JP2007144985A - 容器の蓋並びにその成形方法 - Google Patents

容器の蓋並びにその成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
容器の蓋の外壁面全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことができる容器の蓋並びにその成形方法を提供する。
【解決手段】
容器の蓋6の天板部6aの上面から側壁部6bに至ってシート材4を貼りつける成形方法であって、前記シート材4の外周に切り目4aを適宜間隔で複数個形成して、前記シート材4を前記容器の蓋6の形状に対応する外面型2bに載置して後、前記外面型2bと離間してコア型1から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋6並びにその成形方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、主にヨーグルトやアイスクリームなどの内容物が入った容器の蓋並びにその成形方法に関するものである。
フラットな天板で鮮明な印刷ができて、嵌合係止の容易な紙蓋として、特許文献1に記載の外面に合成樹脂層の加工を施した紙材からなる天板の外周部に放射方向の切込みを入れ、切込みにて細分化した側片を下向きに屈曲した蓋と、印刷が可能な紙の外周部に折込み線を設け折込み線に沿って下向きに屈曲する側壁を形成した装飾紙を前記側壁と前記天板側片の一部が着設することで、前記側壁に逆テーパーを成す周壁を形成する提案がされている。
また、容器との嵌合が確実で、外れにくく、取り扱いが便利な紙の蓋を簡単に製造する方法と装置として、特許文献2に記載の一枚の紙から天板と周側部とを一体に成形する製法技術であって、前記周側部に下方に開いた溝部を形成し、前記溝部の外壁の内周面に凸部を形成した紙の蓋とその製法及びその製造装置が提案されている。
更に、ラベルの表面に皺を生じないようにし、かつラベルの接着性をも向上させるインモールドインジェクション成形品として、特許文献3に記載の成形体側の表面に凹凸状のスリットを形成し成形体の表面に溶着されたラベルに生じる皺を吸収するような構成のインモールドインジェクション成形品が提案されている。
また、プラスチック樹脂容器を成形する時に、成形加工と同時にラベルを成形品の底部と胴部に貼り合わせるインモールドラベルとして、特許文献4に記載のインモールド用ラベルの底部と胴部をつなぐつなぎ部の胴部方向両端縁が胴部下部縁と略直角に形成したインモールド用ラベルが提案させている。
実開平4−71610号公報 特開平8−156955号公報 特開平6−156517号公報 特開2005−283978号公報
特許文献1及び特許文献2に記載の紙蓋では、材質が紙材であるため例えば気密性を有する粉ミルクやインスタントコーヒー等の湿気進入を防止する必要がある内容物が入った容器の蓋には使用することができない。また、材質が紙材であるため外部からの軽い衝撃にも変形してしまう特性を有していた。さらに、前記蓋の側片を下向きに屈曲させた時にどの側片も同じ角度に屈曲させておかなければ、装飾紙と着設する際に前記蓋と装飾紙がうまく着設されずに、装飾紙がずれて蓋へ着設されてしまったり、装飾紙にたわみやしわ等が発生したり、また、前記側片の切込みの間に隙間が発生した状態で装飾紙を着設してしまったりと、適正な形状や品質を形成することが困難である。
特許文献3に記載のインモールドインジェクション成形品では、成形体側の表面を凹凸状のスリットを形成することで、前記成形体の表面に溶着された成形用ラベルに生じる皺を吸収する構造であるが、前記スリットは射出樹脂の流動方向と平行で発生しようとする皺に類似した形状の条溝であるので、表面の細かな凹凸がある状態でラベルが溶着されることになり、店頭などに陳列された際の照明のあたり具合で、光の屈折が生じラベル表面に印刷された文字や絵等が見えにくくなる場合が発生する。また、ラベル溶着による加飾については、天板のみであるので加飾性には劣る。
特許文献4に記載のインモールド用ラベルでは、樹脂が射出される前に、金型内へインモールド用ラベルを容器形状と類似に折り曲げた状態にして雌型内へ設置する必要があり、ラベルを雌型内に設置するまでの工程が非常に手間となる。また、ラベルを雌型内に設置した時に正確な位置に設置できていなかった場合、ラベルがずれた状態で成形されたり、ラベルに皺が入る場合があるので、安定的に同じ品質のものを生産するには困難さがある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、容器の蓋の外径全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことができる容器の蓋の成形方法と容器の蓋を提供することである。
本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける成形方法において、前記シート材を前記容器の蓋の表面形状に対応する外面型に載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋の成形方法である。
また、本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける成形方法において、前記シート材を前記容器の蓋の裏面形状に対応する内面型に載置して後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記シート材を容器の蓋形状に一次成形後、コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋の成形方法である。
更に、本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける容器の蓋において、前記シート材を前記容器の蓋の表面形状に対応する外面型に載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋である。
また、本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける容器の蓋において、前記シート材を前記容器の蓋の裏面形状に対応する内面型に載置して後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記シート材を容器の蓋形状に一次成形後、コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋である。
本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける成形方法において、前記シート材を前記容器の蓋の表面形状に対応する外面型に載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋の成形方法であるので、容器の蓋の外径全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことができる容器の蓋の成形方法である。
また、本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける成形方法において、前記シート材を前記容器の蓋の裏面形状に対応する内面型に載置して後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記シート材を容器の蓋形状に一次成形後、コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋の成形方法であるので、容器の蓋の外径全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことができる容器の蓋の成形方法である。
更に、本発明は、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける容器の蓋において、前記シート材を前記容器の蓋の表面形状に対応する外面型に載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋であるので、容器の蓋の外径全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことができる容器の蓋である。
また、上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける容器の蓋において、前記シート材を前記容器の蓋の裏面形状に対応する内面型に載置して後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記シート材を容器の蓋形状に一次成形後、コア型から合成樹脂材を注入して成形する容器の蓋であるので、容器の蓋の外径全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことができる容器の蓋である。
図1乃至図7において、本発明の容器の蓋6は、上面に突出した環状などのリブ部6cを有する天板部6aを底とし、前記天板部6aの外周から下端へ延出した側壁部6bとしたポリプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂材でできた容器の蓋6に前記天板部6aの上面から側壁部6bに至ってユポシートやユポシートと同調する素材を使用した合成樹脂材のシート材4を貼りつけたものである。また、前記シート材4の外周に切り目4aを適宜間隔で複数個形成して、前記シート材4を前記容器の蓋6の表面形状に対応する外面型2bに載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型2とコア型1が突き合って金型が型締めして、前記コア型1から合成樹脂材を注入して成形した容器の蓋6であるので、前記容器の蓋6の外径全面に模様や写真などの加飾を位置ずれやたわみ、しわなどを発生させずに簡単に施すことが可能な容器の蓋6と容器の蓋6の成形方法である。尚、外径全面とは、容器の蓋6の天板部6aと側壁部6bを合わせた面のことである。
図1乃至図4において、本発明である容器の蓋6をインモールド成形法により成形する成形方法を説明する。固定金型であるコア型1と可動金型であるキャビ型2で一対の金型が構成させる。前記コア型1には、合成樹脂材を高温で溶融する樹脂射出器1aと前記樹脂射出器1aと連結し合成樹脂材を外へ流出する射出部1bを有し、キャビ型2には、エアーにて吸引するためのエアー吸引管2aが設けられており、図1に示すとおり、金型が型開き状態になった際、前記シート材4を外面型2bに載置するための専用のロボットハンド3によって前記シート材4が金型内に搬入される。前記ロボットハンド3は、前記キャビ型2の外面型2bへシート材4が密着するように、容器の蓋6の内面型1cと同形状又は類似形状に形成した型部3aと外面型2bに面する位置にシート材4を容易に吸着させるゴム素材などからなる吸着板3bが接合されている。
次に図2に示すとおり、前記ロボットハンド3がキャビ型2側に移動し、吸着板3bに吸着されたシート材4がロボットハンド3の型部3aとキャビ型2の外面型2bに挟まれ、シート材4がコの字型に曲がった状態となり蓋形状に一次成形される。コの字型に曲がった前記シート材4は、前記エアー吸引管2aからエアーによる吸引が行われると、前記シート材4は外面型2bの表面に吸着し前記ロボットハンド3の吸着板3bより離脱される。
図3において、キャビ型2とコア型1が突き合って金型が型締めされた状態を示す。前記型締め状態では、キャビ型2の外面型2bとコア型1の内面型1cによって成形用キャビティ61が形成される。また、キャビ型2の外面型2bと前記外面型2bに吸着されたシート材4との間に若干の空間となる隙間部5が発生する。
図4において、前記樹脂射出器1a内には高温で溶融した合成樹脂材が射出部1bから高圧力でキャビティ61内へ射出され、その圧力によってキャビ型2の外面型2bに押し付けられる。前記キャビ型2の外面型2bへ押し付けられたシート材4は、その圧力により外面型2bへ密着しプラスチック成形品の容器の蓋6が成形される。前記プラスチック成形品の容器の蓋6が硬化した後、キャビ型2がコア型1から後退して金型が型開きし、前記容器の蓋6がロボットハンドなどによって取り出される。
図7において、シート材4の形状を示す。前記シート材4の外周に切り目4aを適宜間隔で複数個、V字形状となる切り目4aを形成することで、段差となるリブ部6cを有する天板部6a乗り越え、前記天板部6aの外周から下端へ延出した側壁部6bに沿い前記シート材4が密着し、容器の蓋6の外径全面に模様や写真などの加飾を施すことができる。前記シート材4の素材については、合成樹脂材からなる伸縮可能なユポシートやユポシートと同調する素材を使用することで、成形時に熱が加えられたシート材が伸長され段差を有するリブ部6cを覆いかぶせ前記シート材4が密着される。またシート材4にたわみやしわが発生しない理由として、合成樹脂材が射出部1bから高圧力でキャビティ61内へ射出され、その圧力によってキャビ型2の外面型2bに押し付けられるため、仮にシート材4にたわみやしわが発生したものがキャビ型2の外面型2bに吸着してあったとしても、高圧力と熱が加わることで前記シート材4は溶融した合成樹脂材と一緒に膨張し、その後低温となり収縮されるので、容器の蓋6の外径全面にしわやたわみの発生しない加飾を施すことができ、意匠性や装飾性を優れさせることができる。
更に、前記シート材4を使用して成形した容器の蓋6の側面図を図9に示すとおり、容器の蓋6の外径全面までシート材4が覆いかぶせるため、容器内の被注出物が光を嫌うものやバリヤ性能を必要とするものであれば、前記シート材4を遮光性能や各種バリヤ性能を有するシート材4にすることでより優れた効果を有する。
また、シート材4の異なる第2の実施形態を図8に示す。前記シート材4の外周に切り目4bを適宜間隔で複数個形状となる切り目4bを形成することで、段差となるリブ部6cを有する天板部6a乗り越え、前記天板部6aの外周から下端へ延出した側壁部6bに沿い前記シート材4の切り目4bが隣接したシート材4同士が重なり合い密着し、容器の蓋6の外径全面に模様や写真などの加飾を施すことができる。尚、図10においては、前記シート材4を使用して成形した容器の蓋6の側面図である。
更に、前記シート材の切り目4a、4bについては、適宜間隔で複数個設置するのが望ましいが、前記切り目4a、4bの設置する数を少なくしたり、切り目4a、4bをなしとした場合でも、合成樹脂材が射出部1bから高圧力でキャビティ61内へ射出され、その圧力によってキャビ型2の外面型2bに押し付けられるため、仮にシート材4にたわみやしわが発生したものがキャビ型2の外面型2bに吸着してあったとしても、高圧力と熱が加わることで前記シート材4は溶融した合成樹脂材と一緒に膨張し、その後低温となり収縮されるので、しわやたわみが目立たない加飾を施すことができる。
図11乃至図14において、本発明である容器の蓋6をインモールド成形法により成形する異なる第2の成形方法を説明する。固定金型であるコア型1と可動金型であるキャビ型2で一対の金型が構成させる。前記コア型1には、合成樹脂材を高温で溶融する樹脂射出器1aと前記樹脂射出器1aと連結し合成樹脂材を外へ流出する射出部1bを有している。また、前記コア型1には、エアーにて吸引するためのエアー吸引管2aが設けられており、図11に示すとおり、金型が型開き状態になった際、前記シート材4を内面型1cに載置するための専用のロボットハンド3によって前記シート材4が金型内に搬入される。前記ロボットハンド3は、前記コア型1の内面型1cへシート材4が密着するように、
内面型1cに面する位置にシート材4を容易に吸着させるゴム素材などからなる吸着板3bが接合されている。
次に図12に示すとおり、前記ロボットハンド3がコア型1側に移動し、吸着板3bに吸着されたシート材4がロボットハンド3によりコア型1の内面型1cに接すると、前記内面型1cのエアー吸引管12aからエアーによる吸引が行われ、前記シート材4は内面型1cに吸着されて、前記ロボットハンド3の吸着板3bより離脱される。
図13において、キャビ型2とコア型1が突き合って金型が型締めされた状態を示す。前記型締め状態では、キャビ型2の外面型2bとコア型1の内面型1cによって成形用キャビティ61が形成される。また、金型が型締めされると、前記シート材4は容器の蓋6形状に折り曲げられ一次成形され、キャビ型2の外面型2bと前記外面型2bに吸着されたシート材4との間に若干の空間となる隙間部5が発生する。
図14において、前記エアー吸引管12aからのエアー吸引をオフにしたと同時に、前記樹脂射出器1a内には高温で溶融した合成樹脂材が射出部1bから高圧力でキャビティ61内へ射出され、その圧力によってキャビ型2の外面型2bに押し付けられる。前記キャビ型2の外面型2bへ押し付けられたシート材4は、その圧力により外面型2bへ密着しプラスチック成形品の容器の蓋6が成形される。前記プラスチック成形品の容器の蓋6が硬化した後、キャビ型2がコア型1から後退して金型が型開きし、前記容器の蓋6がロボットハンドなどによって取り出される。
この場合、エアーの吸引跡はシート材4の裏面につき、合成樹脂材を射出した時にシート材4の裏面は合成樹脂材で覆われるため、エアー吸引跡が残らない容器の蓋6を提供することができる。
また、本発明の容器の蓋6を例えば粉ミルクやインスタントコーヒー等の湿気進入を防止する必要がある被注出物が入った容器の蓋6として成形することも可能であるので、意匠性や装飾性、機能性を優れさせることができる。
更に、容器の蓋6の材質がポリプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂材であるため、外部からの衝撃にも強く、容器の蓋6が変形してしまう心配もなく、適正な形状の容器の蓋6を容易に成形することができ品質的に優れたものを提供できる。
本発明の実施形態である成形方法1を示す断面図である。 同実施形態の成形方法2を示す断面図である。 同実施形態の成形方法3を示す断面図である。 同実施形態の成形方法4を示す断面図である。 同実施形態を示す容器の蓋の断面図である。 図5の拡大図である。 本発明のシート材の平面図である。 図7の異なる第2の実施形態を示す平面図である。 図5の実施形態を示す側面図である。 図9の異なる第2の実施形態を示す側面図である。 図1の異なる第2の成形方法1を示す断面図である。 図1の異なる第2の成形方法2を示す断面図である。 図1の異なる第2の成形方法3を示す断面図である。 図1の異なる第2の成形方法4を示す断面図である。
符号の説明
1 コア型
1a 樹脂射出器
1b 射出部
1c 内面型
2 キャビ型
2a エアー吸引管
12a エアー吸引管
2b 外面型
3 ロボットハンド
3a 型部
3b 吸着板
4 シート材
4a 切り目
4b 切り目
5 隙間部
6 容器の蓋
6a 天板部
6b 側壁部
6c リブ部
61 キャビティ

Claims (4)

  1. 上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける成形方法において、前記シート材を前記容器の蓋の表面形状に対応する外面型に載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記コア型から合成樹脂材を注入して成形することを特徴とする容器の蓋の成形方法。
  2. 上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける成形方法において、前記シート材を前記容器の蓋の裏面形状に対応する内面型に載置して後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記シート材を容器の蓋形状に一次成形後、コア型から合成樹脂材を注入して成形することを特徴とする容器の蓋の成形方法。
  3. 上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける容器の蓋において、前記シート材を前記容器の蓋の表面形状に対応する外面型に載置して蓋形状に一次成形後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記コア型から合成樹脂材を注入して成形することを特徴とする容器の蓋。
  4. 上面に突出したリブ部を有する天板部を底とし、前記天板部の外周から下端へ延出した側壁部とした合成樹脂材でできた容器の蓋に前記天板部の上面から側壁部に至って合成樹脂材のシート材を貼りつける容器の蓋において、前記シート材を前記容器の蓋の裏面形状に対応する内面型に載置して後、キャビ型とコア型が突き合って金型が型締めして、前記シート材を容器の蓋形状に一次成形後、コア型から合成樹脂材を注入して成形することを特徴とする容器の蓋。
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