JP2007139565A - 画像認識装置、基板の位置合わせ装置および基板の張り合わせ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚の基板の張り合わせ等に際し、単一のカメラにより複数組の重畳マーク像を撮像することができる画像認識装置、基板の位置合わせ装置および基板の張り合わせ装置を提供する。
【解決手段】それぞれが相互に離間して配置した同一パターンの複数のアライメントマークMを形成した複数枚の透光性の基板を、間隙を存して相互に平行に且つ相互のパターンが略合致するように重ね、この状態で重畳した複数組の重畳マーク像を撮像して複数枚の基板の相互位置を位置認識する画像認識装置において、重畳マーク像を撮像する単一の撮像カメラ5と、複数の重畳マーク像を、これに対応する分岐撮像光路33から撮像カメラ5の主撮像光路31を経て撮像カメラ5の視野内に取り込む光学部品ユニットと、撮像カメラの視野内に取り込んだ複数の重畳マーク像の撮像結果を画像処理し、複数枚の基板の相互位置を位置認識する画像認識手段と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数枚の基板に印されたアライメントマークをカメラで撮像して位置を認識する画像認識装置、基板の位置合わせ装置および基板の張り合わせ装置に関するものである。
従来、この種の画像認識装置において、2つのアライメントマークがそれぞれ印された2つの基板を重ね合わせ、重畳した2組の重畳マーク像のそれぞれを2台の撮像カメラで撮像しながら、2つの基板の位置合わせを行うものが知られている(特許文献1参照)。
特開平10−187979号公報
しかしながら、上記の画像認識装置では、1組のアライメントマークに対し、1台の撮像カメラが使用される。このため、複数組の重畳マーク像がある場合は、これに合わせて複数台の撮像カメラを用いらなければならず、装置構成が大掛かりなものになってしまい、大きな設置スペースを必要とすると共に装置コストが下げにくい問題があった。
本発明は、複数枚の基板の張り合わせ等に際し、単一のカメラにより複数組の重畳マーク像を撮像することができる画像認識装置、基板の位置合わせ装置および基板の張り合わせ装置を提供することを課題とする。
本発明の画像認識装置は、それぞれが相互に離間して配置した同一パターンの複数のアライメントマークを形成した複数枚の透光性の基板を、間隙を存して相互に平行に且つ相互の前記パターンが略合致するように重ね、この状態で重畳した複数組の重畳マーク像を撮像して複数枚の基板の相互位置を位置認識する画像認識装置において、重畳マーク像を撮像する単一の撮像カメラと、複数の重畳マーク像を、これに対応する分岐撮像光路から撮像カメラの主撮像光路を経て撮像カメラの視野内に取り込む光学部品ユニットと、撮像カメラの視野内に取り込んだ複数の重畳マーク像の撮像結果を画像処理し、複数枚の基板の相互位置を位置認識する画像認識手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、光学部品ユニットにより、複数の重畳マーク像が撮像カメラの視野内に取り込まれるため、単一の撮像カメラで複数組の重畳マーク像を同時に撮像することができ、且つ複数枚の基板の相互位置を位置認識することができる。このため、使用するカメラの台数を削減することができ、装置構成をコンパクトにすることができる。したがって、撮像カメラ用のスペースを小さくすることができると共に、撮像カメラに付随する画像認識手段を単一のものとすることができる。
この場合、光学部品ユニットは、各分岐撮像光路を主撮像光路に向くように光路変更する複数のマーク側ミラーと、各分岐撮像光路を主撮像光路に光路接続する複数のカメラ側ミラーと、を有していることが、好ましい。
この構成によれば、複数枚のミラーを用いることで、光学部品ユニットの構造を単純なものとすることができ、全体として、装置構成をよりコンパクトなものとすることができる。なお、撮像カメラの視野内を分割し、複数組の重畳マーク像を各分割視野に取り込むことで、各重畳マーク像が重なり合うことなく撮像することができる。
同様に、光学部品ユニットは、各分岐撮像光路を主撮像光路に向くように光路変更する複数のマーク側ミラーと、各分岐撮像光路を主撮像光路に光路接続する複数のハーフミラーと、を有していることが、好ましい。
この場合、複数の分岐撮像光路のうちの任意の1の分岐撮像光路は、主撮像光路の光軸上に配設され、最遠に位置するハーフミラーが任意の1のマーク側ミラーを兼ねていることが、好ましい。
この構成によれば、ハーフミラーおよびミラーを用いることで、構造を単純なものとすることができると共に、装置構成をよりコンパクトなものとすることができる。
これらの場合、光学部品ユニットは、主撮像光路に設けられたカメラ側偏光板と、複数の分岐撮像光路にそれぞれ設けられた複数のマーク側偏光板と、撮像カメラにより撮像される複数の重畳マーク像の明暗を判別する明暗判別手段と、をさらに有し、複数のマーク側偏光板は、それぞれ異なる振動方向に偏光されるよう配置されると共に、カメラ側偏光板は、偏光する振動方向を可変自在に構成されていることが、好ましい。
この構成によれば、カメラ側偏光板の振動方向を可変することで、複数組の重畳マーク像の明暗をそれぞれ異なるものとすることができ、この明暗を判別することにより、カメラに撮像される複数組の重畳マーク像をそれぞれ判別し撮像することができる。
同様に、光学部品ユニットは、複数の分岐撮像光路にそれぞれ設けられた色彩の異なる複数のカラーフィルタと、複数のカラーフィルタにより色付けされた複数の重畳マーク像の色彩を判別する色彩判別手段と、をさらに有することが、好ましい。
この構成によれば、複数組の重畳マーク像には、それぞれ異なる配色がなされるため、これを判別することで、カメラに撮像される複数組の重畳マーク像をそれぞれ判別し撮像することができる。なお、アライメントマークは、カラーフィルタの色が鮮明に投影されるよう白色とされていることが、好ましい。
これらの場合、主撮像光路と各分岐撮像光路とを合わせたそれぞれの光路長が、撮像カメラの被写界深度内に納まるように設定されていることが、好ましい。
この構成によれば、撮像カメラにより複数組の重畳マーク像を、同時に撮像することができる。
これらの場合、撮像カメラが、オートフォーカス機能を有していることが、好ましい。
この構成によれば、それぞれの基板の重畳マーク像の焦点距離が異なっていても、焦点を調整することで、それぞれ撮像することができる。
本発明の基板の位置合わせ装置は、上記した画像認識装置と、画像認識装置の認識結果に基づいて、複数枚の基板をX・Y・θ方向に相対的に移動させて位置合わせを行う位置合わせ手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、従来の装置構成に比して、よりコンパクトな基板の位置合わせ装置を提供することができる。
本発明の基板の張り合わせ装置は、上記した基板の位置合わせ装置と、位置合わせ手段により位置決めされた複数枚の基板を、Z方向に相対的に移動させて張り合わせる張り合わせ手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、従来の装置構成に比して、よりコンパクトな基板の張り合わせ装置を提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の画像認識装置を基板の張り合わせ装置に適用した場合について説明する。この基板の張り合わせ装置は、例えば透明電極を作りこんだ液晶パネルの2枚の基板を、間隙を存して重ね合わせ、位置合わせの後、基板を張り合わせるものである。ここでは、張り合わせ装置を説明する前に、張り合わせ対象となる2枚の基板について説明する。
張り合わせ装置1により張り合わされる2枚の基板は、下側に位置する第1基板W1と上側に位置する第2基板W2とから成り、いずれも透明なガラス基板等で構成されている。第1・第2両基板W1、W2には、同一パターンのアライメントマークMがそれぞれ2個、透明電極(図示せず)から外れた位置に形成されている。この2個のアライメントマークMは、相互に離間して配置され、それぞれ十字模様となっている。
図1に示すように、基板の張り合わせ装置1は、機台2上に設けられ、第1基板W1を吸着するようにして載置したX・Y・θテーブル3と、X・Y・θテーブル3の後方に位置して機台2上に立設され、第2基板W2を吸着するようにして垂設したZテーブル4と、第2基板W2の上方に下向きに設けたCCDカメラ5と、CCDカメラ5に連結した光学部品ユニット6と、CCDカメラ5および光学部品ユニット6を支持すると共に機台2上に立設されたカメラスタンド7と、機台2上に立設されこれら構成装置を収容するチャンバ8と、CCDカメラ5に接続した画像処理部や画像処理部による処理結果等を表示する表示部9(図3参照)と、これら構成装置を統括制御する制御装置10(図3参照)と、を備えている。
X・Y・θテーブル3は、機台2上に設けたX軸テーブル15、X軸テーブル15上に設けたY軸テーブル16、Y軸テーブル16上に設けたθテーブル17で構成されており、これに載置した第1基板W1を水平面内において、X・Y・θ方向に移動(微小移動)させる。X軸テーブル15は、モータ駆動のスライダにより、Y軸テーブル16およびθテーブル17を介して第1基板をX軸方向に移動させ、またY軸テーブル16は、モータ駆動のスライダにより、θテーブル17を介して第1基板W1をY軸方向に移動させる。さらに、θテーブル17は、その上部に組み込んだ真空吸引機構(図示せず)により第1基板W1を吸着載置すると共に、この状態で第1基板W1をθ回転(角度回転)させる。
Zテーブル4は、機台2上に立設した支柱状のテーブル本体20と、テーブル本体20に沿って上下するスライダに固定した吸着プレート21と、を有している。吸着プレート21には、真空吸引機構(図示せず)が組み込まれており、第2基板W2を水平姿勢に吸着保持する。すなわち、基板の張り合わせ装置1にセットされた第1基板W1と第2基板W2とは、間隙を存して相互に平行に対峙するようになっている。Zテーブル4の昇降機構は、テーブル本体20に内蔵されており、吸着プレート21を介して第2基板W2を昇降(Z軸方向に上下動)させる。第1・第2両基板W1、W2を張り合わせる際には、Zテーブル4により第2基板W2を第1基板W1の位置まで下降させるようにする。なお、吸着プレート21には、保持した第2基板W2の2個のアライメントマークMが位置する部分に、2つの貫通孔(図示省略)が形成されており、この2つの貫通孔を介して、CCDカメラ5により2個のアライメントマークMが撮像される。もっとも、2つの貫通孔に代えて、吸着プレート21を透明なもので構成するようにしてもよい。
チャンバ8には、基板の搬入搬出するための扉付き搬入搬出が形成されると共に、クリーンエアーを導入するためのエアー供給口、および内部エアーを排気するための排気口が形成されている(いずれも図示省略)。
CCDカメラ5は、第1基板W1および第2基板W2にそれぞれ形成したアライメントマークMを、両基板越しに撮像するため、下向きに設置される。また、CCDカメラ5は、オートフォーカス機能を有しており、撮像するアライメントマークMに適宜焦点を合わせることができるようになっている。なお、詳細は後述するが、CCDカメラ5で撮像されたアライメントマークMの重畳マーク像25は、画像処理部26により、画像処理を行うことで、各アライメントマークMの位置を認識し、これに基づいて位置合わせが行われる。
ここで、図2を参照し、光学部品ユニット6について詳細に説明する。光学部品ユニット6は、外郭をなすケース30と、ケース30内に収められ、CCDカメラ5からアライメントマークMを撮像する主撮像光路31を分岐するための光路分岐ミラー32と、分岐した分岐撮像光路33をアライメントマークMに向けるための光路変更ミラー34と、で構成されている。
ケース30は、長方体に形成されており、図示は省略するが、ケース30の上面中央には、上面開口部が設けられると共に、ケース30の長手方向の下面両端部には、それぞれ下面開口部が設けられている。このため、ケース30は、上面開口部からCCDカメラ5が撮像するよう、また、2つの下面開口部と上記の2つの貫通孔とが同じ位置になるよう配置される。
ケース30内に配置された光路分岐ミラー32は、2枚のカメラ側ミラーとこれを保持するカメラ側ミラーホルダと、で構成されており、2枚のカメラ側ミラーは、反射面35をケース30内両端部に向け逆「V」字状(角度90度)になるように、カメラ側ミラーホルダに保持されている。そして、光路分岐ミラー32は、上面開口部の直下に配置されている。また、光路変更ミラー34も、2枚のマーク側ミラーと、2個のマーク側ミラーホルダと、で構成され、それぞれケース内両端部、すなわち下面開口部の直上に配置されると共に、反射面35を下側に向け「ハ」字状(角度90度)にして設置されている。これにより、CCDカメラ5からアライメントマークMを撮像する主撮像光路31は、光路分岐ミラー32によって、2つの分岐撮像光路33に分岐され、分岐したそれぞれの分岐撮像光路33はケース30内両端部に向かってゆき、さらに光路変更ミラー34によって、貫通孔に向かうよう分岐撮像光路33の向きが変更される。このため、2つの分岐撮像光路33の距離は、それぞれ等しいものとすることができるため、アライメントマークMを撮像する際には、CCDカメラ5の焦点距離を変えることなく、2つのアライメントマークMを同時に撮像することができる。
この装置構成において、2枚の基板を張り合わせる場合は、先ず、X・Y・θテーブル3に第1基板W1を配置し、吸着プレート21に第2基板W2を吸着保持させる。このとき、第2基板W2と第1基板W1とは平行に且つそれぞれのアライメントマークMが略合致するよう配置される。この状態から、Zテーブル4の昇降機構により吸着プレート21を第1基板W1と第2基板W2との間がすれすれになるまで下降させる。一方、CCDカメラ5は、光学部品ユニット6および貫通孔を介して、第2基板W2の2個のアライメントマークMを撮像すると共に、僅かに間隙を存して対峙した第1基板W1の2個のアライメントマークMを撮像する。すなわち、重畳した2組の重畳マーク像25を撮像する。撮像した2組の重畳マーク像25に基づいて、X・Y・θテーブル3は、第1基板W1の位置合わせを行うと共に、位置合わせ完了後、Zテーブル4の昇降機構により吸着プレート21が下降され、第1・第2両基板W1、W2が張り合わせられる。
次に、図3を参照して、基板の張り合わせ装置1の制御系について説明する。張り合わせ装置1は、装置全体を統括制御する制御装置10を備え、制御装置10は、X・Y・θテーブル3およびZテーブル4を駆動制御する。制御装置10内部には、CCDカメラ5により撮像された重畳マーク像を画像処理する画像処理部26を有している。この画像処理部26には、CCDカメラ5および表示部9が接続されている。
ここで、CCDカメラ5により撮像された重畳マーク像25の画像処理について説明する。撮像された重畳マーク像25は、画像処理部26を介して表示部9に表示される。図4に示すように、CCDカメラ5により表示部9に表示される表示画面36は、光路分岐ミラー32の2枚の鏡の境目40を中心として、表示画面36が左右2つに分割されており、2つに分割された表示画面36には、それぞれ2組の重畳マーク像25が映し出される。
画像処理部26は、CCDカメラ5により撮像された2組の重畳マーク像25のそれぞれの位置を認識するものである。つまり、画像処理部26において、撮像された第2基板W2および第1基板W1のそれぞれの2個のアライメントマークMの重畳マーク像25を画像処理することで、各基板のアライメントマークMの重心を検出する。これにより、制御装置10は、第2基板W2の重心に第1基板W1の重心を合わせるよう、第1基板W1をX・Y・θテーブル3により移動させ、位置合わせを行うと共に、位置合わせ完了後、Zテーブル4を下降して、基板同士を張り合わせる。
以上の構成によれば、光学部品ユニット6を用いることで、2組の重畳マーク像25を単一のCCDカメラ5で撮像することができ、また、撮像した重畳マーク像25からアライメントマークMの位置を検出し、この検出した位置に基づいて、2枚の基板の位置合わせを行うことができる。このため、従来のように、2組の重畳マーク像25を2台のCCDカメラ5を用いることなく、撮像することができ、さらに画像処理部26を単一のものとすることができるため、装置構成としてコンパクトなものとすることができ、ひいては、装置自体のコストダウンを図ることができる。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。なお、重複した記載を避けるため、異なる部分についてのみ説明する。図5は、CCDカメラ5および光学部品ユニット6の概略図である。第2実施形態の光学部品ユニット6は、外郭をなすケース30と、ケース30内に収められ、CCDカメラ5からアライメントマークMを撮像する主撮像光路31を分岐するためのハーフミラー41と、分岐した分岐撮像光路33をアライメントマークMに向けるための光路変更ミラー34と、で構成されている。
この構成によれば、CCDカメラ5からの主撮像光路31は、ハーフミラー41において、反射された反射撮像光路42と、透過された透過撮像光路43とに分岐される。透過した透過撮像光路43は、貫通孔を介して1組の重畳マーク像25に向けられ、反射された反射撮像光路42は、光路変更ミラー34によってもう1組の重畳マーク像に向けられる。これにより、CCDカメラ5に映し出される表示画面36には、2組の重畳マーク像25が表示される。このとき、2組の重畳マーク像25が重ならないように、予めハーフミラー41、光路変更ミラー34およびCCDカメラ5の配置を行うことが好ましい。
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、CCDカメラ5および光学部品ユニット6の概略図である。第3実施形態の光学部品ユニット6は、第2実施形態と同様に、外郭をなすケース30と、ケース30内に収められ、CCDカメラ5からアライメントマークMを撮像する主撮像光路31を分岐するためのハーフミラー41と、分岐した分岐撮像光路33をアライメントマークMに向けるための光路変更ミラー34と、で構成されている。また、CCDカメラ5とハーフミラー41との間にはカメラ側偏光板44が設けられており、偏光する振動方向を切り替え可能に構成されている。さらに、ハーフミラー41とアライメントマークMとの間および光路変更ミラー34とアライメントマークMとの間にはマーク側偏光板45がそれぞれ配置されており、この2つのマーク側偏光板45は、90°異なる振動方向に偏光されるよう配置されている。また、画像処理部26には、CCDカメラ5により撮像される重畳マーク像25の明暗を判別する明暗判別部(図示省略)が設けられている。
この構成によれば、CCDカメラ5には、2組の重畳マーク像25が撮像されるが、カメラ側偏光板44およびマーク側偏光板45を通して撮像することにより、一方の分岐撮像光路33が遮断されると共に、他方の分岐撮像光路33は遮断されない。また、カメラ側偏光板44の振動方向を切り替えることで、遮断した重畳マーク像25と遮断されない重畳マーク像25とを切り替えることができる。このため、CCDカメラ5に2組の重畳マーク像25が重なって撮像されても、カメラ側偏光板44を切り替えることで、各重畳マーク像25の明暗を判別することで、各重畳マーク像25を判別することができるため、予めハーフミラー41、光路変更ミラー34およびCCDカメラ5の配置等を気にすることがない。
次に、図7を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。図7は、CCDカメラ5および光学部品ユニット6の概略図である。第4実施形態の光学部品ユニット6は、第2実施形態と同様に、外郭をなすケース30と、ケース30内に収められ、CCDカメラ5からアライメントマークMを撮像する主撮像光路31を分岐するためのハーフミラー41と、分岐した分岐撮像光路33をアライメントマークMに向けるための光路変更ミラー34と、で構成されている。また、ハーフミラー41とアライメントマークMとの間および光路変更ミラー34とアライメントマークMとの間には色彩の異なるカラーフィルタ46がそれぞれ配置されている。さらに、画像処理部26は、カラーフィルタ46により色付けされたアライメントマークMの色彩を判別する色彩判別部(図示省略)を有しており、これにより、CCDカメラ5により撮像される2組の重畳マーク像25のそれぞれを判別する。
この構成によれば、単一のCCDカメラ5に2組の重畳マーク像25が撮像されるのはもちろんのこと、2組の重畳マーク像25には、カラーフィルタ46により異なる配色がなされ、CCDカメラ5により撮像された重畳マーク像25は、画像処理部によりその色彩が判別される。このため、CCDカメラ5に2組の重畳マーク像25が重なって撮像されても、その色彩を判別することで、各重畳マーク像25を判別することができるため、予めハーフミラー41、光路変更ミラー34およびCCDカメラ5の配置等を気にすることがない。なお、このときアライメントマークMは白色に色付けすることが好ましい。
本実施形態に係る基板の張り合わせ装置の外観模式図である。 光学部品ユニットの模式図である。 基板の張り合わせ装置の制御系のブロック図である。 表示画面に表示された重畳マーク像の図である。 第2実施形態に係る光学部品ユニットの模式図である。 第3実施形態に係る光学部品ユニットの模式図である。 第4実施形態に係る光学部品ユニットの模式図である。
符号の説明
1…張り合わせ装置 5…CCDカメラ 6…光学部品ユニット 26…画像処理部 31…主撮像光路 32…光路分岐ミラー 33…分岐撮像光路 34…光路変更ミラー 41…ハーフミラー 44…カメラ側偏光板 45…マーク側偏光板 46…カラーフィルタ W1…第1基板 W2…第2基板 M…アライメントマーク

Claims (10)

  1. それぞれが相互に離間して配置した同一パターンの複数のアライメントマークを形成した複数枚の透光性の基板を、間隙を存して相互に平行に且つ相互の前記パターンが略合致するように重ね、この状態で重畳した複数組の重畳マーク像を撮像して前記複数枚の基板の相互位置を位置認識する画像認識装置において、
    前記重畳マーク像を撮像する単一の撮像カメラと、
    前記複数の重畳マーク像を、これに対応する分岐撮像光路から前記撮像カメラの主撮像光路を経て前記撮像カメラの視野内に取り込む光学部品ユニットと、
    前記撮像カメラの視野内に取り込んだ前記複数の重畳マーク像の撮像結果を画像処理し、前記複数枚の基板の相互位置を位置認識する画像認識手段と、を備えたことを特徴とする画像認識装置。
  2. 前記光学部品ユニットは、各分岐撮像光路を前記主撮像光路に向くように光路変更する複数のマーク側ミラーと、
    前記各分岐撮像光路を前記主撮像光路に光路接続する複数のカメラ側ミラーと、を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  3. 前記光学部品ユニットは、各分岐撮像光路を前記主撮像光路に向くように光路変更する複数のマーク側ミラーと、
    前記各分岐撮像光路を前記主撮像光路に光路接続する複数のハーフミラーと、を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  4. 前記複数の分岐撮像光路のうちの任意の1の前記分岐撮像光路は、前記主撮像光路の光軸上に配設され、最遠に位置する前記ハーフミラーが任意の1の前記マーク側ミラーを兼ねていることを特徴とする請求項3に記載の画像認識装置。
  5. 前記光学部品ユニットは、前記主撮像光路に設けられたカメラ側偏光板と、前記複数の分岐撮像光路にそれぞれ設けられた複数のマーク側偏光板と、前記撮像カメラにより撮像される前記複数の重畳マーク像の明暗を判別する明暗判別手段と、をさらに有し、
    前記複数のマーク側偏光板は、それぞれ異なる振動方向に偏光されるよう配置されると共に、前記カメラ側偏光板は、偏光する振動方向を可変自在に構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の画像認識装置。
  6. 前記光学部品ユニットは、前記複数の分岐撮像光路にそれぞれ設けられた色彩の異なる複数のカラーフィルタと、前記複数のカラーフィルタにより色付けされた前記複数の重畳マーク像の色彩を判別する色彩判別手段と、をさらに有することを特徴とする請求項3または4に記載の画像認識装置。
  7. 前記主撮像光路と前記各分岐撮像光路とを合わせたそれぞれの光路長が、前記撮像カメラの被写界深度内に納まるように設定されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像認識装置。
  8. 前記撮像カメラが、オートフォーカス機能を有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像認識装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像認識装置と、
    前記画像認識装置の認識結果に基づいて、前記複数枚の基板をX・Y・θ方向に相対的に移動させて位置合わせを行う位置合わせ手段と、
    を備えたことを特徴とする基板の位置合わせ装置。
  10. 請求項9に記載の基板の位置合わせ装置と、
    前記位置合わせ手段により位置決めされた前記複数枚の基板を、Z方向に相対的に移動させて張り合わせる張り合わせ手段と、
    を備えたことを特徴とする基板の張り合わせ装置。
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