JP2007156326A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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良 小山
Koji Bando
浩二 板東
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Abstract

【課題】本発明の課題は、柔らかい光ファイバケーブルとすることで光ファイバケーブルの取り扱い性を向上させ、且つ光ファイバケーブルが曲げや伸長等の変形をしても光ファイバ心線が切断や破損を起こす恐れがない光ファイバケーブルを提供することにある。
【解決手段】本発明は、柔軟な材料で形成されたテンションメンバ11と、前記テンションメンバ11に沿って曲がった形状で設けられた光ファイバ心線12と、前記光ファイバ心線12及びテンションメンバ11を被覆する外被13とを具備することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報通信等の光配線に用いられる光ファイバケーブルに関するものである。
近年、情報通信の高度化、高速化に伴い、ビル内や住宅内への光配線の必要性が増大している。この際、主な光配線方法として、(1)壁面にステップル等を設置し光ファイバケーブルを布設するもの、(2)壁面にワイヤプロテクタ等を設置し、その内部に光ファイバケーブルを布設するもの、そして(3)壁裏に配管を設置し、その内部に光ファイバケーブルを通線するものの3つがある。光配線を想定した配管が予め布設してないケースでは(1)、(2)の光配線形態が採用されているが、美観と光ファイバケーブル保護の観点では(3)の光配線形態が優れている。
このような光配線を行う際には、非特許文献1にあるような構内配線用の光ファイバケーブルが用いられるのが一般的であるが、光ファイバケーブルに掛る張力により光ファイバ心線に大きな変位が加わることが無いように、十分に高い剛性を持つテンションメンバが使用されていた。
"光ケーブル"、[online]、住友電工、[2005年10月31日検索]、インターネット<URL:http://WWW.optigate.jp/products/cable/indoorcable.html>
前記背景技術を用いて屋内配線する際には、テンションメンバの剛性が高いために光ファイバケーブルが扱いにくい上、光ファイバケーブルが曲げや伸長等の変形をするとテンションメンバの剛性により内部の光ファイバ心線に無理な応力が掛り、切断や破損を起こす恐れがあるという課題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、柔らかい光ファイバケーブルとすることで光ファイバケーブルの取り扱い性を向上させ、且つ光ファイバケーブルが曲げや伸長等の変形をしても光ファイバ心線が切断や破損を起こす恐れがない光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の光ファイバケーブルは、柔軟な材料で形成されたテンションメンバと、前記テンションメンバに沿って曲がった形状で設けられた光ファイバ心線と、前記光ファイバ心線及びテンションメンバを被覆する外被とを具備することを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線として、螺旋状に形成された光ファイバ心線を用いることを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバケーブルにおいて、テンションメンバ、光ファイバ心線、及び外被の相互間に潤滑剤が設けられたことを特徴とするものである。
また、本発明の光ファイバケーブルは、柔軟な材料で形成された複数のテンションメンバと、前記複数のテンションメンバが所定の間隔で埋設された外被と、前記外被の前記テンションメンバ間に設けられた曲がった形状の光ファイバ心線とを具備することを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線として、螺旋状に形成された光ファイバ心線を用いることを特徴とするものである。
また本発明は、前記光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線と外被間に潤滑剤が設けられたことを特徴とするものである。
本発明の光ファイバケーブルは、剛性の低い柔軟な材料のテンションメンバを用いて柔らかい光ファイバケーブルとすることにより、光ファイバケーブルの取り扱い性を向上させることができる。
また、柔らかい光ファイバケーブルが曲げや伸長等の変形をしても、光ファイバ心線を螺旋状等の曲がった形状とすることにより、光ファイバ心線の伸びしろで光ファイバ心線に過度の張力が生じることがなく、光ファイバ心線が切断や破損を起こす恐れがない等の効果がある。
以下図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る光ファイバケーブルを示す斜視図である。図1に示すように、テンションメンバ11は剛性の低い柔軟な材料で線状に形成される。前記テンションメンバ11には光ファイバ心線12が曲がった形状、例えば螺旋状に巻き付けられた形状でテンションメンバ11に沿って設けられる。前記テンションメンバ11及び光ファイバ心線12の周囲には2次被覆である外被13が設けられる。前記テンションメンバ11、光ファイバ心線12、及び外被13の相互間には潤滑剤14が設けられる。尚、テンションメンバ11、光ファイバ心線12、及び外被13の相互間に十分な滑り性があるならば潤滑剤14は無くてもよい。光ファイバ心線12が螺旋状に巻き付けられた形状等の曲がった形状に形成されることで、光ファイバケーブルの曲げや伸張といった変形に対し、光ファイバ心線12に張力が掛らないために必要な余長を光ファイバケーブルに内包することができる。
図2は本発明の他の実施形態に係る光ファイバケーブルを示す斜視図である。図2に示すように、複数のテンションメンバ21はそれぞれ剛性の低い柔軟な材料で線状に形成される。前記複数のテンションメンバ21は2次被覆である外被22内に所定の間隔で埋設される。前記外被22の前記テンションメンバ21相互間には光ファイバ心線23が曲がった形状、例えば螺旋状に巻回された形状でテンションメンバ21に沿って設けられる。前記光ファイバ心線23と外被22の相互間には潤滑剤24が設けられる。前記外被22の上面及び下面の前記テンションメンバ21間にはそれぞれ溝25が設けられる。尚、光ファイバ心線23と外被22間に十分な滑り性があるならば潤滑剤24は無くてもよい。
すなわち、光ファイバ心線23が螺旋状に巻き付けられた形状等の曲がった形状に形成されることで、光ファイバケーブルの曲げや伸張といった変形に対し、光ファイバ心線23に張力が掛らないために必要な余長を光ファイバケーブルに内包することができる。
以上のように、剛性の低い柔軟な材料のテンションメンバを用いて柔らかい光ファイバケーブルとすることにより、光ファイバケーブルの取り回しが容易となる等の取り扱い性を向上させることができる。特に、住宅における配管内配線においてより取り扱い性の良い光ファイバケーブルを提供することができる。したがって、屋内における光ファイバケーブル布設の施工時間、コストを縮小する効果が期待できる。また、光ファイバケーブルのコネクタ付けなどの成端作業を行なう際に、テンションメンバの処理作業が軽減されると考えられる。
また、テンションメンバの剛性を落とし、柔軟な材料を使うと、その分、テンションメンバは延びやすくなることが考えられるが、光ファイバケーブルの内部に光ファイバ心線の伸びしろを収容する構造とすることで、光ファイバ心線が切断されないようにすることができる。すなわち、光ファイバ心線の伸びしろを予め光ファイバケーブルの内部に内包する光ファイバケーブル構造によって、光ファイバケーブルに伸びが生じたときに、光ファイバ心線に過度の張力が生じることはなくなる。
さらに、光ファイバ心線に無理な応力が生じる形状に光ファイバケーブルが変形しても、光ファイバケーブル内の光ファイバ心線長にはゆとりがあるため、光ファイバ心線に過度の張力が加わることはなく、破断する可能性が低くなる。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の一実施形態に係る光ファイバケーブルを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る光ファイバケーブルを示す斜視図である。
符号の説明
11…テンションメンバ、12…光ファイバ心線、13…外被、14…潤滑剤。

Claims (6)

  1. 柔軟な材料で形成されたテンションメンバと、
    前記テンションメンバに沿って曲がった形状で設けられた光ファイバ心線と、
    前記光ファイバ心線及びテンションメンバを被覆する外被と
    を具備することを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 光ファイバ心線として、螺旋状に形成された光ファイバ心線を用いることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. テンションメンバ、光ファイバ心線、及び外被の相互間に潤滑剤が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバケーブル。
  4. 柔軟な材料で形成された複数のテンションメンバと、
    前記複数のテンションメンバが所定の間隔で埋設された外被と、
    前記外被の前記テンションメンバ間に設けられた曲がった形状の光ファイバ心線と
    を具備することを特徴とする光ファイバケーブル。
  5. 光ファイバ心線として、螺旋状に形成された光ファイバ心線を用いることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバケーブル。
  6. 光ファイバ心線と外被間に潤滑剤が設けられたことを特徴とする請求項4又は5に記載の光ファイバケーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009288382A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光配線部材及び光配線部材を用いた配線方法
WO2022264310A1 (ja) * 2021-06-16 2022-12-22 日本電信電話株式会社 光ケーブル敷設方法

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