JP2007101897A - プロジェクタ - Google Patents

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Hideo Masuda
英夫 増田
Tsutomu Tsuyukushi
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Abstract

【課題】標高及び作動に伴う発熱状況に応じて自動的に冷却レベルを調節する。
【解決手段】プロジェクタ1は、ランプハウジング8内に収めた光源15の冷却用にメインファン10及び補助ファン12を設け、光源15の周囲温度を検出する温度センサ20をランプハウジング8に取り付けると共に、ランプハウジング8の排気開口8aに対向してランプハウジング8を抜け出る空気の風量を検出する風量センサ21を配置する。プロジェクタ1は、温度センサ2の検出結果に応じてメインファン10の回転数を低速/高速に切り替えると共に、メインファン10が高速回転中であり、検出温度が所定温度以上であり、かつ検出風量が所定量以下である場合に補助ファン12を駆動してメインファン10による冷却を補い、高地で使用されても安定した作動を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、周囲される標高及び作動に伴う発熱状況等に応じて筐体内の冷却具合を臨機応変に自動調整するプロジェクタに関する。
従来、光源から発せられる光に基づいてライトバルブが生成した画像に係る変調光をスクリーンに投射してスクリーン上に画像表示を行うプロジェクタが存在する。プロジェクタのライトバルブには、DMD(Digital Mirror Device:登録商標)又は液晶のような表示パネル等が適用されている。
光源及びライトバルブは作動に伴い発熱するので、プロジェクタの使用中は光源及びライトバルブを収めた筐体内を発熱状況に応じて冷却する必要がある。そのため、プロジェクタは冷却用の空気を筐体内に取り込むために吸気ファンを設けると共に、冷却により熱を奪い取って熱くなった空気を筐体外へ排出するために排気ファンを設けていることが一般的である。
下記の特許文献1では、ライトバルブである液晶の周囲温度を検出する温度センサを設けて、温度センサの検出温度に応じて吸気ファンと排気ファンの回転数を制御し、また、液晶周囲の風速を検出する風速センサを設けて、フィルタの目詰まりをモニタ可能にしたプロジェクタが開示されている。また、下記の特許文献2では、吸気ファンに加えて補助吸気ファンを設け、吸気ファンで取り込んだ空気と、補助吸気ファンで取り込んだ空気とをそれぞれ筐体内の相異する箇所に流して、筐体内を効率的に冷却するようにしたプロジェクタが開示されている。
さらに、下記の特許文献3では、プロジェクタが使用される地域の気圧に応じて冷却具合を変更できるように、筐体内の温度を検出する温度センサと共に外気圧を検出する気圧センサを設けて、両センサの検出結果に応じて冷却ファンの回転数を制御するプロジェクタが開示されている。
さらにまた、下記の特許文献4では、高地(気圧が低い場所)での使用にも十分な冷却効率を確保できるように、プロジェクタが使用される標高をユーザの操作により低地、標準、高地の3段階に切り替えられるようにしたプロジェクタが開示されている。
特開平4−60534号公報 特開2000−321671号公報 特開2002−258237号公報 特開2004−157356号公報
上述した特許文献3、4に係るプロジェクタは、空気の密度が低い高地で使用されても冷却度合の変更を行える。しかし、特許文献3に係るプロジェクタでは、高架な気圧センサを用いるため、プロジェクタ自体のコストが上昇すると云う問題がある。また、特許文献4に係るプロジェクタは、ユーザが標高の設定を行う必要があるため、ユーザの操作負担が大きいと云う問題がある。さらに、特許文献3、4に係るいずれのプロジェクタは、単にメインファンの回転数を変更するだけなので、冷却具合を変更できる幅が小さいと云う問題がある。なお、特許文献2に係るプロジェクタは、吸気ファン及び補助ファンを常時使用するので、冷却具合を変更できる幅を大きくできない。
一方、プロジェクタに用いられる光源は、明るさ及び発熱状況に関して個体差が大きいことが知られている。そのため、特許文献1に係るプロジェクタのように、ライトバルブの周囲温度の検出結果に基づいて吸気ファン及び排気ファンの回転数を制御しても、光源の個体差に対応して光源を適正なレベルに冷却できないと云う問題がある。
また、プロジェクタは、電源ボタンをオフしても光源が高温であれば、光源保護のため一定期間、光源を冷却する仕様になっているが、例えば、電源オフ後にACコードが抜かれるなどによりプロジェクタへ電力を供給できない状態になれば、電源オフ後の光源冷却を全く行えなくなり、光源の保護を十分に図れないと云う問題がある。なお、プロジェクタには、フロントプロジェクション方式と、リアプロジェクションテレビに代表されるリアプロジェクション方式とが存在するが、上述した各問題はいずれの投射方式でも発生する。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、安価な仕様で標高の高低に関わらず安定した冷却を自動で行えるようにしたプロジェクタを提供することを目的とする。
また、本発明は、標高の高低及び筐体内の発熱状況等に応じて冷却する程度を大きな範囲で自動的に変更可能にしたプロジェクタを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、光源の個体差に応じて光源を適正に冷却できるようにしたプロジェクタを提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は、電源オフ後に何らかの理由でプロジェクタへ電力を供給できない状態になっても、最低限の光源冷却を行えるようにしたプロジェクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係るプロジェクタは、外気を筐体内に取り込む吸気ファンと、筐体内に配置してある光源とを備え、該光源から発せられる光に基づいて生成される画像を表す光を投射するプロジェクタにおいて、筐体内の温度を検出する温度検出手段と、筐体内の風量を検出する風量検出手段と、前記温度検出手段の検出結果及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記吸気ファンの回転数を切り替える回転数切替手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、検出した温度及び風量に基づいて吸気ファンの回転数を切り替えるので、安価な構成で自動的に冷却具合を調整可能になる。即ち、高地で使用する場合は、空気の密度が低いため、平地に比べて吸気ファンが取り込める空気量が減少するが、このような空気量の減少は風量の検出で判明する。そのため、温度検出に加えて風量の検出を行うことで、風量の検出結果に応じて標高に応じた吸気ファンの回転数を特定でき、例えば、高地で風量が少ない場合は回転数を多くすれば、適切な冷却性を確保できる。
本発明に係るプロジェクタは、外気を筐体内に取り込む吸気ファン及び補助吸気ファンと、筐体内に配置してある光源とを備え、該光源から発せられる光に基づいて生成される画像を表す光を投射するプロジェクタにおいて、筐体内の温度を検出する温度検出手段と、筐体内の風量を検出する風量検出手段と、前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記吸気ファンの回転数を切り替える回転数切替手段と、前記吸気ファンの回転数及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記補助吸気ファンの駆動を行う駆動手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、吸気ファンの回転数を温度の検出結果に基づいて切り替えると共に、補助吸気ファンの駆動を吸気ファンの回転数及び風量の検出結果に基づいて行うので、吸気ファンの回転数の切替及び補助吸気ファンの駆動を行うか否かで、冷却具合を大きな範囲で調整できるようになり、装置が使用される標高、及び使用負荷に基づく筐体内の発熱状況等に柔軟に対応して適正なレベルに冷却できる。
本発明に係るプロジェクタは、外気を筐体内に取り込む吸気ファン及び補助吸気ファンと、筐体内に配置してある光源とを備え、該光源から発せられる光に基づいて生成される画像を表す光を投射するプロジェクタにおいて、筐体内の温度を検出する温度検出手段と、筐体内の風量を検出する風量検出手段と、前記温度検出手段の検出結果及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記吸気ファンの回転数を切り替える回転数切替手段と、前記吸気ファンの回転数及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記補助吸気ファンの駆動を行う駆動手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、吸気ファンの回転数を温度及び風量の検出結果に基づいて切り替えると共に、補助吸気ファンの駆動を吸気ファンの回転数及び風量の検出結果に基づいて行うので、冷却の程度を一段と大きな範囲で変更できるようになり、様々な使用状況及び発熱状況等に対して幅広く対応し得る冷却特性を確保できる。
本発明に係るプロジェクタは、前記回転数切替手段は、第1回転数と、第1回転数以上の第2回転数とに回転数を切替可能にしており、前記駆動手段は、前記吸気ファンの回転数が第2回転数以上であり、且つ前記風量検出手段が検出した風量が基準風量以下である場合に前記補助吸気ファンの駆動を行うことを特徴とする。
本発明にあっては、吸気ファンの回転数が第1回転数に比べて高回転であり、且つ風量が基準風量以下である場合に、補助吸気ファンを駆動させるので、更なる冷却が必要な状態で初めて補助吸気ファンが回転を始めることになり、電力の消費を抑えて環境にも配慮した上で、状況に応じた冷却特性を得られる。
本発明に係るプロジェクタは、光源、吸気ファン、及び補助吸気ファンへの給電を行う給電手段を有しており、該給電手段が給電を停止した場合に前記補助吸気ファンを駆動させる補助駆動手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源及び各ファンへの給電を停止した場合でも補助吸気ファンを駆動させるので、電源オフ後に何らかの理由でプロジェクタへ電力を供給できない状態になっても、補助吸気ファンの駆動により光源を冷却して光源の保護を図れる。なお、吸気ファンではなく、補助吸気ファンを駆動するようにしているのは、補助吸気ファンは吸気ファンの補助であるため、ファンのサイズが小さく駆動に要する電力が小さくすむため、外部からの給電が得られない状態でも、容易に駆動することができるためである。
本発明に係るプロジェクタは、前記補助駆動手段は、蓄電手段と、前記給電手段の給電停止に伴い前記蓄電手段から前記補助吸気ファンへ給電を行う手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、給電停止に連動して、蓄電手段から補助吸気ファンへ給電を行うので、電源オフ後にプロジェクタへ給電を行えない状態でも確実に補助吸気ファンを回転させて光源を冷却できる。
本発明に係るプロジェクタは、前記温度検出手段は、前記光源に係る温度を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源に係る温度を検出するので、光源の実際の発熱状態に即した冷却を行える。そのため、光源の個体差による発熱状況の違い等にも敏感に対応して冷却度合を調整し、個体差のある光源のそれぞれにマッチした冷却を行える。
本発明に係るプロジェクタは、前記風量検出手段は、前記光源を通過した気体の風量を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源を通過した気体の風量を検出するので、プロジェクタは光源の冷却に用いられる気体量(空気量)を詳細に把握できる。そのため、フィルタの目詰まり及び標高の高低等により光源の冷却に用いられる気体量が足りないと把握すれば、吸気ファンの回転数等を調整して必要な程度まで光源を冷却することができ、使用に伴って変化するフィルタの目詰まり度及び標高の違いに応じた冷却性を確保できる。
本発明に係るプロジェクタは、筐体内の気体を外方へ排出する排気ファンを有しており、前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記排気ファンの回転数を切り替える手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、温度の検出結果に基づいて排気ファンの回転数も切り替えるので、吸気ファンの回転数の調整との相乗的な作用により、プロジェクタの発熱状況に応じて細かく冷却の程度を調整できるようになる。
本発明に係るプロジェクタは、筐体内の気体を外方へ排出する排気ファンを有しており、前記温度検出手段の検出結果及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記排気ファンの回転数を切り替える手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、温度の検出結果及び風量検出の結果に基づいて排気ファンの回転数も切り替えるので、標高の高低及びプロジェクタの発熱状況等に応じて、一段と詳細に冷却の程度を調整できるようになる。
本発明にあっては、検出した温度及び風量に基づいて吸気ファンの回転数を切り替えるので、安価な構成で自動的に冷却具合を適正に調整できる。
また、本発明にあっては、吸気ファンの回転数を温度の検出結果に基づいて切り替えると共に、吸気ファンの回転数及び風量の検出結果に基づいて補助吸気ファンの駆動を行うので、冷却の程度を大きな範囲で変更でき、様々な状況に柔軟に対応して冷却を行える。
さらに、本発明にあっては、吸気ファンの回転数を温度及び風量の検出結果に基づいて切り替えると共に、補助吸気ファンの駆動を吸気ファンの回転数及び風量の検出結果に基づいて行うので、冷却の程度を一段と大きな範囲で変更でき、様々な状況に対して臨機応変に対応した冷却性能を確保できる。
さらにまた、本発明にあっては、吸気ファンの回転数が第1回転数に比べて高回転であり、且つ風量が基準風量以下である場合に、補助吸気ファンを駆動させるので、更なる冷却が必要な場合にのみ補助吸気ファンの駆動を行って、無用な電力消費を抑制できる。
本発明にあっては、給電手段が光源への給電を停止した場合、補助吸気ファンを駆動させるので、電源オフ後に何らかの理由でプロジェクタへ電力を供給できない状態になっても、補助吸気ファンにより光源を冷却して光源の保護を図れる。
また、本発明にあっては、給電停止に連動して、蓄電手段から補助吸気ファンへ給電を行うので、電源オフ後にプロジェクタへ給電を行えない状態でも確実に補助吸気ファンを回転させて高温になった光源を冷却できる。
本発明にあっては、光源に係る温度を検出するので、光源の個体差による発熱状況の違いにも敏感に対応して実際の発熱状態に即した冷却を行える。
また、本発明にあっては、光源を通過した気体の風量を検出するので、光源に対して必要な冷却レベルに合わせた冷却性能を確保できる。
本発明にあっては、温度の検出結果に基づいて排気ファンの回転数も切り替えるので、プロジェクタの発熱状況に応じて細かく冷却の程度を調整できる。
また、本発明にあっては、温度及び風量の検出結果に基づいて排気ファンの回転数も切り替えるので、一段と詳細に冷却レベルを調整できる。
図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタ1の分解状態を示している。プロジェクタ1は投射レンズ4の横方に、光源の冷却を主に行うメインファン10(吸気ファンに相当)及び補助ファン12(補助吸気ファンに相当)を設け、各ファン10、12に対する制御を行うことで、標高の高低及び作動に伴う発熱状況等に対して柔軟な冷却性能を確保したことを特徴にしている。
プロジェクタ1は、箱状の筐体3に蓋部2を被せる構成にしており、蓋部2の前面2aには、外気を筐体3の内部へ導くための吸気開口2bを設けている。また、筐体3は内部3aに投射レンズ4に繋がった光学ユニット5、光学ユニット5に連結されたランプハウジング8を配置すると共に、光学ユニット5及びランプハウジング8に並べて電源ユニット7を配置し、電源ユニット7(給電手段に相当)の光学ユニット5側の隅にコントロールユニット6を配置している。なお、プロジェクタ1は、投射レンズ4の横方に位置するメインファン10及び補助ファン12との間に、メインファン10が吸い込んだ空気をランプハウジング8へ導くダクト11を設けており、さらに、ランプハウジング8及び電源ユニット7の側面に対向するように計3個の排気ファン9を筐体3の側壁に沿って配置している(図2参照)。
図2に示すように、メインファン10は補助ファン12に比べて寸法が大きく、同じ回転数であれば、メインファン10の方が多くの外気を取り込むことができる。そのため、メインファン10は冷却が必要な場合に常時使用され、補助ファン12は状況に応じて駆動される。なお、メインファン10及び補助ファン12は、羽根部を回転させるモータにDC制御用のものを用いているため、印加する電圧の値に応じてリニアに回転数を制御できる。また、補助ファン12はメインファン10に比べて回転させる羽根部の寸法等が小さいため負荷が小さく、駆動に要する電力消費は補助ファン12の方が小さい。
メインファン10及び補助ファン12は、蓋部2の吸気開口2bに対向する箇所に位置し、蓋部2は内面側から吸気開口2bを覆うようにフィルタ13を取り付けている。よって、メインファン10及び補助ファン12はフィルタ13を通じて外気を筐体3内に吸い込むため、埃及び塵等はフィルタ13で筐体3内への進入が止められる。
メインファン10はシロッコファンであり、駆動により吸気開口2bの外方の空気を吸い込むと共に、吸い込んだ空気をダクト11を通じてランプハウジング8内へ送り込んでいる(図2中、K1で示す空気の流れ)。また、補助ファン12は軸流ファンであり、ランプハウジング8の一側面に設けた開口(図示せず)に取り付けられており、駆動により吸気開口2bの外方の空気を吸い込んで、吸い込んだ空気を直接的にランプハウジング8内へ送り込んでいる(図2中、K2で示す空気の流れ)。
ランプハウジング8は内部に、凹状のリフレクタ15aに発光管15bを取り付けた形態の光源15を収納している。ランプハウジング8では、内部に導かれた空気がリフレクタ15a内を通過して発光管15b及びリフレクタ15aから熱を奪い取り、光源15が冷却されるようにしている。また、光源15の冷却により温度が高くなった空気は、ランプハウジング8の空気の吸入側と反対の側面に設けた排気開口8aから外方へランプハウジング8を抜け出て、排気ファン9の吸い込みにより筐体3の外方へ排出される。
また、本実施形態のプロジェクタ1は、光源15の個体差に応じて細かく冷却できるようにするため、光源15のリフレクタ15aの周縁付近で温度検出を行えるようにランプハウジング8の内部に温度センサ20(温度検出手段)を取り付けている。さらにプロジェクタ1は、ランプハウジング8から抜け出た空気の風量(風速に基づく流量)を検出できるように、排気開口8aに対向して風量センサ21(風量検出手段)を配置している。本実施形態で用いる風量センサ21には、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)フローセンサ素子と称されるタイプのものを用いている。
なお、光源15から発せられる光は、光学ユニット5へ導かれる。光学ユニット5は、カラーホイール、ロッドインテグレータ、コンデンサレンズ、DMD等を内部に配置しており、光学ユニット5内に導いた光をカラーホイールを通過しさせてDMDへ進行させ、DMDで画像を表す変調光を生成し、その変調光を投射レンズ4へ向けて反射することにより、投射レンズ4から画像を表す変調光をスクリーン等の被投射体へ向けて投射する。
また、電源ユニット7は商用電源(AC100V)に電源コード(図示せず)を用いて接続され、所定電圧の電力を生成するものである。本実施形態の電源ユニット7は、バラスト回路等を含む光源15へ電力供給を行う光源用給電部、各ファン9、10、12へ給電を行うファン用給電部、非常時に補助ファン12の駆動を行うために補助ファン12へ給電を行う補助給電部(補助駆動手段に相当)、コントロールユニット6等へ給電を行う制御用給電部等を有している。
さらに、コントロールユニット6は、DMDの駆動処理を行うフォーマッター回路部、カラーホイールの回転制御を行う回路部、並びにメインファン10及び補助ファン12用の制御を行うファン制御回路部等を含んでいる。
図3は、コントロールユニット6に含まれるファン制御回路部に関連した各部の接続形態を示すブロック図である。ファン制御回路部は、制御部22、D/A変換部23、DC制御レギュレータ24を有しており、制御部22に上述した温度センサ20、風量センサ21を接続している。また、DC制御レギュレータ24は内部にメインファン用駆動部24a及び補助ファン用駆動部24bを有し、メインファン用駆動部24aにメインファン10を接続し、補助ファン用駆動部24bに補助ファン12及び補助電池回路25を接続している。DC制御レギュレータ24は電源ユニット7から電力の供給を受けており、制御部22から送られてくる信号に応じて、メインファン10へ出力する電圧値を変更しメインファン10の回転数の切替を行うと共に、補助ファン12へ電圧の印加/非印加を切り替えて補助ファン12の駆動/停止を制御する。
また、補助電池回路25は、上述した電源ユニット7の補助給電部に含まれており、電源オフ後の電源コードの外れなどにより電源ユニット7が商用電源から電力を受け取れない場合の非常時に、補助ファン12を駆動するための電力を供給するものである。
図3に示す制御部22は、メインファン10の回転数制御、及び補助ファン12の駆動制御を行うものであり、内部のメモリ部に記憶されたプログラム及び各種基準値(第1温度基準値、第2温度基準値、風量基準値等)に基づいて各種制御を行う。具体的に制御部22は、メインファン10に対して基本的に光源15の電力及び温度センサ20の検出温度に基づき回転数の制御を行っており、温度センサ20から検出された温度が伝えられると、検出温度が第1温度基準値以下であるか否かを判断する処理を行う。なお、第1温度基準値は、使用する光源15の通常使用時の耐用温度等の数値に応じて予め設定されている数値である。
検出温度が第1温度基準値未満であれば、光源15は温度的に余裕があるため、制御部22はメインファン10を低速(第1回転数に相当)で回転させる制御指示をD/A変換部23を通じてDC制御レギュレータ24のメインファン用駆動部24aへ出力する。また、検出温度が第1温度基準値以上であれば、制御部22はメインファン10を高速(第2回転数に相当。第2回転数>第1回転数)で回転させる制御指示を出力する。なお、高速回転用の制御指示を出力した場合、制御部22は内部フラグの中に設けた高速フラグをオンする。
また、補助ファン12に対する駆動制御として、制御部22は、以下の条件が全て満たされる場合、補助ファン12を駆動するためにオン信号をDC制御レギュレータ24の補助ファン用駆動部24bへ出力する。即ち、メインファン10が高速回転中であり(高速フラグのオン/オフで確認)、温度センサ20の検出温度が第2温度基準値以上であり(第2温度基準値>第1温度基準値)、風量センサ21から伝えられる検出風量が風量基準値以下である場合を補助ファン12の駆動条件にしている。
なお、第2温度基準値は、使用する光源15の安定使用限界温度等の数値に応じて予め決められた数値であり、風量基準値は、安定使用限界温度の光源15を耐用温度に下げるために必要な冷却用の空気流量を参照して決められた数値である。また、制御部22は、補助ファン12を駆動しない場合は、オフ信号を出力する。
制御部22に接続されるD/A変換部23は、制御部22から出力されるデジタルの各種信号をアナログ信号に変換してDC制御レギュレータ24へ送る処理を行う。また、DC制御レギュレータ24は、D/A変換部24を介して制御部22から送られてくる各種信号を各駆動部24a、24bへ振り分けると共に、各駆動部24a、24bから各ファン10、12を所定の回転数で回転させるための直流電圧を各ファン10、12へ印加する処理を行う。
具体的にメインファン用駆動部24aは、メインファン10を高速回転又は低速回転の何れかで回転させるようにメインファン10へ所定の電圧値で電圧印加を行う。また、補助ファン用駆動部24bは、補助ファン12が駆動又は停止のいずれかになるように電圧の印加、印加停止を切り替える。
また、図4は、補助電池回路25に関連した回路図を示しており、補助電池回路25は、二次電池25a(蓄電手段に相当)とトランジスタ25bを有しており、二次電池25aは、電源ユニット7が商用電源ACと接続されている間に供給される電力を蓄える。また、電源ユニット7からの電力供給が途絶えると、トランジスタ25bがオンし、二次電池25aに蓄えられた電力がトランジスタ25bを通じて補助ファン用駆動部24bへ供給され、補助ファン用駆動部24bから補助ファン12へ電力を供給して補助ファン12を駆動する。なお、図4中に用いられるダイオードは、逆電圧を防止するため回路内に適用されている。
プロジェクタ1は、上述した構成により二次電池25aに蓄えられた電力の量だけ補助ファン12を駆動可能にしており、そのため、使用したプロジェクタ1の電源オフ後にユーザが誤って電源コードを抜いた場合でも、補助ファン12により高温になった光源15を冷却することができる。特に、本実施形態では寸法の小さい電力消費量の少ない補助ファン12を駆動するので、少ない電力でも一定期間確実に光源15を冷却することができる。なお、二次電池25aの替わりに所定の電気容量を確保したコンデンサ、キャパシタ等を用いることも可能である。
図5に示す第1フローチャートは、プロジェクタ1のコントロールユニット6(制御部22)が行うメインルーチンに係る処理の中でファン制御に関連する部分を抜き出したものである。即ち、制御部22は、電源オン状態で、先ず光源15の電力及び温度に基づいたメインファン制御処理を行い(S1)、次に補助ファン制御処理を行い(S2)、最後にユーザからの操作により電源オフされたか否かを判断する(S3)。電源オフされていない場合(S3:NO)、制御部22は最初の段階(S1)へ戻って処理を継続し、電源オフされた場合(S3:YES)、制御部22は処理を終了する。
図6に示す第2フローチャートは、第1フローチャートのメインファン制御処理(S1)の温度変化に基づいた回転数制御の内容を示したものである。この第2フローチャートに示す処理で制御部22は、温度センサ20の検出した結果に基づき光源15の周囲温度を検出し(S10)、検出した温度が第1温度基準値以上であるか否かを判断する(S11)。
検出した温度が第1温度基準値以上であると判断した場合(S11:YES)、制御部22はメインファン10の回転数を高速に設定し(S12)、高速回転の制御指示を出力すると共に、高速フラグをオンする処理を行う(S13)。
また、検出した温度が第1温度基準以上でない(第1温度基準未満である)と判断した場合(S11:NO)、制御部22はメインファン10の回転数を低速に設定し(S14)、低速回転の制御指示を出力すると共に、高速フラグがオン中であるか否かを判断する(S15)。高速フラグがオンになっている場合(S15:YES)、制御部22は高速フラグをオフにする処理を行う(S16)。また、高速フラグがオンになっていない場合(S15:NO)、制御部22は特に処理を行うことなくメインファン制御処理を終了する。
図7に示す第3フローチャートは、第1フローチャートの補助ファン制御処理(S2)の内容を示している。この補助ファン制御処理(S2)において、制御部22は、先ず高速フラグがオン中であるか否かを判断する(S20)。高速フラグがオン中である場合(S20:YES)、次に、制御部22は検出した光源15の温度が第2温度基準値以上であるか否かを判断する(S21)。
検出した温度が第2温度基準値以上であると判断した場合(S21:YES)、制御部22は風量センサ21が検出した風量が風量基準値以下であるか否かを判断する(S22)。検出した風量が風量基準値以下であると判断した場合(S22:YES)、制御部22は現在、補助ファン12が回転中であるか否かを補助ファン用駆動部24bからのオン信号の出力に基づいて判断し(S23)、補助ファン12が回転中でない場合(S23:NO)、オン信号を出力させて補助ファン12の回転を開始させる(S24)また、補助ファン12が既に回転中である場合(S23:YES)、オン信号の出力を継続して処理を終了する。
各判断段階(S20〜S22)で、いずれも否定側の判断となる場合(S20:NO、S21:NO、S22:NO)、制御部22は、現在、補助ファン12が回転中であるか否かを判断し(S25)、補助ファン12が回転中である場合(S25:YES)、補助ファン用駆動部24bからの出力信号がオフ信号に切り替わるように制御信号を出力して補助ファン12の回転を停止する(S26)。また、補助ファン12が回転中でない場合(S25:NO)、制御部22は特に処理を行うことなく、補助ファン制御処理を終了する。
なお、第3フローチャートに示す処理を行ってから、所定時間(例えば3分程度)経過しても、検出された温度が第2温度基準値を下回らないときは、フィルタ13の目詰まり、プロジェクタ1の最大冷却能力が及ばない環境での使用等が想定される。この場合、プロジェクタ1は、コントロールユニット6の制御により異常内容を示す投影表示又はプロジェクタ3自体に設けた警告灯の点灯を行い、プロジェクタ1の投影処理を停止して、筐体内の冷却処理を所定時間継続する処理を行う。
このように、本実施形態のプロジェクタ1は、メインファン10が高速で回転しているにも関わらず、光源周囲の温度が第2温度以上であり、冷却用の空気量も不足している場合は、補助ファン12を駆動するので、プロジェクタ1が高地で使用される場合、フィルタ13の目詰まりが生じている場合でも、光源15を適正に冷却することができる。また、メインファン10の低速/高速は、光源周囲の温度によって切り替えるので、光源15の個体差にも敏感に対応して、光源15の実際の状況に応じた冷却を行える。
なお、本発明に係るプロジェクタ1は、上述した形態に限定されるものではなく、種々の変形例の適用が可能である。例えば、メインファン10を低速/高速の2段階で切り替えるのではなく、検出される風量に基づく判断を加えて低速/高速/最高速の3段階で回転数を切り替えてもよい(低速<高速<最高速)。この変形例では、制御部22のメモリに、風量に関する基準値としてメインファン10の制御用に第1風量基準値を記憶すると共に、補助ファン12用に第2風量基準値(第2風量基準値<第1風量基準値)を記憶し、第2風量基準値は、図7の処理段階S22で、風量基準値の替わりに使用することになる。
図8に示す第4フローチャートは、メインファン10の回転数を3段階で切り替える場合のメインファン制御処理の内容を示すものであり、基本的には図6の第2フローチャートと同様であるが、第2フローチャートの高速フラグオンの処理段階(S13)の後に、最高速用の処理を付け加えた内容になっている。
即ち、制御部22は、高速フラグをオンしてから(S130)、次に、検出した風量が第1風量基準値以下であるか否かを判断する(S170)。風量が第1風量基準値以下である場合(S170:YES)、制御部22は、メインファン10の回転数を最高速に設定し(S180)、出力する制御指示を最高速回転用に切り替える。また、風量が第1風量基準値を超える場合(S170:NO)、特に処理を行うことなくメインファン制御処理を終了する。なお、第4フローチャートの他の処理(S100〜S160)は、第2フローチャートの各処理(S10〜S16)と同じなので説明を省略する。
このように第4フローチャートに係る処理を行うと、標高に応じてメインファン10の回転数も変更できるため、一段と標高及びフィルタ13の目詰まり状況等に関して細やかに冷却程度を変更できる。また、第4フローチャートに示すメインファン10の回転数制御で、冷却程度を十分に変更できる場合は、補助ファン12を省いた構成にすることも可能である。
さらに、別の変形例として、冷却の程度をより細やかに調整するためには、排気ファン9もメインファン10と同様に回転数を調整できるようにしてもよい。図9は、排気ファン9も制御対象にする場合の制御に係るブロック図の要部を示し、変形例のDC制御レギュレータ124はメインファン用駆動部124a及び補助ファン用駆動部124bに加えて排気ファン用駆動部124cを設けるようにし、この排気ファン用駆動部124cに排気ファン9を接続する。
また、制御部22は、図10に示す第5フローチャートのような処理手順で、メインルーチンに係る処理を行う。第5フローチャートは、基本的に図5に示す第1フローチャートにおいて補助ファン制御処理(S2)の後に、排気ファン制御処理(S52)を加えたものであり、その他の処理(S50、S51、S53)は第1フローチャートの各処理(S1〜S3)と同様である。
また、第5フローチャートにおける排気ファン制御処理(S52)の処理内容は、図6の第2フローチャートに示すメインファン制御処理と同様に排気ファン9の制御を行い、制御部22は、判断に応じて排気ファン9の回転数を低速/高速に切り替えて、上述した排気ファン用駆動部124cへ低速/高速の指示信号を出力する。これにより、筐体3から排出される空気も適宜調整されることになり、筐体9への空気の流入及び排出が光源15の周囲温度により適宜調整され、実際の温度に合わせて細やかに冷却の程度を調整できるようになる。
さらに、排気ファン9の回転数も標高等に応じて3段階で切り替えるようにする場合は、排気ファン9の制御に対して図8の第4フローチャートの内容を適用し、風量の判断段階(S170)に応じて排気ファン9の回転数(低速/高速/最高速)の制御を行ってもよい。
さらにまた、上述したプロジェクタ1に係る冷却構成及び冷却処理(各変形例も含む)は、図1に示すフロントプロジェクション方式のプロジェクタ以外に、リアプロジェクション方式のプロジェクタにも適用可能である。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの分解斜視図である。 実施形態のブロジェクタの内部を示す概略図である。 吸気系のファン制御に係るブロック図である。 補助電池回路を含む補助ファンの非常時駆動に関連する回路を示す概略図である。 吸気系のファン制御に係るメインルーチンの処理手順を示す第1フローチャートである。 メインファン制御処理に係る第2フローチャートである。 補助ファン制御処理に係る第3フローチャートである。 変形例のメインファン制御処理に係る第4フローチャートである。 排気ファンを制御対象に含める場合の要部を示すブロック図である。 変形例のファン制御に係るメインルーチンの処理手順を示す第5フローチャートである。
符号の説明
1 プロジェクタ
3 筐体
6 コントロールユニット
7 電源ユニット
8 ランプハウジング
9 排気ファン
10 メインファン
11 ダクト
12 補助ファン
15 光源
20 温度センサ
21 風量センサ
22 制御部
24 DC制御レギュレータ
25 補助電池回路

Claims (10)

  1. 外気を筐体内に取り込む吸気ファンと、筐体内に配置してある光源とを備え、該光源から発せられる光に基づいて生成される画像を表す光を投射するプロジェクタにおいて、
    筐体内の温度を検出する温度検出手段と、
    筐体内の風量を検出する風量検出手段と、
    前記温度検出手段の検出結果及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記吸気ファンの回転数を切り替える回転数切替手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 外気を筐体内に取り込む吸気ファン及び補助吸気ファンと、筐体内に配置してある光源とを備え、該光源から発せられる光に基づいて生成される画像を表す光を投射するプロジェクタにおいて、
    筐体内の温度を検出する温度検出手段と、
    筐体内の風量を検出する風量検出手段と、
    前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記吸気ファンの回転数を切り替える回転数切替手段と、
    前記吸気ファンの回転数及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記補助吸気ファンの駆動を行う駆動手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 外気を筐体内に取り込む吸気ファン及び補助吸気ファンと、筐体内に配置してある光源とを備え、該光源から発せられる光に基づいて生成される画像を表す光を投射するプロジェクタにおいて、
    筐体内の温度を検出する温度検出手段と、
    筐体内の風量を検出する風量検出手段と、
    前記温度検出手段の検出結果及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記吸気ファンの回転数を切り替える回転数切替手段と、
    前記吸気ファンの回転数及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記補助吸気ファンの駆動を行う駆動手段とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 前記回転数切替手段は、第1回転数と、第1回転数以上の第2回転数とに回転数を切替可能にしており、
    前記駆動手段は、前記吸気ファンの回転数が第2回転数以上であり、且つ前記風量検出手段が検出した風量が基準風量以下である場合に前記補助吸気ファンの駆動を行う請求項2又は請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 光源、吸気ファン、及び補助吸気ファンへの給電を行う給電手段を有しており、
    該給電手段が給電を停止した場合に前記補助吸気ファンを駆動させる補助駆動手段を備える請求項2乃至請求項4のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
  6. 前記補助駆動手段は、
    蓄電手段と、
    前記給電手段の給電停止に伴い前記蓄電手段から前記補助吸気ファンへ給電を行う手段とを備える請求項5に記載のプロジェクタ。
  7. 前記温度検出手段は、前記光源に係る温度を検出するようにしてある請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
  8. 前記風量検出手段は、前記光源を通過した気体の風量を検出するようにしてある請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
  9. 筐体内の気体を外方へ排出する排気ファンを有しており、
    前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記排気ファンの回転数を切り替える手段を備える請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
  10. 筐体内の気体を外方へ排出する排気ファンを有しており、
    前記温度検出手段の検出結果及び風量検出手段の検出結果に基づいて前記排気ファンの回転数を切り替える手段を備える請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
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