1のメータイン制御弁
34 第2のメータイン制御弁
35 第1のメータアウト制御弁
36 第2のメータアウト制御弁
37 第1の制御区間
38 第2の制御区間
39 スティックのロッド側のライン
40 スティックの頭部側のライン
41 チェック弁
42 第1の圧力検出器
43 第2の圧力検出器
44 迂回ライン
45 迂回制御弁
46 迂回制御区間
47 起動信号出力区間
48 ブーム操作レバー
49 微分器
50 第1の積分器
51 第1の関数
52 第2の関数
53 第2の積分器
54 第1の遅延要素
55 第3の関数
56 スティック操作レバー
57 メータイン動作信号出力ユニット
58 第1の加算器
59 メータアウト動作信号出力ユニット
60 第2の加算器
61 フィルタ
62 積分器
63 加算器
64 逃がし弁
65 高圧信号出力ユニット
66 積分器
67 起動信号分割区間
68 積分器
69 関数
A 接続部
B 接続部
C 接続部
D 接続部
G1 利得増幅器
G2 利得増幅器
G3 利得増幅器
E 伸長側
C 収縮側
W1 重量負荷
W2 重量負荷

Claims (10)

  1. 複数のアクチュエータを備えた液圧制御回路用の振動防止方法であって、アクチュエータを操作するための個々の流路には、液圧アクチュエータへの流体供給を制御するためのメータイン制御弁と液圧アクチュエータからの流体排出を制御するためのメータアウト制御弁とが設けられ、
    アクチュエータ用の操作レバーが動作位置にある場合には、液圧アクチュエータを操作する操作レバーからのオペレーションコマンドに基づいてメータイン制御弁及びメータアウト制御弁を制御するステップと、
    個々の流路内で生成された圧力振動を検出するステップと、
    操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に、個々の流路内の圧力振動を抑制するようメータイン制御弁及びメータアウト制御弁を制御するステップと
    を含む方法。
  2. 圧力振動が山形の波形をとった時に、メータアウト制御弁が、アクチュエータを操作するための流路内で生成された山形の波形の液圧を解放するよう制御される請求項1に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  3. 圧力振動が谷形の波形をとった時に、メータイン制御弁が、アクチュエータを操作するための流路に谷形の波形の液圧を供給するよう制御される請求項1に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  4. 圧力振動を抑制するためのメータイン制御弁及びメータアウト制御弁の制御は、操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された後の所定の時間中に実行される請求項1に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  5. 液圧制御回路が、液圧アクチュエータ用の液圧供給源であるポンプと、ポンプから開始して、アクチュエータを操作するための流路に接続することなく直接タンクに届く迂回ラインと、迂回ライン内の流量を制御するための迂回制御弁とを含み、
    操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に、谷形の圧力波形が生成される、アクチュエータを操作するための流路に供給される液圧を増加するようポンプの排出圧力を制御する迂回制御弁による迂回ライン内の流量制御に基づいてポンプの排出圧力を制御するステップをさらに含む請求項3に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  6. 操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に、ポンプの排出圧力が開ループ制御となり、事前設定された回路最大圧力に近い高圧となる請求項5に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  7. 液圧制御回路が、少なくとも2つの液圧アクチュエータを含み、アクチュエータを操作するための流路が、個々の液圧アクチュエータに接続され、
    アクチュエータを操作するための流路内で生成された圧力振動を検出し、1つの液圧アクチュエータ用の操作レバーがニュートラル位置にある一方で、他の液圧アクチュエータ用の操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に流路内の圧力振動を抑制するよう、メータイン制御弁及びメータアウト制御弁を制御するステップをさらに含む請求項1に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  8. 液圧制御回路が、
    対応する操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻されたことを検出するとすぐに起動信号を出力する起動信号出力手段と、
    アクチュエータを操作するための流路内で生成された圧力振動を検出する圧力振動検出手段と、
    制御弁制御手段とを備え、
    検出された圧力振動が山形の波形を有する時には、少なくとも1つのメータアウト制御弁を介して圧力を解放するよう、制御手段を介して少なくとも1つのメータアウト制御弁に振動防止コマンドを送信することと、
    検出された圧力振動が谷形の波形を有する時には、少なくとも1つのメータイン制御弁を介して液圧を供給するよう、制御手段を介して少なくとも1つのメータイン制御弁に振動防止コマンドを送信することと
    をさらに含む請求項1に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  9. 液圧制御回路が、液圧アクチュエータ用の液圧供給源であるポンプと、ポンプから開始して、アクチュエータを操作するための流路に接続することなく直接タンクに届く迂回ラインと、迂回ライン内の流量を制御するための迂回制御弁とを含み、
    迂回制御弁による迂回ライン内の流量制御に基づいてポンプの排出圧力を制御することと、操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に谷形の圧力が生成される流路に供給される液圧を増加するよう、迂回制御弁に振動防止コマンドを送信することとをさらに含む請求項8に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
  10. 液圧制御回路には、振動防止リンク手段がさらに設けられ、アクチュエータは、建設機械の作業リンク機構を形成するよう、相互に揺動することができるよう共に結合された少なくとも2つの個々の部材を揺動するためのアクチュエータであり、
    1つの液圧アクチュエータ用の操作レバーがニュートラル位置にある一方で、他の液圧アクチュエータ用の操作レバーが動作位置からニュートラル位置に戻された時に、リンク機構内の振動防止回路を操作することをさらに含む請求項9に記載の液圧制御回路の振動防止方法。
JP2006332930A 2005-12-09 2006-12-11 液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システム Expired - Fee Related JP5060777B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/299,112 US7269947B2 (en) 2005-12-09 2005-12-09 Vibration control method and vibration control system for fluid pressure control circuit
US11/299,112 2005-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007162944A true JP2007162944A (ja) 2007-06-28
JP5060777B2 JP5060777B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=38137909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006332930A Expired - Fee Related JP5060777B2 (ja) 2005-12-09 2006-12-11 液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7269947B2 (ja)
JP (1) JP5060777B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108987A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械の油圧制御装置
JP2009108986A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械の油圧制御装置
JP2014525012A (ja) * 2011-07-12 2014-09-25 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 建設機械用油圧アクチュエータのダンピング制御システム

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090655A1 (ja) * 2005-02-25 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. バッテリ式産業車両の荷役回生方法及び荷役回生システム
US7296404B2 (en) * 2005-12-12 2007-11-20 Husco International Inc. Apparatus for controlling deceleration of hydraulically powered equipment
US8162070B2 (en) 2008-09-03 2012-04-24 Cnh America Llc Hydraulic shock dissipation for implement bounce
US8869908B2 (en) 2012-05-07 2014-10-28 Caterpillar Inc. Anti-bounce control system for a machine
KR20130133447A (ko) * 2012-05-29 2013-12-09 현대중공업 주식회사 굴삭기용 압력제어방식의 독립 유량제어 유압시스템
EP3039301B1 (en) 2013-08-30 2018-10-03 Eaton Corporation Control method and system for using a pair of independent hydraulic metering valves to reduce boom oscillations
EP3069030B1 (en) 2013-11-14 2020-12-30 Eaton Intelligent Power Limited Pilot control mechanism for boom bounce reduction
EP3169858B1 (en) 2014-07-15 2021-02-17 Eaton Intelligent Power Limited Methods and apparatus to enable boom bounce reduction and prevent un-commanded motion in hydraulic systems
JP6848874B2 (ja) * 2015-10-14 2021-03-24 日本電産トーソク株式会社 油振診断装置および油振診断方法
DE102016206822A1 (de) * 2016-04-21 2017-10-26 Festo Ag & Co. Kg Verfahren zur Druckluftversorgung eines Druckluftverbrauchers, Ventileinrichtung und Datenträger mit einem Computerprogramm
US10174473B2 (en) * 2017-02-15 2019-01-08 Michael G D'Andrea System and method for active vibration cancellation for use in a snow plow
KR102466641B1 (ko) * 2017-03-31 2022-11-11 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 쇼벨
WO2018200689A1 (en) 2017-04-28 2018-11-01 Eaton Intelligent Power Limited System with motion sensors for damping mass-induced vibration in machines
EP3615814A4 (en) * 2017-04-28 2021-01-27 Eaton Intelligent Power Limited MASS-INDUCED VIBRATION DAMPING SYSTEM IN MACHINES HAVING HYDRAULICALLY CONTROLLED ARMS OR EXTENDED ELEMENTS
KR102537157B1 (ko) * 2017-06-21 2023-05-25 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 쇼벨
KR102573389B1 (ko) * 2017-10-20 2023-08-30 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨
US10798866B2 (en) * 2018-08-10 2020-10-13 Cnh Industrial America Llc Depth control system for raising and lowering a work unit of an implement
US10820470B2 (en) * 2018-08-24 2020-11-03 Cnh Industrial America Llc Hydraulic system for an agricultural implement incorporating implement-based hydraulic load sensing
JP7342018B2 (ja) * 2018-10-03 2023-09-11 住友重機械工業株式会社 ショベル
CN112177992B (zh) * 2020-09-17 2023-03-17 湖北三江航天红峰控制有限公司 一种具有啸叫抑制功能的电液伺服机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07234727A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Komatsu Ltd 作業機の振動抑制装置およびその方法
JP2003238089A (ja) * 2001-10-04 2003-08-27 Husco Internatl Inc 非常時にブームを下降させるための電子制御型流体圧システム
JP2004293628A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Kayaba Ind Co Ltd 液圧シリンダの制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1263414A (en) 1986-06-05 1989-11-28 Magnus Lizell Restriction valve device for hydraulic pressure fluids in vehicle shock absorbing mechanisms
DE19512437A1 (de) 1995-04-03 1996-10-10 Rexroth Mannesmann Gmbh Einrichtung zur Kompensation der auf ein Schienenfahrzeug wirkenden Querkraft
US5582385A (en) 1995-04-27 1996-12-10 The Lubrizol Corporation Method for controlling motion using an adjustable damper
US5732370A (en) 1996-04-26 1998-03-24 The Lubrizol Corporation Method for controlling motion using a two-stage adjustable damper
JP2003065301A (ja) 2001-08-24 2003-03-05 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械の油圧制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07234727A (ja) * 1994-02-21 1995-09-05 Komatsu Ltd 作業機の振動抑制装置およびその方法
JP2003238089A (ja) * 2001-10-04 2003-08-27 Husco Internatl Inc 非常時にブームを下降させるための電子制御型流体圧システム
JP2004293628A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Kayaba Ind Co Ltd 液圧シリンダの制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108987A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械の油圧制御装置
JP2009108986A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械の油圧制御装置
JP2014525012A (ja) * 2011-07-12 2014-09-25 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 建設機械用油圧アクチュエータのダンピング制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20070130933A1 (en) 2007-06-14
JP5060777B2 (ja) 2012-10-31
US7269947B2 (en) 2007-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5060777B2 (ja) 液圧制御回路の振動防止方法及び振動防止システム
EP2071196B1 (en) Hydraulic drive device and working machine
JP6453711B2 (ja) 作業機械の圧油エネルギ再生装置
JP4410512B2 (ja) 油圧駆動装置
JP2008089023A (ja) 油圧アクチュエータの制御装置及びこれを備えた作業機械
JP3816893B2 (ja) 油圧駆動装置
JP5530728B2 (ja) 油圧制御装置及びこれを備えた油圧式作業機械
JP5011315B2 (ja) 油圧作業機の振動抑制装置および油圧作業機
JP4384977B2 (ja) 油圧駆動装置
JP4562948B2 (ja) 油圧駆動装置
JP3643193B2 (ja) 油圧モータの制御装置
JP2011094687A (ja) 建設機械のポンプ制御装置
JP2008089024A (ja) 油圧アクチュエータの制御装置及びこれを備えた作業機械
JP2009275769A (ja) 流体圧シリンダ制御回路
JP3915622B2 (ja) 油圧アクチュエータ回路の負荷保持装置
JPH09125465A (ja) 油圧作業機械の振動抑制装置
JP3594680B2 (ja) 油圧機械の油圧再生装置
JP7297401B2 (ja) ショベル
JP3145032B2 (ja) 作業機械における油圧シリンダの制振装置
JPH0949503A (ja) 油圧アクチュエータの制振装置
JP2004076904A (ja) 建設機械の油圧シリンダ制御装置
JP2005195131A (ja) 建設機械
JP2011252511A (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JP3772281B2 (ja) 作業機の制振制御装置
JP4183356B2 (ja) 油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091019

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees