JP2007132585A - 冷蔵貯蔵庫の断熱パネル - Google Patents

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Takashi Hirano
孝 平野
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Abstract

【課題】オープンショーケースの本体ケースなどに適用する断熱パネルについて、その製造コスト低減と併せて、発泡樹脂の確実な漏出防止が図れるように組立構造を改良する。
【解決手段】内外の二枚のパネル板7と、パネル周縁に沿ってパネル板の間に介装した枠体8と、パネル板と枠体とで囲まれた空間に充填した断熱材9からなり、断熱材がパネル板と枠体との仮組立状態で前記空間に原液を注入して発泡処理した発泡樹脂である断熱パネルにおいて、前記パネル板の周縁をパネルの内側に向け断面U字形のフランジ部7b
を板金加工した形成しておき、かつ該フランジ部の先端にスチロール樹脂などの低硬度な軟質材料で作られた枠体8を突き合わせてパネルを仮組立した状態で、その内部空間に断熱材の発泡樹脂を注入して発泡処理する。これにより樹脂の発泡圧を受けた枠体が外側に押圧され、前記フランジ部7bの先端に食い込んで発泡樹脂の漏出を確実に防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オープンショーケース等の冷蔵貯蔵庫の筐体を構成する断熱パネルの組立構造に関する。
まず、本発明の断熱パネルを適用するオープンショーケースを図2に示す。図2において、1は断熱筐体になるショーケースのケース本体(外箱)、2は内箱、3は商品陳列棚、4はケース本体1と内箱2との間の冷気循環通風路に配置した冷却器(冷凍機のエバポレータ)、5は庫内ファンであり、ケース本体1は複数枚の断熱パネル6を繋ぎ合わせて構築されている。
ここで、前記断熱パネル6は断熱材を挟んでその庫外側,庫内側に二枚のパネル板(鋼板)を重ね合わせたパネル体になり、次に従来のパネル構造を図3に示す(例えば、特許文献1参照)。図3において、7はパネル板、8はパネルの周縁に沿ってパネル板7の間に介装した枠体(例えば、材木)、9は断熱材(発泡ウレタン)である。
上記構成の断熱パネル6は次記のような工程で製造する。まず、パネル板6の外周四辺をパネル内側に向けL字形に板金加工してフランジ部7aを形成しておく。次に二枚のパネル板7の間に枠体8を重ねて固定(釘打ち,あるいは両面接テープによる貼り合わせ)した上で、さらにパネル板7のL字形フランジ部7と枠体8との重ね合わせ面を封止するために、パネルの周面にマスキングテープ10を貼着してパネルを仮組立する。次にパネル板7と枠体8とで囲まれた内部空間に発泡ウレタンの原液を注入して発泡処理する。これにより、前記空間が発泡ウレタンで満たされて断熱パネル6が完成する。
実開昭60−4892号公報
ところで、前記した従来構造の断熱パネルは、その仮組立状態でパネルの周面にマスキングテープ10を手作業により貼り付けているが、この作業は手間がかかってコスト高の要因となっている。また、断熱材9の発泡成形後は、マスキングテープ10を剥ぎ取る作業を要するほか、剥ぎ取ったマスキングテープが廃棄ゴミとして多量に発生する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、製造工程でのマスキングテープの貼り付け,はぎ取り作業,および剥ぎ取ったマスキングテープのゴミ発生を無くしてコスト低減し、併せて断熱材である発泡樹脂の確実な漏出防止が図れるように組立構造を改良した断熱パネルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、冷蔵貯蔵庫の断熱筐体を構築する断熱パネルで、該断熱パネルが内外二枚のパネル板と、パネル周縁に沿ってパネル板の間に介装した枠体と、パネル板と枠体とで囲まれた空間に充填した断熱材からなり、断熱材がパネル板と枠体との仮組立状態で前記空間に原液を注入して発泡処理した発泡樹脂であるものにおいて、
前記パネル板の周縁をパネルの内側に向け断面U字形に板金加工したフランジ部を形成し、かつ該フランジ部の端縁に枠体を突き合わせてパネルを仮組立した状態で、その内部空間に断熱材の発泡樹脂を注入,発泡処理して構成する(請求項1)。
また、前記枠体は、スチロール樹脂などの低硬度な軟質材料で構成する(請求項2)。
上記構成によれば、断熱パネルの仮組立状態ではパネル板の周縁に形成したU字形フランジ部の先端縁に突き合わせた枠体の表面が密接している。そして、この状態で仮組立体の内部空間に注入した発泡樹脂の原液を発泡処理すると、その発泡圧を受けた枠体が前記フランジ部の先端縁に押圧されて発泡樹脂の漏出を防ぐ。ここで、枠体の材質がスチロール樹脂などの硬度が低い軟質材であれば、枠体の表面にU字形フランジ部の先端縁(エッジ状)が食い込んで発泡樹脂の漏出をより一層確実に防止することができる。したがって、従来構造で用いていた隙間封止用のマスキングテープの貼り付けが不要となってコストの低減化,およびゴミの発生防止が図れる。
以下、本発明の実施の形態を図1(a)〜(c)に示す実施例に基づいて説明する。
図示実施例の断熱パネル6は図3に示した従来構造と基本的に同じであるが、パネル板7の周縁に形成したフランジ部について、従来構造ではパネル板7の周縁をL字形に板金加工しているのに対して図示実施例では、図1(b)で示すようにパネル板7の周縁をパネル内側に向けて断面U字状に折り返し加工してU形フランジ部7bを形成しておく。また、パネルの周縁に沿って2枚のパネル板7の間に介装する枠体については、例えばスチロール樹脂(発泡スチロール)などのように硬度が比較的低い軟質材で作られたものを採用する。
そして、断熱パネル6の製造工程では、先ず枠体8の内外両面端面に両面接着テープを被着するなどした上で、図1(b)で示すように枠体8を挟んでその両側にパネル板7を重ね、かつこの状態でU形フランジ部7bの先端縁(エッジ状を呈している)と枠体8の表面とが隙間なく密接するように突き合わせて仮組立する。
次に、断熱材9の発泡成形工程では、前記の仮組立体を成形治具で挟持した上で、内外のパネル板7と枠体8とで囲まれた空間内に発泡樹脂(ウレタン樹脂)の原液を所定量注入して発泡処理を行う。この発泡処理過程では、ウレタン樹脂の発泡圧が枠体8を外側に押圧し、この発泡圧を受けた枠体8は図1(a)のA部拡大で表すようにパネル板7のU形フランジ部7bの先端に食い込んで両者間が圧接されるようになる。
これにより、図2で述べた隙間封止用のマスキングテープ10を使用することなしに、発泡樹脂の漏出が確実に阻止されるようになる。なお、この樹脂漏出防止の評価は実際に製作した断熱パネルの検査でも確認されている。
本発明の実施例による断熱パネルの要部構造図で、(a)は断熱パネルの組立状態を表す断面斜視図、(b)はパネル板の周縁に板金加工したU形フランジ部の形状を表す図、(c)はパネル板に枠体を装着した仮組立状態を表す図 本発明の断熱パネルを適用するオープンショーケース全体の構成断面図 図2における断熱パネルの従来構造を表す要部の断面斜視図
符号の説明
1 オープンショーケースの本体ケース
6 断熱パネル
7 パネル板
7b U形フランジ部
8 枠体
9 断熱材

Claims (3)

  1. 冷蔵貯蔵庫の断熱筐体を構築する断熱パネルであって、該断熱パネルが内外二枚のパネル板と、パネル周縁に沿ってパネル板の間に介装した枠体と、パネル板と枠体とで囲まれた空間に充填した断熱材からなり、断熱材がパネル板と枠体との仮組立状態で前記空間に原液を注入して発泡処理した発泡樹脂であるものにおいて、
    前記パネル板の周縁をパネルの内側に向け断面U字形に板金加工したフランジ部を形成し、かつ該フランジ部の先端縁に枠体を突き合わせてパネルを仮組立した状態で、その内部空間に断熱材の発泡樹脂を注入,発泡処理して構成したことを特徴とする冷蔵貯蔵庫の断熱パネル。
  2. 請求項1に記載の断熱パネルにおいて、枠体の材質が低硬度の軟質材であることを特徴とする冷蔵貯蔵庫の断熱パネル。
  3. 請求項1に記載の断熱パネルにおいて、断熱筐体は冷蔵ショーケースのケース本体であることを特徴とする冷蔵貯蔵庫の断熱パネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101245290B1 (ko) 2012-08-22 2013-03-19 주식회사 한남냉동산업 저장고용 복합판넬 제작방법
KR101489153B1 (ko) 2014-10-02 2015-02-06 주식회사 일양오피오 설치편리성과 패널간 이음부분에 대한 열손실 방지용 이음부를 겸비한 냉장 및 냉동시설물용 난연성 샌드위치 우레탄패널 및 그 설치방법
CN106940107A (zh) * 2017-03-17 2017-07-11 合肥华凌股份有限公司 冷柜

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