JP2007131358A - ウエブのしごきバー付切断巻付け装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】片面に粘着処理が施されたウエブの巻替え時の切断巻付において、切断後の巻芯側ウエブでの切断端をエアーかみ,しわなく新巻芯に確実に巻き付ける。
【解決手段】片面に粘着処理が施されたウエブWを連続的に一定長さ毎に巻芯1に巻取る切断巻付において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブWをガイドバー3先端部で巻芯1より剥離し、次いでウエブWの送りを一旦、停止して前記ガイドバー3と巻芯1との隙間に切断刃4を走行させてウエブWを切断すると共に、切断刃4と巻芯1との間しごきバー5を進入させて巻芯より浮いた上記切断された巻芯側ウエブの切断端を押さえて巻芯に貼り付ける。
【選択図】 図1
【解決手段】片面に粘着処理が施されたウエブWを連続的に一定長さ毎に巻芯1に巻取る切断巻付において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブWをガイドバー3先端部で巻芯1より剥離し、次いでウエブWの送りを一旦、停止して前記ガイドバー3と巻芯1との隙間に切断刃4を走行させてウエブWを切断すると共に、切断刃4と巻芯1との間しごきバー5を進入させて巻芯より浮いた上記切断された巻芯側ウエブの切断端を押さえて巻芯に貼り付ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は前工程から送られてくる、片面に粘着処理を施したウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻取る巻取機におけるウエブの切断巻付け装置ならびに該装置を利用した切断巻付け方法に関するものである。
前工程から送られてくるウエブの巻取りにおいては、通常、前工程より送られてくるウエブを一定長さ毎にタッチローラを介して巻芯に巻付け、押えローラで押さえて巻替えることが行なわれているが、従来、この巻替えにおいて巻芯の表面に粘着テープを貼り付け、一定の長さが巻かれた満巻ロールからの新巻芯に至る途中のウエブを新巻芯に巻付け、切断刃により切断して、切断されたウエブの先端を新巻芯に巻付けることが行なわれていた。
そして、上記巻替え時におけるウエブの切断には、巻芯よりガイドローラに至る途中のウエブをカッターにより切断して、切断されたウエブの先端を新巻芯に巻付けることが通常であった。
しかし、上記の切断では巻芯に傷を付けないとしても、切断されたウエブ先端は何のガイドもなく、そのため巻芯側に寄せられることになって皺になったり、貼り付いた部分に空気が溜まったりしてウエブの巻重ね部に跡形となり、不良品となる問題があり、これは特に片面に粘着剤を施したウエブや柔らかいウエブ,伸びるウエブでは不良品となり易い欠点を有していた。
そこで、本出願人はさきに新巻芯の表面に5/6周以上の巻付けを可能とするガイドプレートを設け、ウエブをガイドプレートで新巻芯に巻付かせ、切断されたウエブ先端の皺,折れ込みの発生を阻止する切断巻付け装置を提案した。(例えば特許文献1参照)
特開2003−89457号公報
しかし、上記切断巻付装置は、送られてくるウエブが片面に粘着処理が施されたものである場合は、ウエブの粘着面が巻芯に貼り付けられ、ウエブを押し込んで新巻芯に巻き付かせた状態で切断刃により切断されるので切断端が浮き、あるいはエアーかみや皺発生が生じ易いのみならず、巻芯表面に切断刃による傷が生じ、巻かれるウエブに傷跡を残すという問題があった。
本発明は上述の如き実状に対処し、特に切断後のウエブ切断端を押さえるしごきバーの設置を見出すことにより、片面に粘着処理が施されたウエブの切断巻付において切断後のウエブの巻芯側切断端の貼り付けを確実とし、巻芯にエアーかみ,皺なく巻き付け得ることを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本発明切断装置は、前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻取る巻取機において、粘着面か巻芯に貼り付けられたウエブをその先端部で巻芯より剥離するガイドバーを設け、かつ該ガイドバーと巻芯との隙間にウエブを切断する切断刃を進退可能に設けてなると共に、更に上記切断刃と巻芯との隙間に切断された巻芯側ウエブの切断端を巻芯に貼り付けるしごきバーを進退可能に設けてなる構成を特徴とする。
請求項2は請求項1記載の装置を使用し、切断巻付けを行なう方法であり、前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻取る切断巻付方法において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをガイドバー先端部で巻芯より剥離し、次いでウエブの送りを一旦停止して前記ガイドバーと巻芯との隙間に切断刃を走行させてウエブを切断すると共に、切断刃と巻芯との間にしごきバーを進入させて巻芯より浮いた上記切断された巻芯側ウエブの切断端を押さえて巻芯に貼り付けることを特徴とする。
本発明装置及び方法を用いてウエブ表面に粘着剤を塗布し、粘着処理を施したウエブを連続的に一定の長さ毎に切断し、巻芯に巻付けるときは切断された巻芯側の切断端がしごきバーの作動により圧接されて取り付けられるため、ウエブの切断端が巻芯より浮くことなく、またエアーかみの発生を防止して確実に巻き付けを行なうことができる。
以下、更に添付図面に基づいて本発明切断巻付装置及び方法の具体的な態様を説明する。
図1は本発明装置の要部の概要を示し、前工程より送られてくる片面(表面)に粘着剤が塗布され、粘着処理面(a)となっているウエブWを押えローラ2と巻芯1との間を通して巻芯1に巻き付けた状態であり、図示していないが、満巻時、ターレットの回動と共に満巻ローラが次工程に移動し、満巻ローラと新巻芯の間でウエブを切断し、後続のウエブを新巻芯に巻き付けることは従来のウエブの切断巻付けと同様である。
本発明装置は、上記満巻ロールと新巻芯との間の切断と、新巻芯への巻付けであり、新巻芯(以下、単に巻芯という)に略外接して巻芯1に貼り付けられて巻芯1と共に回動してゆくウエブを巻芯1より剥離するためのガイドバー3が設けられ、更に該ガイドバーと巻芯1との隙間にウエブをトラバース走行してトラバースカットする切断刃4が進退自在に設けられていると共に、本発明の特徴として切断刃4と巻芯1との間の隙間に切断された巻芯側ウエブの切断端を巻芯に確実に取り付けるちためのしごきバー5が進入・退出自在に設けられている。
切断刃4及びしごきバー5は先ず、ウエブWを切断し、次いで切断された巻芯側ウエブの切断端を巻芯1に圧接して貼り付けを行なうが、夫々の作用に支障を生じることのないよう切断刃4の進入時はしごきバー5は進入せず、切断が終わり、切断刃4が後退した後にしごきバー5が進入してウエブ切断端を巻芯1に確実に貼り付けるようになっている。
なお、上記切断,巻付けにおいてはしごきバーの作動上、ウエブは送りを一旦、停止して切断することが必要であり、これによりしごきバー5で巻芯1より浮いた切断端を押さえ巻芯にエアーかみ,皺なく巻き付けることが容易となる。
図2は上記本発明装置を用いた切断・巻付け方法の態様であり、先ず前工程より送られる上記ウエブを巻芯1に巻き付け所要範囲、巻き付いたところで図2(イ)に示す如くガイドバー3の先端部により該ウエブWを巻芯1より剥離する。そして、ウエブの送りを一旦、停止し、ガイドバー先端部と巻芯との間の隙間に切断刃4を前進させ、走行させてトラバースカットをする。このようにして切断が完了すると、切断刃4は後退し、代わってしごきバーが前進して上記切断されたウエブの巻芯側切断端bを図2(ロ)に示すように圧接して貼り付け、その後、更に図2(ハ)の如くしごきバー5を前進させてウエブ切断端を巻芯1に確実に貼り付け、切断・巻付けの一連の工程が完了する。
かくして一連の工程が完了するとしごきバー5は原位置に復帰し、次の切断・巻付け に備える。
なお、前記ウエブ切断端を巻芯1に貼り付ける際に、ウエブ先端をブラシを高速回転させて貼り付けることもより可能であり効果的である。
かくして、切断された巻芯側ウエブの切断端は、しごきバーで巻芯より浮いた切断端を押さえられ確実に巻芯にエアーかみ、しわなく巻き付けられる。
本発明は特に片面が粘着処理された、もしくは自着性を有するウエブにおいて有効であり、最近の高品質が要求される液晶画面に用いるウエブに好適である。
1:巻芯
2:押えローラ
3:ガイドバー
4:切断刃
5:しごきバー
W:ウエブ
2:押えローラ
3:ガイドバー
4:切断刃
5:しごきバー
W:ウエブ
Claims (2)
- 前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻取る巻取機において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをその先端部で巻芯より剥離するガイドバーを設け、かつ該ガイドバーと巻芯との隙間にウエブを切断する切断刃を進退可能に設けてなると共に、更に上記切断刃と巻芯との隙間に切断された巻芯側ウエブの切断端を巻芯に貼り付けるしごきバーを進退可能に設けてなることを特徴とするウエブのしごきバー付切断巻付装置。
- 請求項1記載の装置を使用し、前工程より送られてくる、片面に粘着処理が施されたウエブを連続的に一定長さ毎に巻芯に巻取る方法において、粘着面が巻芯に貼り付けられたウエブをガイドバー先端部で巻芯より剥離し、ウエブの送りを一旦、停止して前記ガイドバーと巻芯との隙間に切断刃を走行させてウエブを切断すると共に、切断後、切断刃と巻芯との間よりしごきバーを進入させて巻芯より浮いた上記切断された巻芯側ウエブの切断端を押さえて巻芯に貼り付けることを特徴とするウエブのしごきバー付切断巻付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005323283A JP2007131358A (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | ウエブのしごきバー付切断巻付け装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005323283A JP2007131358A (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | ウエブのしごきバー付切断巻付け装置及び方法 |
Publications (1)
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JP2007131358A true JP2007131358A (ja) | 2007-05-31 |
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ID=38153337
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JP2005323283A Pending JP2007131358A (ja) | 2005-11-08 | 2005-11-08 | ウエブのしごきバー付切断巻付け装置及び方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007131358A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2003012A2 (en) | 2007-05-17 | 2008-12-17 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seats |
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2005
- 2005-11-08 JP JP2005323283A patent/JP2007131358A/ja active Pending
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