JP2007142265A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体を持ち運びが狭い部分にも搬送可能なで保守、点検が容易な露光装置及び露光方法を得る。
【解決手段】上下に配設した被露光部材を露光部へ交互に搬送して、被露光部材の表裏を同時露光するようになした露光装置の筐体は、少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、上下露光装置部筐体ユニットと、被露光部材載置部筐体ユニットと上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットとより成る複数の筐体ユニットで構成して被露光部材の露光を行なう露光装置及び露光方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明はプリント基板や半導体等の被露光部材のパターン露光に用いて有用な露光装置及び露光方法に係わり、特に、露光装置の筐体をユニット化し電源保守組み立て、搬送を容易にした露光装置及び露光方法に関する。
プリント基板や半導体パターンの表裏面を同時に露光、焼付けを行なう露光装置として本出願人は特許文献1に示す様な露光装置及び露光方法を提案している。
図7は、特許文献1に開示の露光装置の筐体を示し、露光装置1の筺体はピアノ型に一体に構成され、前面はプリント回路基板等のパターンが露光される上下被露光部材7A及び7Bを装着或は取り出すための被露光部材載置部4はテーブル状と成され、このテーブル上に上下露光枠3A、3Bの表面が露呈される開口部が形成されている。
上記した被露光部材載置部4内には露光装置1の奥行方向に延設したレール5L及び5Rに沿って摺動自在にされた上下露光枠3A及び3Bが配設され、この上下露光枠3A及び3B内にプリント回路基板等の上下被露光部材7A及び7B並びにマスクパターン等が配設される。この上下露光枠3A及び3Bにはパターンマスク等を押圧する透明な押圧蓋(図8参照)18がヒンジを介して開閉自在と成されている。
上下に設けられた上露光枠3A及び下露光枠3Bは、これら上下露光枠3A及び3Bの左右に設けられた左右駆動部2L及び2Rの左右に設けた夫々の左右レール5L及び5R上で駆動される様に、左右駆動部2L及び2R間に摺動可能に架橋されている。
上述の左右レール5L及び5Rは被露光部材載置部4の後方に設けられた上下露光部8A及び8Bの奥方向まで延設され、上下露光枠3A及び3Bは上下露光部8A及び8Bの露光すべき所定位置で停止出来る様になされている。
上下露光部8A及び8B内には夫々反射用のミラー10A及び10Bが傾斜して設けられている。上露光部8A内のミラー10Aは図7の破線の様に手前から後方に上り坂の様に傾斜し、下露光部8B内のミラー10Bは手前から後方に下り坂の様に傾斜して配設され、更に、図7の略中央位置からの側断面図である、図8に示す様に上下露光部8A及び8Bの筺体の背面中央部に設けた断面L字状の載置台11A及び11B上に光源となる高圧水銀灯9A及び9Bを固定し、ミラー10A及び10Bに照射した紫外光を下方及び上方に反射させて順次被露光部材載置部4の奥行き方向に移動される上下露光枠3A及び3B内の上下被露光部材7A及び7Bを夫々交互に露光する様に成されている。
又、被露光部材載置部4の下側には図8に示す様に上記した高圧水銀灯9A及び9Bを点灯し、光強度などを制御する電源制御回路部が挿入された電源部筐体6が設けられている。
上述の構成で、上下露光枠3A及び3B内にはプリント回路基板等の上下被露光部材7A及び7Bの上下に2枚のパターンマスク等が配設され、これら被露光部材7A及び7Bは被露光部材載置部4の前面側から露光枠3A及び3Bに載置される。上下露光枠3A及び3Bの左右側壁部に回動自在に設けたローラ12が左右レール5L、5Rに転接して、図示しない左右駆動部2L、2R内の駆動モータ等の駆動力で上下露光部8A及び8Bの照射範囲内に搬入されると、露光装置1内の後部に配設されている上下側の高圧水銀灯9A及び9Bからの紫外光を上下のミラー10A及び10Bを介して露光部位置に持ち来された上又は下露光枠3A及び3B内の上被露光部材7A又は下被露光部材7Bを露光する。
上下露光枠3A及び3Bは先ず、上露光枠3Aが図8に示す矢印A方向に駆動手段を介して左右レール5L、5Rに沿って上露光部8Aの上側ミラー10Aの真下に持ち来されて、上露光枠3A内に配設した上被露光部材7Aは上側高圧水銀灯9A及びミラー10Aを介して所定の露光光路を経由して上被露光部材7Aの表側のパターンマスクを介して所定のパターンを露光する。
同様に上被露光部材7Aの裏側も裏側のパターンマスクを介して下側高圧水銀灯9B及びミラー10Bにより所定の露光光路を経由して上被露光部材7Aの裏側に所定のパターンを露光する。
上被露光部材7Aの表裏側のパターンが同時に露光を終了すると上露光枠3AはAと逆方向の被露光部材載置部4の前方側に移動し、次に下露光枠3Bが矢印A方向に左右レール5L、5Rに沿って奥行き方向に移動して、上下露光部8A、8Bの真下で停止し、下露光枠3B内の下被露光部材7Bの表側のパターンを上側高圧水銀灯9Aとミラー10Aを介して露光し、裏側のパターンを下側高圧水銀灯9Bとミラー10Bを介して露光して同時に表裏パターンの露光を行なっている。
特開2002−221799号公報
上述の特許文献1で説明した図7及び図8の露光装置によると、下記に示す様な課題を有していた。
(イ)露光装置1の筐体の被露光部材載置部4、上下露光部8A及び8B、電源部筐体6はL型アングル等を用いてピアノ型に一体に構成しているために、露光装置全体が大型化し、運搬や設置に手間を要するだけでなく設置場所に配設するまでの通路や扉が狭い場合は扉等を壊さなくては搬入出来ない場合が生ずる。
(ロ)露光装置1の電源部筐体6を被露光部材載置部4の下部に配したため、電源部筐体6の保守、点検は点検者が屈んだ状態で電源部筐体6の前扉のみを開いて行うため開閉面積も小さく極めてやり難くなる。
(ハ)従来の露光装置1では電源部筐体6を下露光部11Bの前方に配設したために電源部筐体6から上下高圧水銀灯9A,9Bまでの電源配線や水冷用の配管を大きく回さなくてはならないための配線や配管を設ける必要があり機構が複雑化する等の課題を有していた。
本発明は叙上の課題を解消した露光装置及び露光方法を提供しようとするもので、発明が解決しようとする課題は筐体の持ち運びが容易で狭い部分にも搬送可能な様に複数の筐体ユニットで構成し、保守、点検が容易な露光装置及び露光方法を得ようとするものである。
第1の本発明の露光装置は、上下に配設した被露光部材を露光部へ交互に搬送して、該被露光部材の表裏を同時露光するようになした露光装置であって、露光装置の筐体は、少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、上下露光装置部筐体ユニットと、被露光部材載置部筐体ユニットと上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットとより構成したものである。
第2の本発明の露光方法は上下に配設した被露光部材を露光部へ交互に搬送して、被露光部材の表裏を同時露光するようになした露光方法であって、露光装置の筐体は、少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、上下露光装置部筐体ユニットと、被露光部材載置部筐体ユニットと上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットとから構成され、電源部筐体ユニット内に摺動自在に枢着した2個の電源用放電光を介して上下露光筐体ユニット内のミラーを照射し、被露光部材載置部筐体ユニット内の露光部材を上下方向より露光するように成したものである。
斯かる、第1に本発明によれば、複数に分割した筐体ユニットとしたために持ち運びが容易で狭い部分でも搬送可能となり、電源部筐体も背面側に配したので保守、点検が容易な露光装置及び露光方法が得られる。
第2の本発明によれば上下露光部8A、8Bの後部にユニット化した電源部筐体6と上下高圧水銀灯9A、8Bを設けたので配線や配管の引き回しが容易な構造の露光方法が得られる。
以下、図1乃至図6を用いて、本発明の露光装置の1形態例を詳記する。図1は本発明の露光装置の1形態例の筐体の組み立て状態を示す全体の斜視図、図2は本発明の露光装置の露光手順の1形態例を示す側断面図、図3は本発明の露光装置の1形態例を示す正面図、図4は本発明の露光装置に用いる1形態例を示す遮蔽手段の取り付け状態の正面図及び側面図、図5は本発明の露光装置の1形態例を示す電源部筐体ユニットの詳細図、図6は本発明の露光装置の1形態例を示す配管系統図である。
図1は、本発明の露光装置20の各ユニット筐体を組み立てた全体的外観斜視図を示すものでる。以下、従来の図7及び図8で説明した露光装置1に於いての対応部分には同一番号を付して説明を進める。本発明の露光装置20を構成する各種筺体ユニットは全体としてピアノ型に組み立てられている。テーブル状に形成した前面はプリント回路基板等のパターンが露光される上下被露光部材7A及び7Bを装着或は取り出すための略直方体状にLアングルで構成したラックに各板材を固定した被露光部材載置部筐体ユニット21をテーブル状と成し、このテーブル上に形成した上下露光枠3A、3Bの開口部上に上下被露光部材7A,7Bが載置される。
この被露光部材載置部筐体ユニット21内には図7及び図8で説明したと同様に露光装置20の奥行方向に延設した左右レール5L及び5Rに沿って摺動自在にされた上下露光枠3A及び3Bが配設され、この上下露光枠3A及び3B内にプリント回路基板等の上下被露光部材7A及び7B並びに2枚のマスクパターン等が上下被露光部材7A、7Bの上下に夫々配設される。この上下露光枠3A及び3Bはガラス等の押圧蓋(図2(A)参照)13で押圧可能にヒンジ等を介して開閉自在とされ、上下露光枠3A、3Bを夫々押圧している。
上下に設けられた上露光枠3A及び下露光枠3Bは、これら上下露光枠3A及び3Bの左右に設けられた左右駆動部2L及び2Rに設けた夫々の左右レール5L及び5R間駆動される様に左右駆動部2L及び2Rが内蔵された左右駆動部筐体ユニット22L、22R間に摺動可能に架橋されている。この左右駆動部2L、2Rは図3の正面図の一部を断面とした左右駆動部2L、2Rに示す様に、上記した被露光部材載置部筐体ユニット21の左右駆動部筐体ユニット22L、22Rと一体に構成されている。右駆動部筐体ユニット22R上には図3に示す様に操作用キー群27や表示装置28が取り付けられた操作部筐体26が固定されている。
上述のレール5L及び5Rは図2(A)及び図2(B)に示す被露光部材載置部筐体ユニット21の後方に設けられた上下露光部筐体ユニット23U、23Dの上下位置まで延設され、上下露光枠3A及び3Bは上下露光部筐体ユニット23U、23Dの上下から電源用の高圧水銀灯9A、9Bからの紫外光が照射される所定位置で停止可能とされている。
上下露光部筐体ユニット23U、23Dの上下露光部筺体はL型アングルを略直方体状に組み立て上下左右前後に側板を固定させ、上下露光部筐体ユニット23A、23B内には夫々反射用のミラー10A及び10Bが傾斜して設けられている。上露光部筐体ユニット23A内のミラー10Aは手前から後方に上り坂の様に傾斜し、下露光部筐体ユニット23B内のミラー10Bは手前から後方に下り坂の様に傾斜して配設されている。図2(A)に示す様に上露光部筐体ユニット23Aの左下方隅にはミラー10Aに向けて高圧水銀灯9Aからの照射光を照射可能な照射窓が形成されている。同様に、下露光部筐体ユニット23Bの左上方隅にはミラー10Bに向けて高圧水銀灯9Bからの照射光を照射可能な照射窓が形成されている。
下露光部筐体ユニット23Dの下端には図2(A)、図2(B)、図3に示す様に略扁平L型アングルを略直方体状に溶接形成した基台24が設けられ、この基台24上に下露光部筐体ユニット23Dは載置固定されている。下側のミラー10Bを固定するミラー取付金具29は図2(A)に示す様に基台26に固定されている。
上露光部筐体ユニット23Uの前面板側には図4によって後述するも被露光部材載置部筐体ユニット21の前方への露光時の光漏れを遮蔽する遮光手段30が取り付けられている。
更に、上下露光部筐体ユニット23U、23Dと被露光部材載置筐体ユニット21の背面側に同じくL字型アングル等で略直方体状に形成した電源部等を内蔵した電源部筐体ユニット25を基台24上に載置固定して、露光装置20を構成する。
上記した図2(A)の上露光筐体ユニット23Uの取り付け構造を図4に示す。図4(A)は上露光部筐体ユニット23Uと被露光部材載置部筐体ユニット21の後部が挿入される筺体内部側から見た正面図、図4(B)は遮光手段(以下、シャッタと記す)30の右側面図であり、上露光部筐体ユニット23Uのシャッタ30は上露光筐体ユニット23Uの前面上下部枠間に架橋させたシャッタ取付金具31A、31Bにシャッタ駆動部32及びシャッタのスライドガイド33A、33Bを配設する。
図4(A)に於いて、シャッタ駆動部32はシャッタ取付金具31Aに固定したL字状金具上に配設した電磁ブレーキ付のモータ34はギヤヘッドやカップリングを介してボールネジ35に回転力を与えて、ボールネジ35の先端に取り付けられた略長方形のシャッタ板36をスライドガイド33A、33Bに沿って被露光部材載置部筐体ユニット21内に上下動させることで上下被露光部材7A、7Bの露光時に被露光部材載置部筐体ユニット21の手前側の操作部側に漏れる紫外光を遮断する様になされている。
次に、図5(A)乃至図5(E)によって、電源部筐体ユニット25及び筐体内の各電機部品の配置を説明する。図5(A)は電源部筐体ユニット25の正面図を示すものであり、図5(B)は図5(A)のK−K断面矢視図、図5(C)は、図5(A)のM−M断面矢視図、図5(D)は図5(A)のC−C断面矢視図、図5(E)は図5(A)のF−F断面矢視図である。
電源部筐体ユニット25は、図5(A)に示す様に、L字状アングルを用いて、直方体の枠部材のラックを構成し、中央枠25A、左右枠25L、25R、上下枠25B、25Cに分け、下枠25Cは左下枠25CL、中央下枠25CC、右下枠25CRに分割されて、棚板や側板が固定され背面側は両扉を開閉自在に構成し、背面からの保守、点検が容易になるように形成される。
電源部筐体ユニット25の中央枠25Aには図5(C)に示す様に上枠25Bに固定した棚板から垂下した摺動棒40に光源となる高圧水銀灯9A及び9Bを摺動可能に固定し、上下露光部筐体ユニット23U、23Dのコーナから図2(A)に示す様に高圧水銀灯9A及び9Bからの紫外光をミラー10A及び10Bに照射し、この紫外光を下上方向に反射させて上下露光枠3A及び3B内の置かれた上下被露光部材7A及び7Bの表裏面を同時に夫々交互に露光する様に成されている。
図5(A)の様に、左枠25L内には電源制御用の配電盤41が配設され、右枠25Rには図5(A)、(B)の様に2段に区切られ、上段には2個の真空ポンプ42A、42Bが配設される。真空ポンプ42A、42Bは2方弁とラジエータ用の真空ポンプよりなる。下段には5kw〜8kwのトランス44が配設されている。又、上枠25B内には図5(A)、(B)、(D)の様に2個のラジエータ43A、43Bが設置され後方に排気するように成されている。
下枠25Cの左下枠25CL内には図5(A)、(E)に示す様に電源用の5kw〜8kwのトランス45が、中央下枠25CC内には保護筒37、水位計38、レベルスイッチ39等を有する水槽46が、右下枠25CRには2台の真空ポンプ47A、47B及び圧力及び温度調整用のスイッチ基盤48が配されホースを介して、水槽46に接続されている。真空ポンプ47Aは高圧水銀灯9A、9Bなどのランプ冷却用のポンプであり、真空ポンプ47Bは循環冷却用のポンプである。この様に、高圧水銀灯9A、9Bの近傍に電源部の各種部品を集約したので高圧水銀灯9A、9Bへの電気周りの配線及び冷却用の水周りの配管が短くなり電源部筐体ユニットをコンパクトに構成可能となっている。
図6に上記した露光装置20の配管系統図を示す。図6に於いて、上下ランプハウス49A、49Bは高圧水銀灯9A、9Bの管壁を水で冷却可能に成したユニット化されたランプハウジングで構成されている。
図6に於いて、上下ランプハウス49A、49Bの冷却排出口からの冷却水はイオンレスフイルタ50を介して水槽46に注入され、ランプ冷却用の真空ポンプ49A−弁51を介して、上下ランプハウス49A、49Bに並列的に供給されている。一方、第1及び第2のラジエータ43A、43Bにも水槽−循環冷却水用の真空ポンプ47Bを介してラジエータ用の冷却水が並列的に供給されている。
上述の構成に於いて、本発明の露光装置の動作を図1乃至図6により説明する。
図1及び図2(B)に示す様に上露光枠3Aに上被露光部材7Aと上下に2枚のマスクパターンを載置し、ガラス製の押圧蓋13を閉蓋して右駆動部筐体ユニット22R内の駆動モータを動作させれば上露光部材7Aは被露光部材載置部筐体ユニット21の上下露光部筐体ユニット23U、23D上の所定露光位置に停止し、光源である高圧水銀灯9A及び9Bの点灯により、水槽46から水は上下ランプハウ49A、49B内の高圧水銀灯99A、9Bの管壁を冷却すると共に第1及び第2のラジエータ43A、43Bをも冷却し、上下ミラー10A、10Bを介して、上被露光部材7Aの表裏面にマスクパターンに対応した所定のパターンを同時に露光焼付される。
この様な露光状態では、高圧水銀灯9A、9Bからの紫外光が被露光部材載置部筐体ユニット21内の空間部を介して、操作部側に漏れるようになり操作者の目等に悪い影響を与えるので、図4(A)、(B)に示すシャッタ30のモータ34を動作させ、シャッタ板36をスライドガイド33A、33Bに沿って降下させる様に操作させるか、露光開始の高圧水銀灯9A、9Bの点灯と同時に自動制御させることで図2(A)に示す様に被露光部材載置部筐体ユニット21の操作部側に漏れる光は完全に遮光される。
次に、上述の様に上露光枠3A内の上被露光部材7Aの露光中に、下露光枠3B内に下被露光部材7Bを装着し、上露光枠3Aが被露光部材載置部筐体ユニット21の前方の載置部側に戻される搬送中に右駆動部筐体ユニット22R内の右駆動部2Rの駆動モータを駆動させれば下露光枠3Bの下被露光部材7Bはレール5L、5Rに沿って奥行方向に移動し、終端して上下露光部筐体ユニット23A、23B位置に達することで高圧水銀灯9A、9Bの管壁は水による冷却と共に上被露光部材7Aと同様に下被露光部材7Bの表裏面に所定のパターンを同時に露光焼付される。
本発明の露光装置20によると、基台24上に被露光部材載置部筐体ユニット21と、上下露光筐体ユニット23U、23Dと、電源部筐体ユニット25を組み立て、図1に示す様に簡単に組み立て可能に構成したので、設置位置への通路が狭くても各筐体ユニットを分解した状態で設置位置に搬入可能であるだけでなく組み立てが電気配線系路及び組み立てを簡単に行うことが可能となる。
請求項1の本発明によれば、複数に分割した筐体ユニット21、22L、22R、25としたために持ち運びが容易で狭い部分でも搬送可能となり、電源部筐体ユニット25も露光装置20の背面側に配したので背後から保守、点検及び配線、配管が簡単な露光装置が得られる。
請求項2の本発明によれば、上下露光装置部筐体ユニット25内の反射ミラー10A、10Bを照射する上下側光源の上下高圧水銀灯9A、9Bを電源部筐体ユニット25内に配設したので、配線、配管の引き回しが容易で簡単な構造の露光装置が得られる。
請求項3の本発明によれば、被露光部材載置部筐体ユニット21の上下露光部筐体ユニット23A、23B間の露光部と上下露光部材7A、7Bの挿入部である操作部間に光の遮光手段を介在させたので、露光時に被露光部材載置部筐体ユニット21の操作部方向に紫外光が漏光せず、操作者に悪影響を与えない露光装置が得られる。
請求項4の本発明によれば、上下に配設した被露光部材を露光部へ交互に搬送して、被露光部材の表裏を同時露光するようになした露光方法であって、露光装置の筐体は、少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、上下露光装置部筐体ユニットと、被露光部材載置部筐体ユニットと上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットとから構成され、この電源部筐体ユニット内に摺動自在に枢着した2個の電源用紫外光を介して前記上下露光筐体ユニット内のミラーを照射し、被露光部材載置部筐体ユニット内の露光部材を上下方向より露光したので、背後から保守、点検が容易な露光方法が得られる。
上述の露光装置の構成に於いては、露光装置の筐体は、少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、上下露光装置部筐体ユニットと、被露光部材載置部筐体ユニットと上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットとから構成され、この電源部筐体ユニット内に摺動自在に枢着した2個の電源用放電光を介して上下露光筐体ユニット内のミラーを照射するようにしたが、複数に分割する各筐体ユニットの分割方法は適宜選択可能であり、例えば、被露光部材筐体ユニットと、左右駆動部筐体ユニットを別筐体として構成させても良い。更に、電源部筐体ユニットは実際には1803H×1480L×800Wと大きいため、この電源部筐体ユニットを1/2〜1/4のラックとして電源部筐体ユニットを1/2から1/4の体積として組み立てることも出来る。
更にまた、各筐体ユニットを、容易に組み立て出来るように積み重ねられる筐体ユニット間に案内突部と案内孔を形成し、積み重ね或いは組み合わせ時に案内突部が案内孔に自動的に嵌り合う様にし、各筐体ユニットを固定させる様にすることも出来る、この際、案内突部を各筐体に溶接した雄螺子等とすることで組み立て、分解時に雌螺子の案内、枢着、緩めを極めて簡単に行うことが出来る。
上述の露光装置としては、プリント回路基板のパターニング用の露光装置について説明したが、LCD等の露光装置として、利用されているプロキシミティ露光方式、レンズステッパ分割露光方式、ミラープロジェクション露光方式等の露光方式の露光装置にも本発明が適用可能である。
本発明の露光装置の組み立て状態の1形態例を示す斜視図である。 本発明の露光装置の露光方法及び遮光手段の動作を説明するための1形態例を示す側断面図である。 本発明の露光装置の1形態例を示す正面図である。 本発明の露光装置に用いる遮光手段の配設状態を示す1形態例の正面図及び側面図である。 本発明の露光装置に用いる電源部筐体ユニットの1形態例を示す各部の詳細側断面図である。 本発明の露光装置の1形態例を示す配管系統図である。 従来の露光装置の斜視図である。 従来の露光装置の側断面図である。
符号の説明
1、20‥‥露光装置、2L、2R‥‥左右駆動部、3A、3B‥‥上下露光枠、4‥‥被露光部材載置部、5L、5R‥‥レール、8A、8B‥‥上下露光部、9A、9B‥‥上下側高圧水銀灯、10A、10B‥‥ミラー、21‥‥被露光部材載置部筐体ユニット、22L、22R‥‥左右駆動部筐体ユニット、23U、23D‥‥上下露光筐体ユニット、25‥‥電源部筐体ユニット、26‥‥操作部筐体、30‥‥遮光手段、34‥‥モータ、35‥‥ボールネジ、36‥‥シャッタ板、40‥‥摺動棒、46‥‥水槽、47A、47B‥‥真空ポンプ

Claims (4)

  1. 上下に配設した被露光部材を露光部へ交互に搬送して、該被露光部材の表裏を同時露光するようになした露光装置であって、
    前記露光装置の筐体は、
    少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、
    上下露光装置部筐体ユニットと、
    前記被露光部材載置部筐体ユニットと前記上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットと、
    より構成したことを特徴とする露光装置。
  2. 前記上下露光装置部筐体ユニット内の反射ミラーを照射する上下側光源を前記電源部筐体ユニット内に配設したことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記被露光部材載置部筐体ユニットの露光部と被露光部材導入部間に光遮蔽手段を介在させて成ることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  4. 上下に配設した被露光部材を露光部へ交互に搬送して、該被露光部材の表裏を同時露光するようになした露光方法であって、
    前記露光装置の筐体は、少なくとも被露光部材載置部筐体ユニットと、上下露光装置部筐体ユニットと、該被露光部材載置部筐体ユニットと前記上下露光装置部筐体ユニットの後部に配設した電源部筐体ユニットとから構成され、
    前記電源部筐体ユニット内に摺動自在に枢着した2個の電源用放電光を介して前記上下露光筐体ユニット内のミラーを照射し、前記被露光部材載置部筐体ユニット内の露光部材を上下方向より露光することを特徴とする露光方法。
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