JP2007122201A - 車両用道路形状検出装置 - Google Patents

車両用道路形状検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007122201A
JP2007122201A JP2005310660A JP2005310660A JP2007122201A JP 2007122201 A JP2007122201 A JP 2007122201A JP 2005310660 A JP2005310660 A JP 2005310660A JP 2005310660 A JP2005310660 A JP 2005310660A JP 2007122201 A JP2007122201 A JP 2007122201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
road shape
road
sound
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005310660A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Naito
拓郎 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2005310660A priority Critical patent/JP2007122201A/ja
Publication of JP2007122201A publication Critical patent/JP2007122201A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

【課題】車両周辺の状況を走行条件に影響されず安価に検出する。
【解決手段】車両周辺の音を集音する複数のマイクを車両に設置し、各マイクで集音した車両周辺の音の大きさの時間変化パターンに基づいて道路の形状を検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は道路の形状を検出する装置に関する。
カメラにより車両周辺を撮像し、撮像画像を処理して車線や交差点を検出するようにした車両用道路形状検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2004−102827号公報
しかしながら、上述した従来の装置では道路形状を検出するためにカメラを用いているので、装置のコストが高くなる上に、降雨時や夜間、あるいは撮像部に付着した汚れにより道路形状の検出が困難または不可能になるという問題がある。
車両周辺の音を集音する複数のマイクを車両に設置し、各マイクで集音した車両周辺の音の大きさの時間変化パターンに基づいて道路の形状を検出する。
本発明によれば、走行環境に影響を受けることなく確実に、しかも安価に道路形状を検出することができる。
一実施の形態の車両用道路形状検出装置は、車両の周囲にマイクを設置して車両周辺の音を集音し、各マイクで集音した音の大きさのピーク値とピーク発生時刻によって道路形状の音の時間変化パターンを検出する。各車両で検出した音パターンを道路交通情報センターで収集し、それらを統計処理することによって交差点や車線を検出する。検出結果の交差点や車線を道路地図データの作成や更新に用い、常に最新の正確な道路地図を提供することができる。
図1は一実施の形態の車両用道路形状検出装置の車載機10の構成を示す図である。この一実施の形態では車両外部の四隅に合計4台のマイクM1〜M4を設置する。右前方マイクM1は車両の右前部に設置され、主に車両右前方で発生する音を集音する。左前方マイクM2は車両の左前部に設置され、主に車両左前方で発生する音を集音する。右後方マイクM3は車両の右後部に設置され、主に車両右後方で発生する音を集音する。左後方マイクM4は車両の左後部に設置され、主に車両の左後方で発生する音を集音する。なお、マイクの個数と配置についてはこの一実施の形態の個数および配置に限定されない。
GPS受信機11は衛星航法により車両の現在地と進行方位を検出する。なお、路側に設置されたビーコン送信機から位置信号を受信し、車両の現在地を検出してもよい。車速センサー12は車両の走行速度を検出する。また、レーザーレーダー13は車両前方の先行車を検出する。なお、レーザーレーダーの代わりにミリ波や超音波のレーダー装置、あるいはカメラなどを用いて先行車の検出を行ってもよい。
処理装置14はCPU14a、ROM14b、RAM14c、A/Dコンバーター14dなどを備え、各マイクM1〜M4で集音された音の大きさのピーク値とピーク発生時刻により道路形状の音の時間変化パターン(以下、単に音パターンという)を検出し、検出した音パターンとその検出場所(緯度と経度、あるいは道路リンクやノード)を記憶装置15に記憶するとともに、通信装置18を介して後述する車外の道路交通情報センター20へ送信する。処理装置14はまた、道路交通情報センター20から道路形状検出結果の交差点や車線の情報を入手し、道路地図記憶装置(不図示)の記憶されている道路地図データへ検出結果の追加または変更を行って道路地図を更新するとともに、必要に応じて表示装置16に表示し、スピーカー17により放送する。
図2は道路交通情報センター20の構成を示す。処理装置21はコンピューター21aを備え、通信装置22を介して多くの車両から道路形状の音パターンとその検出場所を収集し、記憶装置23に記憶する。処理装置21はまた、道路形状の音パターンを検出場所ごとに統計処理し、交差点や車線数を判別する。
図3は車載機10の処理フローを示す。車載機10の処理装置14は、車両のイグニッションスイッチ(不図示;電気自動車の場合はメインスイッチ)がオンしている間、この処理フローを繰り返し実行する。ステップ1において車速センサー12による検出車速に基づいて車両が走行中か否かを判断する。検出車速が走行判定基準値を超える場合は走行中であると判断してステップ3へ進み、検出車速が走行判定基準値以下の場合は停車中であるとしてステップ2へ進む。
停車中の場合は、ステップ2でレーザーレーダー13により自車の前方に車両がいるか否かを判別する。停車中に自車前方に車両が検出されたときは、交差点で先行車の後方に停車していると判断し、周辺の音の集音を行わずにステップ1へ戻る。一方、停車中であるが、自車前方に車両が検出されないときは、交差点において先頭で停車していると判断し、ステップ3へ進む。
走行中か、または交差点で先頭で停車しているときは、ステップ3においてマイクM1〜M4により自車周辺の音を集音し、続くステップ4で各マイクM1〜M4ごとの音の大きさのピーク値とそのピーク発生時刻により道路形状の音パターンを検出する。ステップ5ではGPS受信機11で検出した現在位置の緯度と経度を音パターンの検出場所として音パターンに付加し、記憶装置15に記憶する。なお、道路地図データを参照して車両の現在位置の道路リンクまたはノードを検出し、現在位置の道路リンクまたはノードを音パターンの検出場所として音パターンに付加してもよい。
ステップ6において車両のイグニッションスイッチがオフされたか否かを確認し、オフされていないときはステップ1へ戻って上述した処理を繰り返す。一方、イグニッションスイッチがオフされたときはステップ7へ進み、記憶装置15から道路形状の音パターンとその検出場所を読み出し、通信装置18を介して道路交通情報センター20へ送信する。
図4は道路交通情報センター20の処理を示すフローチャートである。ステップ101で車載機10から送られた道路形状の音パターンとその検出場所を通信装置22を介して受信し、続くステップ102で検出場所ごとに記憶装置23に記憶する。そして、ステップ103で検出場所ごとに道路形状の音パターンを統計処理し、交差点と車線を判断する。この判断方法については後述する。
以下、車載機10における道路形状の音パターン検出について説明する。図5は、交差点において自車前方を他車両が右から左へ横切ったときの音の大きさのグラフである。他車両が自車の前を右から左へ横切る場合には、右前方マイクM1の方が左前方マイクM2よりもΔTだけ先に音のピークが現れる。また、右前方マイクM1と右後方マイクM3とでは、音の大きさのグラフは同じ形状をしているが、音のピーク値は右後方マイクM3の方が右前方マイクM1よりもΔDだけ小さくなる。なお、左前方マイクM2と左後方マイクM4との間でも同様な結果になる。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、自車前方を他車両が右から左へ横切ったと判断できる。
図6は、交差点において自車前方を他車両が左から右へ横切ったときの音の大きさのグラフである。他車両が自車の前を左から右へ横切る場合には、左前方マイクM2の方が右前方マイクM1よりもΔTだけ先に音のピークが現れる。また、右前方マイクM1と右後方マイクM3では、音の大きさのグラフは同じ形状をしているが、音のピーク値は右後方マイクM3の方が右前方マイクM1よりもΔDだけ小さくなる。なお、左前方マイクM2と左後方マイクM4との間でも同様な結果になる。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、自車前方を他車両が左から右へ横切ったと判断できる。
図7は、交差点において他車両が自車と同じ車線を同じ進行方向に走行していくときの音の大きさのグラフである。この場合には、自車の進行方向と同じ方向に他車が遠ざかっていくので、左右前方マイクM1とM2とで音の大きさのピークとグラフの形状は同じになる。また、同様に、左右後方マイクM3とM4の間でも同様な結果になる。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、他車両が自車と同じ車線を同じ進行方向に走行したと判断できる。
図8は、自車の前方を自車の横方向に対して0<θ<90度の角度で他車両が横切ったときの音の大きさのグラフである。他車両が自車前方を自車の右後方から斜めに横切る場合には、右前方マイクM1の方が左前方マイクM2よりもΔTだけ先に音のピークが現れ、その後に左前方マイクM2に右前方マイクM1よりも小さい音のピークが現れる。
上述したように、自車の前方を自車の横方向と平行に他車両が横切るとき(図5および図6参照)は、左右前方のマイクM1とM2の音の大きさのピークは等しい。しかし、自車の前方を自車の横方向に対して斜めに他車両が横切るときは、図9に示すように、自車の横方向に対する他車両の進行方向の角度θが大きくなるほど、左右前方マイクM1とM2から他車両までの距離L1とL2の差が大きくなるため、両マイクM1とM2で集音される音の大きさのピーク値の差が大きくなる。図9に示す例では、左前方マイクM2から他車両までの距離L2の方が、右前方マイクM1から他車両までの距離L1よりも遠いので、左前方マイクM2の音の大きさのピーク値は右前方マイクM1のピーク値よりも小さくなる。
そこで、自車の横方向に対する他車両の進行方向の角度θを0<θ<90度の範囲で変えたときの、左右前方マイクM1とM2の音の大きさの関係を記憶装置15に記憶しておき、図10に示すように、実際に測定した右前方マイクM1の音の大きさd1と左前方マイクM2の音の大きさd2の比d1/d2を求め、この比d1/d2により角度θを推定することができる。
次に、各マイクM1〜M4で検出した音パターンに基づいて走行道路の車線数を検出する方法を説明する。図11は自車が対向車とすれ違ったときの音の大きさのグラフである。自車の右側を他車両がすれ違うため、右前方マイクM1と右後方マイクM3の音の大きさのグラフは、音の大きさのピーク値は等しいが、右前方マイクM1のピークは右後方マイクM3のピークよりΔTだけ先に現れる。また、左前方マイクM2の音の大きさのピーク値は右前方マイクM1のピーク値よりもΔDだけ小さい。同様に、左後方マイクM4のピーク値は右後方マイクM3のピーク値より小さい。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、自車の右側を対向車がすれ違ったと判断できる。
図12は、自車の右側を通って他車両が自車を追い越すときの音の大きさのグラフである。他車両が自車の右側を通過するため、車両右側に設置されているマイクM1とM3の音の大きさのピーク値は等しいが、右前方マイクM1の音の大きさのピークは右後方マイクM3のピークよりもΔTだけ遅れる。また、左前方マイクM2の音の大きさのピーク値は右前方マイクM1のピーク値よりもΔDだけ小さいが、両マイクM1とM2のピークの発生時刻は同じである。なお、左右後方のマイクM3とM4についても同様である。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、自車の右側を通って他車両が自車を追い越したと判断できる。
図13は、他車両の左側を通って自車が他車両を追い越すときの音の大きさのグラフである。自車が他車両の左側を通過するため、車両右側に設置されているマイクM1とM3の音の大きさのピーク値は等しいが、右後方マイクM3の音の大きさのピークは右前方マイクM1のピークよりもΔTだけ遅れる。また、左前方マイクM2の音の大きさのピーク値は右前方マイクM1のピーク値よりもΔDだけ小さいが、両マイクM1とM2のピークの発生時刻は同じである。なお、左右後方のマイクM3とM4についても同様である。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、他車両の左側を通って自車が他車両を追い越したと判断できる。
図14は、自車の左側を通って他車両が自車を追い越すときの音の大きさのグラフである。他車両が自車の左側を通過するため、車両左側に設置されているマイクM2とM4の音の大きさのピーク値は等しいが、左前方マイクM2の音の大きさのピーク値は左後方マイクM4のピーク値よりもΔTだけ遅れる。また、右前方マイクM1の音の大きさのピーク値は左前方マイクM2のピーク値よりもΔDだけ小さいが、両マイクM1とM2のピークの発生時刻は同じである。なお、左右後方のマイクM3とM4についても同様である。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、自車の左側を通って他車両が自車を追い越したと判断できる。
図15は、他車の右側を通って自車が他車両を追い越すときの音の大きさのグラフである。左側の他車両を追い越すので、車両左側に設置されているマイクM2とM4の音の大きさのピーク値は等しいが、左後方マイクM4の音の大きさのピークは左前方マイクM2のピークよりもΔTだけ遅れる。また、右前方マイクM1の音の大きさのピーク値は左前方マイクM2のピーク値よりもΔDだけ小さいが、両マイクM1とM2のピークの発生時刻は同じである。なお、左右後方のマイクM3とM4についても同様である。したがって、このような音の大きさのグラフが検出されたときは、他車の右側を通って自車が他車両を追い越したと判断できる。
車載機10の処理装置14は、車両の走行中、マイクM1〜M4で集音した車両周辺の音に基づいて上述したような音の大きさグラフのパターン、すなわち道路形状の音パターンを検出し、検出場所の緯度と経度(または道路リンクやノード)を付加して記憶装置15に記憶する。そして、車両のイグニッションスイッチがオフしたときに、記憶装置15に記憶した音パターンとその検出場所を道路交通情報センター20へ送る。
次に、道路交通情報センターにおいて、複数の車両から収集した音パターンとその検出場所に基づいて交差点と車線数を判断する方法について説明する。
まず、図16により交差点の判断方法を説明する。他車両が自車前方を右から左へ横切る場合をA、左から右へ横切る場合をBとする。また、他車両が同じ車線上を同じ方向に走行する場合をC、直角に交差していない交差点において自車の前方を他車両が横切る場合をDとする。複数の車両から収集した同一地点の音の大きさグラフのパターンが、AとBの音の大きさグラフのパターンしかない場合には、その交差点はT字路であると判断する。また、A、BおよびCの音の大きさグラフのパターンが含まれる場合には、その交差点は十字路であると判断する。さらに、Dの音の大きさグラフのパターンの場合には、検出された角度で道路が交差する交差点であると判断する。
次に、車線数の判断方法について説明する。対向車がすれ違う場合をA、右側を他車両が追い越す場合をB、右側の車両を追い越す場合をC、左側を他車両が追い越す場合をD、左側の他車両を追い越す場合をEとする。複数の車両から収集した同一地点の音の大きさグラフのパターンが、Aの音の大きさグラフのパターンのみの場合は、1車線の道路とみなすことができる。また、同一地点でA〜Eの音の大きさグラフのパターンが検出された場合は、2車線以上の道路であると判断できる。
なお、車線数の判断を道路交通情報センターで行わず、自車で行うことも可能である。走行中にマイクM1〜M4で車両周辺の音を集音し、道路リンクごとに音の大きさグラフを記憶、蓄積する。そして、ある一定数以上、音の大きさグラフが溜まったら、上述した道路交通情報センターにおける処理と同様な方法で車線数を判断する。例えば、走行中に集音した音の大きさグラフが、図11に示す形状のみであれば1車線の道路であると判断する。また、図11と、図12または図13と、図14または図15の音の大きさグラフであれば、2車線以上の道路であると判断する。このように、車両で検知した道路形状の音パターンを道路交通情報センターへ送って判断するのではなく、自車でも車線数を判断することができる。
なお、上述した一実施の形態では、多くの車両で検出した車両周辺の音パターンをその検出場所とともに道路交通情報センターで収集し、それらを検出場所ごとに統計処理することによって交差点や車線を検出する例を示したが、各車両で検出した車両周辺の音パターンに基づいて交差点や車線を検出することももちろん可能である。ただし、この場合は音パターンの情報量が少ないので検出精度が低くなる。そこで、自車で検出した車両周辺の音パターンを蓄積して統計処理し、交差点や車線の検出精度を向上させるのが望ましい。あるいは道路交通情報センターを介さずに直接他車から車両周辺の音パターンを収集して統計処理し、交差点や車線の検出精度の向上を図ってもよい。
このように、一実施の形態によれば、車両周辺の右前方、左前方、右後方および左後方で発生する音を集音する4台のマイクと、各マイクにより集音した音の大きさの時間変化パターン(音パターン)に基づいて道路形状を判別するようにしたので、走行環境に影響を受けることなく確実に、しかも安価に道路形状を検出することができる。そして、検出結果の交差点や車線を道路地図データの作成や更新に用いることによって、常に最新の正確な道路地図を提供することができる。
一実施の形態によれば、各マイクにより集音した音パターンに含まれるピーク値とピーク発生時刻とに基づいて道路形状を判別するようにしたので、簡単な分析処理で確実に短時間で道路形状を判別できる。
一実施の形態によれば、車両の現在位置を検出し、各マイクで集音した音パターンと、その音パターンを検出したときの車両の現在位置(検出場所)とを記憶しておき、記憶されている同一検出場所の音パターンを統計処理し、道路形状を判別するようにしたので、同一場所における多くの音パターンを用いて道路形状を判別することができ、道路形状を正確に検出することができる。
一実施の形態によれば、音パターンとその検出場所とを道路交通情報センターへ送信し、道路交通情報センターで複数の車両から入手した音パターンとその検出場所に基づき同一検出場所の音パターンを統計処理し、道路形状を判別した結果を車載機で受信するようにしたので、正確な道路形状の検出結果を入手することができる。
また、一実施の形態の変形例によれば、車車間通信により他車両との間で情報の授受を行い、自車で検出した音パターンとその検出場所に加え、複数の車両から入手した音パターンとその検出場所に基づいて同一検出場所の音パターンを統計処理し、道路形状を判別するようにしたので、インフラを整備しなくても道路形状を正確に検出できる。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、マイクM1〜M4がマイクを、処理装置14または21が形状判別手段を、GPS受信機11が位置検出手段を、記憶装置15および23が記憶手段を、通信装置18、22が通信手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項との対応関係になんら限定も拘束もされない。
一実施の形態の車両用道路形状検出装置の車載機の構成を示す図である。 道路交通情報センターの構成を示す図である。 車載機の処理フローを示す図である。 道路交通情報センター処理を示すフローチャートである。 交差点において自車前方を他車両が右から左へ横切ったときの音の大きさのグラフである。 交差点において自車前方を他車両が左から右へ横切ったときの音の大きさのグラフである。 交差点において他車両が自車と同じ車線を同じ進行方向に走行していくときの音の大きさのグラフである。 自車の前方を自車の横方向に対して0<θ<90度の角度で他車両が横切ったときの音の大きさのグラフである。 自車の前方を自車の横方向に対して0<θ<90度の角度で他車両が横切った場合の、角度と音の大きさのピーク値の関係を示す図である。 自車の前方を自車の横方向に対して0<θ<90度の角度で他車両が横切った場合の角度の求め方を示す図である。 自車が対向車とすれ違ったときの音の大きさのグラフである。 自車の右側を通って他車両が自車を追い越すときの音の大きさのグラフである。 他車両の左側を通って自車が他車両を追い越すときの音の大きさのグラフである。 自車の左側を通って他車両が自車を追い越すときの音の大きさのグラフである。 他車の右側を通って自車が他車両を追い越すときの音の大きさのグラフである。 交差点の判断方法を説明するための図である。
符号の説明
M1〜M4 マイク
10 車載機
11 GPS受信機
12 車速センサー
13 レーザーレーダー
14、21 処理装置
15、23 記憶装置
18、22 通信装置
20 道路交通情報センター

Claims (7)

  1. 車両周辺の音を集音する複数のマイクを車両に設置し、前記各マイクで集音した車両周辺の音の大きさの時間変化パターンに基づいて道路の形状を検出することを特徴とする車両用道路形状検出装置。
  2. 車両周辺の右前方、左前方、右後方および左後方で発生する音を集音する4台のマイクと、
    前記各マイクにより集音した音の大きさの時間変化パターン(以下、音パターンという)に基づいて道路形状を判別する形状判別手段とを備えることを特徴とする車両用道路形状検出装置。
  3. 請求項2に記載の車両用道路形状検出装置において、
    前記形状判別手段は、前記各マイクにより集音した音パターンに含まれるピーク値とピーク発生時刻とに基づいて道路形状を判別することを特徴とする車両用道路形状検出装置。
  4. 請求項3に記載の車両用道路形状検出装置において、
    前記形状判別手段は、交差点の形状と道路の車線数を判別することを特徴とする車両用道路形状検出装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用道路形状検出装置において、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記各マイクで集音した音パターンと、その音パターンを検出したときの車両の現在位置(以下、検出場所という)とを記憶する記憶手段とを備え、
    前記形状判別手段は、前記記憶手段に記憶されている同一検出場所の音パターンを統計処理し、道路形状を判別することを特徴とする車両用道路形状検出装置。
  6. 請求項5に記載の車両用道路形状検出装置において、
    車車間で情報の授受を行う通信手段を備え、
    前記形状判別手段は、自車で検出した音パターンとその検出場所に加え、前記通信手段を介して複数の車両から入手した音パターンとその検出場所に基づいて同一検出場所の音パターンを統計処理し、道路形状を判別することを特徴とする車両用道路形状検出装置。
  7. 請求項5に記載の車両用道路形状検出装置において、
    音パターンとその検出場所とを道路交通情報センターへ送信し、道路交通情報センターで複数の車両から入手した音パターンとその検出場所に基づき同一検出場所の音パターンを統計処理し、道路形状を判別した結果を受信する通信手段を備えることを特徴とする車両用道路形状検出装置。
JP2005310660A 2005-10-26 2005-10-26 車両用道路形状検出装置 Pending JP2007122201A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005310660A JP2007122201A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 車両用道路形状検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005310660A JP2007122201A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 車両用道路形状検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007122201A true JP2007122201A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38146013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005310660A Pending JP2007122201A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 車両用道路形状検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007122201A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011122150A1 (ja) * 2010-03-30 2013-07-08 株式会社トヨタマップマスター 道路情報特定装置及びその方法、並びに道路情報を特定するためのコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
US9858813B2 (en) 2016-04-21 2018-01-02 Hyundai Motor Company Method for providing sound detection information, apparatus detecting sound around vehicle, and vehicle including the same
US10810881B2 (en) 2016-10-26 2020-10-20 Hyundai Motor Company Method of providing sound tracking information, sound tracking apparatus for vehicles, and vehicle having the same
CN111806418A (zh) * 2019-04-05 2020-10-23 卡特彼勒路面机械公司 用于自主车辆控制的道路中心检测

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011122150A1 (ja) * 2010-03-30 2013-07-08 株式会社トヨタマップマスター 道路情報特定装置及びその方法、並びに道路情報を特定するためのコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP5647670B2 (ja) * 2010-03-30 2015-01-07 株式会社トヨタマップマスター 道路の車線数情報特定装置及びその方法、並びに道路の車線数情報を特定するためのコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
US9858813B2 (en) 2016-04-21 2018-01-02 Hyundai Motor Company Method for providing sound detection information, apparatus detecting sound around vehicle, and vehicle including the same
US10810881B2 (en) 2016-10-26 2020-10-20 Hyundai Motor Company Method of providing sound tracking information, sound tracking apparatus for vehicles, and vehicle having the same
CN111806418A (zh) * 2019-04-05 2020-10-23 卡特彼勒路面机械公司 用于自主车辆控制的道路中心检测
CN111806418B (zh) * 2019-04-05 2023-05-30 卡特彼勒路面机械公司 用于自主车辆控制的道路中心检测

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6149846B2 (ja) 注意喚起装置
US10510256B2 (en) Vehicle collision avoidance system and method
JP6260912B2 (ja) 渋滞箇所情報提供のための装置、方法、及びプログラム
US20170084175A1 (en) Cloud-mediated vehicle notification exchange for localized transit events
WO2016181618A1 (ja) 監視対象領域設定装置および監視対象領域設定方法
JP2021099793A (ja) インテリジェント交通管制システム及びその制御方法
EP2969660A1 (en) Integrated navigation and collision avoidance systems
WO2017104209A1 (ja) 運転支援装置
JP3791490B2 (ja) 運転補助システム及び装置
WO2020194017A1 (ja) 移動体の挙動予測方法、挙動予測装置及び車両
JP2013033324A (ja) 周辺車両情報通知装置
JP2015121959A (ja) 障害物検知装置
JP2017062583A (ja) 危険情報報知システム、サーバ及びコンピュータプログラム
US20200377012A1 (en) Multimodal vehicle-to-pedestrian notification system
JP2023093660A (ja) 制御装置、制御方法、および、制御装置用プログラム
JPWO2011024237A1 (ja) 移動無線通信装置および車車間通信方法
WO2016208115A1 (ja) 注意喚起出力装置
JP3593976B2 (ja) 車両間通信システム及び装置
JP2016143090A (ja) 危険車両検知システム及び車載情報処理装置
JP5924395B2 (ja) 周辺車両情報通知装置
JP2005182310A (ja) 車両運転支援装置
JP2007122201A (ja) 車両用道路形状検出装置
JP2019139454A (ja) 通信装置、通信方法
WO2023185255A1 (zh) 碰撞预警方法、车载终端及存储介质
JP5354193B2 (ja) 車両用運転支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080624

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080605

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081014