JP2007108718A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着装置に対して最大供給電力が供給可能な時間をできるだけ長くして、負荷に対する電力供給を充分に行い、定着装置などの立ち上がり時間を短縮できるようにする。
【解決手段】主電源装置がAC電力とDC電力とを供給し、補助電源装置により蓄電したDC電源を変換手段で所定のDC電圧に変換してDC電力を供給し、電圧検出手段により蓄電したDC電源の電圧を検知し、定着手段により記録紙に形成された画像を定着させ、電力制御手段により定着手段に対し主電源装置から供給するAC電力を制御する。所定期間DC電力を補助電源装置により供給し、電力制御手段を制御して定着手段に対する最大供給電力を高くする際、電圧検出手段で検出されたDC電源の電圧が、補助電源装置の変換手段の必要入力電圧下限に達すると、電力制御手段を制御して定着手段に対する最大供給電力を低くして、補助電源装置からのDC電力の供給を停止する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、定着装置の昇温時間を短縮するために定着装置に対して充分な電力供給を行う画像形成装置に関するものである。
近年、電子写真プロセスを利用した複写機、プリンタ、ファクシミリおよびこれらを組み合わせた複合機などの画像形成装置は、感光体とその周囲に設けられる帯電部、露光部、現像部、転写部等からなる作象部と、その転写部で転写紙に転写されたトナー象を定着するための定着装置とを備えている。
そして、その定着装置には、ヒータを内蔵した定着ローラが設けられていて、さらに定着ローラの温度を一定に保つためにヒータへの通電制御を行うヒータ制御装置も設けられている。
このような画像形成装置においては、電源投入時、省エネモード復帰時に印刷可能となるまでの立ち上がり時間が早いことが要求されている。一般的に印刷可能となるまでの立ち上がり時間に最も影響する要因は、定着装置の立ち上がり時間であって、この定着装置の立ち上がり時間を短くすることが、印刷可能となるまでの立ち上がり時間を短くすることにつながる。
また、最近では、ネットワークを介して外部装置と接続可能な画像形成装置が一般的となってきており、画像形成装置を常時通電して使用することが多いため、省エネモードからの復帰時間の短縮が重要視されている。
そこで、電力を蓄積不可能な第1の電力供給手段と、電力を蓄積可能な第2の電力供給手段と、一部の負荷に対する電力供給を何れの電力供給手段から行うかを切り換える切換手段と、その切換手段を制御する切換制御手段と、使用消費電力を予測する予測手段とを備えた電源装置および画像形成装置があった(特許文献1参照)。
この特許文献1では、予測手段により予測した消費電力が第1の電力供給手段の供給可能な電力を越える場合に、電力供給を第2の電力供給手段から行うように切り換えることにより、補助電源の容量を必要以上に大きくすることなく、急な出力変動にも対応可能で、使用電力を平準化することが可能であった。
特開2004−236492号公報
しかしながら、上記特許文献1では、電力を蓄積可能な第2の電力供給手段からの電力供給は、第1の電力供給手段で供給電力が不足した場合にのみ補助的に用いるもので、DC系の負荷に対して積極的に第2の電力供給手段から電力供給して第1の電力供給手段からのDC供給電力を減らすと共に、第1の電力供給手段から定着装置に供給するAC電力を増やして、外部コンセントから得られる最大電力(例えば100V、15Aの1500W)を超えないようにして、かつ立ち上がり時間を短縮する事ができないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、DC系の負荷に対して補助電源から所定の期間積極的に電力供給すると共に補助電源から電力供給可能か否かを監視することで補助電源から電力供給する時間を極力長くする。そして、定着装置に対してAC電力を最大供給可能な時間をできるだけ長くすることで、定着装置などの立ち上がり時間を短縮することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、外部から供給される外部AC電力に基づいてAC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、前記外部AC電力をDC電源として蓄電し、該蓄電したDC電源を所定のDC電圧に変換してDC電力を供給する補助電源装置と、前記蓄電したDC電源を所定の電圧に変換する変換手段と、前記蓄電したDC電源の電圧を検知する第1の電圧検出手段と、記録紙に形成された画像を定着させる定着手段と、前記定着手段に対して前記主電源装置から供給するAC電力を制御する電力制御手段とを備え、所定の期間DC電力を前記補助電源装置によって供給すると共に、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を高くする際に、前記第1の電圧検出手段で検出される前記蓄電したDC電源の電圧が、前記補助電源装置の変換手段の必要入力電圧下限に達すると、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を低くすると共に、前記補助電源装置からのDC電力の供給を停止することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、外部から供給される外部AC電力に基づいてAC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、前記外部AC電力をDC電源として蓄電し、該蓄電したDC電源を所定のDC電圧に変換してDC電力を供給する補助電源装置と、前記蓄電したDC電源を所定の電圧に変換する変換手段と、前記変換手段により変換したDC電源の電圧を検知する第2の電圧検出手段と、記録紙に形成された画像を定着させる定着手段と、前記定着手段に対して前記主電源装置から供給するAC電力を制御する電力制御手段とを備え、所定の期間DC電力を前記補助電源装置によって供給すると共に、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を高くする際に、前記第2の電圧検出手段で検出される変換手段の出力電圧が、前記補助電源装置の出力仕様電圧下限に達すると、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を低くすると共に、前記補助電源装置からのDC電力の供給を停止することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、画像形成処理動作を制御する制御手段と、前記定着手段の温度を検出する定着温度検出手段を備え、前記定着温度検出手段により検出した前記定着手段の温度が定着下限温度に達すると、前記電力制御手段を制御して前記定着手段へ供給するAC電力を減らすと共に、前記制御手段は画像形成処理の生産性を下げるように変更することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、画像形成処理の生産性を下げるように変更するとは、紙間を長く変更することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、画像形成処理の生産性を下げるように変更するとは、線速を遅く変更することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、画像形成処理の生産性を下げるように変更するとは、印刷を一時停止して定着装置のウォームを行うことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、印刷を一時停止して定着装置のウォームを行っている間も、スキャナで読み取り動作を継続することを特徴とする。
本発明によれば、AC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置とを具備し、所定の期間DC電力を補助電源装置から供給する際に、補助電源装置の補助電圧が補助電源装置のDC/DCコンバータの必要入力電圧下限に達すると、定着装置に対する最大供給電力を低くすると共に、補助電源装置からのDC電力の供給を停止する。このため、定着装置に対する最大供給電力を供給できる時間をできるだけ長くすることができるという効果を奏する。
また、このような画像形成装置は、定着部などに対して最大供給電力が供給可能な時間を長くできるので、省エネルギーモードからの立ち上がり時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成図であり、ここではフルカラーデジタル複写機10を用いて実施している。図2は、図1のプリンタ部分の構成説明図であり、図3は、フルカラーデジタル複写機の主要部の構成を説明するブロック図である。図1に示すフルカラーデジタル複写機10は、自動原稿送り装置(ADF)20、操作ボード30、スキャナ40、プリンタ50などの各ユニットで構成されている。
なお、操作ボード30と、ADF20付きのスキャナ40は、プリンタ50から分離可能なユニットである。また、スキャナ40は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有していて、図3に示すエンジン制御ボード501のCPU502と直接または間接に通信を行って、タイミング制御がなされ、原稿画像の読取りが行われる。
スキャナ40とプリンタ50とエンジン制御ボード501とが接続されたコントローラボード80には、PC(パソコン)92が接続した社内LAN(Local Area Network)93が接続されており、FCU(ファクシミリコントロールユニット)90には、電話回線PN(ファクシミリ通信回線)に接続された交換器PBX91が接続されている。
図2に示すフルカラーデジタル複写機10のプリンタ50は、ここではカラーレーザプリンタが用いられ、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットが、第1転写ベルト52の移動方向(図2に向かって左から右方向)に沿ってこの順に配置されている。すなわち、4連ドラム方式(タンデム方式)のフルカラー画像形成装置である。
例えば、回転可能に支持され矢印方向に回転するマゼンタの感光体51Mの外周部には、除電装置、クリーニング装置、帯電装置53Mおよび現像装置54Mが配備されている。帯電装置53Mと現像装置54Mの間には、露光装置60から発せられる光情報の入るスペースが確保されている。感光体51は4個(51M,51C,51Y,51K)あるが、それぞれ周囲に設けられる画像形成用の部品構成は同じである。現像装置54で扱う色材(トナー)の色が異なるだけである。各感光体51(4個)の一部が、第1転写ベルト52に接している。この感光体51は、円筒状の感光体ドラムで構成されているが、ベルト状の感光体を採用することも可能である。
第1転写ベルト52は、矢印方向に移動可能であって、回転する支持ローラ73、74および駆動ローラ72間に支持、張架されていて、ループの内側には、第1転写ローラ55(55M、55C、55Y、55K)が各感光体51の近傍に配備されている。ベルトループの外側には、第1転写ベルト用のクリーニング装置56が配備されている。第1転写ベルト52によって、転写紙(用紙)または第2転写ベルト57にトナー像を転写後、第1転写ベルト52の表面に残留する不要のトナーを拭い去る。
露光装置60は、公知のレーザ方式によるもので、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体表面に潜像として照射する。なお、本発明では、レーザ方式に限る必要はなく、LEDアレイとそれらを結像させる結像手段から成る露光装置なども採用することが可能である。
図2上の第1転写ベルト52の右方には、第2転写ベルト57が配備されている。この第1転写ベルト52と第2転写ベルト57は接触して、あらかじめ定められた転写ニップを形成している。第2転写ベルト57は、矢印方向に移動可能であって、支持ローラ62および駆動ローラ61間に支持、張架され、そのループの内側には、第2転写部63が配備されている。このベルトループの外側には、第2転写ベルト用のクリーニング装置64およびチャージャ65等が配備されている。
クリーニング装置64は、用紙にトナーを転写した後、残留する不要のトナーを拭い去る。転写紙(用紙)は、図2の下方の給紙カセット58,59に収納されており、最上の用紙が給紙ローラ75、76で1枚ずつ複数の用紙ガイドを経てレジストローラ66に搬送される。
また、第2転写ベルト57の上方には、定着器67、排紙ガイド68、排紙ローラ69、および排紙スタック70が配備されている。さらに、第1転写ベルト52の上方で、排紙スタック70の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部71が設けてある。トナーの色はマゼンタ(M )、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色があり、それぞれカートリッジ形態になっていて、不図示の粉体ポンプ等により対応する色の現像装置54に適宜補給される。
このプリンタ50を用いて両面印刷を行う場合の動作を説明する。まず、感光体51による作像が行われる。すなわち、露光装置60が作動することにより、不図示のLD光源からの光が光学部品を経て、帯電装置53で一様に帯電された感光体51のうち、感光体51M上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像が形成される。感光体51M上の潜像は、現像装置54Mで現像され、トナーによる顕像が感光体51Mの表面に形成され保持される。このトナー像は、第1転写部55Mにより、感光体51Mと同期して移動する第1転写ベルト52の表面に転写される。感光体51Mの表面には、残存するトナーがクリーニング装置でクリーニングされ、除電装置で除電されて次の作像サイクルに備える。
第1転写ベルト52は、表面に転写されたトナー像を坦持し、矢印の方向に移動する。また、感光体51Cでは、別の色に対応する潜像が書き込まれ、対応する色(シアン)のトナーで現像され顕像となる。この像は、すでに第1転写ベルト52に載っている前の色の顕像に重ねられ、最終的に4色重ねられる。なお、単色黒(K)のみを形成する場合もある。このときは、同期して第2転写ベルト57の印方向に移動していて、第2転写部63の作用で、第2転写ベルト57の表面に第1転写ベルト52の表面に形成された画像が転写される。いわゆるタンデム形式である4個の作像ユニットの各感光体51M,51C,51Y,51K上で画像が形成されながら、第1および第2転写ベルト52,57が移動し、作像が進められるので、その時間を短縮することができる。
第1転写ベルト52が、所定のところまで移動すると、用紙の別の面に作成されるべきトナー画像が、前述したような工程で再度感光体51M,51C,51Y,51Kによって作像され、給紙が開始される。給紙カセット58または59内の最上部にある用紙が引き出され、レジストローラ66に搬送される。レジストローラ66を経て、第1転写ベルト52と第2転写ベルト57の間に送られる用紙の片側面に第1転写ベルト52表面のトナー像が、第2転写部63によって転写される。
さらに、用紙は上方に搬送され、第2転写ベルト57表面のトナー像が、チャージャ65により用紙のもう一方の面に転写される。転写に際して、用紙は画像の位置が正規のものとなるよう、タイミングをとりながら搬送される。
このようにして、両面にトナー像が転写された用紙は、定着器67に送られ、用紙上のトナー像(両面)が一度に溶融、定着されて、排紙ガイド68を経て排紙ローラ69により本体フレーム上部の排紙スタック70に排出される。図2に示すように、排紙ガイド68〜排紙スタック70を構成した場合、両面画像のうち後から用紙に転写される面(頁)、すなわち第1転写ベルト52から用紙に直接転写される面が下面となって、排紙スタック70に載置されるから、頁揃えをしておくには2頁目の画像を先に作成し、第2転写ベルト57にそのトナー像を保持し、1頁目の画像を第1転写ベルト52から用紙に直接転写する。第1転写ベルト52から直接に用紙に転写される画像は、感光体表面で正像にし、第2転写ベルト57から用紙に転写されるトナー像は、感光体表面で逆像(鏡像)になるよう露光される。
このような頁揃えのための作像順、ならびに、正、逆像(鏡像)に切り換える画像処理も、図3のコントローラボード80上でのフレームメモリ81やワークメモリ87に対する画像データの読書き制御によって行っている。第2転写ベルト57から用紙に転写した後、ブラシローラ,回収ローラ,ブレード等を備えたクリーニング装置64が、第2転写ベルト57に残留する不要のトナーや紙粉を除去する。
図2では、第2転写ベルト57のクリーニング装置64のブラシローラが第2転写ベルト57の表面から離れた状態にある。これは、支点を中心として揺動可能であって、第2転写ベルト57の表面に接離可能な構造になっている。用紙に転写する以前で、第2転写ベルト57がトナー像を担持しているときは離し、クリーニングが必要なときのみ、図2の反時計方向にクリーニング装置64を揺動させて接触させる。除去された不要トナーはトナー収納部77に集められる。以上が、「両面転写モード」を設定した両面印刷モードにおける作像プロセスである。両面印刷の場合には、常にこの作像プロセスで印刷が行われる。
片面印刷の場合には、「第2転写ベルト57による片面転写モード」と「第1転写ベルト52による片面転写モード」の2つがあって、前者の第2転写ベルト57を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト52に3色または4色重ね、もしくは、単色黒(K)で形成された顕像が第2転写ベルト57に転写され、そして用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。この場合は、排紙スタック70に排出された印刷済用紙の上面に印刷画面がある。
後者の第1転写ベルト52を用いる片面転写モードを設定した場合は、第1転写ベルト52に3色または4色重ね、もしくは単色黒(K)で形成された顕像が、第2転写ベルト57には転写されずに用紙の片面に転写される。用紙の他面には画像転写はない。この場合は、排紙スタック70に排出された印刷済用紙の下面に印刷画面がある。
続いて、図3には、図1の画像形成装置10の電装系統のシステム構成が示されている。この電装システムは、画像形成装置の全体制御を行うコントローラボード80、そのコントローラボード80に接続された画像形成装置の操作ボード30、画像データを記憶するHDD100、アナログ回線を使用して外部との通信を行う通信コントロール装置インターフェースボード101、LANインターフェースボード102、汎用PCIバス103に接続された、FAXのコントロールユニット90、IEEE1394ボード104、無線LANボード105、USBボード106等と、PCIバス103を介してコントローラボード80に接続されたエンジン制御ボード501、エンジン制御ボード501に接続されたADF20、画像形成装置のI/Oを制御するI/O制御ボード510、コピー原稿(画像)を読込むスキャナーボード(SBU:Sensor Board Unit)401、および画像データが表わす画像光を感光体ドラム上に投射する(光書込みする)LDB(レーザダイオードボード)520等で構成されている。
ADF20には原稿がセットされているかどうかを検知する原稿セット検知センサ21を備えており、検知結果はエンジン制御ボード501に入力されている。原稿を光学的に読み取るスキャナ40は、原稿に対する原稿照明光源の走査を行って、カラーCCD402に原稿像を結像する。原稿像すなわち原稿に対する光照射の反射光をカラーCCD402で光電変換してR,G,B画像信号を生成する。
通信コントロール装置インターフェースボード101は、装置に不具合が発生した場合に外部の遠隔地診断装置に即時に通報し、故障個所の内容、状況等をサービスマンが認識し、早急に修理することを可能としている。また、それ以外に装置の使用状況等の発信にも使用されている。
図3に示すカラーCCD402は、3ラインカラーCCDであり、EVENch(偶数画素チャンネル)/ODDch(奇数画素チャンネル)のR、G、B画像信号を生成し、SBU401のアナログASIC(Application Specific IC)に入力する。SBU401にはアナログASIC、CCD、アナログASICの駆動タイミングを発生するタイミング発生回路/制御回路を備えている。カラーCCD402の出力は、アナログASIC内部のサンプルホールド回路によりサンプルホールドされ、その後、A/D変換されてR、G、Bの画像データに変換され、且つシェーディング補正されて、出力I/F(インターフェイス)で画像データバスを介して画像データ処理器IPP(Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)503に送出する。
IPP503は、画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段であり、分離生成(画像が文字領域か写真領域かの判定:像域分離)、地肌除去、スキャナガンマ変換、フィルタ、色補正、変倍、画像加工、プリンタガンマ変換および階調処理などが行われる。SBU401からIPP503に転送された画像データは、IPP503にて光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)が補正され、コントローラボード80のフレームメモリ81に書き込まれる。
コントローラボード80には、CPU82、コントローラボードの制御を行うROM83、CPU82が使用する作業用メモリであるSRAM84、リチウム電池を内蔵し、SRAM84のバックアップと時計を内臓したNV−RAM85、コントローラボード80のシステムバス制御、フレームメモリ制御、FIFO等のCPU周辺を制御するASIC86、およびそのインターフェース回路等が搭載されている。
コントローラボード80は、スキャナアプリケーション、ファクシミリアプリケーション、プリンタアプリケーション、およびコピーアプリケーション等の複数アプリケーションの機能を有していて、システム全体の制御を行う。操作ボード30の入力を解読して、本システムの設定とその状態内容を操作ボード30の表示部に表示する。
PCIバス103には、多くのユニットが接続されていて、画像データバス/制御コマンドバスで、画像データと制御コマンドが時分割で転送される。通信コントロール装置インターフェースボード101は、通信コントロール装置と、コントローラボード80との通信インターフェースボードである。コントローラボード80との通信は、全二重非同期シリアル通信で接続されている。通信コントロール装置107とは、RS−485インターフェース規格により、マルチドロップ接続されている。遠隔の管理システムとの通信は、この通信コントローラ装置インターフェースボード101を経由して実施される。LANインターフェースボード102は、社内LAN93に接続されている。社内LAN93とコントローラボード80との通信インターフェースボードであって、PHYチップを搭載している。LANインターフェースボード102とコントローラボード80とは、PHYチップI/F及びI2CバスI/Fの標準的な通信インターフェースで接続されている。外部機器との通信は、このLANインターフェースボード102を経由して実施される。
HDD100は、システムのアプリケーションプログラム、ならびに、プリンタ、作像プロセス機器の機器付勢情報を格納するアプリケーションデータベース、ならびに、読取り画像や書込み画像のイメージデータ、すなわち画像データ、ならびにドキュメントデータを蓄える画像データベースとして用いられる。物理インターフェース、電気的インターフェース共に、ATA/ATAPI−4に準拠したインターフェースでコントローラボード80に接続されている。
操作ボード30には、CPU、ROM、RAM、LCD、およびキー入力を制御するASIC(LCDC)が搭載されている。ROMには、操作ボード30の入力読込み、および表示出力を制御する操作ボード30の制御プログラムが書き込まれている。RAMは、CPUで使用する作業用メモリである。操作ボード30は、コントローラボード80との通信により、パネルを操作して使用者がシステム設定の入力を行う入力部と、使用者にシステムの設定内容,状態を表示する表示部、および入力の制御などを行っている。
コントローラボード80のワークメモリから出力されたブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の書き込み信号は、LDB(Laser Diode control Board)520のB,C,M,Yの各LD(Laser Diode)書き込み回路に入力される。各LD書き込み回路でLD電流制御(変調制御)が行われ、各LDに出力される。
エンジン制御ボード501は、画像形成の作像制御を主として行い、CPU502、画像処理を行うIPP503、複写およびプリントアウトを制御するため必要なプログラムを内蔵したROM504、その制御に必要なSRAM506、およびNV―RAM505を搭載している。NV−RAM505にはSRAMと、電源OFFを検知して、そのSRAMの内容をEEPROMにストアする構成を搭載している。また、他の制御を行なうCPU502との信号の送受信を行なうシリアルインターフェースも備えたI/O ASIC507は、エンジン制御ボード501が実装された、近くのI/O(カウンター、ファン、ソレノイド、モータ等)を制御するASICである。I/O制御ボード510とエンジン制御ボード501とは同期シリアルインターフェースで接続されている。
I/O制御ボード510には、サブCPU511が搭載されており、定着温度センサ、キャパシタ電源装置の出力電圧Vco、Pセンサ、Tセンサ等のアナログ信号をデジタル変換して読み込み、出力機器の駆動、用紙センサ参照するジャム検出、用紙搬送制御も含む画像形成装置のI/O制御を行っている。インターフェース回路512は、各種センサ530、アクチュエータ(モータ、クラッチ、ソレノイド)とのインターフェース回路である。
電源装置PSU540は、画像形成装置を制御する電源を供給するユニットである。メインSW541(図3、図4、図9参照)のオン(閉)によって、商用電源が供給される。その商用電源からAC制御回路542に商用ACが供給され、AC制御回路542が定着装置67のメインヒータ543(図3、図4参照)に交流電力が給電される。電源装置PSU540には、複写機各部に直流電圧を供給する主電源回路および同様に直流電源を供給する補助電源としてキャパシタ電源装置5401(図4参照)がある。
図4は、図3の電源装置PSU540の概要を示すブロック図である。図4に示すように、メインSW(元電源スイッチ)541が閉じられると、商用交流100Vが、電源回路540の整流平滑回路5402、交流リレー5411およびAC制御回路542に加わる。整流平滑回路5402の直流出力は、DC/DCコンバータ5403に印加される。この例ではDC/DCコンバータ5403は、安定化した+24Vおよび+5Vの、2系統の直流電圧+24VE,+5VEを発生する。
電源回路540では、コンバータ出力がキャパシタ電源装置5401の接続切換回路5404を経由して+24VE(+24Vの電圧)と+5VE(+5Vの電圧)にそれぞれスイッチ5405,5406が接続されている。定着装置67のメインヒータ543に通電するAC制御回路542には、スイッチ5407を通して与えられる+24Vによって閉じられる電源リレーがあり、この電源リレーが閉じることにより、AC制御回路542内の、メインヒータ543に通電する交流通電回路に商用交流ACが印加される。この交流通電回路は、トライアック(位相制御スイッチング素子)を用いる位相制御の交流通電回路であり、I/O制御ボード510が読み込んだ、定着温度センサの温度検出信号を参照して、定着温度が目標温度になるように、トライアックの導通位相を制御する。
上述したスイッチ5406は、自己保持スイッチであり、コントローラボード80のCPU82からのオン指示信号に応答してオン(導通)となってオンを自己保持し、エンジン制御ボード501のCPU502からのオフ指示信号(リセット指示信号)に応答してオフ(非導通)となって自己保持を解除する。この自己保持スイッチ5406が出力する+5Vが、複写機内各部の制御回路に給電される。スイッチ5406に印加される+5VEは、省エネモード(休止モード)において動作モード(スタンバイモード)への復帰条件が成立したかをモニタする回路およびCPU82に印加される。エンジン制御ボード501のCPU502(およびI/O制御ボード510)にはスイッチ5406の出力電圧+5Vが印加されるので、エンジン制御ボード501(のCPU502)およびI/O制御ボード510は、コントローラボード80のCPU82が省エネモード(休止モード)から動作モード(スタンバイモード)に復帰するためにスイッチ5406をオンにしたとき、スイッチ5406が出力する+5Vで付勢されて動作を開始する。
上述したスイッチ5407,5405のオン/オフを行う制御信号は、エンジン制御ボード501のCPU502からI/O制御ボード510を介してスイッチ5407,5405に与えられるが、そのオン/オフの切り換え指示は、コントローラボード80のCPU82が、省エネモード/動作モードの切り換えが必要になったときに、エンジン制御ボード501のCPU502に指示する。定着装置67の定着温度を、トナー像を転写した転写紙の定着処理に定められた目標温度、またはそれよりやや低い温度に維持して、コピースタートあるいはプリントコマンドに応答して実質上遅れ時間無く画像形成を開始することが出来る「スタンバイモード」(待機モード;通常モード)では、スイッチ5407,5405および5406がすべてオンである。スタンバイモードにおいてはフルカラーデジタル複写機(画像形成装置)10の機能に制限は無い。
「低電力モード」(省エネモード)では、コントローラボード80のCPU82は、エンジン制御ボード501のCPU502を介して、定着装置67のメインヒータ543に通電するAC制御回路542内の電源リレーにオン指示電圧+24Vを与えるスイッチ5407をオフに切り替える。すなわちAC制御回路542への電源を遮断する。「低電力モード」では、プリント出力を伴わないHDD100に蓄積または登録する画像読取、ファクシミリ送信のための画像読取、パソコンPCに送る原稿の画像読取のための、スキャナ40およびADF20の動作は可能にするために、動力系に+24Vを給電するスイッチ5405、および制御系および通信系に+5Vを給電するスイッチ5406はオンを継続する。
「休止モード」では、コントローラボード80のCPU82は、エンジン制御501のCPU502を介して、+24Vを給電するスイッチ5405および+5Vを給電するスイッチ5406を共にオフにする。すなわちスイッチ5405、5406、5407のすべてをオフにする。
しかし休止モードでは、スイッチ5405、5406、5407がオフであるが、スキャナ40の圧板スイッチ、ADF20の原稿センサ、および操作ボード30の電源キースイッチの各検出信号線には、+5VEが印加される。また、パソコンPCのプリントコマンドを検知する電気回路、および、ファクシミリコントロールユニットFCU90のファクシミリ受信検知回路に、+5VEが継続して印加される。そして、これらの復帰条件が満たされた時には休止モードから待機モードに復帰する。
次に、図5は、省エネ切換えの各モードと給電スイッチ5407、5405、5406のオン/オフの関係を示す図であり、図6は、省エネ切換えの各モードで可能な情報処理項目を示した図である。図6上の「送,受信」はFCU90の、プリントアウトを伴わないファクシミリ送,受信であり、データ保持とは、メモリの蓄積画像データの保持のことである。
電源回路540には、主電源の+24VEの替わりに+24VEを給電するキャパシタ電源装置5401がある。このキャパシタ電源装置5401の主体は、キャパシタユニット5408である。その構成は、図7を参照しながら後述する。キャパシタユニット5408は、充電手段であるDC/DCコンバータ5409の直流出力端と給電手段であるDC/DCコンバータ5410の直流入力端に接続されている。DC/DCコンバータ5409には、交流リレー5411、整流平滑回路5412を通して給電される商用交流電圧を整流平滑回路5412が整流した直流電圧が印加される。交流リレー5411は、I/O制御ボード510の制御に基づいてリレードライバ5415のオン・オフが制御されることでオン・オフが制御され、キャパシタユニット5408に対して充電を行う場合にI/O制御ボード510は交流リレー5411をオンとし、それ以外の場合にはオフとすることでDC/DCコンバータ5409への電力の供給を停止する。DC/DCコンバータ5409内の、調圧トランスの1次側に通電するチョッパ回路(スイッチング回路)に、定電流制御回路5413がスイッチングパルス(PWMパルス)を与える。定電流制御回路5413は、チョッパ回路のスイッチングをPWM制御(フィードバック定電流制御)するスイッチングレギュレータである。DC/DCコンバータ5409内の、該調圧トランスの出力側の整流平滑回路の出力電流帰還路に介挿された電流検出用抵抗5409rの、出力電流に比例する電圧(電流検出電圧)を充電電流検出回路5414が増幅して定電流制御回路5413にフィードバックする。定電流制御回路5413は、フィードバックされた充電電流信号が目標レベルに合致するようにPWMパルスのパルス幅を操作してチョッパ回路に与える。すなわち定電流制御をする。
充電電流検出回路5414には、低増幅率の第1フィードバック信号と高増幅率の第2フィードバック信号を生成する増幅回路と、一方の信号を選択して定電流制御回路5413にフィードバック信号として出力するアナログゲート回路があり、後述するキャパシタユニット5408のモニタ信号Cstが、複数の電気二重層キャパシタを直列接続したキャパシタ群の、全キャパシタが全て所定電圧Vs2未満であることを表わす高レベルHの間は、低増幅率の第1フィードバック信号を定電流制御回路5413に出力し、モニタ信号Cstが少なくとも1個のキャパシタの充電電圧が所定電圧Vs2に到達したことを表わす低レベルLになると、高増幅率の第2フィードバック信号を定電流制御回路5413に出力する。これにより、定電流制御回路5413は、全キャパシタが全て所定電圧Vs2未満である間は高電流値をキャパシタユニット5408に定電流給電し、少なくとも1個のキャパシタの充電電圧が所定電圧Vs2に到達すると、低電流値をキャパシタユニット5408に定電流給電する。
図7は、図4のキャパシタユニット5408の回路構成を示す図である。キャパシタユニット5408は、この実施の形態では、定格充電電圧2.5V、容量600Fの電気二重層キャパシタC1〜Cnを18個(n=18)直列に接続したもので、充放電ラインLh/Le間に接続されている。充放電ラインLh/Le間直列接続キャパシタ群の両端間電圧Vcoすなわち充放電ラインLh/Le間の定格電圧は、2.5×18=45Vである。各キャパシタC1〜Cnには、実質上同一構成、同一特性のモニタ回路MN1〜MNnが接続されている。このモニタ回路MN1は、キャパシタの充電電圧を検出する抵抗分圧回路R1,R2、該充電電圧が基準値に到達したか検出する比較およびバイパス回路SR,R3,Q1,R4、LEDドライバR5,Q2,R6およびフォトカプラPC1ならびに限流抵抗R7で構成されている。モニタ回路MN1〜MNnの各出力端は共通に接続(論理和接続)されている。モニタ信号Cstは、全モニタ回路MN1〜MNnの出力が、コンデンサ電圧が所定電圧Vs2未満であることを表わす高レベルHである間は、モニタ信号CstはHであるが、いずれかのコンデンサC1の電圧が所定値Vs2に到達してそれに接続されたモニタ回路PC1のモニタ信号が低レベルLに反転すると、モニタ信号CstがLに反転する。
充電時には、充放電ラインLh/Le間にDC/DCコンバータ5409から充電電圧、例えば45Vが印加され、定電流制御回路5413が充電電流を例えば10A程度に定電流制御する。キャパシタC1〜Cnに定電流充電していくと、キャパシタC1〜CnのいずれかのキャパシタC1の充電電圧が所定電圧Vs2に到達する。すると該キャパシタC1に接続されたモニタ回路MN1のシャントレギュレータSRがオン(導通)し、それによりPNPトランジスタQ1がオンするため、コンデンサC1への充電電流がバイパスされて、キャパシタC1への充電が終了する。また、PNPトランジスタQ1がオンすることにより、NPNトランジスタQ2がオンし、それによりフォトカプラPC1の発光ダイオードが点灯してフォトトランジスタがオンするため、モニタ信号CstがHからLに切り換る。
所定電圧Vs2は、この値に到達すると充電電流をバイパスする電圧値であり、電気二重層キャパシタの定格電圧より僅かに小さくなるように設定している。この所定電圧Vs2は、シャントレギュレータSRの基準電圧VR1および分圧抵抗R2、R1の抵抗値により下式(1)のように決定している。
Vs2=VR1(1+R2/R1)………(1)
電源回路540には、接続切換回路5404があり、主電源のDC/DCコンバータ5403の+24VEとキャパシタ電源装置5401のDC/DCコンバータ5410の+24VEを切り替えてSW5405へ接続されている。
また、キャパシタユニット5408トータルの充電電圧Vcoは充放電ラインLh/Le間をR8及びR9で分圧し、その分圧された電圧値がI/O制御ボード510により検出される。
(第1の実施の形態)
図8は、第1の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。まず、図4に示す接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)+24VEが供給される(ステップS100)。つまり主電源装置のDC/DCコンバータ5403からの+24VEは接続されない。
また、この時AC制御回路により定着器67のヒータは、最大供給電力を大きくして制御する(ステップS101)。したがって、定着器の昇温を速くすることができる。DC/DCコンバータ5410の入力電圧、すなわちキャパシタ電圧は、図7のキャパシタ電圧検出部で電圧Vcoを検出する(ステップS102)。
一般的にDC/DCコンバータ5410の入力部または、キャパシタユニット5408の出力部にキャパシタ電圧検出部を備える。第1の実施の形態例では、キャパシタユニット5408の出力部に電圧検出部を備えている。電圧Vcoは、I/O制御部510のA/Dコンバータに入力され電圧を検知することになる(ステップS103)。キャパシタ電圧が徐々に降下して、DC/DCコンバータ5410の必要入力電圧下限になると、まず、AC制御回路により定着器67のヒータの最大供給電力を小さくして制御する(ステップS104)。そして、接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ5403の+24VEの供給に切り替え(ステップS105)、補助電源装置からの電力の供給を停止する。DC/DCコンバータの必要入力電圧下限は、接続切換回路の切換時間での電圧低下分も見込んで設計されている。
このように、第1の実施の形態によれば、AC電力とDC電力を供給する主電源装置と蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置をもって、所定の期間DC電力を補助電源装置で供給する画像形成装置であって、補助電源装置のキャパシタ電圧検出部を備え、キャパシタ電圧が補助電源装置のDC/DCコンバータの必要入力電圧下限に達したタイミングで定着装置への最大供給電力を低くすると共に、補助電源装置からのDC電力の供給を停止することにより、定着装置への最大供給電力が供給できる時間を長くすることができ、省エネモード復帰時間の短縮を図ることができる。
(第2の実施の形態)
図9は、第2の実施の形態にかかる図3の電源装置PSU540の概要を示すブロック図である。図4と異なる構成部分は、DC/DCコンバータ5410の出力電圧を検出する電圧検出部5416を備えた点にある。その他の構成部分については同じであるので、その他の構成説明は省略する。
また、図10は、第2の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。まず、図9に示す接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)の+24VEが供給される(ステップS200)。つまり、主電源装置のDC/DCコンバータ5403の+24VEは接続されない。
また、この時AC制御回路542により定着器67のヒータ543は、最大供給電力を大きくして制御する(ステップS201)。したがって、定着器の昇温を速くすることができる。そして、DC/DCコンバータ5410の出力電圧(Vc)を電圧検出部5416で検出する(ステップS202)。その検出された電圧は、I/O制御ボード510で検知される。第2の実施の形態例では、DC/DCコンバータ5410と独立した電圧検出部5416としたが、一般的にDC/DCコンバータ5410の出力部にDC/DCコンバータ出力電圧検出部を備えている。
電圧検出部5416の構成としては、第1の実施の形態のように抵抗分割により電圧を取り出し、A/Dコンバータによりアナログデジタル変換する。上記第1の実施の形態では、I/O制御ボード510のA/Dコンバータとしたが、別の例として図11に示すように、A/Dコンバータ551を検出部に設けて、デジタル値をI/O制御ボード510へ送ることもある。
キャパシタ電圧(DC/DCコンバータ5410の入力電圧)が徐々に降下し、その影響でDC/DCコンバータの出力電圧が出力仕様電圧の下限になると(ステップS203)、まず、AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力が小さくなるように制御する(ステップS204)。そして、接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)の+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ82の+24VEの供給に切り替え(ステップS205)、補助電源装置からの電力供給を停止する。
このように、第2の実施の形態によれば、AC電力とDC電力を供給する主電源装置と蓄電可能なDC電力を供給する補助電源装置をもって、所定の期間DC電力を補助電源装置で供給する画像形成装置において、補助電源装置のDC/DCコンバータ出力電圧検出部を具備し、DC/DCコンバータ出力電圧が出力仕様電圧下限に達したタイミングで定着装置への最大供給電力を低くすると共に、補助電源装置からのDC電力の供給を停止することにより、定着装置への最大供給電力を供給できる時間を長くすることができ、省エネモード復帰時間の短縮を図ることができる。
(第3の実施の形態)
図12は、第3の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。図8および図10に示すように、AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力を小さくして制御し(ステップS300)、接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)の+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ5403の+24VEの供給に切り替え(ステップS301)、補助電源装置からの電力の供給を停止する。
AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力を小さくして制御するため、用紙サイズ、環境温度、連続印刷時間等の条件により定着部67の温度が徐々に低下してくることがある。定着部67の温度が低くなると定着性が低下し、画像品質に重大な影響がでる。そこで、定着部温度を検出し(ステップS302)、定着部温度が定着部下限温度に達すると(ステップS303)、紙間を長くすることで(ステップS304)印刷の生産性を低下させ、定着部の温度低下を防止する。生産性を下げて定着部温度低下を防止する有効な手段としては、上述したステップS304のように印刷用紙の紙間を長くすることにより達成することができる。
このように、第3の実施の形態によれば、画像形成装置の紙間を長く変更することにより、定着性劣化による画像品質の低下を起こさないようにすることができる。
(第4の実施の形態)
図13は、第4の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。図13に示すように、紙間を長くすると定着部の温度が徐々にあがってくるため(ステップS400)、定着部の温度を検出し(ステップS401)、定着部の温度が定着部リロード温度より高くなると(ステップS402)印刷の生産性を元に戻すようにする。例えば、紙間を元に戻してもよい(ステップS403)。
前記定着部リロード温度は、定着部下限温度よりも高いある定着部温度としても良い。例えば、それぞれの温度を160℃と170℃と設定すると通常印刷時は定着部温度が170℃に保たれるように制御されている。定着に厳しい環境となり、定着部温度を170℃で維持できなくなり、徐々に定着部温度が低下して160℃になると生産性を低下させる制御となる。生産性を低下させたおかげで定着にとって環境が良くなり、徐々に定着部温度が上がり、定着部制御温度の170℃に戻ることになる。
このように、第4の実施の形態によれば、画像形成装置の紙間を変更することにより、定着性劣化による画像品質の低下を起こさないようにすることができる。
(第5の実施の形態)
図14は、第5の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。図8および図10に示すように、AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力を小さくして制御し(ステップS500)、接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)の+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ5403の+24VEの供給に切り替え(ステップS501)、補助電源装置からの電力供給を停止する。
AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力を小さくして制御するため、用紙サイズ、環境温度、連続印刷時間等の条件により定着部67の温度が徐々に低下してくることがある。定着部67の温度が低くなると定着性が低下し、画像品質に重大な影響が出る。そこで、定着部温度を検出し(ステップS502)、定着部温度が定着部下限温度に達すると(ステップS503)、線速を遅くすることで(ステップS504)印刷の生産性を低下させ、定着部の温度低下を防止することができる。
このように、第5の実施の形態によれば、画像形成装置の線速を遅くすることにより、定着性劣化による画像品質の低下を起こさないようにすることができる。
(第6の実施の形態)
図15は、第6の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。図15に示すように、線速を遅くすると定着部の温度が徐々にあがってくるため(ステップS600)、定着部の温度を検出し(ステップS601)、定着部の温度が定着部リロード温度より高くなると(ステップS602)、印刷の生産性を元に戻すよう、線速を元に戻しても良い(ステップS603)。上記した定着部リロード温度は、定着部下限温度よりも高いある定着部温度としても良い。
このように、第6の実施の形態によれば、遅くした画像形成装置の線速を元に戻すことにより、定着性劣化による画像品質の低下を起こさないようにすることができる。
(第7の実施の形態)
図16は、第7の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。図8および図10に示すように、AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力を小さくして制御し(ステップS700)、接続切換回路5404により補助電源装置(キャパシタ電源装置5401)の+24VEの供給から、主電源装置のDC/DCコンバータ5403の+24VEの供給に切り替え(ステップS701)、補助電源装置からの電力供給を停止する。
AC制御回路542により定着器67のヒータ543の最大供給電力を小さくして制御するため、用紙サイズ、環境温度、連続印刷時間等の条件により定着部67の温度が徐々に低下してくることがある。定着部67の温度が低くなると定着性が低下し、画像品質に重大な影響がでる。そこで、定着部温度を検出し(ステップS702)、定着部温度が定着部下限温度に達すると(ステップS703)、用紙の給紙を一時停止して(ステップS704)、定着部の温度が充分に回復してから印刷を再開することでも達成することができる。
図16では、ステップS704で給紙を一時停止した後、定着部の温度を検出し(ステップS705)、定着部の温度が定着部リロード温度より高くなると(ステップS706)、給紙を再開するようにする(ステップS707)。上記した定着部リロード温度は、定着部下限温度よりも高いある定着部温度としても良い。
このように、第7の実施の形態によれば、画像形成装置の印刷を一時停止して定着装置のウォームを行うことにより、定着性劣化による画像品質の低下を起こさないようにすることができる。
図17および図18は、紙間、印刷速度、低温環境等の定着に不利な条件での定着に必要な平均電力の一例を示した図である。このように、生産性を低下させることにより、定着部の温度が上がって定着性が向上するため、画像品質に重大な影響が出ないようにして、定着部での必要な電力を低くできることがわかる。
(第8の実施の形態)
図19は、第8の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。図19のフローチャートは、図16で給紙動作を停止している間でも(ステップS800)、読み取り原稿の有無を原稿セット検知センサ21により検知し(ステップS801)、読み取り原稿があればスキャナによる読み取り動作を行い(ステップS802)、定着部温度を検出して(ステップS803)、定着部の温度が定着部リロード温度より高くなると(ステップS804)、給紙を再開するようにしてもよい(ステップS805)。
このように、第8の実施の形態によれば、画像形成装置の印刷を一時停止して定着装置のウォームを行っている時でも、スキャナでの読み取り動作を続けることにより、画像形成装置を効率よく利用することができる。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、複数個のキャパシタを直列接続したキャパシタ電源を有する電源装置を用いたレーザプリンタやカラーデジタル複写機などの画像形成装置に適している。
本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。 図1のプリンタ部分の構成説明図である。 フルカラーデジタル複写機の主要部の構成を説明するブロック図である。 図3の電源装置PSUの概要を示すブロック図である。 省エネ切換えの各モードと給電スイッチのオン/オフの関係を示す図である。 省エネ切換えの各モードで可能な情報処理項目を示した図である。 図4のキャパシタユニットの回路構成を示す図である。 第1の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる図3の電源装置PSUの概要を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。 電圧検出部の一構成例を示す図である。 第3の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。 第5の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 第6の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。 第7の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。 紙間、印刷速度、低温環境等の定着に不利な条件での定着に必要な平均電力の一例を示した図である。 紙間、印刷速度、低温環境等の定着に不利な条件での定着に必要な平均電力の一例を示した図である。 第8の実施の形態にかかる動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
20 ADF
30 操作ボード
40 スキャナ
50 プリンタ
80 コントローラボード
82 CPU
90 FCU
501 エンジン制御ボード
502 CPU
510 I/O制御ボード
540 PSU
5401 キャパシタ電源装置
5402 整流平滑回路
5403 DC/DCコンバータ
5404 接続切換回路
5405 スイッチ
5406 スイッチ
5407 スイッチ
541 メインSW
5412 整流平滑回路
542 AC制御回路
543 メインヒータ

Claims (7)

  1. 外部から供給される外部AC電力に基づいてAC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、
    前記外部AC電力をDC電源として蓄電し、該蓄電したDC電源を所定のDC電圧に変換してDC電力を供給する補助電源装置と、
    前記蓄電したDC電源を所定の電圧に変換する変換手段と、
    前記蓄電したDC電源の電圧を検知する第1の電圧検出手段と、
    記録紙に形成された画像を定着させる定着手段と、
    前記定着手段に対して前記主電源装置から供給するAC電力を制御する電力制御手段とを備え、
    所定の期間DC電力を前記補助電源装置によって供給すると共に、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を高くする際に、
    前記第1の電圧検出手段で検出される前記蓄電したDC電源の電圧が、前記補助電源装置の変換手段の必要入力電圧下限に達すると、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を低くすると共に、前記補助電源装置からのDC電力の供給を停止することを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 外部から供給される外部AC電力に基づいてAC電力とDC電力とを供給する主電源装置と、
    前記外部AC電力をDC電源として蓄電し、該蓄電したDC電源を所定のDC電圧に変換してDC電力を供給する補助電源装置と、
    前記蓄電したDC電源を所定の電圧に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換したDC電源の電圧を検知する第2の電圧検出手段と、
    記録紙に形成された画像を定着させる定着手段と、
    前記定着手段に対して前記主電源装置から供給するAC電力を制御する電力制御手段とを備え、
    所定の期間DC電力を前記補助電源装置によって供給すると共に、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を高くする際に、
    前記第2の電圧検出手段で検出される変換手段の出力電圧が、前記補助電源装置の出力仕様電圧下限に達すると、前記電力制御手段を制御して前記定着手段に対する最大供給電力を低くすると共に、前記補助電源装置からのDC電力の供給を停止することを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    画像形成処理動作を制御する制御手段と、
    前記定着手段の温度を検出する定着温度検出手段を備え、
    前記定着温度検出手段により検出した前記定着手段の温度が定着下限温度に達すると、前記電力制御手段を制御して前記定着手段へ供給するAC電力を減らすと共に、前記制御手段は画像形成処理の生産性を下げるように変更することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像形成処理の生産性を下げるように変更するとは、紙間を長く変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成処理の生産性を下げるように変更するとは、線速を遅く変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成処理の生産性を下げるように変更するとは、印刷を一時停止して定着装置のウォームを行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記印刷を一時停止して定着装置のウォームを行っている間も、スキャナで読み取り動作を継続することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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