JP2007139478A - 車両診断装置及び車両診断システム - Google Patents
車両診断装置及び車両診断システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007139478A JP2007139478A JP2005330942A JP2005330942A JP2007139478A JP 2007139478 A JP2007139478 A JP 2007139478A JP 2005330942 A JP2005330942 A JP 2005330942A JP 2005330942 A JP2005330942 A JP 2005330942A JP 2007139478 A JP2007139478 A JP 2007139478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- control unit
- operation request
- forced operation
- maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【課題】外部管理装置から無線回線を介して遠隔地の車両に対して保守診断処理を行うことで、前記保守診断処理を迅速、簡便に実行でき、かつ早期に異常発生の傾向を把握することが可能な車両診断装置及び車両診断システムを提供する。
【解決手段】外部管理装置6からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部2を強制作動させて所定の車両保守データを獲得する保守制御部4を備えてなる車両診断装置1であって、所定の点検インタバルで入力される前記強制作動要求に対して、車両状態に基づいて実行可否を判断する状態判断部41を備え、前記保守制御部4は実行可能と判断されるときに前記電子制御部2を強制作動させる。
【選択図】図1
【解決手段】外部管理装置6からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部2を強制作動させて所定の車両保守データを獲得する保守制御部4を備えてなる車両診断装置1であって、所定の点検インタバルで入力される前記強制作動要求に対して、車両状態に基づいて実行可否を判断する状態判断部41を備え、前記保守制御部4は実行可能と判断されるときに前記電子制御部2を強制作動させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信インターフェースを介して入力された外部管理装置からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部を強制作動させて所定の車両保守データを獲得する保守制御部を備えてなる車両診断装置、及び、車両診断システムに関する。
車両各部に搭載されている機器の多くは、電子制御によって動作する電子制御装置によって構成されている。これら電子制御装置の故障診断や診断データ解析等は、当該電子制御装置に外部診断装置を接続して、電子制御装置側の処理と外部診断装置側の処理との連携により実行していた。例えば、電子制御装置は、前記電子制御装置のCPUをリセットした直後に、そのCPU側の処理にて、外部診断装置が出力するモード判定用制御信号ラインの信号状態をチェックし、診断可能状態でなければ、内蔵されている制御プログラムの起動に移り、前記電子制御装置の制御動作を開始する。一方で、前記電子制御装置は、モード判定用制御信号ラインの信号状態が診断可能状態であれば、前記外部診断装置から送信されてきた制御プログラムに従って診断処理を開始する。
上述の診断処理において、診断途中で外部診断装置と電子制御装置とを接続するコネクタが外れる等の原因により、電子制御装置による診断処理が延々と継続して実行される虞を回避するため、診断処理を行う電子制御装置に対して外部診断装置から送信される要求メッセージの中に、要求する診断処理の内容に併せて、前記診断処理の診断継続時間を指定する診断継続時間情報を組み込むようにするといった技術が提案されている。
また、診断処理と類似の処理である内蔵プログラム更新に関する技術では、内蔵プログラム更新時に車両が駆動装置により駆動されているときに、車両や駆動装置の急激な状態変化や制御不能等によって、前記車両や駆動装置が予期せぬ駆動状態に至ることを回避するため、内蔵プログラムの起動中に外部から送信される更新命令があったときには、車両の駆動がなされていないという条件下で、前記内蔵プログラムの一部または全部を外部から送信される新たなプログラムへ更新する処理に移行するといった技術が提案されている。
しかし、上述した従来技術では、診断対象である電子制御装置に外部診断装置を接続して診断を行うため、車両の所有者等は診断時に車両を最寄のサービス店等に持ち込む必要があり、診断を行う保守技術者にとっても車両を持ち込む所有者等にとっても作業が煩雑であるという問題があった。
また、市場において発生した車両の異常は、異常が発生した当該車両の所有者等によって、最寄のサービス店等に連絡されるか当該車両が持ち込まれるかで初めて認識され、その後にメーカー側で異常の原因究明を行うことになるため、異常への対処が遅れるという問題もあった。
本発明は、上述の従来欠点に鑑み、サービスセンター等に設置された外部管理装置から無線回線を介して遠隔地の車両に対して診断処理を行うことで、前記診断処理を迅速かつ簡便に行うことが可能で、かつ早期に異常発生の傾向を把握して早期対処を行うことが可能な車両診断装置及び車両診断システムを提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による車両診断装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、通信インターフェースを介して入力された外部管理装置からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部を強制作動させて所定の車両保守データを獲得する保守制御部を備えてなる車両診断装置であって、所定の点検インタバルで入力される前記強制作動要求に対して、車両状態に基づいて実行可能か否かを判断する状態判断部を備え、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに前記電子制御部を強制作動させる点にある。
上述の構成によれば、診断処理を実行する保守技術者が車両の存在している場所にいる必要はなく、一方、車両の所有者も当該車両を保守技術者の元へ持込む必要がないので、上述したような煩雑な作業を回避することができるのである。また、所定の点検インタバルで強制作動要求が入力されるので、診断処理を忘れることなく確実に実行でき、さらに、状態判断部が車両状態に基づいて診断処理を実行可能か否か判断するので、安全性を損なうことなく要求された診断処理を実行できるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに、前記電子制御部の強制作動の前にその旨のメッセージを報知する報知部を備えている点にある。
例えば、車両から離れた遠隔地に当該車両へ強制作動要求を発信する外部管理装置を備えた管理センタ等があり、前記外部管理装置から当該車両へ強制作動要求が送信された場合に、上述の構成によれば、車両の所有者は当該車両が前記強制作動要求を受信したこと、及び当該車両において診断処理が実施されることを確認することができるのである。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行不可能と判断されるときに前記強制作動要求を一次記憶する記憶部を備え、その後、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに前記電子制御部を強制作動させる点にある。
上述の構成によれば、車両状態によっては直ちに実行できない強制作動要求であっても、記憶部に前記強制作動要求を格納しておくことによって、車両状態が変化して実行可能と判断されるときに前記記憶部から読み出した強制作動要求に基づいて車両の診断処理を実行することができるようになり、可能な限り迅速に診断処理を実行することが可能な車両診断装置となるのである。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行不可能と判断されるときに、前記車両状態を実行可能な状態に移行させる車両状態切替部を備えている点にある。
上述の構成によれば、車両状態によっては直ちに実行できない強制作動要求であっても、前記強制作動要求を受け取った当該車両の車両状態切替部が、自発的に当該車両を実行可能な状態に移行させることが可能であるので、可能な限り迅速に診断処理を実行することができる車両診断装置となるのである。
上述の目的を達成するため、本発明による車両診断システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項5に記載した通り、外部管理装置と、通信インターフェースと、前記通信インターフェースを介して入力された前記外部管理装置からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部を強制作動させて所定の車両保守データを獲得し、獲得した車両保守データを前記外部管理装置に返信する保守制御部を備えてなる車両診断システムであって、前記通信インターフェースを無線通信インターフェースで構成するとともに、所定の点検インタバルで入力される前記強制作動要求に対して、車両状態に基づいて実行可能か否かを判断する状態判断部を備え、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに前記電子制御部を強制作動させる点にある。
同第二の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記外部管理装置は、前記強制作動要求を送信出力する際に、前記車両の所有者の携帯端末機に強制作動要求がなされた旨の通報を行なう通報手段を備えている点にある。
例えば、車両から離れた遠隔地に当該車両へ強制作動要求を発信する外部管理装置を備えた管理センタ等があり、前記外部管理装置から当該車両へ強制作動要求が送信された場合に、上述の構成によれば、車両の所有者が当該車両から離れていたとしても、当該車両に強制作動要求を送信したことを、車両の所有者の携帯端末等を通じて確実に通知することができるのである。
同第三の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記外部管理装置は、任意の車両からの車両保守データに基づいて異常が検出されたときに、前記点検インタバルに関わらず前記任意の車両と同車種の他の車両に対して強制作動要求を送信出力する点にある。
上述の構成によれば、任意の車両に異常が検出された場合に、前記任意の車両と同車種の他の車両に対して点検インタバルに関わらず強制作動要求を送信出力することによって、検出された異常が前記任意の車両のみの問題であるのか、または前記任意の車両の車種全体の問題であるのかを判断するためのデータを迅速に収集することができるので、異常の傾向を早期把握することが可能な車両診断システムとなるのである。
同第四の特徴構成は、同請求項8に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記外部管理装置は、各車両から入力された車両保守データに基づいて故障を検出する故障判断部を備えてある点にある。
上述の構成によれば、前記外部管理装置は、各車両から入力された車両保守データ、つまり各車両の診断データをデータベース化した大量のデータに基づいた故障検出を行うことができるので、特定の車両にのみ発生する特性を故障と誤認識する可能性を低く抑えて確実な故障検出をすることや、事前に車両の異常傾向を把握して対応を検討することが可能な車両診断システムとなるのである。
以上説明した通り、本発明によれば、サービスセンター等に設置された外部管理装置から無線回線を介して遠隔地の車両に対して診断処理を行うことで、前記診断処理を迅速かつ簡便に行うことが可能で、かつ早期に異常発生の傾向を把握して早期対処を行うことが可能な車両診断装置及び車両診断システムを提供することができるようになった。
以下に本発明による車両診断装置を、複数のECU(電子制御ユニット)が協働して制御を行なうシステムとしての車両に適用した実施形態について説明する。図1に示すように、本発明による車両診断装置1における診断処理にかかる機能ブロック構成は、電子制御部2としての複数のECU(電子制御ユニット)と、通信制御部3と接続された保守制御部4とが、夫々CAN(コントローラエリアネットワーク)バス5を介してネットワーク接続されることにより構成されている。尚、前記複数のECUは、例えば、エンジン制御用ECU21、自動変速機(AT)制御用ECU22、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)制御用ECU23等で構成される。
前記複数のECUは夫々にCPU等を備えた演算処理装置が設けられ、予め設定された周期で繰り返し実行される内蔵プログラム及び内蔵データに基づいて所定の機能が実現されるように構成されている。例えば、エンジン制御用ECU21であれば、吸気温センサ210、水温センサ211、可変バルブタイミング機構において目標バルブタイミングを検知するためのセンサ212、アクセルペダルの操作量センサ213、バッテリー電圧センサ214等の各センサからの入力信号や関連する他のECU、例えば自動変速機制御用ECU22等からの通信データに基づいて、所定のエンジン機能を実現するように自らの制御状態を他のECUにデータ送信する。
また、他のECU、例えば、前記自動変速機制御用ECU22やABS制御用ECU23等では、前記エンジン制御用ECU21へも入力されていた前記アクセルペダルの操作量センサ213やバッテリー電圧センサ214、その他夫々独自に使用されるセンサ220、221、230、231等からの入力信号を制御することで、各ECUは協働してシステムとしての制御等が実現可能な構成となっている。
前記通信制御部3は、外部管理装置6との間でデータ通信を行なう。前記データ通信は、診断処理を実行するにあたり作動が必要なECUを強制作動させるために前記外部管理装置6が送信する強制作動要求の受信や、前記診断処理の実行結果としての車両保守データを前記管理装置6へ送信するもので、例えば、図2に示すように、携帯電話回線を使用して遠隔地にある前記車両保守データを管理する管理センタ等から中継局を介してデータ通信を行なうことができるように構成されている。尚、無線回線は携帯電話回線に限定されるものではなく、無線LANや衛星通信回線等既存の通信インフラを活用することができる。
前記車両保守データは、上述した診断処理の実行結果としてのデータのみならず、保守技術者が診断処理を行って取得したデータや、車両のユーザーから取得した当該車両に関する情報をデータ化したものも包含している。
また、前記外部管理装置6から送信される強制作動要求には診断プログラム等が含まれており、前記診断プログラム等で定義された診断処理の手順に従って前記各ECUの制御状態を診断する。
前記保守制御部4は、各ECUを強制作動させて診断処理を実行した後の車両保守データを、前記外部管理装置6に送信するために前記通信制御部3に出力したり、前記外部管理装置6より前記通信制御部3を介して受信した強制作動要求に基づいて、前記各ECUを作動させて診断処理を実行したりするためのものであり、前記通信制御部3を介して受信される強制作動要求を入力して一次記憶しておく強制作動要求入力部40と、前記各ECUから入力される通信データに基づいて車両の状態を車両状態データとして生成した上で、前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUが作動可能か否かを前記車両状態データに基づいて判断する状態判断部41と、前記実行対象ECUが前記状態判断部41により作動可能であると判断されたときに前記実行対象ECUを作動させて診断処理を実行する診断実行部42と、前記実行対象ECUが前記状態判断部41により作動不可能であると判断されたときに前記強制作動要求を一次記憶する記憶部43と、前記診断実行部42による診断処理結果を車両保守データとして生成する車両保守データ生成部44と、前記車両保守データ生成部44によって生成された前記車両保守データを前記通信制御部3に出力する車両保守データ出力部45と、当該保守制御部4の電源供給を常時維持するとともに、前記実行対象ECUへの電源供給を維持する電源制御部46とを備えて構成されている。
前記状態判断部41は、前記各ECUから入力される通信データに基づいて、イグニッションスイッチのオン/オフの状態、エンジンの始動中/停止中、車両の走行中/停車中等といった車両の状態を車両状態データとして生成した上で、前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUが作動可能か否かを前記車両状態データに基づいて判断するように構成されている。
例えば、前記状態判断部41において、イグニッションスイッチがオフである車両状態データが生成された場合には、前記状態判断部41は前記実行対象ECUに電源が供給されていないことを理由として前記実行対象ECUの作動は不可能であると判断する構成とすることができる。一方、前記状態判断部41において、イグニッションスイッチがオンである車両状態データが生成された場合には、前記状態判断部41はエンジンが始動中であれば車両走行中の恐れがあるため前記実行対象ECUの作動は不可能であると判断し、エンジンが停止中であれば前記実行対象ECUの作動は可能であると判断する構成とすることもできる。尚、上述の車両状態データ生成のための車両の状態は一例に過ぎず、実際には上記以外の車両の状態も加味した上で生成されるものである。上記以外の車両の状態として、例えば、車内の人の存在の有無を判断するセンサの状態、車両のキーロック状態、ナビゲーションシステムによって車両が駐車場等の安全な領域に存在するか否か、保守技術者が外部診断装置を電子制御装置に接続しているか否か(外部診断装置を接続している場合は保守技術者による保守作業が優先される)等が挙げられる。
前記診断実行部42は、前記状態判断部41が前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUの作動は可能であると判断すれば、前記実行対象ECUを作動させて診断処理を実行する。一方、前記状態判断部41が前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUの作動は不可能であると判断すれば、前記実行対象ECUを作動させずに診断処理の実行を留保する。
尚、前記状態判断部41が前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUの作動が可能であると判断した場合、前記実行対象ECUを強制作動させる前に、カーナビゲーションシステム等の操作表示部7を介して車両の運転者等に対し、前記実行対象ECUに対する強制作動要求を受信した旨を知らせる報知部47を備えた構成としてもよい。上述に加えて、前記報知部47は、前記操作表示部7を介して車両の運転者に対して、前記実行対象ECUを作動させての診断処理の実行を許容する旨の入力を促す構成とし、運転者による許容入力が行なわれたとき、前記実行対象ECUを作動させて診断処理を実行する構成としてもよい。
前記記憶部43は、前記状態判断部41が前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUが作動不可能であると判断した場合に、前記強制作動要求を一次記憶するように構成されている。つまり、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動を不可能と判断した結果、前記診断実行部42が前記実行対象ECUを作動させずに前記診断処理の実行を留保した場合には、前記強制作動要求は前記記憶部43に一次記憶される。前記診断実行部42は前記車両状態データと前記記憶部43を常時確認して、前記車両状態データが前記実行対象ECUを作動することが可能な状態データとなったとき、つまり前記強制作動要求の実行環境が整ったときに、前記記憶部43に一次記憶された前記強制作動要求に基づいて、前記実行対象ECUを作動させて診断処理を実行するように構成されている。
また、図7に示すように、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動が不可能であると判断した場合に、車両の状態を前記実行対象ECUの作動が可能な状態へと移行させる車両状態切替部48を前記記憶部43の代わりに備えた構成としてもよい。
例えば、車両のキーがロックされていることを理由として、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動は不可能と判断する設定である場合に、前記状態判断部41が当該理由で前記実行対象ECUの作動は不可能と判断すると、前記車両状態切替部48が自動的にキーのロックを解除するような構成が挙げられる。
別の例として、車両のエンジンが始動していることを理由として、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動は不可能と判断する設定である場合に、前記状態判断部41が当該理由で前記実行対象ECUの作動は不可能と判断すると、前記車両状態切替部48は前記判断を一次記憶しておき、運転者がエンジンの再始動を実行しようとするときに前記操作表示部7等を介して、エンジンを始動する前に前記実行対象ECUを作動させての診断処理の実行を許容する旨の入力を促すような構成も挙げられる。尚、前記判断の一次記憶は前記車両状態切替部48以外、例えば前記記憶部43等であってもよい。
尚、前記車両状態切替部48は、図8に示すように、前記記憶部43に追加して備えた構成であってもよい。例えば、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動は不可能であると判断した場合に、安全性等の問題から前記車両状態切替部48による状態移行が不可能であれば、前記記憶部43に前記強制作動要求を一次記憶させるのである。
また、前記車両状態切替部48は、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動が不可能であると判断した場合に、車両の運転者等の操作によって当該車両の状態を前記実行対象ECUの作動が可能な状態へと移行させて診断処理を実行することができる構成であってもよい。例えば、車両の運転者が、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動が不可能であると判断したことを、前記操作表示部7等を介して知ったとき、前記車両の運転者は前記実行対象ECUの作動に必要な処理を手動操作で行なった上で診断処理を実行するのである。
前記車両保守データ生成部44は、前記診断実行部42が前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUを作動させて行なった診断処理の診断結果データを、前記車両保守データとして生成するように構成されている。つまり、前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUは、前記強制作動要求に従って作動を開始した後、前記強制作動要求に含まれる診断の手順に基づいて制御対象とする車両システムの制御を実行することにより診断データを出力して、前記診断データを前記車両保守データ生成部44へ送信する。前記車両保守データ生成部44は、前記診断データを受信することで、前記実行対象ECUが正常に動作しているか否かを診断し、その診断結果を車両保守データとして生成するのである。
前記電源制御部46は、当該保守制御部4の電源供給を常時維持することで、車両の状態にかかわらず、常時前記強制作動要求の入力を可能とするとともに、前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUへ電源供給を維持することで、診断処理の実施が可能なように構成されている。
以下、診断制御装置1における診断処理の実行動作について図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
外部管理装置6から前記通信制御部3を介して前記強制作動要求入力部40へ強制作動要求が入力されると(SA1)、前記強制作動要求入力部40は前記強制作動要求を一次的に記憶する(SA2)。
前記状態判断部41は、車両の状態を車両状態データとして生成して(SA3)、前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUの作動が可能か否かを前記車両状態データに基づいて判断する(SA4)。
前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動が可能であると判断した場合は(SA4)、前記電源制御部46は、前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUの電源供給が維持できるように制御を開始する(SA5)。また、前記診断実行部42は、前記診断処理の実行対象ECUを強制作動させて、かかるECUによりアクチュエータを駆動させることで、その駆動データ等に基づいて診断処理を実行する(SA6)。
前記車両保守データ生成部44は、前記診断処理の診断結果を車両保守データとして生成する(SA7)。また、前記車両保守データ出力部44は、生成された前記車両保守データを前記車両保守データ出力部45及び通信制御部3を介して外部管理装置6に転送する(SA8)。
一方、前記状態判断部41が前記実行対象ECUの作動が不可能であると判断した場合は(SA4)、前記診断実行部42は前記強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUを作動させずに診断処理の実行を留保して(SA9)、前記強制作動要求は前記記憶部43に一次記憶される(SA10)。前記状態判断部41は、車両の状態の変化に応じて車両状態データの更新を行い(SA3)、前記診断実行部42は前記状態判断部41の判断が前記実行対象ECUの作動可能となるまで(SA4)、前記状態判断部41を常時確認する。そして、ステップSA4において、前記状態判断部41の判断が前記実行対象ECUの作動可能となった場合は(SA4)、ステップSA5からSA8までの処理が実行され、前記状態判断部41の判断が前記実行対象ECUの作動不可能である場合は(SA4)、ステップSA9以降の処理が繰り返される。
以下に、各々上述の車両診断装置1を搭載した車両群を管理する外部管理装置6を備える車両診断システムの実施形態について説明する。
前記外部管理装置6は、図4に示すように、前記車両診断装置1の通信制御部3に対して所定の点検インタバルで強制作動要求を送信する強制作動要求出力部60と、前記強制作動要求を送信する際に送信先の車両の所有者の携帯端末機に強制作動要求がなされた旨の通報を行う通報手段61と、前記車両診断装置1の通信制御部3より前記強制作動要求の結果としての車両保守データを受信する車両保守データ入力部62と、受信した前記車両保守データを記憶する車両保守データ記憶管理部63と、前記車両保守データ記憶管理部63に記憶された車両保守データに基づいて故障を検出する故障判断部64を備えて構成されている。
前記強制作動要求出力部60は、所定の点検インタバルで強制作動要求を送信する。例えば、3ヶ月に一度の定期点検を必要とする車両においては、所定の点検インタバルを3ヶ月として、3ヶ月毎に前記強制作動要求を送信する。但し、前記強制作動要求出力部60は所定の点検インタバルに関わらず強制作動要求を送信する場合があり、この場合については後述する車両保守データ記憶管理部63の説明において詳述する。
前記通報手段61は、前記強制作動要求出力部60が前記強制作動要求を送信する際に、送信先の車両の所有者の携帯端末機に対して、当該車両に強制作動要求を行なった旨の通報を行う。つまり、図5に示すように、前記強制作動要求出力60が車両に対して強制作動要求を送信するのに対して、前記通報手段61は前記強制作動要求を当該車両に向けて送信した旨の情報を、車両の所有者の携帯端末機に送信するのである。
また、前記通報手段61は、前記外部管理装置6からの車両の所有者に対する情報の送信のみならず、車両の所有者からの前記外部管理装置6に対する情報の受信をも行う構成であってもよい。例えば、前記強制作動要求を当該車両へ向けて送信した旨の情報を受け取った前記車両の所有者が、当該強制作動を許可する返信を前記外部管理装置6に対して行うのである。
前記車両保守データ入力部62は、前記車両診断装置1の通信制御部3より前記強制作動要求の結果としての車両保守データを受信する。
前記車両保守データ記憶管理部63は、異常発生の有無情報や診断による出力値等を含む前記車両保守データを、車両単位や車種単位等で記憶する。つまり、前記車両保守データ入力部62において受信した多数の車両の前記車両保守データをデータベースとして記憶管理するのである。
また、前記車両保守データ記憶管理部63は、任意の車両からの車両保守データに異常情報が含まれていると、前記点検インタバルに関係なく、前記任意の車両と同車種である他の車両に対して、前記強制作動要求出力部60を介して強制作動要求を送信する。例えば、車種Aである任意の車両からの車両保守データに基づいて異常が検出されたときは、前記車両保守データ記憶管理部63において記憶管理されているデータより車種Aである車両のデータを抽出して、抽出された車両群に対して、前記任意の車両に対して行ったものと同様の強制作動要求を、前記強制作動要求出力部60を介して送信するのである。
前記故障判断部64は、各車両から入力された車両保守データに基づいて故障を検出する。詳述すると、前記強制作動要求を行った車両から返信されてきた車両保守データを参照して、又は必要に応じて前記車両保守データ記憶部63に記憶されている当該車両に関連する他の車両保守データも参照して、当該車両が故障しているか否かの判断を行うのである。
例えば、時間経過とともに出力が小さくなるという特性(本特性は異常ではないとする)を有する装置があり、ある車両において当該装置の診断処理を実行した場合、前記故障判断部64は、前記車両保守データ記憶部63に記憶されている当該装置を搭載する他の車両保守データも参照することで、当該装置の時間経過とともに出力が小さくなるという特性を考慮した判断を行うのである。
また、前記故障判断部64は前記車両保守データ記憶管理部63に蓄積記憶された過去から現在に至る車両保守データを解析することによって、特定の条件に合致した場合には故障である、又は故障が発生する傾向があるといった判断をする構成であってもよい。前記特定の条件とは、車種、車両の製造年月、又は車両に搭載された装置の不具合若しくは寿命等であり、例えば、解析の結果、同車種のX年製造車両とY年製造車両において、Y年製造車両のみで故障が多数検出された場合、X年製造車両とY年製造車両の相違点を調べて原因を特定するといった判断を行うのである。
以下、車両診断システムにおいて、外部管理装置6が車両診断装置1を搭載したある車両(以下、車両Bとする)との間で車両診断を実行する動作について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
前記外部管理装置6において、車両Bより受信したデータ、保守技術者が車両Bの診断処理を行って取得したデータ、及び車両Bの所有者等から取得した車両Bに関する情報といった車両保守データに、車両Bに異常が存在する旨の異常情報が含まれている場合は(SB1)、強制作動要求出力部60は車両Bの車両診断装置1に対して強制作動要求を送信すると同時に、通報手段61は車両Bの所有者の携帯端末機に強制作動要求がなされた旨の通報を行う(SB2)。
一方、前記車両保守データに異常情報が含まれていない場合(SB1)、前記外部管理装置6は、車両Bに対して設定されている所定の点検インタバルにおける強制作動要求を送信するタイミングであるか否かを判断して、前記強制作動要求を送信するタイミングであれば(SB3)、車両Bの車両診断装置1に対して強制作動要求を送信すると同時に、通報手段61は車両Bの所有者の携帯端末機に強制作動要求がなされた旨の通報を行う(SB2)。前記強制作動要求を送信するタイミングでなければ(SB3)、車両保守データに異常情報が含まれているか否かの判定を行う(SB1)。
ステップSB2において送信した前記強制作動要求に対する返信が車両保守データ入力部62に入力されると(SB4)、故障判断部64は入力された前記車両保守データを参照して、また必要に応じて車両保守データ記憶部63に記憶されている他の車両保守データも参照して、車両Bが故障しているか否かの判断を行い(SB5)、結果を車両保守データ記憶部63に記憶する(SB6)。また、必要に応じて結果を車両Bの所有者に連絡する(SB7)。
以下別の実施形態について説明する。保守制御部4は、状態判断部41が強制作動要求に基づいた診断処理の実行対象ECUの作動を車両状態データの状態によって実行不可能と判断して前記診断処理の実行を留保した後、前記車両状態データの変動により前記実行対象ECUの作動が可能と判断できるようになったときに、前記外部管理装置6に前記強制作動要求の再送を要求する構成としてもよい。前記保守制御部4に複数の強制作動要求が入力され、複数の強制作動要求に基づいた診断処理が留保されている場合に、前記入力された強制作動要求の全てを診断処理の実行が完了するまで常時記憶しておく必要がなくなり、記憶部43の容量を削減することができ好ましい。
また、保守制御部4による強制作動要求に基づく診断処理の実行中に、電子制御部2としての各ECUは、運転者の操作入力を拒否する構成としてもよい。運転者の操作入力を制限することで、任意のECUの診断処理実行中に他のECUが作動することにより発生する不都合を回避でき、確実に診断処理を実行することができ好ましい。
上述では、通信制御部3は保守制御部4とは独立して構成した場合について説明したが、前記通信制御部3は前記保守制御部4に含まれる構成としてもよい。
尚、上述した実施形態は本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
1:車両診断装置
2:電子制御部
3:通信制御部
4:保守制御部
6:外部管理装置
41:状態判断部
43:記憶部
47:報知部
48:車両状態切替部
61:通報手段
63:車両保守データ記憶管理部
64:故障判断部
2:電子制御部
3:通信制御部
4:保守制御部
6:外部管理装置
41:状態判断部
43:記憶部
47:報知部
48:車両状態切替部
61:通報手段
63:車両保守データ記憶管理部
64:故障判断部
Claims (8)
- 通信インターフェースを介して入力された外部管理装置からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部を強制作動させて所定の車両保守データを獲得する保守制御部を備えてなる車両診断装置であって、
所定の点検インタバルで入力される前記強制作動要求に対して、車両状態に基づいて実行可能か否かを判断する状態判断部を備え、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに前記電子制御部を強制作動させる車両診断装置。 - 前記保守制御部は、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに、前記電子制御部の強制作動の前にその旨のメッセージを報知する報知部を備えている請求項1記載の車両診断装置。
- 前記保守制御部は、前記状態判断部により実行不可能と判断されるときに前記強制作動要求を一次記憶する記憶部を備え、その後、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに前記電子制御部を強制作動させる請求項1または2記載の車両診断装置。
- 前記保守制御部は、前記状態判断部により実行不可能と判断されるときに、前記車両状態を実行可能な状態に移行させる車両状態切替部を備えている請求項1または2記載の車両診断装置。
- 外部管理装置と、通信インターフェースと、前記通信インターフェースを介して入力された前記外部管理装置からの強制作動要求に基づいて、車両を電子制御する電子制御部を強制作動させて所定の車両保守データを獲得し、獲得した車両保守データを前記外部管理装置に返信する保守制御部を備えてなる車両診断システムであって、
前記通信インターフェースを無線通信インターフェースで構成するとともに、所定の点検インタバルで入力される前記強制作動要求に対して、車両状態に基づいて実行可能か否かを判断する状態判断部を備え、前記保守制御部は、前記状態判断部により実行可能と判断されるときに前記電子制御部を強制作動させる車両診断システム。 - 前記外部管理装置は、前記強制作動要求を送信出力する際に、前記車両の所有者の携帯端末機に強制作動要求がなされた旨の通報を行なう通報手段を備えている請求項5記載の車両診断システム。
- 前記外部管理装置は、任意の車両からの車両保守データに基づいて異常が検出されたときに、前記点検インタバルに関わらず前記任意の車両と同車種の他の車両に対して強制作動要求を送信出力する請求項5または6記載の車両診断システム。
- 前記外部管理装置は、各車両から入力された車両保守データに基づいて故障を検出する故障判断部を備えてある請求項5から7の何れかに記載の車両診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005330942A JP2007139478A (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 車両診断装置及び車両診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005330942A JP2007139478A (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 車両診断装置及び車両診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007139478A true JP2007139478A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38202545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005330942A Pending JP2007139478A (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 車両診断装置及び車両診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007139478A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010019175A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 車載電子コントロールユニットのデータ書き込みシステム |
JP2010531981A (ja) * | 2007-07-04 | 2010-09-30 | アウディー アーゲー | 内燃機関の完全自動機能検査を行う方法および配置 |
JP2010266279A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Suzuki Motor Corp | 車両用通信制御装置 |
CN103019225A (zh) * | 2012-11-28 | 2013-04-03 | 綦江齿轮传动有限公司 | 自动变速器便携式诊断仪 |
JP2013120143A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Toyota Central R&D Labs Inc | 異常診断システム及び異常診断方法 |
JP2015526792A (ja) * | 2012-06-21 | 2015-09-10 | アルカテル−ルーセント | コンピュータネットワークにおいて車両搭載可能コントローラを動作させるための方法、車両搭載可能コントローラおよびデバイス |
KR101554634B1 (ko) | 2014-07-09 | 2015-09-21 | 한국전자통신연구원 | 차량 내부 네트워크 보호를 위한 차량 외부 인터페이스 장치 및 방법 |
KR20160056709A (ko) * | 2014-11-12 | 2016-05-20 | 현대자동차주식회사 | 차량 액추에이터 고장진단 장치 및 방법 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06102148A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-15 | Zanabui Infuomateikusu:Kk | 車両故障診断システム |
JPH11134529A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-21 | Toyota Motor Corp | 車両情報収集システムおよびそのシステムに適用される車載調査装置 |
JPH11201872A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Denso Corp | 車両用診断装置 |
JP2004245212A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-09-02 | Denso Corp | エンジン制御装置 |
JP2004294065A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Denso Corp | 車両診断用サーバ |
JP2005501778A (ja) * | 2001-09-11 | 2005-01-20 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 制御装置 |
JP2005188501A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-07-14 | Toyota Motor Corp | 車両の故障診断システム |
JP2005202762A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Denso Corp | 車両用通信システム |
-
2005
- 2005-11-16 JP JP2005330942A patent/JP2007139478A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06102148A (ja) * | 1992-09-22 | 1994-04-15 | Zanabui Infuomateikusu:Kk | 車両故障診断システム |
JPH11134529A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-21 | Toyota Motor Corp | 車両情報収集システムおよびそのシステムに適用される車載調査装置 |
JPH11201872A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Denso Corp | 車両用診断装置 |
JP2005501778A (ja) * | 2001-09-11 | 2005-01-20 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 制御装置 |
JP2004245212A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-09-02 | Denso Corp | エンジン制御装置 |
JP2004294065A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Denso Corp | 車両診断用サーバ |
JP2005188501A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-07-14 | Toyota Motor Corp | 車両の故障診断システム |
JP2005202762A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Denso Corp | 車両用通信システム |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010531981A (ja) * | 2007-07-04 | 2010-09-30 | アウディー アーゲー | 内燃機関の完全自動機能検査を行う方法および配置 |
JP2010019175A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 車載電子コントロールユニットのデータ書き込みシステム |
JP2010266279A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Suzuki Motor Corp | 車両用通信制御装置 |
JP2013120143A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Toyota Central R&D Labs Inc | 異常診断システム及び異常診断方法 |
KR101735903B1 (ko) * | 2012-06-21 | 2017-05-15 | 알까뗄 루슨트 | 차량 장착형 컨트롤러, 차량 장착형 컨트롤러를 컴퓨터 네트워크에서 작동시키기 위한 방법 및 장치 |
JP2015526792A (ja) * | 2012-06-21 | 2015-09-10 | アルカテル−ルーセント | コンピュータネットワークにおいて車両搭載可能コントローラを動作させるための方法、車両搭載可能コントローラおよびデバイス |
US9723081B2 (en) | 2012-06-21 | 2017-08-01 | Alcatel Lucent | Method, a vehicle mountable controller and a device for operating a vehicle mountable controller in a computer network |
CN103019225A (zh) * | 2012-11-28 | 2013-04-03 | 綦江齿轮传动有限公司 | 自动变速器便携式诊断仪 |
KR101554634B1 (ko) | 2014-07-09 | 2015-09-21 | 한국전자통신연구원 | 차량 내부 네트워크 보호를 위한 차량 외부 인터페이스 장치 및 방법 |
US9596225B2 (en) | 2014-07-09 | 2017-03-14 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Out-of-vehicle device interface apparatus and method for protecting in-vehicle network |
US9613471B2 (en) | 2014-11-12 | 2017-04-04 | Hyundai Motor Company | Apparatus and method for diagnosing actuators in vehicle |
KR101655570B1 (ko) * | 2014-11-12 | 2016-09-07 | 현대자동차주식회사 | 차량 액추에이터 고장진단 장치 및 방법 |
KR20160056709A (ko) * | 2014-11-12 | 2016-05-20 | 현대자동차주식회사 | 차량 액추에이터 고장진단 장치 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007139478A (ja) | 車両診断装置及び車両診断システム | |
JP5283651B2 (ja) | 車両用の制御装置 | |
JP4578289B2 (ja) | 機械制御装置、保守制御システム、及び、保守制御方法 | |
JP2017220091A (ja) | 車両用装置 | |
JP2014088150A (ja) | 車載バッテリ管理装置 | |
KR20060114369A (ko) | 차량제어시스템의 고장감지장치 | |
JP2016141160A (ja) | 電子制御装置及び電子制御システム | |
JP2016037211A (ja) | 車両用診断システム | |
JP2008199253A (ja) | 異常診断システム及び診断情報管理装置 | |
WO2015087130A2 (en) | Vehicle control device | |
JP2011032903A (ja) | 車両の制御装置 | |
JP7347380B2 (ja) | 処理装置、通信システム、及び処理装置用プログラム | |
WO2011034052A1 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
KR100761032B1 (ko) | 주행안전을 위한 전원차단형 차량진단장치 및 그 방법 | |
JPH1046631A (ja) | 移動作業機械の保守・管理システム | |
JP2010137612A (ja) | 車両用制御ユニットの通信システム | |
JP5234599B2 (ja) | 車両用ドライバユニットの電源系故障診断システム | |
JP4007038B2 (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP5223512B2 (ja) | 車両用異常解析システム、車両用異常解析方法、及び車両用故障解析装置 | |
EP0793084A2 (en) | A communication control apparatus for controlling comunication between a group of electronic units in vehicles | |
JP2003345421A (ja) | 車両管理システム | |
CN113830096A (zh) | 车辆的控制方法、设备及车辆 | |
KR20220167072A (ko) | 전자식 주차 브레이크 제어장치 및 방법 | |
JPH11230868A (ja) | 車両用診断装置 | |
JP2021013135A (ja) | 車両用電子制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110913 |