JP2007157753A5 - 発光素子 - Google Patents

Description

Claims (5)

1. 第１の電極と、第２の電極と、の間に、
   一般式（１）で表されるフェナントロリン誘導体と、前記フェナントロリン誘導体に対し電子供与性を示す物質と、を含む層と、
   発光物質を含む層と、を有することを特徴とする発光素子。
   

   

   （式中、Ｒ^１〜Ｒ^５は、それぞれ、炭素数１〜４のアルキル基、またはハロゲン基を表し、Ｒ^１〜Ｒ^５の少なくとも一はハロゲン基を表す。）
2. 請求項１において、
   前記電子供与性を示す物質は、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類フッ化物の中から選ばれる少なくとも一の金属酸化物であることを特徴とする発光素子。
3. 第１の電極と、第２の電極と、の間に、
   第１の層と、第２の層と、第３の層と、を有し、
   前記第１の層は、１×１０^−６ｃｍ^２／Ｖｓ以上の正孔移動度を有する第１の物質と、前記第１の物質に対し電子受容性を示す第２の物質と、を含み、
   前記第２の層は、一般式（１）で表されるフェナントロリン誘導体と、前記フェナントロリン誘導体に対し電子供与性を示す第３の物質と、を含み、
   前記第３の層は、発光物質を含むことを特徴とする発光素子。
   

   

   （式中、Ｒ^１〜Ｒ^５は、それぞれ、炭素数１〜４のアルキル基、またはハロゲン基を表し、Ｒ^１〜Ｒ^５の少なくとも一はハロゲン基を表す。）
4. 請求項３において、
   前記第１の層は、前記第３の層と、前記第１の電極と、の間に設けられており、
   前記第２の層は、前記第３の層と、前記第２の電極と、の間に設けられており、
   前記第１の電極の電位が、前記第２の電極の電位より高くなるように、前記第１および第２の電極に電圧を印加することによって、前記第３の層から発光が得られることを特徴とする発光素子。
5. 請求項３または請求項４において、
   前記第２の物質は、モリブデン酸化物、バナジウム酸化物、ルテニウム酸化物、レニウム酸化物の中から選ばれる少なくとも一の物質であり、
   前記第３の物質は、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ金属フッ化物、アルカリ土類フッ化物の中から選ばれる少なくとも一の物質であることを特徴とする発光素子。