JP2007112325A - 作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造 - Google Patents

作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造 Download PDF

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Akemasa Kimura
明正 木村
Toru Hakata
徹 博田
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Abstract

【課題】作業車両における簡単なオーバーフェンダの取付構造を提供することを課題としている。
【解決手段】走行用の車輪2の上方側を覆うフェンダ9に着脱自在に取り付けられ、フェンダ9を車輪2の幅方向に延長するオーバーフェンダ11を、フェンダ9への取付け状態において、オーバーフェンダ11の一部がフェンダ9の下面と重合するように構成した。オーバーフェンダ11のフェンダ9への取付け状態において、外側端部が下方に湾曲又は屈曲したフェンダ9の外側部下端とオーバーフェンダ11の上面とを、オーバーフェンダ11の全長に亘って当接させる。オーバーフェンダ11をフェンダ9と共に機体フレーム4側に共締め固定して取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、トラクタ等の作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造に関する。
走行用の後輪の上方側を覆うリヤフェンダを備え、該リヤフェンダを車輪の幅方向に延長するオーバーフェンダをフェンダに対して着脱自在に設けたトラクタが公知となっている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2005−28963号公報 特開2002−104253号公報
上記いずれのオーバーフェンダも、リヤフェンダの外側面に剛体であるオーバーフェンダが取り付けられている。このため特にフェンダが強化されることはなく、路上走行等において飛散する泥土や石等がフェンダに接衝してフェンダが破損する場合がある等の欠点があった。
上記課題を解決するための本発明の作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造は、走行用の車輪2と、該車輪2の上方側を覆うフェンダ9とを備え、該フェンダ9を車輪2の幅方向に延長するオーバーフェンダ11をフェンダ9に対して着脱自在に設けた作業車両において、上記オーバーフェンダ11を、フェンダ9への取付け状態において、オーバーフェンダ11の一部がフェンダ9の下面と重合するように構成したことを第1の特徴としている。
第2にフェンダ9の外側端部を下方に湾曲又は屈曲させ、オーバーフェンダ11のフェンダ9への取付け状態において、フェンダ9の外側部下端とオーバーフェンダ11の上面とを、オーバーフェンダ11の全長に亘って当接させることを特徴としている。
第3にフェンダ9を機体フレーム4側にボルト固定し、オーバーフェンダ11をフェンダ9と共に機体フレーム4側に共締め固定して取り付ける構成としたことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、異なる幅のタイヤの使用や、異なるオフセットのホイールの使用によって、タイヤがフェンダからはみ出す場合、オーバーフェンダによりフェンダを車輪の幅方向に延長することによって、タイヤを少なくともオーバーフェンダ内に収容することが可能となる。
このときオーバーフェンダは、フェンダへの取付け状態において、オーバーフェンダの一部がフェンダの下面と重合するため、フェンダの下方はフェンダとオーバーフェンダとによって車輪を覆う。これによりフェンダが強化され、路上走行等において飛散する泥土や石等によってフェンダが破損する等の不都合を防止することができる。
またフェンダの外側端部を下方に湾曲又は屈曲させ、オーバーフェンダのフェンダへの取付け状態において、フェンダの外側部下端とオーバーフェンダの上面とを、オーバーフェンダの全長に亘って当接させることによって、オーバーフェンダの振動を抑制することができるという利点もある。
そしてフェンダを機体フレーム側にボルト固定し、オーバーフェンダをフェンダと共に機体フレーム側に共締め固定して取り付ける構成とすることにより、フェンダ及びオーバーフェンダの取り付けを簡単且つ強固に行うことができる。
図1は本発明の取付構造によりフェンダにオーバーフェンダを取付けたトラクタ(作業車両)の側面図である。該トラクタは左右の前輪1と左右の後輪2とを備えている。前輪1と後輪2との間から後輪2の上方に亘ってキャビン3が設けられている。該キャビン3は、機体フレーム4側に取り付けられている。
キャビン3内には、ステアリングハンドル6を備えた運転席が構成されている。キャビン3の側方には、ガラスドア7が開閉可能に設けられている。キャビン3の前方には、前輪1の上方に位置してボンネット8が設けられている。
キャビン3の後方下部は、後輪2の外周に沿って切欠き状となっており、後輪2の外周に沿った形状となっている。上記切欠き部分の後方には、後輪2の上方側を覆うリヤフェンダ9が、キャビン3のフレーム3a(図2参照)に固定されて設けられている。リヤフェンダ9の下方にオーバーフェンダ11が取付けられている。
図2に示されるように、リヤフェンダ9は、外側端部が下方に屈曲している。オーバーフェンダ11の内側端側には、上方に向かってボルトを通過させることができるボス12が設けられている。図2,図3に示されるように、ボス12の端面をリヤフェンダ9の下面に当接させ、ボス12にボルト13を挿入し、リヤフェンダ9とオーバーフェンダ11とを、キャビン3のフレーム3aに上記ボルト13によって共締め固定している。
オーバーフェンダ11は、一部がリヤフェンダ9の下方にもぐり込んでおり、平面視で一部がリヤフェンダ9と重複した状態で、外側端がリヤフェンダ9の外側位置より外側(後輪2の幅方向)に突出している。図2,図4に示されるように、オーバーフェンダ11におけるリヤフェンダ9からの突出端部には縁ゴム14が設けられている。
オーバーフェンダ11の端部は縁ゴム14によってカバーされている。以上のようにオーバーフェンダ11がリヤフェンダー9を後輪2の幅方向に延長している。これによりリヤフェンダ9からはみ出した後輪2はオーバーフェンダ11内に収容される。
オーバーフェンダ11によって走行時の後輪2のキャビン3側に向かう泥はね等が防止される。このときオーバーフェンダ11は、フェンダ9への取付け状態において、オーバーフェンダ11の一部がフェンダ9の下面と重合し、リヤフェンダ9におけるオーバーフェンダ11の取り付け部分は、2重天井のような状態となり、フェンダが強化される。
このため路上走行等において後輪2から飛散する泥土や石等がフェンダ9に向かって飛び跳ねてくる場合でも、オーバーフェンダ11の取り付け部分においては、上記のように2重天井状に強化されていることにより、飛散する泥土や石等によってフェンダ9が破損する等の不都合は防止される。
特にリヤフェンダ9が樹脂製等比較的衝撃に対して弱い材料からなる場合、オーバーフェンダ11を金属製等比較的衝撃に対して耐久性が高い材料によって構成することによって、上記フェンダ9の補強効果は高い。なおフェンダ9とオーバーフェンダ11の継ぎ目が空くこもないため、継ぎ目からの泥の飛散等も防止される。
図2〜図4に示されるように、オーバーフェンダ11は、取り付け位置部分のリヤフェンダ9の形状に沿った形状となっている。上記ボス12は、上記のようにオーバーフェンダ11がリヤフェンダ9に取付けられた状態で、下方に屈曲したリヤフェンダ9の外側部下端と、オーバーフェンダ11の上面とが、オーバーフェンダ11の全長に亘って当接するように長さが設定されている。
リヤフェンダ9の外側部下端と、オーバーフェンダ11の上面との当接によって、オーバーフェンダ11の振動を抑制することができる。そしてフェンダ9とオーバーフェンダ11との間のスペースが、下方に屈曲したフェンダ9の外側端部からなる外側面9aによって塞がれ、上記スペースからの泥の飛散等を防止することができる。
なおオーバーフェンダ11とリヤフェンダ9は、ボルト13による共締めでキャビン3のフレーム3aに取り付け固定されているため、オーバーフェンダ11及びリヤフェンダ9の取付構造が簡単で、且つオーバーフェンダ11がリヤフェンダ9と一体的に強固に取付けられる。オーバーフェンダ11及びリヤフェンダ9の着脱も簡単である。
オーバーフェンダ11を取り付けない場合は、図5に示されるように、リヤフェンダ9のみを短いボルト16によって簡単にキャビン3のフレーム3aに取り付け固定することができる。リヤフェンダ9単独でキャビン3のフレーム3a側に取り付ける取付構造を、オーバーフェンダ11とリヤフェンダ9を同時に取り付ける場合の取付構造と共通化することができる。
一方前述のように後輪2がフェンダ9からはみ出す場合、上記のようにオーバーフェンダ11を取り付ける他、図6,図7に示されるように、リヤフェンダ9に延長部材17を一体的に取り付け、リヤフェンダ9自体を後輪2の幅方向に延長するように構成することもできる。
上記延長部材17は、図8に示されるように、ゴムや発泡体等の弾力性を有する弾力材によって棒状に形成され、3角形状の断面形状を備えている。両端は斜めに切り落とされている。前述のように形成されるリヤフェンダ9の外側面9aに、上記延長部材17を貼着することによって、リヤフェンダ9を後輪2の幅方向に延長することができる。
リヤフェンダ9自体は様々に湾曲等している場合も多いが、延長部材17は弾力性を有し、可撓性を有するため、リヤフェンダ9の形状に合わせて変形させて取り付けることができる。これによりリヤフェンダ9を簡単に延長して、後輪2を延長されたリヤフェンダ内に収容することができ、走行時の泥はね等を防止することができる。
延長部材17の断面形状を、本件のように直角2等辺三角形以外の直角三角形とすることによって、リヤフェンダ9への貼り付け面を変更することによって、リヤフェンダ9の延長長さを調節することができる。なお延長部材17はリヤフェンダ9の端部のクッションとして機能するため、延長部材17で手等を切るという不都合も防止される。
なお上記実施形態は、オーバーフェンダ11又は延長部材17をリヤフェンダに取り付けるものであるが、フロントフェンダ等、他の泥除け(フェンダ)に取り付けることもできる。
オーバーフェンダを取付けたトラクタの側面図である。 後輪とリヤフェンダの関係を示す要部背面図である。 リヤフェンダへのオーバーフェンダの取り付け状態を示す要部側面斜視図である。 オーバーフェンダが取り付けられたリヤフェンダ部分の要部側面斜視図である。 リヤフェンダのみ取り付けられた状態での後輪とリヤフェンダの関係を示す要部背面図である。 リヤフェンダに延長部材を取り付けた状態での後輪とリヤフェンダの関係を示す要部背面図である。 リヤフェンダへの延長部材の取り付け状態を示す要部側面斜視図である。 延長部材の斜視図である。
符号の説明
2 後輪(車輪)
4 機体フレーム
9 リヤフェンダ(フェンダ)
11 オーバーフェンダ

Claims (3)

  1. 走行用の車輪(2)と、該車輪(2)の上方側を覆うフェンダ(9)とを備え、該フェンダ(9)を車輪(2)の幅方向に延長するオーバーフェンダ(11)をフェンダ(9)に対して着脱自在に設けた作業車両において、上記オーバーフェンダ(11)を、フェンダ(9)への取付け状態において、オーバーフェンダ(11)の一部がフェンダ(9)の下面と重合するように構成した作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造。
  2. フェンダ(9)の外側端部を下方に湾曲又は屈曲させ、オーバーフェンダ(11)のフェンダ(9)への取付け状態において、フェンダ(9)の外側部下端とオーバーフェンダ(11)の上面とを、オーバーフェンダ(11)の全長に亘って当接させる請求項1の作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造。
  3. フェンダ(9)を機体フレーム(4)側にボルト固定し、オーバーフェンダ(11)をフェンダ(9)と共に機体フレーム(4)側に共締め固定して取り付ける構成とした請求項1又は2の作業車両におけるオーバーフェンダの取付構造。
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