JP2007140005A - バイアス電圧発生回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーセーブ後の復帰動作の高速化を図る。
【解決手段】複数のバイアス電圧と各バイアス電圧に設けた待機電圧を切換えて出力するバイアス電圧発生回路101において、各バイアス電圧に電圧復帰部41を設け、パワーオン開始前に、電圧復帰部41に蓄えた電荷を供給することで、バイアス電圧を所定の電圧に近づける。ここで、電圧復帰部41と待機電圧発生部30の駆動制御は、駆動制御部51で行い、駆動制御期間はレジスタ6にて任意に設定することを可能な構成としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶パネル等を起動する駆動回路のバイアス電圧を発生するバイアス電圧発生回路において、パワーセーブ時にオフさせ、パワーセーブ状態から、動作状態に復帰させる時に、高速に復帰させるバイアス電圧発生回路に関する。
近年、液晶パネルの使用用途は、従来の大型機器から携帯機器にまで広がっている。その為に消費電力の低減が強く要望されている。低消費電力化に対応する為には、液晶駆動回路において非表示期間であるブランキング期間時に出力回路を停止状態にし、定常電流をゼロにするパワーセーブを行うのが効果的である。
消費電力の低減を図るためには、頻繁にパワーセーブを行うのがよりよいが、パワーセーブ後にすぐに駆動出力を行う必要がある。その為、パワーセーブ状態から動作状態へ高速に復帰させることが重要となる。
以下に、従来のバイアス電圧発生回路と駆動出力回路について図1を用いて説明する。図1は従来の液晶駆動用オペアンプのバイアス電圧発生回路とn出力の駆動出力回路を示した回路図である。ここでは、駆動出力数がn出力の場合を例にして説明する。
図1において、100はバイアス電圧発生回路である。バイアス電圧発生回路100は、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2、MP3とNチャネルMOSトランジスタMN1、MN2と、抵抗R1で構成された基準電圧発生部20とグランド及び、バイアス電圧Vbiasn間に接続されたスイッチSW1で構成された待機電圧発生部30で構成される。バイアス電圧発生回路100は、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)内の定電流源用NMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiasnを出力する機能を有する。また、Cln(1)〜Cln(n)は配線容量を示す。
次に、以上のように構成されたバイアス電圧発生回路100の、パワ−オフ状態からの復帰動作を図2のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、T1期間のパワーオン状態は、パワーセーブ信号PSが非アクティブ状態”High”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3がオフし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオンしている。
この時、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP1と、抵抗R1と、NチャネルMOSトランジスタMN1により基準電流Iref1が発生する。また、MP1とMP2で構成されたカレントミラー回路にてIref2を発生し、その基準電流Iref2と、PチャネルMOSトランジスタMP2とダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2とで、バイアス電圧Vbiasnを発生する。このバイアス電圧Vbiasnは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と、配線容量Cln(1)〜Cln(n)に供給される。
また、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオンしている期間である。
次に、T2期間のパワーオン状態は、出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフに切り替わるが、その他の制御はT1期間と同じ制御である。出力制御スイッチ
SW10(1)〜SW10(n)をオフすると同時にパワーセーブ信号を非アクティブ”Low”にすると液晶駆動用オペアンプの出力電圧に影響が出るので、オーバーラップ期間を設けている。
次に、T3期間のパワーオフ状態では、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3がオンし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオフとなる。つまり、基準電流Iref1が0になりパワーオフ状態となる。
また、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオンである為、バイアス電圧Vbiasnは、”Low”となる。
次に、T4期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)もオフしている。この期間で、バイアス電圧Vbiasnが所定の電圧に復帰し、復帰動作が完了する。
次に、T5期間のパワーオン状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオンするので、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の所定の電圧レベルを出力する。
特許第3681063号公報 特開2004−280805号公報
従来のバイアス電圧発生回路では、PチャネルMOSトランジスタMP2とNチャネルMOSトランジスタMN3とで発生した微小な基準電流Iref2を用いて、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)に電荷を充電し所定の電圧に復帰していた。
近年、液晶パネルの大型化、高画質化に伴い、液晶駆動用オペアンプの数が増加している。つまり、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)のnが増加したことにより、大きな容量値を微小な電流で充電することになり、所定の時間内にバイアス電圧が復帰しない課題があった。
この課題の解決手段としては、バイアス電圧発生回路の基準電流Iref2を増やす事で、所定の時間内にバイアス電圧を復帰することが主な解決手段であった。
しかし、この解決手段では、消費電力が大きく増加するので、低消費電力化を実現する上で問題となる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、基準電流Iref2を増やすことなく高速に復帰できる、バイアス電圧発生回路を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチで構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部を有し、パワーオンからパワーオフに切り替える前及び、パワーオフからパワーオンに切り替える前に、高速復帰のための充放電を行う。
本構成によって、パワーオン開始前に、バイアス電圧を所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰が開始できるので、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項2記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチで構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部と、駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できるレジスタを有し、パワーオンからパワーオフに切り替える前及び、パワーオフからパワーオンに切り替える前に、レジスタの設定に応じた期間、電圧復帰部の電荷蓄積素子へ、高速復帰のための充放電を行う。
本構成によって、レジスタの設定に応じ復帰開始時の電圧を任意に変更できるので、復帰時間が最短となる最適な復帰開始電圧に設定した上で、復帰が開始できるので、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項3記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチ及び、バイアス電圧発生回路の出力負荷を、接続、切断する為のスイッチで構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部を有し、パワーオンからパワーオフに切り替える前及び、パワーオフからパワーオンに切り替える前に、電圧復帰部の電荷蓄積素子へ、高速復帰のための充放電を行う。
本構成によって、高速復帰のための充電時に、バイアス電圧発生回路の出力負荷への充電が不要となり、電圧復帰部の電荷蓄積素子の容量値を大きくすることができるので、さらにバイアス電圧を所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰が開始でき、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項4記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチ及び、バイアス電圧発生回路の出力負荷を、接続、切断する為のスイッチで構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部と、駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できるレジスタを有し、パワーオンからパワーオフに切り替える前及び、パワーオフからパワーオンに切り替える前に、電圧復帰部の電荷蓄積素子へ、高速復帰のための充放電を行う。
本構成によって、レジスタの設定に応じ復帰開始時の電圧を任意に変更できるので、パワーオン開始前に、復帰時間が最短となる最適な復帰開始電圧に設定した状態から復帰が開始でき、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項5記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチ及び、電荷蓄積素子を充電する充電回路及び、充電回路のパワーオン期間を制御する充電時間制御部で構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と、電圧復帰部を制御する駆動制御部を有し、パワーオン期間に電圧復帰部の電荷蓄積素子へ充電し、パワーオフからパワーオンに切り替える前に放電する。
本構成によって、パワーオン期間中に、常に充電回路から電圧復帰部の電荷蓄積素子へ充電することができるので、電圧復帰部の電荷蓄積素子の容量値を大きくすることができ、さらにバイアス電圧を所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰が開始できるので、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項6記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子
をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチ及び、電荷蓄積素子を充電する充電回路及び、充電回路のパワーオン期間を制御する充電時間制御部で構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と、電圧復帰部を制御する駆動制御部と駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できるレジスタを有し、パワーオン期間に電圧復帰部の電荷蓄積素子へ充電し、パワーオフからパワーオンに切り替える前に放電する。
本構成によって、レジスタの設定に応じ電圧復帰部の電荷蓄積素子への充放電期間を任意に変更できるので、復帰時間が最短となる最適な復帰開始電圧に設定した状態から復帰が開始でき、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項7記載のバイアス電圧発生回路では、電荷蓄積素子及び、電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為のスイッチ及び、電荷蓄積素子を充電する充電回路及び、充電回路のパワーオン期間を制御する充電時間制御部で構成された電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部と充電電圧セレクタを制御するレジスタを有し、パワーオン期間に電圧復帰部の電荷蓄積素子へ充電し、パワーオフからパワーオンに切り替える前に放電する。
本構成によって、レジスタの設定に応じ電圧復帰部の電荷蓄積素子への充電電圧を任意に変更できるので、復帰時間が最短となる最適な復帰開始電圧に設定した状態から復帰が開始でき、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項8記載のバイアス電圧発生回路では、電圧の異なる2つのバイアス電圧を短絡する為のスイッチ及び、基準電圧発生部を切り離すスイッチからなる電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部を有し、パワーオフからパワーオンに切り替える前に、電圧の異なる2つのバイアス電圧を短絡する。
本構成によって、2つのバイアス電圧出力配線を短絡することができるので、パワーオン開始前に、バイアス電圧を所定の電圧に近づけた状態から復帰が開始でき、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
本発明の請求項9記載のバイアス電圧発生回路では、位の異なる2つのバイアス電圧を短絡する為のスイッチ及び、基準電圧発生部を切り離すスイッチからなる電圧復帰部と、待機電圧発生部と電圧復帰部を制御する駆動制御部と駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できるレジスタを有し、パワーオフからパワーオンに切り替える前に、電圧の異なる2つのバイアス電圧を短絡する。
本構成によって、レジスタの設定に応じ、電圧復帰部のスイッチの短絡期間と、待機電圧の出力期間を任意に変更できるので、復帰時間が最短となる最適な電圧に近づけた状態から、バイアス電圧を高速に復帰させることができる。
以上のように、本発明は、従来の回路に対し電圧復帰部と駆動制御部を設けたことにより、復帰開始時にすでに、所定のバイアス電圧まで近づけた状態から復帰が開始できるので、復帰時間の短縮に大きな効果をもたらす。
(第1の実施形態)
図3に本発明の第1の実施形態のバイアス電圧発生回路の回路図を示す。
本実施形態は、出力数がn出力である液晶駆動用のバイアス電圧発生回路を例に本発明を説明する。
図3において、101はバイアス電圧発生回路である。バイアス電圧発生回路101は、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2、MP3とNチャネルMOSトランジスタMN1、MN2と、抵抗R1で構成された基準電圧発生部20とグランドとバイアス電圧Vbiasnに接続されたスイッチSW1で構成された待機電圧発生部30と、電荷蓄積素子C1とスイッチSW2で構成された電圧復帰部41と、待機電圧発生部30及び、電圧復帰部41を制御する駆動制御部51と、その駆動制御部51を制御するレジスタ6で構成される。バイアス電圧発生回路101は、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)内の定電流源用NMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiasnを出力する機能を有する。また、Cln(1)〜Cln(n)は配線容量を示す。
駆動制御部51は、クロック入力信号CLKとレジスタ6の設定値に応じて、バイアス電圧発生回路101の出力Vbiasnに、待機電圧発生部30から待機電圧を出力する期間と、電圧復帰部41の電荷蓄積素子C1の充放電期間を制御する機能を有する。
次に、以上のように構成されたバイアス電圧発生回路101の、パワ−オフ状態からの復帰動作を図4のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、T1期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンしている。
パワーオン状態では、パワーセーブ信号PSが非アクティブ状態”High”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3がオフし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオンしている。
この時、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP1と、抵抗R1と、NチャネルMOSトランジスタMN1により基準電流Iref1が発生する。また、MP1とMP2で構成されたカレントミラー回路にてIref2を発生し、その基準電流Iref2と、PチャネルMOSトランジスタMP2とダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2で、バイアス電圧Vbiasnを発生する。
このバイアス電圧Vbiasnは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と、配線容量Cln(1)〜Cln(n)に供給される。
次に、T2期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1はT1期間と同じくオフだが、復帰電圧出力制御用スイッチSW2をオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)をオフする。
この期間では、復帰電圧制御用スイッチSW2をオンし、電荷蓄積素子C1をバイアス電圧Vbiasnに接続するので、電圧復帰部41の電荷蓄積素子C1に電荷を充電する。また、電荷蓄積素子C1をバイアス電圧Vbiasnに接続したことにより、バイアス電圧Vbiasnの電圧が変動してしまうが、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフしているので、液晶駆動用オペアンプの出力電圧Voutに影響はない。
次に、T3期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオンし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2と、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
パワーオフ状態では、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3と、NチャネルMOSトランジスタMN3がオンし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオフとなる。つまり、基準電流Iref1は0になりパワーオフ状態となる。
また、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオンし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフである為、バイアス電圧Vbiasnは、”Low”となる。
次に、T4期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2をオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
この期間で、T2期間で電荷蓄積装置C1に充電した電荷を、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)に放電し、パワーオン開始前にバイアス電圧Vbiasnの電圧を所定の電圧に近づける。
次に、T5期間のパワーオン状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1と、復帰電圧出力制御用スイッチSW2と、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
この期間で、バイアス電圧Vbiasnが、T4期間で所定の電圧に近づけた電圧を復帰開始電圧とし、基準電圧発生回路の基準電流Iref2のみで所定の電圧まで復帰する。
次に、T6期間のパワーオン状態では、各制御信号は、T1期間と同じ制御になる。しかし、T6期間は、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜 Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフからオンに切り変わった直後の期間であり、バイアス電圧Vbiasnが所定の電圧に復帰完了しておく必要がある。
以上のように本実施形態1によるバイアス電圧発生回路101では、 、従来のような基準電圧発生部20からの電流のみで復帰するバイアス電圧発生回路101に対し、復帰電圧を充放電できる電圧復帰部41と、駆動制御部51を設けたことにより、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasnを所定の電圧に近づけた状態から復帰を開始する事ができる。よって、液晶駆動用オペアンプのバイアス電圧Vbiasnを高速に復帰できる。
また、待機電圧出力制御用スイッチSW1のオン期間及び、オフ期間と、復帰電圧出力制御用スイッチSW2のオン期間及び、オフ期間を制御することができるレジスタ6を設けたことで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasnをレジスタの変更のみで可変できる。よって、温度や電源電圧等の変化により回路特性が悪化し、復帰時間に遅延が生じた場合でも、バイアス電圧Vbiasnを高速に復帰させることができる。
(第2の実施形態)
図5に本発明の第2の実施形態のバイアス電圧発生回路の回路図を示す。
本実施形態は、出力数がn出力である液晶駆動用のバイアス電圧発生回路を例に本発明を説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態に対し、バイアス電圧発生回路102の出力Vbiasnと基準電圧発生部20の出力NODE1の間に、駆動制御部52によって制御する基準電圧制御スイッチSW3を備えた場合のバイアス電圧発生回路102である。
図5において、102はバイアス電圧発生回路である。バイアス電圧発生回路102は、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2、MP3とNチャネルMOSトランジスタMN1、MN2と、抵抗R1で構成された基準電圧発生部20とグランドとバイアス電圧Vbiasnに接続されたスイッチSW1で構成された待機電圧発生部30と、電荷蓄積素子C1とスイッチSW2と、基準電圧制御スイッチSW3で構成された電圧復帰部42と、待機電圧発生部及び、電圧復帰部42と、基準電圧制御スイッチSW3を制御する駆動制御部52と、その駆動制御部52を制御するレジスタ6で構成される。バイアス電圧発生回路102は、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)内の定電流源用NMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiasnを出力する機能を有する。また、Cln(1)〜Cln(n)は配線容量を示す。
駆動制御部52は、クロック入力信号CLKとレジスタ6の設定値に応じて、バイアス電圧発生回路102の出力Vbiasnに、待機電圧発生部30から待機電圧を出力する期間と、電圧復帰部42から復帰電圧を出力する期間と、基準電圧制御スイッチSW3で基準電圧を切離す期間を制御する機能を有する。
次に、以上のように構成されたバイアス電圧発生回路102の、パワ−オフ状態からの復帰動作を図6のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、T1期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、基準電圧制御スイッチSW3はオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンしている。
パワーオン状態では、パワーセーブ信号PSが非アクティブ状態”High”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3がオフし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオンしている。
この時、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP1と、抵抗R1と、NチャネルMOSトランジスタMN1により基準電流Iref1が発生する。また、MP1とMP2で構成されたカレントミラー回路にてIref2を発生し、その基準電流Iref2と、PチャネルMOSトランジスタMP2とダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2で、バイアス電圧Vbiasnを発生する。
このバイアス電圧Vbiasnは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と、配線容量Cln(1)〜Cln(n)に供給される。
次に、T2期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1をオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2をオンし、基準電圧制御スイッチSW3をオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)をオンしている。
この期間では、復帰電圧制御用スイッチSW2をオンし、電荷蓄積素子C1をバイアス電圧Vbiasnに接続するので、電圧復帰部42の電荷蓄積素子C1に電荷を充電する。
また、電荷蓄積素子C1をバイアス電圧Vbiasnに接続したことにより、バイアス電圧Vbiasnの電圧が変動してしまうが、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフしている
ので、液晶駆動用オペアンプの出力電圧Voutに影響はない。
次に、T3期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオンし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、基準電圧制御スイッチSW3はオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
パワーオフ状態では、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3と、NチャネルMOSトランジスタMN3がオンし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオフとなる。つまり、基準電流Iref1は0になりパワーオフ状態となる。
バイアス電圧Vbiasnは、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオンし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフである為、基準電圧制御スイッチSW3はオフしているので、”Low”となる。
次に、T4期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2をオンし、基準電圧制御スイッチSW3はオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
この期間で、T2期間で電荷蓄積装置C1に充電した電荷を、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)に放電し、パワーオン開始前にバイアス電圧Vbiasnの電圧を所定の電圧に近づける。
次に、T5期間のパワーオン状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2をオフし、基準電圧制御スイッチSW3はオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
この期間で、バイアス電圧Vbiasnが、T4期間で所定の電圧に近づけた電圧を復帰開始電圧とし、基準電圧発生回路の基準電流Iref2のみで所定の電圧まで復帰する。
次に、T6期間のパワーオン状態では、各制御信号は、T1期間と同じ制御になる。しかし、T6期間は、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフからオンに切り変わった直後の期間であり、バイアス電圧Vbiasnが所定の電圧に復帰完了しておく必要がある。
以上のように本実施の形態2によるバイアス電圧発生回路102では、従来のような基準電圧発生部20からの電流のみで復帰するバイアス電圧発生回路102に対し、復帰電圧を充放電できる電圧復帰部42と、駆動制御部52を設けたことで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasnを所定の電圧に近づけた状態から復帰を開始する事がでる。よって、液晶駆動用オペアンプのバイアス電圧Vbiasnを高速に復帰できる。
また、電圧復帰部42に基準電圧制御スイッチSW3を設けたことで 、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)を切り離した状態で、電圧復帰部42の電荷蓄積素子C1を充電することができるので、T2期間に液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)を充電する為に消費していた無駄な電力を削減することができる。
尚、荷蓄積素子C1への充電期間T2を実施の形態1と同じ時間として使用する場合、電圧復帰部42に、基準電圧制御スイッチSW3を設けたことで、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)を同時に充電する必要がなくなったので、電圧復帰部の電荷蓄積素子C1の容量値を大きくすることができる。つまり、復帰開始電圧をさらに、所定電圧に近づけることが可能となり、復帰時間をさらに早くすることが可能となる。
また、待機電圧出力制御用スイッチSW1のオン期間及び、オフ期間と、復帰電圧出力制御用スイッチSW2のオン期間及び、オフ期間を制御することができるレジスタ6を設けたことで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasnをレジスタの変更のみで可変できる。よって、温度や電源電圧等の変化により回路特性が悪化し、復帰時間に遅延が生じた場合でも、バイアス電圧Vbiasnを高速に復帰させることができる。
(第3の実施形態)
図7に本発明の第3の実施形態のバイアス電圧発生回路の回路図を示す。
本実施形態は、出力数がn出力である液晶駆動用のバイアス電圧発生回路を例に本発明を説明する。
図7において、103はバイアス電圧発生回路である。バイアス電圧発生回路103は、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2、MP3とNチャネルMOSトランジスタMN1、MN2と、抵抗R1で構成された基準電圧発生部20とグランドとバイアス電圧Vbiasnに接続されたスイッチSW1で構成された待機電圧発生部30と、電荷蓄積素子C1とスイッチSW2と、電荷蓄積素子C1に充電する為の充電回路11と、充電回路11の充電時間を制御する充電時間制御部9と、その充電時間制御部を制御するレジスタ10と、充電回路11の出力電圧V1をセレクトする充電電圧セレクタ7と、その充電電圧セレクタを制御するレジスタ8で構成され電圧復帰部43と、待機電圧発生部30及び、電圧復帰部43を制御する駆動制御部53と、その駆動制御部53を制御するレジスタ6で構成される。バイアス電圧発生回路103は、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)内の定電流源用NMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiasnを出力する機能を有する。また、Cln(1)〜Cln(n)は配線容量を示す。
駆動制御部53は、クロック入力信号CLKとレジスタ6の設定値に応じて、バイアス電圧発生回路103の出力Vbiasnに待機電圧発生部30から、待機電圧を出力する期間と、電圧復帰部43から、復帰電圧を出力する期間を制御する機能を有する。
充電時間制御部9は、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2の生成回路であり、レジスタ10の設定値を変動する事で、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2のオン期間及び、オフ期間を変動できる。
充電電圧セレクタ7は、充電回路11の出力電圧V1をセレクトする回路であり、レジスタ8の設定値を変動する事で、出力電圧V1を可変できる。
充電回路11は、電荷蓄積素子C1に電荷を充電する回路であり、充電時間制御部9のレジスタ設定と、充電電圧セレクタ7のレジスタ設定で、充電期間と出力電圧V1が決定される。
また、本実施形態における電圧復帰部43は、第1の実施形態や、第2の実施形態と異なり、基準電圧発生部20で電荷蓄積素子C1を充電するのではなく、充電回路11を用いて電荷蓄積素子C1を充電するので、パワーセーブ信号PSが非アクティブな期間に復
帰電圧を充電できる。
次に、以上のように構成されたバイアス電圧発生回路103の、パワ−オフ状態からの復帰動作を図8のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、T1期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンしている。
パワーオン状態では、パワーセーブ信号PSが非アクティブ状態”High”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3がオフし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオンしている。
また、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2も非アクティブ状態”High”なので、充電回路11が電荷蓄積素子C1を充電している。
但し、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2の非アクティブ期間は、レジスタ10の設定値で任意に変更できる。
ここでは、パワーセーブ信号PSと充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2が同じ制御となるようにレジスタ10を設定したこととする。
この時、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP1と、抵抗R1と、NチャネルMOSトランジスタMN1により基準電流Iref1が発生する。また、MP1とMP2で構成されたカレントミラー回路にてIref2を発生し、その基準電流Iref2と、PチャネルMOSトランジスタMP2とダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2で、バイアス電圧Vbiasnを発生する。
このバイアス電圧Vbiasnは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と、配線容量Cln(1)〜Cln(n)に供給される。
次に、T2期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と、復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンしている。
この期間でも、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2も非アクティブ状態”High”なので、充電回路11は、電荷蓄積素子C1を充電している。
次に、T3期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオンし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、基準電圧制御スイッチSW3はオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
パワーオフ状態では、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、基準電圧発生部20のPチャネルMOSトランジスタMP3と、NチャネルMOSトランジスタMN3がオンし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオフとなる。つまり、基準電流Iref1は0になりパワーオフ状態となる。
充電時間制御部9と、充電電圧セレクタ7も、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2はアクティブ状態”Low”となり、パワーオフ状態となる。
次に、T4期間のパワーオフ状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2をオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオフする。
基準電圧発生部20と、充電時間制御部9と、充電回路11と、充電電圧セレクタ7は、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2もアクティブ状態”Low”となりパワーオフ状態となる。
この期間で、T2期間で電荷蓄積装置C1に充電した電荷を、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Cln(1)〜Cln(n)に放電し、パワーオン開始前にバイアス電圧Vbiasnの電圧を所定の電圧に近づける。
次に、T5期間のパワーオン状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW2はオフし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンする。
この期間で、バイアス電圧Vbiasnが、T4期間で所定の電圧に近づけた電圧を復帰開始電圧とし、基準電圧発生回路の基準電流Iref2のみで所定の電圧まで復帰する。
また、復帰電圧出力制御用スイッチSW2がオフし、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2も非アクティブ状態”High”なる為、充電回路11が電荷蓄積素子C1への充電を開始している。
次に、T6期間のパワーオン状態では、各制御信号は、T1期間と同じ制御になる。しかし、T6期間は、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフからオンに切り変わった直後の期間であり、バイアス電圧Vbiasnが所定の電圧に復帰完了しておく必要がある。
以上のように本実施の形態3によるバイアス電圧発生回路103では、従来のような基準電圧発生部20からの電流のみで復帰するバイアス電圧発生回路101、102に対し、復帰電圧を充放電できる電圧復帰部43と、駆動制御部53を設けたことで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasnを所定の電圧に近づけた状態から復帰を開始する事ができる。よって、液晶駆動用オペアンプのバイアス電圧Vbiasnを高速に復帰できる。
また、電圧復帰部43に、充電回路11を設けることにより、基準電圧発生部20からの充電が不要となり、パワーオン期間中、常に電圧復帰部43の電荷蓄積素子C1を充電することが可能となり、電荷蓄積素子C1の容量値を大きな値に設計することができる。
また、レジスタ10を設ける事で、充電回路11用のパワーセーブ信号NODE2の非アクティブ期間を容易に変更でき、電荷蓄積素子C1の充電期間を任意に変更できる。さらに、レジスタ8を設ける事で、復帰電圧を電源の範囲で可変できるので、T5期間の復帰開始電圧をほぼバイアス電圧Vbiasnに近づけることが可能となり、さらに復帰時間を早くすることができる。
また、待機電圧出力制御用スイッチSW1のオン期間及び、オフ期間と、復帰電圧出力制御用スイッチSW2のオン期間及び、オフ期間を制御することができるレジスタを設けたことで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasnをレジスタの変更のみで可変で
きるので、温度や電源電圧等の変化による影響により回路特性が悪化し、復帰時間に遅延が生じた場合でも、バイアス電圧Vbiasnを高速に復帰させることができる。
(第4の実施形態)
図9に本発明の第4の実施形態のバイアス電圧発生回路の回路図を示す。
本実施形態は、出力数がn出力である液晶駆動用のバイアス電圧発生回路を例に本発明を説明する。
図9において、104はバイアス電圧発生回路である。バイアス電圧発生回路104は、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2、MP3とNチャネルMOSトランジスタMN1、MN2と、抵抗R1で構成された基準電圧発生部21とグランドとバイアス電圧Vbiasnに接続されたスイッチSW1で構成された待機電圧発生部30と、バイアス電圧Vbiaspとバイアス電圧Vbiasnに接続されたSW6及び、基準電圧制御スイッチSW4とSW5で構成された電圧復帰部44と、基準電圧制御スイッチSW5と待機電圧制御スイッチSW1と電圧復帰制御スイッチSW6を制御する駆動制御部54で構成される。バイアス電圧発生回路104は、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)内の定電流源用NMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiasnと、定電流源用PMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiaspを出力する機能を有する。また、Cln(1)〜Cln(n)は配線容量を示す。
次に、以上のように構成されたバイアス電圧発生回路104の、パワ−オフ状態からの復帰動作を図10のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、T1期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW6はオフし、基準電圧制御スイッチSW4とSW5がオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンしている。
パワーオン状態では、パワーセーブ信号PSが非アクティブ状態”High”である為、基準電圧発生部21のPチャネルMOSトランジスタMP3がオフし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオンしている。
この時、基準電圧発生部21のPチャネルMOSトランジスタMP1と、抵抗R1と、NチャネルMOSトランジスタMN1により基準電流Iref1が発生しバイアス電圧Vbiaspが発生させる。また、MP1とMP2で構成されたカレントミラー回路にてIref2を発生し、その基準電流Iref2と、PチャネルMOSトランジスタMP2とダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2とで、バイアス電圧Vbiasnを発生する。
このときこのバイアス電圧Vbiasn及び、バイアス電圧Vbiaspは、基準電圧制御スイッチSW4とSW5がオンしているので所定の電圧を出力し、バイアス電圧Vbiasnは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と、配線容量Cln(1)〜Cln(n)に供給され、 バイアス電圧Vbiaspは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Clp(1)〜Clp(n)に供給される。
次に、T2期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW6はオフし、基準電圧制御スイッチSW4とSW5がオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフする。
出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)をオフすると同時にパワーセーブ信号を非アクティブ”Low”にすると液晶駆動用オペアンプの出力電圧に影響が出るので、オーバーラップ期間を設けている。
パワーオフ状態では、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、基準電圧発生部21のPチャネルMOSトランジスタMP3と、NチャネルMOSトランジスタMN3がオンし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオフとなる。つまり、基準電流Iref1は0になりパワーオフ状態となる。
この時、基準電圧制御スイッチSW5はオンしているので、バイアス電圧Vbiaspは”High”となる。
また、基準電圧制御スイッチSW4はオフし、待機電圧出力制御スイッチSW1はオンしているので、バイアス電圧Vbiasnは”Low”となる。
次に、T4期間のパワーオフ状態では、基準電圧制御スイッチSW4、SW5と、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)もオフしている。この期間で、電圧復帰スイッチSW6をオンすることで、バイアス電圧Vbiaspとバイアス電圧Vbiasnは、バイアス電圧Vbiaspの待機電圧と、バイアス電圧Vbiasnの待機電圧の中間電圧VMとなる。つまり、パワーオン開始前に所定のバイアス電圧に近づけることができる。
(第5の実施形態)
図11に本発明の第5の実施形態のバイアス電圧発生回路の回路図を示す。
本実施形態は、出力数がn出力である液晶駆動用のバイアス電圧発生回路を例に本発明を説明する。
第5の実施形態は、第4の実施形態に対し、基準電圧制御スイッチSW5と待機電圧制御スイッチSW1と電圧復帰制御スイッチSW6を制御する駆動制御部55に、それらのスイッチのオン期間及び、オフ期間を制御できるレジスタ12を加えた場合のバイアス電圧発生回路105である。
図11において、105はバイアス電圧発生回路である。バイアス電圧発生回路105は、PチャネルMOSトランジスタMP1、MP2、MP3とNチャネルMOSトランジスタMN1、MN2と、抵抗R1で構成された基準電圧発生部21と、グランドとバイアス電圧Vbiasnに接続されたスイッチSW1で構成された待機電圧発生部30と、バイアス電圧Vbiaspとバイアス電圧Vbiasnに接続されたSW6及び、基準電圧制御スイッチSW4とSW5で構成された電圧復帰部44と、基準電圧制御スイッチSW5と待機電圧制御スイッチSW1と電圧復帰制御スイッチSW6を制御する駆動制御部55と駆動制御部55を制御するレジスタ12で構成される。
バイアス電圧発生回路105は、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)内の定電流源用NMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiasnと定電流源用PMOSトランジスタのバイアス電圧Vbiaspを出力する機能を有する。また、Cln(1)〜Cln(n)は配線容量を示す。
次に、以上のように構成されたバイアス電圧発生回路105の、パワ−オフ状態からの復帰動作を図12のタイミングチャートを用いて説明する。
まず、T1期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW6はオフし、基準電圧制御スイッチSW4とSW5がオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)はオンしている。
パワーオン状態では、パワーセーブ信号PSが非アクティブ状態”High”である為、基準電圧発生部21のPチャネルMOSトランジスタMP3がオフし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオンしている。
この時、基準電圧発生部21のPチャネルMOSトランジスタMP1と、抵抗R1と、NチャネルMOSトランジスタMN1により基準電流Iref1が発生しバイアス電圧Vbiaspが発生させる。また、MP1とMP2で構成されたカレントミラー回路にてIref2を発生し、その基準電流Iref2と、PチャネルMOSトランジスタMP2とダイオード接続されたNチャネルMOSトランジスタMN2とで、バイアス電圧Vbiasnを発生する。
このときこのバイアス電圧Vbiasn及び、バイアス電圧Vbiaspは、基準電圧制御スイッチSW4とSW5がオンしているので所定の電圧を出力し、バイアス電圧Vbiasnは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と、配線容量Cln(1)〜Cln(n)に供給され、 バイアス電圧Vbiaspは、液晶駆動用のオペアンプA1(1)〜A1(n)の入力容量と配線容量Clp(1)〜Clp(n)に供給される。
次に、T2期間のパワーオン状態は、待機電圧出力制御用スイッチSW1と復帰電圧出力制御用スイッチSW6はオフし、基準電圧制御スイッチSW4とSW5がオンし、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフする。
出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)をオフすると同時にパワーセーブ信号を非アクティブ”Low”にすると液晶駆動用オペアンプの出力電圧に影響が出るので、オーバーラップ期間を設けている。
パワーオフ状態では、パワーセーブ信号PSがアクティブ状態”Low”である為、基準電圧発生部21のPチャネルMOSトランジスタMP3と、NチャネルMOSトランジスタMN3がオンし、NチャネルMOSトランジスタMN1はオフとなる。つまり、基準電流Iref1は0になりパワーオフ状態となる。
この時、基準電圧制御スイッチSW5はオンしているので、バイアス電圧Vbiaspは”High”となる。
また、基準電圧制御スイッチSW4はオフし、待機電圧出力制御スイッチSW1はオンしているので、バイアス電圧Vbiasnは”Low”となる。
次に、T4期間のパワーオフ状態では、基準電圧制御スイッチSW4、SW5と、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)もオフしている。この期間で、電圧復帰スイッチSW6をオンすることで、バイアス電圧Vbiaspとバイアス電圧Vbiasnは、バイアス電圧Vbiaspの待機電圧と、バイアス電圧Vbiasnの待機電圧の中間電圧VMとなる。つまり、パワーオン開始前に所定のバイアス電圧に近づけることができる。
また、レジスタ12の設定に応じて、基準電圧制御スイッチSW5と待機電圧制御スイッチSW1と電圧復帰制御スイッチSW6のオン期間及び、オフ期間を変動することができる。つまり、電荷蓄積素子C1の容量値が大きい場合であっても、パワーオン開始前に所定のバイアス電圧に近づけることができる。
次に、T5期間のパワーオン状態では、待機電圧出力制御用スイッチSW1はオフし、復帰電圧出力制御用スイッチSW6もオフし、基準電圧制御スイッチSW4、SW5はオンする。また、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)もオフしている。
この期間でのバイアス電圧Vbiasn及び、バイアス電圧Vbiaspは、T4期間で所定の電圧に近づけた電圧を復帰開始電圧とし、基準電圧発生回路の基準電流Iref2及び、Iref1のみで所定の電圧まで復帰する。
次に、T6期間のパワーオン状態では、各制御信号は、T1期間と同じ制御になる。しかし、T6期間は、液晶駆動用オペアンプの出力Vout(1)〜Vout(n)の出力制御スイッチSW10(1)〜SW10(n)がオフからオンに切り変わった直後の期間であり、バイアス電圧Vbiasn及び、バイアス電圧Vbiaspが所定の電圧に復帰完了しておく必要がある。
以上のように本実施の形態5によるバイアス電圧発生回路105では、従来のような基準電圧発生部21からの電流のみで復帰するバイアス電圧発生回路105と比較し、バイアス電圧Vbiasnと、バイアス電圧Vbiaspを短絡できる電圧復帰部44と、駆動制御部55を設けたことで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasn、バイアス電圧Vbiaspを所定の電圧に近づけた状態から復帰を開始する事がでるので、液晶駆動用オペアンプのバイアス電圧Vbiasn 、バイアス電圧Vbiaspを高速に復帰できる。
また、レジスタ12を設けたことにより、電圧復帰部44の電圧復帰制御スイッチSW6をオンする期間、つまりバイアス電圧Vbiasnとバイアス電圧Vbiasnを短絡する期間を任意に変更できるので、電荷蓄積素子C1を大きな容量値にしたい場合、レジスタ12の設定を変更するだけで、パワーオン開始時のバイアス電圧Vbiasn、バイアス電圧Vbiaspを所定の電圧に近づけた状態から復帰を開始する事がでる。
以上のように、本発明のバイアス電圧発生回路は、バイアス電圧を高速に復帰ことができるので、パワーセーブ状態から、パワーオン状態に切り替えた時に、通常動作状態に遷移するまでの時間を短縮したい装置の基準電圧源に用いると効果的である。
従来技術におけるバイアス電圧発生回路の回路図 従来技術におけるバイアス電圧発生回路のタイミングチャート 本発明の第1の実施形態におけるバイアス電圧発生回路の回路図 本発明の第1の実施形態におけるバイアス電圧発生回路のタイミングチャート 本発明の第2の実施形態におけるバイアス電圧発生回路の回路図 本発明の第2の実施形態におけるバイアス電圧発生回路のタイミングチャート 本発明の第3の実施形態におけるバイアス電圧発生回路の回路図 本発明の第3の実施形態におけるバイアス電圧発生回路のタイミングチャート 本発明の第4の実施形態におけるバイアス電圧発生回路の回路図 本発明の第4の実施形態におけるバイアス電圧発生回路のタイミングチャート 本発明の第5の実施形態におけるバイアス電圧発生回路の回路図 本発明の第5の実施形態におけるバイアス電圧発生回路のタイミングチャート
符号の説明
101、102103、104 バイアス電圧発生回路
20、21 基準電圧発生部
30 待機電圧発生部
41、42、43、44 電圧復帰部
51、52、53、54、55 駆動制御部
6、8、10 レジスタ
7 充電意セレクタ
9充電時間制御部
10 充電回路
PS パワーセーブ信号
CLK クロック入力
MP1、MP2、MP3 PチャネルMOSトランジスタ
MN1、MN2 NチャネルMOSトランジスタ
Iref1、Iref2 基準電流
SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW10(1)〜SW10(n)
スイッチ
R1 抵抗
C1 電荷蓄積素子
V1 電荷蓄積素子C1とSW2を結線するノード
NODE1 第2の実施形態における基準電圧発生回路部20の出力ノード
NODE2 第3の実施形態における充電時間制御部の出力ノード
Cln(1)〜Cln(n)、Clp(1)〜Clp(n) 配線容量
A1(1)〜A1(n) アンプ
Vin(1)〜Vin(n) アンプ入力
Vout(1)〜Vout(n) アンプ出力
Vbiasn、Vbisap バイアス電圧出力端子

Claims (9)

  1. 複数のバイアス電圧を発生させるバイアス電圧発生回路において、
    基準電圧を発生する第1の基準電圧発生部と、
    パワーオフ時に待機電圧を出力する第1の待機電圧発生部と、
    第1の電荷蓄積素子及び、前記第1の電荷蓄積素子をバイアス配線に接続、切断する為の第1のスイッチとで構成された第1の電圧復帰部と、
    前記第1の待機電圧発生部と前記第1の電圧復帰部とを制御する第1の駆動制御部を備え、
    パワーオンからパワーオフに切換える前に、前記第1のスイッチをオフからオンに切換えることで、前記第1の電圧復帰部にバイアス電圧を充電し、パワーオフからパワーオンに切換える前に、前記第1のスイッチをオフからオンに切換え、前記第1の電圧復帰部に充電した電荷を、前記バイアス電圧発生回路の出力負荷容量に放電することで、パワーオン開始前にバイアス電圧を所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰を開始することを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  2. 請求項1に記載のバイアス電圧発生回路において、
    前記第1の駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できる第1のレジスタをさらに備え、
    前記第1の電圧復帰部への充放電期間と、待機電圧の出力期間を任意に変更できることを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  3. 請求項1または請求項2のバイアス電圧発生回路において、
    前記第1の電圧復帰部に、バイアス電圧発生回路の出力負荷容量を、接続、切断する第2のスイッチを設けた第2の電圧復帰部と、
    前記第1の駆動制御部に、前記第2のスイッチを制御できる機能を設けた第2の駆動制御部をさらに備え、
    パワーオンからパワーオフに切換える前に、前記第1のスイッチをオフからオンに切換えると同時に、前記第2のスイッチをオンからオフに切替えることで、バイアス電圧発生回路の出力負荷容量への充電が不要となり、前記第1の電荷蓄積素子を大きな容量値にする事ができ、パワーオン開始前にバイアス電圧をさらに所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰を開始することを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  4. 請求項3に記載のバイアス電圧発生回路において、
    前記第2の駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できる第2のレジスタをさらに備え、
    前記第2の電圧復帰部への充放電期間及び、前記第2のスイッチのオン、オフ期間と、前記第1の待機電圧の出力期間を任意に変更できることを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  5. 請求項1または請求項2のバイアス電圧発生回路において、
    前記第1の電圧復帰部に、前記第1の電荷蓄積素子を充電する第1の充電回路及び、前記第1の充電回路のパワーオン期間を制御する第1の充電時間制御部を設けた第3の電圧復帰部と、
    前記第1の待機電圧発生部と前記第1の電圧復帰部とを制御する第3の駆動制御部をさらに備え、
    前記第3の電圧復帰部に、前記第1の充電回路と、前記第1の充電時間制御部を設けことで、パワーオン期間中、常に前記第1の電荷蓄積素子の充電できるので、前記第1の電荷蓄積素子を大きな容量値にする事ができ、パワーオン開始前にバイアス電圧をさらに所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰を開始することを特徴とするバイアス電
    圧発生回路。
  6. 請求項5に記載のバイアス電圧発生回路において、
    前記第1の充電時間制御部が出力する制御信号を任意に変動できる第4のレジスタをさらに備え、
    前記第3の電圧復帰部への充放電期間を任意に変更できることを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  7. 請求項5に記載のバイアス電圧発生回路において、
    前記第1の充電回路の出力電圧を変動できる第1の充電電圧セレクタと、
    前記第1の充電電圧セレクタを制御する第5のレジスタをさらに備え、
    前記第1の電荷蓄積素子へ充電する電荷量を任意に変更できることを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  8. 複数のバイアス電圧を発生させるバイアス電圧発生回路において、
    基準電圧を発生する前記第1の基準電圧発生部と、パワーオフ時に待機電圧を出力する前記第1の待機電圧発生部と、
    電圧の異なる2つのバイアス電圧を短絡する為の第3のスイッチ及び、前記第1の基準電圧発生部を切り離す第4のスイッチと、第5のスイッチからなる第4の電圧復帰部と、
    前記第1の待機電圧発生部と前記第4の電圧復帰部を制御する第4の駆動制御部を備え、パワーオンからパワーオフに切換える前に、前記第4のスイッチと、前記第5のスイッチをオンからオフに切換え第1の基準電圧発生回路を切り離した状態で、前記第4の電圧復帰部の前記第3のスイッチをオフからオンに切換え、2つのバイアス電圧出力配線を短絡したことで、パワーオン開始前に、バイアス電圧を所定の電圧に近づけた状態から、バイアス電圧の復帰を開始することを特徴とするバイアス電圧発生回路。
  9. 請求項8に記載のバイアス電圧発生回路において、
    前記第4の駆動制御部が出力する制御信号を任意に変動できる第6のレジスタをさらに備え、
    前記第4の電圧復帰部の前記第3のスイッチの短絡期間と、前記第1の待機電圧の出力期間を任意に変更できることを特徴とするバイアス電圧発生回路。
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