JP2007158247A - コイル素子、及びコイル素子の製造方法 - Google Patents

コイル素子、及びコイル素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コイル素子としての特性を従来よりも向上させつつその製造が容易なコイル部品を提供すること。
【解決手段】 このコイル部品1は、穴35を囲んで設けられているコイル34を有するコイル基板30と、矩形平板状の基板部121と、穴35内に突出するように基板部121の主面121aに配置される角柱状の凸部122と、主面121aの各角部に配置されている角柱状の第1脚部123と、主面121aの各辺略中央部に配置されている角柱状の第2脚部124と、を有し、凸部122、第1脚部123、及び第2脚部124それぞれの対向する面が互いに略平行となると共に、それら対向する面の間の距離が略同一となるように配置されている下部フェライトコア12と、その間でコイル基板30を挟み込むように配置されている矩形平板状の上部フェライトコア11と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コイル素子、及びコイル素子の製造方法に関する。
平面コイルを一対のコアで挟み込んで形成されるコイル素子が知られている。そのようなコイル素子の一例として、下記特許文献1に記載されているものがある。下記特許文献1に記載されているコイル素子は、矩形平板の中央部に中足、四隅に外足が立設された第1のコアと、その第1のコアとの間に平面コイルを挟む矩形平板からなる第2のコアとから構成されている。
特開2001−345215号公報
上記特許文献1に記載されているコイル素子においては、中足の断面形状を円、楕円、又は長円とし、外足の内側部分は中足の断面形状の曲線部分と同心円弧となるように形成されている(上記特許文献1の図1参照)。
ところで、このようなコイル素子の特性を向上させるためには、理想的には中足部分を円形とし、外足がその円形の中足を囲むリング状に一体的に形成することが好ましい。しかしながら、そのような形状のコアを製造するのは容易ではなく、コストアップの要因となる。
そこで本発明では、コイル素子の特性を従来よりも向上させつつその製造が容易なコイル素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るコイル素子は、穴が形成されていると共に、穴を囲んで設けられているコイルを有する平面コイルと、矩形平板状の基板部と、穴内に突出するように基板部の主面に配置される角柱状の凸部と、主面の各角部に配置されている角柱状の第1脚部と、主面の各辺略中央部に配置されている角柱状の第2脚部と、を有し、凸部、第1脚部、及び第2脚部それぞれの対向する面が互いに略平行となると共に、それら対向する面の間の距離が略同一となるように配置されている第1磁性部材と、第1磁性部材との間で平面コイルを挟み込むように配置されている矩形平板状の第2磁性部材と、を備える。
本発明によれば、平面コイルの穴内に突出する凸部の周囲に第1脚部及び第2脚部が配置されているので、凸部を第1脚部及び第2脚部が囲むように形成され、コイル素子の特性を向上できる。また、凸部、第1脚部、及び第2脚部は角柱状をなしているので、製造が容易である。更に、凸部、第1脚部、及び第2脚部それぞれの対向する面が略平行であってそれらの距離が略同一となっているので、例えば、一種類のスライサーを用いて第1磁性部材を加工できる。
また本発明に係るコイル素子では、平面コイルは、コイルに繋がる少なくとも一対の引出電極を有しており、第2脚部のうちの少なくとも一つは一対の引出電極の間に配置されていることも好ましい。
この好ましい態様によれば、一対の引出電極の間に第2脚部が配置されるので、引出電極はその第2脚部と第1脚部との間に配置されることになる。また、引出電極は第1磁性部材と第2磁性部材とによっても挟まれているので、その周囲に磁性部材が配置されることとなり、コイル素子の特性がより向上する。
また本発明に係るコイル素子では、穴は矩形であることも好ましい。この好ましい態様によれば、平明コイルの穴に角柱状の凸部を適切に配置することが可能となる。
本発明に係るコイル素子の製造方法は、穴が形成されていると共に、穴を囲んで設けられているコイルを有する平面コイル母材と、矩形平板状の基板の主面に角柱状の突起部が略等間隔で複数形成されている第1磁性母材と、矩形平板状の第2磁性母材とを準備する母材準備工程と、平面コイル母材の穴に突起部の中の一つが突出するように、平面コイル母材を第1磁性母材に載置する載置工程と、平面コイル母材を挟むように第2磁性母材を第1磁性母材に載置してコイル組立体を形成する組立工程と、穴に突出した突起部に隣接する突起部の略中央を通り、コイルを囲むようにコイル組立体を切断してコイル素子を得る切断工程と、を含む。
本発明によれば、平面コイルの穴内に突出する凸部の周囲に第1脚部及び第2脚部を配置するので、凸部を第1脚部及び第2脚部が囲むように形成することが可能となり、その特性を向上させたコイル素子を得ることができる。また、凸部、第1脚部、及び第2脚部は角柱状をなしているので、製造が容易である。更に、凸部、第1脚部、及び第2脚部それぞれの対向する面が略平行であってそれらの距離が略同一となっているので、例えば、一種類のスライサーを用いて第1磁性部材を加工できる。
本発明によれば、コイル素子の特性を従来よりも向上させつつその製造を容易なものとすることができる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態であるコイル部品(コイル素子)について図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態におけるコイル部品1の斜視図である。コイル部品1は表面実装型のコイル部品である。コイル部品1は、平板状のコア構造体10と、基板と電気的に接続される外部端子20とを備えている。
コア構造体10は、平板状の上部フェライトコア11(第2磁性部材)及び主に平板状であって所定の凸形状が形成されている下部フェライトコア12(第1磁性部材)から構成されており、上部フェライトコア11と下部フェライトコア12とが組み合わされることで全体として平板状の形状をなしている。
コイル構造体10の分解斜視図を図2に示す。上部フェライトコア11は矩形平板状をなしている。下部フェライトコア12は、矩形平板状の基板部121と、基板部121の主面121aに設けられている凸部122、第1脚部123、第2脚部124とを備えている。
凸部122は、角柱状であって、平面コイルの穴(詳細は後述する)内に突出するように基板部121の主面121aの中央に配置されている。第1脚部123は、角柱状であって、主面121aの各角部に配置されている。第2脚部124は、角柱状であって、主面121aの各辺の略中央部に配置されている。
凸部122、第1脚部123、及び第2脚部124それぞれの対向する面は互いに略平行となるように配置されており、それら対向する面の間の距離が略同一となるように配置されている。従って、凸部122と第2脚部124との間の距離と、第2脚部124と第1脚部123との間の距離とは実質的に同一である。
凸部122の先端面は正方形をなしている。第2脚部124は、凸部122の先端面の互いに対向する辺の中点を結ぶ線で切断した長方形状に近似した先端面を有している。第1脚部123は、第2脚部124の先端面の互いに対向する長辺の中点を結ぶ線で切断した正方形状に近似した先端面を有している。
本実施形態の場合、凸部122の先端面と、第1脚部123の先端面と、第2脚部124の先端面とが同一平面上に位置するように形成されている。従って、上部フェライトコア11を下部フェライトコア12上に載置すると、凸部122の先端面、第1脚部123の先端面、及び第2脚部124の先端面に上部フェライトコア11が接触する。尚、凸部122の先端面、第1脚部123の先端面、及び第2脚部124の先端面の高さを違えて形成してもよい。その場合、先端面が低く形成された部分において、上フェライトコア11との間でギャップが形成される。
その結果、上部フェライトコア11と下部フェライトコア12との間には空隙が形成される。このように上部フェライトコア11と下部フェライトコア12とを組み立ててコア構造体10を構成すると、第1脚部123及び第2脚部124を含む実質的に閉磁路となった外殻部が形成されると共に、その外殻部の内側に凸部122が配置される。
図1の状態から外部端子20を取り除いた状態の斜視図を図3に示す。図3に示すように、コア構造体10を構成する上部フェライトコア11と下部フェライトコア12との間における空隙部分にコイル基板30(平面コイル)が収められている。コイル基板30は、保護樹脂層33によって覆われている。保護樹脂層33の周囲には接着樹脂層40が設けられている。従って、コイル基板30とコア構造体10との間には保護樹脂層33及び接着樹脂層40が介在している。
保護樹脂層33はコイル基板30を保護するために設けられている樹脂層である。接着樹脂層40は、保護樹脂層33で覆われたコイル基板30をコア構造体10に対して固定するための樹脂層である。
コア構造体10の空隙が臨む端面の内、一対の端面からは、コイル基板30の一端面が露出している。また、コア構造体10の他の一対の端面からは、接着樹脂層40が露出している。
コイル基板30の一端面においては、絶縁板31及び導出端電極32(端子電極)が露出しており、その一端面が露出しているコア構造体の端面からは保護樹脂層33及び接着樹脂層40が露出している。
絶縁板31は、コイル基板30を構成する基幹部分となる基板である。導出端電極32は、後述するコイルに電気的に接続されており、図1に示した外部端子20とも電気的に接続されている部分である。
コイル基板30について図4を参照しながら説明する。図4は、コイル基板30の平面図である。コイル基板30を構成する絶縁基板31の中央部分には穴35が形成されている。本実施形態の場合、穴35は、矩形の穴である。
絶縁基板31には、穴35を囲むように導体材料によってコイル34(コイル導体)が形成されている。コイル34は、穴35に臨む部分から外側に向かって、穴35を囲むように渦巻状に形成されている。コイル34は、絶縁基板31の両面に形成されていて、それぞれ導出端電極32に電気的に接続されている。
絶縁基板31の一方の面に形成されているコイル34が接続されている導出端電極32と、他方の面に形成されているコイル34が接続されている導出端電極32とは、それぞれ絶縁基板31の対向する辺に設けられている。また、絶縁基板31の両面に設けられているコイル34は、穴35の周縁部に形成された表裏コンタクト部36によって互いに電気的に接続されている。
従って、絶縁基板31の一方の辺に設けられている導出端電極32と、他方の辺に設けられている導出端電極32との間に電圧を印加すると、絶縁基板31の一方の面に形成されているコイル34から、他方の面に形成されているコイル34へと流れる電流が生じる。
絶縁基板31における導出端電極32の間には、凹部37が形成されている。凹部37は、導出端電極32が設けられている辺から後退するように設けられている。
コイル基板30を上部フェライトコア11と下部フェライトコア12とで挟み込むと、穴35内には凸部122が突出する。同様にコイル基板30を上部フェライトコア11と下部フェライトコア12とで挟み込むと、凹部37には第2脚部124が入り込む。また、コイル基板30の導出端電極32の外側には第1脚部123が配置される。
引き続いて、コイル部品1の製造方法について説明する。図5は、コイル部品1の製造方法の手順を示す図である。本実施形態のコイル部品1の製造方法は、磁性母材準備工程S01(母材準備工程)と、コイル母材準備工程S02(母材準備工程)と、載置工程S03と、組立工程S04と、切断工程S05と、外部電極形成工程S06とを含んでいる。
尚、以下の説明においては、コイル部品1を4個同時に製造する方法について説明する。また、以下の説明においては、適宜図6及び図7を参照する。図6は、磁性母材準備工程S01の説明を補足するための図であり、図7は、載置工程S03及び組立工程S04を説明するための図である。
まず、磁性母材準備工程S02において、一対の磁性母材を準備する。一方の磁性母材は切断後に上部フェライトコア11となる磁性母材であって、矩形平板状をなしている(図7に示す磁性母材M2(第2磁性母材))。他方の磁性母材は切断後に下部フェライトコア12となる磁性母材である(図7に示す磁性母材M1(第1磁性母材))。
下部フェライトコア12となる磁性母材について図6を参照しながら説明する。下部フェライトコア12となる磁性母材M1を形成するための母材Mを準備する(図6の(a)参照)。母材Mは磁性材料で形成される矩形平板であって、下部フェライトコア12を4個取りすることが可能な面積を有している。
続いて、母材Mを切削線Lに沿ってスライサーSで溝を形成する。切削線Lは、図6の(a)に示すように、縦横各4本ずつ設けられている。スライサーSで溝を形成する際には、母材Mの厚みの半分程度まで削り込む。従って、スライサーSの幅Wcに相当する幅Wmの溝が形成される。
母材Mに溝を形成すると、図6の(b)に示すように磁性母材M1となる。磁性母材M1には、溝が形成された結果として、突起部M22,M23,M24,M25,M26,M231,M232,M241が形成される。
突起部M23は、磁性母材M1の各角部に形成されている。突起部M24は、突起部M23に隣接し、磁性母材M1の各辺に沿って形成されている。突起部M231は、各突起部M23の間であって、磁性母材M1の各辺の中央部分に、その辺に沿って形成されている。
突起部M22,M232,M241は、互いに同形状となるように形成されている。突起部M232は、磁性母材M1の主面上の中央部分に形成されている。突起部M241は、突起部M232と突起部M231との間に形成されている。突起部M22は、突起部M232と突起部M23との間に形成されている。
後述するように、磁性母材M1を他の母材と組み上げた後に切断してコイル部品1を得ると、突起部M22は凸部122に、突起部M24及び突起部M241は第2脚部124に、突起部M23,突起部M231及び突起部M232は第1脚部123になる。
図5に戻り、コイル母材準備工程S02では、一対の平面コイル母材を準備する。図7に示すように、平面コイル母材Mcを形成する絶縁基板Mbには穴35が一対形成され、それら穴35の周囲にはコイル34が形成されている。
絶縁基板Mbの一対の穴35の間には、切断後に凹部37となる穴39が形成されている。また、穴35を挟んで穴39と反対側における、絶縁基板Mbの辺には凹部37が形成されている。
凹部37の両側には、導出端電極32が形成されている。穴39の両側には、切断後に導出端電極32となる導体部38が形成されている。
ここで、平面コイル母材Mcの製造方法について説明する。まず、切断後に絶縁板31となる絶縁基板Mbを準備する。この絶縁基板Mbは板厚が60μmのものであって、ガラスクロスにBTレジンが含浸されており、既に穴35,39、凹部37が形成されているものとする。
絶縁基板Mbの表面及び裏面に下地層を無電解めっきにてそれぞれ同時に形成する。この絶縁基板Mbの表面及び裏面に同時に形成した下地層それぞれの上にフォトレジスト層をそれぞれ同時に成膜する。この表面及び裏面に形成したフォトレジスト層において、コイル34を形成しようとするパターンに沿ってフォトリソグラフィ法で表面及び裏面の片面ごとに露光を行い、その後表面及び裏面同時に現像し、除去部を形成する。
このようにパターン形成したフォトレジスト層をめっきマスクとして、除去部に相当する部分に選択的に電解めっき法により、表面及び裏面の両面同時にコイル用めっき層を形成する。このコイル用めっき層を形成した後、めっきマスクとしてのフォトレジスト層を表面及び裏面の両面同時に剥離除去する。
この状態から、コイル用めっき層が形成されている部分以外の下地層をエッチングして除去し、下地部をコイル用めっき層と絶縁基板Mbとの間に残す。
その後、選択めっきマスク無しで、電解めっき法によりコイル用めっき層を電着により更に成長形成させる。これにより、コイル34としての十分な肉厚の導体部が得られる。
コイル用めっき層の形成完了により、コイル34を絶縁基板Mbの両面に形成し終えた後、コイル34の表面に酸化膜を形成する。その後、保護樹脂層33を絶縁基板Mbの両面に印刷し、保護樹脂層33でコイル34を被覆して保護することで平面コイル母材Mcが完成する。
続いて、載置工程S03において、接着剤を塗布した磁性母材M1上に一対の平面コイル母材Mcを載置する。この際、平面コイル母材Mcの凹部37に磁性母材M1の突起部M24が、平面コイル母材Mcの穴35に磁性母材M1の突起部M22が、平面コイル母材Mcの穴39に磁性母材M1の突起部M241が、それぞれ突出するように載置する(図7参照)。
続いて、組立工程S04において、接着剤を塗布した磁性母材M1及び平面コイル母材Mc上に、磁性母材M2を載置してコイル組立体を得る(図7参照)。
続いて、切断工程S05が行われる。切断工程S05では、組み立てられたコイル組立体を切断線Lc(図7参照)に沿って切断し、4個のコイル部品1に対応した素子に分割する。切断線Lcは、突起部M22に隣接する突起部M231,M232,M241の略中央を通っている。従って、それぞれのコイル34を囲むようにコイル組立体を切断できる。
続いて、外部電極形成工程S06が行われる。外部電極形成工程S06では、個々分割した素子に外部電極20を形成する。これにより、図1に示すコイル部品1が完成する。
本実施形態によれば、コイル基板30の穴35内に突出する凸部122の周囲に第1脚部123及び第2脚部124が配置されているので、凸部122を第1脚部123及び第2脚部124が囲むように形成され、コイル部品1の特性を向上できる。また、凸部122、第1脚部123、及び第2脚部124は角柱状をなしているので、スライサーSによって削り込むことで形成できるので製造が容易である。更に、凸部122、第1脚部123、及び第2脚部124それぞれの対向する面が略平行であってそれらの距離が略同一となっているので、例えば、一種類のスライサーSを用いて下部フェライトコア12を加工できる。
本発明の実施形態であるコイル部品の外観を示す図である。 図1のコア構造体を示す分解斜視図である。 図1に示すコイル部品から外部電極を取った様子を示す図である。 図3のコイル基板の平面図である。 本実施形態のコイル部品の製造方法の手順を説明するための図である。 図5の製造方法において使用される母材を説明するための図である。 図5の製造方法の説明を補足するための図である。
符号の説明
1…コイル部品、10…コア構造体、20…外部端子、11…上部フェライトコア、12…下部フェライトコア、30…コイル基板、40…接着樹脂層、121…基板部、121a…主面、122…凸部、123…第1脚部、124…第2脚部、31…絶縁板、32…導出端電極、33…保護樹脂層、34…コイル、35…穴。

Claims (4)

  1. 穴が形成されていると共に、前記穴を囲んで設けられているコイルを有する平面コイルと、
    矩形平板状の基板部と、前記穴内に突出するように前記基板部の主面に配置される角柱状の凸部と、前記主面の各角部に配置されている角柱状の第1脚部と、前記主面の各辺略中央部に配置されている角柱状の第2脚部と、を有し、前記凸部、前記第1脚部、及び前記第2脚部それぞれの対向する面が互いに略平行となると共に、それら対向する面の間の距離が略同一となるように配置されている第1磁性部材と、
    前記第1磁性部材との間で前記平面コイルを挟み込むように配置されている矩形平板状の第2磁性部材と、
    を備えるコイル素子。
  2. 前記平面コイルは、前記コイルに繋がる少なくとも一対の引出電極を有しており、
    前記第2脚部のうちの少なくとも一つは前記一対の引出電極の間に配置されている、請求項1に記載のコイル素子。
  3. 前記穴は矩形である請求項1又は2に記載のコイル素子。
  4. 穴が形成されていると共に、前記穴を囲んで設けられているコイルを有する平面コイル母材と、矩形平板状の基板の主面に角柱状の突起部が略等間隔で複数形成されている第1磁性母材と、矩形平板状の第2磁性母材とを準備する母材準備工程と、
    前記平面コイル母材の前記穴に前記突起部の中の一つが突出するように、前記平面コイル母材を前記第1磁性母材に載置する載置工程と、
    前記平面コイル母材を挟むように前記第2磁性母材を前記第1磁性母材に載置してコイル組立体を形成する組立工程と、
    前記穴に突出した突起部に隣接する突起部の略中央を通り、前記コイルを囲むように前記コイル組立体を切断してコイル素子を得る切断工程と、
    を含むコイル素子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112318407A (zh) * 2020-10-23 2021-02-05 清流伊科电子科技有限公司 一种适用于通信磁性元件产品的定位治具

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