JP2007115614A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタハウジング内に侵入した異物によって起こる端子間ショートを防止することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、二つの端子金具2と、端子金具2を収容する端子収容室6とを有したコネクタハウジング3と、開口部9からコネクタハウジング3内に挿入されるスペーサ4と、を有している。スペーサ4には、スペーサ4の係止解除用治具の差込口14が設けられている。差込口14は、スペーサ4の外表面11aと、スペーサ4のコネクタハウジング3との境界面11bとの双方に開口しているとともに、二つの端子収容室6上に跨ることなく設けられている。このようなコネクタ1は、差込口14が一方の端子収容室6まで連通しているとともに、差込口14と他方の端子収容室6との間がスペーサ4の本体部11の部分全体11cによって塞がれている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタハウジング内に収容された端子金具が抜け出ることを防止するスペーサを有するコネクタに関するものである。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器に電力や制御信号などを伝えるために、ワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタと、を有している。電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部と、を有した所謂被覆電線である。
コネクタは、導電性の端子金具と、絶縁性のコネクタハウジングと、を有している。端子金具は、導電性の板金を折り曲げて得られる。コネクタハウジングは、箱状に形成されかつ端子金具を収容する。コネクタは、前記電子機器のコネクタとコネクタ結合する。前述した構成のワイヤハーネスは、前記コネクタが電子機器のコネクタにコネクタ結合して、これらの電子機器に前述した電力や制御信号を伝える。
前述したコネクタとして、前記端子金具がコネクタハウジングから抜け出ることを防止するスペーサを有したものを用いることがある(特許文献1を参照)。図9は、従来のスペーサを有したコネクタを示す斜視図である。図10は、図9に示された従来のスペーサを有したコネクタの分解図である。図11は、図9に示された従来のスペーサを有したコネクタのC−C線に沿う断面図である。
図9及び図10に示すこの種のコネクタ101は、複数の端子金具102を収容するコネクタハウジング103の外壁に前記スペーサ104が挿入される開口部105が形成されており、この開口部105から挿入されたスペーサ104がコネクタハウジング103内に収容された端子金具102を押さえることで、端子金具102がコネクタハウジング103から抜け出ることを防止する。
上記したコネクタ101は、スペーサ104をコネクタハウジング103内に挿入する際にスペーサ104に設けられた係止部106をコネクタハウジング103の内側に設けられた係止受け部107に圧入することで、スペーサ104がコネクタハウジング103に固定される。また、スペーサ104をコネクタハウジング103から取り外す際は、スペーサ104の縁に設けられかつ開口部105に向かって開口した差込口108に治具200を差し込んでこじることでスペーサ104を取り外す。
特開平3−29276号公報
しかしながら、上述した構成のコネクタ101は、オートマチックトランスミッション内の潤滑油中で使用されることがあった。オートマチックトランスミッション内の潤滑油中には、ギヤが摩耗して形成された金属紛等の異物が浮遊しており、この異物が治具200を差し込むための差込口108からコネクタハウジング103内に侵入し易かった。しかも、上述したコネクタ101は、差込口108から複数の端子金具102までの間が連通していることから、図11中に示す矢印E方向に沿って差込口108からコネクタハウジング103内に侵入した異物が複数の端子金具102に亘って付着し、端子間ショートを起こしてしまう可能性があった。上記異物の侵入を防止する対策として、コネクタハウジングの内部と外部とがシールされた防水コネクタを用いることが考えられるが、防水コネクタは図9ないし図11に示したコネクタ101のような非防水コネクタに比べ大型化されるため、今の時代に要求されているコネクタの小型化を達成することができなかった。
したがって、本発明は、コネクタハウジング内に侵入した異物によって起こる端子間ショートを防止することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、複数の端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの外壁を貫通した開口部から挿入されて前記コネクタハウジングに係止するとともに前記端子金具が前記コネクタハウジングから抜け出ることを防止するスペーサと、前記コネクタハウジングと前記スペーサとの境界に形成された前記スペーサの係止解除用治具の差込口と、を有するコネクタにおいて、前記スペーサが前記コネクタハウジングに係止した状態で、前記差込口が一つの端子金具を収容する一つの端子収容室まで連通しており、前記差込口と他の端子金具を収容する他の端子収容室との間を塞ぐ塞ぎ部を有したことを特徴とするコネクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記塞ぎ部が、前記コネクタハウジングと前記スペーサとのうち一方から他方に向かって突出し、かつ、前記一つの端子収容室と前記他の端子収容室との間に設けられたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記コネクタハウジングと前記スペーサとのうち他方に設けられ、かつ、前記塞ぎ部と重なるリブをさらに有したことを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうち1項に記載された発明において、前記塞ぎ部が、前記スペーサの前記コネクタハウジングへの挿入方向に沿って直線状に延びたことを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1ないし請求項4のうち1項に記載された発明において、前記差込口が、前記スペーサに設けられたことを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、スペーサの係止解除用治具の差込口が一つの端子金具を収容する一つの端子収容室まで連通しているとともに、この差込口と他の端子金具を収容する他の端子収容室との間を塞ぐ塞ぎ部を有しているので、この差込口からコネクタハウジング内に侵入した金属紛等の異物が複数の端子金具に亘って付着することがなく、このために、コネクタハウジング内に侵入した異物によって起こる端子間ショートを防止することが可能なコネクタを提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記塞ぎ部が、前記コネクタハウジングと前記スペーサとのうち一方から他方に向かって突出し、かつ、前記一つの端子収容室と前記他の端子収容室との間に設けられているので、この差込口からコネクタハウジング内に侵入した金属紛等の異物が複数の端子金具に亘って付着することがない上に、前記差込口と他の端子収容室との間が複雑に入り組んだ経路となるので、金属紛等の異物が他の端子収容室に到達すること自体も少なくなる。このために、コネクタハウジング内に侵入した異物によって起こる端子間ショートをより一層確実に防止することが可能なコネクタを提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記コネクタハウジングと前記スペーサとのうち他方に設けられ、かつ前記塞ぎ部と重なるリブをさらに有しているので、前記差込口と他の端子収容室との間がさらに複雑に入り組んだ経路となり、金属紛等の異物が他の端子収容室に到達することがより少なくなる。このために、コネクタハウジング内に侵入した異物によって起こる端子間ショートをさらにより一層確実に防止することが可能なコネクタを提供することができる。
請求項4に記載された発明によれば、前記塞ぎ部が、前記スペーサの前記コネクタハウジングへの挿入方向に沿って直線状に延びているので、前記スペーサを前記コネクタハウジング内に挿入する際にこの塞ぎ部を挿入ガイドとすることができ、このために、組み立てが容易なコネクタを提供することができる。
請求項5に記載された発明によれば、前記差込口が前記スペーサに設けられているので、前記コネクタハウジングに無用な孔を設けることが避けられ、このために、前記コネクタハウジングの成型時のばらつきを低減することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタのスペーサを図1ないし図5を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。図2は、図1に示されたコネクタの分解図である。図3は、図1に示されたコネクタのA1−A1線に沿う断面図である。図4は、図1に示されたコネクタのA2−A2線に沿う断面図である。図5は、図1に示されたコネクタのA3−A3線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すコネクタ1は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成するものであり、特に本実施形態では、自動車のオートマチックトランスミッション内の潤滑油中で使用される。このコネクタ1は、端子金具2と、コネクタハウジング3と、スペーサ4と、差込口14と、を有している。
上記端子金具2は、導電性の板金などを折り曲げて得られる。端子金具2は、ワイヤハーネスを構成する電線5の端部などに取り付けられる。端子金具2は、電線5の芯線と電気的に接続される。
上記コネクタハウジング3は、合成樹脂からなり、複数の外壁3aによって箱状に形成されている。コネクタハウジング3は、内側に複数の端子収容室6を有しているとともに、外側に相手方のコネクタと係止するためのロックアーム8を有している。
上記端子収容室6は、コネクタハウジング3の外壁3aとコネクタハウジング3内を仕切る隔壁3bとによって筒状に形成されている。複数の端子収容室6は互いに並設されており、内部に前述した端子金具2を収容する。本実施形態では、コネクタハウジング3は、二つの端子収容室6を有している。
上記ロックアーム8は、外壁3aに一体に形成されているとともに、一端部が外壁3aに連なった片持ち状に形成されている。ロックアーム8は、コネクタハウジング3の外方に向かって突出したロック突起8aを有しており、このロックアーム8がコネクタハウジング3の内方に撓むことによってロック突起8aが、相手側のコネクタハウジングの図示しないロック受け部に係合する。
また、上記コネクタハウジング3の図2中上側に位置する外壁3aには、上面視が略矩形状の開口部9が設けられている。開口部9は、コネクタハウジング3の外側と内側とを連通している。即ち、開口部9は二つの端子収容室6の外側と内側とを連通している。この開口部9には、後述するスペーサ4が通される。また、上述した隔壁3bは、開口部9の直下、即ちスペーサ4によって塞がれる部分、が切り取られており、隣り合う端子収容室6間が連通している。さらに、コネクタハウジング3の内壁には、開口部9を通してコネクタハウジング3内に挿入されるスペーサ4の係止部12と係合可能な係止受け部7が設けられている。
上記スペーサ4は、開口部9を通して外部からコネクタハウジング3の内部に挿入されかつコネクタハウジング3の内部を塞ぐ格好で端子金具2を押さえることで端子金具2がコネクタハウジングから抜け出ることを防止する部品である。このようなスペーサ4は、コネクタハウジング3の内部を塞ぐ平板状の本体部11と、本体部11の両縁から立設した一対の係止部12とを一体に有してコ字状に形成されている。
上記本体部11は、平面形状が開口部9と同形状に形成されており、スペーサ4がコネクタハウジング3に係止した状態で、外表面11aが開口部9が設けられた外壁3aと同一平面上に位置付けられる。
上記係止部12は、両端部12aが前述した係止受け部7と係合可能な波状に形成されているとともに、本体部11から離れた側の縁から本体部11に向かって2本のスリットが形成されている。
このような構成のスペーサ4は、端子収容部6内に収容された端子金具2の長手方向に対し直交する方向で前記縁側からコネクタハウジング3内に挿入されるとともに、両端部12aが前述した係止受け部7にぶつかってスリット13側に一旦弾性変形した後係止受け部7に係合してコネクタハウジング3に係止される。
上記差込口14は、開口部9を通してコネクタハウジング3に係止されたスペーサ4の係止を解除する際に用いる治具200の差込口14であり、本実施形態ではこの差込口14が上述したスペーサ4に形成されている。差込口14は、スペーサ4の外表面11aと、スペーサ4のコネクタハウジング3との境界面11bとの双方に開口した孔である。また、この差込口14は、図3に示すように、二つの端子収容室6上に跨ることなく、二つの端子収容室6の間に配された隔壁3bよりも一方の端子収容室6寄りの位置に配されている。即ち、差込口14は、図4に示すように、一方の端子収容室6まで連通しているとともに、図5に示すように、他方の端子収容室6との間がスペーサ4の本体部11によって塞がれている。このため、差込口14から侵入した金属紛等の異物が一方の端子収容室6に到達したとしても、この異物が二つの端子金具2に亘って付着することがない。なお、図3に示す本体部11の端子収容室6間に位置しかつ差込口14より他方の端子収容室6寄りの部分全体11cは、特許請求の範囲に記載した塞ぎ部をなしている。さらに、この部分全体11cは、端子収容室6の長手方向に沿って本体部11の全長に亘って設けられている。
上述したコネクタ1のスペーサ4のコネクタハウジング3への係止を解除する際には、図1に示すように、差込口14に先細に形成された棒状の治具200を差し込んでこじることでスペーサ4をコネクタハウジング3から取り外すことができる。即ちこれらの係止を解除することができる。
本実施形態によれば、スペーサ4の係止を解除する治具200の差込口14が一方の端子収容室6まで連通しているとともに、この差込口14と他方の端子収容室6との間がスペーサ4の本体部11の前述した部分全体11cによって塞がれているので、この差込口14からコネクタハウジング3内に侵入した金属紛等の異物が二つの端子金具2に亘って付着することがなく、このために、コネクタハウジング3内に侵入した異物によって起こる端子間ショートを防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、差込口14がスペーサ4に設けられているので、コネクタハウジング3に無用な孔を設けることが避けられ、このために、コネクタハウジング3の成型時のばらつきを低減することができる。
次に本発明の第2の実施形態にかかるコネクタを図6ないし図8参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。図7は、図6に示されたコネクタの分解図である。図8は、図6に示されたコネクタのB−B線に沿う断面図である。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態のコネクタ1’も、自動車のオートマチックトランスミッション内の潤滑油中で使用される。このコネクタ1’は、端子金具2と、コネクタハウジング3’と、スペーサ4’と、2つの差込口14と、を有している。本実施形態では、この差込口14が、スペーサ4’の一方の境界面11b側と他方の境界面11b側に一つづつ設けられている。
上記コネクタハウジング3’は、隔壁3bから、挿入されるスペーサ4’に向かって延設された、即ち突出した、延設壁16を有している。スペーサ4’が挿入された状態でこの延設壁16は、開口部9の縁からコネクタハウジング3’の長手方向に沿って差込口14よりも奥側まで延びているとともに、スペーサ4’の挿入方向に沿って直線状に外壁3aまで延びている。即ち、延設壁16の外表面11a寄りの縁は、外壁3aと面一に形成されている。また、この延設壁16は、スペーサ4’を挟んで2箇所に設けられているとともに、互いに間隔をあけている。即ち、前述した第1の実施形態では、隔壁3bは開口部9の直下、即ちスペーサ4によって塞がれる部分、が切り取られていたが、本実施形態ではこの切り取られていた部分に延設壁16が設けられるとともに、スペーサ4’側に延設壁16を収容する凹部17が設けられている。
上記スペーサ4’は、上述した延設壁16が侵入する境界面11bから凹に形成された凹部17と、差込口14との間に配されかつ延設壁16と重なるリブ15とを有している。
本実施形態のコネクタ1’も、図8に示すように、差込口14が二つの端子収容室6上に跨ることなく、二つの端子収容室6間に配された隔壁3b即ち延設壁16よりも一方の端子収容室6寄りの位置に配されている。即ち、差込口14は、一方の端子収容室6まで連通しているとともに、他方の端子収容室6との間がスペーサ4’の本体部11の前述した部分全体11cと、延設壁16と、リブ15とによって塞がれている。このため、差込口14から侵入した金属紛等の異物が一方の端子収容室6に到達したとしても、この異物が二つの端子金具2に亘って付着することがない上に、差込口14と他の端子収容室6との間が複雑に入り組んだ経路となっているので、金属紛等の異物が他の端子収容室6に到達すること自体も少なくなる。なお、本体部11の前述した部分全体11c及び延設壁16は、特許請求の範囲に記載した塞ぎ部をなしている。
上述したコネクタ1’のスペーサ4’のコネクタハウジング3’への係止を解除する際には、図6に示すように、上述した治具200を差し込んでこじることでスペーサ4’をコネクタハウジング3’から取り外すことができる。即ちこれらの係止を解除することができる。
本実施形態によれば、スペーサ4’の係止を解除する治具200の差込口14が一方の端子収容室6まで連通しているとともに、この差込口14と他方の端子収容室6との間がスペーサ4’の本体部11の前述した部分全体11cと、延設壁16と、リブ15とによって塞がれているので、この差込口14からコネクタハウジング3’内に侵入した金属紛等の異物が二つの端子金具2に亘って付着することがない上に、金属紛等の異物が他の端子収容室6に到達すること自体も少なくなり、このために、コネクタハウジング3’内に侵入した異物によって起こる端子間ショートをより確実に防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、延設壁16が、スペーサ4’のコネクタハウジング3’への挿入方向に沿って直線状に延びているので、スペーサ4’をコネクタハウジング3’内に挿入する際にこの延設壁16を挿入ガイドとすることができ、このために、容易にコネクタ1’を組み立てることができる。
また、上述した第1の実施形態では、差込口14が一つのみ設けられていたが、本発明では、第2の実施形態で示したように、差込口14が複数設けられても良い。さらに、上述した第1及び第2の実施形態では、差込口14がスペーサ4,4’側に設けられていたが、本発明では、差込口が、コネクタハウジングとスペーサとの境界に設けられていればよく、コネクタハウジング側に設けられていても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。 図1に示されたコネクタの分解図である。 図1に示されたコネクタのA1−A1線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタのA2−A2線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタのA3−A3線に沿う断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。 図6に示されたコネクタの分解図である。 図6に示されたコネクタのB−B線に沿う断面図である。 従来のコネクタを示す斜視図である。 図9に示された従来のコネクタの分解図である。 図9に示された従来のコネクタのC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
1,1’ コネクタ
2 端子金具
3,3’ コネクタハウジング
3a 外壁
4,4’ スペーサ
6 端子収容室
9 開口部
11c 部分全体(塞ぎ部)
14 差込口
15 リブ
16 延設壁(塞ぎ部)
200 治具

Claims (5)

  1. 複数の端子金具を収容するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの外壁を貫通した開口部から挿入されて前記コネクタハウジングに係止するとともに前記端子金具が前記コネクタハウジングから抜け出ることを防止するスペーサと、前記コネクタハウジングと前記スペーサとの境界に形成された前記スペーサの係止解除用治具の差込口と、を有するコネクタにおいて、
    前記スペーサが前記コネクタハウジングに係止した状態で、前記差込口が一つの端子金具を収容する一つの端子収容室まで連通しており、
    前記差込口と他の端子金具を収容する他の端子収容室との間を塞ぐ塞ぎ部を有したことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記塞ぎ部が、前記コネクタハウジングと前記スペーサとのうち一方から他方に向かって突出し、かつ、前記一つの端子収容室と前記他の端子収容室との間に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタハウジングと前記スペーサとのうち他方に設けられ、かつ、前記塞ぎ部と重なるリブをさらに有したことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記塞ぎ部が、前記スペーサの前記コネクタハウジングへの挿入方向に沿って直線状に延びたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうち1項に記載のコネクタ。
  5. 前記差込口が、前記スペーサに設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のうち1項に記載のコネクタ。
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